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[26]後藤正人◆792dec44ID: 8a6b0ab7
 シロー・アマダについては以前にも言われたことがありました。少々原作と比べると性格を変えすぎたかとも思える部分ですが、幼少期に別れた恋人を10年にもわたって探し続けているならこれくらいがちょうどいいだろうと外せない台詞になりました。

 個人的にガンダムSEEDは設定の扱いが悪いこととキャラクター設定が薄いことが問題のように感じています。実際ガンダムらしさを感じなかったため、ちょっと設定を作る練習がてら盛り付けてみました。ガンダムSEEDのガンダム化と言ってはおこがましいですが、少なくとも宇宙世紀のような完成されたSFの世界観を目指しています。

 SEED編も残りが3話となりました。できればDestiny編まで行きたいと考えています。

2012/Aug/20(Mon) 10:58 pm

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[25]aa◆e4f98878ID: fca283c5
>>24

ガンダム08MS小隊 のシローアマダを想像したわw

ネタ的にはガンダムSEEDの世界で宇宙世紀みたいな雰囲気を出したいように感じました。
これからも頑張ってください!!

2012/Aug/16(Thu) 08:16 pm

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[24]後藤正人◆792dec44ID: 8a6b0ab7
 なろう時代も何故か反響の大きかった台詞でした。
 個人的にはキラのゼフィランサスのことになると周囲の迷惑顧みない性格を示すくらいのつもりでした。特に狙ったわけではないため複雑ですが、色々な意味でこの作品を象徴する台詞であることに間違いないかと。

2012/May/19(Sat) 10:34 pm

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[23]NET◆0147b3efID: 93b696b5
>ベッドに連れ込みたい
基本的にシリアスな作品だから不意打ち食らうと酷いことになった(過去形)
ガンダムでこんなに笑わせられたの久しぶりです……。

2012/May/16(Wed) 07:05 pm

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[22]後藤正人◆792dec44ID: 8a6b0ab7
 何やら予想外のところに食いつかれていますね。
 正直どうお答えしてよいものかわかりませんが、うちのディアッカはすれた言動が多いことに加え、小説という映像のない媒体としてヴァーリの少女たちが同じ顔をしていることを適度に印象付けるために必要な言葉かと考えてこのような形になりました。

2012/May/15(Tue) 05:17 pm

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[21]nanashi◆e1b04e9dID: 19a0f925
シリアスな話なのにヴァーリ顔という単語に吹いてしまった

2012/May/14(Mon) 12:50 am

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[20]後藤正人◆792dec44ID: 8a6b0ab7
 なるほどレーザーを使う手がありましたか。
 確かに地上からスペース・デブリを撃墜したり、ミサイルの迎撃にレーザーを使う構想があると聞いたことがあります。
 ただ、レーザーを使用して戦艦を撃墜することは大別して二つの理由から不可能です。

 まずこの世界ではミノフスキー粒子の影響でレーダーやセンサーの類が非常に不安定で信頼の置けないものになってしまっています。
 そのため光学的に戦艦を発見できたとしても正確な位置と距離がわからずレーザー兵器の性能も安定しないことでしょう。バルーン程度で混乱させられてしまうかもしれません。
 また、できてしまってはならないという都合も存在します。
 仮にそんな超遠距離攻撃が可能となると戦闘がこのようになってしまいます。
 戦艦が敵の姿もまともに見えていないうちからレーザー兵器の応酬。モビル・スーツが出撃できる距離に入る頃にはすでに勝敗がついている。それこそ厚い装甲と火力を誇る戦艦だけで勝敗が決してしまいます。
 巨艦巨砲主義ですね。
 実際ミノフスキー粒子が登場するファースト・ガンダムでは電波障害が恒常化して有視界戦闘しかできなくなった結果、威力を発揮したのがモビルスーツという設定でした。
 レーザーのような長距離兵器が十分な信頼性を持つというのならモビル・スーツなんて要らないということになりかねません。
 よって、原作ではニュートロン・ジャマーの副次効果、この作品ではミノフスキー粒子の電波障害が発生していることで戦艦や要塞の射程は激減、そのことで戦艦もモビル・スーツの射程で戦闘しなければならないという状況が生じています。
 すると機動力に優れるモビル・スーツが俄然有利であり、戦場の主役になっている状況です。
 地上からのレーザーで宇宙戦艦を狙い撃つなんてことは現実的ではありません。そんなことができるのだとすればそもそもモビルスーツが活躍する現在の状況が発生していないことでしょう。

