私nubewoがこれまでに執筆したSSを紹介させていただきます。
『Portraits of EMIYA -士郎のいる象景-』
【原作】Fate/stay night, Fate/hollow ataraxia
【状態】打ち切り
【ジャンル】大長編(の予定だった)・ロンドンもの(の予定だった)
【掲載場所】私立アール図書館
【あらすじ】
Unlimited Blade Works編のGood End(Sunny Day)直後の士郎を取り巻く日常・非日常を描いた作品。
構想としては伏線を張りつつロンドンものへと話を展開する予定だった。
【コメント】
処女作なのに大長編プロットを描いて序盤で頓挫するという絵に書いたような初心者の過ちをやったSS。
しかしプロット練りのために調べたことが今後のSSで役に立ったりと、決して無駄ばかりでもなかった。
読者の方には無駄な時間を割かせてしまったかもしれない。
『エンゲージを君と』
【原作】Fate/stay night, Fate/hollow ataraxia
【状態】塩漬け
【ジャンル】中編・恋愛・シリアス
【掲載場所】Arcadia TYPE-MOON板
【あらすじ】
なんてことはない穂群原学園の生徒、氷室鐘には婚約者がいた。
普段は言葉も交わさないはずの衛宮士郎とひょんなきっかけで接点を持ったその日の夜、
10年前の大火災で死別したその人の名前が士郎であったことを知る。
そんな不思議な出来事をきっかけに、二人の距離は縮まって――――
【コメント】
二作目。Portraits of EMIYAが長大すぎること、また執筆力の低さに困った結果、
短編を書いて実力をつけようという意図から書き始めた。
ところが士鐘モノ、しかもセイバーend後という設定から強い批判も受け、
設定と描写の緻密化に試行錯誤した結果、短編で終わらなくなった。
そして書き手の構成力の限界から、続きを書くのが難しくなり中断。
終わりまでが遠くないので処女作と違い続きの執筆を諦めきれずにいる。
「マリア様がみてる」という小説の影響で女性の心理描写を濃くすることに面白さを感じ、
以降の自分のテイストが出始めるきっかけとなった。
『上条「姉妹丼ってのを食べてみたいんだけどさ」』
【原作】とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲
【状態】完結
【ジャンル】短編・恋愛・ギャグ
【掲載場所】Arcadia その他板
【あらすじ】
街中で御坂美琴、御坂妹と出くわした上条当麻。
ちょうどお昼時だったこともあって上条はクラスメイトに聞いた、「姉妹丼」なるメニューを出すお店に行こうと二人を誘う。
よくわかっていない当麻、お子様の美琴、斜め上の方向に想像のかっとぶ御坂妹、
それにお姉さまの「妹」白井黒子が横槍を入れて、事態はとんでもない方向へ――――
すれちがいと勘違いが織り成すギャグテイスト短編。
事態はとんでもない方向へって実は本当にとんでもないことになります↓
【コメント】
三作目。アニメ版超電磁砲の面白さに触発され、執筆意欲が再燃。エンゲージの中断から数年ぶりに執筆したSS。
絶対に完結させるという目的のため、短編で終わることを強い枷として書いた。
ギャグという路線は初めてだったため、読了感の出し方が分からなかったことを残念に思っている。
思ったより人気が出たのをいいことに↓の続編を執筆。
『上条「姉妹丼ってかなり美味いよな」』
【原作】とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲
【状態】完結
【ジャンル】短編・恋愛・18禁
【掲載場所】Arcadia xxx板
【あらすじ】
『上条「姉妹丼ってのを食べてみたいんだけどさ」』の続編。
変な勘違いをきっかけに、正しい意味で姉妹丼を頂いちゃうことになった上条さん。
初二つの女の子達を五段重ねにして丸ごと平らげちゃうとかマジ鬼畜。
Sっ気のある上条さんが無垢な女の子達にあれやこれやしちゃいます。
【コメント】
18禁も人生経験だし書いておくか、というよく分からない動機で書いたSS。
他の作品以上に文体や描写に対するコメントをいただいたのが印象的であった。
自分が最も興奮を覚える文体の官能小説とはこのようなものであると思って書いているが、
読者の男子諸兄にとって、一番好みがはっきりするのがこのジャンルなのだろうか。
『ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール』
【原作】とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲
