初めまして。毎回楽しく読ませてもらっています。
ただ、少し気になる点がありまして、今回は感想というか苦言というか、意見を書かせて頂きたいと思います。
というのも、まる様が考えているオリキャラのスタンスが何だか不明瞭のような気がしまして。

オリキャラというのは、二次創作において非常に難しい立ち位置にありますから、それを正しく『作者』『読者』ともに捕らえていないと話が最後まで続けられなくなる危険性があるのでお聞きしたいと思います。

一話目のあとがきで設定にはツッコミどころが多いでしょうが〜の件があったので静観していましたが、オリキャラを最強キャラにしたいのでしょうか？
もしも、そうであれば、あとがきや感想レスに言い訳じみたコメントは必要ないと思います。下手なコメントは読者に誤解を与えてしまうからです。

逆にそうでないのであれば、もう少し『二次創作におけるオリキャラの扱い』において考慮した方が良いと思います。
　何をもって『最強』とするのか？　私は単純に現実離れした能力を持った『万能』キャラだけが『最強』だとは考えません。
原作の世界観におけるパワーバランスを覆せることが『最強』とか『ご都合主義』とか呼ばれる『批判』の元だと思います。
　つまり原作を根底から否定しうるキャラならば、現代日本の常識範囲内においても『二次創作』の世界で『オリキャラ』がそれを為してしまうと『原作』を台無しにしかねない危険を少なからず孕むのではないでしょうか？
　それがオリキャラ最強という意味だと思います。なので、『火薬の作成』がやりすぎという意見にも繋がってくると思います。事実、使い方を間違えれば、一気に話を崩壊させてしまうでしょう。それが面白いと言う人もいらっしゃるでしょうが、それを不快に思う人も増えるかもしれません。
　ところが、これを朱里あたりが、ヒントやアドバイスを得てオリキャラの手を大きく離れて独自或いは協力によって『火薬作成』を為して『策略』を駆使するなら、三国時代のパワーバランスを覆す『火薬』も受け入れやすくなりませんか？　どうでしょうか？

つまり、これが『二次創作』における『オリキャラ』の立場を表す指標の一つかと思うのです。
『二次創作』を好む読者は原作のキャラや世界を好きな人が大半ですから、原作を貶めかねない『モノ』を嫌うのでしょう。

話が逸れ始めたので修正しますが、この作品では災牙が朱里を食えるスタンスにいる時点で『最強』キャラとしての条件を満たしている事実を認識しておいた方が良いかと思います。

以上の点を踏まえて作品を読み直してみますと、少し『最強』よりな感じがあります。ただ、私個人の感想では『主人公』は良いバランスのキャラだと思います。『強め』の主人公キャラは『爽快感』がある良いキャラだと考えていますので。

長くなったので続きます。

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