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[22567] 【習作】「スーパーロボット大戦OG~漆黒の人形と異邦の修羅~」タイトル変更
Name: OY◆9906b103 ID:86799319
Date: 2010/10/24 23:49
この作品はスパロボOGの再構成、オリ主物。

オリ主が、リアル系とスーパー系男性の二人です

リアル系主人公、強キャラ 語尾がうざい オリシステムあり
能力チート気味だけど機体は後半までゲシュペンストの予定。


スーパー系主人公、能力無し、強さ機体に乗って無くとも人外、機体チート
スーパー系主人公は、後半まで敵対します。

タイトルを「スーパーロボット大戦OG~漆黒の人形~」から

「スーパーロボット大戦OG~漆黒の人形と異邦の修羅~」に変更



[22567] リアルルート、1・産声
Name: OY◆9906b103 ID:86799319
Date: 2010/10/24 23:52
新西暦と呼ばれる時代


人類が宇宙に進出して2世紀の月日が立っていた。



「…此処は…何処…?」


「お早う、零の人形よ…」


新西暦179年、地球に三つ目の隕石、後の「メテオ3」が南太平洋マーケサズ諸島沖に落下


「僕は誰…?」


「君は我等、バルシェムと呼ばれる人形の一つだよ、コードネーム
「レイヴン・マショリカ」漆黒の人形よ、それがお前の名だ」



地球連邦政府の調査の結果その隕石は人工物と判明、これが

人類の


長く


激しく


終わる事のない戦いのGONG成らされた瞬間であった。




【スーパーロボット大戦OG~漆黒の人形~【壱話目・産声】】

ラングレー基地



黒髪の小年は座って自分の基地内の格納庫に保管されている、
機体のデータを確認しつつ片手間にお昼のサンドを食している。



「レイヴン小尉、此方に居たのですか!」
格納庫の入り口から金髪の青年が入ってくる。


「うんにゃ?ブルっち僕に何か用かにゃ?」
猫語尾を使う小年


「後、20分後にATXチームの、
ミーティングを行うとの事です。」

「うんにゃ、解ったにゃ。
後、前にも言ったけどブリット君、君は僕より年上だし階級も同じだ。
敬語はできる限りいいのにゃ。
僕はこの愛する【カラス】のデータチェックが有るから、
少し遅れると、ゼンガーさんに伝えといてほしいのにゃ」

と指を指す白と黒のパーソナルトルーパー「ゲシュペンスト」があった。


「解りました、そのように報告しておきます」

「う~ん相変わらず堅いのにゃー
さてさて、ミーティングは出ないと行けないにゃ。
データ取りを急ぐとしますかふにゃ」

サンド一気にほおばり仕事に集中する。


「…うん?この感じ…は…殺気?敵…か…
やれやれ、久々の本業ですかな?」

急に喋り方を変え少年は愛機に乗りこむ。



自分の名はレイヴン・マショリカ
年齢は16歳 連邦軍に所属 階級は少尉

ぶっちゃけて、言おう。
自分はスパイである。

ある組織に入っており、任務で色々回りこんで連邦軍ATXチームに所属している。


自分の主な任務は、事が起こるまでの間、
所属部隊の信頼を勝ち取れと言う何とも奇妙な任務だ。


自分には人と違う能力がある。
「念動力」と呼ばれる力…特に僕はその中で少々レアな念動力を持っている。

例えば、今さっき見たいにまだ基地のレーダーが引っ掛かる前に、敵の来襲を予測する事も可能だ。
そして、この愛機「ゲシュペンスト・ホワイトクロウ」に着いているシステムさえ使えば…その力を更に高める事も出来る。


『緊急警報、DCの部隊とも思われる。敵機が多数出現!
ラングレー基地は今より第一警戒態勢に入る。
防衛軍およびATX小隊の出撃要請をする!』

はいはい、出撃許可を待ってました!


