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2. 感想を投稿する際の注意事項 ・ 感想欄でのコメントへのコメントは行わないで下さい。荒れる原因となります。 そろそろ雑談板へ移動したほうが良いのでは? 2009/Jan/15(Thu) 10:39 pm
射程が伸びる、また命中精度が上がるというのは割と基礎知識に属します。 ヴラドが知っていて製作指示を出すことは問題ないでしょう。 けど15世紀に登場したライフルの祖先が有効なものであったかは疑問ですね。 いかなる理由によるものか明らかに定着していないわけですから。 性能に優れているというなら、よほど運用性に難があったということでしょう。 2009/Jan/15(Thu) 10:34 pm
「銃身に溝を掘ったら射程が伸びるらしい」と思い付いた。 ↓ それを職人に伝えた。 ↓ 職人はその通りに作った。 ↓ 大量生産して配備した。 この途中の工程に説得力のある描写を挟めるかどうかです。 そんな部分を重視してないと仰るならいっそのこと、 「歴史の表舞台には立たなかった高度な技術者集団を味方に付けた」みたいなチートイベントを起こしてしまうか、 「うちの職人たちが一ヶ月でやってくれましたwwww」みたいにギャグで流すか、 無理に歴史との整合性を取ることを捨てれば楽になりますよ。 2009/Jan/15(Thu) 10:08 pm
ライフリングを掘る方法ですが、対して難しくはありません。この当時の銃身は鍛造ですから、鉄芯に、横幅が鉄芯と同じ口径の長さの平鉄板を巻き付け、さらにその上から細鉄板を螺旋状に巻き付けて補強し、完成です。これで滑腔銃の銃身は完成です。ライフル銃の場合は、ここからさらに銃身の口径と同じ太さを持った長いネジで堀削すれば完成です。但し、堀削するのには相当な力が必要で、大量量産は困難でしょう。人力は問題外であり、動力が不安定な風車・水車による堀削を職人技の感で管理しながら生産する方法しかないと思われます。 しかしながら面白い事に、現代においてオーストリア陸軍が1500年代に職人技で生産されたライフル銃と、ナポレオン戦争時代に蒸気機関を使用して大量生産されたライフル銃の実射テストを行ってみたところ、1500年代に優れた職人技で造られたライフル銃の命中率(83パーセント)が蒸気機関を使用して大量生産されたライフル銃の命中率(52.5パーセント)と遙かに上回っていました。すなわち、優れた職人技が生んだライフル銃は、大量生産された軍用ライフル銃よりも射撃性能は良かったののです。 値段も職人が造ったライフル銃は、弩とたいして変わらないでしょう。1500年代前半に、象牙細工が施された贈答用銃砲は、象牙細工が施された贈答用弩の僅か40パーセントの値段にすぎませんでした。この事は鍛鉄技術がこの当時、いかに身近であったかという事実を物語っています。 全軍に行き届かせる事は不可能ですが、騎兵一個(125人)~三個中隊程度なら可能でしょう。実際、スウェーデン国王グスタフ・アドルフは史上初の騎馬猟兵中隊三個を編成して三十年戦争に投入しています。 弾丸は普通の球状弾丸で全然大丈夫です。口径より少し大きめにする必要はあります。弾丸は当然鉛ですので、強引に押し込めば時間はかかりますが、削られながら装填できます。その為、さく杖は鉄製が必要です。今も昔もライフリングを切った銃砲の弾丸は、口径より少し大きいものを使用しています。だからこそ旋条痕が弾丸に刻まれ、犯罪解明に役立っているのです。 弾丸が鉛の理由は溶解度がかなり低く、正確な重量が簡単に計れるからです。ですが、鉛の値段が恐ろしく高価だった為に、小銃類の弾丸にしか利用できませんでした。鋳造鉄玉が登場するまで大砲の砲弾が石だった理由はこれです。 ルネサンス期の技術者達は、現在の我々が想像する以上の優れた頭脳と、現在では途絶えてしまった巧みな技を持っています。彼らには、方向性を示すだけで、すぐに不可能と思える事を現実に可能にしてしまうだけの潜在能力が確実にあるのです。 2009/Jan/15(Thu) 09:17 pm
