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No.4647の一覧
[0] テスト?黒い犬がアリスの世界に迷い込みました[ランス6×fate][kuro](2009/02/28 19:56)
[1] テスト[kuro](2008/11/02 01:49)
[2] テスト[kuro](2008/11/03 11:13)
[3] テスト[kuro](2008/11/05 19:52)
[4] テスト[kuro](2008/11/06 19:42)
[5] テスト[kuro](2008/11/08 20:24)
[6] テスト[kuro](2008/11/11 19:12)
[7] テスト[kuro](2008/11/11 19:11)
[8] テスト[kuro](2008/11/16 11:05)
[9] テスト[kuro](2008/11/23 16:21)
[10] テスト[kuro](2008/11/28 22:09)
[11] テスト[kuro](2009/05/16 18:24)
[12] テスト[kuro](2008/12/12 21:23)
[13] テストからチラ裏[kuro](2009/02/28 19:53)
[14] チラ裏[kuro](2009/04/25 01:30)
[15] チラ裏[kuro](2009/05/16 18:21)
[16] チラ裏[kuro](2009/06/05 07:04)
[17] チラ裏[kuro](2009/06/10 19:13)
[18] チラ裏[kuro](2009/06/20 10:42)
[19] あれ?[kuro](2010/12/15 15:48)
[20] ・・なんだと[kuro](2010/12/16 04:41)
[21] テスト[kuro](2010/12/16 04:44)
[22] チラシ[チラシ](2010/12/29 22:36)
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[4647] チラシ
Name: チラシ◆32a76c29 ID:77755e35 前を表示する
Date: 2010/12/29 22:36
チラシ・・・
すいません、読者に嫌われる道を進み出しました。
これからは痛い人です




隊員が規定数を超えたので、アンリが解雇されました。

ランスはニヤッとして大爆笑している
他の数人は申し訳なさそうにしている
そして、少し離れた場所で満面の微笑で新しい仲間を歓迎している奴らが3人
まあ、気にすることも無いだろう。


元々、意味が在ってこの世界に来たわけでも、誰かのために働いてやるような
奉仕の心に目覚めている分けでもない。
前の世界で求めていた平凡な日常。

それが眼の前にあるのに、
求めれば手が届く位置にあるのに。

アンリは飽きていた。

意味も無く殺す、それさえやる気がない。

ある女の顔が浮かんで消えたのは何を思ったからか。
それすら判らないほどに。







その心に波紋を作った第一声はアンリをやる気に出来るのだろうか?

「アンリ、カロ大人になったよ!」


・・・無理かな?



ゼスに関係ない日常。

本来の流れ道理に進んでいた。

ムシ使いは身体にムシを飼っている、
独自の技術でムシの協力を得て、
普通の人間ではできない数多くの能力を行使する。

ゼス唯一の使い手、カロリア クリケットも
身体を硬くして、防御力を上げたり
毒針を飛ばしたりと、
広域な物音や、動いているモノの視認が出来たりといった。
一般人とは区別が見えるように
アンリより高スペックだ。

しかし、それだけの力を持とうともムシ使いとしてはまだ未熟。

ムシ使いとして成人になるには、計四匹のムシを身体に入れなければならない。
だが、その代償が酷い結果になることも、前に見た一人の男が証明している
それを振り払っても
カロリアは自分がランス達に対しての不安を拭えず

