[広告] |
フス派には悩む部分もありますが……これで事実上、ハンガリー上部での憂いは殆ど絶てたとも言えるかと。ヤン=イスクラの加入と言うのはそれほど大きいものです。 後は、東欧諸国ですが……オスマン帝国との国力差を考えれば国内焦土戦術も利用しなければならないのは止むなしです。それだけ、オスマン帝国が大きいと言うことなのですから。そのお陰でセルビアなどは敗北してしまっています。 そういった点も含めると未だに戦線を維持し、オスマン帝国の軍勢を撃破し続けているスカンデルベグは英雄として頭の抜けている存在だと言えます。彼は類い稀な軍事的才覚と魅力、そして為政者としての必要なものを兼ね備えている武将です。だからこそ、オスマン帝国にあそこまで立ち向かえているわけですし。 これほどの武将はこの時代の東欧には殆どいないはずです。スカンデルベグと強い繋がりを作るかは今後に大きく影響を及ぼすものでは無いかと。 何と言ってもローマ教皇からも教皇庁の大将軍に任命されたほどの人物なのですから。 しかし、スカンデルベグを持ってしてもジリ貧なのは変わらないわけで……。他の諸国が取り込まれたのも仕方がないことなのかもしれません。 イスクラも頼れる味方になってくれたのですから、後はスカンデルベグも頼れる味方としたいところです。防衛戦に長けるヤン=イスクラ。英雄として頭の抜けている存在のスカンデルベグ。ヴラドの基に武の両輪が揃えば、オスマン帝国に対する反攻もしやすいと思いますし。今後もどうなっていくか見所ですね。 2008/Dec/18(Thu) 06:35 am
関係よりも強い繋がりかもしれませんね。まぁ個人の交友関係に 頼る同盟なんてのは本人が死んだりしたら意味がなくなるもの なのですが・・・。ヤンが政治に疎いことを自覚して家臣となって くれたら適材適所として軍の指揮だけを任せられるのですが、 このままだといずれ上部ハンガリーは内政の失敗で崩れる可能性が 高いのでしばらくはワラキアが援助するしかないかもしれませんな。 アルバニアのスカテンベルクもそういう意味では似たような境遇 ですから食糧援助などを続けるべきかもしれません・・・。 カリル・パシャを通したオスマン対策ですが、たしか以後のトルコ 伝統となる即位時の兄弟殺しの第一号となった幼児がいたはず だからカリル・パシャには幼帝を担いで摂関政治を敷けとそそのかす のも面白いかもしれません。ムラト2世にしても今更メフメト2世が 即位しても重臣たちとうまくいくわけないと理解してるだろうし メフメト2世が男女見境無く色狂いになってると吹き込めば考えを 変えるかも。メフメト2世を始末してしまえばスレイマン大帝へと 至る恐るべき血統は絶えますしw あと思ったんですがここのメフメト2世ってヴラドのことをかなり 意識してるんじゃないでしょうか。強制的に退位させられた怨念が 征服への原動力になってるのは確実でしょうが、そうした怨念は ほぼ同い年なのに連戦連勝で小公国からハンガリーすら併合した 大国へと発展させて名声を欲しいままにしてるヴラドに対する コンプレックスに直結しやすいのではないかと思うのですよ。 つまりヴラドへの逆恨みのような殺意を持ってるのでは、とw 2008/Dec/18(Thu) 12:59 am
ヤンにとってもヴラドにとっても裏切られることのない親友ができてよかった 2008/Dec/18(Thu) 12:44 am
ワラキアの国号に関するご意見をいろいろお聞きしておりますが、やはり一番は東ローマ帝国皇帝になることなのでしょうねえ……。 それに仲の悪い国や民族もあるとのこと、なかなか領土が広がると面倒が増えるばかりです。 某秀次のように優秀な官僚に丸投げできればよかったのですが。 さて、メフメト二世の登場まで時間が無くなってまいりました。 まだ次回のことは何も考えていませんが、 また第三十四話でお会いしましょう。 2008/Dec/18(Thu) 12:40 am
あーこんな国とかあるんだーって程度の知識ですが・・ 面白いです。 一気に読んでその後に再び読み返してしまいました。 強いて思ったことは、主君であるブラドの能力が高すぎるのかなんなのかですが、 配下の名前ありキャラが少ないわりには(予想では)広大な土地をきっちり治めているのは 名無しキャラが大量に働いているのかブラドが死ぬ思いで働いてるのかなぁ・・ とか妄想するくらいでしょうか。 これからも応援してますので是非頑張ってください。 P.S この作品って日本のどれくらいの時期なんだろう・・鉄砲伝来もまだですよねきっと。 にも拘らずフリントロック式鉄砲・・・ この時代の後の時代はすさまじいほどの技術力になってるかも・・w 2008/Dec/18(Thu) 12:39 am
