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史実ではマーチャーシュを凌駕しえなかったヴラドですが、この作品の中では様々な戦術等を使用し、一代の英傑とも呼べるフニャディ=ヤーノシュを圧倒しています。新たな視点での東欧史を見させて頂きました。 細かい部分でも、ヤン=ジシュカの戦法や兵器なども取り入れているとのことで、改めてヴラドの着目点に驚かされます。 他にも有名な武将ではヤン=イスクラ等も活躍し、これからの動きにも大いに期待がかかります。 全体を読ませて頂いて、一つ気になったことですが……アルバニアのスカンデルベクはどのように動いているのでしょう? 彼もまた、一代の英傑であり、この時代の東欧ではヤーノシュをも凌駕するかもしれないほどの猛将なのですが……。 今のところ、史実とは違い、ヤーノシュに味方している様子もありません。 スカンデルベクがヴラドに付くとなるとまた、大きな時代の動きがみられそうなのですけども……。 2008/Dec/10(Wed) 07:16 pm
面白かったは面白かったですが、死者3万人はいくらなんでも多すぎのような…… 関ヶ原のような20万人規模の合戦ですら、死者は1万以下だったはず。 いくら火計が決まったとはいえ僅か1日の戦闘としてはありえない数字に思えます。 2008/Dec/10(Wed) 07:19 pm
間違い無く一代の英傑であり、正史においてハンガリー全盛の礎を築いた筈の男も、野心に目を曇らせて敵とすべきを見誤り、煉獄の塵となったわけですな…。 それにしても、よもや“戦場の賛美歌(コラール)”をルーマニア軍が用いるとは! 正しく龍公殿下こそ、ターボル派の継承者であらせられますな。 火攻めによる殲滅。東洋の人間ならば、博望坡の戦いや夷陵の戦いを連想するでしょう。 寡を持って衆を討つ際、火攻めは最も多用された策でした。 彼我の練度が大きく開いていたならば、敵中突破の繰り返しによって切り崩すという策も有効だったのですが。 しかし、中盤までに脱走した雑兵を除く、ほぼ全将兵が焼き殺されたというのに、教皇は却って異端指定を撤回するとは…。 本より不当であったとはいえ、“虐殺”をされて異端から外すなど、本末転倒としか言い様がないですな。 これでヴァチカンの権威も失墜したことでしょう。 不平“貴族”とは片腹痛い郷士(ボイェリ)どものやる事は、全く理解に苦しみます。 打つ手打つ手が尽く最悪手、彼奴らの脳は山羊のチーズなのでしょうか? いくらなんでも大兵力ではないでしょうから、龍公殿下と供回りのみで急行し、主力はそのままハンガリーへ侵攻させるべきかと。 …“誰かさん”の後押しでもあって手強いようなら、いっそ一時的にトゥルゴヴィシテを放棄してしまうのも一つの手でしょう。 所詮は根無し草の謀反人、首都という点を確保しても、その先はありません。 ハンガリー制圧後に主力軍を戻せば、一戦で潰せることでしょう。 “誰かさん”が介入する暇もなく、ハンガリーと謀反人を制圧してくださいませ。 2008/Dec/10(Wed) 06:50 pm
この時代の銃の性能はそれほどいいものではありません というより、かなり悪いです 射程が100mも無かったはずです たしか、20mが限界とか何とか その理由が、玉が一直線に飛ばなかったのです。 これを改善したのが、螺旋の力です(グレンラガン的な意味ではあらず) 簡単に言うと、銃身に螺旋状の溝を入れることで、 玉が回転し、風の影響が低くなり、飛距離が一気に伸びました あと、銃身を伸ばして、ロングバレルにすることで、安定性を上げる事も出来ます 我が人生、そこには、ただ、事実と波乱のみ 死後、地獄にて名を残そうぞ! とか何とか言いそう。というより、言って欲しい。 2008/Dec/10(Wed) 04:13 pm
ワラキアの新兵器について、雷管が技術的に難しいのでしたら、 日本が幕末に開発した、火縄銃の改良型の雷火銃を製作してみたらどうでしょうか。 雷火銃の性能は火縄銃が一発打つあいだに、二発から三発打てたそうなので、 作ることができればワラキアにとっては、強力な兵器になると思います。 2008/Dec/10(Wed) 12:30 pm
腕木通信が早速役立ったようでなにより。確かにピンチですが、逆に言えばこれさえ鎮圧できれば国内の不穏分子を完全に一層出来るはずなので逆にチャンスにすべきです。オスマン帝国が介入するまでに制圧できるかが鍵ですな。 ヘレナ皇女はどう動くんだろう。っていうかここでもし大活躍でもしようもんなら完全に脇役の域を超えてもう一人の主人公になってしまいますね。今でも転生主人公であるドラキュラ公を食いかねない勢いなのに。 2008/Dec/10(Wed) 10:51 am
