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最初は鉄で作ってみたものの、鋳造技術が未熟であったため 融点が低く鋳造が容易な青銅製に変わりました。 時代が進むと鉄でも鋳造できるようになります。 青銅より鉄の方が強靭ですから威力が同一でも軽量化できますが 鋳造技術が不備なまま鉄で大砲作るとスが入ったりして 砲身破裂などの事故を起こす元になります。 ワラキアでは鋳造技術は進歩していることになっているので ウルバンの大砲を鉄で作れば、同一の威力でも砲身長は短縮、 一日7回と伝えられる発射回数もその倍くらいは撃てるようになるのではないでしょうか。 しかしウルバンの大砲をイメージ検索すると、あれはでっかい破城槌ですね。 発射の衝撃抑え込むには穴掘って埋め込むように設置しなければならい様子で 要塞壁相手なら有効だったかもしれませんが目標の変更はできない代物みたいです。 戦術的に有効なのは大口径臼砲で導火線付きの炸裂弾飛ばす方が良いと思いますが これもあんまり野戦向きじゃない気はします。 2009/Jan/18(Sun) 12:23 am
鋳造の青銅砲は15世紀前半に作られたそうですが、砲身の寿命は100発以上だったそうです。当時のヨーロッパは教会の鐘を作っていたため、青銅砲の鋳造は十分可能でした。 あと、銃弾や砲弾に使いそうな鉛について書きます。鉛は19世紀までは飲料に添加されることは当然だったそうです。特にワインやラム酒、りんご酒等には味を甘くする為、保存の為に添加されていた。中世では鉛中毒はどれほど多かったは不明ですが、かなり大勢が中毒を起こしていたのは間違いないです。 鉛鉱山は友好国ではトスカーナやトレビゾンドの西部からグルジア西部にかけてが鉱山地帯です。小アジアの北西部や南部もそうですが。 2009/Jan/18(Sun) 11:11 am
メフメト二世にしても、スルタンの権威が確立していない状況で恐怖政治を強いている以上、コンスタンディノス十一世の暴挙を見逃せば、逆に宮廷クーデターが起こりかねませんから、これはこれで仕方がないという事でしょうか。 他の方も仰っておられましたように、とにかく緒戦で勝利を飾り、西欧諸国に瓦版等をばらまいて多いに宣伝すべきでしょう。この戦いが対イスラム十字軍という共通認識を民衆レベルで得られれば、少なくとも寄付金ぐらいは集められると思います。うまくいけば援軍も得られるかもしれません。 基本的な戦略は日露戦争方式が良いのではないでしょうか。東欧の完全制圧とボスポラス海峡の制海権を確保した後、小アジアに上陸、コンスタンティノポリス攻防戦に大わらわなオスマン朝軍に対して後詰め戦を強いるのが、面白みはないもののベターかと。 問題はアナドル・ヒサルの扱いですね。早期に陥落させて東欧諸国の人心を掴むのか、救援に駆けつけざるえないメフメト二世の眼前でわざと落城させて権威を失墜させるのか、大公殿下の戦略眼の見せ所でしょう。 ライフル銃の量産は、開戦が早すぎた為に無理でしたか。ライフル銃がなくてもフランス大陸軍のようにマスケット銃装備の猟歩兵による散兵戦術がありますが、この当時の教育水準ではやはり無理でしょう。 いっそのことカービン銃を装備させたカラビニエ騎兵を編成して、猟兵の代用をさせるのも一つの手段かもしれません。かなりの教育水準が必要とされますから、貧乏貴族や没落貴族の子弟を特別待遇で迎え入れる必要がありますけど。 榴散弾は単純な火道式時限信管を用いれば製造できます。野戦時における決戦兵器になり得ますから用意して置いて損はないかと思います。 一番の問題点は、他の方も指摘されておられる指揮系統でしょう。戦史上あまりにも有名なブレンハイム会戦の直前に、マールバラ公が指揮に従わないバーデン辺境伯を口実をつけて一万五千の兵力と共に本隊から追い出したように、兵力や人材よりも指揮統制の一元化が戦争には何よりも必要です。この問題を大公殿下がどうクリアされるか、楽しみにしております。 2009/Jan/17(Sat) 04:47 pm
史実ではコンスタンティノポリスは2ケ月で陥落していますが こちらでそれ以上の持久を期待したいところです。 オスマンの主力がコンスタンティノポリスに向くなら アルバニアや白羊朝との連携を生かす状況ができるでしょう。 各方面からオスマンの兵力を削り続け、有利な状態を築いて決戦に持ち込みたいものです。 しかしワラキアがなければ東ローマが立ち枯れるのは明らかであり、 メフメト二世が主力をブラド打倒に向けてくると兵力差故に危機ですね。 ある意味、正面決戦にはならない気がしません? どちらが相手を嵌めるか、嵌めたと思わせて嵌め返すの勝負になるような。 この後の展開は人の勝負になるでしょう。 そこはもう作者殿に期待します。 2009/Jan/17(Sat) 03:50 pm
