<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

ナルトSS投稿掲示板


[広告]


No.32319の一覧
[0] 木ノ葉学園の日常[Φ卑弥呼Φ](2012/03/22 17:55)
[1] 卍さんの周り[Φ卑弥呼Φ](2012/03/21 04:07)
[2] 渡る世間は馬鹿ばかり[Φ卑弥呼Φ](2012/03/21 05:53)
[3] サクラといの[Φ卑弥呼Φ](2012/03/21 15:11)
[4] 幼なじみ[Φ卑弥呼Φ](2012/03/21 23:54)
[5] ストイックな転校生[Φ卑弥呼Φ](2012/03/22 17:52)
[6] 強い女は美しい?[Φ卑弥呼Φ](2012/03/22 23:48)
[7] クシロの春 前編[Φ卑弥呼Φ](2012/03/23 02:19)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[32319] 強い女は美しい?
Name: Φ卑弥呼Φ◆b7c18566 ID:08ee7ffa 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/03/22 23:48
※この話は第三者視点です
 キャラの崩壊に注意して下さい



いつの時代も女は怖いものである

口喧嘩においては右(男子)に出る者ナシ

木ノ葉学園の女子生徒は武術も極めているから尚更だ

今日も慌ただしい一日が始まる

「ねぇねぇ、サクラァー、この男の人格好良くない!?」

サクラといのは向かい合って座り、雑誌を見ている

いのが指差しているのはクールで妖艶な笑みを浮かべている知的系男子だ

「パス、私この人がいい」

そう言ってサクラは知的系男子と横に並んでいるダンディーでワイルドな男を指差す

「え~!?サクラってこぉ~んな毛むくじゃらの男がいいの~!?男のセンス悪すぎ~っ!!高校入ってから感性腐った~っ!!」

半ば嫌みでサクラに下劣な言葉を浴びせるいの

「はぁ?あんたの方が腐ってるわよ!!何その男?クーデレ?ツンデレ?つかもうヤンデレ!?」

負けじといのに激しく対抗するサクラ

「男はちょっとくらいツンてしてた方がデレた時に萌えるのよッ!!つぅかあんたのそれ只のおっさんだろがぁぁあああぁ!!」

机に拳を叩き付けるいの

「おっさん舐めんなゴラアァアアァ!!髭もエロい目線も含めて素敵なんじゃこらあぁぁああぁっ!!」

いのの胸ぐらを掴み前後に揺さぶるサクラ

「ぁあん!?やんのかこらぁぁっ!!表出ろ!!」

「上等だこのメス豚あぁっ!!」

表へ出ずその場で髪を引っ張り合う二人

実に淫ら

「…シカマル」

「断る」

ナルトの頼みに即答で断固拒否するシカマル

男子は只時が過ぎ去るのを祈るしかなかった

「もぉ~、またあの二人は~」

ヤレヤレと呆れ果てるテンテンとクシロとヒナタ

「あたし達は絶対喧嘩なんかしないよねーっ」

「当たり前やんっ、器がちゃうねん。器が」

顔を見合わせ頷く三人

「あれ?クシロ、上のセーラー丈短くない?」

テンテンは標準より短いクシロのセーラーを指摘する

「間違ってワンサイズ下買っちゃったとか?」

冗談まじりでからかうテンテン

「いや、これわざと」

「えっ!?わざとなの!?わー、ヤンキーっ!!腹チラ寸前だしっ!!見せびらかしたいの!?見せる胸ないのに(笑)」

「何やねん(笑)て。つかお前も貧乳やろが」

冷静さを掻いたらロクな事にならないとクシロは踏んだのか、冷静に対処する

「そりゃあヒナタには負けるけどー、あたし貧乳じゃないし!美乳だし!」

「いやいや、谷間ない時点で貧乳確定やから」

ああ、憧れの綱手様から既に貧乳キャラが定着しているテンテンには痛い話だ

「何だとこらあぁぁああぁっ!!元ヤン風情が調子こいてんじゃねぇぞゴラアァアアァ!!スカート長ぇんだよゴラアァアアァ!」

「転入したての話持ってくんなや!スカート膝丈やから何やねん!文句あるんけ?てかお前何なんそれ?頭にウ○コ乗せとん?ちょ、それで暗部のお面被ってみろや。ディ○ニーの人気者にそっくりやぞ?(笑)」