 さらに、レーザーやメーザーの致命的な欠陥として、これらは目に見えません。
 戦艦による戦闘を例にとりましょう。
 戦艦が突然爆発します。ブリッジには敵からの攻撃というオペレーターの声が響きわたります。そして反撃。オペレーターが命中だの回避されたのだ叫んで、そして敵の追撃を回避したら何事も起こらず、命中したなら突然の爆発。
 いかんせん目に見えないため戦闘が凄まじく地味。

 レーザー兵器が実用に耐えうるレベルであるのだとすれば世界観が崩壊してしまいかねません。そして使用すれば演出として非常に問題があります。
 結論は軌道閉鎖はできないということで変わらないのですが、レーザー兵器で狙い撃ちにされてしまうからという解釈はこの作品ではとらないことにします。
 また、別に戦艦を配置しなくても地球側の宇宙戦力を沈黙させただけで事実上の閉鎖としては十分ですから、しようと思えばできるけれど、することはできないとして両軍が睨みあう微妙なバランスが保たれてきた世界であるということになりそうです。

2012/Apr/16(Mon) 11:27 pm

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[19]艦隊◆631d4373ID: 0329b542
宇宙船による軌道封鎖は容易では有りませんよ。
宇宙では加速、減速共にに推進材を消費します。
戦闘艦ともなると、比推力よりも推力が優先されるでしょうから、探査機などとは比べ物に成らない程に燃費が悪いでしょう。
それに地上からは光学観測で丸見え、大型レーザーやメーザー、ある程度の拡散を許容して多数の小型装置による重複照射でも狙い放題です。(電磁波兵器は波長が長く、ビーム直径が細い程拡散し易い)
人間の乗った宇宙船の機動なんて、地上から見れば止まってるのと変わりません。
地上から照射される電磁波兵器に対して、拡散材をバラまいて常に船体を防護しなければなりません。
非常に大変です。

2012/Apr/15(Sun) 07:24 pm

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[18]後藤正人◆792dec44ID: 8a6b0ab7
 ご指摘された内容はすべて説明可能なことです。ただ、残念ながらすべて計画通りと口の端を吊り上げてはいません。
 こんな観点は考えていなかったというご指摘も事実あるのですが、ただ、それはすべて設定してある範囲で説明できてしまうと考えています。

 まずプラントの台所事情ですが、水や食料は地球から運ばれているとともにある程度は国内で生産もされているように考えています。別に農業プラントはユニウス・セブンだけではありません。では何故ユニウス・セブンが狙われたかについては、無論設定変更が当然のように存在します。
 実際、キラ・ヤマトとラウ・ル・クルーゼは血のバレンタイン事件に居合わせています。原作通りではありません。
 よって、極端に地球側に食料で依存しているわけでもないのです。
 ただし、地球からの物資の補給はプラントの生活を維持するためには欠かすことができないことも事実です。

 では、問題の戦略論ですね。
 地球軍が補給を叩く。これは別に行われていないわけではありませんが、主に地上に限定されています。
 ザフト軍に軌道封鎖は可能かと問われれば、恐らく可能でしょう。
 地球側は原作ほど宇宙における覇権争いは活発でなかったことからも宇宙戦力は潤沢とは言えません。アーク・エンジェルが月に向かうことを断念したもの制空権がザフトにあるからです。ここでもしかしたら疑問に思われるかもしれませんが、月面には地球側とザフト側がともに基地を築いているのに何故ザフトは補給を絶つなり襲撃をかけるなりしないのかという問題があります。ご指摘の戦略にしても何故行わないのかという問題もあるかと思います。
 政治が絡むからです。

