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[22298] ようこそ異世界学園へ【異世界・ファンタジー・学園もの・主人公最強?】
Name: めっが~ね◆00ebb1d5 ID:5117ae79
Date: 2010/10/23 09:25
初投稿です。
拙い文章ですが暇つぶしくらいにしていただければ光栄です。
あと、若干主人公がチート気味ですので、そういうものが嫌な方はご覧にならない方が良いかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あ~まだ寝みーな」

俺は灰原冬哉、高校生だ。
今日は日曜日だから家にいるわけだが、どうも最近つまらない。
俺が通ってる学校はそれなりに頭がいいんだが、周りは将来に向けて勉強・・・してる奴もいるが大半は違う。
なにしてるかって?・・・いちゃいちゃしてんだよ学校で
正直迷惑だ、自分に彼女がいれば良い環境なのだろうが生憎そんなものはいない。
というわけで明日から始まる一週間が憂鬱なんだが、今日はどうしようか。

「そういえば、この前学校で借りた本があったな」

そういって鞄から『都市伝説Ⅱ』という本を取り出す。結構分厚い。
なぜこんな本が学校にあるのかが不思議だが、あるんだから気にしない。
それはそうと、最近こういう手のものにはまっている。
幽霊や占いなんかよりはよっぽど信じることができるし、なにより面白い。
で、読み始めたんだが、

「なんだこれ、栞か?」

本の真ん中あたりに栞が挟まっていた
・・・こういうのって気にならないか?
少なくとも俺は気になる、っつーことでそのページを開いたんだが

「学校伝説?」

そこには『俺の聞いた学校伝説』なんて文字が落書きされていた、そしてなぜかこのページだけ白紙
まあ当然のごとくこういうのも気になってしまうわけで、本より落書きに興味が行ってしまったわけだ。
どれどれ・・・
『学校の廊下の突き当たりの鏡には自分の姿はうつらない。自分以外の風景が逆さま』

「は?」

ちょっと待て、自分がうつらなきゃ鏡とはいえんだろ。
しかも逆さまだと?いよいよ鏡じゃなくなってきたな

「見に行く価値はありそうだな、暇つぶしにもなるし。どこの廊下か知らんが」

ということで、「明日学校で退屈することはなさそうだなー」と思いながら貴重な一日をぐだぐだと過ごし

次の日

おいそこ、さっきまで朝だったのにとかいうんじゃない。

「お~い、とーうーやー」
「ちっ、お前か」

こいつは俺の数少ない友達で 青島雄っていうんだが、こいつも彼女もち・・・
つまりは敵だ。前言撤回 友達?なにそれおいしいの?

「つーか、彼女と登校すればいいのになんでいつも来るんだ」
「だってお前のほうが話し合うし」
「彼女に合わせろよ」
「お、逢ってみる?」
「お前漢字が違うだろ、つーか自慢したいのかしたくないのか」
「したい!」
「死ね」
「ひどいっ」

なんだかんだで学校に着いた
まあ、今日も絶賛居眠り中ってな感じで午前の授業を終え、昼休み。
飯を5分でたいらげ、例の鏡を探しに行くことにしたんだが

「なぜお前がここにいるんだ、雄?」
「だってお前が教室から出るなんて珍しいからどこに行くのかなーと」

こいつには俺が引きこもりに見えるらしい。
で、いろいろうるさいので鏡のことを話してやった

「面白そうだなそれ!」
「やっぱりこうなるか・・・」

なんかついてきた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本題に入るに入れなくなってしまいました。
次は本題に入る予定です。



[22298] いろいろあって異世界
Name: めっが~ね◆00ebb1d5 ID:5117ae79
Date: 2010/10/23 09:53
「ここはなんだ?」

どこだ?ではないのはここがよく知っている場所だから
見慣れた廊下、そうここは俺が通っていた学校だ
なら、なぜ「なんだ?」という言葉を発したのか、
逆さまだった
なにが?と言われてもわからん。今わかるのは
右側にあったドアが左にあり、上にあった蛍光灯は下にある
おそらく見えているものすべてが逆さまだった