【状態】連載中
【ジャンル】長編・原作再構成
【掲載場所】Arcadia その他板, ss速報vip
【あらすじ】
初夏のある日。
上条当麻は不良に襲われているところを、ひとりのお嬢様に助けられた。
佐天涙子は伸びない能力に向き合うため、ひとりのお嬢様に助けを求めた。
常盤台中学が誇る空力使い(エアロハンド)、"トンデモ発射場ガール"がヒロインのお話。
【コメント】
短編の予定が長編になるという失敗をまたやらかしたSS。
アニメで好きになった婚后光子を活躍させたいという思いが執筆の動機。
同じことを原作サイドも思ったのか、その後漫画版では主役級の扱いになった。
光子を当麻の恋人にすることで、女の子らしい側面を書くと同時に、佐天を導くお姉さまとしての側面を描いて、
禁書目録と超電磁砲の両方に出演する美琴のポジションに取って代われるだけのキャラクターとすることが当初の目標だった。
……のだが、佐天の成長パートが好評で、自分でも調子に乗って書いた結果、佐天が主役級の役をいつの間にか張っていた。
現在、自分の作品中で最長の作品。文庫一冊分を超える文字数となっている。
『上条「もてた」』
【原作】とある魔術の禁書目録
【状態】完結
【ジャンル】中編・恋愛
【掲載場所】製作速報vip, ss速報vip, まとめwiki
【あらすじ】
クラスメイトとの口論から、上条は女の子をデートに誘うことに。
偶然すぐ傍には、姫神秋沙がいた。その偶然が、二人の関係をガラリと変えていく。
いわゆる姫神大☆勝☆利!
【コメント】
どうやら時代は2chタイプの掲示板にレスという形で連載するものらしいということで、
そういう環境で書いてみたくて立ち上げたSS。
行数が少なくても投稿が可能で、しかも感想が気軽につくため、大きなメリットを感じた。
これに影響を受け、トンデモもss速報で掲載してからArcadiaにまとめるというスタイルを採用した。
エンゲージで好きになったコテコテの恋愛モノをそのまんま禁書でやった感じ。
『吹寄「上条。その……吸って、くれない?」』
【原作】とある魔術の禁書目録
【状態】完結
【ジャンル】中編・恋愛・R-15
【掲載場所】ss速報vip, Arcadia
【あらすじ】
保健室の扉を上条が開くと、困惑した顔の吹寄がいた。
不安に押しつぶされた吹寄は、そこで上条にある『お願い』をした。
【コメント】
トンデモがバトル三昧になり、苦手意識もあって閉塞感があったので立ち上げたSS。
安易なエロで話を進める軽い内容にしよう、というコンセプトで書き始めた。
タイトルは、「吹寄が『吸ってくれない?』とか絶対釣りだろコレと思ったらガチのおっぱいSSだったでござる」を目指しました。
二人は一体どこまで行くんだろうか。
以下はnubewoのお気に入りSSのまとめです。
知りたい人がいるかは分かりませんが、興味がおありでしたら、是非読んでみてください。
『凍った時』
【原作】痕(きずあと)
【状態】打ち切り
【ジャンル】長編・後日談
【掲載場所】最果ての地
【あらすじ】
千鶴end後、次郎衛門の記憶を取り戻した耕一がその記憶と恋人たる千鶴への想いの間で葛藤する話。
他ヒロインendで得た設定などをきちんと昇華しつつ、鬼との混血という彼らがこれから
どう生きていくのかにきちんと向き合ったSS。原作に無い道教の要素を取り入れているところも非常に面白い。
【コメント】
原作後すぐから始まり本編が残した課題に向き合う、というスタイルが確実に『Portraits of EMIYA』や『エンゲージ』に影響を与えている。
また、道教の要素を足すことで原作から一歩進んだ世界観を作っているところは、『トンデモ』に影響しているかもしれない。
いくつかのKanon SSと並び、SS界に自分を引きずり込んだ一作。
『最強格闘王女伝説綾香』
【原作】To Heart
【状態】連載中
【ジャンル】超長編・バトルもの
【掲載場所】なつのき会
【あらすじ】
全年齢版にあった来栖川綾香ルートの後日談。
浩之は惚れた相手である綾香に勝つという大きな目標を胸に、格闘技の研鑽を積むことに。
作中では触れられるだけだった格闘技大会エクストリームに浩之が参戦するなど、
格闘技の要素をつよく押し出している。
【コメント】
大量のオリキャラによってもはや原作からはかなり離れている。
ガチの格闘技モノであり、バトル描写は物凄い。
そしてなにより物凄いのは3日~2週間に一度の更新ペースで10年以上ずっと執筆し続けていたことだろう。
更新が止まってしまったのが大変残念。
『二分の一の恋愛劇』
【原作】Kanon
【状態】完結
【ジャンル】長編・並行世界モノ
【掲載場所】参加することに意義がある!!
