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No.2605の一覧
[0] 運命の使い魔と大人達(「ゼロの使い魔」×「リリカルなのは」ほぼオリキャラ化) 完結[らっちぇぶむ](2008/12/21 12:58)
[1] 運命の使い魔と大人達 第一話[らっちぇぶむ](2008/02/08 00:32)
[2] 運命の使い魔と大人達 第二話前編[らっちぇぶむ](2008/02/08 00:27)
[3] 運命の使い魔と大人達 第二話後編[らっちぇぶむ](2008/02/10 00:31)
[4] 運命の使い魔と大人達 第三話前編[らっちぇぶむ](2008/02/13 23:07)
[5] 運命の使い魔と大人達 第三話後編[らっちぇぶむ](2008/02/17 17:14)
[6] 運命の使い魔と大人達 幕間その1[らっちぇぶむ](2008/02/20 02:31)
[7] 運命の使い魔と大人達 第四話前編[らっちぇぶむ](2008/02/24 14:21)
[8] 運命の使い魔と大人達 第四話後編[らっちぇぶむ](2008/02/27 22:29)
[9] 運命の使い魔と大人達 第五話[らっちぇぶむ](2008/03/02 20:58)
[10] 運命の使い魔と大人達 第六話[らっちぇぶむ](2008/03/05 20:10)
[11] 運命の使い魔と大人達 第七話前編[らっちぇぶむ](2008/03/12 23:57)
[12] 運命の使い魔と大人達 第七話中篇その一[らっちぇぶむ](2008/03/16 22:03)
[13] 運命の使い魔と大人達 第七話中篇その二[らっちぇぶむ](2008/03/19 23:20)
[14] 運命の使い魔と大人達 第七話中篇その三[らっちぇぶむ](2008/03/23 21:17)
[15] 運命の使い魔と大人達 第七話中篇その四[らっちぇぶむ](2008/03/27 19:28)
[16] 運命の使い魔と大人達 第七話後編[らっちぇぶむ](2008/03/30 20:14)
[17] 運命の使い魔と大人達 第八話[らっちぇぶむ](2008/04/02 23:24)
[18] 運命の使い魔と大人達 第九話前編[らっちぇぶむ](2008/04/05 22:29)
[19] 運命の使い魔と大人達 第九話中篇[らっちぇぶむ](2008/04/09 15:33)
[20] 運命の使い魔と大人達 第九話後編[らっちぇぶむ](2008/04/15 00:00)
[21] 運命の使い魔と大人達 最終話[らっちぇぶむ](2008/04/15 09:18)
[22] 運命の使い魔と大人達 後書き[らっちぇぶむ](2008/04/15 20:34)
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[2605] 運命の使い魔と大人達 後書き
Name: らっちぇぶむ◆c857d2f4 ID:49f6089b 前を表示する
Date: 2008/04/15 20:34
 後書き

 二月から二ヵ月半にわたり、拙作にお付き合いくださいましてまことにありがとうございました。

 このファンフィクションは、元々は「リリカルなのはStS」における時空管理局の駄目っぷりによるフェイトちゃんの描写の駄目さ加減に腹が立ったのと、「ゼロの使い魔」世界に擦り切れ生きることに絶望したフェイトちゃんを放り込んでいかに救済するか、そして「ゼロの使い魔」の外伝に出てくるイザベラたんをいかに救済するか、それを目的に書き始めた物語でした。
 というわけで、気がつきましたら二人とも救済されてしまっていたわけで、ファンフィクションとして書き始めた目標が達成されてしまい、今回このあたりで終わらせるのが一番綺麗に終わらせられるかと思い、こうして完結させた次第です。

