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戦いも有利な状況で罠かもしれないという理由で撤退することは至難の業ですな。 2008/Nov/26(Wed) 11:13 pm
ヤン=イスクラ、彼は龍公のかけがえのない同盟者になってくれそうですね。 ハンガリーはオスマン帝国に滅ぼされるよりも早く滅亡してしまいそうだ。 ポーランドよりも酷く三分割ですかね。 トランシルヴァニア・パンノニアをワラキア公国、カルパチア・スロヴァキアをヤン=イスクラ一党、クロアチア・ダルマチアをヴェネチア共和国で。 それにしても、ビザンツ東方圏の技術の産物がここにまた一つ現れましたね。望遠鏡、これもまたワラキアの強国化への礎となってくれるのかと思うと期待が高まります。 何れにしても、ワラキアはここで国力を増強してビザンツを救わないと今後もオスマン帝国に頭を抑えられたままになってしまう恐れがありますね。 ヴェネチア商人たちもコンスタンティノープルを喪えば黒海へやってこれません。 次回のこうしんも応援しています。 2008/Nov/26(Wed) 09:54 pm
隣国の両大国に較べ、陸上戦力に数が劣るワラキア公国常備軍の当面の切り札ですが、毛利水軍が使用した「焙烙玉」は如何でしょうか? 縄を付けて遠心力で投げる為、戦列の後方から安心して仕掛ける事が出来ます。最前線で黒色火薬の手榴弾を投擲した「擲弾兵」は、不安定な黒色火薬の爆薬を投擲するためかなり危険ですし、最前線での着火は暴発しやすく、失敗でもしたらまで巻き込んで吹き飛んでしまいます。実際フリードリヒ大王の軍隊では「擲弾兵」が手榴弾を投擲する事はなく、既に精鋭部隊の称号になっていた筈です。 焙烙玉の投擲技術は習熟にもそれ程手間がかかるとは思えませんし、大柄で頑強な兵士を集めて焙烙玉投擲部隊を編成し、それをもってワラキア公国常備軍の「擲弾兵」とするのも面白いかもしれませんね。 話題になっております長弓兵に関してですが・・・、私的には短期間で実施部隊を編成するのは難しいのではないか、と愚考します。 長弓の短所は、すべての弓矢のシステムと同じく、それを維持するために農民文化全体に依存しなければならない事でした。 弩の使い方は数週間からせいぜい数ヶ月で学ぶ事ができ、火器の場合も同じくらいでした。そして必要とされる割合低レベルの熟練は、極めて僅かな練習によって達する事が可能でした。 しかし、弓兵、特に軍事目的に使えるほど十分優良な長弓兵は、子供の内から訓練しなければなりません。その訓練は人間の生物学限界を超える程で、1545年に「メアリー・ローズ」号とともに沈んだ長弓兵の中の1人に病理学的検査を施したところ、左の前腕、上部の背骨、右手の最初の三本の指(矢を放つのに使う指)、変形が生じていたのが明らかになっています。 長弓の弓術を実行する者には、極めて厳しい要求が課せられたという事実は、戦場でイングランドの長弓兵にあれほど苦しめられたにもかかわらず、フランス国王が編成しなかったか、もしくは編成できなかったという現実によって証明されていると思います。 イングランド王国以外で長弓兵を編成できた国はブルゴーニュ公国ですが、これは対フランスというイングランド王国との密接な同盟関係があってこそ成り立つ、極めて珍しいケースですので、あまり参考にはなりませんね。 「ワラキアの火」を開発した凄腕錬金術師、もしかしてサン・ジェルマン伯爵とか名乗ってはいませんか(笑)。いえ、東欧風な顔立ちと伝えられておりますし、何しろ不老不死の「時の旅人」のうえ、「決して死ぬことがなく、すべてを知っている人物」ですから、富国強兵に悪戦苦闘されておられる大公殿下を見かねて「ワラキアの火」を開発に助力して下さったのかもしれないと思っただけですので・・・(笑)。 2008/Nov/26(Wed) 09:45 pm