十字軍の野焼きで一丁上がりと決戦が一日で終了するなどとは、ローマの生臭坊主達は夢にも思ってなかった事でしょうね。 今回の戦いは、カトリック勢力にとっては正しく悪魔との戦いとなりました。 自分達が行うはずであった火あぶりで殲滅された事は、長く悪夢として語られる事となりましょう。 しかし一方で、不平貴族の反乱で幼女嫁がピンチ、同時にハンガリーの占領もしなければならない。軍を二手に分けると両方を失う事になりかねない所ですが… ここは嫁の活躍を期待したい。龍公の伴侶となるのだから、この位の窮地は自力で切り抜けて欲しい所です。 それにしても、なんだかなぁ…トルコによるマッチポンプのような気がしてきた。 不平貴族を焚きつけて、危なくなった所をイェニチェリを率いたラドゥが介入してくるなんていう、どこぞの独善覇権国家みたいなやり口で。 2008/Dec/10(Wed) 09:39 am
火事場泥棒過ぎる それとも救援した宗主国といっても許可なく首都には入れないだろうか? どちらにしてもヘレナ姫の力量如何だな 2008/Dec/10(Wed) 05:18 am
全然反省してない叛乱貴族たちの焼き土下座フラグですね。分かりますw 『本当に申し訳ないという気持ちで胸がいっぱいなら、どこであれ土下座が出来る。たとえそれが肉を焦がし骨焼く鉄板の上でもな。 それでこそ誠意というもの』 そして怖くて土下座できない叛乱貴族たちへの『優しさ』で「ギロチン台」より先に、「焼き土下座強制機」を発明(実現)しちゃうヴラド……ざわ……ざわ……。 2008/Dec/10(Wed) 04:15 am
ワラキアの法はどんな風に定められているのでしょうか。 当時のヨーロッパは人治主義でまともな成文法など無かった印象です。 その辺りではイスラム圏のほうが先進的で何でも決闘で決める欧州の貴族を野蛮人としてみていたなんて話もあるぐらいです。 法治主義が当然である現代日本人が当時の法律をどのように扱っているかは興味があります。 2008/Dec/10(Wed) 03:02 am
確かに偽・ギリシヤの火もあるワラキアからすれば、土の上で火炎陣を引くのも可能ですね。こういった前述のものを使う、小細工以上の兵装に昇華させるものは面白いですよね。もう『メギドの火』と呼ばれそうです。 次は不平貴族だそうですが、彼らは戦争に負けて主君が死んでると思ったんでしょうね。早とちり残念。 2008/Dec/10(Wed) 01:50 am
1.時期は秋の収穫後から初冬まで 2.日時、場所、双方の参加人数を決定 3.殺しは可能な限り控える。敗者となった者は速やかに捕虜となる 4.捕虜となった者は身代金を払うことで開放される と言うヤツですね。スポーツとどう違うのかと思ってはいけません……事実なだけに そんな思考に加えて主の命を騙る旧教十字軍。対するは厚き信仰心と誇り高き意志を持って集う正教十字軍 兵力差4倍と言う数字をもって激突した双方の戦いは、戦意も違えば戦場の意味も違っていたことだけが真実だったと 東洋の戦いだと計略でもって敵軍を飲み込むのは良くあるうえ、兵力差が大きすぎるのだからむしろ劣勢側は何でもしてくると思うんですけどねぇ 十字軍がイスラム勢力に決定的な勝利を得られなかったのが分かるような気もしますね さて、十里菅利さんやyuyaさんがロケット兵器を押しておられますし、私も以前以下のように発案いたしました > [266]KKK◆9837a17b ID: 70341df9 > さてさて、海軍設立の動きですがそれならばロケット兵器も導入しませんか > この時代のロケット兵器は英仏戦争やナポレオニックで見られる長い棒でバランスをとるシロモノで軌道が安定しません > 照準、射程、命中率、破壊力などから発射機に後装砲、ロケット弾は噴射炎で回転させる、弾頭に“ギリシャの火”と言う組み合わせなら十分に製作可能でしょう > 高低圧式理論を導入すれば装薬により初速を得ることもできますし。ぶっちゃけ、カールグスタフとグラネードランチャーの部分的パクリですが この時代の兵器を調べると、どうやらジャイロ効果があまり認識されていないようなのです そこで想像の埒外から飛んでくる砲弾なら敵陣を恐慌に陥れることができると思いますし、ロケット花火のように空中で爆発させるのも面白いでしょう 弾頭が“ギリシャの火”なら火の雨、鉄球なら甲冑の上から叩けます。 さらに、複合なら…… 2008/Dec/10(Wed) 01:36 am
