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[41762] 木の葉崩しの裏側
Name: NT◆5c5cccd8 ID:812a97c2
Date: 2015/12/17 19:24
猿飛ヒルゼンが3代目火影となり、平和への道を歩みつつあったが、問題が2つ出た。

1つは、木の葉の里の財政の悪化だった。
木の葉に多くの忍びや民が住むことになったが、人が多くなればなるほど、里を運営するたの金が必要になる。主に里が食料を買うための金だ。だが里に金があまり入らなかった。
民からの依頼が減ってきたのだ。平和のため護衛の依頼はほとんど来ず、来る依頼といえばペット探しだった。
ペット探しの依頼料だけでは、全く里を運営出来なかった。

もう1つは、木の葉の忍びが修行をして戦闘技術を高めても、平和のため戦闘技術を生かす機会がなくなったことだ。
(くそ。真面目に修行してるのに、平和だから、戦って英雄になるチャンスがない。戦いてえよ。俺の力を里のみんなに認めさせてえよ)と真面目に修行をしてる木の葉の忍びたちは思っていた。

「ヒルゼン、このままでは木の葉の里が財政不足で破たんするぞ」
「わかってるダンゾウ」
「打開策はあるのか?」
「思いつかない。ダンゾウはあるのか?」
「2つある」
「それは何だ?」
「火の国の民から税金を納めてもらうことか、他の大国の忍里をつぶして木の葉への依頼を増やすことだ」
「そんな方法は認められない」
「じゃあ、どうしろと?」
「わからない」



[41762] 木の葉崩しの裏側
Name: NT◆5c5cccd8 ID:812a97c2
Date: 2015/12/17 20:22
木の葉の忍びと岩の忍びとの依頼の取り合いで、喧嘩になり殺し合いを起こした。
他の忍び里の財政も赤字であり、依頼を取り合っていたのだ。
殺し合いが発端となり、忍界大戦が始まった。
(この戦争で活躍して、俺の力を里のみんなに認めさせてやる。英雄になってやる)と真面目に修行していた武闘派の忍びたちは思った。

戦争で、民からの依頼をこなすことが出来なくなり、里に金が全く入らなくなった。
「ヒルゼン、こうなったら民から税金を徴収するしかないだろ」
「しかし・・・」
「でなければ木の葉は餓えて全滅する」

暗部たちが、火の国の農民たちのもとにいった。
「戦争がおこったので、お前たちも手伝え」
「兵役か?」
「いや、お前たちには食料を提供してもらうだけでいい」
「食料を略奪する気か?」
「火の国のためだ。お前たち民のためでもある」
「だれが食料を渡すか」
「頼んでいるのではない。命令しているのだ」
「帰れ!!」
暗部は農民を殴った。
「黙って従え。お前ら民のような弱者は、俺ら強者である忍びにペコペコ頭を下げて、従ってればいいんだよ。わかったか」
「たとえ殺されても、食料はわたさない」
「じゃあ仕方ないな」と暗部は農民を殺した。

「本当に殺しやがった」
「お前ら民の命なんかたいして価値もないんだよ。食料を渡すまでいくらでも殺してやる」
農民たちは食料を渡した。
「初めから、食料を渡しさえすれば、誰も死なずに済んだのだ」

こうして木の葉の忍びが、火の国の民を奴隷とする制度が始まった。


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