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最初から4万を捨石にするメフメト2世たちはさすがというか なんというか・・・しかし目の前で4万が皆殺しにされて そこに突撃したいと考える兵は当然ながら存在しないわけで、 督戦隊が壊滅したら全軍壊走の危機ですが、下手すると壊滅 せずともソ連軍の崩壊パターンのように逆に督戦隊を殺して 逃亡というパターンも有り得ますね。なんせソ連軍と違って 機関銃のような少数で多数を殲滅できる武器が無いので ワラキア軍の火力と督戦隊の火力なら督戦隊を突破した方が 生き延びられる可能性は高いわけだし。 それに指揮官はともかく兵がいままで体験したことのない ロケット弾による面制圧攻撃なんかくらったらシェルショック をすっ飛ばして神の怒りか悪魔の所業かとパニックになるのは 避けられないでしょうし、オスマン軍は火器を導入したとしても 果たして馬まで新装備に対応してるかどうか・・・銃声は まだしも爆弾の轟音に耐性が無ければ臆病な動物である馬は簡単に 狂乱状態になるし 海軍は元からの地力が違う上に兵器でも圧倒的な差をつけられ たんではパーフェクトゲームも不思議ではないですが、それでも ボロディーノ提督の名はドン・ファンやネルソンなどと並んで 海の名将として歴史に名を残すでしょうね。ジェノヴァ海軍の この活躍でイタリアでの勢力バランスも変わりそうですが、 ロケット弾の技術をジェノヴァが得ているかどうかで変わるかな? もし今回の装備で戦ったらヴェネツィア海軍も敵じゃないだろうし ジェノヴァが黒海だけでなく地中海の女王となる芽も出てくるかも 2009/Feb/04(Wed) 06:41 pm
51話でちゃんと前振りされており、 塩野七生の作品中においても描写されているが 傭兵の前線指揮官が狙撃により負傷して指揮から外れたことが 防御崩壊の要因となりその日のうちに陥落している。 仮にこの52話時点においてワラキアが北上して補給を切る動きをとったら メフメト2世の性格からしてコンスタンティノーブルに対する 全面攻勢を誘発し東ローマ滅亡を早めることになる。 補給を切るならとっくの昔に艦隊投入しておくべきだった。 海からコンスタンティノーブルに補給・増援を実施すれば 攻囲軍の疲弊を待つことができ、より楽に勝てる状況をつくれた。 今まで出せなかった理由もなしに海戦やって一方的に勝つのは 火葬兵器以下のチートだと思う。 2009/Feb/04(Wed) 02:20 pm
映像化したら、派手な絵になりそうですねえ。赤壁の戦いみたいな? 督戦隊も出てきましたし、次は兄弟対決のターンでしょうか? 今まで触れられていないラドゥの心象もちょっと覗いてみたいな という気がします。 2009/Feb/04(Wed) 12:54 pm
オスマンの陸上兵力・・20万か~そして、海上はジェノバに軍配が上がり 海峡封鎖をしていた要塞はすでに無力化され、首都の眼前には万余の軍隊と・・ 正直正面から戦う理由が無い気がするんですよね・・メフメトは、この戦いの失敗 と同時に暗殺でしょうし、20万もの兵力を食わせていくだけで想像を絶する物資 の消費量です。補給線は最早寸断されたと見ても問題ないですし、 なるべく引きつつ時間を稼ぐだけで十分だと思います。 ま・・海峡をこの規模で寸断されてる時点で、オスマンは、逃げ場が無いんですが。 2009/Feb/04(Wed) 10:49 am
公国の守護者で有ることには違いがないのも狙ったんですかw 世界最初のトウゴウターンktkr 軍事革命の真っ直中に放り込まれたオスマン軍。 メフメト2世は間違いなく英雄と呼んで差し支えないですが、戦争のルールが変わったことにどの程度対処できるか。 2009/Feb/04(Wed) 02:30 am
ソ連軍ドクトリンを打ち破るには、現代戦に使われるような高火力の制圧兵器が不可欠なンけど如何なワラキアでもそンなものは持ってないし。 メフメト2世とメムノンの智謀はさすがとしか言いようがない。 が、ソ連軍ドクトリンを完全に機能させるには、必要な兵力を必要な場所へ即座に送り届けるだけの予備兵力と輸送力が必須なンよね。 予備兵力はそれなりにあるンだろうけど、輸送力が十分にあるかどうかというと…… 理屈の上では完璧といえる戦略なンけど、この時代だと机上の空論になりそうです。 一瞬、トヨタ方式という言葉が頭をよぎったけど、無視することに。 2009/Feb/04(Wed) 01:19 am