これを気に膿は出し切ったほうがいいでしょうね。いっそ正教の十字軍を阻害し 私利私欲に走った、などと言って破門にして焼き鏝をあて、追放か奴隷として売却、とかも手でしょうな~命だけでは、恐怖も足らないみたいですし。 それと友に味方する貴族に、利益分配をするのも大切でしょうね。 フス派がどう動いてくれるか。スルタンがどう恩の押し売りをするか、幼女が無事か?楽しみです。 あ~それと農法で、ノーフォークのカブを、テンサイにすることが可能です。絞り 汁から砂糖を採り、残りを家畜の餌にすれば産業として良いと思います。 問題はこの当時のテンサイは2%前後しか根に糖分を蓄えないことですが、それでも交易品として砂糖の価値は高いので、いいのではないでしょうか? 2008/Dec/10(Wed) 01:29 am
手榴弾、銃剣の初登場した戦いでもあるし、フォルデスの戦いは中世ヨーロッパで最も有名な戦いになるんじゃないかこれ。ヴラドの悪行的な意味で。 2008/Dec/10(Wed) 01:24 am
火力の集中、銃剣の導入、輸送部隊の活用ときて、最後にワラキアの火。いやはや大盤振る舞いでしたね。まあそうでもしない限り、勝ち目は薄かったわけですが。 しかしヘレナ姫ピンチ!……のはずなのに何故だろう、ヘレナ無双の予感しかしないのはwww 政治での才は既に示したヘレナ姫ですが、軍才武才をも示す事になるのかどうか。また、この造反の影にオスマンはいるのか。 続きが非常に楽しみです。 2008/Dec/10(Wed) 01:15 am
戦いでしたね。銃兵、擲弾兵、そして工兵が真の主力 というところにローマ帝国の流れを感じたりw ともあれ新時代の戦争を欲ボケした十字軍の連中に思う 存分教育してやったわけで今後の戦争は砲兵や銃兵を そろえなければと大国は大混乱に陥るでしょうな。 ヤーノシュも戦死したみたいだし、子供たちは果たして どうするのか、やはり亡命してマーチャーシュあたりが 復讐鬼としてヴラドに立ちはだかったりするのだろうか ・・・だとしたらヴラドの幼少期とだぶるし正に因果は 巡るというべきか歴史は繰り返すというべきか。 しかしここで貴族の反乱が起こるということは・・・ まさか裏にいるのはオスマン帝国?(汗) 常識外れの戦略機動力を発揮するワラキア軍なら公都への 秀吉ばりの大返しも可能だろうしヘレナ姫もきっと篭城の 指揮を取ったり無理だと分かったら逃走してくれるに違いない!! ここはやはり竜公の名に相応しく機動力と火力を兼ね備えた 竜騎兵の出番でしょう! 2008/Dec/10(Wed) 12:59 am
銃剣の槍衾といい火力の集中と言い野戦築城といい見事です。 ただ、この戦術は中世の騎士には受け入れられないでしょうね・・・・・・封建制終わって絶対王政になってからやっとこの戦術は浸透するかな・・・・? 2008/Dec/10(Wed) 12:52 am
公の恐ろしさを真に知るのならば、そう腰を軽くできないはずですからここで動いた馬鹿共はよっぽど頭が固いのかKYなのか。 いや、戦後を睨んだオスマンの手引きとも考えられるのか・・・ 何にせよ、首都に戻らなければ婚約者の危機。 戻ればハンガリーの状況が制御不能になる。 ここは一つ、我らがヘレナ様にカリスマを発揮して頂きたく存じます。 2008/Dec/10(Wed) 12:48 am
火力の集中投入による敵陣の壊乱と、銃剣による騎兵の無力化。 かくて十字軍は神を騙ったツケを地上に出現した煉獄の炎の中で払ったのですね。 兵站が確保されたワラキア軍はこの時代の常識を超えた機動力を見せて敵の各個撃破を果たしてくれるでしょう。 にしても作者様は展開の描き方がうまい。 ヘレナ姫様が心配で眠れなくなってしまうではないですかw 次回も楽しみにしています! 2008/Dec/10(Wed) 12:36 am
きっと翌年の平均収穫高は倍増ですな、ついでに蟹もおいしいのかな?(蟹はいないか) ヴラドはどこまで戦争を変えるのか、すでに会戦を半ば捨て去り、野戦陣地に拠っての戦術に移行しつつありますが……。 流石に存命中に散兵形態にまでは進まない……かな? 2008/Dec/10(Wed) 12:14 am
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