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技術力といい生産性といい成長力といい、この世界はどうなってるのですか? 技術の発達は往々にして社会を変えるモノだけど、卵が先にあって鶏があとに来るなら親方徒弟の当時に多少のテコ入れするだけではとても無理、明治期の日本のようにインフラの整備と技術基盤の底上げ、少なくとも成果物を産み出せるよう根本的に生産構造を変えているはず、高い生産性で進歩した成果物をばらまいたりしているのに、なんで成果物を普及させた末端の事実以上に全く影響が出てないのですか? 便利便利と喜ぶ以前に何でこんなモノがあるのか誰も疑問に思わないものか?応用しようとする人間はいないのですか? 主人公一人で作っているわけでも未開人を相手にしてるわけでもないのだから技術の拡散や独占をめぐる争いがあってもよさそうなものなのに何も問題が起きないのはおかしい。 急成長するには諸侯や教会にもなにがしかの影響を及ぼす筈、商人資本の発達前の時代で交易も経済活動も彼ら抜きでできるものじゃないのに突出した成長と拡大を野放図に放置して脅威になるまで伸ばしてやる無能ぞろい、にしても今まで存在しなかった生産力や量産される得体のしれない未知の品物に疑念も羨望も抱かない、寡占も摩擦も起きないのは不思議です。 彼らがワラキアを恐れてるとされても今更何を言ってるのだといいたくなります。 なんでもかんでも前提条件が主人公に都合よく解決しすぎやしませんか? タイムトラベル歴史改変物の古典マーク・トウェインの『アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー』を読んでみてはどうかと。 2008/Dec/28(Sun) 03:46 pm
ムフィメトやる気なのか・・・典医とは言え大領を持たない宰相の登用とか、 結構無理してるな~との印象です。 そこまでワラキア恐れてるのか、確かにヨーロッパ側の領地取られそうな雰囲気 もありますから、遠征の後勝てれば5年は動かないと思えば無理するんだろうな。 さて、最大の敵の登場ですし、トルコを最大の敵にするために考えた意見なんぞ。 今のトルコの状態は、戦費がかさんで国家財政がきつい状態です。 また、宮廷も政治力の低い宰相の登用でまとまりに欠けます。 外交も内も外も敵だらけです。 ①まず外交です。この時期ティムールを押し始めた黒羊朝と同盟を結びましょう。 できれば婚姻がいいと思われます。どうせ紙切れ同然の同盟ですが、向こう5~6 年は有効に働くはずです。ヴェネチアとジェノバの離反工作もできれば。 ②次にアルメニア内の国家に戦費を供出させ、弱らせます。最悪、ワラキアに負けた場合、武名の回復のために責め滅ぼす必要がありますから、遠慮しないで徹底的に。 ③砲力でワラキアに溝を空けられてるのは間違いありません。東欧の技術者招聘 も巧くいってないでしょう。単純な大砲を技術者ごと、買い取る必要があります。 ブルガリアなどで探しましょう。 ④ワラキア国内で不平貴族と連絡を取り、国内情勢をかき回しましょう、ただやり すぎると、反乱が起こって纏まってしまうので、小規模に継続して行うのが必要 です。 ⑤ヨーロッパ側の領地の保持はこの際後で考えるとして、ここからも金をむしり 取りましょう、兵隊は反乱しそうなので、増やす必要はありません。 ⑥トルコ国内では減税と、ワラキア脅威論を徹底的に流しましょう。 ⑦海軍力はどうせ、勝てないのでボラポラス海峡を塞ぐ目的以外でいりません、 補給線を塞がれるのは嫌なので、数は必要です。腕利きの海兵なんぞいらない のでとにかく数そろえましょう。 ⑧植民地軍をイニチェリを使って監視しましょう、ぶっちゃけ全部死んでもかまいません。とにかくワラキアに勝つ事が肝心です。 ここまでやって、運がよければワラキアに勝てるはず・・・・ただそれでもな・・・ワラキアはどう考えても戦時には5~10万は軍用意できるだろうしな ・・・野戦で砲力、補給、地の利、に勝る戦上手に、兵力だけで勝つのは厳しい;; 2008/Dec/28(Sun) 08:48 am