 まず、現在までの簡単な地球の状況をまとめてみましょう。
 ザフト軍は戦争勃発後一番危ぶまれたのは当然のように補給の問題です。それまでは自分たちのところで生産したものや地球の第三国との取引で手に入れてきましたが、戦争となると補給網が一気にずたずたになってしまいました。そのため、当時地球で五つ稼動していたマスドライバーの確保を至上命題としたのです。
 そのため、ご指摘の通りザフトは軍事行動を起こしました。赤道を中心に降下し、マスドライバーを保有する基地を襲撃したのです。
 赤道同盟のカオシュン国際空港のマスドライバーはエイプリルフール・クライシスで消失しています。
 ザフトは何故かオーブは無視し、大西洋連邦のパナマ、南アフリカ統一機構のビクトリア、大洋洲連合のジブラルタルを襲撃し、結果、ジブラルタル基地の占領に成功、以後、ザフト地球軍の最重要拠点となります。
 そのため、戦争は大西洋連邦が中心に、原作ほどの勢いはないにしてもユーラシア連邦、ジブラルタルを占拠されている大洋洲連合、ビクトリアを攻撃されている南アフリカ統一機構の四カ国が中心となっていますが、そのほかの国々は静観している状況にあります。
 さて、まずこれが、軍事的な状況です。

 次は政治問題。
 プラント、大西洋連邦は共通して抱える問題として意思の不統一が挙げられます。どちらも穏健派と急進派に分かれていて双方が足を引っ張り合っているのです。
 性急な軍事行動は互いの穏健派が認めません。現在プラントでは勢いでは押されているとはいえ、議長は穏健派の議員がついています。大西洋連邦にしても拮抗しており、そのため穏健派はモビル・スーツを造りだしたという実績を作り急進派を押さえ込もうとしているのです。
 ここで問題となるのは、戦争において実現可能であるということと実行可能であるということは意味が違うということです。
 仮にご指摘の通りザフト軍が軌道閉鎖を行ったとします。すると、ザフト軍はいつでも好きなタイミングで地球各国のすべての都市を爆撃できるということを意味します。そんなことになれば中立の国も黙ってはいられません。すでにザフト軍が戦争に直接関係のない国を標的にしている以上、どの国もダモクレスの剣を取り除こうと躍起にならざるを得ないからです。
 早い話が地球を追い詰めすぎ、ザフト軍は地球すべての国と戦争を行う覚悟が必要になってしまいます。
 ですが、プラントの穏健派は現在でも和平の道を模索しています。そんな勢力がさらなる敵を増やす軍事作戦などとてもではありませんが許可できないことでしょう。加えて、この作品ではザフトは海上閉鎖さえ積極的でないという設定も存在します。原作と異なりグーンやゾノがいまだに実戦配備されていないという事情に加え、中立国を不必要に刺激したくないという理由の表れです。
 同時に、地球側もザフトを刺激したくはないのです。補給を徹底的に叩いてザフトを追い詰めすぎると今度はザフトは軌道閉鎖に乗り出さざるを得ないことにもなりかねません。あまりにリスクが大きすぎます。少なくともモビル・スーツを持たない現在の戦力ではそのような作戦をとることはできません。また、地球軍の穏健派もまた和平の機会をうかがっていて、決して無視できない勢力を維持しているのです。
 どちらもご指摘の戦略をとることができるかと問われれば、答えは"はい”になります。ただ、実行できるのかと聞かれればその限りではありません。
 互いが互いにそこまで激化した戦争に突入する覚悟もなければ、穏健派がそれを許さないことでしょう。
 結局、ザフトはジブラルタルからの補給で生活を維持し、現状を維持。
 地球側はザフトのこれ以上の展開を阻止する形で現状を維持。
 この状態が3年にわたって継続されているのです。ただ、変化の兆しは見えています。プラントでは最高評議会議長の任期切れが近く、まもなく議長選が行われます。下馬評では急進派筆頭、パトリック・ザラ副議長が選出されるとする意見が支配的です。そして、地球ではガンダムが開発され、穏健派が軍事的、政治的な影響力を拡大させようと目論む一方、急進派も歩調を合わせるように不気味な動きを見せています。まあ、原作の場合まだザフトの作戦が続行中でもあったようですし、こんなことを想定していたわけではないと思うのですが。
 少なくとも今の段階ではどの規模の戦いがあったかというよりも、どこの勢力図が書き換えられたかの方が重要であり戦力の多寡は直接の影響はないことでしょう。地球軍としては確実にザフト軍の軌道閉鎖を妨げることができない以上は行動を起こせず、ザフトとしても地球全土を敵に回す覚悟がなければこれ以上の作戦は実行できません。
 戦略論としてはご指摘の行動は可能であり、戦争を完全な敵の殲滅という形で終えたいのであればそうすべきかもしれません、互いに。
 しかし政治の観点から見たならそれは無謀というよりも暴論です。そんな観点から、戦争において実現可能であるということと実行可能であるということはわけが違うと言うお話になります。
 正直なところ、これらの政治判断を見極めるにはまだ材料が足りていない段階だとは思うのですが、すべての設定を並べてから話を書き始めるわけにもいかず、またここで書いた設定のすべてが登場することもないでしょう。実現不可能な作戦をわざわざ引き合いに出して否定するということが不自然に思えるからです。
 これで説明になっていればよいのですが如何でしょう。

