ロマリアの陰謀を退けた輝二。
その頃、トリステインでは拓也達がガリアへ向かう準備をしていた。
第六十六話 豪勇進化! エクスブイモン! 疾風進化! スティングモン!
シャルロットの即位祝賀園遊会が近付いてきたある日。
「じゃあ、信也。 父さんや母さん達を頼むぞ」
用意された馬車の前で、拓也が信也に言う。
今日は、拓也、アイナ、才人、ルイズ、ギルモンがガリアへ出発する日なのだ。
「うん! 任せて!」
「オレ達に任せとけ!」
信也が頷き、信也の頭の上のチビモンも自信を持って応える。
それを見て拓也は微笑み、
「じゃあ、行ってきます!」
「行ってきます!」
「気をつけてね」
「行ってらっしゃい」
拓也と才人の言葉に2人の母親が応える。
そして、拓也達は馬車に乗り込み、馬車は走り出した。
その翌日。
大人達が領地の様子を見に行っている間、信也が庭で薪割りをしていると、
「信也君、お疲れ様です」
リースが飲み物とタオルを持ってやってきた。
「あっ、リ、リースちゃん………!」
ニッコリと笑ったリースを見て、信也は頬を赤くする。
「あ、ありがとう」
信也は若干慌てながらタオルを受け取り、汗を拭いて飲み物を受け取る。
「シンヤ~。 どうした? 顔赤いぞ」
信也の頭の上に乗っていたチビモンが不思議そうに覗き込む。
「な、何でもない!」
「?」
慌てる信也を不思議そうに見るリース。
その肩には、リーフモンが進化したミノモンが浮遊している。
「一体どうしたんだろうね? シンヤ」
「さあ?」
そう問いかけるミノモンと首を傾げるリース。
その時だった。
「ちょっといいかな?」
突然声をかけられ、信也達は振り返る。
そこに居たのは、黒い羽帽子にマントを羽織った金髪の貴族っぽい若い男とフリルのついた白と黒の派手な衣装に身を包んだ紫の長い髪を持った若い女だった。
「はい……なにか御用でしょうか?」
リースが答える。
「シュヴァリエ・ヒリゴイール様のお屋敷はこちらでよろしいでしょうか?」
若い男が言った名前は、演劇の時よりも更に妙な発音になっていたが、恐らくヒラガで間違いないだろう。
「サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガ・ド・オルニエール様のお屋敷でしたらここでございますが」
リースはメイドらしく、丁寧な言葉遣いで名前を訂正しながらそう答える。
「そうそう! そんな名前だった!」
男は思い出したように頷く。
「ご要件は何でしょうか?」
リースが尋ねると、
「彼を殺しに来たんだ」
男が事も無げに言った。
「えっ?」
リースは一瞬言われた言葉が分からなかった。
「いや、彼って平民上がりだろ? それが気に食わない連中が沢山いるのさ」
「そうなのよ。 それなのに、ドゥドゥー兄さまったら、肝心の彼の資料を置いてきてしまったのよ。 お陰でここまでたどり着くのに苦労したわ」
「しょうがないじゃないか。 僕は忘れっぽいんだ」
突然口論を始める2人。
「そんなわけで、僕は彼を殺さなきゃならないんだが、大人しく彼を出してくれないかな? お互い面倒だし、抵抗は無駄なだけだからね」
笑ったままそう言うドゥドゥーと呼ばれた男に、リースは恐怖を覚える。
「チビモン!」
「おう!」
信也が叫び、チビモンが頭から飛び出す。
「チビモン進化!」
空中でチビモンが光に包まれ、
「ブイモン!」
ブイモンに進化した。
「ブイモンヘッド!」
進化した勢いのまま、ブイモンは頭突きを繰り出す。
「おっと!」
だが、ドゥドゥーはその場で飛び上がり、ブイモンの一撃を躱す。
驚くことにドゥドゥーは魔法も何も使わず、一気に飛び上がったのだ。
「なっ!?」
信也が声を漏らす。
ドゥドゥーはヒラリと女の横に降り立つと、
