俺と鬼と賽の河原と。生生世世
逃げるババアと追う薬師。
そして薬師の手元にババア。
ターボ婆ちゃんこと、100キロババアと、天狗、そしてブーメラン婆が街を行く。
「そこかっ……! 行くぜ、ブーメラン婆さんよ!」
「Yes.B-B-A Boomerang Slash,Act Release!!」
薬師の腕がしなり、まるで投石器のようにそれは動いた。
手から放たれたるはブーメラン婆。くの字の老婆が宙を裂く!
その背に迫るブーメラン婆をターボ婆は横目で睨む。
そして、当たるか否か、その瞬間、その瞳が鈍く光った。
「アクセル。Boost! 遅いっ、遅いよぉ? モタモタしてると置いてくよ!」
ブーメラン婆はターボ婆に届くことはなく、虚しく宙のみを裂いて薬師の手元に戻ってくる。
ターボ婆は、一瞬のうちに加速。壁を走り、ブーメランを避けていた。
「ちっ! ちょこまかと!!」
速いわけではないのだ。
たかが百キロ。所詮100km/hなのだ。
しかし速い、すばしっこい。いくら薬師が追い詰めたとて、右へ左へと巧みに逃げる。
超立体的に逃げ回る老婆の姿は、まるで速さの概念そのもの。
このまま逃がすわけには行かない。
薬師は一瞬にしてターボ婆の後ろへと距離を詰める。
そして、
「行くぜ!」
「Yes.B-B-A Boomerang Break,Act Swing,swing,swing!!」
ブーメラン婆が歓喜の雄叫びを上げ、一度、二度、三度振られる。
「アクセル! スタンピードッ!」
ターボ婆が跳ねる。まるでスーパーボールのように暴れ回り、ブーメラン婆を避ける。
「すばし……、っこいな!!」
薬師が蹴りを放つ。しかし、それも避けられる。
「アクセルボン婆!」
ターボ婆は再び距離を取る。
薬師はまたそれを追いかけた。
「……闇雲に追いかけてもどうにもならないんじゃないのかい?」
薬師が走る中唐突に、彼の手元にあるブーメラン婆は言う。
三十分もの間、この追走劇は繰り広げられている
「……信じろよ、俺を。俺に賭けたんだろ?」
薬師はにやりと笑い、ブーメラン婆もまた、諦めたように笑った。
「ッカ! そうさ、全賭けさ。責任取ってもらうよ」
そんなブーメラン婆に対し、薬師は走りながら肩を竦める。
「しかし、何でそんなにアレとの決着にこだわるかねぇ?」
「ふっ、そんなもの決まってるさね。婆二匹いりゃ、戦わずにはいられないってもんさ」
「何その婆。俺の知ってる婆と違う」
「ふふんっ、ならその使えない頭に書き換えときな」
「つか、俺に頼っていいんかよ。その婆二匹の戦いによー」
「そんなのは、あたしゃ持ち主いて初めて力を発揮できるんだ。これでフェアさ。いい加減、あれとの戦いに決着も付けたいしね」
「そうかい」
薬師は、ニヒルに笑ってターボ婆を追う。
「ま、俺だって適当に追ってるわけじゃない。行くぜ婆。決着だ」
「今日限りのコンビだが、悪くないねぇ、こういうの」
ターボ婆は薬師に追われ、狭い路地に逃げ込んだ。
それが薬師の狙い。避けさせない術。
相手の機動力を発揮しきれない場所に追い込む。定石だ。
「ぉおおおぉおっ!!」
しなる腕、放たれるブーメラン婆。
「B-B-A Boomerang Slash,Act Release!!」
この狭い路地ならばこのブーメランを避ける事は適わない。そして、避けられるとすれば上方向のみ。
そうなれば、薬師がそれを刈ればよい。
「なん……だと……!?」
ターボ婆が戦慄する。
当たる。薬師はそう確信した。
だが。
