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No.2281の一覧
[0] 鬼畜召喚師ランス第四部[Shinji](2006/05/22 05:19)
[1] Re:鬼畜召喚師ランス1[Shinji](2006/05/24 07:40)
[2] Re:鬼畜召喚師ランス2[Shinji](2006/05/24 22:38)
[3] Re:鬼畜召喚師ランス3[Shinji](2006/05/26 05:06)
[4] Re:鬼畜召喚師ランス4[Shinji](2006/05/26 22:59)
[5] Re:鬼畜召喚師ランス5[Shinji](2006/05/29 06:12)
[6] Re:鬼畜召喚師ランス6[Shinji](2006/05/29 23:56)
[7] Re:鬼畜召喚師ランス7[Shinji](2006/05/31 09:37)
[8] Re:鬼畜召喚師ランス8[Shinji](2006/06/01 19:07)
[9] Re:鬼畜召喚師ランス9[Shinji](2006/06/02 15:47)
[10] Re:鬼畜召喚師ランス10[Shinji](2006/06/02 21:28)
[11] Re:鬼畜召喚師ランス11[Shinji](2006/06/05 02:54)
[12] Re:鬼畜召喚師ランス12[Shinji](2006/06/07 04:06)
[13] Re:鬼畜召喚師ランス13[Shinji](2006/06/08 22:19)
[14] Re:鬼畜召喚師ランス最終話[Shinji](2006/06/11 08:49)
[15] Re:あとがき(第四部)[Shinji](2006/06/11 08:31)
[16] Re:ランス一行の旅路[Shinji](2006/06/12 20:51)
[17] Re:エピローグPart1[Shinji](2006/06/16 16:45)
[18] Re:エピローグPart2[Shinji](2006/06/17 23:37)
[19] Re:エピローグPart3[Shinji](2006/06/23 13:43)
[20] Re:エピローグPart4[Shinji](2006/06/27 01:08)
[21] Re:エピローグPart5[Shinji](2006/06/29 00:16)
[22] Re:Last Part[Shinji](2006/06/30 19:26)
[23] Re:鬼畜召喚師ランス あとがき[Shinji](2006/07/01 03:56)
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[2281] Re:Last Part
Name: Shinji 前を表示する / 次を表示する
Date: 2006/06/30 19:26
Last Part


あれから、更に数ヶ月が経過した。


≪ヒュウウゥゥ~~……≫


……大阪城、天守閣。

まだ朝早い時間帯、香姫が微かに風を感じていた。

なにやら遠くを眺めているようで、快晴の空よりも其方の方が気になるようだ。


≪ダダダダダッ≫

「失礼いたしますッ!!」

「何ですか? 騒々しい。」


そんな中、彼女の耳に慌しい足音が聞こえたかと思うと、
一人の"侍大将"が入室し、ある程度中へと進むとその場で跪いた。

天守閣に居た香姫は彼の声は聞こえたものの、振り返らなかったが、
部屋の中に居た"永常"は、向きを香姫の背中から、
侍大将へと移すと、香姫の変わりに訪問した相手に対応した。