黒海の気候考えると、冬の暴風以外は概ね穏やかな気候で、内海ですから、海流も それほど激しく無いようです。て事で、ガレー船のような、陸地を見ながらの航行 なら十分できそうです。岩礁なども少ないですし、いざとなれば航海士を傭兵と して雇えばいいと思います。 トルコの海軍はガレーのみの構成でしょうから、ボラポラスで戦うと、風を読むのは必須になってしまうので、ちょっと難しい気もしますが・・ トルコ軍は、橋頭堡の確保が第一目標になると思います。恐らく、宣戦の布告をしたのですから、即座に行動できるでしょうから、ルメリ・ヒサルは簡易でも何でも 作れそうだと思います。 ワラキアはブルガリアの、ブルガス港を目指す事になると思います。 ここまでは、戦闘の準備としては鉄板なのかな・・・・ 戦闘の予測は邪魔との意見の方もいらっしゃるようなので、今日はこの辺にしときます。、削除依頼以来荒れたな・・・・>< 2009/Jan/17(Sat) 11:40 am
下のコメントであったように歴史系は本当に大変そうですね。 感想という名の展開予想を「こうなるべきだ/ならないとおかしい」と押し付けされて。 全く当たりもかすりもしないような展開予想は華麗にスルーするとしても、 見事に当てられるはやはり悔しいことでしょうし、誰もがわかってそうな展開を自慢げに披露されて、同じように書かなければならないのは悔しい以上に腹立たしいでしょう。 その結果、予定していた展開を変更してしまう場合もあるでしょうが、くじけず最後まで頑張ってくれるととても嬉しいです。 ところで、缶コーヒーのように太い逸物で、失神するまで幼女を責めるのは、幾らなんでも人として駄目だと思う。 2009/Jan/17(Sat) 10:13 am
新しい技術(この時代当時で)のライフルが生産出来ないのは違和感が無い感じだと思います。それでも、史実よりは発展していますので大分、状況はよろしいのでは無いかと。 しかし、先端を開かれたとなると武器を発展させる余裕なんてあるはずもなく……ここは持てる戦力でなんとかするしか。 武器の優劣は大事ですが、それ以上に大事なのは人間の方だと私は思います。 ヴラド一人で何とかしようと言うのは到底無理です。 こう言った事態の時こそ、スカンデルベグ、ウズン=ハサン、ヤン=イスクラと言った英傑達の力が必要です。メフメト2世と言う強大な相手に立ち向かうにはこの時代の英傑達の力が必須だと思います。 2009/Jan/17(Sat) 09:31 am
いいいから楽しもうぜ! 2009/Jan/17(Sat) 09:28 am
東ローマの愚策にオスマンも想定外の事態を強いられた、って所でしょうか 出来れば、メフメト…はともかく、周囲はもう少し時間が欲しかったでしょうね 装備とか作戦に関しては既にたくさん出てるようなので割愛w 2009/Jan/17(Sat) 09:09 am
この時代にナショナリズムなる概念が成長を遂げた、あるいはその兆しをみせた事は間違いないのですが、はたしてそれはワラキアに届くものであったろうかといささか疑問を抱きます。 局所的な歴史を知らないので、こんなものだと言われたらそれまでですが。 2009/Jan/17(Sat) 07:49 am
例え君主として優秀であっても、現状認識が出来ていなければ愚か者にも劣ると云った所ですか。 しかしワラキアは、織田家の長柄槍のように練度の低い農民兵には、効果的かつ、安価な長槍は出さないんですか? 信長は弱い常備兵に接近戦をさせないよう、標準的な長柄槍よりも1m長い、6m強の長槍を装備させていたそうです。 革命的といわれたスイス傭兵のパイク(長槍)戦術登場が、15世紀前半からであることからいっても、まだまだ現役なのでは あとは、胸甲騎兵を支援する騎乗ロケット砲兵、通称竜騎兵の編成を(ry 2009/Jan/17(Sat) 08:04 am
①無反動砲 前に砲弾、後にカウンターウェイトを飛ばす兵器で、砲身と 砲弾の間に隙間があっても問題ありません。 理論上はまっすぐな筒であれば簡単に作れます。 砲弾は、信管着きの砲弾。信管自体は、バネが作れれば 火打石と所領の発火火薬で作成出来ます。 ②迫撃砲 これも、砲身と砲弾の間に隙間があっても問題ありません。 理論上はまっすぐな筒であれば簡単に作れます。 足場などを組む鉄パイプで作ったものが、数年に一回、皇ky (ゲフン、ゲフン)、重要な施設に向けて使用されてニュース になります。 ③指向性対人地雷 これがすごく簡単で、鉄板に火薬を塗り、反対側に石礫でも、 パチンコ玉でも配置すれば、米軍のクレイモア対人地雷と同じ 物が出来ます。発火は、導火線でも0k 簡単に作るなら、長さ10cm程度(口径は任意)の鉄製筒(底 は塞いでも塞がなくてもOK)に火薬と石礫も詰めて、火を着 けることですね。使い捨ての散弾銃のようなものです。 ④ブドウ弾(大砲による対人用の散弾) 先込め式の大砲に、大量の鉄片(パチンコ玉や釘)を詰めて発 射するだけ。参照:漫画の【ナポレオン~獅子の時代~】 ⑤カタパルト(投石器:特に中華式のカタパルトがお勧め) 欧州式の投石器は巨石による作用点側の錘でアーム側の石を飛ば しますが、中華式は作用点側には錘の代わりに綱を着けて数人掛 りで引っ張りアーム側の石を飛ばします。 ※中華式の投石器は、非常に構造が簡単ですが、射距離が短いで す。ただし、分解異動は簡単です。 欧州式に比べ、簡単に設置及び運用が出来、ナフサの入った壷や 擲弾ならかなり遠くに飛ばせると思います。 ※wikiによると、カタパルトは、第一次大戦でも使用しているよ うです。 2009/Jan/17(Sat) 01:11 am
