一度目的を決めてしまえば、ナルトの気持ちは揺るがない。
里を抜ける方法と抜けてからの事はだいたい考えながら、アカデミーに通う。
(う〜ん、まずは里を出た後の生活面だな。今は里にいるから大丈夫だけど。
里からでたら一文無しだもんな俺)
「う〜〜〜ん、まいったってばよ」
「ほう、授業も聞かずに何がまいったんだ ナルト 」
「あ、・・イ・・ルカ先生」
ナルトはきずく、今は授業の真っ只中。
目の前には 恐ろしい程のイルカの笑顔。
「廊下にたってろォォォッッ!!!!」
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「うぅ〜、なんか色んなところが痛いってばよ」
ナルトは全ての状態が終わるまで、廊下に立たされた。
いつもなら一教科終わったら、戻されるのだが。
イルカが教室から出た時に腹いせに お色気の術を発動させ、
生徒の前で鼻血を噴射させてしまったナルトは、頭にデカイ
たんこぶをつけたまま、廊下で一人バケツを持たされ立たされた。