あるいはジャーマン・シェパード等と交配させ、能力体格を抑える代わりに扱いやすい性格の新種開発するのも良いかと そして例えば、脱走兵捕捉等の捜索任務に使えば軽騎兵配備を抑制できるし、国境警備や夜間襲撃警戒での警戒任務と、軍用犬はその機動力と高い知覚能力から、特に国家憲兵での運用能力強化に最適であると思います。 また戦時には斥候隊等に配備して、遭遇戦のリスク回避や、伝令任務、物資輸送などやらせても宜しいかと 2008/Dec/28(Sun) 03:44 am
いよいよメフメト二世が出て参りました。 どうやって迎え撃つのか、まだ何も考えていません(笑) また読者諸兄のお知恵を拝借しつつ、クライマックスに相応しいシーンに仕上げたいと思っております。 それでは第四十二話でお会いしましょう。 2008/Dec/28(Sun) 01:42 am
わかりやすく言うと、風の谷のナウシカで、王蟲の子をつるした航空機に照明弾を撃ったシーンで、トルメキア兵が使って距離を割り出していたあれなンですけど。 三角関数は中学で習うし、古代エジプト時代にすでに知られてたンで、原理的にはすでに時実用可能。 鏡はこの時期すでにガラスにメッキしたものができてンけど、作るのに時間がかかるンで、技術を400年位前倒しして銀鏡反応を使うほうがいいンかな。 これは、硝酸銀にアンモニアを加えたものに、ブドウ糖を溶かした水を混ぜてガラスに垂らして加熱するだけなンで、この時代でも十分可能。 水酸化ナトリウムがあると、反応が早くうまくいくンけど、この時代だと電気がないンで水酸化カルシウムと炭酸ナトリウムを反応させしかないンかな? べつに無くてもいいンけど。 望遠鏡もあるんで、これと組み合わせればかなり精度のいい測量機ができるはずです。 測量機があれば、海戦における大砲の命中率も上がるンで、遠距離からタコ殴りというンも可能でしょうし、陸戦においてもかなり便利に使えるンじゃないかと思うんけど。 2008/Dec/28(Sun) 01:38 am
密かに応援してます。 2008/Dec/27(Sat) 10:56 pm
「カントン制度」導入されたようですね。貴族の反発を見越して合法的に馬を取りあげるとは、さすがであります。ちなみに、ロバの飼育は止めた方がいいですよ。生産者にとっては馬よりもロバの方がいろんな意味で楽ですから、下手をすると馬の生産数が減ってしまいます。スペイン王国において重騎兵が発達しなかったのは、馬よりもロバを農民が好んで生産した結果です。 国民皆兵は下手をするとナショナリズムが高揚しすぎて、自分達こそが国の主人と勘違いした一部の連中による革命の引き金になりかねませんし、国家経済に与える影響も大きすぎます。地域社会の一部の人間しか徴兵されない「カントン制度」なら、反対に「大公殿下の親兵」という良い意味での選民意識が生まれ、公室に対する忠誠心が増すでしょう。さらに軍に対する忠誠心を高める為に、格好いい平時用の軍服を配布しては如何でしょうか。軍服姿が格好良ければ、志願兵も増えること間違いなしです。また、「カントン制度」で徴兵された兵士達に「読み書き算盤」を教え込んでみるというのは、どうでしょうか。教師役は士官(貴族)で良いと思います。ワラキア公国の文盲率も下がるでしょうし、軍隊内の士官(貴族)と兵(平民)の一体感も生まれ、団結心も強くなるでしょう。そして、「読み書き算盤」の出来る兵士は下士官へとなる道が開け、軍の拡充も楽になるでしょう。 この「カントン制度」の特徴の一つに、訓練規定等一定の兵役義務をこなしていれば、兵役期間中にも帰宅が許され元の職業に就くことが出来たという、極めて自由度が高い制度だったという事です。この徴兵制度なら、公国臣民の不満もそれほどないでしょう。また、連隊(ワラキア公国の場合は大隊)管轄区域ごとによる徴兵の為、都市部・農村部関係なく平等に徴兵が行われ、連隊ごと郷土色が強く現われる事も特徴の一つです。プロイセン王国の場合は都市部、特にベルリン管轄連隊が最弱だったようですね。帝国陸軍の伝統ある師団も都市部、東京(第一師団)大坂(第二師団)京都(第十六師団)が最弱でしたから、どこも同じなのでしょうね。 除隊した兵士は、恩給(もちろん功あった兵士との恩給には差をつけます)と引き替えに予備役として年数回の軍事訓練を義務づけてみたら如何でしょうか。