 続いて、申し訳ありませんがまとめて返信いたします。
 SEEDの二次であれなんであれ楽しんでいただけているようでしたら幸いです。この作品、元々生命倫理なんて重苦しいテーマに加えてチートでもハーレムでもないためややどうしてもまじめな世界観を前面に押し出さざるを得ません。ただ、SEED編はこれでもまだ雰囲気がやわらかいほうで、Destiny編は殺伐としすぎたためか評価が分かれてしまいました。
 ただ、ヴァーリのおかれている状況はキラとアスランとはまるで違うため、殺し合いなんてものにはなりません、とりあえずのところは。
 キラについては特に問題ないと考えています。反対にキラ以外の人物が強くなりすぎて評判を下げてしまったことや、生命倫理で突っ走りすぎてとっつきにくい世界観になってしまっていたようなのでその点は修正していくとしても、少なくとも原作のような終わり方にはならないことをお約束いたします。

2012/Apr/14(Sat) 04:20 pm

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[17]kiera◆e915b7b2ID: 16eabf99
オリSEEDですか。
ある原作の世界観やキャラを使った、その原作とは全く別の物語の小説も多数あるし、その話が面白いと感じる読者からも肯定されているので、この作品もどういった形の「ガンダムSEED」であれ面白と感じた人がいれば問題ないと思います。

自分はちょっと堅苦しい雰囲気を感じるところはありますが、面白いと思います。


原作でのキラとアスランのやり取りのように、ヴァーリどうしの殺し合いが始まるんですかね。

原作ではいつのまにかキラ至上主義と「はぁ? なんでそんな回答になるの?」など残念なことになっていったので、そんなようにならないことを期待しています。


2012/Apr/14(Sat) 01:10 am

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[16]hirogo◆00e73745ID: b666419d
丁寧な御返答が頂けた事に感謝しております。

「二次創作」といっても特に固定された概念があるわけではなく、「原作の再構成(オリキャラ導入・他作品とのクロスオーバーも含む)」のみが二次創作であるとは考えていません。ですから、「コーディネイター」という共通概念が存在し原作と似通った世界観を持つこの作品も「ガンダムSEED」の二次作品であると認めることに依存はありません。

問題となるのは「作品内での論理的整合性」だと思われるので、幾つかの疑問点に対し納得の行く説明が得られたことに感謝しております。
が、

>モビル・スーツは地球では十分な威力を発揮してはくれませんでした。

実質3年間の膠着状態を説明するには、これだけではちょっと弱い気がします。
何故ならプラントは水と食料を地球に依存しているので、地球軌道上での補給路を襲撃するだけでプラントは追い詰められてしまうからです。
これを防ぐために、プラントはマスドライバーで物資が打ち上げられる度に過大な戦力を派遣しなくてはなりません。(地球軍の方は別に毎回襲撃する必要はない)
補給路を維持するため艦隊・MSを運用するための物資・エネルギーが無駄に消費されていくわけで、それらが本来使われるべき目的に使う事が出来なくなる。
つまり、地球軍は戦わずして(戦力が整ったなら必ず勝てる数を派遣する事も出来ます)プラントの国力を削ぐ事が可能なわけです。
追い詰められる前にプラントは何らかの軍事的行動を起こさなければならないので、やはり「3年間の膠着状態」には納得しかねるものがあります。