「どうなってやがる」

とりあえず記憶を呼び起こす

:::::::::::::::::::
数十分前

「あーその鏡なら知ってるぜ」
「本当か?つーかなんで知ってるんだ」
「ちょっと前に噂が立っててな、なんでも異世界への扉とか言われてたらしい」
「は?」
「なんか、人が突然消えるんだと」
「それはもう事件レベルじゃないのか?」
「それが、大体一日前後で戻ってくるんだとよ、でその人たちの口から出た言葉が」
「異世界に行った、と?」
「そうなんだよ、しかもその人たちは向こうの世界でちょうど3年間過ごしたって言ってるんだ」
「3年間?」
「そう、時間が合わないんだよ」
「おかしいな」
「いろいろとね」

なんてことを話しているうちに例の鏡がある廊下についた。
というか、異世界の扉っていう割りに小さいな・・・。これは良くても半身がうつる程度だ、入ろうと思えばいけるかも知れんが、かなり無理があるな。

「・・・普通だな」
「・・・だね」

どういうわけかしっかり自分たちがうつっていた。
まあ、うつってないほうがどうかしてるのだが

「拍子抜けだな」
「まあ噂だし?」
「それもそうだな・・・!?」
「ん?どうし・・・うわ!」

その時、とてつもない光が俺たちを襲った。そして一瞬だけあの鏡が見えた。
   誰もうつっていない、逆さまの鏡が・・・

:::::::::::::::::
で、今に至るわけだ

「ここが鏡の・・・中?」

俺は十中八九そうだと結論付けた
それはいい、そう、それはいいんだが

「逆さまって見てるだけで酔うな・・・」

鏡にうつった世界だからか色とかは変わらんな。ただ夜っぽいから暗いし、といっても電気もついてるから校内は暗くないが、外の様子がわからんな。

「下から照らされるのは初めてだが、眩しいな・・・ん?」

いつもこの手の興奮に弱い雄からの返事がない。
ここで、一緒に来たはずの雄がいないことに気がつく。

「あいつどこいった」

辺りを見回すが誰もいない
俺と一緒に来たはずの雄の姿がないのだ

(先に移動したのか?それとも違う場所に・・・いや、そもそもこっちに来れたのか?)

とりあえず鏡を見れば何とか戻るんじゃないかと後ろを向く
ここで初めて事の重大さを知った

「鏡が・・・ない」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ようやく入れました、若干ですが。
ただ、上下逆さまだと困るものもあるので、それをどうしようか思案中です。



[22298] いきなり入学、え?
Name: めっが~ね◆00ebb1d5 ID:5117ae79
Date: 2010/10/23 10:53
「鏡が・・・ない」

これはどうしたものか
だがこのとき、実はもう一つ考えがあった。
ここでは右が左に、上が下になっている、ならば前と後ろも逆さまになっている可能性がある。
だが、もし鏡がなかったらと思うと確かめるのが怖いのだ。
そして教室などの並びが変わってない以上確率は低いと思われる。

「けど、確認しないと始まらないんだよな」

ということで前方を注視する、が

「霧・・・か?」

さっきは俺も興奮してたのか、こんなに濃い霧が出てたのにも気付かないなんて。人の事言えないな・・・
とにかく、白い靄のせいでよく見ることが出来ない。
しょうがなく向こう側まで行くことにした

「この霧どんだけ濃いんだよ」

何キロもあるなら別だが、ここは学校の廊下だ。
それでも向こう側が見えないということは霧が濃いと考えるか、実は構造が変わっていて、とてつもなく距離が長くなったかのどちらかだろう。
そして歩いていると道が二つに分かれていた。

「階段か?」

ここでふと、階段が逆さまってどうなんの?とか思って

「今は関係ないけど・・・見てみるか」

結局気になってしまうのだった。

「!・・・これは例外なのか」

逆さまにはなっていなかった。ただし元の世界ではこの階は3年生の廊下、つまり最上階のはずである・・・が。
階段は上に続いていた。

「この場合は校舎の中の上下が逆になったのか・・・?」

これは思わぬ収穫であった、そう、例外と言っていいのかわからんが単純な逆さまだけではないと言うことがわかったからだ。
とにかく、当初の目的をすっかり忘れてしまっていた。

