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No.2484の一覧
[0] 機動戦艦ナデシコ ~蛍蔓~[散川 散](2008/01/05 23:19)
[1] 一章[散川 散](2008/01/05 23:20)
[2] 二章[散川 散](2008/01/06 00:30)
[3] 三章[散川 散](2008/01/09 22:49)
[4] 四章[散川 散](2008/01/10 02:25)
[5] 五章[散川 散](2008/08/04 22:47)
[6] 六章[散川 散](2008/08/04 22:40)
[7] 七章[散川 散](2008/08/04 22:46)
[8] 八章[散川 散](2009/01/04 16:46)
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[2484] 五章
Name: 散川 散◆bce2ca57 ID:5a9b0321 前を表示する / 次を表示する
Date: 2008/08/04 22:47
 アキトサンと別れてから街をぶらついていると、轟音が鳴り、次の瞬間には少しはなれたところにあったビルが崩れた。
「あれ、どうみてもテツジンですよね」
 街を、過剰装飾された巨大兵器が蹂躙していく。
 おそらく、この街で、ボソンジャンプの研究が続けられていたのだろう。
 これだから、大関スケコマシの言うことは当てにならない。
「まぁ、どうしようもないんですけど」
 周りの流れに逆らわず避難を開始する。
 おそらく、リョーコさん達のものと思われるエステバリス隊が到着し、戦闘が開始されると、ただでさえ、迷惑極まりない破壊攻撃に拍車がかかる。
 テツジンがグラビティブラストの発射体制に入ると、それをさせまいと赤いエステバリスが特攻を仕掛けてきた。
 流石リョーコさん。でも、せめて周りの被害を考えてください。ほら、テツジンこっちに倒れてきてるし。
「うわ、これ明らかに死亡確定コースですよ」
 倒れた鉄人の胴体……グラビティブラストは、避難する住民のほうに向いている。つまり私のほうに。
 よく、見慣れたものだけに私にはわかる。臨界に入った。でっ、二秒後に発射。
「2、1、0」
 私はたぶん死ぬだろう。ほら、もう何も感じない。


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