≪本編登場キャラクター設定資料≫ここに書かれている内容は、本編に関するネタバレが含まれております。以上の事を踏まえたうえでお読みください。以下、設定に関してです。1.本編に登場するマブラヴキャラクターと解説2.本編に登場するスパロボOGキャラクターと解説3.本編に登場するオリジナルキャラクターと解説基本的に詳細は本編内を読んで頂く事にします。解説が無いキャラに関しては、元の作品に準じた設定とお考えください。解説が存在するキャラは、小説内においての設定が含まれていることから掲載させて頂きます。なお、オリジナルキャラクターに関しては、元の作品に名前だけ登場している、もしくはマブラヴの世界(EX等も含む)人物も含まれており、設定がオリジナルの場合もある事をご了承ください。1.本編に登場するマブラヴキャラクターと解説・白銀 武本編の主人公。以前の世界の武は、因果導体から解き放たれ元の世界へと戻る際、この世界を救いたいと願っていた。オルタの世界にて因果導体から解き放たれ、元の世界へ戻って行った筈だったが、何かしらの力の影響で再びオルタ世界2001年10月22日へと再び舞い戻って来たのである。以前の世界での記憶を元に夕呼に協力を取り付ける事に成功した彼は、異世界より転移してきたキョウスケ達と共に自身が願う最良の未来を描こうと努力する事となる。実はこの世界の武本人で柊町がBETAに襲撃された際、運よく捕獲されなかった事で死亡を免れていた。どういった経緯で今までの世界での経験と記憶だけを引き継いだのかも不明だったのだが……・鑑 純夏白銀 武の幼馴染。オルタ編同様、オルタネイティヴ第四計画の要である00ユニットとして復活させるため、香月 夕呼によって脳髄のみの状態で存在させられていた筈だったのだが……・御剣 冥夜国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵で同部隊B小隊の副隊長を務めている。前回の世界での記憶を持っているのだが、その事実は一部の人間を除いて秘密となっている。今回の世界では悠陽との関係も比較的早い段階で修復が図られ、普通に姉と妹の関係で接しているが、公になっているわけではない。再び武や他の訓練部隊の面々と会うために国連軍横浜基地へと赴き、207訓練部隊に所属する事となる。・香月 夕呼国連太平洋方面第11軍横浜基地副司令を務める人物で、オルタネイティヴ第四計画の総責任者。彼女も前回の世界の記憶を持っている人間の一人。今回はオルタネイティヴⅣに関する記憶も持っている為、再びこの世界に戻った原因究明の方に力を注いでいる。武を特務大尉にしたり、OGの世界から転移してきたメンバーに色々と便宜を図ってくれたのもこの人。現在はオルタネイティヴⅣの研究もそこそこに、何故自分やキョウスケ達が転移してきたのかを探るために行動している。・社 霞オルタネイティヴ第三計画により生み出された後期型の人工エスパーとでも呼ぶべき存在であり、歩く機密と言っても過言ではない立場に居る少女。本名は『トーリースタ・シェスチナ』で『社 霞』は夕呼がつけた日本名である。一部欠落しているものの、今までの世界での記憶を持っており、前回の世界の桜花作戦終了後、武と別れた彼女は再び彼と会いたいと切に願っていた。その願いが通じたのかは分からないが、再び彼女は自分が元居た世界と非常によく似たこの世界へとやってくることとなったのである。武や純夏との再開を喜んでいた彼女であったが、その心境は複雑な物であった。再びシリンダー内に収められた純夏の脳髄を見る度に前の世界での出来事を思い出していたのである。それでも彼女は、自分にできる事を行おうと純夏と思われる脳髄にリーディングとプロジェクションを繰り返し、様々な情報を読み取ろうと試みるのだが……・煌武院 悠陽日本帝国国務全権代行である政威大将軍で、彼女も武達と同じく前回の世界での記憶所有者。