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No.43193の一覧
[0] テスト[犬](2023/08/15 11:25)
[1] テスト[犬](2021/09/13 01:21)
[2] テスト[犬](2021/09/13 00:34)
[3] テスト[1](2023/08/15 12:16)
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[43193] テスト
Name: 犬◆ef72b19c ID:553d6fc6 次を表示する
Date: 2023/08/15 11:25
テスト
プロット『特異生物【邪神】の誕生によって世界は混沌と化した。世界最強の邪神【邪龍神】、あらゆる生物を洗脳し殺し合いをさせる邪神【邪女神】、あらゆる物理的干渉を無視し全てを食らいつくしていく【邪水神】それらに抵抗するために人類は勇者を選別しそして敗北していく』



空間は爆発し、憤怒は紅蓮の炎となり雷光は雷霆となって大地に降り注ぐ。その中を闊歩する存在を何と例えればいいのだろうか。化け物。怪物。または魔神。「つまらぬ」真っ黒い影と呼ぶべき存在はぼそりとつぶやいた。ただその小さな言葉に含まれた感情は苛烈なる怒りだ。「なぜここまでつまらぬ。もっと私を楽しませろ」黒い影の怒りの言葉に男は背筋を震わせた。それが今先ほどまるで蚊を潰すかのように人類最強の勇者達を屠ったのだから。「弱い弱い弱すぎる。なぜかお前らはそんなに弱くて満足なのか。なぜ強くなろうとしない。なぜゴミ同士の底辺の争いで満足している」黒い影は蠢き姿を変える。現れたのは巨大な地龍だった。「下らん」地龍が地面をけり上げる。次の瞬間、大地が爆発したのかのように土砂が降りあがり、地面に倒れている勇者たちを飲み込もうとする。「くそっ!」隠れている状況じゃない。情報偵察のつもりだったがこの情報を持って帰ってもそれを生かせる勇者がいなければ無駄になる。「忍法。包み布」懐から取り出した布を地面に倒れている七人の勇者に投げかける。そして引っ張るとあっという間に布は縮まり、掌のサイズになる。それを懐にしまいなおしながら、更に両手で複雑な印を切り、「土遁土津波」迫りくる岩や土の波濤に対抗するように土の津波を打ち出し激突させる。無論、力の差など象とアリに匹敵しまともに受け止めれるほどの術を練り上げられるはずもない。ただ(一点さえ抜ければなんとかなる!)無造作に蹴り上げて作り上げた土砂だからこそてんでバラバラそこを土津波で防ぎ、その隙間に体をねじりこむ。土砂に混じった石や岩が肌を切り裂くが我慢するしかない。そしてなんとか土砂を抜けた瞬間、背筋がぞくりとした。「ほうまだいたか」巨大な黒き龍が眼下にいたむしけらを見るような視線で見降ろしていた。いるだけでわかる存在感の違い。殺気はない。しかし全身の震えがその存在から発せられる威圧感に震えてくる。「かかってこないならこっちからゆくぞ」「待った!」襲い掛かってこうとする黒竜、いや影龍を止める。「お前は俺みたいな簡単に倒せる敵を倒して満足なのか?」それは最初からの疑問だった。突然現れた強大な力を持った魔神。それを退治するための騎士団や冒険者。そして無残に殺されていった。だが魔神が村や国を襲ったという理由はない。魔神が求めるのはたった一つ。自分と戦える強者のみ。「つまらん。お前に戦う価値などない。たが目の前に虫が這っていたとして潰されない理由もないぞ」「俺がここで死ねば最強の敵が出なくなるぞ」「……」巨龍の爪が目の前で止まる。龍族はその巨体であってもAGLが人類をはるかに超える。魔神ならば猶更だ。「そういう意味だ」「こいつらは捨て駒だ。次に来る最強の勇者の為に情報を得るために」嘘の八百。懐から袋を取り出し、地面に広げる。そこには息も絶えたえの勇者たちがかろうじて生きていた。「お前はこいつらと戦っている時に思わなかったか?人類最強の勇者の割には弱すぎると」「……確かにな」確かにじゃねぇよ。人類最強の勇者たちを弱すぎると思ってたのかよ。内心で萎えながらも必死に俺が生き延びる方法を考える。「今見逃してくれれば俺が最強の勇者を絶対に連れてきて見せる」「ふむ。