「アクセル、Boost,boost,boost,boost,boost,boost,boost,boost,boost,boost!!」
速い。
ブーメランが当たるか当たらないかのところで、婆は更に加速。
一瞬にして婆は路地を通り抜け――、それを避けた。
「……馬鹿な」
「ハッハァ!! 甘いね坊や! 若くて勢いがあって素敵だけど、わたしを倒すにゃ百年早かったんじゃないか!?」
「まあ、確かにこの期に及んで加速するたぁ、恐れ入る婆さんだぜ……」
「ふふふ、今からわたしにつくってんなら優遇するよ?」
勝ち誇る婆、悔しがる薬師。
「だが、婆さんよ」
「ひょ?」
だが、唐突に薬師は笑った。
「前方不注意だぜ?」
婆がぱっと前を見た。
いる。
なにもかもが、もう遅い。
そう、ブーメランは何も投げたままの武器ではない。戻ってくるのだ。Uの字を描いて。
「シルバーマークでも付けてきたらどうだ!?」
「ぬおおおおおお!?」
ターボ婆がブーメラン婆に捕らえられ、逆送を開始する。
引きずられるように、火花を上げて、後ろへと二人の婆は下がってった。
その先には――、薬師がいる。
「注意一秒怪我一生ぅ!!」
薬師の拳が、ターボ婆に突き刺さった。
「……何をやっているんですかっ、あなた達は!!」
後、薬師は閻魔にしこたま怒られたと言う。
其の七十七 俺と婆。
「いや、なんつーかなぁ。道端でくの字な婆さんと意気投合してだなー」
「どんな状況ですか!」
道端で正座。それが現状の薬師のスタイルである。
「どうもこうも、なあ?」
薬師は、横目でブーメラン婆を見る。彼女もまた、肯いて返す。
「そうじゃのう。一瞬にして意気投合したのう」
「それはいいんですっ。それよりも私が聞きたいのは、貴方が仕事を休んでまでわざわざこんなことをしている理由ですっ」
「あー、理由なー……」
閻魔の剣幕を受け流し、薬師は一枚の紙を取り出した。
「これを見てくれ」
「……『道路を高速移動する婆さんと、空中で高速移動する婆さんをどうにかして下さい』……?」
「うちの郵便受けに入ってたんだ。そしたらもう気になるだろ?」
「まあ、怪しいことこの上ないですけど」
「だろ? だから気になってな」
「それでのこのことやってきたわけですか……」
「おうさ」
「馬鹿ですか。馬鹿ですか」
閻魔は、呆れた様に薬師を睨みつけた。
心外な、と薬師はさも当然のように怒って見せた。
「おいおい、婆馬鹿にすんなよ。婆って奴ぁ恐ろしいんだぞ。足売り婆に一寸婆、四次元婆と棺桶婆、ホッピングばあちゃんにバスケばあちゃんとロリババア、後エンヤ婆な」
「ロリババアって……」
「下詰が言っていた条件に当てはまる、ロリババアらしき女に俺も会ったことがある。やばいぞ、ここでお前は死ぬんじゃよとか言いながら世界が滅ぶ系の魔術をぽんぽんと」
「よく滅びませんでしたね……」
もう、諦めたように呆然と閻魔は呟く。
「二秒間に七回は世界救ってやったわ。エクストリーム地球救い」
と、薬師は鼻を鳴らした。
そんな中、ブーメラン婆とターボ婆ちゃんが寄ってくる。
「やあや、お前、こんな可愛い子と知り合いだったのかい?」
ブーメラン婆は、そう言って薬師の肩を叩いた。
それに反応したのは薬師ではなく、閻魔である。
「お二人が原因ですか。迷惑行為は控えてくださいっ」
流石に執政者というべきか、肩に嵌った叱責。
それを肩を怒らせ、口にした閻魔に、二人の婆は肩を竦めて笑った。
「おお、怖い怖い」
「まあ、決着も着いたしねぇ。お嬢ちゃんの好きな人を借りてさぁ。これからは控えるよ」
