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トイレ革命は何時起こすの! 馬糞革命でもいいけど! 最初の数話はそんなことばかり考えていたけれど 別になくてもいい気がしてきた 2008/Nov/25(Tue) 04:50 pm
東欧の歴史にくわしくはないのですが、 激動の時代だったのですね。 これからの更新も楽しみにしています。 2008/Nov/25(Tue) 03:26 pm
なんだか面白そうな題名につられて読んでみると、一気に全部読んでしまい、興奮しています。非常に面白いです。 ドラキュラ公は、コンスタンティノープルの陥落や、ロシア帝国の成立と同時代に生きていたのですね。 こうして見直してみるとやっぱり歴史は面白い。 それにしても欧州では戦争が起きすぎですw 活版印刷にギリシアの火、とどめは種痘というガジェットに、野戦築城。 ドラキュラの今後の活躍をウキウキしながら待っています。 さて、感想欄では、公の奥さんにビザンツ皇室の血をというお話が出ていますが、私も賛成です。 のちのロシア帝国も、いまはキエフやノヴゴロドなどのロシア諸国家のひとつ、モスクワ大公国です。彼らが「第3のローマ」を名乗ったのもビザンツの血を継承しているからですが、ロシアよりも、「ローマ人の土地」であるルーマニアの方がそれにふさわしいような気がするのは気のせいでしょうか? 1472年に最後のビザンツ皇帝コンスタンティヌス11世の姪であるソフィアがイヴァン3世と婚姻しますが、今は1447年ですので、現在のビザンツ皇帝ヨハネス8世(パレオロゴス朝)の弟で、もとのモレアス専制公で、現帝位継承者候補・トラキア沿岸地方統治者の、テオドロス2世の娘はどうでしょうか? 亡き妻であるクレオパ・マラテスタ(1433年没)は、先代ローマ教皇マルティヌスの親族で、かのメディチ家と深いつながりがあるようですし(ただし現在の教皇エウゲニウス4世はメディチ家とは仲が悪いです。ただ、1447年に死にますが)、一女をもうけています。 今後のローマやヴェネツィアと渡り合うか、神聖ローマとやりあうならまたとない良縁です。 ちなみにモレアス専制公領はギリシアの南端「ペロポネソス半島」がその場所です。 彼女の娘、ヘレネ・パレオロギアは、史実では1442年にキプロス王国へ嫁いでいますが25歳(もしくは、彼女に妹か姉がいた可能性もありますが)。 政略の面から言うと、彼女のさらに娘、シャルロットかクレオファもお勧めですね。 ヴェネツィアと共に貿易立国を目指すなら、東地中海の拠点でアナトリア(トルコ)本土をのぞむキプロスと関係を深めておいて損はありません。 私的には、彼女の妹君がいて――という展開を妄想しますね。 第2の候補は、 次代のモレア専制公デメトリウスの娘でヘレナは・・・。 史実ではあわれ、スルタン・メフメト2世の妾となってしまった娘です。この事実から察するようにもちろん適齢期。 第3候補としては、 アカイア候トーマースと、かつてのアカイア候ケントゥリオーネ2世の息女カテリナ・ザッカリアの娘であるヘレナ。 史実ではセルビア候ラザール・ブランゴヴィチ3世の妃です。 ちなみに彼女の妹が、モスクワ大公イヴァン3世妃ゾエ・ソフィアです(彼女は現時点では誕生していません) ヘレナの利点は、年齢が不明だということ。兄であるロジュリオは1431年に生まれていますのでぎりぎり適齢期か?と。 血縁の面では大穴といえるのが、トレビゾンド帝国です。 ビザンツ帝国が最期の栄華をほこったコムネノス王朝(1081-1185)の継承者で、十字軍にコンスタンティノープルを奪われた際にできた地方政権の域を出ませんが、黒海の南岸に位置し、ビザンツ滅亡後も1461年まで独立を維持し、ペルシャやグルジアなどとも友好関係。 黒海貿易で栄華を極めました。 現在(1447年)は、弱体化してはいますが、オスマン帝国に敵対する諸国やローマとも結んで容易には侵入できない国家となっていますね。 できればビザンツ帝国には存続してほしいものですが、メフメト2世を暗殺でもしない限り無理でしょうね・・・。 次回も期待しています。 2008/Nov/25(Tue) 03:15 am
私は西欧には詳しくないのですが、とても面白いです。連載頑張ってください。 2008/Nov/25(Tue) 12:32 am
