仁:ついに始まるな。
なのは:う~~~、緊張してきたよ。
仁:何事も経験というやつだな。
なのは:だけど急にラジオ番組をやらされるなんて……。
仁:まあまあ。
なのは:そう言えばこの番組のタイトルって何なの?
仁:うん? 何だ知らないのか。それは……
??:その名も……
??:合衆国ニッポンポン\(●)/放送
なのは:にゃあああ!! だ、誰なの!? あの仮面の人は!?
仁:あー、彼もこの番組のパーソナリティー。
なのは:え?―――ええええええええ!!!!
ウルトラでカオスなリリカル戦記
その07.25 合衆国ニッポンポン\(●)/放送 第一回
仁:どうも~。この番組のパーソナリティーを務めさせてもらうオリ主の迫水仁です。
なのは:お、同じく高町なのは(以後な)です。
仁:そして……
??:我が名はゼロ(以後ゼ)。力ある者に対する反逆者である!
仁:以上の三人で行います。
な:あ、あの~、仁君。ゼロって何者なんですか?
仁:ご存知ないのですか!? 彼こそ日本解放を目指し、超合衆国連合を築き上げた
超テロリスト、ゼロです!
な:テロリスト!
仁:まあ、それは昔の話なんだけどね。
な:あ、あとここってどこなの?
仁:あ~ここはね、時の最果てと呼ばれる、
全ての時代に通じていてどの時代にも属さない時空を越えた謎の場所ってところかな。
な:え~っと、なんでわざわざこんな場所で?
仁:この場所はあらゆる時代に通じているだけでなくあらゆる世界にも通じていることになっている。
な:それで、どういうわけなの?
仁:この番組をよりカオスにする為にはどうするべきかと考え、ここなら何が起きても
おかしくないからここになった。以上!
な:え! それだけーー!
仁:この場所を提供してくださったハッシュさん、ありがとうございます。
あー、あと後ろにある部屋には入るなよ。
な:何の部屋なの?
ゼ:仁、なのはよ! いつまでおしゃべりをしている! 早くこの番組の趣旨を説明しろ。
仁:Yes, Your Highness.
な:えっ! えっと~? ごめんなさい!
仁:この番組はこの作品の裏側とかの話を暴露したりします。
ゼ:あくまで話せるのはネタばれにならないものに限るがな。
な:駄目な例としては仁君たちの保護者の人は誰か? とかかな。
ゼ:逆にOKなものは、仁の奴が宝石翁の助手生活に何があったか? とかか。
仁:一部ネタばれになりそうこともあるから全部は言えないけどね。
な:あとは作者が困っていることを感想で答えて欲しいなどあります。
仁:例えばこれは実際に今、困っていることがあるらしい。
ゼ:ほう、なんだそれは?
仁:ルルーシュのデバイス問題について。
な:えっ? ルルーシュ君のデバイス? ……ルルーシュ君って魔導師だったの!?
仁:――――あ! まずい。
ゼ:なのは!
な:は、はいーー!
ゼ:お前は寝ていろ。<カシャ、キュピーーン
な:え、あ……ふにゃ~~。<ガクッ
仁:ちょっ! そんなことでギアスを使うなよ!
ゼ:お前が余計なこと言うからこうなったのだろうが!
仁:でも寝てろって。このままじゃ一生起きないんじゃないのか?
ゼ:ふっ、問題ない。策はある。
仁:まあ、お前がそういうなら信じるとしようか。
ゼ:それでデバイスが何だ?
仁:ルルーシュのデバイスはちゃんと決めてあったんだけど。
ゼ:それは当然だろう。でなければこのままずっと無頼だけで戦うことになってしまう。
仁:で、その後にまた新しいデバイスの案を思いついちゃったらしく、
どちらにしようか悩んでいるらしい。
ゼ:ここにきてそんなことを考えるとは、そんなもの最初の案で良いのではないか。
でなければプロット通りにならなくなって色々不具合が出るだろうが。
仁:いんや、どっちにしても特に問題ないらしい。ただどちらかによってルルーシュの活躍頻度が
大幅に変わるらしいぞ。
ゼ:……何? ちなみにどちらが活躍できるのだ?
仁:後者の方。
ゼ:それはどういうものなんだ?
仁:いや、そこまで言えるかよ。完璧ネタばれじゃないか。
ゼ:ならば少しヒントを言え!
仁:え、え~と、どこまで言っていいのかな。じゃあ、前者が皇帝、後者がゼロかな。
ゼ:なん……だと……? それはどういうことだ!
仁:これ以上は言えるか! もう十分ネタばれだわ!
ゼ:ええーい、ならば仕方ない……<カシャ、キュ
仁:オラ!
ゼ:ギャフン!
仁:俺にまでギアスを使おうとするな! はい、この話はここまで。と言うわけで
ルルーシュのデバイス、どちらが良いかご意見が欲しいです。
ゼ:勿論、ゼロを選んでくれたまえ。
仁:皆さんのご意見をお待ちしています…………
(ゼロになるとルルーシュの活躍が増えてしまう。それは即ち俺の出番が減るということ。
まずい! 主人公としてはこれは由々しき事態だ!)
