こんばんは。読ませて頂きました。以前の「無限に至る一」でも思ったのですが……。実際の神話(女神の死体から穀物が生まれるというハイヌウェレ神話とか)ネタを織り込んだりとかアイデア的には見るべきところもあるのですが、記述・描写が少なすぎて粗筋かダイジェスト版のように思えてしまいます。その辺りが非常に残念でした。なお、「空の境界」初回版の用語集やFateのサイドマテリアル、月姫読本プラスピリオドなどの記載によると基本的にこの世界の魔術は。1.古の根源到達者達によって構築された大魔術式というシステムによる。(大魔術式は複数あります。作成者の思想やら何やらによって性質が異なり、それが魔術の違い。ルーンだの陰陽道だのの違いに繋がる)2.魔術師は魔術回路という携帯端末を用いてこの大魔術式にアクセスする。3.呪文というのは大魔術式への入力コマンドに相当する。4.大魔術式に入力したコマンドによって定められた機能が稼動し、その出力結果が魔術の効果である。5.大魔術式にはある程度のフレキシビリティが備わっており、絶対必要なキーワードが入っていれば細部が多少異なっていてもエラーが出ず機能は走り出すらしい。6.呪文は魔術回路を起動させるためのものでもあり、こちらの呪文は自己暗示としての性質が強い。というもののようです。では。
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