【あらすじ】
美汐が死んだ世界の祐一と栞が死んだ世界の祐一の話。
【コメント】
起承転結が美しく、読了感が非常に良い。
SSとは書きかけて投げるものだと言って良いほど途中で終わるSSは多いが、
並行世界モノであることの意味をきちんと描いてきちんと終われたSSという意味でも高評価だと思う。
『I LOVE MY FATHER』『LOVE LOVE MY FATHER』
【原作】Kanon
【状態】完結
【ジャンル】短編・娘モノ
【掲載場所】(本文で検索を)
【あらすじ】
祐一と佐祐理さんの間に生まれた娘の話。
【コメント】
本文の一部、
『公序良俗とかモラルとか世間体ってのは、きっと本気で人を好きになった事が無い人が言い始めたんじゃないかと私は思っている。』
『つまるところ自分は若さを持て余したお母様とおとうの『一時の過ち』の産物なのだと気付いたのは、私が人知れず『女』になった日の午前0時を回った頃だったと記憶している。』
で検索すると読める。HPに掲載されているのではない様だ。
すさまじい隆盛を誇ったKanon SSの中では娘モノなどありふれたネタでしかないが、文体をとても気に入っていた。
『Proto Messiah』
【原作】Fate/stay night
【状態】打ち切り
【ジャンル】長編・本編再構成
【掲載場所】on the lock
【あらすじ】
言峰に拾われて育った「言峰士郎」が遠坂凛と組んで聖杯戦争を戦う。
【コメント】
序盤で更新停止。しかし文体が好きだった。
言峰士郎モノは書ききった例を知らないが、これは一番有名な部類ではなかろうか。
『Brilliant Years』
【原作】Fate/stay night
【状態】打ち切り
【ジャンル】長編・後日談
【掲載場所】なし(web archivesで読むしかない)
【あらすじ】
Unlimited Blade Works編Good End後の話。ロンドンもの。
ルヴィアゼリッタと親交を深めつつ、研究を通してゼルレッチの第五魔法を目指す。
【コメント】
更新停止を最も惜しんでいる作品。
研究生活を主題においたSSは後にも先にもこれしかないのではなかろうか。
その設定のすごさには引き込まれるばかり。
『Portraits of EMIYA』でロンドンものをやろうとしたきっかけであり、
『トンデモ』で佐天の能力開発をやろうとしたきっかけの作品である。
たぶん一番影響を受けているSS。
『マブラヴ オルタネイティヴ MAD LOOP』
【原作】マブラヴ オルタネイティヴ
【状態】連載中
【ジャンル】大長編
【掲載場所】Arcadia Muv-Luv板
【コメント】
文章の量がすでに一日では読みきれないほどの量にまで増えているSS。
原作ではある意味「投げて」しまった人類救済への道筋を、説得力ある描写で描き続けている。
確かな更新ペースと文章量に敬服せざるを得ない。
『クロスゲージ』
【原作】Fate/stay night
【状態】完結
【ジャンル】長編・三次創作
【掲載場所】Arcadia TYPE-MOON板
【コメント】
『エンゲージを君と』の続きをnubewoが一向に書かないことに業を煮やした中村さんが書いて下さった三次創作。
掲載前にnubewoの了解を取り付ける、作品の雰囲気を壊さない、ちゃんと完結させるという、非常に模範的な姿勢で書いていただけた。
正直に嬉しい。ただ、続きを書こうかという煮え切らない自分の態度のせいでまだ未読である。申し訳ない。
SSを書いてみようかなと思う人へ
偉そうなことを書ける様な実績のあるSS書きではないことは自分で承知していますが、「SSを書いてみようかな」と思う人に向けた私の考えを書いてみます。役に立つかは分かりませんけども。