プラントが水と食糧を自給する事が可能な設定に⇒血のバレンタイン事件の背景に変更が必要(ユニウスセブンは農業用コロニーでした。プラントが食料を自給しようとした動きに反発したという面もあるので)
補給線を楽に維持できるほど宇宙に於けるMSの優位性は高い⇒地球軌道上から地球軍の全戦力を駆逐することが可能な筈
原作にはない大規模会戦が生じ、双方共に多大な損害を⇒国力・回復力に勝る地球軍が優勢に

2012/Apr/13(Fri) 08:10 pm

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[15]後藤正人◆792dec44ID: 8a6b0ab7
 アルカディアとなろうではやはりいただける感想の雰囲気が違いますね。
 当時は設定の矛盾を指摘されたことがなかったとはわけではないのですが、決して多くはありませんでした。ここはせっかく設定を語る場を与えられたと喜び勇んで語らせていただこうかと。

 この作品は、二次創作として非常に問題のある作品です
 原作を本当に参考程度にしか捉えていないため、設定は容赦なく変えられています。それは歴史にいたるまで例外ではありません。
 具体的には世界再構築戦争のようなものは発生しておらず、世界の大半の国々は政変や内戦、地域での戦争を経て構築されたとする設定です。
 世界の国々の中でももっとも遅く成立したアフリカ共同体と南アフリカ統一機構もコズミック・イラに年号が改まる直前に成立していると設定されています。
 そのため、コズミック・イラに年号が変わった時にはすでに現在の地図はほぼ完成していました。
 地球連合に関しては作中で表現していない上、私自身安易に用いてしまったため大変恐縮ですが、せいぜい大西洋連邦をはじめとする同盟国の総称くらいで使っています。
 国際連合も名前は変わっているという設定ですが別に存在しています。ただ、現在大西洋連邦主導で戦争が進んでいるためSEED編では登場しません。
 単に同盟各国とするよりも原作にこんな単語もあることだし、使わせてもらおうくらいに安易に捉えていました。全然地球ではありませんが、大リーグでは国内大会なのにワールド・シリーズとして1位の球団を決めるとか。まあ、アメリカを前身とする国家らしくていいかなと。
 ただ、こんなこと作中では登場していません。Destiny編に入れば各国家の成り立ちも徐々に語られるのですが、さすがに現段階で国家の情勢を語るには早すぎます。
 まだ登場していない国家も多く、またSEED編には登場しない国家の説明で文字数を割くこともできません。結果、語ることのできない設定が多く登場してしまうことは申し訳ない限りです。

 次にモビル・スーツに関してですが、実はネタバレに多分にひっかかってしまうため、ややぼかした書き方になってしまうと認められます。
 まず指摘してしまうようで申し訳ありませんが、この作品では戦争が始まったのはC.E.67年で、血のバレンタイン事件から6年が経ってからのお話です。また、ザフトも当初から電撃作戦を狙っていました。
 そのため、だいたい1年で地球降下までしてのけるほどの快進撃を見せました。ところが、モビル・スーツは地球では十分な威力を発揮してはくれませんでした。
 地球では整備が大変な上、戦車のような安価で使いやすい兵器が押し寄せてくる。何より地球軍が籠城を決めこみ防御に回ったため、ザフトはジブラルタルなどの拠点を守ることが精一杯で完全に攻めあぐねることになってしまいました。
 戦争も最初の1年は激しいものでしたが、それからの3年はほぼ膠着状態。どちらも打開するための一手を模索している状態でした。
 実質的な戦争は1年であって、4年という時間ほど国力を減らしてはいないという設定です。
 プラントとしては和平の打診も無視され、完全にあてが外れてしまった状況でもあります。
 また、これは多少ネタバレになってしまうのですが、ザフトと地球のモビル・スーツは同じ枠で括られていますが実は別々に発生した技術、正確には2人の人物が同時期に提唱した異なる兵器です。
 地球のモビル・スーツ開発はある意味ではザフト軍と平行して進んでいました。ザフトでは開発に6年がかかり、地球では10年かかったというだけなのです。
 この作品におけるガンダムとは、ジンを参考に作られたものではなく、ガンダムという地球製モビル・スーツのプロト・タイプなのです。
 実際、ビーム兵器という新機軸の武装の存在は非常に重要です。ジンのコピーを作り出すでは駄目なのです。
 まあ、表向きは、モビル・スーツの威力に脅威を覚えたハルバートン提督主導の下開発が進められたということになってはいるのですが。
 大量破壊兵器は原作でいうところのジェネシスですね。
 このことに関しては、私は反対の考え方をしています。
 プラントはジェネシスを作り出す技術がある。するとどうでしょう。血のバレンタインが起きなかった。戦争もなかった。でもジェネシスは作り出せる。
 こう考えたとしたら、地球の命運はそれこそプラントの手の平の上ということになってはしまいませんか。
 どういうことかと言うと、申し訳ありませんがこれ以上はネタバレです。ただヒントとして、ザフトは現在も新型モビル・スーツの開発を続けていて、かつジェネシスも登場します。
 この2つのザフトの計画を、ガンダムというジンとはまったく異なる設計思想のモビル・スーツの存在は同時に危うくします。