だがお前を殺せばどのみちその最強の勇者が出てくるのではないか? 出ないならばこの大陸を滅ぼしてもよいぞ」そりゃそうくるだろ。圧倒的な強者だ。暴力であらゆることが通用する魔神。多分金や名誉で動かず恐怖なら猶更噛みついてくる。通用するのは相手の欲望に合わせること。「お前の満足する強者を連れてきてやる、いや連れてくる。だから」「お前は何もわかっておらん」俺の言葉に帰ってきたのは冷笑も混じった呆れ声だった。「勇者は最初から勇者であり呼ばれてくるようなものは勇者とは言わん」そして怪物がの口が開く。構内は複雑な攻撃性魔法人が展開されている。それは魔術に詳しくない俺でもわかるほど高密度でありえないほどの処理能力を見せつけられるものだった。「ま、待て」「下らん」断言した言葉ともに高熱をア圧縮された閃光が口蓋より放たれる。それは直線状の大地すら溶解させながら大陸を両断した。あまりの高温に空気がゆがみ、ガラスとなって地面が硬質化している。「ふんっ」巨大な影の龍は姿を揺らがせ、一人の人影となって消えていった。「危なかった。死ぬところだった」暫くした後、焼け解けた地面から離れた土地の中から密偵が現れる。「余波の熱で焼け死にかけたが、まぁいい。勇者を助けられたなかったのが痛いな。第五階位まで登ってる奴なんてめったにいなんだぞ」密偵は頭を抱える。「こうなきゃ大陸全土から第五どころか第六階位を集めなきゃいけない。くっそ。それでも勝率がやばそうなのが問題だよな。いやそれ以前にあのキチガイどもに協力って言葉知ってるのか」俺はうめくように見上げる。土砂降りの雨が降りそうな天気に俺は上司を考えた。「無茶すぎますよ。上帝」轟く雷光の中つぶやいた言葉に答える人はいなかった。否、人ならざる者はいた。「がんばれ」「おい!なんだその適当に投げやりな応援の仕方は!上帝!」「いやだって興味ないし」「興味出せよ。一応あんたが管理者なんだから」「別に荒れ果てても私困らないし」「おぉぉい、あんたの信者や信徒は困るだろ。特に俺も困るし」「えー」「どこのJKだよ、てめぇ」思わず口が悪くなる。「……あ?お前今てめぇって言った」「いや言ってません。そんなの言ってませーん。聞き間違いじゃないんですか?」「聞き間違えじゃないし。つーか本気を出せば局所的に時間逆行も出来るんだけど」「そんなことに労力つかうぐらいなら他のことに使いましょうよ」「チッ」露骨な舌打ちをスルー。向こう側で髪をかきむしるような音が聞こえる。「っていうか多分、人間というか人類含めて惑星に住んでるレベルの霊的存在なら無理。あれは一種の異端であり異分子。本来ならば生まれるはずがない異形だもの」「えっとよくわからないんですが」「あれは霊的階位九を超える超。管理土地すらないけど霊格だけなら私と互角。倒すには私クラスの誰かが乗り込むしかない」「えぇ無理ゲーじゃないですか」「そうよ。それなのに戦闘狂って何? 暫くしたら雑魚しかいないってことに気づいて飽きるんじゃない」「無茶苦茶だ」呆れ果てる。そんな声に人ならざる声がかかる。「でも別の手がないわけでもないかな」「え?」「人類の守り手、人類防衛機能の最高峰『勇者』が出てくれば何とかなると思うよ」「勇者って先ほど倒されましたが」俺はそう尋ねると馬鹿じゃないのとばかりに鼻で笑われる。「馬鹿じゃないの?」実際に言われた。「あれは勇者の名前を使ったまがい物。本物のは星の免疫機構でその存在は私に匹敵する生物だもの。いえ、戦闘力だけなら私以上かも」「そんな存在など知らない」「そりゃそうでしょ。過剰免疫機構なのよ。常に存在していたらこの星に害を与える。自己崩壊作用を持ってるの。だから勇者は10日も生きられない」「まるで暗殺者みたいですね」「あら知らなかったの?英雄ってそういうものよ」上帝は何事もなくつぶやき、俺は頷く。「まぁ俺もそれと変わりないからいいですけど。それでその勇者ってのはどこにいるんですか?」「さあ?あれほどの霊的存在がいるんだから生まれてるのは確かなんだろうけどね。居場所なんてしらないわ」「……めんどくさいですね」



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