今現在のワラキア公国の国力なら、「カントン制度」現役兵と予備役兵それと常備軍所属の職業軍人(志願兵)を併せれば、開戦までには貴族の私兵を根こそぎ集めたくらいの陸上戦力は動員できるのではないでしょうか。対オスマン朝戦は確実に半年以内で終了する短期決戦になるはずです。この陸上戦力に信頼できる強力な同盟軍(大公殿下の外交努力次第でありますが)、そして艦隊による艦砲射撃が加われば戦力格差は充分是正出来ると思います。 懸案だった陸上戦力の拡充にも目処がついてきました。次は、西欧諸国(カソリック諸国)に対する外交戦略(宣伝)が問題でしょう。特に名将を指揮官とする精強な常備軍(ブルトン軍)をを備え、経験豊富な野戦指揮官達が多数存在するフランス王国や、銃兵4千を含む2万7千の兵士に加え、砲兵段列まで含んだ火力重視の常備軍を有する「偉大なる日没する国(ポナン)」と言われたブルゴーニュ公国、常備軍は存在しないものの強力無比な乗馬長弓兵(国王護衛隊チェシャー騎馬弓兵)を常設しているイングランド王国などには、「悪魔公」や「磔公」だの「ローストヒューマン愛好家の食人公」だの大公殿下の悪名ばかり伝わってしまっているのではないでしょうか。 そこで、これらの国々に対して絵入りの瓦版を安価で配布しては如何でしょうか。史実でマーチャーシュ一がばらまいた粗雑な木版画などではなく、精巧な銅版画を大量に刷って、大公殿下の功績やオスマン朝の脅威を知らしめるのです。文盲にもわかるような瓦版を漫画のように刷れば、世論もワラキア贔屓に変わりますし、フランス王国やブルゴーニュ公国のプライドを擽るように騎士道精神を煽って、限定十字軍に参加するように仕向けるのです。 抜け目がなく腹の底の読めないブルゴーニュ公フィリップ・ル・ボンは全面的な参加はしないでしょうが、フランス王国からの本格的な独立を考慮している以上、対オスマン朝戦に参加する事によって国威高揚と自国民のナショナリズムの高揚が見込めれば、常備軍の一部精鋭を多大な借りがあり、尚かつ同盟者ブルゴーニュ公の後見人であるリッシュモン大元帥の傘下としてなら派兵するでしょう。 ちなみに、ブルトン軍・ブルゴーニュ常備軍共に略奪禁止の厳しい軍規によって運営されている精鋭軍です。通った後はペンペン草すら残らないイナゴのような傭兵部隊とは違います。 イングランド王国に対しては、対ワラキア十字軍におけるヘレナ姫の活躍を瓦版に刷って配布してやれば、世論どころか宮廷すら簡単に味方に付くでしょう。なぜならヘレナ姫の活躍は、イングランド人にとって聖なる王妃とも言える才色兼備でイングランド女性の鏡であるフィリッパ・オブ・エノーの対スコットランド戦における活躍と被るからです。おそらく、女性初のガーター勲章受勲者であるフィリッパ・オブ・エノーにちなんでヘレナ姫にガーター勲章が受勲されるでしょう。対オスマン朝戦においては、フィリッパ・オブ・エノーに肖って夫であったエドワード三世の護衛隊でもあった自慢の「チェシャー騎馬弓兵」を派遣してくれる可能性も大です。ヘレナ姫にチェシャ猫のお土産を持って来てくれるかも・・・。その場合、「不思議の国のアリス」ですね。またワラキア贔屓の世論が高まれば対オスマン朝戦の間、英仏休戦が実現した場合、フランス王国の主力が留守であってもイングランド国王は休戦破りは控えざるえないでしょう。なぜなら、イングランド陸軍は民兵(特に主力である乗馬長弓兵)の占める割合が大変多いからです。 イタリア各国にも配布すべきでしょう。こちらの内容は、オスマン朝がボスポラス海峡を征した場合の具体的なシュミレーションと、その結果を理解しやすく掲載してやるのです。少なくとも西欧列強の派遣費用や報酬金ぐらいの寄附金は集まるのではないでしょうか。 絵入り瓦版(漫画擬き)は、文化・芸術の守護者イワン伯爵の指揮監督でイタリアの芸術家達に作らせたら如何でしょうか。また、オスマン朝との戦争中の間も、新聞のように途中経過を刷って西欧各国に配布すれば、寄付金等援助物資が集まりやすくなることは確実です。実際、日露戦争では米・西欧に対して日本がニュース映像配信を行い、戦時国債を大量に裁く事に成功しました。戦争が終わったら一冊の本としてまとめてみるのも一興ですね。 参考になれば、幸いです。 2008/Dec/27(Sat) 08:46 pm