時代の背景などのディテールもしっかり描かれていて好感がもてました。 ただ、天然痘予防、ルービックキューブ、羅針盤と蒸留酒など主人公の知識に統一性が無いのが気になりました。 彼の知識から何をしていた人かという背景がぜんぜん推測できず、ただの無敵主人公のようでした。 できれば、大学のメジャーなどの関係などからの知識の偏りなどを出して主人公に人間味を出して欲しいです。 2008/Nov/24(Mon) 11:22 pm
読んでです。 誇りのために(Fate/stay night) http://www.marumoti.is-mine.net/toukou.html 隻眼の将軍ヤン・ジシュカではありませんが、フス派の関係者が 英霊として登場します。 また、SS内のフス派の戦闘シーンも迫力があります。 フス派に興味があり、セイバーが好きな方なら楽しめると思います。 なお、イスクラが悪役になっていますので、それをご理解の上、お読み ください。 2008/Nov/24(Mon) 10:34 pm
史実でもカトリックに改宗してワラキアの民心を失ってる。 2008/Nov/24(Mon) 10:23 pm
お早いコメントありがとうございます。 検討の結果聖書はラテン語版のみに修正することといたしました。 宗教改革直前とはいえ、今ここでバチカンを敵に回すわけには参りませんので。 ご忠告ありがとうございます。 それにしてもマケドニアばかりかセルビアも頼みにならずですか……… ヴラドの死亡フラグはナチスドイツのブンカー並みに固いですなあ…… 2008/Nov/24(Mon) 10:11 pm
これは結構危険な行為です この時代の聖書は基本的にラテン語で書かれ 一般民衆はおろか貴族でも読めないものは普通にいました だからこそラテン語を読める聖職者、ひいてはローマ=カトリック教会の影響力·権威が強かったわけです この時代に聖書を各国語訳するということはローマ=カトリック教会の権威への挑戦とも受け取られかねず 実際にウィクリフが英訳した聖書は焚書され、それを読むものさえ異端であると教会は宣告しています ただでさえ種痘の件で対立しているなら ローマ=カトリック教会との関係がこれ以上悪化しないような対策をとるべきかと と問題点をあげましたが 現代ドイツ語の基礎はルターのドイツ語訳聖書、現代英語の基礎は一般祈祷書と言われています フランス学士院のような組織を作り 本を通して国語を形成することで 商業の円滑化や国民意識の醸成を図るのも面白いと思います 婚姻相手としてハプスブルク家が奨められていますが やめておいたほうがよいと思います 1440-1493年におけるハプスブルク家君主で神聖ローマ皇帝のフリードリヒⅢ世は “神聖ローマ帝国の大愚図”とまで言われた悪名高い(?)君主ですし この時代の神聖ローマ帝国はもはや世界帝国としての姿勢を放棄しています あとルービックキューブ販売は難しいと思います この時代は特許権なんて概念はありませんから 2008/Nov/24(Mon) 09:44 pm
対ヴェネツィア外交、素晴らしい。手札に切り方が憎らしい程お見事です。 ヴェネツィア共和国についてですが、文献としては塩野七生著「海の都の物語」がお奨めですが、ライト版として神楽坂淳著スーパーダッシュ文庫「征服娘。」もなかなかのものかと。ヴェネツィア共和国をモデルにした架空歴史小説ですが、当時の雰囲気や社会慣習を良く表現しているかと思います。 しかしながら、各国語翻訳の聖書出版とは・・・、ローマの生臭坊主共がどうでるかが心配でもあります。 セルビア王国ですが、大セルビア王国の栄光もつかの間、ネマーニャ9世ステヴァン・ドゥシャンが1355年に急死後、貴族達が群雄割拠し王国は分裂してしまいます。オスマン・トルコ帝国の北上を阻止すべく、1389年に勃発したコソヴォで戦いで、セルビア貴族最有力のラザル候を旗頭とする南スラヴ系のバルカン諸侯連合軍がムラト1世率いるオスマン・トルコ軍と激突します。ラザル候の軍勢はムラト1世の殺害に成功するものの惨敗、ラザル候自身も捕虜になっってしまいます。このコソヴォの戦いでセルビア貴族はほぼ全滅、コソヴォも占領された上、ラザル候もムラト1世殺害の報復として処刑されてしまいます。 コソボの戦いで事実上セルビア王国の命運を決しました。それは以後オスマン・トルコ帝国に立ち向かえる戦力が存在しなかったからでです。 