今回も楽しませて貰いました! 足場固めが順調に進み、やっと打って出られるようになってきたところでしょうか。 時代的に、陸上における物資の運搬手段は馬車に限られてるから、 大量生産技術の下支えを求められる近代戦術は問題が多そうですね。 頑張れ主人公。長生きすれば本物のレオナルド・ダ・ヴィンチと会えるぞ! 2008/Nov/26(Wed) 09:15 pm
なかなかどうして技術革新が進んでいますね。 でも考えてみれば納得できます。 公の常識からしてみればガラスの製法は常識の範疇に入るでしょうし、当時のビザンツ文明圏は東方に保存されたギリシア以来の自然科学の精華が存在します。 焦点の合わせ方や一定の倍率を作り出すためのレンズの形状は計算で導き出せますし―― (アルキメデスでしたっけ。万物の根源には「数」があると主張したギリシアの一派は。) いよいよトランシルバニア攻略作戦ですね。 次回も楽しみにしています! 2008/Nov/26(Wed) 08:55 pm
歴史とかには詳しくないので、成り上がり物読むつもりで読ませていただいてます。 これからも更新頑張ってください。 2008/Nov/26(Wed) 08:28 pm
なんだか菊一文字大不評です(笑) ちょっと遊び心だったのですが……よりにもよって何故菊一文字なのかと(笑) 個人的には虎徹や清麿のほうが好きなのですがわかりやすそうなのを選んだのが失敗でしたでしょうか。 とりあえず修正しておきました。 こだわりのある場面でもないので。 菊一文字の件で思ったことですが、作者的には腕白関白の流れで読んでいただけているような気がしていたのですが、もしかして読者層は多少違っていて、読者はもっとリアルを求めているのかな、と。 ネタを仕込まずにはいられない質ですが更に勉強して魅力ある作品にして参りたいと思います。 これからも諸兄の御協力を心よりお待ち申し上げます。 2008/Nov/26(Wed) 08:15 pm
数奇な運命を辿って龍公殿下の元へとたどり着いたのであろう、菊一文字。 菊紋は太陽神たる天照大神の末裔の、皇室の家紋。 その名を受けた刀が、史実では吸血鬼と呼ばれた男の手に有るのは運命的な物を感じます。 龍公殿下、ルーマニアの大地を照らす太陽と為って下さい。 2008/Nov/26(Wed) 07:25 pm
矢に毒が塗ってなくてよかった。 2008/Nov/26(Wed) 06:02 pm
ルーマニア人解放の戦いですから、多数の現地ルーマニア人が立ち上がることになりそうです。 そして、サス人...。自ら死を選ぶことになってしまいましたね。1945以降のドイツ人追放がバルカン半島では早まりそうです。それにしても磔公などと侮辱し、更には暗殺未遂を起こした以上助ける必要はありませんね。 商人ならヴェネチア商人がいます。ルーマニア人を差別しているサス商人をわざわざ残して獅子身中の虫を飼うぐらいならば一掃してしまったほうが楽でしょう。 話は変わりますが、やはり既に書かれている方がいますが、猫の保護は大切です。黒死病にしても猫がいれば其処まで被害が広がることもなかったはずです。 それにしても伝説のギリシア火ではなく、ワラキア火?orルーマニア火?といったところでしょうか? 何れにしても、ヴェネチア海軍の戦力が史実以上に増強されることに間違いないですね。 次回の更新も応援しています。 2008/Nov/26(Wed) 05:55 pm
確かに唐突すぎるな、明らかにいらない描写だと思います。 あと内政や兵器などあっさり結果を出しすぎると思いました 製作過程の試行錯誤や伏線なども書いて欲しいですね。 いきなり「○○を開発成功しました」じゃ説得力が… 2008/Nov/26(Wed) 05:33 pm