すると、侍大将は表を上げずに彼女達に向かって低く大きな声で言った。


「先程、佐渡の方で中規模な戦闘行われているとの早馬がッ。」

「何ですって、まさか一揆? もう少し詳しくお話しなさい。」

「はっ……一揆ではなく、どうやら賊が略奪をしているとの事ですッ。」

「まぁ、こんな時に……」

「佐渡には兵が僅かしか置いておられませぬッ、これでは被害が増す一方。
 ここは何卒! 私(わたくし)に兵を出す許可を頂きたい! 何卒ッ!!」

「そうですね、五十六殿は生憎"長崎"におられますし――――」


現在のJAPANのトップは、ランスに直々に任命された"山本五十六"である。

その彼女が現在は長崎での任務で出払っているので、
今の最高責任者は香姫であり、軍を動かすには"一応"彼女の許可を貰わなくてはならない。

"本来"の香姫は部下に命令する事に慣れてはいないようで、
侍大将は五十六に命じられていたように、香姫のGoサインをとりあえず確認しに来ただけだ。

よって永常はこの"侍大将"は五十六の腹心で有能でもある事から、
まだ天守閣から出てこない香姫の変わりに遠征を許可しようとした。

しかし、面倒な事は五十六の腹心に任せ、香姫に負担を掛けないという気遣いは必要無かった。


≪ギシッ≫

「いえ……私が行きましょう。」

「……は? い、今何とッ?」

「ひ、姫様!?」


今まで何も話さず、遠くを見ていた香姫が振り返る。

同時に出た彼女の言葉は意外な事であり、永常と侍大将は目を丸くした。

その反応を気にせず、ゆっくりと香姫が天守閣を床を軋ませながら出てくる。


「永常、そして貴方。 暫く大阪は任せましたよ?」

「は、ははっ!!」

「しっ、しかし姫様!」

「良い、永常? これからは五十六と私が"この国"を引っ張っていかなくてはならないのよ?
 そんな私が何もしないで居るようでは、民は決して付いて来てはくれないでしょう。」

「ですが……わざわざ姫様が危険な場所へと赴く事は――――」

「それは心配要らないわ、私はお父様から受け継いだ"力"があります。
 お父様は"力"を良い方向へと使おうとはしませんでしたが、
 私は少しでも"この国"に為に"力"を役立てなければなりません。」

「…………」

「ふふ、そんな顔しないで? 大丈夫よ……永常、二十一の事は任せたわよ?」

「は、はいー。」


"織田信長"の娘である香姫は、確かにある程度"力"を持っている。

しかしそれは誤魔化しであり、東京で"天魔"として授かった、
数々の"魔法"及び魔力をJAPANの為に役立てようとしているのだ。

その高い魔力の流れはすぐさま侍大将に伝わり、彼は慌てて再び頭を下げる。

永常も彼女の大胆発言は心配だったが、香姫は優しく微笑むと階段を下りていった。

よって……残された侍大将と永常だが、二人は口々にした。


「香姫様……暫く見ないうちに立派になりましたな。」

「そうですね、ここ最近は特に……」


……この後、JAPANは二人の女性によって長らく治められる。

武に秀でる"山本五十六"と、魔に秀でる"香姫"の二人によって。

そして、互いに"一人の男"の事を胸に、逞しい青年・二十一を育ててゆく事となる。


「(ランス様。 たまには、二十一の……私の顔を見に来てくださいね?)」


……


…………


「千鶴子様ー!」


≪だだだだだだっ!!≫


「千鶴子様ー、千鶴子様ー!」


――――ゼス王国、千鶴子の塔。

最上階の一室でデスクワークをしていた山田千鶴子(ドレス姿)の元に、
アニス・沢渡が慌(あわただ)しく走って来た。

だいぶ前に彼女によって破壊されてドアが無くなっている入り口を通り抜ける。


「来たわね。」

「千鶴子様ッ、このアニスに何の御用ですか?」

「アニス、私ちょっと手が離せないの。
 この"書類"を大至急、マジックの所まで届けてくれる?」

「はい、わかりました! それでは早速ッ、トラポ~……」

「ち、ちょっと待ちなさい! どこで覚えたか知らないけど、
 瞬間移動は使わないで、ちゃんと走って持って行きなさいッ。」

「えぇ~、どうしてですか~ッ?」

「この前の瞬間移動の時……貴女、間違えて"書類だけ残して"テレポートしたでしょ?
 あの時みたいに、結局私が郵送するなんて事にはしたくないのよ。」

「うっ……痛いところを突いてきますねッ。」

「とにかく急ぎなの! 早く持って行きなさいッ!」

「わっ、わかりましたーっ。」


奇跡的に"生き返った"事になったアニスは、聞こえは悪いが、
今では再び千鶴子の使い走りとなり、文字通り王国内を走り回っていた。

東京での一件は、彼女の心に様々な傷や疑問を残したが、
考えるのが面倒であり、人に相談(説明)できる程頭の良くないアニスは、
(彼女にとっては)深く考える事は止め、手に入れた"今"を精一杯生きる事にした。