ラザル候の死後、その息子で騎士道精神の権化・軍指導者・詩人の君主ステファン・ラザレヴィチ(1389年~1427年)は父の後を継ぎ、「公」としてオスマン・トルコ帝国に臣従し、実質的にその帝国の属国としての歴史を歩む事になりました。 ステファン・ラザレヴィチ公の甥で新都スメデレヴォ(スメジェレヴォ)に遷都したジュラジ(ジョルジェ)・ブランコヴィチ公(1427~1456)は、南のオスマン・トルコ帝国、北のハンガリー王国との間で巧みな外交政策によって命脈を保ちました。 しかしながら、ジュラジの死後は政変が相次ぎ、オスマン・トルコ帝国はそれに乗ずる形でセルビア公国を徐々に併合していきます。1459年6月30日、スメデレヴォはオスマン・トルコ軍によって占領され、ここにセルビア公国は滅亡するとともに、オスマン・トルコ帝国の直轄領となり中世のセルビア国家も滅んだのです。 旧セルビア王国領で難を逃れた地域はボスニアの一部とゼタのみでしたが、オスマン・トルコ帝国はさらに北上を続け、1496年以後四世紀にわたり全領土がオスマン帝国の直轄領になりました。 ちなみに、ジュラジ・ブランコヴィチ公の娘マラがオスマン・トルコ帝国皇帝ムラト2世の后となり、メフメト2世の腹違いの弟アフメトを産んでいます。1451年死去ですから、メフメト2世の即位に合わせてに殺されてしまったのかな。 ジュラジ・ブランコヴィチ公は、軍事能力は不明ながら、かなりの内政・外交能力を備えた傑物のようですが、陸上戦力を拠出できるかどうかは・・・。 拠出できたとしても、セルビア貴族共はワラキア貴族並に信用できませんな。下手をしたら情報筒抜けのうえ、背後から襲いかかって来るに違いありません。コソヴォの戦いでも、セルビア王国軍がムラト1世を戦死させて勢いにのっている最中、ブランコヴィチ(←ジュラジ・ブランコヴィチ公の一族ですかね)の部隊が脱走したためという風説が残っているくらいですから・・・。 まあ、毛利元就みたいに偽報目的で最初から捨て石で利用するなら構わないのですが、使えるのは一回限りですしね。 火器、アルケブス(火縄銃)に関してですが、この当時の技術でも非常に簡単に作れたようです。それは、材料が一番安価で入手しやすい鉄で、鍛接のような通常レベルのような技能しか必要としなかったからです。 1519年の事例ですが、贈答用に作られた精巧な象眼細工の狩猟用アルケブスは、同じように装飾された弩の40%にすぎませんでした。具体的には弩の13フロリンに対して5フロリンです。 どうも、火器の発達生産は王権が強い地域ではなく、自治都市が多いドイツ地方が盛んだったようです。ドイツからの輸入も考えてみる価値がありそうですね。 要因はアルケブスが防御用兵器であることのようです。ブルゴーニュ戦争で、鉄砲と大砲で完全武装したシャルル豪胆公の精鋭部隊が野戦で長槍兵中心のスイス軍に破れた間違った教訓の影響もあるようです。 2008/Nov/24(Mon) 09:42 pm
ですが熱湯殺菌では酒や牛乳の風味が変わってしまうため、これらには60度くらいのお湯で温め続けることで殺菌を行なう「低温殺菌(日本酒で言うところの“火入れ”)」というものが行なわれています 発見者のパスツールは19世紀の人ですが、無視無視。牛痘による種痘に比べればちっちゃいちっちゃい また、医師団を編成して国内を巡回させ、民の無償治療、並びに衛生面でのモラル向上を図るのもよいでしょうね いっそのこと女性の地位向上も兼ねてナースとして採用して、将来はレディファーストのような考えを断ち切って欲しいところですね 2008/Nov/24(Mon) 09:10 pm
でも敵は巨大です。本格的な対オスマン戦までにトランシルバニアを併合しておきたいところです。バルカン半島を獲得すればヨーロッパの大国になり、勢力均衡の重要国家になりそうです。 財源獲得でヴラド公の政策の幅も増えそうです 更新お疲れ様でした 2008/Nov/24(Mon) 08:15 pm
外国なので手間取る所もあるでしょうが素晴らしい情報提供もある事だし頑張って下さい。 一歩を踏み出した貴方に感動しました。 2008/Nov/24(Mon) 07:59 pm
”あの”ビザンツ人達相手にどんな交渉をやったのやら大いに興味のある所ですが……兎も角もほぼ毎日の更新お疲れ様です。 これからも楽しみにしています。それでは。 2008/Nov/24(Mon) 07:56 pm