 本当は、この後イザベラとアンリエッタの会談は決裂し、魔法学院研究所をメンヌヴィルが襲い、アニエスとコルベールの過去が明らかになり二人の間に確執が生まれ、次に「竜の羽衣」を入手、これを元に第一次世界大戦レベルの複葉機と「愉快なへびくん」の開発につながり、そしてタルブ戦に入る予定でした。
 タルブ侵攻でフェイトはルイズに全てを告白して許しを請い、ルイズの許しを得て「破壊の杖」ことデバイス、それもフェイト自身でチューンし自身の知る全ての魔法をプログラミングしたデバイスを渡して、「虚無」の系統と、ミッドチルダ式魔法のどちらを選択するか任せます。ここでルイズはミッドチルダ式魔法を選択し、アルビオン艦隊を壊滅状態に陥れ、ワルドと対決し今回は敗北しますが、なんとかトリステインを防衛することに成功し、その功績をもってワルド子爵領を拝領し、ラ・ヴァリエール子爵として独立するに至ります。
 ルイズに勝利した、というよりルイズに敗北を味あわさせ一段高みに成長の階段を上らせたワルドは、イザベラの元に参加し、シラノとコンビを組んでイザベラの懐杖となるのでした。つまり本来ならばダルタニアン的な役割ですね。そして、イザベラが設立する国家親衛隊の航空艦隊建設に尽力することになるのでした。

 ガリアは、魔王としては半分覚醒状態であったジョゼフがイザベラによって完全覚醒し、アルビオンのクロムウェルを使ってゲルマニアに嫁いだアンリエッタを誘拐、彼女をスカリエッティによってルイズに代わる「虚無」の担い手として改造強化します。アンリエッタはクロムウェル以下アルビオン共和国最高評議会の面々を抹殺し、精霊魔法でかりそめの命を与えられていたウェールズを奪い返し、自身の「虚無」の魔法で復活させ、自身の恋人としてゲルマニアに連れてゆきます。
 この間、タバサはジョゼフの命令によって「虚無」の担い手となる可能性を秘めたルイズをグラン・トロワに連れてゆきますが、ジョゼフとタバサの間に割って入ったイザベラによってジョゼフへの復讐としての殺害を切り捨て、逆に魔王として最後まで突っ走るしか道を残さない、という形で復讐を完成させ、ルイズやイザベラとともに魔法学院に帰還します。ここでイザベラはティファニアと再開、魔法学院で短期間ではありますが学び、学友を作り、学生生活を謳歌します。
 ゲルマニアに戻ったアンリエッタは、使い魔としてなのはさんを召喚、自身の「虚無」の魔法と使い魔、アニエス以下の銃士隊を使ってアルブレヒトから政治の実権を奪い、多数の貴族を粛清して専制君主としてゲルマニアに君臨し、ゲルマニア・トリステイン連合軍を編成してイザベラの手からアルビオンを奪回するべく軍を発します。
 この第二次アルビオン戦役は文字通りアルビオンを焦土と化さしめますが、しかしワルドの航空艦隊こと空中空母機動部隊によって制空権を奪われ、兵站線をずたずたにされたことによりゲルマニア・トリステイン連合軍は撤退に追い込まれます。ここでルイズとギーシュとフェイトが殿軍となって撤退する軍を支援し、三人はイザベラの捕虜となります。

 この頃ガリアでは、覚醒した魔王ジョゼフが裏から手を回してロマリアの宗教庁に自分自身を宗教裁判にかけさせ、逆に始祖信仰の神学的曖昧さをひたすら論破し、逆に信教の自由を宣言することで異端者として処刑させる、という陰謀を発します。その際、エルフのヴィダシャール卿に手を回して精霊魔法を使って死から復活し、始祖信仰を完全に否定した新たな宗教をガリア国教会として立ち上げます。
 これに反発を覚えたロマリアの宗教庁は、ジョゼフの目論見どおりガリア南部に侵攻、またアルビオン戦役で敗北し専制君主としての権威の失墜に国内の引き締めを狙ったアンリエッタの命によりゲルマニア軍がガリア北部に侵攻してきます。ロマリアとミラノ、ジェネヴァ、その他南方都市国家連合軍は急遽引き返してきたイザベラによって撃破され、逆にロマリア、ミラノ、ジェネヴァは新教徒主体の武装親衛隊によって占領され、サッコ・デ・ローマならぬ、ロマリア破壊という結末を得、エイジス三十二世以下の宗教庁のお偉方はゲルマニアへ向けて脱出する羽目になります。
 この頃、火力戦対応編成となっていたゲルマニア軍に、花壇騎士団基幹のガリア軍は大敗北を喫し、リュティスはゲルマニア軍によって占領され、ジョゼフは自身の使い魔であったデューエとともに炎で崩れ落ちるグラン・トロワの中で息絶えます。これによってガリア全土でガリカニストとウルトラモンタニストの間で内戦が勃発、イザベラはガリア南部を掃討し、リュティス解放のため進軍し、アンリエッタの率いる親衛軍と激突、からくも勝利を収め、リュティスを解放し、ゲルマニア軍を国内から排除することに成功します。

