DQD 29話
「よく来たな」
ヒュンケルは笑顔を浮かべてトールを迎え入れた。愛想笑いでは無い笑みだ。
ヒュンケルが剣の講座を始めて3年ほど経つが、今までに初級の講座を最後まで受けきれた者は、トールを含めても3人しかいない。
それ以外の者は、あまりの厳しさに根を上げて止めていってしまった。
当初は数少ない『塔』への到達者が行う講座として人気があったが、今ではその人数も少なくなっている。
ヒュンケル自身は超がつくほどの一流の冒険者だが、それでも長年の間に刻まれてきたケガや疲労とは無縁ままではいられなかった。
そのためはもう第一線の冒険者でいる事が出来なくなると悟った時、ヒュンケルは今まで培ってきたもの、即ちヒュンケルが師から伝授された様々な技法やヒュンケル自身がそれを実戦で更に鍛え上げた又開発したものを誰かに伝えたいと思った。
エルシオン学園で講座を受け持ったのも、『迷宮』と『塔』が近いここなら自分の技法を必要とする者がいるだろうし、またそれを託すにふさわしい者もいるだろうと思ったからだ。
まあ、いつか身体の傷が癒えた時、再び『塔』に登るれるように直ぐ近くにいたかったという思いもある。
そういうわけで教え始めたのだが、結果は芳しくない。
講座の値段が他に比べて少し割高という事もあるが、ヒュンケルは自分が教える技法にはそれだけの、いやそれ以上の価値があると思っている。金で強さの一端が手に入るなら、それほど安いものはないと思っている。その代わり自分の教えについてこれた者たちには、それに見合うだけの強さが手に入るようにしようとしていた。
だが受講しに来た多くの者たちは、その厳しさに負けて途中から講座に来なくなってしまった。だがそこで講座自体を平凡な誰にでも簡単に修得出来るものに変えてしまっては意味がない。
ヒュンケルとて自分の流派には誇りを持っている。それを汚してまで教えようとは思っていない。
結果ヒュンケルの講座はエルシオン学園における良くない意味での名物講座という有り難くない地位を得て、金持ちの道楽者が興味本位で受講しに来るのがほとんどになってしまった。
結局初級の講座でさえ終了した者はトールを含めて3人という有様になってしまった。
その数少ない達成者の一人であるトールが再び講座を受けに来たのだ。嬉しくもなるだろう。
「お久しぶりです。またお世話になりに来ました」
トールの言葉にヒュンケルは笑みを浮かべるのだった。
(期間:20日、講座料:8,000G)
****
今トールとヒュンケルは、お互いに剣を持ち対峙していた。
双方とも刃を潰した銅の剣を使っているが、ヒュンケルほどの腕前の戦士が使えば、それは鋭い切っ先を持った剣と変わらない。
練武場の中央で剣が煌きぶつかり合う。
正面斬りから斬り上げ、右袈裟斬りから左銅斬り、一瞬で二撃を放つ『はやぶさ斬り』をトールは連続で行うが、ヒュンケルは避けるか剣で受け流す。まだまだ余裕があるように見える。
とりあえず今の実力を測るということで始まった腕試しだったが、それはトールとヒュンケルの差が隔絶している事をトールに知らしめる事になった。
それを悔しくないとはいわない。
レベルも20を超え、『ゴーレム』や『ドラゴン』といったモンスターも倒した。ビアンカ達のボディーガード役をやってみたりもした。
少なからず自信はついてきていた。
少し伸びかけていた天狗の鼻はへし折られた。だがそれでいい。これもトールが態々修行に来た目的の一つなのだ。
自分の中に生まれた慢心、これを失くすのはなかなか難しい。落ち着いて行動しているように心がけているが、トールはまだ15の少年に過ぎない。
そんな少年が不相応な力を手に入れる。それが例え努力によって手に入れたものでも、慢心してしまうのは致し方ない。トールはまだ自制している方なのだろう。
そしてその自制がなくなった時、慢心は油断を呼ぶだろうことは簡単に想像出来る。トール自身一度痛い目にあっているからその思いは強い。
それ故に今一度現実を見据える必要があった。
元の世界に帰る。そのためには『塔』の最上階にいる『神龍』に会う必要がある。そして『塔』に入る資格を得るために、『迷宮』の奥深くへと潜らなくてはいけない。
今まで『神龍』に会えた者は記録上では一人だけ。ヒュンケルでさえ『塔』の最上階へ登る途中でケガや疲労によりリタイアしてしまった。