「すっ、すす、好きな人っ!?」
年の功は閻魔の方が勝っているはずにも関わらず、しかしペースはツインババアのものとなった。
「おんやぁ? 違うのかい? 見た感じラブ。それも深いラブを感じたんだけどねぇ!?」
「愛だね愛ィ。見たとこ男の方は朴念仁みたいだし、片思い中って所かねぇ!」
まさにツインババアドライブ。
ババアは二匹いれば既に姦しかった。
薬師にも聞こえているのだが、何を言ってるんだ、とばかりに知らん顔。
慌てるのは閻魔一人。
「すすす、好きだなんて……。こ、こんな人っ、好きなわけないでしょう!」
婆を見ながら、斜め後方の薬師を指差し、叫ぶ。
婆はにやけ面。
「おやおや、本当に? マジで? じゃあ、面と向かっていってみてもらえるかい?」
「ヘイヘイ、大っ嫌いって言ってみなよユー」
口々にはやし立てる婆。
それに押されて、閻魔は薬師に向き直る。
「ぬう……?」
一人話しに着いていけていない薬師を見て、閻魔はカチカチに固まった。
喉が渇く。
それでも、何とか声を出した。
「あ、貴方のことなんて好きでもなんでもありませんからっ!」
「そうか」
薬師は普通に肯く。
しかし、婆はそれだけでは許さない。
「ほらほら、大っ嫌いって言わないと」
「ねえ?」
ごくり、と閻魔は生唾を飲み込んだ。
言わなければならない。
閻魔は口を開いた。
「だ、大っ嫌い……、じゃないです。……結構、好きですよ……?」
残念、ツンデレに徹しきれず。
目を逸らして、顔は真っ赤。
既に自爆の領域である。
「ヒューっ! お熱いねぇ!!」
「あちち、火傷しちまうよーッ!」
そして、その後ろで、婆が騒がしく。
閻魔が肩身狭そうに縮こまる。
「では、薬師、あんたの方は好きかい? この子の事、愛してるかい?」
そして、今度はブーメラン婆が薬師に問う。
対する薬師は眉間に皺を寄せ、いやそうに顔を歪めた。
「この状況で好きにせよ嫌いにせよ、素直に口に出せる男がいるもんかね」
いや、そうはいないだろう、と反語表現に繋がるべき台詞だったが、婆の解釈は別物だった。
「否定もせずっ! こりゃ脈アリだよ嬢ちゃん! アリまくりだよ!!」
「すでにラブと言っても過言ではないっ!」
本人置き去りに盛り上がるダブルババアディストラクション。
「えと……、本当ですか……?」
閻魔すらも恥ずかしげに食いついた。
「マジもマジ! おおマジよ! 少なくとも憎からず!」
「軽々しく愛を口にしない辺り、想いは重いねぇ……。ふふ、中身は熱い男だよ」
取り合えず、薬師だけが置いてけぼりを食らった。
「……帰っていいか?」
答える者はいない。
婆二人が、薬師を遠ざけ、閻魔と声を潜めて話をする。
「好きなんだろう? 白状しちまいなぁ」
「そ、その……」
「まあ、いいんじゃないかい。ターボの。こりゃ、一目瞭然さ」
「そうさね、ブーメランの」
二人、婆が頷き合った。
「手伝ってやろうじゃないか、この婆が」
「婆二匹、百戦練磨だよ」
「え? あの……、別に」
別にいいです。閻魔はそう言葉にしようとした。
どう考えてもまともな方向に話が纏まるとは思えなかったからだ。
しかし。
「あんまりはっきりしないと、わたしが貰っちまうよぉ?」
「いい男さ。アイツは。些か朴念仁みたいだけどね。それも包み込むのが婆の包容力」
話を聞かないババアダブルアクション。
「えっと……、無理だと思います」
奴らは勝手に動き出す。
作戦A。愛のババアイグニッション。
ターボが、閻魔を挟んで薬師の直線状に立つ。
そして。
「Yes.B-B-A Boomerang Move,Act Release!!」
