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でも、最高だ 2009/Feb/28(Sat) 07:53 pm
とだけ言っておきます。 2009/Feb/28(Sat) 04:42 pm
日中も暇さえあれば、時には自宅から、時には大学の図書館や移動の車中から、ここArcadiaや高見氏のサイトへと過去の更新分を読み返しに伺っていたように思います。 物語の背景となった時代・地域が私の好きなそれと符合していたこともあり(ただ、西欧諸勢力よりは東欧、東欧よりは幾分オスマン朝を贔屓していましたが……)、『彼の名はドラキュラ』には人一倍のめり込んで幸せな時間を過ごさせていただきました。 さて、最新五十八話の内容ですが、他の方々もご指摘のように私も本当に驚かされました。 歴史上の多くの英雄たちのように、かの竜公殿下も後世の歴史家・文筆家に格好の飯の種を提供したまま志半ばで倒れてしまうのか……と思いきや、まさかラドゥと共に昇天したのが本来のヴラド・ドラクリヤの魂だったとは……! 少し物悲しい言い方かもしれませんが、道半ばにして逝くのもある意味英雄らしい最後であり、今後はたとえヴラドを欠こうとも彼の残した遺産――戦略、戦術、兵器や民生品、農業や医療等の多方面に渡る様々な先進技術、そして何より彼が見い出し育てた人材と組織、人の結束こそが眼前に迫るオスマン朝の軍団を必ずや打ち倒し、ヴラドは死してなおルーマニア建国の礎となってくれるのだろうと、画面を8割方スクロールし終えた時までは思っていたのですが、見事に予想の斜め上を行かれてしまいましたね(笑)。 しかも、単に読者の予想を裏切るだけでなく、そこに描写された愛し合う兄弟の姿が神聖で侵しがたいほどに美しく描かれているのですから、感激屋の私としてはこれはもう堪りません。 失礼ながら、私はこれまで貴作を歴史エンターテイメントとして読ませていただいていたものですから、歴史的な人物・事物の描写を歴史好きとしての補正がかかった観点から見て娯楽として楽しみこそすれ、そこに繰り広げられる人間ドラマにここまで感動することになろうとは思いもよりませんでした。 貴作のファンを自称していながら、どうやら私はまだまだ『彼の名はドラキュラ』という傑作を過小評価していたようで、誠に申し訳ございません(汗)。 それでは、次回「第五十九話 ルーマニアの夜明け」の更新を楽しみにお待ち申し上げます。 感動と感心のあまり長文になってしまったことをお許し下さい。 PS. 余談ですが、ちょうどDBZ後期のED曲『僕たちは天使だった』を聴きながら最新話を読ませていただいたので、かの曲の寂寥感が貴作の“終わりつつある夢”と重なり、また、曲の飛翔感が天に召されていくヴラドとラドゥの姿をより鮮明に想起させ、五十八話の感動がより鮮烈なものにしてくれたように思います。 全くの偶然の産物ですが、何かちょっぴり得をした気分でした(*^-^) それともう一点、史実とは状況が大分異なっているとは言え、コンスタンティノス11世の近臣フランゼス、正教会の修道士で後にメフメト2世に請われてコンスタンティノープル総主教にもなったゲオルギウスや彼の教え子のイタリア人青年ウベルティーノ、故国ではただ今絶賛反乱祭り中のセルビアの騎士ミハイロビッチらもこの一連の戦いに居合わせてもおかしくない面子ですので、彼らを上手く使ってワラキア公国やオスマン朝に対する第三者的な立場からのより客観的な評価・描写を加えたら物語に厚みが出るのではないかと思いますが、いかがでしょうか? 後年、彼らはそれぞれ手記や書物を残し、それが今日に「コンスタンティノープルの陥落」の状況を伝える好材料となっている事実ともよい対比になるのではないかと愚考します。 2009/Feb/28(Sat) 02:52 pm
二人に天国の門が開かれんことを。 2009/Feb/28(Sat) 02:38 pm
なるほど… 2009/Feb/28(Sat) 02:23 pm