「お金にならない戦いはするなって兄さんから言われてるんだけどねぇ~。 まあ、僕としては戦えるんなら何でもいいんだけど………君達じゃ楽しめそうにないな」
「くっ………シンヤ!」
「うん!」
信也はデジヴァイスを取り出し、
「デジメンタルアップ!」
ブイモンを進化させる言霊を叫ぶ。
「ブイモン! アーマー進化!」
ブイモンが、勇気のデジメンタルと一つになって進化する。
「燃え上がる勇気! フレイドラモン!!」
炎の竜人型デジモンのフレイドラモンに進化した。
「行けっ! フレイドラモン!」
信也は叫ぶ。
フレイドラモンは右腕に炎を宿し、
「ナックルファイア!!」
その炎を散弾銃のように飛ばした。
すると、ドゥドゥーは杖を構え、その杖に青白い魔力が宿り、太く長くなっていく。
それは唯の“ブレイド”であったが、その大きさは並では無かった。
その巨大なブレイドを一薙ぎすると、一撃でナックルファイアが全てかき消される。
「前言は撤回するよ。 少しは楽しめそうだ。 なあジャネット」
「何よ?」
ドゥドゥーにジャネットと呼ばれた女は不機嫌そうに答える。
「楽しんでもいいかい?」
「ダメって言っても、どうせすんでしょ? 知らないわよ。 あとで兄さま達に怒られるのは、ドゥドゥー兄さまなんだからね!」
「いつもの事だ。 気にしないよ。 じゃあ手を出すなよ」
「わかったわよ。 それにいいわ。 私好みの可愛い子も見つけたし」
ジャネットは妖しい笑みを浮かべてリースを見る。
ジャネットの視線に背中に寒気を感じたのかリースは後ずさった。
すると、
「リースはぼくが守る!」
そう言って飛び出したのは、ミノモン。
「あっ、ミノモン!」
リースが右手を前に出しながらミノモンを止めようとして叫んだ。
その時、ミノモンが光に包まれ、
「ミノモン進化! ワームモン!!」
緑色のイモムシのような姿の成長期デジモンに進化した。
リースは、突然の進化に驚く。
「また、進化した」
ワームモンはジャネットの方を向くと、
「ネバネバネット!」
口から粘着性の糸を吐き出した。
「わっ!」
ジャネットは飛び退く。
先程までジャネットがいた所に糸が絡みついた。
「何これ! 気持ちワル~!」
生理的に嫌悪感を催したのか、思いっきり嫌そうな表情でそう言った。
一方、
「はっ! せいっ!」
「あははははは!」
フレイドラモンの連撃を、ドゥドゥーは楽しむように笑いながら避けていく。
いや、実際に楽しんでいた。
「くそっ! 魔法も使ってないのになんて動きだ!」
フレイモンは思わずそう言う。
「魔法を使わなきゃ素早く動けないメイジなんて、僕から言わせれば三流さ。一流の使い手というのはね、僕みたいに魔力を…………」
再び、ブレイドが唸りを上げて膨らむ。
「全部攻撃に振り切るんだ!」
巨大なブレイドが振り下ろされる。
「くぅ!」
フレイドラモンは咄嗟に躱すが、その一撃は地面を抉る。
「なんて威力だ………並の成熟期の必殺技と同等………いや、それ以上!」
その威力に戦慄する。
「やるね。 今の攻撃を攻撃を躱せる奴はそうは居ないよ」
相変わらず笑顔を崩さないドゥドゥー。
「はぁあああああっ!!」
再び殴りかかるフレイドラモン。
しかし、ドゥドゥーは人間離れした動きでヒラリヒラリと避けていく。
「くそっ! 当たらない!」
思わず焦りが口から漏れる。
「いいね。 君みたいな亜人は見たことないけど、ここまで楽しめるなんて思っていなかったよ。 だけど………」
ドゥドゥーが呟くと、ブレイドが再び大きく唸りを上げる。
「これで終わらせてもらうよ!」
巨大なブレイドを大きく振りかぶる。
すると、フレイドラモンは、
(普通に攻撃しても当たらない………それなら!)