ヒュンケルほどの腕前でも『神龍』に会う事は叶わなかった。
そしてトールはそのヒュンケル相手に手も足も出ない。
それが現実だ。そしてそれを忘れなければ、前に進めるとトールは思っている。
トールは今の段階ではヒュンケルに敵わない。それが当然だ。それでなくては教えを受ける意味がない。
だがいつかは越えなくてはいけない壁でもある。今のトールではその壁の高さも分からない。それほどの差がまだある。
だからまずは一歩一歩でも成長しなくてはならない。そのためにトールはここに来たのだ。
****
とりあえず腕試しは合格のようだった。
修練の第二段階にはいる前に、以前習った『闘気法』が出来ているかの確認だった。
ではいよいよ第二段階に入るわけだが、今回の講座の期間は20日。その間にヒュンケルの流派の根本でもある技を3つ覚えるのが、今回の講座内容だった。
一つ目は『大地斬』。最適な一振りから繰り出される強力な斬撃技だ。その一撃は鉄や岩などを切り裂く。
二つ目は『海波斬』。速さを重視した斬撃技だ。衝撃波で炎や吹雪や風を引き裂いて相手に切りつける。
三つ目は『空裂斬』。見えざる敵を斬る技で、ゴーストなどの実体のないモンスター相手に絶大な効果を発揮する。
これらはトールにも聞き覚えがある技だった。
ダイの大冒険で主人公のダイが修得したアバン流刀殺法の技だ。もちろん劇中ではヒュンケルも剣と槍を使って修得していた。
もしかしたらと思っていたが、本当に教えてもらえるとは思っていなかった。
感動で身体が震える思いがした。特技や魔法を使えたときも感動したが、今回もそれに勝るとも劣らぬ嬉しさを感じていた。
にやけそうになるのを必死で抑える。技の説明を受けただけで笑うなんてあまりにもおかしすぎる。
事実ヒュンケルも怪訝そうな表情をしていた。
「……どうかしたのか?」
「いえ、何でもないですよ。それより早く始めましょう」
誤魔化すように、急かすように声をあげる。
「……まあ、それほど言うなら始めるとしようか」
少し首をかしげながらも、ヒュンケルは剣を取る。修練が始まった。
まずヒュンケルは用意した岩の前に立ち、剣を振り上げ一気に振り下ろした。風斬り音さえせず、岩は両断され二つに割れる。
続いて同じようにトールも岩の前に立つ。剣を上段に振り上げると、気合一閃、一気に振り下ろした。
ブンッ!凄まじい風斬り音とともにトールの目前の岩も二つに割れた。
(よっし!)
トールは小さくガッツポーズをするが、ふと思い至った事がある。
『闘気法』が使えるようになっているのだから、岩を斬る事ぐらい出来て当然ではないか。ということはすでに自分は『大地斬』を使えているという事なのか。ならば何故その事をヒュンケルは言わないのか。それとも、やはりやり方が違うのだろうか。
トールはヒュンケルのほうを見た。
「違いに気がついたかもしれんが言っておくぞ。そのやり方じゃない。『闘気法』を使えば、今のお前なら容易く岩も鉄も斬る事が出来るだろうが、『大地斬』は『闘気』を使わずに斬る事に意味がある。以前、『闘気』が使えなかった頃に斬らせた事があっただろう。それを行うのが『大地斬』だ。ある意味お前は一度『大地斬』を使った事があるということだ」
そう言われるとトールにも覚えがある。
ただ『闘気』を用いずに岩を斬ったのはあのときの一度きりだ。その後に『闘気法』を教わってからは、何か強固な物を斬る時に素の状態であった事はない。常に『闘気法』を使っていたからだ。
「そういうわけだから、『闘気』は使うな」
そう言われれば、トールもその通りにするしかない。
再び岩の前に立つ。ゆっくりと剣を振り上げ、意識を集中し以前教えてもらった最適の振り方を思い出す。そして振り下ろす。
斬。
岩は二つに割れた。
近頃は『闘気法』による力任せの斬撃をする事が多かったため出来るかどうか不安だったが、一度覚えた事はそう簡単には忘れないらしい。出来てよかった。
「よく出来たな。後はそれをいつでも好きな時に扱えるようになれば『大地斬』の修得完了だ」
「えっ?」
「何を驚く必要がある。使いたい時に使えない技に何の意味があるんだ。何時如何なる時でも使えて当然。そうなって初めて使えるというんだ」
トールは呆然とするが、言われてみればそれは当然の事だ。
