初投稿です。
拙い文章ですが暇つぶしくらいにしていただければ光栄です。
あと、若干主人公がチート気味ですので、そういうものが嫌な方はご覧にならない方が良いかもしれません。
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「あ~まだ寝みーな」
俺は灰原冬哉、高校生だ。
今日は日曜日だから家にいるわけだが、どうも最近つまらない。
俺が通ってる学校はそれなりに頭がいいんだが、周りは将来に向けて勉強・・・してる奴もいるが大半は違う。
なにしてるかって?・・・いちゃいちゃしてんだよ学校で
正直迷惑だ、自分に彼女がいれば良い環境なのだろうが生憎そんなものはいない。
というわけで明日から始まる一週間が憂鬱なんだが、今日はどうしようか。
「そういえば、この前学校で借りた本があったな」
そういって鞄から『都市伝説Ⅱ』という本を取り出す。結構分厚い。
なぜこんな本が学校にあるのかが不思議だが、あるんだから気にしない。
それはそうと、最近こういう手のものにはまっている。
幽霊や占いなんかよりはよっぽど信じることができるし、なにより面白い。
で、読み始めたんだが、
「なんだこれ、栞か?」
本の真ん中あたりに栞が挟まっていた
・・・こういうのって気にならないか?
少なくとも俺は気になる、っつーことでそのページを開いたんだが
「学校伝説?」
そこには『俺の聞いた学校伝説』なんて文字が落書きされていた、そしてなぜかこのページだけ白紙
まあ当然のごとくこういうのも気になってしまうわけで、本より落書きに興味が行ってしまったわけだ。
どれどれ・・・
『学校の廊下の突き当たりの鏡には自分の姿はうつらない。自分以外の風景が逆さま』
「は?」
ちょっと待て、自分がうつらなきゃ鏡とはいえんだろ。
しかも逆さまだと?いよいよ鏡じゃなくなってきたな
「見に行く価値はありそうだな、暇つぶしにもなるし。どこの廊下か知らんが」
ということで、「明日学校で退屈することはなさそうだなー」と思いながら貴重な一日をぐだぐだと過ごし
次の日
おいそこ、さっきまで朝だったのにとかいうんじゃない。
「お~い、とーうーやー」
「ちっ、お前か」
こいつは俺の数少ない友達で 青島雄っていうんだが、こいつも彼女もち・・・
つまりは敵だ。前言撤回 友達?なにそれおいしいの?
「つーか、彼女と登校すればいいのになんでいつも来るんだ」
「だってお前のほうが話し合うし」
「彼女に合わせろよ」
「お、逢ってみる?」
「お前漢字が違うだろ、つーか自慢したいのかしたくないのか」
「したい!」
「死ね」
「ひどいっ」
なんだかんだで学校に着いた
まあ、今日も絶賛居眠り中ってな感じで午前の授業を終え、昼休み。
飯を5分でたいらげ、例の鏡を探しに行くことにしたんだが
「なぜお前がここにいるんだ、雄?」
「だってお前が教室から出るなんて珍しいからどこに行くのかなーと」
こいつには俺が引きこもりに見えるらしい。
で、いろいろうるさいので鏡のことを話してやった
「面白そうだなそれ!」
「やっぱりこうなるか・・・」
なんかついてきた
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本題に入るに入れなくなってしまいました。
次は本題に入る予定です。