自分が住んでいた
集落の廃墟で四匹目の家族。
蟲の火の子を自分の中に住まわせた。

自分の居場所をランス達と同じにするための暴挙。
自分が弱いと考え、ランスも求めていない独りよがり。

その報告なのだろうが、
全く違う事にしか聞こえない。

変な風に聞こえた人は、手をあげなさい。



まあ、そんな外の混乱など知らないと
無視した日常。


ゼスに響いている足音がより近くに聞こえている
今の現実を無視した一日。





そして、こちらはゼスに関わる
一人の少女の日常。


アイスフレームの近隣で二人の少女が話していた。
「では、これを氷溶の者たちにお願いします」

車椅子の少女ウルザは手紙の束を、
郵便の女の子に渡してた。

氷溶の者たち。

ゼスの未来のため、魔法使いと二級市民の間を
繋ぎ、この動乱の状況を少しでも助かる者がいるようにと願う集団、

ウルザと両親、兄との活動の結晶である
希望の光。

自分が出来る、最高の一手として
それを眼の前の少女に手渡す。

ウルザは願っている。

根拠のない大丈夫だ!と言ったランんは、総て任せろと言ってくれたし
私の思いはこの手紙により、ゼスの全域に広がってくれる。

笑顔で駆け出す少女の後ろ姿を見送りながら。
ウルザはただ願うことを止めなかった。
惨めったらしく、人に縋る愚者


それを近くでそれが見ていたらどう写っただろう・・・



これは珍しく同時に起こった一幕である。
方向性のまったく違う二つの意思。

その両方に居たとしても、選ばれたのはこっちだろう。

それは神での悪魔でもない。
贄。
ただの、世界を見続けた一般人なのだから・・・







<アンリマユ>

俺の眼の前で、うーうーと悶え死に掛けているのがいる。
人が発するには考えられない高熱で、ムシ使いが着るワンピースのような
民族衣装は汗で肌に張り付き、カロリアのまだ少女の姿態は
変な艶かしさを出している。

その薄っすら浮き出ている先っぽを見ながらアンリは、
犯そうかな?でもこいつが死ぬと飯を持ってくる奴がと
アホ考えを
無駄に真剣に考えていた。




カロリアの気の抜ける第一声から、
珍しく年相応の無邪気な笑みを受け流し。
今日なに食うかな~と考えていると、
糸の切れるように肉塊が崩れる音がする。

さっきまで、赤く火照っていた頬は青く。
風邪でも引いたかと?いつの間に動いていた身体に呆れながら。
カロリアを寝かしつける。

アンリの意思とは関係なく動くこの化け物にはいい加減大人しくして欲しいと思いながら。
そう、眼の前の少女は赤いあくまや黒い後輩でも
ましてや、白い少女、騎士でもないというのに。









<カロリア>

暖かい手
優しさを感じない乱暴な動き
は幼き日に感じた、
父と母とは違う手抜きしか感じない手だったが。


なぜか、心地よくて引き寄せるように深い眠りに落ちていった。







目が覚め。
まだ夜も深く。
寝るべき時間だが今寝てしまったら。
今度は起きれないと考えてしまうほどにムシは身体を蠢いている。

だが、それをなくしても今目の前にいる
それから目を離せられない。


何時も見ている総てを傍観している人物、

それは手伝ってやると顔を寄せ、口内を鉄臭くしていた。

その数分後。
身体が裏返り、口から変なのが飛び出る感覚に襲われ私は意識を失った






その行動は
それにしては、珍しい一方的なものだ。

カロリアは寝ている間に何があったか知らない、
ムシ達がアンリの抜けた穴をカロリアが埋めようと無理をしていると、
話していたのも知らない、それの何に触れたのかも判らなかった。




しかし、それはいつか結ぶかもしれない先行投資として
カロリアの身体を無理やり治していく。







やっと黒い犬が動きだした。

この世界で始めて自身の意味を吠えよう。

とある神の対極。
この世総ての悪として、

今、反英霊がここに居るぞと・・・




化け物の皮を被った悪魔が
世界の対になると。














最後の揺れ
魔法王国ゼスは

マジノラインの魔力を大半失っていた。

アニスのよる暴走とランス達が行なった、
マナバッテリーの破壊。

前日にガンジーとの会話で、マナバッテリーの破壊の情報を受けて。
ガンジーはマジックの守る
弾倉の塔に向かってこれ以上の混乱を阻止しようと。
動き出すが。

皆がガンジー様が失敗するわけがないと、信頼していたとて。
この身を襲う寒気にも似た悪寒が止まることがない。

そして、魔力の急激な減少とマナバッテリーの破壊が報告されて。
この空間に絶望が支配していく。



四天王山田による魔力の強制注入はゼス全体に広がる。
それは今まで国を守っていた、軍の停止を意味し、
ゼスは魔物からの進行防ぐために
国の内乱を無視する最悪な形で現れていた。









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