「此方、ATXチーム所属。レイヴン・マショリカ少尉、
これより基地の防衛をする!」



格納庫を開け外に飛び出す、愛機。


相手は同じPTに最近出てきた飛行型が合わせて二十機、
自分が出た後方にも同じ構成で十機…。

後方は防衛軍に任せていいだろう後は
ボスと姉さん、ブルっちが出てくるまで頑張るとしますか。


「先ずは、相手の目を殺しますよっと!」

敵の陣営ど真ん中にゲシに搭載されているミサイルを飛ばす。

だが、全弾撃ち落とされるが…爆発した瞬間煙が出る。

「残念無念、それは煙幕弾…これで、上は不用意に攻撃出来なくなった。
さぁー三分クッキングの始まりだぁー!」

自分の機体にだけついている、有線突起型武器「ブレイドハーケン」胸と腰に四つついてる、それを一機目掛けて、射出し捕まえそのまま突っ込む。


「ジェットマグナム!」

両腕の内左腕の方のブラズマステークを起動しコクピットを貫き、
引き抜きそのまま盾にしながら、他の機体に突っ込む。


「二機目頂き!」
機体盾の間からメガビームライフルで頭を撃ち抜く。


「君たちは、レーダーだよりで、
此方を確認しているだろうが…僕にはちゃんと見えてるんだよ!」
幻視…前記でも行ったが、自分は人の視線、
感情と言った物をほかの念動力者より敏感に感じる事が出来る。
集中すれば、より正確に場所と位置が解る


「返すよ!」
機体盾を敵に放り投げメガライフルで撃ち抜く


「はい三機目!」

煙幕が薄れつつあるな…だけど、もう直ぐ味方も来る筈だ、時間稼ぎはもう十分の筈。

そう思って居ると緊急アラームが成る。


「ちょ!なんてこったい。援軍かにゃー!?」

後方の軍に時間差でもう十機が来た。

不味い、ATXがこっちに来れなくなる

「レイヴン!」
銀髪の男から通信が入る、彼が自分の上司ゼンガー・ゾンボルト、階級は少佐

「へ…えーと、こっちの援軍無理ですよね?」

「すまん、無理だ。お前だけで、何とかしろ」


「な…ら「八咫烏」システムの使用許可をお願いしますかにゃ?
あれが無いと流石にエースの僕もこの数捌くには、無理があるにゃー」
口調が戻るが、敵の攻撃を回避しながらである。


「良いだろう、八咫烏システム発動を承認する!」



「OK、流石、ゼンガー少佐、相変わらず太っ腹だにゃー、
だから僕もこのチームが、大好きなんだにゃー!」

片手で機体のシステム画面にアクセスしパスワードを叩きこむ。
すると、後ろからコードが何本も刺さったヘルメットが現れレイヴンの顔に装着される。

そして口元もヘルメットの延長でカバーされ、顔がヘルメットに覆われる。

「コード「八咫鳥」機動…最大起動時間五分、
その間、全敵マーカーの排除を開始する!」


瞬間、ゲシュペンストの動きが変わる。


「敵タイプ、ゲシュペンスト、及び新型飛行PT
念動ウェーブ…散布開始!」

ゲシュペンストから緑のマイクロウェーブが放射される。



放射された瞬間敵からの包囲同時攻撃がされるが、全て紙一重で回避する。

そして、その包囲攻撃が行われるが、
ことごとく回避され次から次へと味方を落としていく。

白をメインとして黒いライン、のゲシュペンストのカスタム機。


後方からの攻撃、死角からの不意打ち、四方からの同時攻撃、上空からの一斉射。
全て回避し叩き潰される。

まるで二手先、三手先を読まれているかのように。



「ダブル・ジェットマグナム、ゴレンダァ!」

一瞬で五機を叩き落とし、上空の敵をミサイルで回避した先に飛ばし、
全機撃ち落とす。


「八咫鳥システム解除…はぁはぁ、相も変わらずきっつー」
ヘルメットが外れそれを脱ぐと少年の鼻から血が出る。

この力の代償なのだろう



「はぁはぁ、まだなのか。事が起こるのは…一体いつなんだ?」


彼の名はレイヴン・マショリカ、バルマーから送られたスパイ。

彼の戦いはまだ始まったばかりである。



次回スーパーロボット大戦OG~漆黒の人形~は


ATXチームに新たな仲間が来る
彼の名はキョウスケ・ナンブ

「あの人、中々良い面構えなのにゃー」

試作機アルト・アイゼン、ヴァイスリッター


「うにゃ、ロボットはカッコ良くないと!」

そして、ディバインクルセイダーズの猛攻が始まる!