ゼ:仁、安心しろ。
仁:えっ?
ゼ:それは些細な問題だ。
仁:そうだよな! 主人公なんだから出番とか活躍が減るとかそんなわけないよな。
ゼ:違うな! 間違っているぞ仁!
仁:なに!?
ゼ:お前は読んでいないのか?
仁:な、何を?
ゼ:この作品の最初にある【この作品について】を読んでいないのか!
仁:へっ? どういうことだ?
ゼ:ならばこれを見ろ!
【この作品について】
現実→リリカル世界にトリップしたオリ主の物語ですが
トリップした世界は他の作品と多重クロスしたものとなっております。
あくまでもメインはリリカルなのはなので
他の作品との絡みはあまり期待しないでください。
オリ主は強いですが最強ではありません。
少なくとも無印は。しかしA's以降はどうなるかは分かりません。
オリ主はクロスキャラに食われる場合があります(出番的な意味で)
クロスキャラの性格がたまに壊れてしまう場合があります。
なのは本編開始はその6からになります。
不定期連載になることがあります。
ゼ:その文章の下から4つ目の文を読んでみろ。
仁:オリ主はクロスキャラに食われる場合があります(出番的な意味で)
オリ主はクロスキャラに食われる場合があります(出番的な意味で)
(出番的な意味で)…………はっ!!
ゼ:つまりお前は最初っから俺たちに出番を食われる運命だったのだよ!!
仁:な……なんだってー!! そ、そんな馬鹿な<OTL
ゼ:そして私がこの作品の真の主人公となる!
さらに私は新たな国を、いや世界を創るその名も…………
/⌒\人/⌒ヽ バッ
ノ \(○)/ ヽ 合衆世界ミッドチルダ!
Lノ⌒( ( ⌒\_」
く \
その果てには管理局をも上回る組織、新生・黒の騎士団を設立し、
あらゆる次元世界を束ねた世界の構築、超合衆世界連合構想を推し進め、
それを実現することをここに宣言する!
仁:いや、それはない!<キッパリと
ゼ:ですよね~。
仁:さてそろそろお別れの時間になりますので、ゼロ、なのはを起こしてくれないか。
ゼ:ふむ、そういえばすっかり忘れていた。
仁:お前……なのはのこと嫌いだったか?
ゼ:いや、そういうわけではないのだが。何か知らないがなのはの声を聞くと
彼女に似た声の女に何かを突っ込まれたような気がして、……ゴールデン的なナニかを。
仁:なんだそりゃ? で、どうやって起こすんだ?
ゼ:うむ、ではお見せしよう……
オレンジ、カムヒアーー!!
仁:何だと!
ジェレミア:とおああーーー!<ズドーーーン
ゼ:来たか、ジェレミアよ。
ジェレミア:はっ、お久しぶりです殿下。このジェレミア・ゴットバルト(以後オレンジのオ)、
忠義の名の下に次元を超えて参上いたしました。
ゼ:うむ、ごくろう。それで用件だが、彼女に掛かっているギアスを解除してもらいたい。
オ:お任せください、殿下。
ゼ:では、頼む。
オ:Yes, Your Majesty.<カシャッ、キュピーン
仁:まさか忠義の力で世界を渡って来るなんて、流石ジェレミア卿!
俺たちにできない事を平然とやってのけるッ、そこにシビれる! あこがれるゥ!
オ:任務完了しました。
ゼ:うむ、大儀であった。
オ:では、またお会いしましょう、殿下。そして仁よ、殿下を頼んだぞ。とおああ。<シュイーーン
仁:行っちゃった。てか何で俺の名前を知っていたんだ?
な:う、う~~~ん。
仁:お、起きたか。
な:あれ? 私……確か、ルルーシュ君が……何だったったけ?
ゼ:ギアスを使った前後のことは記憶に残らない。何も問題は無い。
仁:なるほどそこまでちゃんと考えていたのね。
な:何があったの~?
ゼ:気にするな、ところでもう時間だ。
仁:それでは皆様、デバイスの件よろしくお願いします。さようなら~。
ゼ:人々よ、我を求めよ。……人よ! 恐れ慄き見るがいい! 永遠の薄闇に一人立つ魔王の姿を!!
うはははは、さらばだ諸君!
な:さ、さようなら。…………あれ? 私、何もしていないような……。
キャラ紹介
・ゼロ
登場作品:コードギアス 反逆のルルーシュ
黒いマント、仮面をつけた反逆者。
その正体は謎に包まれている。
・ジェレミア・ゴットバルト
登場作品:コードギアス 反逆のルルーシュ
別名、オレンジ卿。
ルルーシュを主君と定め忠節を尽くす忠義の騎士。
ギアスを無効にするギアスキャンセラーの能力を持つ。
アニメ終了後はオレンジ農園を経営している。