実は4月の下旬に転入してきたクシロ

テンテンに卑劣な言葉を浴びせる

「これはお団子ヘアーって言うんじゃあぁぁ!覚えとけアバズレ!」

「誰がアバズレじゃこのボケカスーッ!!」

女とは嘘つきである

ちなみにヒナタはと言うと、説得を試みようとしたがそのどす黒い剣幕に耐えきれず、諦めて読者に勤しんでいた

罵詈雑言が飛び交う中、男子はと言うと

「シカマル…どうしよう…怖いってばよ…」

「どうすんだよ!シカマル!!」

「お前等俺が何でも知ってると思うなよ。俺だってなぁ、辛い時もあんだよ!泣きたい時だってあるんだよ!」

ナルトとキバの期待を裏切るように声を張るシカマル

サスケでさえ怖じ気づいている

「よし!もぅ俺が止めてくるってばよーっ!!」

「あっ!よせ!ナルトォ!!」

シカマルの声はもうナルトには届かない

「いの!サクラちゃん!喧嘩は止めるんだってばよー!!」

格闘するいのとサクラの下に、無謀にも飛び込んで行く

その瞬間、誰もがナルトを勇者と称えたであろう

だが、その思いは、ナルトがいのとサクラの素晴らしい連携プレーに瞬殺される事によって崩れ落ちる

「ひでぶっ!!」

ふっ飛んだ勢いでシカマルの下へ戻ってくるナルト

「ナルト。一瞬お前を世界一格好良いと思ったよ」

ボロボロのナルトに賞賛の言葉を掛けるシカマル

口を突いた言葉は、シカマル、男子生徒の偽らざる本心だ

場面は戻ってクシロとテンテン

悪口雑言を飛び散らしていたが、事態は一変

ガチの殴り合いをしていた

いのとサクラは暴れすぎて髪、制服共にグシャグシャだ

罵り合いの嵐についにアイツがキレる

「いい加減にしろおおぉぉぉおおぉおぉ!!まな板小娘共ーっ!!」

プチッと鈍い音が鳴ったかと思うと、本を破り、怒り狂うヒナタ

必見!静かな奴ほどキレると怖い!

「テンテン、クシロォ…てめぇらなぁ…」

冷たく鋭い視線を二人に送るヒナタ

その冷酷な瞳はまるで二人の心を見透かしているようだった

「「はいっ!何でショウ!?」」

ヒナタに圧倒され、思わず敬語になる二人

「乳の事でいがみ合ってんじゃねぇよゴラアァアアァ!!ぶっ飛ばすぞぉぉぉおおぉおお!!てめぇら二人とも断崖絶壁だろがぁぁあああぁ!!」

クシロとテンテンは何も言い返せなかった

ヒナタが怖いという理由が大半だが、巨乳キャラに貧乳呼ばわりされる程惨めなものはないからだ

ましてやヒナタは引っ込み思案で普段思っている事を言えない性格だ

そんなヒナタに貧乳と言われた時の衝撃は異常である

「それから…いのとサクラ…」

ヒナタはその冷酷な視線を痛い程いのとサクラに向ける

「取り敢えず黙れ。五月蝿いんだよクソ女」

「「は、はい…」」

しゅんとする二人

「事はともあれ、一件落着…カナ☆」

本を閉じながらクスッと笑うサイ

「お前は黙ってろってばよ!!」

「あれ?私、一体何して…」

いつもの遠慮がちな声が響く

どうやらヒナタが我に返ったらしい

「ひ、ヒナタ…?何も覚えてへんの?」

顔が強張るクシロ

「何か…本読んでたら突然意識が飛んじゃって…」

この瞬間一同は思った…

ヒナタの前で馬鹿をするのは辞めようと…

「ふぅ~、しかし、怖かったぁ(特にヒナタ)」

「な、ナルト君、そんなに皆言い争ってたの?」

「もぅすごかったってばよ(特にヒナタ)」

恐怖から解放された一同は安堵する

「それにしても、絶壁って、僕と同じ転校生だったんだ。」

「もお、あん時は本当に荒れてたよねー」

「あ、あれは昔の話やろっ」

サイとサクラの言葉に顔を赤くさせるクシロ

時は2ヶ月前に遡る

4月下旬

クシロ、木ノ葉学園転入ー-…‥


end


前を表示する / 次を表示する
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.0076820850372314 / キャッシュ効いてます^^