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No.4647の一覧
[0] テスト?黒い犬がアリスの世界に迷い込みました[ランス6×fate][kuro](2009/02/28 19:56)
[1] テスト[kuro](2008/11/02 01:49)
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[12] テスト[kuro](2008/12/12 21:23)
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[20] ・・なんだと[kuro](2010/12/16 04:41)
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[4647] テスト
Name: kuro◆77050d7b ID:fbbd0cb3 前を表示する / 次を表示する
Date: 2008/11/02 01:49
テストやから



タタターターータッタタター。

士郎スーツ、それは無駄にしぶとい生命力と正義の味方分で出来ている。
俺にとっての良識が毛の先ほど取得できる。

攻撃力が13上がった。
防御力が24上がった。
体力が50上がった。

回避率が35上がった。
逃げ足が43上がった。
しぶとくなった。

小物臭くなった。
態度が悪くなった。

家事のレベルが1から3にあがった。


「わーい、二周り以上強くなった」

欝だ。
へっぽこより最弱。
泣いてやろうか。

歩く力は格段に強くなったが、気持ちがガタ落ちだ。

「つーより、此処どこだよ変な生き物がいるし、女が居たから犯して殺そうとしたら、無駄に強いしよー」

三十分くらい前に、バニー姿の変態がいたから、此処どこーと聞いたのだ。
人の趣味にとやかく言う気はないが、突然襲ってくるのはいただけない。
歪んだ短剣を出現させ軽く首を掻こうとしたら、避けられ。
アレ?と思う間もなく蹴られ、押し倒された。
どっちかと言うとSもM行けるが、やられっ放しは性に合わん。

勝ち誇る顔がムカつくので、オッパイ揉んで驚かし。
その隙に逆に押し倒し、殴り合いになった。

お互いボコボコに成りながら、最終的には

「ケッ!テメエやるじゃねーか!」
と青春風に別れた。

歩いて行く最中、なんであの女、人間ぽいのに殺せないんだ?
とも考えたが。

気にしてもしょうがないと止めた。
一々戻るのもメンドイ。

次に人に会った殺して試そう。


歩く先に町らしき物が見える。
ボロボロの石で出来た家。

それが立ち並ぶその集落は、
え?どっきり?
と考えてしまう。

その風景から、前の世界からまったく違うとこに来たと。

帰りたい。
テレビとゲームとコンビニがない生活はやだ。

あの身体に悪い合成調味料の出来合いモノは、
バゼットの缶詰、牛丼、レーション攻撃の救いだった。

コンビニのおでん、肉まん。カップ酒。つまみにイカ。
うまかった。

士郎スーツ脱ぐか。
昔の生活に戻るくらいなら、座に帰る。

でもなーー、何で此処に来たのか気になるし、チャックが噛んで脱げないし。

せめて、なんで来たのか知りたい。
そして、独り言が多くなるのが欝だ。

「えーアンリ君は迷子になった、寂しいと死にます」

気色悪!





町に入り。
物珍しそうに、周りを見ていると。
視線が俺に向いているのに気がつく。

考えて見れば、赤い布を巻いただけのその姿は。
目立つ。

黒髪に肌に書き込まれた刺青。
どこの部族が紛れ込んだのかと、奇異な目だ。

進むに連れ。
物珍しい目から、哀れみに満ちた視線になった。

イラつく。
これは金がなくて着てんじゃねーよ!出てきた時にはこれだったんだよ!

何かヒソヒソと話し合う俺よりボロを着たビンボー人の。
何かもう「残念だけど明日はお肉なんだよね」的な視線。

この野郎。サクッと刺すぞオイ!

鬱な気分だからしないが。

しかし、何でこんなに動くのが苦痛なんだ?
頭が働かないし、腹が痛い。
あのウサミミに殴られた痕は治ってるが、何か違和感がある。
まるで、空腹過ぎて胃の辺がムカつくように。

・ ・・・?あれ?ただ腹減っただけか?
俺ハラペコキャラになった記憶はないが。

飯屋がないか探していると、目の前にボロボロの家があり食いもんの匂いがする。
しょうがないから食わしてもらおう。
駄目だったら襲って奪う。金が有るわけないしな。

そんな物騒な考えをしってると、匂いの先は武器屋だった。

「・・・・・よし」

まあ、あれだ。
強盗は良くない、出来るだけ穏便に行こう。
別にウサミミと引き分けだったのが、まだ気になるわけではない。


軽く5、6本作ろう、ここで作らないでなんの力だ。





結構売れた。

袋いっぱいの金が入ってて重いが、心は軽い。
武器屋のおっさんは、魔法使いの常連がいるらしく、金回りがいい。
適当に作った刀を売ろうとしたら、異国の剣に興味があるらしく上機嫌で金をくれた。

しかも自宅兼用の店で二日分の食いもんをくれたので、どんぶりで三杯流し込む。
礼に呪いの剣を消しとこう、抜いたら自分の家族殺すやつ。


ゲップ
腹が膨れて、動きにくい。




結構楽しいなここ、金に困らないし。

道を歩くことで食後の運動をしてたが、人の気配が近づいていた。

気にしないでいたら、三十人くらいの浮浪者が俺の周りを取り囲むまでになった。

手には刃毀れのナイフと剣、棍棒、石。

口元に下種な笑みを滲ませたその面を見ながら。

こちらも獰猛に口が歪む。
頭に栄養が回ったことで、気分が高揚する。

くくくっと我慢できず笑いがこぼれ出した。


「ははは!!なんだテメーら、そんなに殺気滾らして!俺の食後の運動に付き合ってくれんのか!」

じりじりと寄ってくる生贄は、獣の食事になることを知らない。
そんな馬鹿達にもう一度笑い。

「ケケケッ!しっかりと付いて来いよ!ここに来て初めて殺すんだからな、できるだけ意地汚くもがけよ!!」

この世全ての悪は、世界に自分の存在を咆えるのだった。




ここで負けたら笑い話にもならないが。


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