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某缶詰会社勤務◆1a160afe様 ナポレオンの懸賞に応募した瓶詰めの発明が1804年でイギリス人による缶詰の発明が1810年のようですね。い、一応、ナポレオン時代っていうのはあっているかと……(汗 実際、作った当時はあけるのに難渋したようで、金槌とノミが必須だったみたいですね。缶切りが使えるブリキ缶の登場は1860年代だとか。 でも、商用に使う大型缶なら開発当初のスチール缶でいけるのではないでしょうか。 しかしこの小説、読者も勉強を強いられるというすさまじい作品ですねぇw 毎日楽しみにしておりますので、がんばってくださいまし~ 2008/Dec/02(Tue) 10:15 pm
とうとうお嫁さん候補、出現であります。 アカイア侯女ヘレナ・・・輪廻転生した後は、エルヴィング王国の姫君として生まれ変わるのでしょう(笑)。とするとアカイア侯女ヘレナ(CV名塚佳織)となるのかな。いや、アカイア侯女ヘレナ(CV川澄綾子)か!? それにしても、恐るべしヴェネツィア共和国防諜網。東ローマ帝国は仕方ないとはいえ、ジェノヴァ共和国にすら情報を漏らしていないとは・・・。さすがですな、情報の価値を誰よりも深く知っているようです。 ヘレナ姫、もしかしたら凄腕諜報官になれるかも(笑)。 海軍創設にジェノヴァとフィレンツェを両天秤にかけるとは、さすがは大公殿下です。この時期のフィレンツェ共和国のシニョーレ(僭主)は、あのコジモ・デ・メディチです。あとが恐いような気がしますが、海軍建設費用はメディチ銀行に借金をして、フィレンツェを東欧問題の泥沼に引きずり込むのも一興かと存じますよ。カエサルがガリア遠征でやったように・・・。 モルダヴィア問題、微妙ですよね。ハンガリー王国が混乱の極みにある現在、全盛期を迎えつつあるポーランド王国がどうでるかが問題です。 ポーランド王国の矛先を、モルダヴィア公国からハンガリー王国に向けさせるのも選択肢の一つですが、ただでさえ強大なポーランド王国がこれ以上力をつけるのも困ります。どうせ、ヴァルナの戦いで国王ヴワディスワフ3世を失うほどの打撃を受けたポーランド王国は対オスマン戦には全く役に立たないどころか、足を引っ張りに来るに違いありませんから。 どうでしょうか、思いきってドイツ騎士団に援助の手を差し伸べてみるのも一つの手段かと思いますよ。現国王カジミェシュ4世はリトアニア大公出身ですから、自身の政治基盤からどうしてもバルト海方面に目を向けざるを得ません。史実では、1457年には名高いマルボルク城が陥落していますが、今ならまだ充分に間に合うと思います。 敵の敵は味方とも言います。大公殿下の遠縁外交の手腕、期待しております。 印刷物についてですが、イタリア戦争当時における印刷業の最重要商品は書籍ではなく、平方根が印刷された表だったそうです。 これは、戦地において一度戦闘が決定されたら、曹長と呼ばれる下士官が均斉の取れた隊形になっている部隊を解き、装備と経験によって正方形(スイス式槍方陣)の部隊を作ることになっていたからです。 もちろん、誰も彼もが「経験」というあやふやなものに頼って「スイス式槍方陣」の陣立てを作る事など不可能でしたから、「平方根表」をカンニングペーパーにして方陣を作ったわけです。 ワラキア公国士官学校や常備軍将兵(下士官以上)に、平方根表を配布して実用段階程度まで暗記させてみては如何でしょうか? 平時において有給制職業軍人である将校下士官を大量に養成しておけば、戦時において傭兵に頼らなければならない時に短期間で「テルシオ」を形成することが可能かと思います。完全充足の最精鋭大隊ならマウリッツ方式も夢ではないかも・・・。 もちろん、販売すれば当然それなりの収入も見込めますよ。 2008/Dec/02(Tue) 10:03 pm
この手の作品は大好きなので、仕事に疲れて帰宅すると、まずこの作品の更新チェックをするのがここ最近の日課になっています。これからも頑張ってください。 さて、奈菜氏に続いて新婦についてネットの海で調べてみました。本当は信頼の置ける史料で確認すべきなのですが、手持ちになかったもので。 でアカイア侯ソマスことソマス・パレオロゴスについてのwikiで、その娘についても書かれており、こんな記述を見つけました。 長女エレニ・パレオロギナ(Helene Palaiologina, Ελένη Παλαιολογίνα,生年不明 - 1473年11月7日) 1446年12月にセルビア公ラザル・ブランコヴィチ(在位:1456年 - 1458年)に嫁ぎ、3人の娘を産んだ。 ……あれ? 内政編その3を見るには、作中では1447年のはず……。 ま、まあ、風が吹けば桶屋が儲かったということで……。 2008/Dec/02(Tue) 09:47 pm