その場で空高く飛び上がる。
「ハハッ! 空中に逃げても無駄だよ!」
ドゥドゥーのブレイドが更に長くなり、フレイドラモンを射程内に収める。
「これで終わりだ!」
思い切りブレイドが振り下ろされる。
その時、
「フルパワー!! ファイヤァァァァァァ………ロケット!!」
全身に炎を纏い、フレイドラモンはドゥドゥーに向けて突進した。
フレイドラモンのファイヤーロケットがドゥドゥーのブレイドとぶつかり合う。
「うぉおおおおおおおおおっ!!」
「何っ!?」
己のブレイドと拮抗するフレイドラモンを見て、ドゥドゥーは初めて動揺の声を漏らす。
「負けるな!フレイドラモン!!」
フレイドラモンを応援する信也。
「はぁあああああああああああっ!!」
パートナーの声に応えるように、フレイドラモンは気合を入れる。
すると、徐々にだがフレイドラモンがブレイドを押し始めた。
「ぐぐぐぐ……………」
ドゥドウーから余裕の笑みが消える。
「おおおおおおおっ!!」
フレイドラモンは、後の事を考えずに力を振り絞る。
そして、ついに完全に押し切れると確信したその時、
「こ、このぉ………訳の分からない亜人の分際で………!」
ドゥドゥーは突然杖を片手で支えながら、もう片方の手を懐へ突っ込む。
そして、瓶に入った液体を取り出し、それを一気に飲み干した。
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
ドゥドゥーの凄まじい咆哮と共に、ブレイドの幅が倍に膨らんだ。
「なっ!?」
驚愕するフレイドラモン。
あと少しで押しきれる勢いだった優位性が完全に逆転してしまった。
ブレイドが勢い良く振り抜かれ、弾き飛ばされるフレイドラモン。
「うわぁあああああああああああっ!!」
フレイドラモンは吹き飛ばされる最中に退化し、ブイモンに戻って地面を転がる。
「ブイモン!」
ブイモンに駆け寄る信也。
「大丈夫? ブイモン」
「ううっ……何て力だ」
ブイモンを抱き起こす信也。
「はぁ………はぁ………まさか、この薬を使うことになるなんて思わなかったよ」
ドゥドゥーは肩で息をしているが、まだ幾分か余力があるように伺える。
その時、
「うわぁ!」
すぐ近くでワームモンが転がる。
「ワームモン!」
リースがワームモンに駆け寄る。
「もうサイアク~。 服が汚れちゃったわ~」
服についた粘着性の糸を払い落とすジャネットが、無傷でそこにいた。
「ううっ!」
ブイモンが、痛みを堪えながらも立ち上がる。
「ブイモン、大丈夫?」
「へへっ、平気平気! 俺はまだまだ行けるぜ!」
半分は強がりだろうが、ブイモンは心配させまいと笑う。
「ぼ、僕だって………!」
ワームモンも、ブイモンに触発されるようにリースの腕から飛び降り、ブイモンに並ぶ。
すると、ドゥドゥーは再び杖にブレイドを纏わせる。
しかし、その大きさは先ほどと比べるとかなり小さい。
とは言え、通常のブレイドと比べれば、まだまだ大きいが。
「しつこいなぁ………これ以上金にならない働きをすると、兄さん達が煩いんだ。 最後ぐらい潔くしてくれ」
そう言ってドゥドゥーは信也を睨みつける。
今までの標的は、ここまで痛めつけてこのように睨みつければ、泣いて救いを乞うてくる。
そんな者達を、笑って止めを刺すのがドゥドゥーは大好きなのだ。
だが、
「悪いけど、僕の諦めの悪さは兄ちゃん譲りだ!」
目の前の幼ささえ残る少年の目には、諦めは微塵も無かった。
「おう! よく言ったシンヤ!」
ブイモンも機嫌よく言う。
