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No.297の一覧
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[9] 機動戦艦ナデシコ~PROMISE~[マドロック](2006/01/03 04:00)
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[297] 機動戦艦ナデシコ~PROMISE~
Name: マドロック 次を表示する
Date: 2006/01/03 00:23
プロローグ

―空港―
少年が一人佇んでいる。
少年の前方には少年の両親”だった者”の死体がある
少年の周りには人は人っ子一人いない,いや,空港には少年以外誰も居ないと言っても過言ではないだろう。
ある,一人の男を除いては・・・・・。

少年は泣いて居なかった,だが,少年のその瞳には生気という物がなかった。

「力が欲しいか?」
と,いつ現れたのか,男が訪ねる。
男は全身黒ずくめで,正直お付き合いになりたくないような格好をしていた。
「・・・・・・ち,か,ら・・・?」
少年は言葉をうまく発せ無い。
だが,それが当然である,自分の両親が眼の前で人に撃たれ,血を流して死んでいるのだから。
「力が欲しいのなら着いてこい」
男はその少年の状態を気にせずに,そう言い歩き出していった。
「・・・・・・・」
少年は動けない。
無力感からか,体から力が抜けている。
少年は格闘技を習っていた,ある少女を護るためなのであろう・・・・確かに少年は強かった,しかし,それは同世代間だけである。
少年はそれを解っていた,伊達に研究者の息子ではないのだろう,しかし,ここまで自分が無力だとは思ってい無かったのであろう。
少年は思う,自分が費やして来た時間は何だったのだろう?と。思考はどんどんまどろみにはまっていく・・・・
ふと,男の足が止まり
「守りたい者が居るのだろう?」
男の発したその言葉により少年の体から気怠さが抜け,脳にここ数年の思い出がよぎっていった。


「アキト,ホシノ・ルリちゃんだ仲良くするんだぞ」
「ホシノ・ルリです,よろしくお願いします」
「ぁっ。えっとテンカワ・アキトよろしくね」
「よろしくお願いします,テンカワさん」
「アキトで良いよ,歳もそんなに変わらないしね」
「・・・よろしくお願いします,アキトさん」
「よろしくね,ルリちゃん」

2人はこのあと,楽しい時間を過ごした。
ルリにしては自分のことを普通の人間として見てくれるアキトは好きになれた(人間として),アキトは周りに居ない様な性格のルリに,少しは戸惑いもしたが(アキトの周りにいる元気が有り余る幼なじみのせいである)すぐに慣れ仲が良くなっていった。
しかし・・・・・

「・・・・地球の会社?」
「・・はい,ここでは十分なデータが取れないとかで,送還されるらしいです・・・。」
「地球・・・・・・・」
「また・・・・会えますよね?」
「絶対に会いに行くよ。約束する!」

しかし,2人の思いとは裏腹にテンカワ夫婦は火星を離れることができず,当然ながらアキトはルリに会うことができなかった。

そして,現在に至る・・・・・・・・。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・



少年・・・アキトと男はまだそこに佇んでいた。
アキトの瞳は生気を取り戻し,決意をした目をしていた。
男はそれを確認すると再び歩き出した。
アキトは男の後ろに着いていった。
「名前は?」
と,忘れていたのだろうか?それとも知っているのだろうか?男が訪ねる。
「アキ,ト。テンカワ・アキト・・・・。」
ショックが抜け切れていないのだろう,あまり上手く言葉を発せないらしい。
「あなた・・は?」
「俺か・・・・?」
男は一瞬ハッとし,少し考え呟くように
「俺は・・・・イケシ・・・」
「イケ・・シ・・・?」
「そう,俺はイケシ・カイトだ」
まるで自分に言い聞かせるように自分の名前を発した。

そして,空港には誰一人いなくなった・・・・・。

ここからテンカワ・アキトの,イケシ・カイトの戦いが始まる・・・。

―研究所―
「おい?聞いたかよ,火星にいたテンカワ夫婦死んだらしいぜ?」
「マジカよ?そりゃまた何で?」
「どうも,テロに巻き込まれたらしいぞ,夫婦の死体は発見されたらしいけど,息子の死体は発見されなかったらしい」
「死体も残らないほどの爆発でもあったのか?」
「さぁ,でも空港は全壊だからあり得るんじゃないのか?」
その言葉を聞いた蒼銀の髪の少女は一瞬反応を見せ,そして,倒れた・・・・・・。


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