「前回までのあらすじ」
デュマはキャトルミューティレーションされた牛に変わり、ラリカに襲い掛かった。
ラリカの必至の抵抗むなしく、彼女の右手は食いちぎられてしまう。
なんとか魔力で血を抑えたものの、この手では弓を放つことはできない。
そこで、ラリカはついに禁断の呪文を唱えるのだった。
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「ふぅ~い!!これでもうアンタなんかこわくないわ!!」
ラリカが卑屈な笑みを浮かべてデュマ(牛)に向き直った。
その表情は先ほどまでの弱々しい子羊とは違い、自身に満ち溢れた大人の女性そのものだった。
「な!!なんだその右手は!!?」
デュマの目線の先、そう彼女の右手は・・・
で、でたーーーー!! チェーンソーやぁぁぁぁ!!
リスペクトして止まない、アッシュ(死霊のはら○たⅡ)の最強スタイル "片手チェーンソー"。
ついにラリカはその力を手に入れたのだ。
「どう?イカスでしょ?」
「ウヘヘヘ・・・、なかなかどうして。テメェを甘く見ていたようだぜ!!」
ギュウイィィィンと、チェーンソーの刃を回転させるラリカ。
「太陽が沈む前に・・・、アンタを地獄へ送ってあげるわ!」
「ヒャッハァ!!」
こうして、デュマ VS ラリカ の死闘が切って落とされた。
1.キャトルミューティレーション済みなので血が足りなく、満足に動けないデュマ
2.片手がチェーンソーのラリカが素早く背後に回り込み一閃
3.デュマの首が転げ落ちる
「ぎゃああああああああ!!!」
血は抜けてるので噴き出ない。
そのままゴロリと転がるデュマの首。
「そおおおおおい!!」
続けて首を蹴り飛ばすラリカ。
「あばばばばばばっ!!」
首だけになっても生きているデュマ様だが、やはりこのままでは不利。
「ま・・・待て!!こんな状態のオレを倒しても・・・ッブフェ!!」
「そおおおおい!!」
話している最中にかかわらず、ラリカの蹴りは続く。
「あうぅぅう・・・。まっ・・・ブヘェ!!」
「そおおい!!」
こうしてラリカの一方的な攻撃が続き、ついにデュマは叫び声すらあげられなくなってしまった。
砂まみれの生首を見下すラリカ。
「もう終わり?まったく物足りないわね?」
「い・・・言っただろ・・・?オレはあと2回変身を残してる・・・・。」
息も絶え絶えに続けるデュマ。
「最終形態になりさえすれば、お前を満足させられるぜ・・・?」
「へぇ・・・。」
「な?ちょっと時間くれよ?最終形態になるにはちょっと呪文を唱える必要あっからよ?」
媚びるような口調でそう言うデュマに、ラリカは笑みを浮かべた。
「ウヘヘヘ・・・、YESってことで・・・いいんだな?」
目が輝くデュマ。
「いいわ・・・。確かにこれじゃあイジメだものね・・・。」
先ほどまでとはうって変わって天使のような笑みを浮かべるラリカ。
それを確認し、デュマもニヤリと笑う。
「よぉし・・・ちょっと待ってろ?今から呪m・・・ッバペェ!!」
一瞬だった。
デュマがペロリと舌を出した瞬間を見逃さず、ラリカの足がデュマを踏みつけたのだ。
舌は上下の歯によって食いちぎられ、ほとんどなくなっていた血をまき散らす。
「ばああああああああ!!!」
「あははははは!!残念!! これでもう呪文は唱えられないわねぇ!!」
苦しむデュマを見下し、ラリカは高らかに笑う。
そして・・・・。
「これで・・・お終いよっ!!」
片手のチェーンソーが唸り、デュマの首はそこから更に4等分された。
闇の帝王の息子「ジャップル・ダイ=ユマ」は、低級貴族の娘「ラリカ・ラウクルルゥ・ド・ラ・メイルスティア」によって、
この世から完全に消滅したのである。
- SPACE COWBOY HAPPY END -