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すっかり野戦慣れしたルイズから「兵達は、死んでいく兵達には」という 罵声が聞こえそうだったり、障害に足を取られる兵の姿からカポニエールを 連想したことは、錯覚ではなかったのですね、と(笑)。 ギーシェはフェイトから肉体言語で教育されたのが効いてしまったのか、 元来陽性で見栄っ張りな性格と家柄が効いたのか、初めての野戦にしては、 危地でも背筋を張る、下士官に任せる、冗談を飛ばすなど、結構な指揮官 ぶりでしたね。 デコもヒステリー娘から、自分の嫁ぎ先を含めて現実的に判断できるほど、 急速に成長している辺りが、この作品のフェイトの怖いところと言うか・・・ 翻って、完全に思考回路がショートしてしまった王女様に成長の日は来るか。 そして成長させるとしたら、フェイトか、戦場で現実を見たルイズ達なのか、 これも密かな楽しみです。 2008/Mar/27(Thu) 07:37 pm
というわけで、次回でさっさと終わりにしたいと思っております。やるべき戦闘描写は大体終わりましたので。 こけ◆e8d6b7ce様 このエピソードを書くに当たって、映画「二百三高地」を見返したのは事実です(w なお、軽機関銃があったら、そもそも前方陣地の段階で壊滅でしょう。丘陵の本陣地には触れもしないと思います。 kyon◆9fb2142d様 公務員試験がんばってくださいませ。というわけで、ヤマグチノボル氏が三銃士の世界とインタビューで答えていらっしゃったそうですし、まんまその通りなのではないかと。というわけで、個人的にも遊ばせていただいております。でもウォルシンガムは勘弁な(謎 ちなみに傭兵の士気は、督戦隊が後ろで「この銃と砲はお前らを援護するためにあるのではない!」とかやっているんでしょう。嘘です、冗談です。ここは東部戦線ではありません。単なるお話の都合だけです(自爆 さとー◆7ccb0eea様 なにしろ映画「二百三高地」を流し放しにしながら書いておりましたので(待て というわけで、描かれはしませんでしたが、ギーシュは地味に任された堡塁を強化したり手を加えたりして、歩兵300名、砲兵120名、砲6門を指揮して、2000名の連隊の攻撃を撃退したのでした。何気にすげえな、おい(笑 で、アンリエッタの婚姻ですが、マザリーニ枢機卿がアルビオン内戦に一切手を出させなかった理由ですね。あとゲルマニア皇帝との婚姻と。彼は彼なりにアンリエッタに対して忠誠心を抱いているのでした。全く報われずに終わる予定ですが(笑 ルー◆20baf966様 いや、戦争は楽しいですよ、自分が参加せずにはたから見ている分には。その事実を忘れると、戦前の失敗を繰り返しますから。あれ、国民が自分から軍をあおったのが日米戦争の理由の一つですし。 で、おで子たんですが、まだまだこんなもんじゃ済みません。なにしろジョゼフにはフェイトちゃんはいませんでしたが、おで子たんにはフェイトちゃんがいますから(謎 Σ(・ω・ノ)ノ◆4b207b18様 というわけで、1944年から45年にかけての独ソ戦はお勧めですね(謎 P◆66acbc1c様 いえいえ、まだまだこんなもんじゃ済ませません(をひ というわけで、おで子たんはデバイスを持つ必要があるのかどうか、最近深刻に考え直している最中です。だって、北花壇騎士団、国内の全商会の伝票と帳簿を閲覧できる権限があるんですよ? marderhund◆efc5ebc2様 ソ連軍信者としては、最初はバラライカ姐御でやるつもりでした。フェイトちゃんが狙撃手として活躍しているのは、その名残りですね。ただ、姉御ですと、そもそもルイズの使い魔になりそうにもないので、やめました(苦笑 あと、ギーシュ確実に殺されますし「結構身体が覚えているものだな」とか呟きながら首の骨をへし折られて(w 樹海◆bbe37b96様 現代の軍隊だって、タイミングが重なれば部隊は瓦解しますがな(笑 それくらい、指揮系統を麻痺させられるというのは、恐ろしいものなわけです。 とりあえず各王室としては、アルビオン内戦は、確実に政争の具として利用されていますね。ちなみにキュルケが無事なのは、後々の「解放戦争」においての発言権確保を皇帝陛下が狙ってのことでしょう。 こけ◆e8d6b7ce様 この手の作戦そのものは、完全に国営自営業のそれを参考にしております。というか、6対1では他にやりようがないですから。これもまた、決戦の前段階の前哨戦に過ぎないのですね。作中でも言及されていますが、決戦の地はダーダネルスなわけです。 