しかし、ヴラド公の後世の評価はとんでもないものになりそうですね。 政治家・軍事指導者としての評価はまだ分かりませんが、医学者・発 明家としても歴史に名前が残りそうですね。いわゆるルネッサンス的 な「天才」の代名詞になるやも。 グーテンベルク涙目。発明者としての名前も残らないかも。まさに紙 の需要が爆発的に伸びる時期、製紙製本業の利益も巨大。 ギリシャ火ということは原油採掘を始めるということですかね。ルー マニア産は品質もよく、古くは灯油として使っていたようですし。 これだけチートしても敵勢力は強大。まだまだ先が読めませんね。 それと現代人としての嗜好を出すエピソードも面白いかもしれませ ん。コーヒーなどの飲み物や料理やデザート、文芸・芸術などの文 化面などなど。息抜きもしたくなるでしょうし、メインストーリー の刺身のつまにでも。 ヴェネツィアからガラス瓶の技術を習得できれば、コルク栓と併せ て熟成ワインが楽しめますね。 2008/Nov/24(Mon) 08:43 pm
チートだろうがなんだろうが、単なる知識という手札に過ぎない以上、どこで切るのかっていう駆け引きが大事になりますからね。こういう展開は見てて本当飽きません。 それはそれとして、視点の移り変わりがちょっと違和感があるというか、今の心情は誰のものだろう、って場面が幾らか見受けられるように思います。 今回もジョバンニとのやりとりの中で何度も視点が変わってますが、二人の主観が入れ乱れてて少し読みにくかったかな、と。 例として一つ挙げると、 <引用ここから> 今なんと言った?聞き違いでなければ蒸留酒と本と言ったような気がするが。 「本のほうは~~(略」 書籍が大量生産に向いていないだけで本当は需要があることをオレは知っている。 <引用ここまで> この辺とか一瞬「ん?」ってなっちゃうんですよね。 こういう時は視点は混ぜず、片方に絞って書くなり、もう一歩引いた所から双方の心情を描写するなりした方がすんなり内容が頭に入ってくるかな、と。 それでも同一場面を二つの視点から描写したい時は、まず片方の視点からリアルタイムで出来事を描写していき、事後に振り返る形でもう一人の回想、という形を取るのが無難かな、と。 やっぱり一人称視点と三人称視点が行ったり来たりするのは読んでてちょっと変な感じがしますし、同一場面で何度も視点を切り替えるのは控えた方がいいかもしれません。 ちょっとつまらん指摘だったかもしれませんが、宜しければ参考までに。 2008/Nov/24(Mon) 07:50 pm
作者名を見ていて何処かで見た様な?と思っていたら「ある魔女の受難」の作者さん だったのですね。毛色が随分違うので気付きませんでした。 歴史改変物は好きなのですが、知識が殆どないので素直に読んでいます。 諸外国から滅ぼされない為には、国の価値を高めて体制が変わってしまっては 何処の国も困る様に成れるかどうか?でしょうか・・・ 昔のヨーロッパ圏・トルコ圏等しょーもない理由で戦争していたから厳しいですね。 天然痘・活版印刷・羅針盤・軍隊運用、他にもドンドン出す必要有りですね。 資金と人材が問題ですので、一気に産業革命をば!? あと、ギリシャの火って何なのでしょう?無学ですみません。 2008/Nov/24(Mon) 07:45 pm
2008/Nov/24(Mon) 07:44 pm
皆様のコメントが作者のモチベーションです。 さて今回いろいろとチートぶりを発揮させてしまいました。 基本的に発想さええられれば実現の可能なものばかりにしたつもりです。 他には望遠鏡や顕微鏡も出待ちの状態だったのですが……… オイゲン様 マケドニアは頼りになりませんか………スカンテルベグは今一つ遠いんですよね……陸上で頼りになる味方が見当たりませんがセルビアはどうでしょうかね? sana様 ビザンツ帝国から花嫁を迎えるのが戦略的にもっとも望ましいのですが……ワラキアに嫁いできてくれるか、というのが問題なんですよね……。 2008/Nov/24(Mon) 07:15 pm
ギリシャの火に関しては、現代人にとっては一種のロマンですよね。 正確な製法は伝わっていないわけですし。 ヴラドの活躍に期待します!^^ 2008/Nov/24(Mon) 07:13 pm
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