今のように使うたびに意識の集中をしなくてはならないのなら、戦闘中に使う事は出来ないだろう。パーティーを組んでいれば別の話なのかもしれないが、一人(スラきちはいるが除外する)で迷宮探索をしているトールとしてはそうはいかない。
だが疑問もある。強固な物を斬るなら『闘気法』でも十分ではないのかという事だ。
聞くとヒュンケルは「その通りだ」と答えた。
確かに斬るだけなら、『闘気法』を使っても問題ない。だがそもそもトールが『闘気法』を修得したのは、現状ですぐに強くなるための方法の一つとして行ったことであり、元々ヒュンケルの流派では、まず『大地斬』、つまりは最適な剣の振り方を覚え、それから『海波斬』と修得していくのだ。『闘気法』は『海波斬』修得の段階で覚える技法の1つなのだ。『海波斬』を扱うのには『闘気』は必要不可欠だからだ。
つまり本来ヒュンケルの講座では第一段階として『大地斬』の修得をするのだが、何よりも早く強くなる事を必要としたトールのために、応用が利く『闘気法』をまずは教えたのだ。
今はその代わりとして、『大地斬』の修得のための修行をしているに過ぎない。
そもそも以前にヒュンケルは言っているが、全ては基本にこそある。
『闘気法』さえ使えば雑な斬り方でも十分な威力になるが、それが最適な斬り方で行うなら、同じ『闘気法』を用いれば威力は数倍になるのだ。
そして『海波斬』、『空裂斬』にしても、まずは『大地斬』で修得する最適な斬撃が必要になってくる。
だからこそまずは『大地斬』を修得しなければならないのだ。
なるほど、と思える。つまりは『大地斬』はヒュンケルの流派にとっては基礎中の基礎に当たるという事だ。
そのための剣の扱い方が出来て当然で、トールはそれが出来ていないのだから、それを修得するのは当然のことなのだ。
理由さえ分かればトールに文句はない。やるべきことをやるだけだ。
トールは再び岩の前に立つと剣を振るった。
ヒュンケルの修練は基本実戦形式で行われる。そのあたりは前回の事もありトールも分かっている。
岩相手にいくら『大地斬』を決められても意味がない。
実際の戦いの場で使いこなせるかどうかが問題だ。
『大地斬』に関してはもうコツは分かっているし、落ち着いて時間をかければ扱う事は出来る。後はいかに自在に使う事が出来るかのみだ。
そう言う訳でトールはヒュンケルと対峙する事になる。
実戦稽古の中で死にそうになりながら覚えていくのがヒュンケルの講座だ。
実戦さながらの訓練は苛烈を極める。その中で鍛えていくしかないのだ。
トールは銅の剣を使い、ヒュンケルはただの鉄の棒を使う。
『大地斬』を使い鉄の棒を断ち切るかヒュンケルに傷をつけられればいいのだが、そもそもレベル差があるため、ヒュンケルにあたったとしても大ケガするほどの傷を与える事は出来ないからそのあたりの心配は要らない。
そもそもが剣の腕前にしても差がある。
普通に戦うならば当てられるのかどうかも怪しい。
まあ、それだからこそ心置きなく全力でぶつかる事が出来るのだが、その分自分の力不足を嘆きたくもなる。
まだ自分と比べられるような存在でない事は分かっているが、それでも強くなっている自覚があるため、その差が悔しく感じるのだ。
トールの振るう剣に対してヒュンケルはよける事はせず、その全てを鉄の棒で受け止める。
断ち切ることが出来ない。素振りのように振るうのと、実戦で動きながら振るうのとではやはり違いが出てくる。
振り下ろし、斬り上げ、袈裟斬り、ことごとく防がれ、そして断ち斬る事も出来ない。
ヒュンケルにしても防戦ばかりしているわけではない。隙があれば、または雑な攻撃をすればすぐさま鉄の棒が打ち込まれる。骨を何度折られたかは、トールにも分からなくなってくる。その度に『祝福の杖』で回復されるのは、以前と変わらない。
訓練をして何とか使えるようになるしかない。
朝から晩まで実戦形式の訓練をして一日が過ぎるのだ。
結局、普通に振るうように『大地斬』を扱う事が出来るようにはならなかったが、振るう前に一拍身構えてからなら『大地斬』を扱えるようになった。以前の集中してからでないと使えない時と比べれば格段の進歩といっていい。
時間的にはスキルの『ドラゴン斬り』などを使うの時にイメージしてから使うのと同じような感じだ。修練しだいでその時間は更に短くなるだろう。
とりあえず6日をかけて、トールは何とか『大地斬』修得の合格を貰うことが出来た。