 私は、もちろん原作の矛盾点をついてやろうなんていたずら心も無論持っています。ですが、あくまでも原作は参考程度。私が動かしたいように物語を進めるための設定はあくまでも私が独自に設定します。
 それが原作と同じこともあるでしょうし、違うことも当然あることでしょう。
 ただ、この作品、原作は参考程度です。
 第3次世界大戦があって年号と国家体制が改められた。
 血のバレンタイン事件から戦争は続いている。
 国際連合の発展としての地球連合。
 地球軍のモビル・スーツはジンに対抗するために始められた。
 これはすべて正しいことです、多分。ただ、あくまでも原作では、のお話です。
 私がガンダムSEEDに求めたものは三つでしかありません。
 世界観でもなければ、元人気作品という実績でもなく、ガンダムという神話の完全崩壊を決定的とした怨敵という事実でもありません。
 プラントという国家、コーディネーターという人種、モビル・スーツという兵器の存在、いえ、その概念にすぎません。
 キャラクターの姿を変える必要はない。だから姿はそのままに中身は好き勝手に入れ替えています。
 概念で十分。だからプラントもコーディネーターもガンダムも、私のしたいように設定されています。
 この作品は冒涜的です。原作への敬意なんてありません。キラもアスランもラクスもカガリも、すべて私がさも自分で生み出したキャラクターであるかのように感じ、その通りに接しています。オリジナルと既存のキャラクターの間に境目なぞないのです。
 原作がどうだからこうではなくて、私が描くために必要なのは何か。
 これはガンダムSEEDのような、ガンダムSEED以外の何かなのでしょう。
 実際、なろうからの撤退には、固有名さえ変更してしまえばSEEDに似たオリジナルになるのではないかと冗談めいて助言されたことさえあるほどです。
 さて、十分に自分に酔わせていただいたところで、最後にお詫びします。
 現段階ではご指摘いただいた矛盾点は、矛盾していると考えていませんし、矛盾しているとしてもすべて私の予定調和--まだ酔ってますね--の範疇です。
 同時に矛盾しているように見えても、それは伏線でこれから回収されていきますなんて卑怯な口振りに終始せざるを得ないことも残念ながら事実です。
 私としても完璧な設定を考えられる訳ではありません。矛盾の指摘は大変ありがたく、これまでにも感想による助言で作品に修正を加えることもできました。
 今回いただいたご指摘に関しては、地球連合に関しては特にストーリー上特に重要ではない事柄であるということから変更せず、また戦争に関しては矛盾点も含めて伏線として必ず回収すると約束いたしますので、これでご納得いただけないでしょうか。

2012/Apr/12(Thu) 05:51 pm

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[14]hirogo◆00e73745ID: b666419d
原作での出来事が数年ほど早い展開になっていますが、

>大西洋連邦を始めとする地球連合各国は(C.E.30年の直ぐ後? C.E.53年以前である事は確定)(第1話「コズミック・イラ」)

