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更新、大変うれしく思います。アフターものというのは少なくありませんが、12・5事件後の日本帝国の歪みや矛盾点について掘り下げているものは少ないと思います故、興味をもって読ませていただいております。 自分も、かのクーデタ事件に際しての後処理は、やはり軋轢・矛盾を生じさせるに十分なものであったと思います。どのような状況が後押ししたにせよ、暴力によるクーデタ騒動を容認・肯定する当局のスタンスは民主主義・リベラルの見地と真っ向から反するものであり、周囲の人間や特に事件の被害者から強烈な反感をもって受け止められるのは必然。そして、暴力によって駆逐された者たちが、暴力によってその汚名を濯がんとするのもも、理解ができる。しかし同時に、国内にハイヴを抱える前線国家としての戦力の維持という観点から、特に中堅以下の実行犯に対する処罰を軽微なものとし、現役として引き続き稼働させた措置(主犯格・上層部への恩赦については別)には、冷酷ながらも一定の合理性はあったのか、とも思います(このあたりの評価は、人それぞれとは思いますが)。 その上で、今後の日本帝国・煌武院悠陽体制がどのように変質してゆくのか、大変に今後が楽しみな作品であると思っております。果たして、内部分裂や軍部の暴走を招き、崩壊へと進んでゆくのか、あるいはこのテロ騒動を利用することで、より一層強大なものへとなってゆくのか、その何れとも異なるのか。いずれにせよ、高度で批判的な考察に裏打ちされた本作品の今後は、大変に興味深く、再びArcadiaに通うことになりそうです。 さいごに、これは私のような者が言うのは差し出がましいはなしではありますが、この手のSSは単なるループ物やアフターと比べて、政治的にも軍事的にも遥かに深い考察を必要とするでしょうし、1話あたりの更新も他の作品の比ではなく大変なものではないかと思いますが、どうかお諦めになることなく、今後とも書き続けていただければ嬉しいです。更新、気長にお待ちしております。 2013/Aug/06(Tue) 12:38 pm
2012/Oct/01(Mon) 01:04 am
光州事件や125事件が暗い影を落とす話が多いですね。 クーデター派の軍人の処分なんか、どうやっても不満の残るものになるでしょうし。 悠陽がどれだけ庇おうが、将官クラスは処刑、それ以下は懲罰部隊送りくらいやりそうだと思っていましたが。 2012/Sep/09(Sun) 07:19 pm
次回も期待しています。 斯衛にも、現実の帝国軍と同じく良識派はたぶん一定の確率でたぶんいると思われるので期待してます。 2012/Sep/07(Fri) 11:35 pm
めちゃくちゃ続きが気になります!! 陰謀渦巻く展開にわくわくします 更新頑張ってください 2012/Aug/30(Thu) 03:21 pm
頑張ってくださいw 2012/Aug/29(Wed) 08:14 pm
「『『『不可能ではありません。』』』ですが94式を改修しようとする場合、旧来機等に比べて根本的かつ大規模な改造をする必要があるということです」 本文 「……と、開発当時なら豪語したところだがな。所詮は1998年完成……つまり7年も前の試作機だぞ? 時代の進歩には抗えん。 国防省の技術音痴どものせいで早々の陳腐化が確定だった不知火さえ、『強化改良が可能』な時代だ。 2012/Aug/26(Sun) 09:55 pm
戦術機対戦術機メインの作品ってあんまりないから期待してます! 2012/Aug/25(Sat) 10:26 pm
今後の展開が楽しみです 2012/Aug/25(Sat) 09:21 pm |