マムルーク朝はいずれオスマンに滅ぼされるし、メッカをオスマンが狙っている訳で、対立の火種はあるからうまく煽ればどうにかならないかなぁ? ティムール朝は・・・・・・ 前年にウルグ·ベクが暗殺されて内紛状態ですね。 一度ティムール朝にたたきのめされたオスマンにとって、絶好の復讐の機会到来な訳で政治工作でオスマンの目を東に向けることが出来るかな? 2008/Dec/17(Wed) 10:08 pm
内政の最高責任者にして、軍政と軍令の責任者と同時に現場指揮官でもあるconsul(執政)でどうでしょう?各国の執政、(あるいは宰相)兼大主教で、 執政は共和制ローマの元首であり、帝政ローマでの皇帝、又は後継候補が就く栄職ですし、近代ではナポレオンがこれに倣ってます。爵位は各王国の公爵位に自ら叙爵...名誉称号的に大公と呼ばせてわ? あるいは「全ハンガリーの公(プリンス・オブ・ハンガリー)」とか、 2008/Dec/17(Wed) 07:49 pm
>今やワラキア大公の称号は~ ワラキアはあくまで公国なので正式な君主称号は公爵(prince)です。大公(grand duke, grand prince)ではありません。 追記 princeは大公と訳すこともありますが、隣国のトランシルヴァニア公がのちにprinceからgrand princeに昇格していることを考えると『大公』ではなく『公』と訳したほうが良いと思います。 ルーマニア王位はしばらくお預けのようですね。しかしハンガリー王位(&クロアチア王位)に就かないとなると法規上ハンガリーは無主の誰のものでもない土地になってしまいます。短期間ならともかく一年以上の長期的にこれを続けるとマジャル人による内部反乱や他国からの介入の口実になってしまうのでそれは避けたほうが良いかと。 あとルーマニア王位にハンガリー領やクロアチア領を統合するのも止めたほうが良いです。100%間違いなく現地のマジャル人やクロアチア人による反乱が起きます。ハプスブルク家が領土を一つの王冠や帝冠に統合せず複数の冠を兼ねたのは伊達ではありません。近代に入ってさえ二重帝国化してオーストリア帝位とハンガリー王位を兼ねなきゃいけなかったんですから。 ハンガリーを押さえて多民族国家になった以上それぞれの民族の王冠を同時にかぶることは反乱の抑止上避けられません。これを最終的に解決するにはやはり東ローマ皇帝になるしかありません。ローマ帝位は全てのキリスト教世界の最上位概念なのでこれにさえなれば大儀上キリスト教を信じる全ての民族はひれ伏します。他の人たちも言っていますがここは是非ともこれを目指して欲しいところ。 2008/Dec/17(Wed) 07:42 pm
舞様のご苦労には本当に頭が下がります。 スロヴァキアは内部崩壊しましたか。 まあ、残党とはいえターボル派、その主義主張が強硬主戦に傾くのも当然でしょうか。 しかし、イスクラ失脚の切っ掛けとなったボヘミアの無政府状態ですが、プラハを占領した筈のウトラキスト達はどうしているのでしょうか? この際、ターボル派の残党をポジェブラディに押し付けてしまうのも一つの手ではないかと。現状では、チェコ兄弟団の粛清も行なわれていないでしょうから。 銃について。 他の方が既に指摘されていますが、現代でこそ小銃を意味する“マスケット”、最初期のそれは日本でいう“抱え筒(大鉄砲)”のような代物でした。その役目は、大音響と発砲炎で敵の騎兵を混乱させる事だったそうです。ちなみに、三脚の様な物で支えなければ、構える事も覚束なかったとか。 この当時、小銃に相当するのは“アルケブス”です。これは、我々が想像する火縄銃にかなり近い物でした。…もっとも、命中精度はお粗末極まりなく、それこそ数を揃えて弾幕を張るか、後が無い零距離射撃でしか使い物にならなかったようですが。 ウィキペディアでも当時の大まかな軍事知識は手に入りますが、正確な技術情報は学研の〈戦略戦術兵器事典 (3) ヨーロッパ近代編〉や〈戦略戦術兵器事典 (5) ヨーロッパ城郭編〉を参照されると宜しいでしょう。…Amazonでも品切れのようなので、入手は困難かも知れませんが…。 イスクラの政治センスの欠如が露呈してしまいました。有償で兵站を引き受けた上で、主戦派をボヘミアに放り出してしまえば良かったものを…。雇用主であるハプスブルク家への義理立てでボヘミアに手を出したくなかったなら、利害を説いて引き下がらせるのも手腕の内だったでしょう。 才覚の面で軍司令官止まりの彼を、あくまでスロヴァキアの統治者として担ぐのか? この扱いに困る男を御せるか否か、龍公殿下の手腕をお見せくださいませ。 2008/Dec/17(Wed) 05:17 pm