嫁がセイバーに変換されるwww 2008/Dec/02(Tue) 09:36 pm
くろきち◆a4193065さんが缶詰について言及されていますが、ナポレオン時代は瓶詰めです。ビンはこの時代でもある程度作ることができると思いますが、さらに簡単なものがあります。それは、カメ詰めです。陶器のカメです。 日本では太平洋戦争中金属の不足から陶器を用いた缶詰食品を開発、製造していました。ブリキ缶程の保存性はなかったようですが、それでも唯の塩漬けよりも保存性は高まると思います。 なお、この時代での金属製缶詰の”商業”製造はほぼ不可能だと思います。そもそもブリキを作るには電気メッキ技術が必須で、メッキを行うにはある程度容量のある電池、もしくは発電機が必要となります。また、実験的には作れても初期の「斧で叩き割って開ける」缶詰しか作れないでしょう。缶きりで開けるタイプの缶詰を作るための機械を作るには鋳造でサファイアクラスの硬度を持つ鉄製品を作る治金技術が必須なので。なお、これは手作業で代替することはできませんのであしからず。 つい缶詰技術者として書き込んでしまいましたが、後悔はしていない。さあ、中世世界に瓶詰めとカメ詰めの革命を!! 2008/Dec/02(Tue) 09:31 pm
ヘレナ姫大反響です。(笑) そういえばデメトリウスの娘は年上ではなかったとご教授いただきましたが物語の都合上スルーでお願いいたします。 そういえば食文化ネタが今回は多かったですね。 特にボルシチは私も食べたいです。 現在セメントの製作にあたっておりますが、原料を粉末状にまで粉砕する作業がネックになっております。主人公はあくまで文系歴史オタクなので(これは作者もなのですが)理系は苦手とするところなのです。 簡単に解決できる方法がありましたら、是非ご教授を。 2008/Dec/02(Tue) 09:25 pm
幼女が来た! やっぱ、政略結婚といったら幼女でしょ! しかし、ワラキア王よ、悪寒がするだと? なんだ、それは幼女と結婚できることを言ってるのか?羨ましいぞ! 大丈夫、安心しな、そんな悪寒、幼女が共にいることで 外堀を埋められて、逆に食べられるだろうからww でも、確か中世の頃って、トイレが溜めておく用のものだったと思う(箱とか) 水洗とかにしたら、衛生面ではかなりの進歩になるだろうな~。 あ~、でも、肥料に使えるし、むずかしいですな~。 ココでひとつ、お話を、 以前日本では、うんこと小便は別にしていた。勿論女性も これは、良質の堆肥を作るためには小便が混じると駄目だからである。 小便も別に集められて、それを乾かして火薬の原料となる硝石を作っていたそうです。 中世の頃もあったのかな? 2008/Dec/02(Tue) 08:54 pm
2008/Dec/02(Tue) 08:45 pm
私からも食文化ネタで一つ。 十字軍遠征によってヨーロッパに広まったレモン。 クエン酸による疲労回復と、ビタミンCによる免疫強化。 この時代の食生活は栄養素が偏りやすいため、脚気などの病気になりやすく、十字軍遠征には必須のアイテムだったとあります。 主人公はビタミン・ミネラルの概念をこの時代で唯一知っている人間なので、そういった視点から、さまざまな用途に対して、適した食物を発掘することも可能ではないかと。 ありふれていて価値が低いものでも、主人公がその有用性を発掘し、いちはやく市場を押さえることで、外交カードの一つにすることができます。 これからも執筆がんばってください。 2008/Dec/02(Tue) 06:19 pm
食文化ネタで養蜂を薦めている方がいらっしゃいますが、蜂蜜以外に蜜蝋を採取することができるので、私も養蜂はお薦めだと思います。 熱した保存食を、熱湯殺菌したガラス瓶に入れ、同じく熱湯殺菌した木の栓をし、更に蝋で密封、その後ガラス瓶ごと60度で90分ほど低温殺菌してやれば、保存性は格段に高まります(高温殺菌した缶詰程ではありませんが)。 純粋に甘味料としてならば、メープルシロップも有りでしょう。 サトウカエデで無くても、ノルウェーカエデからもメープルシロップは採れるそうです。 ノルウェーカエデは、ヨーロッパからコーカサス地方に自生しているそうですから、ルーマニアにも生えていることでしょう。 2008/Dec/02(Tue) 05:19 pm