第46話で気になる誤字がありましたので僭越ですが指摘いたします。 「ギャラルフォンの角笛」ですが、北欧神話でヘイムダルの持つ角笛を指すのであれば、「ギャラルホルン」または「ギャッラの角笛」あたりが妥当ではないでしょうか。 (また以下蛇足ですが。この作品内でギリシャ正教の大司教であるワラキア公についての比喩であると考えると、黙示録のラッパの方がイメージ的に沿うのではないかとも思います。) いよいよコンスタンティノープル戦、楽しみにしております。 2009/Jan/17(Sat) 12:38 am
のを見て何時からそんなことに?とか思ってましたが、やっぱり 量産されてないようで読み損なってないようで安心しましたw ついになし崩しに本格的に戦端を開くことになってしまいましたが ここはまず最初に1万程度の兵でも構わないから無理をしてもブルガリア 方面に出撃してどんな小さくても良いから戦術的勝利をゲットして ワラキアの勝利を欧州中に宣伝すべきでしょう。下手に最初から持久 戦略なんかとったら兵力差に圧倒されて味方しようとする国なんて 出てきません。ワラキア側にも勝ち目がある、と錯覚させることに 成功すれば味方なんていくらでも湧いてきます(あらかじめトルコに 派遣した諜報員に細菌戦を含めたゲリラ戦を指示しておけば更に トルコ軍は戦力の分散を余儀なくされます)。 やはり当面はまだオスマン側も準備不足が祟って海軍力の拡充も まだ不十分でしょうからジェノヴァ海軍に援軍を要請してヤンなど 防衛戦の名将をコンスタンティノープルに派遣、ワラキア公の親書と ヘレナの添え書きをつけて防衛戦の最高指揮官として任命するよう 強く進言し(ヤンにも逆らう者を見せしめにするくらいしろくらい 言っても良いかと)、史実のような曖昧な命令系統を少しでも統一 しておいてからコンスタンティノープルを囮にワラキア軍主力で 野戦でオスマン軍を破る、という展開しか思いつきませんね。 2009/Jan/17(Sat) 12:07 am
内に秘めたる狂気を出さずして何がワラキア公かーっ! ってね とことん腕は白く無いが、それがこの話の楽しみだったり。 2009/Jan/17(Sat) 12:03 am
指揮官を皆殺しに出来れば…… でもブラドの評判が悪くなるか 当時の指揮官は貴族で戦いに負けても身代金を払って祖国に帰れる身分だし 2009/Jan/16(Fri) 11:45 pm
ここまで書き続けられたのも読者諸兄のおかげです。 遂にコンスタンティノポリス戦が始まってしまいました。 ヴラドにはいい目を見た分たっぷり苦労してもらわねばなりません。 彼の鬼畜ぶりには作者ですら殺意を覚えずにはいられないのです(笑) ライフルに関してはもう工芸品レベルで数丁の生産は可能だが、量産はまだ無理と判断いたしました。 これはヴラドにとっては大きな痛手です。 さて、どうやってオスマンに対抗させましょう? 窮地を作ったはいいが、解決策は用意していない作者なのでした。 それでは皆様、第四十七話でまたお会いしましょう………。 2009/Jan/16(Fri) 11:39 pm
本心から論争する気は無いというのなら、余計な文は削除したら? まあ一方的に言い捨てるのは確かに論争とは呼びませんけどね。 自分がすっきりしたいから感想欄が荒れても気にしない。 作者に迷惑を掛けるだけですよ。 2009/Jan/16(Fri) 06:01 pm
弟と戦うの確定されたり外交で遅れとったりで精神的に切羽詰まってたヴラドもザ乱交(笑)で癒されたでしょうかw 先代逝去直前には罪押しつけられたり死因探そうとした為粛正されたラドゥが、メフメト即位後首だけで贈られたりとかヒヤヒヤしてましたがどっちがマシなんでしょうね ところで気になったんですがオスマンに勝った後はどうなるんでしょう? コーヒー文化とかwウィーンに侵攻無かったらとかなると・・・。ポルトガルやその後なぜかエジプトまで行っちゃったワラキア経由で交易により入るかなあ。エジプトはコーヒーベルト入ってなかったような フリードリヒ3世のウィーン追放なくなっちゃうかなあ 2009/Jan/16(Fri) 06:22 am
2009/Jan/16(Fri) 05:59 am
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