****
ヒュンケルとの修練で肉体的疲労のために動けなくなる事はなかった。今まで『迷宮』で生き抜いてきたのは伊達ではない。
だが精神的にきつい。自分より強いヒュンケルを相手に戦い続けるのはとても集中力が必要になった。
そういうわけで修練が一段落ついたため翌日は休日となった。
この世界は元の世界と違って娯楽関係は少ない。ゲームもなければネットもテレビもない。
精神的疲労を回復するならば気晴らしする以外にはないだろうが、元の世界で出来た事でこの世界で出来る事はほとんどない。
それならばカジノへ行くのも一つの手だろう。ここ最近は小額のGコインしか賭けていないが、たまには大きな賭け事をするのもいいのかもしれない。
カジノの本番は夜からだ。それならば軽く何か腹に入れるか、そう思い『ダンカン亭』で夕食をとることにする。
頼んだのは、『おまかせ』。その日仕入れた食材でダンカンが作ってくれる料理だ。色々変わった物を食べさせてくれるため、特に食べたい物のない日には頼む事にしていた。
そして食事を待つトールの目に入ってきたのは、迷宮から帰ってきたビアンカ達4人だった。
通常パーティーを組む冒険者たちは、拠点となる宿屋を決めて生活している。
ビアンカ達は当然『ダンカン亭』を拠点にしていた。
ソロやシンシアに世話になっていたソフィアは何の文句もなくここに移り住んできた。王族であったアリーナも冒険者として過ごす事を決意しているため問題なく移ってきた。唯一問題があるとすればトルネコ商会のお嬢様であるフローラだったが、冒険者として過ごす間はパーティーの一員として同じようにするのが当然との事でここに住んでいた。
4人全員がトールと同じ宿に泊まるようになって数日経っているが、夕食時に顔を合わせたのは初めてだった。
ヒュンケルの修練は朝から夜遅くまで続けられるし、トールは夕食を食べるとすぐに寝てしまうため、彼女たちとは時間帯が合わなかったのだ。
今日は修練が少し早く終わったため、たまたま4人が迷宮から戻ってくる時間と同じぐらいだったのだ。
顔を合わせれば話ぐらいはする。
4人は一流の冒険者といわれるヒュンケルの修行内容は当然気になっていた。同じように剣を使っているソフィアは特にそうだった。トールにしても4人がどんな風に迷宮探索を進めているかは気になっていた。
トールが話すヒュンケルの修行の厳しさは、噂だけは知っている彼女たちをも唸らせた。4人が話す迷宮での話はトールを安堵させた。現在は6階を探索中だが今のところ問題はなく仲良くやっているようだった。
そうして近況を話し合っているうちに、リッカが料理を持ってきた。
日々の食材によって中身は異なるがパンとスープとサラダに肉料理が『おまかせ』料理の内容になっている。
いつも美味しそうだが、その中で今回トールの眼を特に引いたものがあった。
サラダに使われている小さな白い縦長状の粒、日本人なら見慣れているはずのもの、米だった。
そういえば元の世界でも外国では米を主食としてではなく、野菜として扱う国もあると聞いた覚えがあった。
トールはそのライスサラダを食べる。美味しいには美味しいが、米を食べるなら普通に炊いたものを食べたい。
そう思うと次々と心の中から沸きあがってくるものがある。
米を食べるなら味噌汁が飲みたい。なら梅干や漬物もほしいなあ。丼物もいいかもしれない。いやご飯ならカレーもいい。
そんなことを思っているうちにそれは家族との食卓を思い出させた。
それで故郷を思い出して泣くようなことはないが、真っ当なご飯とそれにあうものが食べたくなった。
ダンカンの料理、ひいてはこの世界の料理が不味い訳ではない。
だがやはり故郷の料理には忘れられない。
材料にしても幸いにも元の世界と同じ名前で同じようなものがある。
探してみたことはないが、探せば味噌や醤油もあるかもしれない。
米もサラダに使っているものは、元の世界で食べていたものと少し種類が違うようだが、探せば元の世界の米と近いものもあるかもしれない。
そうなると考えが止まらない。
今夜から明日にかけてカジノに行こうと思っていたが、明日は街中へ食材探しに行くのもいいかもしれない。