悲しい最期ではありますが、一度分かたれた二人の道は こういう形でしか一つになれなかったのでしょう。 オリジナルヴラドとラドゥの魂に平安あれ。 次は歴史のターニングポイントとなる大戦。 新生ヴラドとして、現実の始まりをきっちり締められますよう。 期待しております。 2009/Feb/28(Sat) 02:16 pm
ただ感動しています。 2009/Feb/28(Sat) 01:12 pm
良かった、生きてて良かった。 …次回期待しています。 2009/Feb/28(Sat) 11:58 am
オスマンフルボッコ、楽しみにしております^^! 2009/Feb/28(Sat) 11:54 am
でも、そこが良いっ! ぜひ、夢を終わらせてハッピーエンドをっ!! 2009/Feb/28(Sat) 11:37 am
2009/Feb/28(Sat) 11:22 am
このファンタジーや魔法もクソもない世界では彼等にとってこれ以上ない救いだとおもいましたよ。 さて最大の急所とも言われたラドゥがこうして救われた今、ヴラドを止めるものはもういません。 あとはメフメトとの決着をつけるのみ。ぜひとも勝利してハッピーエンドを迎えて欲しいものです。 2009/Feb/28(Sat) 09:58 am
いよいよ次回は最後の対決となります。 それでは第五十九話 ルーマニアの夜明け でお会いしましょう。 2009/Feb/28(Sat) 09:19 am
史実では、リッシュモン大元帥の死後に全ての功績を否定されたうえにフランス史そのものから抹消されてしまうのですが、幸か不幸か留守中に既に反動化の流れが現れていそうです。リッシュモン大元帥の存命中の反動化なら、これまた存命中の盟友ロレーヌ公ルネ・ダンジューの卓越した政治能力の援護のもと、政敵達を完膚無きまでに排除し尽くす事も夢ではありません。 現代においてでさえ正当な評価を受けているとは言い難いリッシュモン大元帥ですが、この新たな歴史では後世にまで類い希な名将として名を残して欲しいものです。 因みに、ジャンヌ・ダルクとリッシュモン大元帥の関係は、かなり良好だったようです。 オルレアン攻防戦の勝利を聞いた謹慎中のリッシュモン大元帥が、ジャンヌに加勢しようと無断で出陣したおり、政敵の侍従長ラ・トレモイユは勅命としてジャンヌにリッシュモン大元帥の討伐を命じましたが、ジャンヌは自らリッシュモン大元帥の指揮下に下り、百年戦争のターニングポイントであるパテーの戦いを劇的な大勝利で飾りました。 リッシュモン大元帥は野戦に大砲を使用したジャンヌの非凡な戦術センスを高く評価し、ジャンヌもまたパテーの戦いの後に出されたリッシュモン大元帥追放命令を何とか撤回させようと尽力しています。結局、追放命令は撤回されず、リッシュモン大元帥という軍事的にも政治的にも心強い大貴族の味方を失った事により、ジャンヌの没落が決定づけられたとも言えます。大貴族の支持者がアランソン公やブルボン公、バタール・ドルレアンだけでは無理もない事ですが・・・。 サブタイトルの「夢の終わり」、果たして「誰」の夢が終わるのでしょうか・・・。 ラドウを指しているような気がしてならないこの頃です。 2009/Feb/24(Tue) 10:12 pm
高見梁川様には御心配をお掛けした様で、申し訳ありませんでした。 ちなみに、問題の成人指定ゲームは「Palmyra ~熱砂の海と美なる戦姫~」(桜月)です。 直結は問題があるので、グーグルなどで検索なさってください。 フランス史上有数の名将リッシュモン。今回の会戦で、彼の栄光は正史以上のものとなったようです。 …某「使い魔」のせいで傷つけられた“リッシュモン”という名のイメージが、多少なりと改善されれば良いのですが…。 善良なだけでは生き残れないのでしょうか? 厳格なだけでは大望を成し遂げられないのでしょうか? “善良な弟”は“厳格な兄”の足を引っ張り、死をもって償うのでしょうか? …史上幾度も繰り返されてきた“兄弟の相克”。 会談の席で、ラドゥ公子の全てが問われる事になるのでしょう。 最早、宿業としか言い様の無い“ワラキアの兄弟公子の相克”に、決着を着けてくださいませ。 2009/Feb/24(Tue) 12:24 pm