よって今日も千鶴子に、彼女の能力と全く比例しない命令を受けるが、
アニスにとって彼女から貰える仕事は何でも最重要任務と言う認識があり、
シュタりと額に片手を添え、アニスが部屋を出てゆこうとした時だった。


「――――待って。」

「ッ? どうしました~?」

「暫く経つけどアニス……どうして、何も言わないの?」

「何もって、なんですかあ?」

「私が貴女を、ピカの材料にした事を……よ。 恨んでいるんじゃないの?」

「…………」

「最初何食わぬ顔をして戻って来た時、私に復讐する機会を狙っているのだと思ったわ。
 けど、貴女は何も変わっていなかった。 ちょっとお馬鹿が治った程度だけだった。」

「……嫌ですねぇ、思い出させないでくださいよーっ。」

「ご、ごめんなさい。」

「千鶴子様、アニスは恨んだりなんかしてません。
 "あっち(東京)"で何となく判りましたが、私にも(ピカの材料にされた)問題はあったんです。
 私は今まで、ちっとも千鶴子様の役に立っていませんでしたから。」

「否定はしないけど……本当に、悪かったわ。」

「謝らないでくださいよ~ッ、とにかく……このアニス、
 千鶴子様のお役に"もう少し"立つまでは、此方に居させて頂きますッ!」

「……わかったわ。 ところで、"あっち"って何の事――――」

「!? そっ、それでは行って来ます! トラポォーートッ!!」

≪――――バシュンッ!!≫


リーザス城に生還したアニスは、ランスと対面はしたものの、
結局ゴタゴタでセックスは出来ず、再会した千鶴子に付いて行った。

最初千鶴子は腰が抜かさんばかりにアニスの登場に驚いたが、
ランスの思い付きのハッタリで無理矢理納得させられ、
こうしてアニスの監視及び世話と、新ゼス王国の重役を任されたのだ。

千鶴子はランスを慕っているが、リーザス軍との戦いによって大きな犠牲を出したゼスと、
ピカの材料として殺したアニスへのせめてもの償いの為、今に至る。

アニスにとっても、千鶴子の"役に立つ"まで彼女の傍に居るというのは、
ある意味"ケジメ"であり"目標"であり、それからランスを追っかけるのが良いと思った。

さておき、千鶴子の疑問で慌てて"トラポート"してしまったアニスだが、
彼女が消えた後にハラりと"書類"が落ちる。

それに千鶴子は苦笑して立ち上がると、ゆっくり書類に近付き、膝を折って拾う。


「ふふ……全くもう、やっぱり失敗したじゃない。」


……この更に数ヶ月、アニス・沢渡はゼス王国から姿を消す。

千鶴子の指導によって、そこそこ一般常識が身についたアニスは、
"冒険者"となって第二の人生を歩んでいく事を決めたのだ。

そんなアニスの冒険の旅路を阻(はば)んだ者達は、
"あいつは滅茶苦茶な女だ……"とか"強すぎる……いろんな意味で"等と、
大陸のに数多くの噂を生み、波乱をも撒き起こすのだった。