「SSを書いてみたい」と思う人は、結構いると思います。書き手も自分と同じ側に立つ人なのが二次創作の面白いところなので、自分の書いたSSが賞賛を浴びる夢を持つのは、良くあることと思います。私がSS書きをはじめたのもそれが動機でした。以降では、書いてみたいなと思ったことはあるのに、実際には書いてみたことのない方へのメッセージとして、きっとそういった方がお持ちであろう「書かない理由」にコメントをしていきたいと思います。
「いいものを書ける自信がない」
今あなたの頭の中にあるアイデアを、今すぐ文章にしてみましょう。文章を書いたことのない人が他人を満足させられる文章を書くというのは、ほとんど無理なことです。この理由で悩んでいる方は、「スキルがないから書けない」を「書かないからスキルが身につかない」に読み換えるべきだと思います。身も蓋もない話ですが、処女作が超人気作になる人はごく一握りです。初めは誰しもコケるものですが、さっさと書き慣れてしまえば、そのうちいい反応をもらえる作品が書けるようになると思います。
私のケースを紹介すると、連載できるだけのスキルもないのに大長編のプロットを切って序盤で打ち切るという、典型的な初心者の失敗をやらかしています。これくらいのことは多くの人がやっている過ちだと思うので、あまり失敗は恐れず、まずは書けるものを書いてみたらいいと思います。私にとってもこの経験はプラスとなっており、オリジナルな展開をひらめくために、自分がそれまで興味を持ってこなかったものにまで手を出したり、日常生活の中でも注意深く物事を見る習慣が身に付きました。「これ、ネタになるかも」という思想はちょっと浅ましいと自分でも思うことはありますが、未経験の事や物に挑戦するいい動機付けにもなるので、人としての幅を広げるのにもプラスだと思います。「Portraits of EMIYA」のためにキリスト教の「聖杯」の勉強をしようと思い、その関連で十字軍→聖櫃(アーク)→コプト教を含む異端のキリスト教→マグダラのマリアの福音書、とたどり着いた結果、そのネタがこの「トンデモ発射場ガール」に生かされています。要は、書いてみようと思って実際に努力したことは絶対にプラスになるので、悩むくらいなら書こう、というのが結論ですね。
「書いてもエタらせてしまいそう」(エターナる、とは書きかけで無期限放置することです)
これも読者の立場としては常に不満に思うSS界の問題ですが、書き手としては、別に構わないと思います。もちろん完結してるほうがいいし、完結するしないで作品としての評価は随分変わりますが、自分でも行き詰った作品を書き続けるなんてことは出来ないというのも書き手の本音だと思います。特にまだSSを書いたことのない人にとって、完結させるというのは自分が思う以上にハードルの高い課題なので、これを理由に執筆をためらうのはもったいないと思います。まあ、特に初心者の方は、エタるのも仕方ないと開き直って書いて構わない、と私は思います。
「クライマックスシーンのネタしか思い浮かばない。だけどこれ書くとなるとSSが長編になるんだよな」
典型的なあるあるネタではないかと思います。壮大な物語を書くことに憧れるのは自然なことだと思いますし。お決まりのアドバイスとして、まずは短編を書いてみよ、というのがありますが、書きたいSSを妄想すると普通に長編になる、というのが人の常なんじゃないでしょうか。自分の失敗を振り返るに、これは初心者が罹る仕方ない病気みたいなものだと割り切って、書きたいように書けばいいと思います。その経験がいずれ生きてくると思います。
「オリジナリティある作品が書けない」