>コペルニクスの悲劇
>C.E.70年2月5日(略)国際連合事務総長を含む国際連合首脳陣が死亡した事件。
>アラスカ宣言
>C.E.70年2月7日(略)国連に代わる新たな国際調停機関として地球連合が設立された。

「コペルニクスの悲劇」が発生していないから、当然国際連合⇒地球連合にはならない。
でも、「地球連合」の名称は出したい。
だから初めから「地球連合」だったことにしよう。

……なのでしょうか?
正直、意味がある設定変更だと思えないです。

>戦争状態は血のバレンタインから数えて10年になる現在でも継続されている

ああ、「原作での地球軍のモビルスーツ開発が早すぎる」との見解をお持ちなのですね。
しかしですね、長期戦は人口の少ないプラントにとって不利なわけです。(MSは戦場に於いて優位性を持ちますが別に無敵の兵器ではないです)
MS無しの連合でも10年も戦争が継続する事は現実的な推測とは受け容れ難いですね。
それにバッテリー切れのジンを鹵獲すれば機体の解析・複製は流石にそれほど難問ではないでしょう。

例え、「地球軍がMSを開発するのに10年掛かった」としても、

地球軍の漸減作戦によってザフトの戦力減少。
ザフト、状況を打破するために新型MSを開発⇒プラント滅亡が遠のくだけ。10年後にはボロボロの状態に。
ザフト、大量破壊兵器を開発⇒地球滅亡のお知らせ。

原作の矛盾・疑問点を解決しようとして、逆に矛盾点を増やしてしまっているだけのような気がするのですが……。

2012/Apr/11(Wed) 07:42 pm

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[13]後藤正人◆792dec44ID: 8a6b0ab7
 まず、私は軍事に自慢できるほど詳しい訳ではありません。
 実際何を問題とされているのか、正直ピンとは来ていません。
 そのためキャラクターの設定を調べなおしてみたところ、兵科にまつわる問題として、技術士官が艦長を行っている点ではないかと判断しました。
 確かに原作では技術士官が兵科士官をさしおいて艦長に就任しています。ご指摘の通りマリュー大尉ですね。
 ただ、この作品、確かに登場人物の役職こそ原作と同じなのですが、私の都合で中身を相当入れ替えています。
 学生たちをサポートしてくれる軍人としてナタル少尉を設定した結果、ナタル少尉にはヘリオポリスにいてもらうために技術士官に設定され、またマリュー大尉は暫定的ながら当初からアーク・エンジェルの艦長です。
 意図したことではありませんが、ナタルとマリュー。この二人の設定は綺麗に入れ替わっています。
 早い話が、兵科士官が艦長をしていて、技術士官が整備と人手不足から管制を兼任している状況です。
 この場合、兵科士官であって暫定艦長でもあるマリューが艦長を続けることは自然なことであり、そのことをわざわざ作中で説明することの方が不自然でしょう。
 作中ではマリュー艦長は一度も技術士官だとは名乗っていません。ナタルにしても確か7話でサイに技術士官だと名乗っている場面もあれば、9話ではストライクの整備修復に参加しています。
 それぞれの兵科に関しては読めばわかることなので、兵科に関しては別の問題を指摘されているのだと思われますが、残念ながら今の私にはこの題意把握が限界です。
 次に、ザフトの構成ですが、個人的に、私はプラントもザフトも不自然な組織であると設定しています。
 原作は存じませんがこの作品ではプラント建国はC.E.30年代後半。とするとC.E.71年現在でさえせいぜい30年程度の若い国です。
 さらに駐留軍の存在から独自の軍隊を持たず後にザフトの前身である自警団が組織こそされましたが職業軍人などいませんでした。
 実際、ザフトが軍隊として活動を始めたのは10年程度。それもあくまでも民兵と駐留軍の小競り合いていどの話です。そして戦争も原作よりも長いとは言えまだ4年。
 イメージとしてはアメリカ独立戦争のアメリカ軍のようなものです。
 そのため軍として未成熟で、国防委員がとりまとめているにしても部隊単位ではまだ民兵としての気質が抜けていないという設定があります。
 作中では特に強調して説明していませんが、後々この特殊な軍隊という形は細々した形で使用される予定です。多少ネタバレになってしまいますが、戦争の長期化に伴いやがてザフトでも階級制が導入されより軍隊としての色を強めていくことにもなります。

