<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

エヴァSS投稿掲示板


[広告]


No.40706の一覧
[0] ボクラノセカイ (エヴァ二次創作)[名無し](2014/11/17 23:42)
[1] [名無し](2014/11/17 23:45)
[2] 2[名無し](2014/11/17 23:47)
[3] [名無し](2014/11/17 23:51)
[4] 4[名無し](2014/11/17 23:53)
[5] 5[名無し](2014/11/17 23:54)
[6] 6[名無し](2014/11/19 13:06)
[7] [名無し](2014/11/19 13:08)
[8] 8[名無し](2014/11/19 13:09)
[9] 9[名無し](2014/11/19 13:12)
[10] 10[名無し](2014/11/19 13:13)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[40706] 4
Name: 名無し◆df6f5276 ID:141cec78 前を表示する / 次を表示する
Date: 2014/11/17 23:53
「……」

どうやら、彼女が昨日母さんが言っていた、アスカという子らしい。睨み付けるようにしながら、僕を見ていた。

「ええと……」

「……ママ。早く行こ」

反応に困ってると、彼女は我関せずのようにその場を歩き始めた。

「あ、ちょっと待ってアスカ」

そんな彼女を、キョウコさんは引き留める。

「アスカ、こちらは同じ職場の、碇さん。で、隣にいるのが、息子さんのシンジくん」

「今更だけど、よろしくね」

キョウコさんの紹介に、母さんは笑顔で会釈する。どうやら、母さんはアスカとも知り合いのようだ。

「……ヨロシク」

一応、形式的な挨拶する彼女。相変わらずの不愛想ぶりで。

「……アスカ、シンジくんを学校まで案内してあげて」

突然、キョウコさんは言い出した。言い出してしまった。

「……え?」

「はぁ!?なんで私が!」

それを聞いたアスカは、声を荒げる。だがキョウコさんは、ニコニコしながら続けた。

「だって、シンジくん、学校の場所をよく分からないじゃない。私もユイも、これから仕事だし。同じ学校なんだから、別にいいでしょ?」

「で、でも……!」

「アスカ―――“お願い”」

舌を出しながら、キョウコさんはアスカの頭を撫でる。

「……」

少しだけ顔を赤くしたアスカは、凄く小さめに頷いていた。

「……キョウコ、あなた、アスカに何も言ってなかったでしょ」

横で母さんが、小声でキョウコさんに聞いていた。

「うん。そうよ」

「そうってあなた……」

「だって、そっちの方がロマンチックじゃない!隣に引っ越してきた年頃の男の子と恋に落ちる……!――ん~、素敵!」

「あなたって人は……」

呆れる母さんと、頭上にお花を咲かせるキョウコさん。対照的な2人の前で、僕は固まりアスカは僕を睨んでいた。



前を表示する / 次を表示する
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.020219087600708