しかしアニスは止まらない……再び恩人である、ランスと再会する為に。


……


…………


……カミーラの城。

其処の庭園で、テーブルを挟んでチェアーに腰掛けていたカミーラとジル。

現在魔人界はホーネトが秩序ある領域にしようと取り仕切っているが、
政治に興味が無い二人は、特に何をする事も無く時を過ごしていた。

数ヶ月の時など彼女らにとっては短いが、だからといって一瞬で過ぎる感覚では無い。


≪コッ、コッ……≫

「カミーラ様、ジル様、お茶が入りました。」

「…………」

「ご苦労だったな。」

「では、失礼します。」


基本的に口数が少ないカミーラとジルだが、何故だか二人は相性が良いようだ。

だからといって会話が弾む事は今まで一度も無かったが、些細な事。

その"いつもな雰囲気"な二人に新しく使徒となった"バトルノート"が近付く。

彼女は無駄の無い手付きでテーブルにティーカップを置くと、
頭を下げて来たときと同じように、足音を響かせて庭園を去っていった。

ジルはティーカップに口を付けながら、去ってゆくバトルノートの後姿を眺める。

そして去ったのと同時に半分ほど水分を口に含み、カップを置くと言った。


≪コトンッ≫

「まさかお前が、同性の"使徒"を作るとはな。」

「…………」

「もう、男に興味は無くなったというのか?」

「……いえ……私が興味がある男は……一人しか居ませんから。」

「ほぅ。」

「…………」

「…………」

「~~……」

≪し~ん……≫


カミーラの答えに、ジルが相槌をうつと訪れる沈黙。

そのまま一分ほど経過すると、カミーラの頬が徐々に赤くなってくる。

対してジルが口元をニヤりと歪ませると、カミーラは残りを飲み干した。

するとまた沈黙が経過するが、ジルも残りのティーを飲み干すと、
立ち上がり、視線の角度を上げているカミーラを見下ろしながら言う。


「では、行くかな。」

「……ジル様?」

「そろそろ退屈して来た頃だろう? 出かけるぞ。」

「…………」

≪ガタッ≫


ジルは何処に行くかは何も言っていないが、カミーラは頷くと無言で立ち上がる。

彼女が向かおうとしている場所が、何となく想像できたからだ。

この数日後、目標である一人の男が、冒険の合間に宿泊していた宿で、
突然の二人の女に夜這いを受ける事になるが、それはまた別の話である。


……


…………


≪――――ガチャッ≫

「ふぅ……」


午前0時、リーザス城のとある一室。

ようやく一日の仕事を終えたマリス・アマリリスは、
自室に戻ると、上着を投げ捨ててベットに腰掛け溜息をついた。

ようやく彼女の仕事は一段落つき、疲れはあるが何故か表情は冴えていた。


「……ようやく、リーザスも落ち着いてきたわね。」


マリスが漏らしたように、リーザスはランスとリアが抜けた穴を埋める事が出来ていた。

政治の知識をマリス程持たない将軍達は最初は動揺を隠せていなかったが、
マリスの指導により様々な事を学習し、もはやリーザスはマリスだけが纏める国ではなくなった。

彼女がやろうと思えば、今までのように自分がリーザスを引っ張ってゆけるが、
全てはリアの為の引っ張りであり、リアが居なくなった今、マリスがするのはリーザスの後始末。