「ふ~ん………ま、どうでもいいんだけどね」
ドゥドゥーはブレイドを構えたまま近づいてくる。
リースは不安を隠せず、そんなリースを庇うように信也は一歩前に出る。
「大分力を使っちゃったけど、君達を殺す力ぐらいは残ってるよ」
笑ったまま脅すようにそう言うドゥドゥー。
「ドゥドゥー兄さま。 女の子は殺しちゃダメよ。 私が後でゆっくり楽しむんだから」
「ジャネット、僕も相当だけど、お前も大概だな」
「いいじゃない。 可愛い女の子が大好きなんだから」
そう言いながらも、ドゥドゥーは歩みを止めない。
そのドゥドゥーの前に、ブイモンとワームモンが立ちはだかる。
「ブイモン!」
「ワームモン!」
信也とリースがそれぞれに声をかける。
「まだやる気かい? 飼い主に似て諦めが悪いね」
「何とでも言え! 俺は………」
「僕は………」
「信也を………」
「リースを………」
「「守るんだ!!」」
2匹は思いの丈を叫んだ。
その時、信也のデジヴァイスが光を発し、同時にリースの目の前に突然光の玉が発生した。
「きゃっ!?」
突然のことに軽く驚くリース。
その光の中に浮かぶのは、
「僕と同じ形のデジヴァイス………」
信也の言う通り、信也と同じ形のデジヴァイスが存在していた。
「リースちゃん! それを取るんだ!」
信也が叫ぶ。
リースは言われるがままにデジヴァイスを手に取った。
それと共に、眩い光を放つデジヴァイス。
「ブイモン!」
「ワームモン!」
2人は直感に突き動かされるままに、デジヴァイスを掲げた。
その瞬間、2人のデジヴァイスの光に呼応するように、ブイモンとワームモンが光を放つ。
「ブイモン進化!」
それは、デジメンタルを必要としない本来の進化。
幻竜型だが体型は人間に近く、強靭な腕力と脚力を誇り、背中には白い翼。
腹部にはXの文字が描かれたブイモンの成熟期。
「エクスブイモン!!」
「ワームモン進化!」
ワームモンは人型へ姿を変え、頭部には二本の触角。
背中には4枚の昆虫の羽。
深緑の甲殻に身を包み、まるで幼虫が成虫になったかと思わせる昆虫型デジモン。
「スティングモン!!」
2体の成熟期がドゥドゥーとジャネットの前に立ちはだかる。
「なっ!? また変わった!」
ドゥドゥーが驚く。
「でも、さっきのイモ虫よりかはやり易いわね」
スティングモンの姿を見て、嫌悪感が消えたのかジャネットがそう呟く。
「今度は負けないぞ!」
エクスブイモンが叫ぶ。
「だからどうした!」
ドゥドゥーは跳躍し、エクスブイモンに斬りかかる。
だが、エクスブイモンは大きく口を開け、
「ストロングクランチ!!」
ブレイドをまとった杖に、一気に噛み付いた。
ガキィ!と、まるで金属が擦れあうような音が響き、振り下ろされたブレイドが止められる。
「なっ!?」
ドゥドゥーが一瞬動揺したその瞬間、
「はぁあああああああああっ!!」
エクスブイモンの気合の入った声とともに、ドゥドゥーの杖が噛み砕かれた。
「そんなっ!?」
動揺した瞬間、エクスブイモンはくるりと体を捻り、勢いのついた尾撃を叩き込んだ。
「ぐはっ!?」
吹き飛ぶドゥドゥー。
更にそれに向けて、
「エクスレイザー!!」
腹部からX字の光線を放った。
エクスレイザーはドゥドゥーの近くに着弾。
爆発し、ドゥドゥーを更に吹き飛ばした。
転がったドゥドゥーはピクリとも動かない。
どうやら気絶したようだ。
一方、
「喰らいなさい!」
ジャネットが巨大な水弾を放つ。
だが、スティングモンは背中の羽を羽ばたかせ、猛スピードでその場から飛び立つ。
一瞬でジャネットの後ろへ回り込む。