清潔な治療を受けられ、破傷風などになられませぬよう。 …しかし、“ブラショフに住むサス商人”が叛徒なのであって、この陰謀を関知しておらぬ住民には、何卒脱出の機会をお与えくださいませ。 “ビザンティンの火”について。 そのものではなく、類似した新兵器でしたか。 “ビザンティンの火”については諸説あり、作中で語られた説の他に「水中で却って激しく燃え続けた」、あるいは「甕に詰めた物を城壁から落とし、大爆発させた」というものまであります。 もしかしたらローマ帝国においてさえ、“ビザンティンの火”とは単一の兵器ではなく、ある種の兵器系統ないしは戦術の一形態だったのかもしれません。 ともあれ、粘性の高いナパームを火炎放射器に使用するには、戦闘の直前にナフサと増粘剤を混合すれば問題ないでしょう。現実のアメリカ軍もそのように運用していますから。 しかし、これは結局“ビザンティンの火”とは別物でしょうから、やがて“ワラキアの火”や“龍公の吐息”とでも呼ばれる事になるのでしょうか? 菊一文字について。 刀工則宗は後鳥羽院に仕えて寵を受け、菊御紋を銘に使用する事を許されました。 また彼の属する一文字派は、刀に“一”の字を彫りこむのが常でした。 こうした逸話から、則宗作の刀を“菊一文字”と総称するようになったのです。 あくまで総称ですので、刀固有の銘ではありません。が、則宗作の刀を“菊一文字”と呼ぶ事に問題はありません。 そして、則宗作の刀で現存する物に菊御紋を彫りこんだ物が無い事から、これらの刀は“菊と一文字”ではなく“菊の一文字”という事になるのでしょう。 猫について。 他の方も提案なさっていますが、猫を保護するのはこの時代では重要です。 何故なら、そろそろ苛烈さを増す異端審問・魔女狩りの中にあって、猫は「悪魔の使い」の烙印を押され虐殺される事になるからです。 ヨーロッパから猫を一掃した事に因り、天敵を失った鼠は大繁殖、その後の黒死病大流行の重大要因となりました。 和弓について。 和弓の扱いに熟練が必要なのは、主にその構造の為です。 和弓は現代洋弓と違って単純構造の為、そのままでは矢が正面に飛びません。 この為、矢を放つ際に持つ手の手首を捻る必要があるわけです。しくじると、弦で顔などを打って怪我をします。 ただし、これは矢を“正面に”撃つ場合の話です。 和弓といえど、曲射弾幕用のロングボウとして運用する場合、そもそも狙う必要さえない為、未熟な兵でも弦を引く膂力さえあれば問題はありません。 イギリスのロングボウメンが精鋭とされるのは、主に速射性の問題です。 ロングボウメンは、一分間に十本以上の矢を放ったとの事ですが、実の所はこれ程の精鋭である必要はないのです。 たとえ一分間に一、二本しか放てない臨時の民兵でも、精鋭の十倍の数を揃えれば同等の火力となります。何と言っても、弓は銃と違って大したコストがかからないのですから。 敵失によってトランシルヴァニア攻略が早まりましたか。 見事、大ルーマニア統一を成し遂げてくださいませ。 2008/Nov/26(Wed) 06:01 pm
おっそろしい事になりそうですね。ガクブルしつつ続きをお待ちしております(w。 2008/Nov/26(Wed) 02:04 pm
もう全部言われてると思いますが・・ 入 手 の エ ピ ソ ー ド が 欲 し か っ た 銘に関しては遊び心ということでいいと思いますが。 剣技とかは護身術程度にはいいと思われるがやりすぎは知識派チートやるうえではNGですか。 砂ぶつけるとか泥臭いことやってたほうが良かったやも…? あっさり撃退とは行かなかったのは評価すべきですよねー。 ナパーム作るにしても開発側との交渉が欲しかった。 『彼らの思想は理解に苦しむが』のあたりを掘り下げてみたり、 ギリシャの火は“粘性を持った燃える液体”であり、“燃える液体”が存在することを示唆する台詞を言わせてみたり。 誰も突っ込まないけど油田の詳細な場所なんてよく知ってるよね? 2008/Nov/26(Wed) 01:55 pm