ですが・・・ひょっとしてそろそろ爆裂弾が製造できる 段階になってきたのでは。まぁ当時の技術じゃ砲身ごと 爆発する危険と紙一重かもしれませんが、散兵戦術がまだ 普及しておらず密集隊形が普通のこの時代においては並大抵 の衝撃ではないのでは・・・と思ったがすでに擲弾が存在 してるのではインパクトは薄いか。いやでもオスマン帝国は まだ未経験のはずだし数だけ多いが錬度が低く指揮系統も いい加減な大軍なんて大混乱に陥る条件はそろってるか・・・? やっぱ黒色火薬じゃ装薬として敏感すぎるし綿火薬などの 無煙火薬が欲しいところですが、前にニトロの製造で量産は まだ無理という結論が出てたからしばらくは黒色火薬で なんとかするしかないんでしょうね、砲兵の死亡率も高く なりそうだから養成の方も力を入れないと・・・ 2008/Dec/27(Sat) 05:57 pm
私心が一点もなく、ヴラドの欠点を補う最高の決断かもしれません。 でもそれは非常時だからこそ許される選択なんですよね。秘密警察が 冤罪をでっちあげて無実の人間を処刑するのはまさに恐怖政治への 第一歩ですから、後世に形だけ真似しようとする人間を出さない ためにも秘密は墓の中まで持っていく必要があるでしょう・・・ もしそれがラドゥの謀殺だったならなおさらに。シエナはヴラドに 秘密に動くつもりだしそれが正解でしょうが、やはり自分としては ヴラドが自分の意志でラドゥを切り捨てる決断を下すべきだと 思いますね、どんなに辛くてもそれが王者の責務だろうから。 ・軍事ネタ 300年ほど早く気球による航空偵察を導入してはどうでしょう。 軍が高台に陣取るのはそれが遠くを見渡せるからですが、それでも 騎兵による偵察などで敵の動きを探りつつ指揮を執らなければなら ないわけで、気球を使って遥かな高みから望遠鏡で偵察して旗信号 などで敵情を司令部に伝えれば騎兵を分散させずにすみますし迅速な 命令が下せます(場合によっては気球を各部隊への命令を伝達させる のも有り)。ガス気球は、効率は良いけど水素など危険物の塊ですから 飛行ではなく浮遊だけできれば十分だからと熱気球で大丈夫かどうかは 帆布などの耐久度次第でしょうか。 2008/Dec/27(Sat) 12:19 pm
馬の事出てきたんで家畜のこと。 ノーフォーク農法始めると、おのずと家畜が商品になってきます。 この家畜なんですが、いくつか選択肢があります。 ①ロバ・・・ラバも含めるかな?純粋な労働力として優秀。 ②牛・・・・労働力として、肉として使える、乳製品などにも。 ③馬・・・・軍事用や肉、労働力となる。ただ水が必要 ④豚・・・・肉用として優秀 ⑤羊・・・・毛織物のための毛が取れる、近代産業の萌芽のため必要。 ⑥ヤギ・・・乳製品、肉用。 こんな物かな?鶏とかはこの場合外しますが、全部ってのは産業とするなら止めた 方がいいので2~3の併用となるんだと思いますが、いずれにせよ家畜は足らない 事が考えられるので、早急に大量に輸入する必要があると思います。牛馬耕が増えると余剰人口ができますしね。 それと職人が恐らく、徒弟制をとっていると思うんですが、これは弟子に掛かる費用が高いので、余り弟子は取りたくないそうです。補助金出して、弟子を増やさせるのもいいですね~。 んでトルコですが、やはりこの規模の軍を繰り返し使うと、国家財政が危機的状況 だと思います。白、黒、羊朝に、ティムールが後ろに控える以上破綻しても攻め取ればいい、などとは言えるのか?メフィメトw。 奴が何処まで狂ってるかですね~、能力的には現実見れそうですが・・・ 2~3年一気に飛ばしてもいいような気も・・・・ んでは~更新楽しみにしています。w ハンガリーで正教広めるのは必要な気もw 2008/Dec/27(Sat) 11:28 am
ラドゥの行動によっては「ただいま入りました報告によれば、弟君ラドゥ殿下、急な病にて身罷られた由」なんぞとしれっと報告する光景が目に浮かびます…… 2008/Dec/27(Sat) 11:04 am