小説読みました。面白いですねぇ~、やっぱりこういう歴史改変系は燃えますね。 好きですよ、こういう小説。主人公がヴラド憑依っていうのもww というより作者さんと自分以外の読者の知識の凄さに圧倒されまくりでした(汗 なんせ自分こういう歴史の知識は三国志と織田信長以外皆無なもんですからwww それでも雰囲気がすごくよかったので勢いで読んでしまえましたね。 それじゃ、この小説をお気に入りのひとつに加えながら、 次回も楽しみに待ってます。 2008/Dec/17(Wed) 04:56 pm
自身をアレクサンダーと重ね合わせる困ったちゃんだけど、君主としての力は最上位だから。 しかもルーマニアの内側は素敵なほどに混沌。 あーメフメト暗殺したいねぇ、無理だろうけど。 ヴェネチアがメフメト二世の側近の医師を抱きこんだ暗殺計画練っていたっていう話もあるけど、一枚かめないかしらん。 2008/Dec/17(Wed) 12:54 pm
最後の方のヤンの独白が「いった誰が………」となってます。 「いったい誰が………」ですね 2008/Dec/17(Wed) 12:50 pm
やっぱこのままだと、ヴラドは順当なところで東ローマ帝国の共同帝にでもなるのかな。 まぁそこまで行くにはオスマン朝をアナトリアに封じ込めるくらいしないと厳しかろうが。 後、セルビア、ボスニア貴族はどうあっても排除で。 背教って言うなら、大主教の意向に逆らおうとするこいつらこそ背教徒だと。 他に、カリル・パシャとの繋ぎができたのはわりと大きいんじゃないかな。 信頼してもらえてないのは当然だが、メフメト二世と衝突することが確実に分かってるし、情報源として非常に有用。 状況次第ではメフメト二世が即位後にカリル・パシャが誰々と組んでクーデターを起こして、またメフメト二世を退位させようとしているとでもオスマン朝に情報を流せば、メフメト二世が勝手に行動を起こしてくれるだろうという期待もある。 内乱への誘導も上手くやればあるいは。 ただ、ラドゥとはやっぱり戦う運命なのかな。 正直、戦いたくない相手、この上ない。 なんとかオスマン朝から穏便に返還してもらいたいものだが。 あと、上部ハンガリーのヤン・イスクラはこのままワラキア行きかな。 それとも、上部ハンガリーに留まって同地の支配を固めて、ワラキアとは盟友関係? どうなるんだろうか。 まぁ、そういったものも含めて、ここからの展開もまた楽しみですけどね。 では、また次回をwktkwktk 2008/Dec/17(Wed) 12:39 pm
2008/Dec/17(Wed) 12:19 pm
ならなかったのと同じだと思えば・・・確かにオスマン抜きで 宣言したら喧嘩売ってるのと同じだし逆にオスマンの後ろ盾で 戴冠してもまずいので時期的には微妙か。王位は別に分ける のが確かに安全策ではありますが、自分としてはあえて革命児 たるヴラド公には法の下で民を統治する諸民族の王となって 欲しい気もしますね。そういう意味では皇帝になるのが一番 楽ではあるんですが・・・。 オスマン帝国へはやっとカリル・パシャと繋ぎを取りましたが 時間が足りないだけにどこまで使えるか微妙なところですね。 いっそメフメト2世を廃嫡してくれたら少しは楽なんですが、 そしたら絶対にメフメト2世がクーデター起こすだろうしw 多分ワラキアのせいでコンスタンティノープル侵攻の時期は ズレこむだろうから、ヘレナを通してビザンツ帝国側が先に ルメリ・ヒサルに砲台を築かせるのも面白いかもしれない。 挑発に取られないよう建前は修道院として実際は砲台&砦を 建設するとか。 夢が終わって刹那的になってるヤン・イスクラには是非とも ヴラドと共に新しい夢を見つけて欲しいですね。少なくとも 防御戦に関してはスカテンベルグ並に優秀な武将ですから コンスタンティノープルにワラキア代表として防衛線の指揮を 取らせても燃えるし、オスマン帝国との決戦に際して後方を 守るのも有りでしょうか。個人的にはヴラド、ヤン、そして スカテンベルグが轡を並べてオスマン帝国と戦うシーンを 是非とも見たいですw 2008/Dec/17(Wed) 12:07 pm