「そろそろ、確認に向かわんとな」

そして、それた道を修正し、反対側の突き当たりに来た。

「とてつもなく長い廊下だったら泣いてたぞ、俺」

そして、目当てのものを見つけた、が
当然、通常の状態であるはずがなく、まあさっきの階段も例外ではあったが、しっかりと変わっていたわけで。

「ここまで逆になってるとはな」

・・・鏡は裏返しに掛かっていた、まあこれも例外といえば例外だな。
話に前後までとは書いてなかったし。
で、どうにかひっくり返せないかとがんばってみるが無理っぽい
まあ、こんなに早く帰れたら3年間もいないよな、とか考えていると

―コツ、コツ―

足音か?
ということは誰かいるのか、というところで気がついた。
こんな世界があるのに連れてこられた人しかいないのはおかしいと。
ならば、この世界について聞こうと口を開きかけた時にまた気付いてしまった。
敵である可能性は・・・?言葉は通じるのか・・・?
これに気付き、どうしようと考えたところで
足音が止まった。そして

「そこにいる者は直ちに両手を上にして出てきなさい。こない場合は侵入者とみなし攻撃を開始します」

いきなり攻撃されるのはごめんだ
ということで、おとなしく投降したんだが・・・

「・・・なぜここにいる、雄?」
「冬哉!生きてたのか!」
「勝手に殺すな」
「いやーお前がいてくれて助かったよ、泣きそうだったもん」
「気持ち悪い」
「ひどくない!?」
「あの、ちょっといいですかね」
「あぁ、すいません、どうぞ」

うーん、見た感じ俺と同い年くらいだが男を抑える力があるということは、おそらく見た目どおりではないのだろう。
これは敬語を使うべきか?

「ある程度の話はこの方から聞きましたが、あなた方はあの鏡を通してこの世界に来たのですね?」
「ああ、そのことでいろいろと聞きたいことがあるんだが」
「なんでしょうか」
「ここはなんだ?」
「なんだ?ということは、ここが異世界だということはもうお分かりなのですね?」
「あぁ、というか異世界という概念はあるんだな」
「はい、ではご説明をさせていただきましょう。ここではなんですのでこちらへどうぞ」

ということで、ついていく事にした。
そして一つのドアの前で足を止めた
その扉には『学園長室』と書かれていた、ということは

「ここは学校なのか?」
「それも含めてこの部屋でお話いたします」

どうぞ、扉があけられると・・・なんかすごい豪華だった。
赤を基調とした絨毯や天蓋つきのベットが高級感を醸し出す。
ん?なんでベットがあるの?ここで生活してんの?

「うぉ!すげーこんなの見たことねー」
「静まれ」 グシャッ
「ゴフォ!」
「ではこちらにどうぞ」

この時点で俺の仲間の命が一つ散った
というか、この状況をスルーするこの人は只者ではない

「まだだ、まだ終わらんよ!」
「終われ」
「また!?」 ドサッ

よし、今度こそ散ったはずだ

「そろそろよろしいでしょうか」
「あ、あぁ、すいません」
「では、先ほどの答えからお答えしましょう」
「そうだ、ここは学校なのか」

まあ、これで学校じゃなかったら何なんだ?とか思ってたから返ってくる言葉は予想できた。

「正しくは学園ですが、そうです」
「あいつからどこまで聞いているんだ?」
「鏡を通して違う世界から来たということくらいは聞きました」
「前にこういうことは?」
「何回もあります」

何回もあるのか、たかが1日とはいえやはり事件レベルでは?
まあ何回も来てないと異世界なんていう発想は出んけどな。

「俺たちはどうしたら戻れる?」
「いきなりそこですか、まあいいでしょう。あなた方が元の世界に戻るにはこの学園に入学していただき、特別講師として一つのクラスを卒業させることというのが条件となります」
「生徒じゃなくて講師だと?」
「そうです」

驚いた、こういう場合は生徒になるのが普通では?
と言うか、俺に教えれることはあるのか?