何を作るかですぐに思いついたのはカレー。肉に玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンがあるのは分かっている。後はカレーに使う香辛料だがこの世界がDQ世界に近い世界である以上、何となくイメージでしかないが日本の調味料よりはある可能性が高いような気がする。。
サラダを食べて突然固まったように動かないトールを周りは心配したが、米を食べて少し故郷を思い出していたとトールが言うと、納得したようだった。
後日、トールはカレーの香辛料の材料と米を手に入れ、カレーライスを食することが出来た。何処から嗅ぎ付けたか、ビアンカ達やマーニャ達も物珍しさからかカレーを食べに来たが、おおむね好評だった。
――― ステータス ―――
トール おとこ
レベル:22
職:盗賊
HP:172
MP:65
ちから:62
すばやさ:57+10+20(+10%)
みのまもり:28
きようさ:60+20+30(+10%)
みりょく:37
こうげき魔力:27
かいふく魔力:33+8
うん:44
・装備
頭:しっぷうのバンダナ(守+11、速+20、回魔+8)
身体上:かくれみのふく(守+20、避+5%)
身体下:ブルージーンズ(守+11)
手:たびびとのてぶくろ(守+4、器+30)
足:エンジニアブーツ(守+6)
アクセサリー:スカウトリング
武器:破邪の剣(攻+40)
盾:ライトシールド(守+10)
こうげき力:137
しゅび力:90
言語スキル:3(会話2、読解、筆記)【熟練度:68】
盗賊スキル:5(索敵能力UP、常時すばやさ+10、ぬすむ、器用さ+20、リレミト、ピオリム、しのびあし)【熟練度:79】
剣スキル:7(剣装備時攻撃力+5、ドラゴン斬り、メタル斬り、剣装備時攻撃力+10、ミラクルソード、はやぶさ斬り、剣装備時攻撃力+20)【熟練度:52】
素手スキル:2(未装備時攻撃力+10、あしばらい)【熟練度:22】
ゆうきスキル:4(自動レベルアップ、ホイミ、デイン、トヘロス、べホイミ)【熟練度:41】
特殊技能:闘気法(オーラブレード、ためる)、スカウト、大地斬
経験値:49131
所持金:1048G (預かり所:40000G)
Gコイン:26350
・持ち物『大きな小袋』
道具:やくそう(43個)、上やくそう(19個)、特やくそう(5個)、毒けし草(39個)、上毒けし草(5個)、まんげつそう(4個)、きつけそう(6個)、おもいでのすず(5個)、せいすい(13個)、いのちのいし(5個)、まほうのせいすい(13個)、ゆめみの花5個
大事な道具:モンスター袋、従魔の輪、リリルーラの粉、オクルーラの秘石、地図、鍵4個
素材:鉄鉱石(1個)、げんこつダケ(1個)、こおりの結晶(1個)、スライムゼリー(4個)、ルビーのげんせき(1個)、よるのとばり(1個)、へびのぬけがら(2個)
装備品:
頭:バンダナ(守+1)、皮のぼうし(守+3、回魔+2)
身体上:布のふく(守2)、たびびとのふく(守+4)、角つきスライムアーマー(功+8、守+25)
身体下:あつでのズボン(守+3)、けいこぎズボン(守+5)
手:布のてぶくろ(守+1、器+5)
足:皮のくつ(守+1、避+1%)、皮のブーツ(守+2)
アクセサリー:竜のうろこ(守+5)2個、スライムピアス(守+4)、きんのゆびわ(守+2)2個、きんのブレスレット(守+3)3個、ちからのゆびわ(功+4)、金のロザリオ(守+2、回魔+7)、あくまのタトゥー(素+8)、命の指輪(守+6、自動回復)
武器:ひのきのぼう(攻+2)、銅の剣(攻+7)、ブロンズナイフ(功+10)
盾:ドラゴンシールド(守+25)
――― 仲間のステータス ―――
スラきち ?
レベル:15
種族:スライム
HP:18
MP:22
ちから:8
すばやさ:24
みのまもり:16
かしこさ:29
うん:31
こうげき魔力:6
かいふく魔力:6
装備: モンスター袋の中にいるためなし
こうげき力:8
しゅび力:16
言語スキル:0
スライムスキル:3(自動レベルアップ、ホイミ、スクルト、ルカナン)
――― あとがき ―――
結構あっさり目ですが『大地斬』は修得しました。基礎は前回で出来ていたのでこのくらいでいいと思っています。
トールが作ったカレーは日本のカレーライスで、インド方面で作られるようなカレーに似たものはこの世界にもあるとしています。
次回からは『海波斬』の修練です。
それでは、また会いましょう