そこまで引きずり込むのが、王党派の新戦略なのでした(笑 終日◆1b7ba25d様 某巨大掲示板なりなんなりの軍事板で、名無しロサ・カニーナとか、名無し土方とかで検索していただければ、書き手がどういう人間か判っていただけるかと。 dayomn◆ee9a4d0c様 まあ、今度はどういう地獄を見てきたのか、コルベール先生以外には理解してもらえなくて、苦労するかもしれませんが。キュルケも直接参加したわけではないので、知りはしても、理解はできていないでしょうし。戦争なんてそんなもんですが。 アレクサエル◆c23745bc様 才人は騎士としてルイズを護る立場ですが、この作品では、ルイズが騎士としてフェイトちゃんを護るようになるお話ですので。 わいるどうぃりぃ◆af545bd4様 ありがとうございます。 これは、見た目派手な戦争をやっていますが、それぞれの立場やしがらみの中で、あがいて悲しい結末にいたるお話なんですね。ワルドですらそういうキャラとして描いているつもりです。 DDG172◆53cb861b様 というわけで、その四の時点で、王党派軍は小隊長は全て下士官、貴族派軍は中隊長の半分は下士官、という一大消耗戦に陥りました。日露戦争の末期に日本軍が、似たような状況になって、弱体化したのと同様ですね。本当に大尉以下の損耗率というのは、莫大なものなのでした。 で、そんなルイズだからこそ、フェイトちゃんを救えるかと思っております。 ココ◆f525e2b6様 というわけで、かくのごとき結果と相成りました(笑 2008/Mar/27(Thu) 06:53 pm
これで軽機関銃などが有ったら、2,3倍に死傷者が増えそう。 しかし、縦深な塹壕陣地に突撃させられる傭兵たちがカワイソス。 ルイズのドライな成長ぶりと、ギーシュの意外な成長ぶりと、 なんといってもイザベラたんのクールな成長ぶりが楽しいです。 2008/Mar/27(Thu) 05:24 pm
しかし、たとえ戦略的には貴族派が勝っているとは言えども、給料がいくら高くても此処まで大量の戦死者が出てしまうと貴族派の傭兵は逃亡するのではなかろうか。命あってのものだねですから。一夜明けたら最前線の兵士が貴族の指揮官除いてみな逃亡とか。しかも鹵獲した新型武装を持ったまま。そして賊と化す。 城攻めなら略奪とかできるから傭兵の士気も高いだろうけど見返りの少なくしかも死亡率の高すぎる陣地の攻略では貴族はともかく傭兵の士気が保てないような気が。貴族派も大変です。 2008/Mar/27(Thu) 04:53 pm
こういう時、土系の錬金って便利だなーと思います。 塹壕堀りもべトン陣地も即配置!まぁ、精神力の限界はあるでしょうがw そう考えると、坑道爆破ってしやすい気が・・・。 色々な方の作品で「悪方針」的だったアンリエッタ嫁入りも中世の感覚で考えるなら確かに完璧な婚姻戦略と言えますしwその着眼点に敬服する次第であります。 まぁ、ゲルマニア嫌いのトリステイン貴族にとっては「悪方針」なのは代わらないでしょうがw 最後に今まで楽しく読ませて頂きました。 これからの続編も期待しています。 2008/Mar/27(Thu) 03:27 am
こういう発言はちょっとどうだろうか、と思ってしまうのですよ。 いや、実際そういう気がないのは分かってはいるんですが。 ついにイザベラが政略結婚で自身を武器にし始めましたね。 とっさだったにも関わらず正解(父と同じ)答えを出せるようになった辺り成長を感じさせられますね。 2008/Mar/27(Thu) 01:55 am
そんな地獄主義に目覚めそうなこの作品大すきでっさ! 2008/Mar/26(Wed) 11:45 pm
で、感想ですが お好きですねぇ 作者氏がにやにやしながらPCに向かって執筆している絵が浮かんできます。 あと、スカリエッティ製のデバイスを持ったおでこちゃんにも期待してます。 2008/Mar/25(Tue) 01:52 pm
発音は北トリステイン風のようですが。 軍隊は士気が崩壊すれば負けです。 鉄量は計算できますが、精神力は計算しにくいのです。 ですから軍隊は必然的に精神主義となるものです。 某所ではゲルマニアの東や聖地からOMGが無停止攻撃するネタが流行ってましたけども。 2008/Mar/25(Tue) 10:20 am
