【諸注意】
この作品は「東方project」と「ドラゴンボール」をクロスオーバーした二次創作です。
処女作なので、所々問題があるかもしれませんが、その時は遠慮なく指摘しちゃってくださいっ!
変更点
10/17 タイトル変更
プロローグ
――――宇宙を救った英雄、孫悟空は自らの役目を終えると神龍(シェンロン)と共に天界へと向かっていた。
「わわっ!? なんだこりゃあ~~~!!」
しかし、その途中…空間に底の見えない穴を見つける、目を凝らしながらその内部を覗き込んでみれば、
何処までも恐怖さえ覚えるほどの暗黒だけが広がっていた。そして周りには目と表現できる物体が多数、目視できる。
ありえない光景だけが広がっている穴は、瞳が自分達をまるで見ているような気配を感じさせられる。
だが突然、その真っ暗闇な穴は周辺にいる物体を手当たり次第に吸収し始める。それは近くにいた悟空も例外ではない。
「吸い込まれる…!! ん…ぎぎぎ…っ!!」
突拍子もなく非現実的な動作が悟空に襲い掛かる――。が、悟空も黙ってそのまま飲み込まれるわけにもいかないと踏ん張り続ける。
しかし吸引力は確実に強くなっている事を悟空は肌で感じていた、ただ無作為に吸収しようとする穴を睨みつけていたが。
―――だが悟空はふとその目の前の穴を見て思い浮かぶ。“この物体は自分を呼んでいるのではないか”という事に、
何故そう思ったかは恐らく悟空自身はわからなかった、直感に等しいのだ。そしてそれが一瞬の隙を生み出す事になってしまった。
「ぎぎぎ…っ、うわあああああぁぁぁぁーーーっっ!!!」
『悟空…! まさかあの空間は……』
もはや目の前の物体はブラックホールだった。神龍の声は空しく、悟空はその中へと落ちていく―――。
そしてまた新しい冒険が、はじまろうとしていた―――果たしてこれから先、悟空を待ち受けているものとは…。