次回「第弐話・予兆」



後書き―――

アニメのスパロボのEDを観てたらムラムラと書きたくなった。
後悔している。



[22567] リアルルート、2・予兆
Name: OY◆9906b103 ID:86799319
Date: 2010/10/24 23:51
自分は目を覚ますと、周りを観る。

其処には自分と同じ青い髪をした顔がいくつもの培養液が入った
カプセルで眠っていた。


そして、次の日から訓練が、開始される。

武器の扱い方、地球とバルマーの一般的な勉学及び雑学、地球と呼ばれる星の言語、
主に「ドイツ語」「英語」「日本語」「ロシア語」の四カ国語を習ったが、
「英語」と「日本語」しか完全にマスター出来なかった。

そして、PT(パーソナルトルーパー)と呼ばれる、地球の機動兵器の操縦のマスター。
情報収集活動、体術、ハッキング、話術、殺人術…日を追うごとに、
訓練の内容は激化していった。

そんなある日

「キャリコ…質問が…ある。」
自分の教育係の黒い仮面を被ったバルシェムに声をかける。


「僕は、指揮官タイプなのか?それとも兵士タイプなのか?」


「……ああ、その事か、君は少々我等とは作りが違うのだ。
故に、そのような物に種類に当てはまらない、しいて言えば両方だ。
普通なら、元々カプセル内で君が受けた教育を刷り込みで行うが。
君は、それが出来ない程に精密で、重要な人形だ。
言うなれば、希少なガラス細工だ。
君には、あの「絶対」の力をコピーした、試作機なのだよ…。
故に私は君にいろんな意味で興味が有る。
期待している」




【スーパーロボット大戦OG~漆黒の人形~「第弐話目・予兆」】

あの戦闘から三日たった。

「はぁはぁ、夢…!?」
ベットから汗だくで起き上がる。


「最近見ないと思っていたけど、これはあの人が、
最近、訓練サボり気味の僕に送る、お告げなのか?」
多分そうだろう、これ以上サボったらデットエンドシュートとか言って、
撃ち殺しに来るに違いない。

怖い怖いと思いつつ汗をぬぐう為、シャワーを浴びる。

因みにであるが、彼事、レイヴン・マショリカは少々バカである。


シャワーのお湯に顔、特に髪に浴びると、黒かった髪がみるみる青く成っていく。

そして、十分後シャワーから出て髪や体をふくと髪は元の黒に戻っていた。

PIPIと通信機から音が成る。


「はいはいにゃー」
相も変わらず変な語尾の少年

『レイ君~お早う~』

明るい金髪の女性、彼女の名はエクセレン・ブロウ二ング 階級は少尉で自分の先輩。


「お早うなのにゃ~エクセ姉さん!」

『うんうん、今日も元気いっぱいね!
今日、予定通りラングレー基地を、お引っ越しするからね!』

ああ、確かアメリカのの北米基地に移動するって、いったけ?

まぁこっちは死なない様に【今の軍】の命令を聞けばいいんだから…


アメリカか~自分は配置的に月のマオ・インダストリーか日本のSRX計画の
研究所に行きたいだけどね。

「了解してるにゃー、ちゃんと荷物も用意してあるし忘れ物もないにゃー」

って言っても荷物と言う荷物は下着や仕事に使うUSBメモリー、ノートパソコン
制服や少しの普段着だけだ。

準備には困らない

まぁ、思春期の男子として如何かと思うが、
一応スパイ何で、其処ら辺はツッコミ無しで。





「まぁ、人形には関係ない話っすけど…」
そう言いながらタオルで頭を拭き、シャツを着る。


2時間後

「え~と、僕のカラスちゃんで、終わりっと」

携帯コンソールを使い、物資の搬入や色々やり。
最後は愛機と試作機達の搬入を見届け、隊長の下へ。

「ゼンガーさん、ATXチームの機体を、全て輸送機に搬入完了しました!」
敬礼をし報告をする、一応こんな僕でもTPOわきまえているよ!