そうなれば、政治的には大きな追い風となりましょうが、留意すべき事があります。 それは、当時の血統観とはローマ帝国に限らず父系主義であり、よってローマ皇帝と姻戚になっただけで帝位継承権を得られるわけではない、という事です。 この為、後にモスクワ大公国がローマ皇女との婚姻を名分に“帝国の後継”を称しても、他国から尊重されるだけの権威を得る事は出来ませんでした。 ワラキアとしては、後々も帝室と血を交換しつつ、家格を高めて藤原摂関家のような立場を目指していく事が重要でしょう。 対モルダヴィア戦略が問題視されているようですが、敵対されているわけではない以上、現状維持が無難ではないでしょうか? 将来的には、ワラキア“大公”に準ずるモルダヴィア“公”という形なり、或いはルーマニアの“龍王”として即位する形なりで、ルーマニアを統一すれば良いかと。 …戦略的な理由から、どうしてもモルダヴィアを併合しなければならない事態となったなら、モルダヴィア側の疑心暗鬼を煽る事で、向こうから友好を破棄するように仕向ければ、「友好国を踏み躙った」との汚名は避けられるでしょう…。 少々遅過ぎる紹介となりますが、豊田穣氏の〈艦隊山越え―征服王スルタン・メフメット〉も、コンスタンティノポリス攻防戦やスルタン・メフメット二世の人となりを考察する上で、役立つ資料となります。 …残念ながら文庫本は無く、かなり古い出版なので図書館でも見つけ難いかもしれませんが。 さて、モルダヴィアでは一波乱ありそうですが…。 …まあ、命の危険があるとも思えませんし、どうぞ気楽に構えてくださいませ…。 2008/Dec/02(Tue) 05:12 pm
農業には勿論の事、ペストに対しての、限定的な予防(猫やネズミに付いて、ペスト菌を媒介するノミの駆除)にも使えます。 2008/Dec/02(Tue) 04:44 pm
ケコーンおめ。 しかしまさかの幼女wwwしかも一人称が妾とか素晴らしいwww いやまあ高見氏のいうとおり、ドラキュラに歳上は似合いませんからねwwwそれを思うとナイスチョイスとしか。 対モルタヴィア戦略も大事だが、ロリ姫さまの襲来にも備えるんだヴラドwww 次話も大いに楽しみにまたせていただきます。がんばってください。 2008/Dec/02(Tue) 03:10 pm
ヴラド本人の知らないところですでに決定してるような気が しないでもないですが、政治的には文句なしの良縁ですから 断ることはできないでしょうw 正教徒の守護者として今の うちにビザンツ建築の技術者たちを招いて大聖堂を建築・・・ するのは今は予算的に痛いか。でも政治的にも絶対にハッタリの 効く派手な教会は必要ですよね。オスマン帝国とまだ決裂して ないならトルコ建築の技術者たちも招いて東西文化の融合の 象徴のような聖堂が建築されたら美術史的にも価値が上がるん ですが・・・。 そういやスロヴェキアと直接連携が取れて物資のやり取りも 普通にできるということはひょっとしてヤンとヴラドはハンガリー 東部のルートを占領してるのかな? それだと直接ヴラドとヤンが 顔を会わせる日も近そうですが。ともあれトランシルヴァニアを 正式に併合したら街道の拡張整備もする必要があるでしょうが 地味ながら腕木通信なんか採用してるから(夜は発光信号の併用で 悪天候以外はリアルタイムで通信できるかも)更に軍の機動性は 上がるでしょうし少ない兵力を生かす手として効率的な行軍訓練 なんかも地味ながら有効でしょう。 次回はついにモルダヴィアへの対応ですか。婚姻による併合が できない以上、穏便に話し合いで併合するか武力をちらつかせて 併合するか本当に戦争で占領するか、元から敵対してる相手と 違って友好関係を築いてるだけに人情が足を引っ張りますが ルーマニア王国建国にはモルダヴィアは不可欠ですからなんとか 穏便に併合して欲しいところです。 ・食文化ネタ 現状で使えるだろう調味料は塩、酢、オリーブオイル、ワイン、 ヨーグルト、バター、チーズ、蜂蜜、マスタード、各種ハーブ といったところでしょうか。香辛料は商人を喜ばせるだけですし 香辛料に頼らない食文化を育てるのも国家財政の一助となるかと。 新規開発できる調味料としてはローマ帝国滅亡と共に廃れた魚醤を 復活させ、更に酢とオリーブオイルと卵を使ってマヨネーズを発明、 料理ではカブの栽培をしてるんだから赤カブ&テーブルビートも 一緒に栽培してボルシチも面白いかな? 他にも巣箱と遠心分離器 などを使った養蜂のやり方など導入できそうな技術はいっぱいあり ますね。