過去ログに流れてしまったので、新スレを立てさせていただきました。
ガンダムの軌跡、拝読させていただきました。
最新作において、連邦軍とジオン軍のパイロット達の差が如実に出た結果となっていますね。何やら感じさせる物があります。
スカーレット隊にとっては、相手がジオン軍では珍しくチームワークがしっかりしているサイクロプス隊であった事が不幸だったみたいですね。連邦パイロットがジオンパイロットに勝るのは互いの連携とそれによる戦術面の優位――と私は個人的に思っております――なのですから、その部分で上を行かれてしまえば敗北は必至でしょう。さらにスカーレット隊はスナパ２を擁するエース級とは言えど、結局は促成栽培的な連邦軍パイロットの中でやや飛びぬけていると言う程度……戦技ではおそらく開戦前から厳しい訓練を重ねてきたベテラン揃い――約一名除く――のサイクロプス隊の足元にも及ばないでしょう。
それを補う物と言えばあとは物量ぐらいなのですが……サイド６で１個小隊を降ろしてしまったのが悔やまれますね。最新話における宇宙戦は奇襲をかけられたわけではないので、真っ向からぶつかり合えば数の優位を充分に生かせ、多少の腕や戦術差など踏み潰せたでしょうに……。

話は変わりますが、スカーレット隊の１機を脱出する余地無くサクッと墜としましたね。その点、非常に評価に値すると感じました。よくある作品は、キャラを無理に助けようとして変にリアリティを損なう場合があります。あえて無惨に撃墜した点、バーニィが『敵を墜とした』事に高揚し『敵を殺した』事に思い至っていない点など、なんと表現していいのか……とても『らしく』て、良い感じに仕上がっていると感じさせられました。原作における『サイクロプス隊が全滅した結果成長したバーニィ』と、好対照ですね。
次回は犠牲者を出したスカーレット隊側の話でしょうか。色々な人間ドラマが展開されそうですね。期待しています。

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　感想ありがとうございます。感想をもらうと、大変やる気が出ます。

　今日休みなので、次の話をアップできるように頑張ります。

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最新話、拝読させていただきました。今回は前回の話を連邦軍サイドから見た話なのですね。
この話を読んで、連邦側の彼女らが敵を舐めすぎだと感じさせられました。キャラの行動の端々にそう言う態度がありありと感じられ、巧いな、と思わされました。ただ、一寸一箇所だけ微妙にひっかかった部分があるのですが……。
部下の三人が敵との戦力差に浮かれるのは良いと思います。特に実戦初参加のカミーラならばあんな物でしょう。ただ、グレイス機がカミーラ機を追い掛け回すような『おふざけ』を隊長たるリンダが叱責しないのは少々ひっかかりました。もっとも、ほんのちょっとですので、叱責した描写を入れた場合は逆に蛇足と感じたかもしれませんね。
彼女らが敵を舐めすぎていると言うのは、戦術面からも感じられます。クリスですが、リックドム相手と聞き、アレックスのデータ取りに丁度良いなどと思っていたのがそうですね。今回の敵はマシンガン装備でしたが、普通ドムはジャイアントバズ……ガンダムシールドを粉砕する威力があります。３０％しか扱いきれない機体を腕利きのドムに晒そう等とするのは油断としか思えません。アレックス本体を無事に届けるという任務を忘れてるように感じます。
スカーレット隊についても、機体特性を無駄にしていますね。シールドを持って出たと言う事はスナパ２はたぶん片手用のビームガンまたはマシンガン装備だったのでしょう。ここでスナパ２も量産キャノンも全機狙撃用ビームライフルを装備し相手の射程外から撃ちまくるべきだったかと。スナパ２も量産キャノンも機動力ありますから、距離を保ったまま一方的に撃ちまくれたはずです。あの運用法ではＧＭコマンドとさほど変りがありませんね。機体性能に奢った様がよく表現されていたように思います。

一方のサイクロプス隊ですが、こちらにも不安要素はありますね。まず一番目に付くのはバーニィの浮かれ具合でしょうか。シュタイナーがしっかり目を光らせているうちは大丈夫そうですが……。もう一つはゲルググ用ビームライフル、ですね。本来その機体の物では無い武装を使うと言う事は、けっこう機構的にも無理が出てくる可能性がありますし。いざと言うときになって……などと言う可能性も大きい気がします。ケンプファー自体量産機というよりは未だＹナンバー機に近いですし不具合てんこ盛りな気も。