http://www.ne.jp/asahi/chronicles/map/modern/europe1492.htm http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/exclaim2/eu2ac/aar/ottoman1.htm http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/exclaim2/eu2ac/aar/ottoman2.htm 2008/Dec/27(Sat) 10:08 am
奇天烈斉か銅鑼ェ門でも棲んでいるのでしょうか? 2008/Dec/27(Sat) 06:32 am
オイゲン様 カントン制度ご教授ありがとうございました。 徴兵制度と国民皆兵はセットだと思っていたのですがそうでもなかったのですね。 キャロル様 軍用犬は盲点でした。 わが愛犬マサムネ(シェットランドシープドッグ)を溺愛する私としてはお犬様に 是非傍にいて欲しい。 ヘレナの傍にいる大型犬……カリ城か(笑) そろそろクライマックスが近づき更新スピードが落ちるかもしれません。 完結にむけて頑張りますので変わらぬご支援のほどお願い申し上げます。 2008/Dec/27(Sat) 03:12 am
ただ、地図がほしい(w 東ヨーロッパの位置関係と歴史なんてろくにしらないし(^^; 2008/Dec/27(Sat) 01:57 am
メフメト二世も、ヴラドの才能や実績に対する、嫉妬や憎しみでそれを納得して受け入れる。 なんとまく、漫画版、影武者徳川家康の徳川秀忠と柳生宗矩のとの会話を思い出してました。 「父御は好きか?」「大っ嫌いにござる」父親が嫌いなもの同士、共通の感情で、強く結びついたみたいな感じで。 それはともかく、上手く言えないけど、メムノン師とメフメト二世の場合、下手に打算とか奇麗事ならべられるよりも、わかりやすくて良かったと思います。 共通の敵の才能、実績がにくい。こんな分かりやすい共通の利害があるだろうか? それも、その憎しみ、嫉妬の感情が、このSSの主人公ヴラドに向いている。 いいです。その巨大な障害を乗り越える、主人公に期待しています。続き楽しみにしています。 2008/Dec/27(Sat) 01:10 am
アンジェリーナは・・・、どうなるんだろう?婚外子のフリデリカの場合と違って嫡出子だろうし。カトリック、正教会を問わず側室制度のないキリスト教世界で卑しくも一国の正式な姫君が神に祝福されない公妾になるなど王室のみならず国家にとっての恥以外のなにものでもありません。国や民族の威信に関わるのでスカンデルベグのみならず普通の君主なら絶対に許可しない筈です。時代背景的に考えればどう考えても無理な筈なんだがその辺どうクリアするつもりなんだろう?東ローマ帝国が味方だからローマ皇帝なりエキュメニカル総主教なりに特例的に認めさせたりするんだろうか?前例が無いからかなり難しそうですが。 2008/Dec/26(Fri) 11:12 pm
つまるところ軍隊は脳である司令官から、神経である士官、下士官が居れば貧弱な体たる兵卒でも機能するわけですし、 であれば優秀な士官、下士官を招聘、移民させれば良いのです。 幸いにしてルーマニアはラテン語の口語であるロマンス諸語圏内であることから、イタリア諸国やフランスから招聘することが可能です。(むしろハンガリー人らの方が話が通じない可能性も) 特にフランスは百年戦争終末期であることから、多数の経験豊富な兵や下士官が居るだろうから、彼らを有利な条件(下士官や士官として給料上昇、高待遇 出来れば正教徒に改宗させて)で移民させ、早期養成教育を受けさせた上で、軍の再編成を行えば常備兵力も2倍、3倍に増えていくんじゃないかな、と 2008/Dec/26(Fri) 07:45 pm
ちょうどハンガリーでは、マーチャーシュ王の時代に自らの身辺警護のために大量のクーバースを飼育していました。 「貴族の守護者」と言うトルコ語に由来する通り、13世紀以降、貴族の領地で使役犬として働いていたクーバースを、王国や帝国の貴族が自身の護衛犬として主として城郭の中で飼育、 クーバースは王室が認めた者のみが飼育を許され、大きな領地の所有者は大規模な施設でクーバースを飼育し、大型獣の狩猟の性能を競っていた。 身内でさえ信じられないと言う戦争に明け暮れる時代であったため、王にとっては主人に忠誠を誓うこの大型犬は心を許せる唯一の部下であったと言う。 