「一般常識・マナー・武術及び魔術の上達などが主な内容ですが、一般常識などは文化によって変わりますので、あなた方には武術などの指導にあたってもらうことになります」
「魔術どころか武術の心得もないんだが」
「そこは大丈夫だと思います。鏡からこちらに来た方はほとんどの方が元の世界よりすべての能力が底上げされているようなので、全力をこめたデコピンなら数メートルは吹っ飛ぶくらいには強くなっているはずです」
「とんでもないな」
「えぇ、とんでもないです、だから講師なのです」

本当にとんでもない、まあ何かあったときに抑えることくらいは出来そうだが

「で、俺たちはこれからどうすればいいんだ?」
「職業を決めます」
「講師じゃないのか?」
「RPGの様なものだそうです」
「戦士とか魔術師とかって事か」
「そうです」

これには正直興奮した。誰でも一回は魔法とか使ってみたいと思うだろう。
当然俺も例に漏れず使えたらいいなと思ったときはあった。

「どんなものがあるんだ」
「まずは魔力の計測などをしていただいて、それにあわせてこちらが決めます」
「自分では決めれないのか?」
「すべて決めるわけではないですが少なくとも前衛か後衛かくらいは決めさせていただきます」

うーん、多少不安だ。それで後衛になれなかったら魔法とはお別れっつー事だもんな・・・
まあそのときはそのときだ。

「わかった、どこに行けばいい?」
「保健室です。あ、これが校内の地図です」
「ありがとうございます。おい起きてるだろ」 ドゴッ
「ゴパァ!ばれてたか!」
「行くぞ」
「あいさー」



「あ、研修期間のこと言うの忘れてました・・・」

追記:RPGという単語は前に来たやつが言ってた言葉らしい
   はっきり言ってびっくりした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やっと、やっっっと本題に入れました。
これから若干主人公が最強になりますのでちょっとわくわくしてます。
主人公の口調がいろいろかわるのは今回会った女の人に対する態度がわからなかったからということで



[22298] とりあえず身体測定、マジ?
Name: めっが~ね◆00ebb1d5 ID:5117ae79
Date: 2010/10/09 12:36

「そういえば、生徒ってどこにいるんだ?」

今、俺たちは保健室に向かってるんだが、ここで新たな疑問が発生した。
生徒の姿が見えない、というかここに来てからあの人にしか会っていない。

「授業中じゃないの?」
「それにしては教室にも誰もいないけどな」
「そーか、声も聞こえないし」
「それだよ、声どころか物音すらしない・・・っと、ここか」

とりあえず保健室に着いた、ので保健室の先生に聞くとするか
まあ、ここに先生がいなきゃ終わりなんだが、それはないか

「失礼します」
「はーい、今日はど・・・あーあなた達ね?新しい講師さんは」
「そうです。身体測定をしに来ました」
「話は聞いてますよー、ではこっちに来てください」
「あ、はい」

さて、魔法が使えるらしいから治療道具なんかないと思っていたが、
いろいろ普通は置いてなさそうな器具とかもあって安心した。
全部魔法でやるのはちょっと嫌だ、なんとなく

「早くしてくださいよー」
「はい、おい雄、早くしろよ」
「なあ、あの人大丈夫か?」
「何がだ」
「おっとりした雰囲気だから、いろいろミスりそうじゃん」
「そうか?少なくとも先生だからそれは無いと思うが・・・」

とりあえず、測定しないと進まないわけで
先生が歩いていった方に行くと

「知ってる器具が一つもないな」

まあ、普通の身体測定するとは思ってないからそうじゃないかとは思ってたけど、
まさか一つもないとは。

「じゃあここに寝てください」
「じゃ、じゃあ、冬「雄、お前から行け」・・・ですよねー」
「では始めます。深呼吸してくださーい」
「・・・・・・・・・・」
「・・・これはすごいですね」
「?」
「はい終了です」
「これだけ?」
「はいそうですよ。雄さん、でしたっけ?あなたは魔力が飛びぬけて高いですね」
「それって魔法の才能があるってこと?」
「はい、それもかなり」
「本当!?僕って結構すごい?」

マジか、まぁこいつはなんだかんだで俺より頭いいし、その影響かも知れんな
でもはっきり言ってうらやましい。
こういう所に来たら魔法とか使いたいと思ったりしてたところだし、俺にもすこし位は才能があるといいんだが。

「ではあなたも」
「・・・・・・・・・・」
「!?これは・・・」

なんだなんだ、どうかしたのか
心配になってきた、まじで失敗とかやめてくれよ

「どうかしたんですか?」
「ちょっと起きないで!」
「あ、はい」

・・・なんかさっきまでの雰囲気と違くね?
なに?俺なんかした?