液体をどうやって噴射するんでしょう・・・この兵器のキモは油よりも それを噴射する装置ではないかと思うのですが(極端な話、船相手なら 普通の石油を噴射するだけでも十分脅威だし)。現代の火炎放射器の ような圧縮ガスによる噴射装置並のポンプと粘性を抑えるために現場で 混合する手順など当時の技術でやるには色々と解決しなければならない 問題は多そうですが、まだ時間がありますから解決も可能かな? 日本刀に関しては菊一文字とかやるから反発も大きいのかも。せめて 無銘の業物、時代からして鎌倉時代の太刀くらいでいいのでは。 ただ太刀は馬上での使用が基本なので徒歩だと少し使いにくいんです よね。剣道より実戦的な剣術とはいえ江戸時代の流派ですから太刀 ではなく刀での戦いが基本でしょうし(太刀の形をした木刀なんて 見たことないし) 次回はついにトランシルヴァニア出兵ですか・・・大ルーマニアへの 第一歩ですし、絶対に負けられない戦いですね。ヤーノシュが他所に 出兵中ということは今度は攻城戦でしょうが時間をかけすぎれば 敵主力が戻ってきますから即決で決めたいところですね。 ・・・最近、オタクネタが無いので「逃げる奴はトランシルヴァニア兵だ、 逃げない奴は良く訓練されたトランシルヴァニア兵だ!」とか言いつつ 蹂躙する戦いが見てみたいですw 2008/Nov/26(Wed) 04:55 am
有力商人もしくはうさん臭い旅の商人が極東の工芸品を 売りさばいて市場を混乱させているとか貴族に売り込んで いるとか献上に来たとかでその中から偶然日本刀を発見して 是が非でも手に入れようとするとかのエピソードあったら 受け入れやすいかもしれませんね 2008/Nov/26(Wed) 03:22 am
シャムシールかシミターを特注で日本刀に近い形にするとか、そういうのでもよかったかも しかし科学者集めたら錬金術師なのは当たり前だなw 科学自体が錬金術の発展形な訳だしね 2008/Nov/26(Wed) 01:25 am
何でここで日本刀。 いや、日本刀はまだいいがなぜあえて架空の銘である菊一文字宗則なのか。 史実とか、科学技術とかいい感じでチートしてるのにそこだけ浮いちゃった感じだ。 2008/Nov/26(Wed) 11:35 am
ナパーム開発。それも、増粘剤に鯨油を使うとは、なるほどまだこの時代にでは捕鯨反対の活動家もいませんから、膝を打ちました。 港ついでにですが、せっかくですのでドナウ川の河川交通を発達させてはいかがでしょうか? 当時の水量は十分でしょうし、現在でも場所によっては5000トン級の大型船舶が通行可能と聞きます。 niceなボートが通っている映像のあれですw ドナウをつたえば、現在敵対中のハンガリーを経て神聖ローマ帝国の中枢までつながっています。 またローマ時代のドナウは、ラインとならんでゲルマン民族を阻み続けた難攻不落の防衛ラインでもありました。 常備軍を作るのなら、ここが最大の防衛拠点となれる可能性もあります。 史実でもこの河は、交渉によってローマ領内に西ゴート族が移住するまで突破されませんでした。 日本刀については――西洋の剣とは運用法が違うので一概に装備品とすべきかは悩みどころですね。 菊一文字がルーマニアにあることですが、「不可能ではない」でしょう。 天平時代のペルシャのカットグラスを持ち出すまでもなく、シルクロードの交通はかなり大規模だったでしょうし、当時はまだまだモンゴル帝国のユーラシア制覇の遺産が数多く存在します。 ユーラシアの草原地帯をつたう「草原の道」はまだ息の根を止められていませんし、 日宋貿易の主力商品は、銀や茶、そして日本刀だったそうですので、不可能ではないかと。 次回は対ブラショフ戦ですね。 楽しみにしています! 2008/Nov/26(Wed) 12:47 pm
中世ヨーロッパの知識なんてみじんもないんですが、他の方の感想のおかげもあって非常に楽しませてもらっています。 日本刀使いのドラキュラってどこのブレイドですか(笑)。発想は面白いんですが、表現がちょっとくどい割に動きが小さくないですかね?まあ、北辰一刀流だし最小の動きで倒すんでしょうが、改行を使っているせいもあってシーンが間延びしている気がします。次に出てくる場面に期待することにします。 2008/Nov/26(Wed) 12:50 am
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