色々書きましたが、スカーレット隊のミスはどれも人間がやりそうなミスだと思います。スナパ２が個人的に好きな私としては不甲斐無さに腹が立つのですが（笑）物語としては良い感じだと思います。今回彼女らは手痛い教訓を得たわけですが、それを生かせるのか、生かせずにスペースデブリと化してしまうのか……。次回も期待しています。

追記）今回ユングとリンダがごっちゃになっていたみたいです。妹をかばって重傷がリンダ、泣いて謝ったのがユング、ですよね？

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　すいません！　修正させていただきました。全然気付いてなかった……一体どこで姉妹が入れ替わったんだろう？　間違いの指摘、ありがとうございました。

　アレックスについてですが、クリスでは満足なデータが取れていないので未完成状態です。なので少しでもデータの足しに……と思っての出撃でした。それに彼女は一般的なドムであって、腕利きなどと思っていませんでした。それに、サイクロプスだろうと、たかがドムならガンダム楽勝……とも思っていました。

　スナパ２についてですが、自分はドリキャスの「コロニーの落ちた地で」で出会いました。ジムよりはるかに優れた性能とデザインで一発で好きになりました。しかし原作のポケットの中では、ジム・コマンド3機？とキャノン一機？と一緒に出撃しましたが、ケンプファー一機に全滅させられ、ろくに時間稼ぎも出来ていませんでした。性能差はそんなにないと思いたいのですが……ならパイロットの差が原因と言う事に……　

　これからも期待に答えられるように頑張ります。
　

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シュタイナーやミーシャが渋いですね。大人の男としての格好良さが出ていてとても魅力的に感じられます。情緒不安定になるガルシアも、何処と無くそれらしさを感じさせられました。
ただ、今回一点ほど残念な点がありました。いえ、厳密に言えば四話と九話にも同じ問題点はあるのですが、今回のソレは良いシーンであるだけに特に目立ってしまっています。
この話は基本的に連邦軍サイドはクリスの、ジオン軍サイドはバーニィの視点で描かれています。ですが、ムサイ艦の隊長室シーンにはバーニィが出てこない事情もあるのでしょうが、ここだけ第三者視点になっていました。そのため、せっかくの良いシーンなのに全体からここだけ浮いてしまっています。もっとも具体的な解決策と言うと、私もなかなか思いつかないのですが……。一応いくつか手法は思いつきましたが、私としても決定打とは言い難い気がします。難しいですね……。

１）連邦軍サイドは連邦キャラ複数名の主観のザッピングで、ジオン軍サイドはジオンキャラ複数名の視点のザッピングで書くようにする。
利点）シーン毎に誰の主観で話が進むかを切り替えられるので、たとえばバーニィやクリスが居ないシーンについても描写する事が容易。
欠点）色々な人物の視点が切り替わる為、誰が主役なのかがぼやける。また読者が混乱する危険もある。さらに全面的な改稿が必要になる。

２）バーニィやクリスが居ない所での会話内容は伝聞の形で主人公達に伝わるように描写する。
例１）リンダ中尉からクリスが『部下が半分になった』と言われた所で、基地司令からの要請で第二小隊を艦から降ろした事がクリスに伝わるようにする描写を入れる。
例２）バーニィがどうしてもシュタイナー達の話の内容が気になって立ち聞きしてしまい、シュタイナー達の気持ちを考えて知らないフリをする。
例３）バーニィ以外のサイクロプス隊がもし全滅するとして、その時に死際の遺言みたいな通信でミーシャかガルシアが隊長室での会話内容を明かす。
利点）純粋にバーニィやクリスの視点だけで話を進める事ができる。また改稿量も多くならない。
欠点）文章が説明的になり、テンポが殺がれる。また、例２の場合は今後のバーニィの行動が狂い、ストーリーに変な影響が出る。例３の場合はストーリーに狂いは出ないが今回のシーンの一部をばっさり切る事になる。

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