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No.41233の一覧
[0] 碇シンジのセカンドライフ 第零話[バロム](2015/05/22 21:02)
[1] 碇シンジのセカンドライフ 第1話[バロム](2015/05/22 21:42)
[2] 碇シンジのセカンドライフ 第2話[バロム](2015/05/22 21:58)
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[41233] 碇シンジのセカンドライフ 第2話
Name: バロム◆ebb31d45 ID:0155dbb1 前を表示する
Date: 2015/05/22 21:58

「えへへ〜シ〜ンジ〜(≧ω≦)」

「は…はひ…( ̄ロ ̄;)」

「だ〜いすき(≧ω≦)」

さて、前回マナと再会したシンジはめでたく両想いとなり、周りが見ても、書いてる作者でもこっ恥ずくなるムードで街中を歩いていた。

腕にあたっているのよ…胸が…あかん…ちなみに行き先は洋服店。

マナ曰く「シンジはかっこいいんだから、いつまでも制服だけじゃダメ!」との事。

実はシンジ、修行がしやすいという理由だけで300着は所持していたのだ。ちなみにシンジの所持金だが、NERVを始めとする、ゼーレ・国連その他諸々まで計千兆円をふんだくったのである。

曰く「勝ち逃げされた腹いせ」。余談だが、プリキュア世界の国の借金がこの少年によって秘密裏に全額返済されたことを付け加えておこう。

恐るべし(汗)

シンジの新しいファッションは赤を強調した衣装。喩えるならポケスペのレッド。

マナはメロメロ状態になっていた。

あっという間に1日が過ぎ、明日マナはシンジに自分の友達を紹介し、一緒に遊びに連れていってくれるらしい。

帰り際、二人は二度目のキスをした。


「じゃあ、また明日!」

「うん。またね」


シンジは久しぶりに明日が来るのを楽しみにしていた。

ちなみにシンジの自宅は、レイラ様が指定してくれたごく一般の家である。

翌日

大貝駅前。

そこでシンジはマナ達を待っていた。


「シンジ〜!(^O^)/」

マナの子供っぽい仕草に自然とはにかんでしまう。まあ、14はまだ子供だが…そこへ3人の女の子がいた。


「あなたがシンジ君ね。私は菱川六花。マナとは幼なじみなの。よろしくね」

「私は四葉ありすです。大貝町へようこそ。よろしくお願いしますわ。」

「私は剣崎真琴。アイドルをやっているの。よろしく。」

「碇シンジです。よろしくお願いします。」

簡単な自己紹介を済ませ、5人は電車に乗った。行き先は東京の遊園地。

「でね、マナったら、ずっとシンジ君のことを延々と話し続けるの」

「でも、あなたに直接会って話す内にマナが惚れる理由もわかるわ。」

「ええ。シンジ君からは、何故か不思議な…居てくれるだけで心が安らげる気がします。」

「初めてだよ…そんな風に言われたの」

シンジは少し照れていた。

「こ〜ら〜!シンジはあたしのダーリンなの!とらないでよね(>_<)」

『はいはい…』

マナに呆れ果てる六花達。

それでも3人はシンジの内面を見て、交際を認めたようだ。1時間位で目的地に到着した。

結構広い敷地にかなりのアトラクションが多い遊園地のため、人がいっぱいいる。

「さあ、いっぱい遊びまくるぞ」

「もう、マナったら」

「でも、このメンバーで遊園地は初めてですわ」

「ええ。楽しみましょう。」

(初めてだ…遊園地は…)

シンジも喜んでいる。そりゃそうだ。

今まで自由なんてなかったから…いざ、楽しもうと思った矢先、

ドガァアアアン!!!


『!!?』

どでかい音が鳴り響くと同時に自分達以外の人々の様子がおかしい。

片や大声でワンワン泣いている。片やどす黒いオーラ全開でネガティブ思考に陥っている。

「大丈夫ですか!?」

「しっかりしてください!」

「これは…一体?」

「!?みんな、あれ!」


真琴が何かに気付いた。

そこには、3体の見るからに悪党な輩がいた。

「これはこれは、新しいプリキュアの皆さん。」


(プリキュア!?…まさか、マナが!?)

「あなた達は誰なの!?」

「これは失敬、申し遅れました。私はジョーカー。以後、お見知りおきを…」

「俺様はムカーディア」

「あたしはノーザ。お前達を始末する。」


するとそこへ、

「マナちゃん!」

声のした方を向くと、9人の少女達が走ってきた。

「みゆきちゃん!みんな!」

「大丈夫!?」

「っ!?ジョーカー!?何であんたがおんねん!?」

「ムカーディアとノーザもいる!?」

「あんた達!また世界をバッドエンドに!?」

「あなた方の悪事!許すわけにわいきません!」

「おやおや、スマイルプリキュアの皆さん、お久しぶりですね〜ですが…」

「止めろと言われて止めるバカはいない。」

「さあ、プリキュア共!覚悟しろ!」

「ここはみんなが笑顔で遊ぶ場所なんだよ!」

「それを、悲しませて…」

「絶望させて、楽しむなんて…」

「許せない!」

「全く、貴様らは吠えることだけは一流だ…」


「ホントに…鬱陶しい!!」

「では、私達が直々に……おや?何故あなたはこの空間で平然としていられるのですか?」

ジョーカーがシンジに気付き、疑問をぶつける。みゆき達もシンジを見て驚く。



「ホントだ…何で動けるの?」

「不幸のメロディも聞いてない…どうして!?」

「シンジ…」

ここにいる全員がシンジに疑問を持った。マナを除いては…

「まあ、いいでしょう。死にたくなければさっさと逃げたほうが身のためですよ。」

「確かにジョーカーの言う通り…ここは私達に任せて逃げてください。」

「逃げる…?女の子を置いて?そんな薄情なこと…」


シンジは食い下がった。確かに彼女達はレイラから以来されていたプリキュアかもしれない。だが、彼女達は14歳。それに小学生の子もいる。そして、何よりもマナを、愛する人を置いて自分だけ逃げる?出来るわけがない。だが…