食文化に関しては文春文庫の「保存食品開発物語」なんかが 参考になると思います ・活版印刷する本ネタ 「デカメロン」と「神曲」の他にも他の人たちも言ってますが 「ローマ法大全」などビザンツ帝国の保有するローマ時代の 作品も今のうちに印刷すればコンスタンティノープル陥落で永久に 失われずにすむ本もあるかと。他にも「イソップ童話」「千物語」 (19世紀に編集されたのが「千夜一夜物語」)「東方見聞録」 「トリスタンとイゾルデ」「ニーベルンゲンの歌」などまだまだ 発刊できそうな本はいっぱいありますね。特に「東方見聞録」と 「千物語」はオスマン帝国にも売れるでしょう・・・アラビア語や オスマン語で印刷するのは大変そうだけどw 2008/Dec/02(Tue) 08:41 am
予想の斜め上すぎるw 初夜とかどうすんだドラキュラさんよwww 2008/Dec/02(Tue) 05:07 am
ワラキア公ヴラド・ツェペシェに憑依とは面白そうですね。私は西洋史はそれほど詳しくないのでwikiを参照しつつ読ませてもらっています。 ビザンティン帝国こと(東)ローマ帝国から皇女を娶るのは政治的に良い手段だと思います。他の人も言っていますが上手くすれば帝国滅亡後にモスクワ大公国(ロシア)に先立って後継者を名乗ることが出来ますので。将来的にはワラキアはルーマニア(ローマ人の国)ではなく文字通りローマ帝国、ドラキュラはローマ皇帝を名乗ることになるんだろうか? ただ一つ気になることが。アカイア侯ソマスの娘ヘレナは生年が不明だから良いとして史実でスルタン・メフメト2世のハーレムに入ったモレアス専制公デメトリウスの娘ヘレナは英語版ウィキペディアによると1443年生まれとなっています。主人公ヴラド三世が1431年生まれで17歳なので現在1448年、つまり御年わずか5歳、年上でも結婚適齢期でもないように思えるのですが。 >ヘレナと言っても前述のテオドロス二世の娘ではない。 ここは文の構成から見てテオドロス二世ではなくデメトリウスの間違いだと思います。確かにキプロスに嫁いだテオドロス二世の娘の名前もヘレナですが。三人ともヘレナなので凄く紛らわしいですね。当時はどうやって言い分けてたんでしょうか? 今後の更新、期待してます。 2008/Dec/02(Tue) 06:20 am
で、食料増産を考えていて、そうしたら保存食しかないじゃないか!と思ったら、すでにザワークラウトでてました^^; 発酵食品は理想ですよねぇ…… で、ここでナポレオン時代の発明品、缶詰の登場ですよっ! 重量も軽く、それでいて容量も確保できてなおかつ長期保存の可能という夢のアイテム! 鉄条網が可能な冶金術があるならすぐにでも実現可能かと。 まぁ、ザワークラウトとかは瓶詰めじゃないとつらいみたいですが、獲れすぎたら油にするしかなかったイワシを加工したオイルサーザィンとか、干し肉&油にするしかなかった鯨等々、用途は無限ですw 2008/Dec/02(Tue) 03:58 am
そもそも、中世貴族同士の婚姻で夫17歳、妻10歳なんざふつーふつー さてさて、「腕木通信で情報を~」とか以前書いたような記憶がありますが、戦争に役立って何よりですね 通信塔には夜間通信用にサーチライト……は凹面鏡の加工が難しいので、シャッター付き大型カンテラが設置してあり、照明によるモールス信号で伝達していそうですね 2008/Dec/02(Tue) 12:33 am
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしい幼女が登場する作品は きっと特別な存在なのだと感じました。 ワラキアだけのオリジナル。 2008/Dec/02(Tue) 12:16 am
ヨアンネス8世、コンスタンティノス11世の弟(6男・末子)、アカイア候の長女ヘレナ姫、後セルビア侯ラザール・ブランコヴィチ3世妃。モスクワ大公妃となったゾエ・ソフィアの姉。 これで確実に「白い熊」より正当性を主張できますね! 将来、もうひとりのヘレナ姫(スルタン・メフメト2世の妾)と、女同士のガチバトルとかやって欲しかったり(爆)あのとき嫁いでいれば…!みたいに逆恨みするヘレナと、威風堂々、ヴラド三世妃として活動するヘレナ。 このままだと「ふたりのヘレナ」とか「そのとき歴史が動いた」とかで取り上げられそうですね。 2008/Dec/02(Tue) 12:11 am
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