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No.293の一覧
[0] 機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/08/31 11:53)
[1] Re:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/08/31 11:54)
[2] Re[2]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/08/31 11:54)
[3] Re[3]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/01 12:00)
[4] Re[4]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/01 12:03)
[5] Re[5]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/01 17:00)
[6] Re[6]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/10/23 19:22)
[7] Re[7]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/03 17:58)
[8] Re[8]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/03 17:59)
[9] Re[9]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/04 21:57)
[10] Re[10]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/04 22:17)
[11] Re[11]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/05 22:35)
[12] Re[12]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/06 23:36)
[13] Re[13]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/09/14 21:34)
[14] Re[14]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/10/24 15:15)
[15] Re[15]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/10/14 20:14)
[16] Re[16]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/10/24 19:44)
[17] Re[17]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~[MAD](2005/10/26 19:20)
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[293] Re[5]:機動戦艦ナデシコ~願わくば・・・~
Name: MAD 前を表示する / 次を表示する
Date: 2005/09/01 17:00
第五話 変化


サセボシティ郊外


リリー、リリー
虫の鳴く声のする此処は人気のない夜の公園。その公園の草むらで一人の男が寝ていた・・・男は肩口位まで伸びた赤みがかった黒髪に、顔半分を黒いバイザーみたいな物で覆い、全身に黒い服とかなり変わった服装が特徴的だった。
目を開く・・・バイザーで分かりにくいが瞳は金色のようだ
上半身を持ち上げ辺りを見回す・・・周りにあるのは、風で独りでに揺れるブランコと年季の入っている滑り台など公園に在る一般的な遊具ばかりが彼の目に入る
立ち上がって見てみる・・・視界が広がった。公園の入り口近くのトイレや周りの住宅街がはっきり見える。どこの家も真っ暗、かなり遅い時間帯のようだ・・・そして、星を見上げ・・・

「?此処はどこだ?」

男・・・いや、黒アキトの第一声。しばらくボーっとして、自分の身の異変に気付く

「・・?髪が伸びた?それに、少し赤い・・・!!
何故色が分かる!?まさか・・」

そう言ってバイザーを外す黒アキト

「!!・・・少しだけ、見える・・そうだ、他の部分は!?」

そう言って手で音を鳴らす。前よりは聞こえる
抓ってみる。はっきりと痛みを感じる
自分の靴の匂いを嗅ぐ。若干嫌な臭いを感じる
素直に喜ぶ黒アキト。そして、手近の草を引き千切り、口の中に放り込む。が、突然暗くなる

「味覚だけは、未だに感じないか・・・」

そう、味覚だけは分からなかったのだ。他の感覚がある程度感じるのは喜ばしいこと。だが、コックを目指していた彼にとって味覚を味覚だけを感じないことはとてもショックだった

「フフフ・・・未練、だな・・・クク、アハハハハハー!!」

不気味に笑い、呟く。そして狂ったように笑い出す黒アキト
彼の心の内は、今や彼にしか分からない・・・


雪谷食堂


「いらっしゃいませー!何にしましょうか?」

「え?ああ、じゃあ天津飯で」

アキトに言われ、初めて見る顔に客は戸惑いつつも答える。メニューを見ずに言うあたり、どうやら常連客のようだ

「はい、天津飯ですね?サイゾウさーん!!天津飯一つっす!!」

そう言ってアキトはカウンターへ行き、別の客のラーメンセットをお盆に載せ運ぶ。昼時なので客も多く、とてもしんどそうだ

「塩ラーメンと鳥の唐揚げの二点で八百十円です。ありがとうございました・・」

そしてミアンはできる限りの愛想と笑顔で勘定をしていた
何故こんなことになっているかというと、二人共お金を全くと言っていいほどにお金を持っていなかったので、昨日のラーメンの代金を払えなかったのだ。それに職もないし、住む家もない・・・そこでサイゾウの食堂で住み込みで働くことになったという訳だ
ちなみに、アイの事を警察に言ったところ、話を信じてもらえず、(音信不通の火星からどうやって地球に来たとかそこら辺の話)取り合ってくれないので、サイゾウの店に張り紙を貼らせてもらっている
昼のピークも終わり、サイゾウが静かな店内で昼飯のチャーハンをアキトたちと食べていると唐突に

「そういやお前ら、住民票とかは如何すんだ?」

それを聞き、アキトもミアンも蓮華を止めた


町外れ


その頃、黒アキトは町から外れた人気の無い道を歩いてた。服装はいつも道理のバイザーにマントだ。ちなみに彼はもう戸籍も創り、クリムゾンから大量の金を横領した。それを可能にしたのは黒アキトに宿ったオペレート能力である。何故その能力が身に付いたり、瞳が金色になったり、髪の色が若干変わったりとかは分からないが、取り敢えず黒アキトはランダムジャンプの影響と言うことにして自分に納得させている。視力などの味覚を除く感覚の回復もそういう事にしている
さて、この話は置いといて、何故黒アキト(戸籍上の名前はハヤカワ・アキラ)がこんなところを歩いているかと言うと、過去(未来)にラピスが北辰に攫われる前に居たネルガル系列の非公式の遺伝子研究所が在るからである。当然アキラの目的はこの時代のラピスと生き残りのマシンチャイルドの救出である。
突然アキラが気配を消し身を隠した。アキラの前方にあるのは研究所の入り口と思われる門と二人の警備員。どうやら未だ気付かれていないようだ。
アキラが銃を取る。そして身を翻し、警備員の前に出て一人に向かって発砲。警備員の一人の頭に着弾し頭が吹き飛ぶ。

「うわああ!!」

突然隣に居た同僚の頭が吹き飛んだことに状況が判断できなくなっていた。その警備員が冷静さを取り戻しアキラに反撃する前に、アキラは二十メートル位の距離を全速力で駆け、あっという間に警備員の目の前に迫る。そして、その警備員の鳩尾にアキラは手加減無しで正拳を放つ。五メートルほど吹き飛び、気絶する警備員。アキラは止めと言わんばかりにその警備員の喉をナイフで切り裂く。

「本当の惨劇はこれからだ・・・」

最後にそう呟き研究所の敷地内に侵入するアキラ。その顔は何気なく楽しそうであった


あとがき

学校の片道で一時間半掛かる
そういうMADは始業式早々大遅刻(爆)

しんどいです。文章考えるのは・・・
後、アキラの性格ちょっと危ない気もしますが、気にしないで下さい。
そういう訳で、また今度


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