ブーメランが放たれた。
「ぬおうっ? なんだこりゃ」
ブーメラン婆が薬師に引っ掛かり――、ターボ婆が、閻魔の背中を全力で押した。
「ヘイヘイ、行くぜ行くぜ行くぜっ!」
無駄にテンションの高いババアデュアルコンビネーション。
少し離れていた距離が、高速で縮まっていく。
「ブーメランに引っ掛かってうっかりハプニングキス。これは男も冷静じゃいられないってもんさ!」
ブーメラン婆に引っ掛かってハプニングキスなんて存在しない。
そんな言葉を置き去りに、戻るブーメラン婆は薬師を閻魔の下に引きずり続けた。
閻魔も、薬師へと近づいていく。
既に数十センチへと近づく体と体。
もうまともな抵抗も出来ない。暴れれば、目の前の人間も傷つけてしまうやもしれない。
もう、ババアの思惑に乗ってキスするしかないのか――。
と、その時、奇跡が起こった。
薬師の見ていた閻魔のすぐ背後、
閻魔の肩の少し上に見えるターボ婆の形相があまりにも必死だったから。
「おうぇ」
思わず薬師は目を逸らした。
「あっ」
そして、閻魔はうっかり石畳の隙間に足を引っ掛けて転び。
「顎が痛い!」
薬師の顎に頭突きをかましたのだった。
もつれ合うようにして、倒れこむ二人。
「むう……」
下にある薬師に馬乗りになっている閻魔。
二人の距離は既にゼロに等しい。
否応無しに鼓動は高鳴った。
「や、薬師さん……」
熱っぽく、閻魔は薬師を見つめる。
もしかするとこれは、千載一遇のチャンスではあるまいか。
いい加減攻めてもいい頃じゃあないか。と、脳裏に過ぎる。
嫌に鼓動がうるさく、閻魔は瞳を揺らす。
後数センチでいい。少々顔を動かしただけで、力加減を間違っただけでその距離は零になる。
さあ、行ってしまおう、やってしまおう。
閻魔は生唾を飲み込み、行動に移してしまおう、と決意。
閻魔は決意した。必ず唐変木の薬師の朴念仁ぶりを除かねばならぬと決意した。
したが、
「ヘイヘイ! カモンカモンカモン!!」
「ゴーゴーゴーゴー!」
婆二人がうるさかったので萎えた――。
「……はあ」
薬師の胸に頭を預けてへたり込む。
「どいてくれないか?」
「やです」
「帰りたいんだが」
「……一緒に連れて帰ってください」
婆を置き去りに、二人仲睦まじく帰ったとか。
「ところで閻魔よ。仕事はどうしたんだ?」
「ああ、久々の休みですよ。それで、まあ。河原に貴方に会いに行ったんですけど……」
「居なかったってか?」
すぐそこに、閻魔のアパートはある。
「はい」
「そんで、わざわざ俺を探しに来たのか?」
「……えっと、はい。休んだって言うので、心配で」
照れくさそうに閻魔は言う。
「そうかい」
薬師はそっぽを向いた。
なんでもないように閻魔の隣を歩く。
しかし、
途中、閻魔の頭をぽんぽんと叩いて、
「……今日はなんか好きなもん作ってやるよ」
「え。なんか優しいですね」
首を傾げる閻魔。
「俺はいつでも優しいんだよ。……多分な」
薬師は明後日の方向を向いたままだった。
「ほうほう、料理のできる男、ポイント高いねぇ、ターボの」
「なかなか美味そうだ、ブーメランの」
「……なんで居るんですかぁ!!」
閻魔の突っ込みで、アパートの一室が爆砕した。
「……帰っていいか」
―――
……ふう、ごめんなさい。
マジババア。
いや、しかしね? 強いと思うんですよ、都市伝説ババア共。
こう、足売り婆が機動力を奪い、ターボ婆ちゃんが高速で迫り、ブーメラン婆がしとめれば完璧なコンビネーション。
いや、でも、自重したんですよ?