職人は今も昔もとてつもないことをするものですから、 2条程度のライフリングなら掘ってしまうかもしれません。 たとえば、 口径以下の丸棒に屑ダイヤ(コランダム可?)を固定し、 銃身になる中空の鉄棒に通して一定速で回転させつつスライドさせる。 これを数十回数百回繰り返す。なんてやり方は思いつきますね。 成功するかは知りませんけど。 高精度の弾丸も数作った中から適合するものを拾い出せば何とかなるかも。 初期の先込式ライフル拳銃は、銃口から弾丸をハンマーと金棒で 打ち込んで装填しています。小銃でも同様の装填が可能でしょうか? 完成したものには、オーパーツの様な性能を誇るものがあるかもしれません。 そんな制作方法では数が出せないのは明らかです。 1丁を生み出すためにどれだけ不良品をつくるやら。 部隊を組めるような数を"量産"するのは不可能しょう。 量産するにはまず鍛冶屋が工作機械を制作しなければならないわけで そこでどれだけの時間を要するか見当もつきません。 また発射薬は黒色火薬よりも燃焼速度が低いものを使わないと 銃身破裂を起こしかねませんが、そこに気がつくかどうか。 けど、そういうものわ華麗にスルーするして楽しむのが 仮想戦記のお約束。この作品は十分楽しめます。 なお狙撃銃が欲しかったら、ライフルより遠町筒じゃないかと思います。 18世紀半ばに登場するライフルとは異なり 江戸時代初期日本に登場しています。 2mを超える長銃身はあまり野戦向きではありませんが、 部隊後方からの、そして要塞壁から攻城軍への狙撃には十分かと。 2009/Jan/15(Thu) 08:26 pm
感想についてですが。 まあ、賛否両論あるようですね。 私としてはファンタジー系のノリで読んでいたので大して気になりませんでした。技術改革とか政治とかの話では、これはこれでアリなんじゃないかな。と思います。 小説に厚さを持たせる書き方と言うのは、なかなか難しいですしね。 少し気に障ったのは、余りにも挫折と屈折が無かった事かな、ヴラドのカリスマと先見等を物語の中心に置いてるわけですから、それが少ないのは当たり前なんですが、何と言うのか重みが無いって言うんかな。 でも、書かれたい事は良く解るので全体的に見て私は十分楽しめる作品だと思いました。 ご都合主義がどうした。見ろこの<s>萌える</s>燃える展開を!! と、割り切れているなら、声を後書きにでも書いてみたらいんじゃないでしょうか? ともあれ、私は大変楽しめました。 更新がんばってください。 2009/Jan/15(Thu) 06:47 pm
あと、一番重要なのは、弾のほうの精度です。当時の技術では、銃身と寸分野隙間もない大きさが均一の弾を作れないと思いますよ。 また、先込め式の銃は、銃の口径が弾より大きいことを前提に作られていますから、ライフリングを切っても弾がライフリングに乗らないので回転しません。 弾と銃身の間の隙間が少ないから、爆圧によりライフリングに削られながら弾が一定方向に回転して進むのであって、銃身との隙間が大きいと銃身の中で跳ね回りながら発射され、余計にまっすぐ飛びません。 当時の技術であるとしたら、弾と火薬を一緒に筒に入れて用意しておき、弾込めを容易にすることがせいぜいです。 ちなみに、戦国時代では、竹筒に弾と火薬を一緒に詰めて用意しておき、銃の弾込めを容易にしていた記録があります。 2009/Jan/15(Thu) 01:17 pm
読みました。いろいろ難しいことなくスラーと読みましたが、単純に面白かったです。 ただ、不満があったとすれば、文明の産業レベルの異常な発展は少し首をかしげました。また、いくらブラドが思いついたからと言って、それを完成に至る流れが薄かったですが、それ以外は、総じて面白かったし、ヘレナ登場からは普通に萌えました。 美少女はいいもんです。 2009/Jan/15(Thu) 02:56 am
武器よりも人物の方が大事だと考えて読ませて頂いていましたが……改めて見てみますと再現出来ないものも多く見られます。 細かい点については省きますが……現状からこれ以上の技術発展は殆ど無理かと思います。 後、革新的な政策も良いとは感じますが、これも当時の時代の人々に一致するとも限りません。あまりに進みすぎた政策と言うのは必ず、堕ちると言えるでしょう。 かの、織田信長がそうであったように。 1450年代の人間のことを考えますと、これ以上は無暗に新しい政策を行うのは難しいものと考えます。 革新的かつ、時代に相応しい政策をとった人物としては、マーチャーシュ=コルヴィヌスやイヴァン3世辺りが良い目安なのでは無いかと。 彼らの政策は当時の時代からすればかなり革新的なものですし、特にオスマンとの直接対決を経験している、マーチャーシュ=コルヴィヌスの行った政策は多くの成功を収めています。 今の時代の文化や技術などを鑑みるとマーチャーシュの政策が限界ラインに近い段階だと考えられます。 革新は素晴らしいものですが、過度にやり過ぎるとしっぺ返しを喰らいます。 あくまで、現状の年代で受け入れられる程度に収めるのが良いのではないかと考えます。 大事なのは人間であって武器では無い、それも大事な要素ではないかと。 2009/Jan/14(Wed) 08:13 pm