そして、エクセ姉さんにブリット君の、二人も居る。

「北米基地に行く前に、お前達に報告が有る。
ATXに、メンバー補充をする事になった…」
メンバー補充か
例のATX計画か…僕の八咫烏システムもその計画の一つである。


「ゼンガーさん!入ってくるのは男ですか?女ですか?中間ですか?」

手を上げて叫ぶ


「中間って何ですか中間って?」
やれやれと顔を抑えるブリット君。

「エクセ先生!ブルックリン君が、ノリが悪いです!」

「ブリット君後で、居残りよ!」
案の状ノリノリで乗ってくれた、姉さん

「ちょ、エクセレン少尉まで!」


「レイヴンよ、お前は基地に着いたら、その新入りと実践訓練を行う」

「僕なんかで、いんですか?実戦経験を積ませるんなら、
ブリット君、年功序列なら、エクセ姉さんでいいのでは?」


「基地の重役たちはお前をご指名だ…。
俺も、新入りの実力を観てみたい八咫烏は追い込まれてから使う事だ。
これが、その新入りのデータだ目を通しとけ
話は以上だ、全員機内に乗り込め」


データーを見ると、茶髪で先が金髪がかった、男が映し出される。


「キョウスケ・ナンブ…年齢は22歳、階級は少尉…主にテスト機の、
パイロットを務める…。」

書類を見つつ彼の情報を見る。

「ビルドラプターのテストで、テスト機の機体不良により
空中分解の事故にあうが奇跡的に助かる…ね」

「あら、良い男じゃない♪」
見てた書類を引っ手繰ったのは、エクセ姉さんだった。


「見たいのなら、どうぞだにゃー。
僕は、もう頭に入れたからにゃー」

「そんな、パラパラって、見てただけじゃないですか!?」
っと今さっきの僕の発言に、ツッコミを入れるブリット君.

「ちっちっ、あまいにゃ、ブリット君。
僕の脳みそのできを、他の皆さんと同じにしちゃ…
こんな書類のデータ、120秒ジャストの時間が有れば、余裕綽々なのにゃ!」
我が組織直伝の、暗記術をなめんなや!


「よし、ブリット君!エクセ姉さん!
今からポーカしませんかにゃ?
一番負けた人間が、北米基地で全員の夕食を奢りと言う、罰ゲーム付きで!」

「その話、乗った!」
すかさず、エクセ姉さんが、ノッテくる。
これだから、この人を尊敬し、人として好きなんだ。

性格はこの人を見習って良かったよ。


「その話、俺も入っても構わんか?」
ひょっこり現れたのは、隊長だった、よし、隊長が釣れたのなら!


「少佐まで!?…俺も参加します…!」

ふひひひ、隊長が出るのなら仕方なく出ないと…と思ってるな、ブリット君よ~?