オスマン海軍撤退と言うことは、これでオスマン側は、20万の陸軍に対する補給ルートを失ったことになりますね。あとは、ワラキアが、オスマンの兵糧を焼き払えば、オスマンの戦力の無力化も夢ではありません。 あと、榴弾とロケットによる艦砲の支援射撃も加わるので、ワラキアの陸軍兵力が額面通りの数字ではなくなりますね。 しかし、やはり化学エネルギー弾の有り無しは、戦を変えますな~。 2009/Feb/04(Wed) 01:11 am
不覚にもクスリと笑ってしまいました。 これが「公国」なのかそれとものちの「皇国」となるのか、胸踊ります。 そして、海上ではジェノヴァ・ワラキア連合艦隊がボスポラス海峡でT字戦法を見せてくれましたね。 眼前で燃え上がる敵の大艦隊。 コンスタンティノープル市民の感慨やいかに。 ワラキア軍の士気もケタ違いとなっていることでしょう。 いよいよ決戦。 東地中海世界の覇者はどちらになるのか。 次回も非常に楽しみにしています! 2009/Feb/04(Wed) 01:07 am
クライマックスとはいえ終わらせ方を考えているとなかなか寂しくもあります。 いや、まだ決まってないですけどね(笑) 今回も海戦を書く予定ではなかったのですが書き始めたら何故かそうなったし(汗) それでもどうにか完結の見込みが立ち始めたのでほっとしているところです。 なにせ未完作品をすでに三つも抱えておりますので(爆) それでは皆様第五十三話でお会いしましょう。 2009/Feb/04(Wed) 12:56 am
日本の武将を題材とした憑依ものは割と読みましたが、ヨーロッパの、しかも史実のヴラド・ドラクリヤを題材とした話とあって興味を惹かれて読み始めましたが、あまりの面白さに一気に全部読んでしまいました♪ 主人公補正があるとはいえ、弱者から強者になっていく様や魅力的な登場人物を見るのはとても興奮しました(笑) これからも楽しみにしています♪ 更新頑張ってください! 2009/Feb/03(Tue) 02:21 am
2009/Feb/03(Tue) 12:33 am
オスマン朝軍二十万といえども、果たして正面戦力足りうる精鋭部隊は常備歩兵たる「イエニチェリ」と常備重騎兵「シパーヒー」ぐらいのものです。 残りは鎧も支給されずに「バストン」と呼ばれる棒だけを装備した志気という言葉さえあるのが怪しい有給徴集兵「アザプ」と、これまた度々敗因の要因ともなった略奪と放火しか脳のない「走る放火人」との蔑称を持つ万年志気不足で有名な軽騎兵「アキンジ」です。砲撃によって、督戦隊を最初に叩く対ソヴィエト・ロシア式戦術を用いれば、蜘蛛の子を散らすように消え去るでしょう。それでもそれでも自軍より数万多い敵兵力を相手にしなければならないのでしょうが・・・。 指揮官クラスの護衛部隊すら務めたバルカン半島出身者(クロアチア・セルヴィア人主体)による万能不正規騎兵「デリ」が、大公殿下の絶え間ない宣伝戦略によって多数参加していない模様なのも有利です。これで、騎兵による大規模な迂回戦術をオスマン朝軍が採用する事は出来ないでしょうね。 まあ、戦争は数がものを言いますから、大公殿下が空前の敵戦力をどう料理するかが見物です。 それにしてもメフメト二世もさすがです。目の前の熟した果実を食する誘惑をあっさりと退けて、ワラキア軍に矛先を向けるとは凡人には出来ない英断です。 その反面、メムノン・パシャの醜態があからさまになってきました。政治家としても軍政家としても優秀な大臣なのは理解していますが、完璧なまでに現場の人間ではありませんね。戦時は首都から留守居役兼後方支援責任者として裏方に徹していれば、ワラキア公も苦戦を免れなかったに違いないでしょう。 さて、いよいよ決戦編に突入となってきました。西欧最強のフランス王国軍や盟友たるヤン・イスクラはどう動くのか、大公殿下の芸術的采配を期待しております。 2009/Feb/02(Mon) 09:56 pm
背後から3万の奇襲。私的にはもうこれで勝負あったの感です。 大軍というのはロジスティックスや排泄物処理という課題の他に、群集心理が働きやすいというのがあると思っています。特に兵力差が顕著だったり、楽勝ムードが漂っているときは、「自分は死ななくてもすむ」という気持ちが一般兵に蔓延して、それが一転し窮地に立たされたときは、死の恐怖からひたすら逃げるということになっていくのではないでしょうか。このあたりは小部隊、中部隊の指揮官のレベルや軍の錬度にもよるのでしょうが、今回の場合、オスマン側はとどまるのは厳しいかと思いつつ、次回を楽しみに待っています。 2009/Feb/02(Mon) 08:55 pm