筋立てが荒くなってきたのは同意見ですね。 途中から歪んでしまったのは否めないでしょう。 ライフルを初めとするチートについては、 仮想戦記というものはそういうものとしか言いようが無いとは思います。 どこまで恥を晒すか、恥すらネタとして遊ぶのが火葬戦記でしょう。 あんまりだろうというネタは時々腐してますけど。 仮想戦記を書くときは、腕白関白のようにむやみにチートに頼らず、 政治経済外交を重視して書くのが肝要かと。 2009/Jan/14(Wed) 05:07 pm
最初のころはさておき、後になればなるほど文章が荒くなっていくのが見られたように思えます。特に、ヘレナ登場以降加速度的に。 シリアス部分とラブコメ部分が余りにあっていないのです。 冷酷に、冷徹に敵兵を殺す君主が、幼女に向かって真剣に愛を囁き、女性陣の押しの強さに圧倒される。そのギャップの溝を埋めるような描写がないため、どうしても幼女にべたぼれになっている主人公の性癖が単なる「ロリコン」「変態」に見え、そんな人間が偉そうに他人に命令を下したり、敵に恐れられることが滑稽に見えてきてしまったのです。あるいは、北辰一刀流をある程度納めた年齢を経た大人が、幼女に足蹴にされるのに表面的には悲鳴を上げながら喜んでいることにも。戦場で格好のいいことを言っている主人公と、いちゃいちゃしている主人公が同一人物として一本の線が通っていないような気がしてしまいました。 幼女に愛を囁くことと、有能な君主という二つの面は、やり方によっては十分融合させられるものですが、残念ながらこの話では無理やりくっつけたような印象を強く受けました。もうちょっとそのあたりの描写が欲しかったです。 そして、シリアス部分に関しても主人公が現代人である、ということと、中世レベルの技術力で出来ることは再現可能、ということには大きな溝があると思います。 例えばわたしは、ライフルは腔線を銃身に刻むことで弾丸にジャイロ効果を与え、弾丸に飛距離を与えられる、ということは知っています。 しかし、一体何条銃身に腔線を彫ればいいのかなど全く覚えていませんし、そもそも工作機械の全く無い手作業の状態で銃身に溝を掘る、なんてことが可能なのかすらわかりません。インターネットで調べればわかるのかもしれませんが、いきなり中世に飛ばされて思い出せる自信は全くありません。 たとえ今まで何年も専門で行ってきた職人がいテその協力が得られるとしても、彼らが考えて考えてそれでも実現できなかった、歴史における発明者の人生をかけて研究された成果を、そんな中途半端な知識を伝えただけで実現可能であるとは到底思えないのです。銃身に溝を刻む、という考えにたどり着いた歴史上のライフル銃の発明者も、その発想を実際に使える形にするには一年や二年ではすまない苦労があったはずですし。 むしろわたしなら「中世の銃は巻きつけ式だったから、あまり強度が無く溝は彫れない」とか大藪春彦かなにかで聞きかじった知識の方を思い出して実現の前に諦めるかもしれません。 それを主人公は可能とした。 一つだけならわたしが物知らずなだけだ、ですみますが、それがいくつも続くのです。まるでウィキペディアを頭の中に丸写ししてきたように様々な知識を持っている元一般人が、部下に対してその知識を投げるだけであっという間に完成品が出来てしまう、というのはどうしても読み進めていくうちに障害になってきました。 実際の中世を下敷きにしたというリアリティよりも、現代武器による敵兵の蹂躙によるカタルシスよりも、どうしてもご都合主義、という印象が強くなってきました。 感想欄において中世レベルで再現可能な技術やその時期の人物についても暗に募集されておられる、ということは作者様はそれらの知識をお持ちではないということだとおもいますが、では何故それを同じ現代日本人であったはずの主人公は諳んじていたのか、ということについても説得力のある描写があれば、そしてそれらを現実的に実現可能な技術にしていく配下の者の苦労はどんなものだったのか、というような部分があればもっと楽しく読めたのにな、と想います。 空気の読めぬ長文、真に失礼いたしました。 一読者の感想として、わずかばかりにでも心に留めていただければ幸いです。 2009/Jan/14(Wed) 04:23 pm