「シンジ…あたし達は大丈夫…終わったら、デートの続きしよう。だから、信じて…ね。」

マナの言葉にシンジは渋々同意し、近くの物陰に隠れた。マナ「みんな!いくよ!」

『ええ!』

『Let's play!プリキュア!モジュレーション』

『プリキュア!スマイルチャージ!』

『プリキュア!ラブリンク!』
『L・O・V・E』

「爪弾くは荒らぶる調べ、キュアメロディ!」

「爪弾くはたおやかな調べ、キュアリズム!」

「爪弾くは魂の調べ、キュアビート!」

「爪弾くは女神の調べ、キュアミューズ!」ハッピー「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」

「太陽サンサン!熱血パワー!キュアサニー!」

「ピカピカピカリン!じゃんけんぽん!キュアピース!」

「勇気りんりん!直球勝負!キュアマーチ!」

「しんしんと降り積もる清き心…キュアビューティ!」

「みなぎる愛!キュアハート!」

「英知の光!キュアダイヤモンド!」

「ひだまりぽかぽか!キュアロゼッタ!」

「勇気の刃!キュアソード!」

『届け!4人の組曲、スイート!プリキュア!』

『5つの光が導く未来!輝け!スマイル!プリキュア!』

『響け!愛の鼓動!ドキドキ!プリキュア!』「変身した…あれが…プリキュア…」

シンジは驚いていた。


「あ…じゃんけん負けた…」

ちゃっかり、ピカリンジャンケンをやっていた。負けたのでちょっと凹んだ。



〜プリキュアSIDE〜


『はあああああーー!』

『たあああああーー!』

『やあああああーー!』


スイートチームはムカーディアと、スマイルチームはジョーカーと、ドキドキチームはノーザと激突していた。パンチ、キックのラッシュ。シンジはしっかりと彼女達の戦いを観察していた。


「成る程…変身すれば身体能力が向上するのか…そして、主に集団戦を得意としている…その証拠にチームワークがいい…一寸の狂いもなくユニゾンしている…見事だ…だけど…」

シンジはあることに気付いた。

「おかしい…一見マナ達が有利だ…でも、何か腑に落ちない…」


ハート達が優勢なのは良いことだ。経験を積み、成長している証拠。だが、相手は手加減しているように見えた…敵に闘争心を感じられないからだ…

ニヤリ…一瞬ジョーカーが不気味に微笑んだ。その瞬間をシンジは見逃さなかった。


(今の笑み…何かある…何だ?…まさか…!?)

「駄目だみんな!罠だ!」


シンジが彼らの策略に気付いたときには既に遅く、プリキュア達はそれぞれの最強必殺技を放った。


『プリキュア!スイートセクション!アンサンブル!クレッシェンド!』
『プリキュア!ロイヤルレインボー!バースト!』
『プリキュア!ラブリーフォースアロー!』








『掛かった!』

彼らの勝ち誇った声と同時に複数体の怪物達が次から次へと現れ、3人の盾となって消滅した。

「まさか…あなた達、これを狙って…」

「そう。馬鹿なお前達は正攻法を必ず使う。」

「それこそがお前達の弱点だからだ。」

「だから、私達は確実にあなた達を倒せる様にわざとやられたふりをしていたのです。」

サニー「なんやて!?」
マーチ「そんなの筋が通ってない!」
「正々堂々と戦いなさい!」

「何とでも言え。策を練らずに戦いを挑んだお前達の負けだ。」

「悔しいですが、言う通りです。数で有利と思う過信が命取りになる。それを忘れるなんて」

「さて、ここからは私達の反撃開始です。既にあなた達は一番強力な技を使ったため、弱体化。楽勝です。恨むのなら、私達を相手にしたご自分の浅はかさを恨んでください。」


ジョーカーがハート達に死刑宣告を下し、等身大から巨大サイズまでの怪物達が襲いかかってきた。その数100。今までどんな困難にも立ち向かい、乗り越えてきた彼女達だったが、今回ばかりはどうしようもなかった。半ば諦めかけた。

「嫌だよ…死にたくない…せっかく…シンジとまた会えたのに…ずっと一緒だって誓ったのに…」

「ハート…」

各々が互いの手を握りあった。

「ヒャーッハッハッハ〜!!それでは皆さんさようなら♪」

「クックツク…ハ〜ッハッハ〜!!」

「アハハハハ!!消えろ!プリキュア!!」

3人の下品な笑い声が響き渡る。

しかし、彼らもプリキュア達も忘れていた。通常ならここでバッドエンドだが、それを許さぬ者がいることを。

そして、その者が隠れていたはずの場所にはもう既に存在しないことを。

『ギシャアアアアア!!!』

先攻した巨大デザトリアンと巨大ハイパーアカンベエが光線をプリキュア達に発射した…はずだった。

正確には発射したのだが、その直後に矢の様な物体が光線を打ち消しながら、2体に貫通。消滅した。一瞬の出来事に誰もが呆然としていた。

「だっ、誰だ!?」


いち早く現実に戻ったジョーカーが矢の飛んできた場所を見つける。怪物達もプリキュア達もその方向を見つめていた。

そこには、4本の尖った黄色のインターフェース、上下白・中央赤の折り畳まれたマントに白と青の仏像を思わせる流麗なラインのプラグスーツを着用した…碇シンジが腕組みをしながら、立っていた。


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