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No.4647の一覧
[0] テスト?黒い犬がアリスの世界に迷い込みました[ランス6×fate][kuro](2009/02/28 19:56)
[1] テスト[kuro](2008/11/02 01:49)
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[10] テスト[kuro](2008/11/28 22:09)
[11] テスト[kuro](2009/05/16 18:24)
[12] テスト[kuro](2008/12/12 21:23)
[13] テストからチラ裏[kuro](2009/02/28 19:53)
[14] チラ裏[kuro](2009/04/25 01:30)
[15] チラ裏[kuro](2009/05/16 18:21)
[16] チラ裏[kuro](2009/06/05 07:04)
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[19] あれ?[kuro](2010/12/15 15:48)
[20] ・・なんだと[kuro](2010/12/16 04:41)
[21] テスト[kuro](2010/12/16 04:44)
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[4647] テストからチラ裏
Name: kuro◆32a76c29 ID:f696a119 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/02/28 19:53
チラ裏・・・・ですか?





痛みで咽び泣く少女。
その痛々しい姿にごめんなさいという気持ちが湧き上がってくる。

ランスさんに何度も止めるように言っているが。
その言葉は届かない。

奥に進むにつれ湧き上がる、焦りと苛立ち。
アンリさんが偽善と称した私の行いは、
歩み進めるにつれ心の奥に渦巻いていく。


マジック様の声が聞こえたことで、
ガリガリと押さえ込もうとしている、気持ちが削られていく。


もう駄目かもしれない。
ランスさん達の前に両手を広げて願う気持ちは。

ガンジー様の任務と
マジック様の安全

そして、見捨ててしまった少女の鳴き声で埋め尽くされる。

涙を堪え、感情が抑えられなくなり。
爆発と共に意識を失った。







〈アンリマユ〉



骨折とは骨が折れることを言う。
脱臼とは間接が外れる事を言う。


では、両方だとなんていうんだ?
複雑か?
それとも別々の症状なのか?


右腕が持ってかれました。
俺なんかしたかよ。



包帯で腕を吊りながら、不慣れな左手でお茶を啜りながら。
何時ものように漬物もとい、キムチの愚痴を聞いている。

最初の内は文句も言わず飯やお茶や、三時のおやつをくれたんだが。
仕事もせずぶらつき、腕が使えなくなり家事手伝いも出来なくなると

日々の愚痴もとい、
家事の大変さをクドいくらい話すようになった。

ガキ共も手の掛かる時期だし。
捌け口見付ければ濁流のように流れるのは。

聖女でもない限り人間には我慢できないのだろう。



日本茶。
それが手に入ったといった甘言に騙され部屋に連れ込まれ。

かれこれ1時間ほど、聞かせれている最中だ。

聞き流すにしてもいい加減耳障りになったころ
乱暴に扉が開かれ、ドカドカと緑の甲冑が入ってきた。

「・・・おい、刺青。貴様本気でキムチさんを狙っているんじゃないのか?
此処に来るたび貴様の面を見るのだが」

「それはない」

「私もその気はないけど、即断はやめて欲しいわ」





「え!?カオルさんが?」

「そうだ、俺様の邪魔をしてきたのだ」

ティーポットから緑茶を入れながら、
腕を折った着物が今、
牢屋に居ることを聞いた。

「なんでそんな、カオルさんが私たちを裏切るなんて」

「知らん!試験場に入る前から様子がおかしかったが、
おかげでマジックちゃんと犯し損ねた」

「それが原因じゃないの?」

「そうだとしても、そこまで余計な口出しは今までなかった
実力行使されるなんて一回もない」

「そうなる前に何回も止めてはいたのね」

「ふん!俺様の邪魔をするのが悪いのだ!」


お茶がうまい。
ふーー、日本の心だな緑茶は。
茶菓子にクッキーは合わないかとも思うが、
ここに煎餅やたくわんないだろうからな。


「それでどうするの?カオルさんが抜けてランスの隊は人数が減ったんでしょ
隊に復帰できるか分らないし、補充できる人は居るの?」

「問題ない、そのために此処に来たんだしな」

「?それって・・」

「ああ、補充はこいつだ」

「ランスが女の子以外に自分の隊に入れるなんて、どうかしたの?」

「別に入れたくて入れるんじゃない。
俺様も一緒には居たくないが、これ以上キムチさんの所に置いときたくないし
腕の折れた状態、モンスターが居る場所なら勝手に自滅して俺様が止めをさせるからな
邪魔臭かったから今度こそ殺す」

「本人の前で言うことじゃないし、八つ当たりにしか見えないわよ?」


「がはははは!!首を洗っておくことだな!貴様は絶対殺す!!」

笑うランスの横で、キムチが苦笑している。


空気になった時点で普通に孤児院から出て行った。
俺に気がつくのは此処から5分後のことだ。




ベッドに入ってゴロゴロする。

丸まりながら、毛布に包まっていると。
実は夢の中にいて、永遠に寝ていていい気分にされる。

二度寝は人間が求める理想郷だな。

「アンリ早く行こう、ランス達が待ってるよ?」

その理想郷の守りが鉄壁なら良かったんだが、

「今日は仕事休む・・・」

「アンリ何時も仕事してないよ?五分過ぎてるから早く」

引っぺがされる毛布を見ながら、
理想郷は無いからこその理想郷だと知った。

どっちでもいいが、腰布引っ張るな取れるというか飛び出る。




「死ねーー!!ランスあたたっーーく!!」

「ブハッ!!」




目の前で吹き飛ぶ俺を睨み付ける馬鹿口が。
剣を収め立ち去っていく、
後ろからさっくり殺ろう。


後ろに飛んで衝撃を抑えたが、
痛いものは痛い。
背中が直なので、石で皮膚がズタズタになる。

小鹿ちっくに立ち上がりながら、
残りが微妙な魔力を回す。

そして作り出すのは今時カーボンじゃない竹の弓と矢。

矢の先が震えるが
意識を埋没させ、それすらも許容し当たることが確定された
結果を導く、矢を放・・・

「早く行こう?みんな先に行ってるんだから」


「・・・へ~~い」




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