実際クーバースは常時主人に付き従い、不意の襲撃に備え部屋の中では常にドアに向かって睨みをきかせていた。 この犬種のたぐいまれなる防御本能が特別な形で貴族社会に貢献していたのである。 貴族の護衛犬当時のクーバースは巨大であったと言われ、後の改良育種によりやや小さくなっている。 忠実で用心深く勇敢な伴侶犬として、現在では都市部での人気が高い。 (ワールドドック図鑑より) まさにヘレナたち宮廷の家族たちを守るのにうってつけの存在であり、決して裏切らず、また時には心癒す力強い存在となるでしょう。 2008/Dec/26(Fri) 01:17 pm
この当時の傭兵団は野盗団等と同意語であるからです。フランス王軍司令官ベルトラン・デュ・ゲクランがフランス国民に絶大な人気を誇った理由は、フランス国民にとって疫病と何ら代わり映えのない大量の傭兵を引き連れてカスティーリャ遠征をおこなった事が原因です。ただ、それだけの理由でフランス国民の英雄になれる程、傭兵達はフランス社会を荒らし回っていたのです。 後の三十年戦争では、傭兵達が敵味方の区別なくドイツ領を荒廃させ、列強各国に較べドイツ統一が遅れる原因ともなりました。今、ここで兵力が足りないからといって安易に傭兵の大量導入を断行すれば、三十年戦争後のドイツと同じになってしまうでしょう。 傭兵の大量雇用を成功させた例があります。プロイセン王国のフリードリヒ大王です。フリードリヒ大王は総力戦であった七年戦争において国力不相応といえる程の大規模な軍隊を保有し、戦い抜きました。それなのに、プロイセン王国は社会基盤を破壊することなく、なおかつ経済破綻を招く事もなくこれほどの軍隊を維持する事が出来ました。 この成功の原因は、プロイセン王国独自の徴兵制度「カントン制度」と傭兵雇用を巧みに併用した事にあります。カントン制度の詳細については省きます。しかしながら、戦争中期から末期にかけてはカントン制度によるプロイセン陸軍におけるプロイセン人兵士の占める比率は、酷い連隊になると8パーセントや30パーセントという割合でしか自国人兵士がいない場合もありました。平時でも、演習の時期や訓練中の「国民」新兵を除外すれば、実際の連隊勤務に服している兵士の大部分は外国人でした。この構造が、プロイセン陸軍の根深い脱走問題の最大の原因でした。脱走兵はそのまま野盗となり、治安を乱し社会基盤を破壊する原因となります。 精強をもって鳴るプロイセン陸軍の半分が「金のために兵籍に入った外国人」で構成されており、「とくに愛着を感じているわけでもない兵役から逃れる望ましい機会を待っているだけ」だったのです。この問題を解決するためにフリードリヒ大王が取った行動は、軍を軽騎兵で囲んだり、軍が戦闘準備下に入るまで監視所を取り除かなかったり、夜間行軍を避けたり、キャンプを塹壕で囲ったり、兵員が「パン、新鮮な肉、ビール、ブランデー等」を支給されるよう確認したり、兵士からあらゆる退却行動隠すため「実行する前には大げさで耳に心地よい口実を吹き込んでおく」など、細かく用心していました。列強各国に較べて軽騎兵がプロイセン陸軍に占める割合が大きかったのは、野戦憲兵として活用していたからです。 これ程の事をしても解決には程遠く、最終的には恐怖による規律保持が士官・下士官達に求められました。殴打、焼印、鞭打ち刑、処刑等、「兵士は敵よりも己の上官を恐れなければならない」というフリードリヒ大王の信念からでた野蛮な処置をもってプロイセン陸軍は「最も厳格な規律が常に維持される」事に成功したのです。 傭兵を大量に雇用して成功させるには、フリードリヒ大王のような苛烈な処置が必要なのです。ましてや、傭兵団として丸抱えなどは言語道断です。最初から傭兵に頼る事は考えずに、まずカントン制度と予備役制度の早期導入、士官・下士官の大量養成を検討すべきでしょう。大公殿下の改革によって没落した貴族階級の子弟を士官として迎え入れれば、彼らにもう一度復権にチャンスを与える事となり、没落貴族と縁戚関係にある上流階級の不満も少しは納まるでしょう。 参考になれば、幸いです。 2008/Dec/25(Thu) 09:48 pm
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