たとえ二次創作でもオリジナリティ、つまり他の人の作品にはない魅力というのは要求されます。この点に対してだけは、常に尊重し、また意識しているべきと思います。
オリジナリティなんて表現だと非常にレベルの高いものだと感じるかもしれませんが、「オリ主」というジャンルは本来はオリジナリティの塊です(他人のオリ主ものをコピーしたような作品が大量に出回ったせいで、言葉に反しオリジナリティに乏しいと言われていますが)。二つの独立な作品のクロスオーバーものも、クロスによって原作にはないオリジナリティを出すことを目指すものです。「トンデモ発射場」は光子を主役級に抜擢することでオリジナリティを出していますが、こういうものがオリジナリティです。
SSを書いてみたい、と思っている方の脳裏には、きっと「自分にとっては最高に面白いネタ」が一つや二つはあると思います。これを他人が楽しめるSSの形にするには、「そのネタのオリジナリティは一体何だろうか」を、漠然とでなく言葉で自覚的に理解し、そのオリジナリティをぶれさせないことが大事だと思います。ここではオリジナリティという言葉を使いましたが、これは、SSを面白い作品足らしめる一番大事な「物語の軸」だと言えると思います。自分で書き連ねたストーリーがなんかイマイチだな、と感じた時はたいてい軸がぶれていました。
「トンデモ発射場」を書くにあたり私がオリジナルな部分として大事にしているのは、「光子がヒロインであること=当麻に恋人がいること」「超能力について原作よりも科学的に書くこと」です。後者の「科学的描写」ですが、たとえば電撃文庫の「ウィザーズ・ブレイン」でされているように、これそのものはオリジナルでも何でもありません。ですが、「禁書目録・超電磁砲」に対してこれをやったSSは、私の読んだ範囲ではありませんし、あっても互いにネタが被るような数はないと考えています。
この問題だけは、スキル不足だとかエタる不安と異なり、目をそらしてもいいことがないので、真摯に対応するほかないと思います。
結局、私の結論は「悩むなら書け」の一言に集約されますね。書いて初めて見える世界というのもあるので、「とりあえずやってみなはれ」の精神は大事だと思います。さて、以降は処女作を書くに当たって、簡単なアドバイスを。
「推敲する」
これが出来ないばかりに酷いコメントを貰う作品というのは多いと思います。推敲とは、一旦書き上げたものを読み直してチェックすることです。この際、必ず書き上げた日から1日以上あけてチェックすることです。そうすることで、書いた内容をある程度忘れ、客観的に見られるようになります。とりあえず迷うなら書け、とここまで言ってきましたが、この、「書いたものはすぐ見てほしい」という自然な欲求にだけは自制をかけるべきと思います。
書いたら上げる前にチェック! 何を差し置いても、絶対にコレだけはやりましょう。
「予防線を張るような前書きを書かない」
前書きで「駄文です」などという表記を見かけますが、私は反対です。この表現は拙い文章を読みたくない読者への気遣いではなく、批判を恐れて過度に自分を低めているように受け取れるからです。前書きは読む人のことを考えた内容であるべきで、批判回避の予防線張りに用いるべきではないと思います。あらゆる批判を回避することは絶対に不可能なので、批判を受けることそのものは覚悟をしたうえで、投稿に臨みましょう。
大したアドバイスでもありませんが、必要不可欠なのはまず第一に推敲でしょうね。これからも後続のSS書きの方がArcadiaをにぎわせてくれることを願っています。 ……人が増えると私の作品のPV数も増えますので。
ここまでお読みくださってありがとうございました。
Aug. 2013 nubewo