今回の世界では一部の者に対してだけではあるが、比較的早くから冥夜との関係を明らかにしている。古から双子は世を分ける忌児だとする煌武院家の為来りを覆すべきだと考えており、冥夜と共に歩みたいと願っているが中々状況は好転しないらしい。また、夕呼に新型機開発の協力を求めたり難民救済に力を入れるなどといった事も行っており、前回と比べ積極的に様々な事に係わろうとしている。2.本編に登場するスパロボOGキャラクターと解説・キョウスケ・ナンブOGの世界から転移してきた一人。香月 夕呼の提案で、元の世界へ帰るまでの間協力することとなる。OG世界において仲間達と共にとある施設を調査中、突如転移してきた要塞級BETAとの戦闘に巻き込まれるももの、偶然その場に馳せ参じたアクセルやアルフィミィ達と共にそれを撃退する事に成功。しかし、施設内部に侵入していた小型種BETAにより引き起こされた動力炉暴走に巻き込まれてしまう。そして爆発の衝撃でオルタ世界へと飛ばされたが、そこはBETAと呼ばれる地球外生命体と戦っている世界だった。運良く助かったもののつかの間、見知らぬ機体に搭乗した兵士達に拘束され、横浜基地へと連行される事となる。そこで香月 夕呼と出会い、この世界の情勢、そして自分達に起こった事を聞かされたことで元の世界へ戻るために彼女に協力する事になったのである。その後、彼女の直轄部隊であるA-01に配属、大尉の階級を与えられ部下や仲間達と共に元の世界へと戻るために奮闘するのだが……・エクセレン・ブロウニングOG世界から転移してきた一人。キョウスケ同様、夕呼の提案で協力することとなる。キョウスケや仲間達と共に調査中の事故に巻き込まれオルタ世界へと飛ばされてしまうが、持ち前のキャラで動揺する仲間を元気付けている。元の世界へと戻るまでの間、夕呼の指示でA-01へと配属され、同部隊の副隊長を務める事となった。そしてこの世界で出会った白銀 武に協力するべく半ば強引に訓練部隊の特別教官も務めている。この世界においては、アクセルの勧めでアルフィミィとは姉妹という事になっているのだが、自分達と共に行動するよりは同年代の訓練部隊の面々と共に行動するほうが彼女のためになると判断し、一定の距離を取りつつ暖かく見守っている。気まぐれから教官をやってみたいと言い出し、夕呼の一声でそれが採用される事となった。意外な事に教官としての力量も高く、神宮司 まりもとは違ったタイプの良き教官として訓練部隊の面々には慕われているのだが、少々その言動などには問題があるのではないかと考える者も少なくはない。最近は任務以外では207訓練部隊の方へ顔を出す機会が多くなり、ブリットはその事に関して頭を悩ませている(主な理由は自分が一番からかわれる事が多いため)。・ブルックリン・ラックフィールドOG世界からの転移組の一人。愛称はブリット。情報収集も兼ねて207訓練部隊に他の訓練校からの異動と言う形で所属する事となる。訓練部隊では207C小隊長を務める。オルタ世界へと転移し、この世界を救うことに協力するため、現在は仲間達と共に訓練部隊に所属している。同部隊ではキョウスケの勧めで分隊長を務める事となり、友人となった白銀 武に協力するべく奮闘中。キョウスケが彼を分隊長に推薦した理由は、そろそろ彼にも隊を率いる術を身に付けて貰いたいという考えが有ったからである。訓練部隊内では、彼と同じく剣術を得意とする御剣 冥夜と共に訓練する事が多く、互いに良い目標と考えているようだ。また、アラドのフォローに回る事が多く、良い意味で彼の兄貴分的な人物になりつつある。・クスハ・ミズハ(水羽 楠葉)ブリット同様OG世界からの転移組の一人。情報収集も兼ねて207訓練部隊に他の訓練校からの異動と言う形で所属する事となる。訓練部隊ではC小隊の副隊長を務める。