つづき　

ただ、今回登場した『銀髪の剣士』はレッドゾーンかもしれません。彼女がどのような役割をもったキャラでも『七姫夏樹』であるのなら、この作品が『オリキャラ最強』と呼ばれても仕方ないかもしれません。そこにどんな理由付けがあっても『オリキャラ』であるのなら、作者の都合で『最強』が付与された『キャラ』に違いがないからです。
　私としては災牙の強さから夏樹は人質的な意味合いが強い立場と思っていたのですが、呂布さえ一合で叩き伏せる強さというのは、この作品に抱いていたイメージとは違うな〜って思いました。
　扱いとしては面白いのですが、強さに疑問ありってところですか。
　元々強いのか、術による影響かは不明ですが、オリキャラであるのなら何であれ『最強』属性でしょう。
　というのも、元々そこまで強いなら言うまでも無く『最強』、術で強化できるのであれば原作のキャラでそれをやればいいだけの事。
　それで十分に対応できるでしょうから、本来外史を見守る立場にある彼らが態々『異物』を増やしてまでやると作者の都合でしかないと思われてしまいます。原作でも最初の内は自ら一刀に手を掛けようとせず物語の流れに乗せて始末しようとしていた彼らが行う行為としては少し無理がある設定だと思いますから。
　それでも使うのでしたら、外史のキャラにはその術が使えない明確な理由をはっきりと示して『必然性』を少しでも押し出さないと後々に面倒事があるかもしれません。（叩かれるかも）
　もっとも私が想像もつかない理由がるかもしれないので、個人的にはかなり楽しみにしている点なのですけど。

主人公だけでなく登場する全ての『オリキャラ』が原作を上回る因子をもった存在の可能性があれば、その作品は『オリキャラ最強』であると考えて執筆された方が後々に軋轢を生まないで済むと思いますのでここに生意気と承知の上で申し上げました。

色々と書いてきましたが『最強キャラ』にしろ、そうでないにしろ『作者』様はご自身が生み出したキャラを最後まで見捨てないであげてください。
　オリキャラが目立つ二次創作は叩かれ安く、完結しない作品が多いです。
　理由としては、作者様が作品を書かれている上で、自分の『考え』や『想い』が途中から曖昧になったり、自信がなくなって『挫ける』のが原因だと想います。
　ですのでそのあたりを『作者様』『読者様』含めて理解した上で見守っていければと思います。
　この作品は物語としては十分に面白いので、そういった些細な諍いで潰れないで欲しいと願います。

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