確かにこれをされたら中世レベルの軍団では瓦解しますね 機を見るに敏な傭兵が軍団の大半を占めている時代ですから、命を賭けて戦うという発想がそもそもない やばくなったらとっとととんずらこく 貴族派が勝利しそうだ、王党派が負けそうだ、ならと貴族派に加わった所へこの時代より遥かに進んだ戦場構築技術と戦法…… 嘗てフェイトが言った通り、貴族も狙撃の前では何時殺されるか分からなくなる 無論死体を操るアンドバリの指輪とか虚無の使い魔とか戦闘機人とか貴族側にもまだ切り札はある訳ですが……原作と違い、正真正銘の虚無の使い手にまだ使っている所を見せないフェイトさんの魔法 ……まだまだアルビオンには火が絶えそうにありませんね まあ、ゲルマニアの王室にしてみれば、レコン・キスタの行動は自分達を脅かしかねない行動だものな…… アルビオンの王室が倒れれば、当然ながら始祖由来の王家でも殺されるって事に繋がりかねない…… まあ、キュルケがあくまで商売って形を取る範囲では動かんだろうな。下手に圧力をかければ、当然ながらツェルプストー家とか貴族は反発するだろうし(ヴァリエール家に張り合ってる以上かなりの大貴族だろうし)、商人も反発するだろうし……最悪はアルビオン王家の二の舞に…… さあて、次回は貴族派の反撃かな?それともまだまだ手玉にとって、ジョゼフ王を表に引きずり出すのかな? ……何故だろう、今のイザベラの側近である彼もフェイトの手駒な気がしてきた 2008/Mar/24(Mon) 09:04 am
酷いにも程がありますなぁ…。まあ、確かに『貴族』には こんな作戦なんぞ、出来そうにないですからなぁ。比較的に 戦上手なウェールズも『決戦』を行おうとしてましたからね。 イザベラたんもルイズも成長中で嬉しい限りです。 ルイズには『宵闇』を突っ走るよりは、『夕暮れ』を おっかなビックリ歩くのが似合ってるとは思いますね。 某半人前吸血鬼の様に。 2008/Mar/24(Mon) 04:03 am
御久し振りです、私事でしばらく離れていました 最新話の感想のみ こう言った話を読んでいると常々思うのが、文才と言うか術才と言うか、甲乙の戦闘の戦力・戦略などの所謂設定です 自分も少なくない種類の本を読んでいますが、こう言った発想は未だ出来ずにいます ルイズではありませんが、自信に劣等感を抱く気持ちです 感想ではない感想と成ってしまい、申し訳有りません それでは、この辺りで。続話、楽しみにしています 2008/Mar/24(Mon) 01:51 am
前回、ウェールズが諦めるのが早いと言ったのは撤回します。 戦闘形式と時代背景を考えない意見でした。 織田の奇襲や雑賀の変態を基準に考えてました つか、まともに戦うという発想が抜けてました そりゃこのせかいだと無理だわなぁ しかし、英雄たる対価に押し潰されそうなルイズにフェイト 一つだけ救いがあるとすれば、ナム戦の帰還兵とは違い戦友がいて評価されてることですかね 評価されない帰還兵は壊れますから。今のフェイトのように というわけで、ルイズの行く末に武運を祈り、作者様と良作に感謝を 2008/Mar/24(Mon) 12:15 am
戦争は、火器が登場し、日本では、16世紀後半信長の火器大量投入(長篠の3段打ちはフィクションですが、信長軍は、最終的に約2万丁の鉄砲を持っていたそうです)から歴史が変わり、ヨーロッパいや世界では、17世紀方前半から18世紀前半にかけてナポレオンの、大砲の高速移動化と大量投入により歴史が変わりましたね。 私は、原作のルイズに不満を持ったのは、本来はハルゲニアに無関係のサイトに 血み泥の戦いをさせて、自分はしない(魔法を使えた後でも、本作品のような自分が傷を負うような戦いはしていない)。 原作のこの密書編では、文字通り、何もしていない。 しかし、この作品では、自らが泥を被っている。 いいですね。 しかし、レコン・キスタからゲルマニア政府経由で、キュルケに圧力がかからないのでしょうか? まだ、クロムウェルが公式の政府でなくて、一応、ゲルマニアもオルビオンの王政府を支持しているからかな? しかし、いくらフェイトと組んで実家のバックアップがあるとはいえ、アルコールと武器の件で(これからもたくさん売れる)キュルケは、家督を継ぐ前から、 10代でゲルマニアどころかハルゲニアで有数の金持ちになったのでは? 2008/Mar/23(Sun) 11:33 pm
中篇2と3の感想ですが、読んでいて悲しくなってきたのはわたしだけでしょうか 愛する人を心にしまい、義務を果たすべき王子。そして無垢な少女時代から望んだとはいえ血と硝煙の中に投げ出される少女。それを見守る(おそらくは)地獄を見てきた使い魔 彼ら彼女らの余人には計り知れない心の中を思うと不覚ですが涙がにじんできました 願わくば代価に見合った幸せがみんなに訪れんことを 2008/Mar/23(Sun) 11:29 pm