「こんな数値・・・学園長以来、いや最初の数値がこれだと・・・」
「あ、あのー」
「まだ伸びるとなると、学園長以上だわ」
「おーい」
「これは、次期学園長候補になりうるわね」
「は?」

どういうことだ?
というか、今の独り言でいろいろ話が進んでませんか?

「戻ってきてください」 スパァン!
「痛!」

自分の世界に入り込んだ人にはこれが一番だろ、つーことでスリッパで叩いたんだが、さすがに会って間もない人にやるもんじゃないな

「すいません、つい手が」
「ツッコミも学園長並・・・すごいわ」
「それどういうことですか!」
「冬哉、お前ってそんなツッコミだったっけ」
「ちがうわ!」

この人たちすごく調子が狂う、そして・・・
・・・どうやら、俺はツッコミの才能が開花したらしい
魔力とツッコミって割に合わなくないか

「で、どうだったんですか、俺は」
「そうでした、それが冬哉さんはですね・・・」

何ですか、その間は
言いにくいんですか、そんなに能力ないんですか!?

「とても平均的です」
「そうですか・・・」

ま、まぁないよりはいいか
何事も平均的が一番だよね

「ただ、その平均値がとてつもなく高いんです」
「どれくらいですか?」
「すべてのパラメーターの最大値が999で、平均的な人だと大体3~400位ですが冬哉さんの場合すべて800越えですね」
「それはどれくらいの強さなんですか?」
「この学園で一番強いのは学園長ですが、訓練すればあの人以上になる確率がある位ですね。ちなみに、魔力に関してはは雄さんのほうが高いです」
「やった!どれくらいですかっ」
「999です」
「・・・へ?」

チートじゃないか・・・
初期値がmaxてどうよ

「maxかよ・・・」
「いえ、違いますよ」
「は?でもさっき最高値が999て言ってませんでしたっけ」
「それは常人の話です。あなた達は常人とは言いません」
「そりゃそーですよね、これが通常だったら終わってますよね」

そうだな終わってるな、初期値が常人でmaxのお前もな

「で、非常人の最高値はどれくらいなんですか」
「わかりません、今のところの最高値は6092ですね」

・・・格が違うな

「それは上限がないということですか?」
「おそらく。その人個人に限界はあるでしょうけど」
「では、なぜ常人は999以上にならないんですか」
「それは1000になるのにかなり訓練が必要で常人にはついて行けないからです」
「常人でもついて行ければ1000にいけるんじゃないんですか」
「その訓練についてこれる人はすでに常人ではありません」

そこまでつらいのか。
興味が湧かない

「そういえば、その学園長はどのくらいなんですか」

これがわからないと比較が出来ない。

「すべて5000越えです」

・・・人間辞めてるだろ

「では、検査も終わりましたし、職業を決めましょうかー」

そうだった本来の目的を忘れてた
まぁ、雄は後衛確定だな

「雄さんは後衛ですね。魔力以外の値が低いので」
「それって魔法しか役に立たないと?」
「はいー」

うわ、はっきり言われてるな
で、職業はどーなんだ?

「魔術師(攻撃メイン)、僧侶(回復メイン)、人形士(支援メイン)とありますが」
「じゃ、魔術師で」
「しかしこれは下位職ですのでー」

どうやら下位職・上位職があるらしい
あるなら最初から出して欲しいんだが、

「じゃあ上位職はなにがあるんですか?」
「魔道師(攻撃・回復)、召喚師(支援強)ですねー」
「じゃあ魔道師で」
「わかりましたー。・・・この紙をもって職員室に行ってください」

職員室で職に就くのだろうか

「あと、冬哉さんはこちらへ」
「え、決めないんですか?」
「そのことでちょっと・・・」

いったいなんだというんだ。
ついていくと何もない部屋に着いた

「あなたにはこの職が合うと思うのですが、この職は一般には使われていませんので、ここで話そうと思いまして・・・」
「その職業って何ですか?」
「      」
「は?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

主人公の驚愕の職業とは!?
次回をお楽しみに!

更新遅くなってしまい申し訳ありません!
あと、主人公がツッコミのほうがやりやすいので、才能を開花させました


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