 ザフトに関してはともかく、マリュー、ナタル両名のことに関しては作中で表現されているため的外れな回答になってしまっているように思えるのですが、できましたら問題点は具体的に教えていただけませんでしょうか。

2012/Apr/05(Thu) 10:46 pm

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[12]一通り読み流した◆f2297d6eID: 89de50a6
どうせなら兵科を無視したAAクルーの役回り(魔乳艦長)とか
隊長以下の上下が不明瞭なザフト(仮面隊)の指揮系統とか
原作の「物語上の」不自然さをオリジナルで補完してほしかった

2012/Apr/04(Wed) 03:37 am

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[11]後藤正人◆792dec44ID: 8a6b0ab7
 ガンダム系は根こそぎにされてしまいましたから。
 移す時、どれくらい需要があるのか正直自信がありませんが、1人でも多くそう言ってくださる方がいる以上意味はあったようです。

 それと、スマートフォンのことは一切わかりません。
 ただ、スマートフォンだと指先で簡単に拡大とか縮小ができた気がしますけどそれは何か制限があるのでしょうか。
 少なくとも私から適切なアドバイスはできそうにありません、申し訳ありません。

2012/Apr/03(Tue) 08:27 pm

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[10]団長◆594759b3ID: 6f04778c
ふと見たら旧サイトから作品がなくなっていて焦りました。
まだ作品があってよかったです。
スマホからだと文字が小さくてなかなか見辛いのですが、いいアプリとかあるのでしょうか?
なんにせよ、連載楽しみにしています。
頑張ってください。

2012/Apr/01(Sun) 09:58 pm

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[9]後藤正人◆792dec44ID: 8a6b0ab7
 ガンダムは、科学的ではなくてもSFとしてすべての現象やモビル・スーツ開発を力ずくでも説明しようとする姿勢が好きでした。
 SEED以降は設定が無視されてしまうことが多くて不満に感じていたため、ならいっそのことミノフスキー物理学を勝手にアレンジさせてもらってSEEDをSF化しようと目論んだ結果です。
 さらに生命倫理を語るためには足りない設定が原作には多く、それを盛り付けていった結果、なろうでは設定資料集を公開していましたが、資料集だけでちょっとした小説一本が書けてしまうくらいの量でした。

 誤字、修正しておきました。
 吐血と喀血はこのような使い分けがあったのですね。喀血って結核の際の専門的な用語のように勝手に勘違いしてました。

 なお、余談ですが、このキラは原作に比べて相当戦闘経験があるため、色々と余裕があります。まあ、基本的にまだ同じであるため不安定な面も残していますが。
 大丈夫、登場人物はまだまだ増えます。
 何せまだラクス・クラインが登場してません。

2012/Mar/30(Fri) 03:16 pm

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[8]doragu◆3a006959ID: 2f7d2fc6
まさしく謎が謎を呼ぶ状態。
凄くUCっぽい感じのする大胆な改変といい、一向に興味が絶えないですね。
丁寧に書かれているから、どんどん続きが読みたくなります。



2012/Mar/28(Wed) 10:35 pm

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[7]Gale◆0adc3949ID: 8da96561
丁寧な描写で読みやすいです。これだけ動かして、人物が空気にならないのは凄い。
このキラさん原作と違ってカッコイイ……。

誤字報告
3話
> だが、仮にメビウスが前評判通りの戦果をみせていたならこの戦争は大西洋連邦の圧勝で終わっていたことだろう。仮にザフト軍がモビル・スーツを開発しなかったとしたらな、歴史は大きく変わっていた。

×したらな、歴史は大きく変わっていた。
○したなら

6話
>「成果を見せることだ。さもなければ、私もお前をかばばいきれん」

あと、余計な話ですが
>肺が突き破られ、吐血した証拠
肺からの場合は、吐血ではなく喀血です。


2012/Mar/28(Wed) 11:40 pm

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