以後、気をつけます…。 いよいよ始まったガチバトルですが、ルメリ・ヒサリ、アナドール・ヒサリの 両要塞を無力化したことで、艦隊の援護砲撃は受けられそうですね。 これとロケットの組み合わせで督戦隊やイエニチェリを叩ければ、雑兵の逃亡を 引き起こせるんでしょうけど、そこまでの精密砲撃はむりかなあ。 いずれにせよ、オスマンの数の暴力に対抗するにはいかに混乱させて非戦力化する兵を増やすかに尽きると思いますので、そこら辺はヴラド殿下の腕の見せ所ですかね。 個人的には、忘れられてる感のあるヤン・イスクラがマルマラ海側からヴェネチア商船に乗って挟撃上陸とかなったら燃えるんですが。 2009/Feb/02(Mon) 07:16 pm
陥落の窮地にオスマンから見れば魔術の如く駆けつけるワラキア軍! 背後から攻められたら大半が錬度の低い農民兵び20万の大軍が陣形を 再編成するのに大混乱でしょうが、それでもなお絶望的な戦力差なだけに 榴弾やロケット砲などの新兵器や錬度の差でどこまでいけるか・・・ なんだか持久戦に持ち込めば勝てるのにこのまま正面決戦に突入しそうな 雰囲気ですが、物語的には激しく激突して欲しいかも・・・w 周辺地図がよくわかんないんですが、史実でメフメト2世が艦隊山越えを したあたりに上陸したんでしょうか・・・ルメリ・ヒサルが海峡最狭部の 場所だからもうちょい北かな? オスマン軍本隊はコンスタンティノープル の南側に布陣してるんですよね? 地形によっては都市側と連携や援護も できるかもしれませんが・・・ヴァニエールが負傷してるとなると急遽指揮官 交代でジュスティニアーニを抜擢でもしないと無理か。そもそも傭兵隊長が 総指揮を取ってる時点でアレだし・・・ 2009/Feb/02(Mon) 05:57 pm
今回の榴弾撃ってた大砲も含めては臼砲なのでしょうか? 17世紀から19世紀南北戦争まで使われたクーホルン臼砲も、更に分解運搬できる様にすれば迫撃砲と同様の運用が出来ると思いますが、 2009/Feb/02(Mon) 05:40 pm
問題は配下の将や兵たちがどこまで混乱せずに対応できるかでしょうか。 現時点では彼に名声や信望はほとんどないでしょうし。 この状態で2倍程度の戦力差なら奇襲側の有利でしょうが、6倍ですからね。 ただ属国の雑兵たちは戦力にならなくなる可能性が強いですし、オスマントルコ本軍だけならなんとかなるかも。 先が非常に楽しみです。 2009/Feb/02(Mon) 09:56 am
榴弾はやりすぎかな・・・ま~職人の一点ものは時に常識を超えるから そゆことにしとこう!! さて、いよいよ激突ですね、果たしてトルコ軍は手元にどれだけ兵力を持っている でしょう?常識的に考えるなら、動員兵力の6割程度って所だと思うけど・・ ヨーロッパ側に全兵力集めたら反乱祭りでしょうからね~ また楽しみにしてます。 2009/Feb/02(Mon) 09:33 am
これって中々に難しいことなんですよね。凡人はグダグダこだわって自滅していく。この割りきりが出来る事だけでもメフメト2世は英雄たる資質を持っているといっていいでしょうね。 さて、次は決戦ですね。 正面対決。血沸き肉踊ります。 でも、いくらチートとはいえ6倍以上の戦力差を簡単にひっくり返して欲しくないなぁ、と思います。 人数というのはそれだけで強大で覆しがたい武力なのですから。 ヴラドを応援したいですが、ここはメフメト2世が数の暴力で押しつぶして欲しいという気持ちがあります。 ああ、どうなるんだろう。 2009/Feb/02(Mon) 02:04 am
19世紀まで、大砲の弾って、単なる鉛の塊による物理エネルギーによる城砦破壊や、ブドウ弾による対人攻撃を主な役割だったはずです。 それまでは、カタパルト・バリスタの類が擲弾を投射するぐらいでした。 大砲による榴弾の発射は、発射エネルギーで壊れないだけの弾殻と信管が必要です。導火線を使うにしても発射炎で筒内爆発を起こしますよ。 2009/Feb/02(Mon) 01:53 am
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