これで首都が脅かされる事になり、そちらに戦力の一端を向けざるをえない… そうすると、更に本隊の戦力が削れる訳で… 戦術的には間違いなくこの二人が突出してるのでしょうが… スカンデルベグが今回言っているように、ワラキア公の本領は戦略的な部分ですからね もし、敵対すれば「来た、見た、勝った」が可能な……兵を動かした時には既に勝利している、状態にしてしまってるでしょうな…オスマンみたいな大国はともかく とはいえ、ここでシエナが指摘していた、味方への甘さがいい方向に働く訳で…敵にすれば恐ろしいが味方にすればこれ程頼もしい人物はいない、そういう信頼が大きく働く訳ですなー そして、シエナは相変わらずヴラドのそこを支えるべく動き続けている 下手に殺せばワラキアが講和の使者を殺した、となるけれど、そこは「兄の仇」という個人的な欲求で動いた事にして…… そして、ヴラドは感情的にはともかく、理性で理解してしまうんだろうなあ… まあ、ラドゥがそれ望んでる訳だからまだマシか… 2009/Feb/24(Tue) 08:56 am
流石にスカンデルベグとリッシュモンと言う組み合わせは反則と言っても過言ではなく、簡単に撃破してしまいました。 スカンデルベグの軍事的才能はこの時代の東欧では比類するものがいないでしょう。マーチャーシュはもっと後の時代ですしね。 しかし、単騎駆け出来るとはスカンデルベグの武力はどのくらいのものなのやら……オスマンでも対抗出来る武将はいないような気も? 2009/Feb/24(Tue) 06:12 am
架空戦記的な魅力というか英雄オールスターというかワクワクしますね。 なんかもうリッシュモンもフランス王と対立したならブルターニュ公国 としてローマ帝国に臣従して欲しいくらいですw こんだけ派手に活躍 したとなればフランスのインパクトは多大なものがありますが、はたして いまだ戦闘してないポーランドはどうなるのか、そして参戦しなかった 他国の動向はと色々と今後の外交関係にも気になるところです。 これでますますオスマン軍の包囲網が強まったわけで宣伝に余念がない ワラキア情報部ならさぞやオスマン軍本隊にも敗北の速報を流してるんで しょうね。和平はあくまでもワラキアとオスマンの間だけでアルバニアや フランスは関係ないと自由に動かれた日にはすごいことになりそうだw 今回登場するかと思ったラドゥは次回に持ち越しですが、シエナってば 相変わらずオーベルシュタインの本領発揮というべきか後世、マキャベリに 絶賛されそうな暗躍っぷりですね。使者を殺すのは現代では野蛮な行為と 思われがちですが当時は生きて帰れないのも珍しくないどころかメフメト 2世なんか使者を殺しまくってるだけにラドゥが殺されてもいまさら非難 する資格はないでしょうが・・・ある意味で今回のラドゥの件はヴラドが 更に一回り大きく成長する機会でもあるのでいつまでもシエナに頼りきり ではないのだという器の大きさを見せて欲しいですね 2009/Feb/24(Tue) 01:45 am
某EVA-SSのカヲルくんのイメージが先にあったもんで、 ずっとそれで読んでました。 次はいよいよ兄弟ご対面。 久方ぶりの再会は、シエナのベルド敵討ち作戦発動で 悲劇に終わってしまうのか、それとも…。 2009/Feb/24(Tue) 12:37 am
アルバニアに向けていた後詰の敗北は、オスマントルコ本軍が、戦略的に包囲された事を意味するので、メフメトも本気で一時和平したいだろーな。 それでは続き楽しみにしてます。^^ 2009/Feb/24(Tue) 12:29 am
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