ヴラドが搾り取られ過ぎて、ヘレナは夜の疲れからそれぞれ政務に集中できないようなことになったら、冗談抜きで滅びかねませんからね。 まあ、さすがにそこまではいかないと思いますが…… 2009/Jan/14(Wed) 01:19 pm
ttp://mai-net.ath.cx/bbs/mainbbs/mainbbs.php?act=dump&cate=delete&all=78&n=0#0 感想を書く人は、こういう掲示板もよく見ておいた方がいいと思います。 よかれと思った行動も、作者様・管理人の舞様に迷惑がかかる可能性があるいうことをよく考えた方がよろしいのではないでしょうか? 2009/Jan/15(Thu) 05:44 pm
歴史関係は思いっきりわかりませんのですごく新鮮物を食べているような感じがして面白いです。 これからもがんばってください。 ps・ブラドゥ公が、映画「ドラキュラ」に出演していたゲイリー・オールドマンのドラキュラに見えてきました。 2009/Jan/14(Wed) 07:21 am
この時代の巨星の一人、ウズン=ハサンの御登場ですね。お待ちしておりました。 ワラキアの援助によって史実よりも戦力が充実しているため、白羊朝はかなり頼れる味方でしょう。 ウズン=ハサンもこの時代では屈指の名将の一人ですし。史実では火力の差でメフメト2世に屈してしまいましたが、現状ではそれも無さそうです。 史実での敗北と言う逆襲を是非とも果たして欲しいものです。 しかし、オスマン側がこのまま押されるのも忍びないです。やはり、オスマンにも配下の名将はもっと必要かもしれません? 今のところ、対オスマンに関する巨星は今のところは出揃ったと言う状況でしょうか。もう少し、あとの時代の人間もいますが……そこまで長期戦になるかどうか。 この時代の最大の巨星であるマーチャーシュ=コルヴィヌスの登場前には物語は終わりそうな感じですし。 2009/Jan/14(Wed) 06:20 am
情報を求めるのであれば、メールか御自身のホームページへ誘導されては如何でしょうか? 管理人様の手を煩わせる事も無くなるのではないかと愚考するのですが。 2009/Jan/14(Wed) 04:28 am
この連携が上手く働けば、東西に兵力を分割しなければならない分、 オスマンの圧力が減少する、また悠長にコンスタンティノポリス攻囲している余裕は無くなる? ウズン=ハサンにアナトリアを削らせて、ブラドが守りきって勝ちという可能性も見えませんかね。 オスマンが西に向かえば、ブラドがブルガリアを獲りに行けばよしと。 ロードスは放っておいてもよいような。 あっちを気にしている連中はどうせこっちにはこないだろうし。 それにカトリックの蛇は正教にとっても好ましい存在ではない気がします。 2009/Jan/14(Wed) 01:15 am
なにやらやばそうな感じの展開なのが不安ですが、 あっと驚く冴えたやり方でハッピーエンドになるといいな。 現代人の土俵に引きずりこむような何かで。 二次元萌えとかw 2009/Jan/14(Wed) 12:55 am
2009/Jan/14(Wed) 12:36 am
しかしながら、まだマルムーク朝によるロードス島侵攻というメムノン・パシャの外交成果が残っております。さらなる外交攻勢による逆転打や隠し球を期待しております。せめて外交戦によって有利な状況を整えておかなければ、戦力差がそのまま勝率になってしまいかねません。 メフメト二世、かなりのナルシストさんですな。わかってはいましたけど・・・。イスカンダルに自分を投影して酔いしれるのは結構なのですが、冷静に判断すれば大国ペルシャ王ダレイオス三世がメフメト二世で、小国マケドニア王アレクサンドロス三世がヴラド三世に当たるとしか思えないのですが、そんな幼稚じみたところがメムノン・パシャに言わせれば可愛い所なのでしょうか。 ハーレムにもう一花欲しいですね。今度は包容力溢れた優しい未亡人がいいですな。セルヴィア公ジュラジ・ブランコヴィッチの姫君がムラト二世の側室になっておりました。ご子息も生まれましたが、メフメト二世に殺害されております。信用がおけないセルヴィア貴族対策も考慮しまして、どんなものでしょうかね。 2009/Jan/13(Tue) 10:35 pm
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