仲間達と共にこの世界を救うため訓練部隊に所属している。同部隊ではエクセレンの勧めで熱くなりやすいブリットを補佐するために副隊長を務める事となった。本当の理由は、そうした方が何かと面白くなりやすいという事らしいが、本当かどうかはエクセレンのみぞ知る所。・ラミア・ラヴレスOG世界からの転移組の一人。キョウスケ達と共に元の世界へ帰るまでの間、白銀 武や香月 夕呼に協力する事になる。転移時の衝撃で乗機であるアンジュルグが損傷しているため戦術機に搭乗しているが、元々様々な組織への潜入工作を得意としていただけ有って操縦に関してはさほど問題はない模様。エクセレンに半ば強制させられるような形で207訓練部隊特別教官補佐を務める事となったのだが、意外と本人も乗り気なようで訓練生に的確なアドバイスを与えたり、相談に乗ってやる事も多いようだ。戦闘任務の際は、CPが存在しないキョウスケ達の部隊のため、電子戦仕様の不知火改型を駆り戦域管制を行う事が多いが、戦闘を行わない訳ではない。・アラド・バランガOG世界からの転移組の一人。情報収集も兼ねて207訓練部隊に他の訓練校からの異動と言う形で所属する事となる。配属当初、自分達がB小隊の面々より歳下である事を彩峰に指摘され、その事を馬鹿にされていると思った彼は彼女に反論。更にラトゥーニやアルフィミィを巻き込んで、一時はかなり険悪なムードになってしまった。しかし彼が怒った原因は、自分が馬鹿にされているのではなく、これまで苦楽を共にしてきた仲間を馬鹿にされたと思った事からだった。現在はその時のわだかまりも解消されつつあるのかB小隊の面々とも打ち解けている。・ゼオラ・シュバイツァーOG世界からの転移組の一人。情報収集も兼ねて207訓練部隊に他の訓練校からの異動と言う形で所属する事となる。仲間と共にオルタ世界に転移してきた直後、207C訓練部隊に所属する事になった。当初は誤解からB小隊の面々の事を快く思ってなかったが、現在は打ち解けている。高機動戦闘や狙撃能力に秀でており、訓練部隊内では珠瀬 壬姫に続く狙撃主としてその能力を発揮している。・ラトゥーニ・スゥボータOG世界からの転移組の一人。情報収集も兼ねて207訓練部隊に他の訓練校からの異動と言う形で所属する事となる。OG世界において事故に巻き込まれ、オルタ世界へと転移してきた彼女は、ブリット達と共に訓練部隊へと所属する事になった。同部隊では最年少の部類に入るが、その能力は部隊内でもトップクラスの実力を備えている。特に情報分析と解析能力に優れている事からC小隊の参謀格といった位置づけであると言っても過言ではない。特殊任務時にはアルフィミィと共に叢雲改型に搭乗し、主席衛士を勤める。また、彼女とは年齢も近いため一緒に行動することが多い。・アクセル・アルマーOG世界へ戻る為にキョウスケ達と共に夕呼に協力することとなる。先の大戦の後、キョウスケ達と別れた彼は、アルフィミィと共に独自行動を取っていた。その時偶然捕らえた反応を調査するために連邦の施設へと赴いた際に彼らと再会、そしてBETAと遭遇し、彼らと共にそれを打ち倒す事に成功する。しかし、その時に起こった事故が原因でオルタ世界へと転移することとなり、元の世界へと戻るために彼らに協力する事となった。以前はキョウスケを敵視していた彼であったが、現在は過去と向き合う事でわだかまりを捨て、彼らに協力している。特殊部隊を率いていたためか、キョウスケよりも広い視野で物事を捉えることが可能で、表向きは香月 夕呼に協力するそぶりを見せているものの、彼女の行動を危惧し、キョウスケに彼女の危険性を説くなどといった参謀的な役割をこなす事も多い。また、自身の能力を活かし、単独で調査任務に就く事もあるため、ある程度の自由行動を許されている。アルフィミィ・ブロウニングOG世界へと戻る為にキョウスケ達と共に夕呼に協力することとなる。