加えてミニエー銃と後装式野砲まで持ち込んでしまうとは。 特に高級将校から次々と戦死していく「首狩り」を継続された場合、 軍としての機能は、恐ろしく急激に衰えていくものなんですねえ・・・ しかしルイズは本当に、友人に恵まれたものですね。 戦場では色んな意味で酷な目にあっていますが。 ある意味で、理解者の有無という一点に於いて、ここのフェイトとルイズは、 ひどく対極的な人生なのかなあ、とも思ってしまいました。 頑張れルイズ、月桂樹と金剛石の徽章はもう目の前に(違 2008/Mar/23(Sun) 10:32 pm
指揮官から狙撃されていくということに気がつくまでどれほどの被害が出るやら。 そしてフェイトが切り札にどう対応するのかも愉しみにしてます。 2008/Mar/23(Sun) 09:50 pm
とりあえずワルドは、作者の贔屓補正がかかっておりますので(笑 まあ、ルイズも主人公ですし、フェイトちゃんのご主人様である以上、これくらいはやってもらわないと。 dayomn◆ee9a4d0c様 某掲示板で拝見したようなお名前ですが、それはさておき、十七世紀くらいの野戦で六倍の敵を相手にしたら、普通は負けるかと思います。というか、某自営業の皆様方のように、火力で下手すると十倍はいきそうな赤い軍隊を相手にするわけではありませんし(笑 というわけで、障害物構築、警戒陣地、主陣地、砲兵陣地、これらを隠蔽し、不意急射によって敵に衝撃を与える、という、まったく十七世紀らしくない戦術でした。これなら倍くらいの敵なら十分勝てるかと。しかも火器の性能が段違いですし(笑 で、8mm×70の徹甲弾で、鎧兜ごと600mから800mの射程でぶち抜いて射的しまくりでした。そりゃ馬に乗って目立っている的が相手ですから、よく当たりもしましょう(笑 次回は、どういう手を使うか、色々考えておきます。でも、山道をまっすぐ歩きながら寝るのは勘弁してあげて下さい。某第一狂ってる団じゃないんですから(笑 空◆fe0cdfe9様 ありがとうございます。でも、それをやってしまうとギャグになってしまうので。 Diadora◆fc714c47様 ウェールズはあそこで死んでくれないと、後に色々ひびきますので。というわけで今回と次回は戦争です。しかも火力戦です。やはり戦争は人数ではなく、投射される鉄と火薬の量で決まるのです。 ナナシデストモ◆167d9b11様 ありがとうございます。やはり主人公の成長こそ、物語の醍醐味ですから。 こけ◆e8d6b7ce様 超えたようで、結局超えられないあたり、そこがルイズの可愛いところかと思っております。というか、人体が爆散するのに慣れさせる気はないので(笑 樹海◆bbe37b96様 というわけで、今回フェイトちゃん側からの詳細な描写はしませんでしたが、ばしばし射的しまくりでした(笑 ええ、現代戦の狙撃兵訓練を受けた狙撃主が、十七世紀の軍隊相手にすれば、これくらいは可能だろう、と。 2008/Mar/23(Sun) 09:34 pm
Wairでも務まるようなフェイトにしごかれただけに、 ルイズもすっかり逞しくなってしまって。戦術の組み立て方も含めて。 シェルショックから脱し切れたか分からない状態で、 ここまで立ち回れる辺り、元々の心根も強いのだろうな、と。 原作やアニメでは不遇な扱いのワルド氏でしたが、今回はなかなか、 悪党であり野心家であり、同時に紳士でしたねえ。 こういう悪党がいると、主人公は大きく成長していくんだろうな、と。 本筋ではないですが、ワルドの「君はルイズをどうするつもりだい」と 呆れかえる場面は、思わず笑えてしまうものでした。 しかしつくづく、物騒な主と使い魔のコンビですなあ(苦笑 2008/Mar/20(Thu) 09:13 pm
その内徒歩による空挺や 魔術制御のHOLO侵攻しかねないルイズさん達で非常によろしいです がんばれルイズ。真っ直ぐ山道を歩きながら寝れるようになれれば第一関門突破だ ところでウェールズ王子の貴種としての義務も理解できるのですが、 戦力6倍〜7倍程度で諦めるとはまだまだ甘いですねぇ トミーの葉巻ネバ―ネバ―な太っちょ並みの根性で戦って欲しかった つか、このタイミングならトリスティンが増援を出せば、 まだ取り返せる範囲だろうしなぁ まあ周辺国の動きを警戒して動員出来なかったんだろうけどけど ルイズとワルドの決闘も悪くないですね 障害を越えて強くなる少年少女は見ていて好ましいです まあ、フェイトによる狙撃も 見てみたかったですがw 一品物とはいえ某自営業者の自動小銃以上の精度の狙撃。 燃えただろうなぁ 2008/Mar/20(Thu) 08:48 pm
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