「このっ!」
ジャネットは、反射的に後ろへ水弾を放つが、既にその場にスティングモンは居ない。
見ればスティングモンは上空にいた。
スティングモンが右腕を振りかぶると、手の甲にあたる部分から鋭い突起物が飛び出し、
「スパイキング………」
右腕を前に突き出すと同時に一直線に突進した。
「フィニッシュ!!」
一直線に己に向かってくるスティングモンに対し、ジャネットは、
「一直線に向かってくるなんて、良い的よ!」
迎撃のために水弾を放つ。
だが、次の瞬間その水弾は弾けとんだ。
スティングモンの一撃が水弾を砕いたのだ。
「嘘っ!?」
ジャネットは咄嗟に身を捻り、スティングモンの一撃を躱す。
だが、その際にスティングモンの一撃が杖を捉え、ジャネットの杖はポッキリと折れてしまった。
「ッ!」
ジャネットは慌てて飛び退き、エクスブイモンに吹き飛ばされたドゥドゥーに駆け寄る。
すると、空から1羽の鳥が飛んできて、ジャネットの肩に止まる。
どうやらその鳥に手紙が括りつけてあった様で、ジャネットは手紙を広げて目を通した。
すると、
「残念だけど、帰らせてもらうわ」
ジャネットは殺気を消してそう言った。
「「ッ!?」」
信也とリースは困惑するが、油断なく身構える。
「心配しなくても、依頼主がお金を用意出来ていないことがわかったの。 それにあなた達は元々私達のターゲットじゃないし。 私が戦ったのもドゥドゥー兄さんの遊びに付き合っただけだからね。 ダミアン兄さんから早く帰るようにって催促が来たから、私達はこれで帰らせてもらうわ」
そう言うと、ジャネットは予備の杖を取り出し、気絶しているドゥドゥーにレビテーションをかける。
「じゃあね。 バイバ~イ」
ジャネットはそう言うとあっさりと踵を返して去っていく。
信也は一瞬後を追うという選択も思い浮かんだが、すぐに振り払った。
正直、今回は運が良かっただけだ。
相手が遊んでいたからこそ退けることが出来た。
もし最初からその気になっていたら、今頃負けていたのは自分達だったかもしれない。
そんな思いが信也の中に渦巻いていた。
すると、
「シンヤ君」
「えっ?」
リースに声をかけられてハッとする。
「どうしたの?」
「う、ううん。 何でもない」
信也はそう言ったが、あることを思っていた。
(もっと強く、強くならなきゃ。 お父さんやお母さん。 リースちゃんを守るために………)
信也はそう思いながら、空から戻ってくるエクスブイモンとスティングモンを見上げた。
次回予告
ガリアに到着した拓也達。
ジョゼットの存在には驚いたが、即位祝賀園遊会は滞りなく進んでいく。
しかしその時、セントガルゴモンが現れ、拓也達を挑発するようにある所へ誘導していく。
そこで拓也達が目にした驚愕の事実とは!?
次回! ゼロの使い魔と炎の使い魔
第六十七話 大隆起
今、異世界の物語が進化する。
あとがき
第六十六話の完成。
でもって遅れてすいませんでした!
一ヶ月に一回は更新したいと言っておきながら初っ端から一ヶ月遅れです。
言い訳を言わせてもらえば、サイバースルゥースとスパロボZ天獄編やってました。
あと話が殆どオリジナルなので書くのにも少々苦労しました。
まあ、今回はドゥドゥーの相手を信也達が努めました。
ドゥドゥーの強さって、アニメではあんまりだけど、原作だと馬鹿強いんですよね。
なので、フレイドラモンを圧倒するぐらいにはしときました。
そのせいで力を消耗したために、エクスブイモンには敵わなかった、ということで。
では、次も頑張ります。