 二度の軍事的敗北によって完全に専制君主としての権威が失墜したアンリエッタは、トリステイン軍をゲルマニアに引き入れて再度の粛清を試みようとしますが、しかし、トリステインを任されていたラ・ヴァリエール公爵によって拒否され、逆に親衛軍をもってトリステインに侵攻、ラ・ヴァリエール公爵以下の多数の貴族を粛清して回ることになります。これによってトリステイン貴族の大半が南方半島国家群のある内海の未開拓地域であるレバント地方に脱出、そこで先に脱出していた魔法学院研究所の面々と合流し、トリステイン奪回のための軍事力の蓄積に入ります。
 ラ・ヴァリエール公爵を粛清したことで、今度こそ完全にゲルマニア、トリステイン、両国の貴族の支持を完全に失ったアンリエッタは、ひたすらアニエスの銃士隊を元にした平民主体の親衛軍を拡大し、巨大な収容所国家を建設し、国外からの侵略に備えますが、ここでシグナムを乗せた次元巡航艦が到着することで、猜疑心からこれを「虚無」の魔法を使って撃沈、シグナム以下の乗組員はハルケギニア各地に脱出します。彼らの魔法からイザベラは時空管理局員達を保護しようとし、アンリエッタは彼らを抹殺しようとし、ハルケギニア全土で謀略戦が繰り広げられることになります。

 この混迷状態を解決するべく、イザベラはフェイトらに協力を要請、対ゲルマニア解放戦争を開始、ガリア、アルビオン、トリステインの各国軍を主力とした連合軍によってゲルマニアに侵攻、抵抗するアンリエッタの親衛軍を撃破しつつ首都ヴィンドボナに向かい、最後、なのはさんとフェイトの一騎打ち、そしてそこにルイズやワルド、タバサ、イザベラ、コルベール、キュルケ、その他の面々が乱入することで、なんとかなのはさんを撃退、ヴィンドボナの皇宮に突入します。
 この時点でアンリエッタは親衛軍を失い、使い魔であるなのはさんも失い、スカリエッティのAMFによって「虚無」の魔法も封じられ、何もかも失った無力な女の子に戻らされた彼女は、ウェールズによって刺し殺され、その結果二人は同時に果て、ゲルマニア・トリステイン・アルビオンの三国で構成されるはずであった「新帝国」は完全に滅びたのでした。

 この後、イザベラはガリア女王として国土の再興に尽力して生涯を過ごし、フェイトはルイズやキュルケやその他の面々とともに世界の復興に尽力することに人生を費やすことになります。
 そして、フェイトはこの管理外世界で死亡扱いとし、なのはさんを管理外世界への強制介入の罪で逮捕したシグナムは時空管理局に帰還します。
 なのはさんは、不名誉除隊という形で時空管理局から追放され、何もかも失い、しかも最後の戦闘での肉体損傷により子供も産めない体となってしまい、完全に精神が破綻してしまい、彼女をはやてちゃんが背後から射殺して「救済」するところでエンドとなる予定でした。

 とりあえず、こういう筋書きにならなかったのは、ラ・ヴァリエール公爵の父性があまりに強力すぎて、「なのは」世界にも「ゼロ魔」世界にも、フェイトちゃんに思春期を迎えさせられる男性が存在せず、結果としてフェイトちゃんがファザコンとして完全に安定してしまったこと、そしてイザベラが完全覚醒することによってこれも安定してしまったこと、これによって二人を救済することを目的として書き始めた物語は、ファンフィクションとしては完全に完結してしまったのでした。
 というわけで、丁度話しの分岐点であったこともあって、ここで完結させることでファンフィクションとしての「運命の使い魔と大人達」を終えた方が、モチベーションを失ったままだらだらと続けるよりはまだよかろう、という事で、今回この通り終了させたわけです。

 繰り返しとなりますが、二ヵ月半にわたってお付き合いくださいまして、まことにありがとうございました。
 次に書く予定のファンフィクションは、綾波展というサイトでエヴァ・ファンフィクションを書く予定でいたりします。もしよろしければそちらのお読み頂ければ、と、そう思っております。

 それでは、いつかどこかのサイトでお会いいたしましょう。


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