ここは素直に竜騎兵か猟騎兵、ユサール辺りで良いんじゃない? ワルキアの竜公、親衛部隊的な意味合いで「ワルキュリア竜騎兵」と云うのはどう? あと巨乳でマ○リンってマリリン・モンローですか? 確かにB.94はパネッすね。 2008/Dec/17(Wed) 10:15 am
強力な将軍&軍団GETですな。 53年の4月のXデーですが、当時のコンスタンティノープル陥落の状況考えてみると、1万程の援軍と、大砲と銃、海軍によるトルコ海軍攻撃で十分勝てそうな 気がするんですよね・・・実際当時の東ローマ軍は7000名で、それでも [オスマン艦隊の山越え]無しには陥落したかどうかも疑問だったり。 現状だと、オスマンが攻めてくるかどうかも、史実より多少強力とは言え微妙だし、黒海に有力な海軍があったら、まず攻めてこないでしょう。 艦隊使って、ワラキア版日本海海戦てのもあながち無いとも言い切れないw てことで、海軍の増強を多少やっておくのと、ルメリ・ヒサル破壊のために、ウルバン君に、要塞攻略砲を、鋳造弾丸で撃つ形式で作らせてあげれば今のままで無問題だし。トルコが多少なりとも情報をつかんでいるんなら、よっぽど政治的にまずいことをしない限り、Xデーは4~5年遅れて、1457~1458年により大規模に行われる事になるんじゃないか?と思います。 ラドゥを使って先にワラキア攻略に来なきゃいいけど・・・ 2008/Dec/17(Wed) 10:03 am
王位というか、皇帝位に就くのは大反抗の時がベストでしょうね。 2008/Dec/17(Wed) 10:00 am
確かに、最後まで彼に付き従っている傭兵たちと彼自身はオスマンとの戦いを考えると必須の人材ですよね。 今はまだ王位を名乗れませんが、オスマンと戦う際に名乗られればいいかと。 国民にとっても、助けに行くローマ帝国にとっても、そして恐らく召集に応じるであろうトレビゾント帝国・グルジア王国・アルバニア王国・モンテネグロ王国・カタロ(コトル)共和国・ケファロニア伯国も喜んで受け入れてくれることでしょう。 根本的にハンガリー貴族は普通の西欧諸国と変わらない貴族制度ですが、クロアチア貴族はそれほど広い領土を持たない郷士的な集団だったと思います。その所為で歩兵部隊が強力だったわけです。 ちなみにダルマチア貴族は殆どが都市貴族です。貿易を振興している竜公になら自分たちに利益を与えてくれるとして船や水兵を提供してくれると思います。 上部ハンガリーのイスクラですが強硬派は全員磔刑で済ませてしまえばいいと思います。今のところはスロヴァキア伯としておいて王位に即位後に公にすればいいのではないでしょうか。 あとルーマニアという国号ですが、ルーマニア人以外にもマジャール人・南スラブ人・西スラブ人・ラテン人・セルビア人・ボスニア人といったかんじで多民族国家となっている現状にそぐわない可能性があります。 まぁ、王位に就くよりもコンスタンティノポリスを解放した際に共同皇帝に就くのも良いかと思います。 その後、正式にローマ皇帝位を受け継げばいいのですから。 ローマ帝国存亡の危機を救ったヴラドは皇帝に即位する権利がありますから。 2008/Dec/17(Wed) 09:34 am
また、国内の疲弊に対して戦争以外に思考がいかない愚か者ばかりでは、ヴラド公が胃にこないか心配になりますね 英雄色を好むと言いますが、SEXは男女共に肉体的、精神的に安定剤として作用します(3大欲求と言われるのは伊達ではないのです)から、とっととヤることはやっとけ ただし、避妊には気をつけましょう。ヘレナ皇女なら文字通り寿命が削られますし、フリデリカ王女なら騒動の種が増えるだけです つうことで、コンドームの研究を始めると言うのはどうでしょう あと僅かで訪れる大航海時代は、同時に梅毒が欧州全域で猛威を振るった時代でもありますから 青かびから天然ペニシリンを抽出するのも選択肢ですが、実際に人体へ投与できるのがいつになるか判らないので、気長にするしかないでしょう 2008/Dec/17(Wed) 09:27 am
|