アインストの支配から脱し、自身と言う個を得た彼女は、自分にできる事を探すためアクセルと共に行動していた。その時、彼と共に事故に巻き込まれオルタ世界へ転移することとなり、元の世界へと戻るためにキョウスケ達と協力する事になる。オルタの世界ではエクセレンの妹と言う事になっている為、アルフィミィ・ブロウニングを名乗り、ブリット達と共に訓練部隊に所属している。なお、ブロウニングの姓を名乗る事を勧めたのはアクセルであり、妹と言う事にしようと言い出したのはエクセレンで、彼女はこの出来事を本当に嬉しいと思っている。訓練部隊に所属となった理由は、同部隊には比較的歳の近い者達が多く、彼女らから学べるものも多いだろうと判断したエクセレンの考えで、アルフィミィの成長を願っての事だった。性格はエクセレンを幼くした感じであり、最近はますます彼女に似てきている上に彼女を手玉に取ることもある。そんなアルフィミィの成長を喜ぶエクセレンではあるが、時と場合によってはこのままで良いのだろうかと悩む事も多々あるらしい。特殊任務時にはラトゥーニと共に叢雲改型に搭乗し、彼女のサポートを務めている。また、彼女とは年齢も近いため一緒に行動することが多い。3.本編に登場するオリジナルキャラクターと解説・築地 多恵(部分的な設定のみオリジナル)国連軍横浜基地、A-01部隊所属の衛士。涼宮 茜、柏木 晴子の同期でポジションは突撃前衛。以前の世界ではXM3トライアル時のBETA奇襲において戦死している。気弱そうな感じだが、大人しい顔をして辛辣なことを口走ってはすぐに謝る。焦ったり興奮したり等のテンパった状態になると謎の訛りが飛び出す。武との模擬戦では彼の改型に敗れてしまったものの、水月とコンビを組んでいた事から衛士としての実力は高いことが窺える。寒い所が苦手であり、その仕草や行動から実は猫なのではないかと噂されているが定かではない。やたらと茜に肩入れしたがったり、美冴と祷子の仲を見て二人を「師匠」と呼ぼうとしたりするなど、レズ疑惑あり。ちなみに巨乳。・七瀬 凛(設定のみオリジナル)国連軍横浜基地、A-01部隊所属の衛士。茜や晴子達と同期だが、年齢は一つ歳下でポジションは砲撃支援。以前の世界で武達が配属される前に戦死したヴァルキリーズのメンバーの一人と考えられる。冷静な分析能力で相手の弱点を突く事を得意としており、同じポジションの晴子とはタイプの違う実力者である。一つ違いの兄が居り、彼は帝国軍で衛士をしている。また、極度のブラコンであり、兄のためなら盲目的に突っ走ってしまう事が多々あるため、それを直そうと努力しているがそれ程改善されるような様子は無い。・麻倉 麻美子(名前と設定は作者のオリジナル)国連軍横浜基地、A-01部隊所属の衛士。涼宮 茜と同時期に伊隅ヴァルキリーズへと配属された。ポジションは制圧支援。以前の世界で武達が配属される前に戦死したヴァルキリーズのメンバーの一人と考えられる。・高原 仁美(名前と設定は作者のオリジナル)国連軍横浜基地、A-01部隊所属の衛士。涼宮 茜と同時期に伊隅ヴァルキリーズへと配属された。ポジションは強襲掃討。以前の世界で武達が配属される前に戦死したヴァルキリーズのメンバーの一人と考えられる。・紅蓮 醍三郎(設定のみオリジナル)帝国斯衛軍第一大隊を預かる斯衛軍大将。斯衛軍では悠陽に次ぐ権力を持った人物で、冥夜の師匠でもある。鍛え上げられた肉体やその風貌からは、相手に只者では無いといった威圧感を与えると共に老いを全く感じさせていない。また、無限鬼道流といわれる剣術を体得しており、老齢であるにも関わらず常に最前線に立って戦うその姿は多くの物から慕われる要因となっている。意外な事に女性に対しての免疫は低く、強化装備越しに透けて見える胸などを見て鼻血を出すなどといったお茶目な部分も持ち合わせている。