元ネタは知りませんが、ネットでよく見かける話で、
ある孤児院が襲撃され、8歳の少女が負傷してしまった。
その場で輸血しなければ死んでしまう。
外国人の医者と看護師がその旨を説明するも、孤児達は怖がるばかり。
しかしそんな中、ある少年が長い沈黙のあと、すっと手をあげ輸血を承諾した。
いざ血を採ろうとすると、少年は震える体を必死に抑えたり口に手を入れ声を押し殺そうとした。
医者達は彼がな何故そんなに怯えるのか戸惑った。
そこへ言葉の通じる医者が到着して少年と会話をすると、少年はパッと笑顔になった。
通訳の医者が言うには 「この子は自分の血が全て抜かれるものだと思っていたようだ」
外国人の医者達は驚き 「じゃあなぜ輸血を承諾したんだい?」と尋ねた所、少年はこう答えた。
「あの子は僕の友達なんだ」
それからドラクエ6のエピソードで、
モンストルには夜になると町をさまよう巨大な怪物が現れるようになった。
その正体は「かつて町を襲ったモンスターを倒した旅の英雄アモスが呪いを掛けられた姿」であった。
今の所は町に大きな被害は無いものの、一つ間違えれば町は壊滅するかもしれない。
しかしモンストルの住民達は旅人であるアモスを、モンスターと戦った(尻の)傷の療養を口実に必死で町に引き止めていた。
何故わざわざ怪物になる旅人を引き留めようとするのか主人公達は町の人達に尋ねた所、彼らはこう答えた。
「もしもアモス様が旅先で怪物に姿を変われば、あの方は魔物と疑われてしまうでしょう。町を救ってくれた彼をどうして追い出すことができましょうか」
怪物に立ち向かう英雄や、一般人には出来ない事を簡単にやってのける超人も格好良いと思いますが、
大切な誰かの為に、自分に出来る最善を尽くそうとする普通の人は最高に格好良いと思います。