高町なのはは、至って普通の少女である。
しかし彼女には夢という夢が無い。
彼女くらいの年ならば別に、おかしな事ではないのだろう。
というよりも、彼女くらいの年から明確に将来何に成りたいかなんて決まっている方が珍しいのだ。
だが彼女は夢がないことを深刻に悩んでいた。ケーキは好きだが別にプロになりたいわけではないし、現実的に可能か不可能かを抜きに考えてみても女優や宇宙飛行士などになりたいわけでもない。
彼女の友達のアリサちゃんとすずかちゃんが年の割にしっかりとした夢や目標を持っていた事も悩んでる要因だったかもしれない。
彼女には下校時に友達と別れて1人になった後、港に行って海を眺めるという日課があった。
彼女は海が好きだった。 海を見ていると自分のちっぽけな悩みなんて吹き飛んでしまうような気がしたからだ。
そうやって海をぼんやり見ていると、
「どうした少女? なんか悩み事かい? ちょうどする事も無いし俺でよかったら相談に乗るぜ?」
そんな事を後ろから話しかけられた。
気持ちは、ありがたいがお父さんやお母さんがあまり外で知らない人と話してはダメと言っていたので体よく断るために後ろを向いて・・・
絶句した。
結論から言うとそれは人では無かった。
いや、そもそも生き物なのかすら疑わしい。
潔癖を表す曇り一つ無い純白、この世の全てを収納できそうな2つの扉、そしてどこにも刺さっていないぶら下がっているコンセント!!
どこからどう見ても冷蔵庫です。わけがわからないよ。
出会いは平凡?だが、全てはここから始まった。
とある超能力者と魔法少女が交差するとき物語ははじまる。
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八 、_,_, 八 わけがわからないよ。
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