本当は、追い詰められて更に加速して、「……馬鹿な、このタイミングで覚醒した!? 百二十キロババア! いや、まだ上がる……、百四十、百八十……、二百、四百……」「……音速、ババア……!」
って所まで考えてあったんです。
やめました。ババア物語じゃないんで。
B-B-A Boomerang-07R ブーメラン婆
最新式のブーメラン婆。
新骨格の採用により軽量化と強度を両立したハイスペックに纏まったババア。
骨格の内部は空洞でありながら、最新素材の使用により、今までの強度を凌ぐフレームとなっている。
真空波発生器である前腕部は空気力学の最新理論を詰め込んだ意欲作。
見た目以上の攻撃範囲を誇る。
また、Actチェンジにより、多目的に対応する。
その性能はあらゆる兵器を上回り、単機で一個師団比肩し得る。
真のスペックは使い手を得られた時発揮され、一投の元に敵を切り伏せる。
全部嘘です。
B-B-A TurboModel-B024 ターボ婆ちゃん
現在最速を誇るターボ婆ちゃん。
使用された圧縮筋繊維は未だにそれを超える物は生み出されていない。
強靭なバネを持ち、他の追随を許さない圧倒的機動性を持つ。
しかしながら、ハイパワーで、無理が効く分、扱いが非常に困難となった。
そのため、ただのBBAIでは扱いきることができず、生産ラインは凍結、いまでは世に数機しか残っていない。
ただし、そのスペックを全て出し切ったならば最速にして最強と成り得る。
全て嘘です。
完全に嘘です。ただのババアです。
返信
春都様
基本は猫なんです。気まぐれで我侭な子なんです。
やりたい放題猫まっしぐら。まあ、本当に好きされたら薬師が一日中ぺろぺろされたりするんですが。
私はお前の父だ。コーホーコーホー。まあ、ネタですね。ネタなんですけど、会話に挟んだ位じゃ満足できない自分がいます。
私のネタに走るは、妖刀妖木編とか、学校の怪談編とかあの辺りです。ネタ七割にしてその領域。
奇々怪々様
薬師のポケットは異次元的に別空間に繋がっているので、入れたらいれっぱなし現象がままあります。つまり数十年モノのジャーキーかも。
そして、猫ってやつぁ、ツン状態のときはまず寄ってきません。近づいた時点で構ってマックス、デレデレなんです。
いやあ、しかし、自分も猫又がいないものかと。油でも置いときますか。
ブーメラン婆は、唯のババアですよ。ババアなんです。ババアでした。
ズトラ様
そ、そんなフラグはいらない――っ!!
いや、でもまあ、なんか好感抱かれた空気ではありますから、やばいかも。
いや、むしろそれくらい拾っていけよ薬師。それくらい。
仕方がない。仕方がないよ、アレだけフラグ立てたら税みたいなもんだよ。そして、確かハレグゥのダマ婆さんだったと想います。
kyoushuu様
空気はみんな欲しいとは思いません。
でも、当たり前にあって、無いと困るんです。呼吸ができなくなってしまいます。
つまり、そこにいつも居て、しかしいないと困ってしまう。
そんなふうに彼女にはなって欲しい。……うん。
通りすがり六世様
まあ、薬師の存在はネタですが、内容自体はさほどでも……、ないと思ってました。うん。
ネタ回といえば妖刀編、学校の怪談、クリームパンオンリーコンビニ、テスト珍回答辺りです。多分。うん、少ない少ない。
ついでに、にゃん子には発情期ありますよ。まあ、それでも結構な年なので、理性ぷっつんに至るほどでもなく、性欲を持て余す程度ですが。
薬師は、どうこうしようにも、まず立つのかどうかの問題です。ナニがとは言いませんが。
黒茶色様
……何故裸侍。全裸侍なんて見事誰得ですよ。
主要人物の全員が全員裸に帯刀し、物語を紡ぐ七人の侍とかお断りですよ。
着込んでくださいよ、過剰なくらい。レザーアーマーにプレートメイル重ねてくださいよ。
心はサムライ、虚しさ抱く鎧を脱ぎ捨てることもないんです、きっと。
SEVEN様
美沙希ちゃんはあげれませんが、取り合えずババアでよければ……。
ババアでよければのし付けてプレゼントキャンペーン実施中。シールを集めて応募しよう!
都市伝説ババア数を考えると抽選で八名様くらいですかね。多分。にゃん子は出るたびぺろぺろだから仕方ないです。
まあ、多分ですが、猫に舐められて気持ちいいわけじゃないですよ。猫がペロペロしてくるのが可愛い的な。ぶっちゃけるとうちの猫は寝てる人間の布団の足元剥がして足裏ひたすら舐めてきたので流石の私もこれには苦笑い。
らいおん様
喜んでいただけたならば、これ幸いです。
前々回の辺りで、「負けたよ。これは書かずにはいられない」とか言いたくなりました。もちろん恥ずかしいので言いません。
自分、前回フラグを叩き折ったりするきらいがあるらしくよく突っ込まれるんですが、今回は普通でした。
にゃん子は猫なので現れた時点でデレデレです。そもそも構って欲しくって寄ってくるんだからもうデレデレ。
最後に。
ババアババアレボリューション。つまりBBR。