自分が居なくても、もはやバレス達がリーザスを纏めれるようにする義務があったのだ。


「そろそろ私も、"この世界"から身を引くべきなのかもしれないわ。」


新しいリーザス(バレスの意思により名はそのまま)が誕生してまだ半年も経っていないが、
エクスとアールコートを筆頭に優秀な将軍達は、マリスの知識を次々に吸収。

やがてそれはマリスが認める程にまでなり、もはや教える事は無くなってしまったのだ。

全く無いといえば嘘になるが、100%全ての知識を押し付けなくても、
ある程度自分の知識を生かしてリーザスを引っ張る能力が将軍達にはあるのだ。


「リア様、ランスさん……許して頂けますよね?」

≪カチャッ≫


"東京"で戦いを共にした二人の顔を思い浮かべ、マリスは立ち上がる。

そのまま部屋の片隅まで歩くと、一振りの"剣"に手を掛ける。

それは"雷神剣"であり、そのままランスから預かっていたものだ。

この後、長きに渡って自分の愛刀となる雷神剣を見ながら、クスリと笑みを零すマリス。


「まだまだ子供ね……私も。」


……翌日、マリス・アマリリスはリーザスを去る。

更に数日後、彼女は29歳と言う年齢で初めて冒険者ギルドにその名を登録した。

リアと香姫もだが、マリスも"東京"での冒険を有意義に感じており、
それをもっと経験したいが為、新たな人生を歩んでゆく事にしたのだ。

大きな目標は特に無いが、あるとすれば何処かで"ランス達と会いたい"と言う事。


「マリスさーん、宜しくお願いしますねー!」

「ふふ……こちらこそ、これからお願いします。」


ランス達との再会を期待しての旅路の中、マリスは一人の冒険者とも再会する。

それは同じく冒険者になってそんなに時の経たない、アニス・沢渡。

この出会いで二人は行動を共にするようになり、
二人(殆どマリスだが)の抜群コンビネーションは大陸に名を残す実力を見せた。

どうやら……ランス・リア・シィルと巡り合う事は、そう遠くは無いかもしれない。


……


…………


……最後に一度だけ、場面は"東京"に戻る。

そこは"カテドラル"の最上階であり、広間の中心でミカエルが腕を組んで立っていた。

彼は何者かを待っていたようで、その人物がやって来ると、瞳を静かに開いて言う。


『来たか……ウリエル・ラファエル・ガブリエル……そして、
 かつての友までもを殺し、あくまで神に歯向かおうとする、偽りの救世主よ。』

「…………」

『"エストマ"で身を隠し、確実に幹部クラスだけを仕留めて行く貴様の所業、
 見事なものだった……ましてや、"アスラ王"までも倒してしまうとは思わなかった。』

「…………」

『メタトロンも、最後の"処理"で天に戻ったようであるし、残ったのは私だけと言う訳だ。』

「…………」


基本的に、カオス側もメシア側も、多くの部隊が自勢力を固めている。

普通に進入したのでは、たちまち大軍に囲まれ、あっという間に殺されるだろう。

そこで自分より実力の劣る相手から全く自分の姿を見えないようにする、
"エストマ"……その魔法で、ミカエルの目の前に居るサマナーは、姿を現して勝負を挑み、
セラフやアスラ王等多くの強力な悪魔を"仲魔"と共に打ち破って来たのだ。

そんな自分に向かって武器を持つ"デビルサマナー"と、
彼女の"パートナー"睨み返しながら、ミカエルは槍を片手に話を続ける。


『しかしッ!! 最後の最後で神は私にチャンスを下さった……!!
 此処で貴様らを倒せば、全ての手柄は私のモノになるという訳だッ!!』

≪バサッ! バササッ、バササァッ!!≫

「……!!」


ミカエルが槍を天井に突き上げながら叫ぶと、現れる何体もの"天使"。

パワー・ヴァーチャー・ドミニオン・ソロネ・ケルプ。

全てミカエルの部下であり、目の前のサマナーを倒すために集められていたようだ。

彼らは空中を浮遊しながら、既に戦闘態勢に入っている。


『さぁ、貴様も仲魔を召喚するが良い!! そして始めよう、
 どちらが生き残るに相応しいか、これから決めようではないかッ!!』

「……召喚!!」

≪バシュッ! バシュバシュバシュバシュゥゥ……ッ!!≫


どうやら戦いの前からインプットしていたのか、エンターを押すだけで、
複数の屈指の"仲魔"が彼のアームターミナルから召喚される。

……直後! 互いに全員が相手に向かって突進し、最後の戦いの火蓋が気って落とされた。

これから東京は、誰の手で世界を創り上げていかなければならないのか?

秩序と支配を望む神か? 破壊と混沌を望む悪魔か? それとも……


『うおおおおぉぉぉぉーーーーッ!!!!』

「はああああぁぁぁぁーーーーッ!!!!」


≪ガキイイイイィィィーーーーン!!!!≫


―――――――――人間か。


=鬼畜召喚師ランス=


=THE END=


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