斯衛の大将でありながら武御雷の開発主任衛士を務めていたことがあり、明星作戦において実戦テストを行うため同機で出撃している。・剛田 城二(設定のみオリジナル)帝国斯衛軍に所属する衛士で自称白銀 武のライバル。人の話を全く聞かない猪突猛進型の熱血漢だが、時々もっともらしい事をいうことのある侮れない存在である。元々帝国軍所属の衛士だったのだが、後にその腕を買われ斯衛軍へと引き抜かれる事となった経緯を持つ。任官間もない時期に大規模反抗作戦である明星作戦に参加するものの、自分の所属していた部隊は一部の者を除いて全滅してしまう。その直後から彼は自分の無力さを痛感し、打倒BETAという信念と友に託された願いから斯衛軍大将紅蓮 醍三郎を師と仰ぎ日々精進を重ねた結果、幾分かその性格もまともになり現在は斯衛軍第一大隊の小隊長を任されるほどに成長するまでに至ったのである。時折意味不明な発言をし自分に酔う事もあるのだが、衛士としての実力は折り紙つきで部下からの信頼も厚い。斯衛軍に所属しているが、元々武家出身ではないため与えられている機体は黒い武御雷であるC型。その性格ゆえに頻繁に近接戦闘ならびに格闘戦を行う事が多いため、彼の機体の整備を担当している兵士はいつも泣かされているらしい。そんな彼の性格を考えた紅蓮が彼の機体用に新装備の開発をさせているとの噂があるのだが……・飯塚 悟郎国連軍横浜基地の整備班班長で通称おやっさん。元は帝国軍所属の整備兵で、その腕を買われ横浜基地へと引き抜かれた経緯を持つ。過去に叢雲の開発に関わっていた事もあるらしく、同機体が再び日の目を見る事になったことを心底喜んでいた。かなり腕っ節の強い人物で、無茶をして機体を壊した衛士に対して例え上官であろうとも鉄拳制裁を加える事がある。しかしそれは、彼なりにその相手を認めている事の裏返しでもあり、信頼の証でもある。彼もまた京塚曹長と同じく階級が通用しない人物であるのだが、基地内の殆どの人物から慕われているため問題になってはいない。・月詠 凪沙帝国斯衛軍の衛士で、階級は少尉。物腰は柔らかく落ち着いた感じの女性で、普段は長い黒髪を一つにまとめてアップにしており大和撫子と言った風貌が見受けられる。斯衛軍中尉である『月詠 真那』の分家に当たる筋の人物であり、真那は彼女の親戚。現在は新型機開発のため、悠陽の命により横浜基地へと出向しているのだが……・謎の男シャドウミラーを指揮する正体不明の人物。その容姿はかつて同組織を指揮していた人物に酷似しており、本人かとも噂されているのだが詳細は不明。アクセルを拉致しようとしたり、米軍と結託して何やら事を起こそうと企んでいるのだが……・W12(ダブリュー・ワン・ツー)シャドウミラーに所属する人造人間の一人。ラミアと同じ後期型Wナンバーズのメンバーで、電子工学のエキスパートとして調整されている。身体能力ならびに機動兵器操縦の技術は他のナンバーズに比べ劣っているが、AI制御の無人機の統率を行う能力に優れている。また、ハッキングなども得意としており、機動プログラムやモーションパターンの構築なども他に類を見ないため、不得手としている部分はそれらで補っている。かなり自信過剰な人物であり、常に自分の優位を信じて疑わない。だが、それらが崩されると非常に脆いといった不安定さも抱えている。・崇宰 信政(たかつかさのぶまさ)五摂家の一つ、崇宰家の当主ではあるが斯衛には所属しておらず、帝国陸軍大将を務めている。技術廠・技術開発局のトップに立つ男でもあり、第壱開発局副部長を務める巌谷 榮二は彼の部下の一人。老齢な風貌で常に笑顔を絶やさない紳士的な人物として周囲の人間には認識されている。だが、少々強引に物事を推し進めたり、相手が誰であっても不遜な態度をとる事もあるため中々本性を見せない。悠陽と同じく、民の事を第一に考えるような素振りを見せているのだが……