「おっしゃー!イカサマ有りのポーカー大会の始まりだにゃー!」


「ちょ!行き成りあんたイカサマって、そんなんありかい!!」



3時間後…結果


1位ゼンガー 最後の最後で大どんでん返しで、1位に


2位レイヴン 巧妙なイカサマで上位をキープ、イカサマの証拠は一切見つからず。


3位エクセレン 安全位置で高みの見物、なんだかんだで一番イカサマをやっていたのは彼女


4位ブリ レイとエクセレンのイカサマの所為で豚ばっか回って来た哀れな子



「不幸だー!!!」

「「ゴチに成りまーす!」」
エクセ姉さんと僕でブリット君を弄くりまわす…これがATXチームの日常…(笑)。





日本…とある基地…


モニターでとある機体の戦闘データーを視聴している2人の男。

その機体はゲシュペンスト…カラーリングは白と黒のカラーリングをしており、エース専用機であるとうかがわせる機体。

一人は、青い長髪の男。
そしてもう一人はスキンヘッドの老人。

モニターの戦闘は、何発もの攻撃を全て回避し続けている映像

「これが八咫烏システムの…力かね?」


「はい。八咫烏システム…搭乗者の念動力を最大10倍に引き上げ、
そして、改良されたこのシステムは、特殊なマイクロウェーブを放出し…、
現パイロット、レイヴン・マショリカの念動力により、
2手から…5手先の相手の動きを視認できるそうです…。
恐らく、このまま使い続ければ…これ以上の物が現れるやもしれませんが…」

青い髪の男の名はイングラム・プリスケンはそう言う。



「…まだ…いや、これを使える者が本当に…おったのか…十年前に、
このシステムそのものを禁忌と処し、全ての情報を封印されておったのじゃが…
このシステムは、使える人間はいない。」

老人の名はケンゾウ・コバヤシ


「貴方が…其処まで言わせる物なのですか…?」


「ああ、普通の人間なら3分で一回で廃人行きじゃ…だが、
この「戦闘データも」きっちり…5分か」


「(普通の人間ならな…奴は違う…コピーしたのが…俺では無く「絶対」のあれだからな…
何処の型番にも当てはまらない。
異例付く目のバルシェム…漆黒の人形にして…パンドラの箱…
こいつと、このシステムのカップリング、危険かもしれん)
博士、彼を予定通り一時的に、こっちに出張との形で呼びますが…いいですね?」

そう、内心思いながら博士にそう伝える。

「ああ、彼の念動力には…少々興味がある…これをマイ達に、
応用できるやもしれんからな」




夕方・北米基地


「ふぅー、やっと着いたにゃー」
三十分後に模擬戦闘をするから…僕には余り、ゆっくり出来ないけど…。


「パンドラの箱の希望よ…これから始まる戦いでお前は選択を迫られる」
自分と同じくらい背の銀髪の少年に通り過ぎた瞬間、テレパシーの様な、
ハッキリとした言葉が、耳に入りこむ、その言葉が心の内のあれを揺さぶる。

そして、振り返ったら誰も居なかった…


「空耳…んなばかな」

ただ呆然するしかなかった、そして、思い出したかのように格納庫に向かう。



日が落ちかけた、基地…其処に二機のゲシュペンストが向かい合って居た。


「これより、実戦演習を行う!時間無制限…どちらかが動けなくなるまでだ!」


「始め!」

二機同時にプラズマステークを起動させ、突っ込む。
そして拳が交差する






北米基地より数十キロ離れた先

「指令…連邦軍の輸送機が真っ直ぐ北米基地に、向かっております」

「例のATX計画のあれか?」

「だと思われます…が如何なされます?」

「無論叩く、クラウニス大佐にもそう言われておるしな…
リオン部隊出撃準備をさせろ!
私も新型のガーリオンで出る!」



次回スーパーロボット大戦OG~漆黒の人形~は

ATX計画のかなめになる何かが積まれた、輸送機。

それを狙う、DC軍

新型機ガーリオンが空を舞う。

「ソニックブレイカ―!」

「ジェットマグナム!」

次回「第参話目・ATX計画」



後書き―――
二話目完了OTL

スパロボのSSって思ってたよりムズイ…一応ゲームで確認しながらやっているが…
誰か参考資料のサイト知りませんか?


後俺OG外伝さっさとクリアせねば…まだダークブレイン倒してないって言うwww

後次回予告通りなるのかは、解りませんww

感想誤字脱字報告待ってます!



[22567] スーパールート、1・修羅現れしとき
Name: OY◆9906b103 ID:86799319
Date: 2010/10/24 23:51
????

「機神猛撃拳!」「ふん、ディスキャリバー!」

壮絶なまでの寂れた地平線、其処に二機の黒い鉄の巨人が、ぶつかり合って居た

「ふふふ、黒龍の修羅神…【無双】の二つ名を持った修羅よ。
もう少し…もう少しだけ、僕を楽しませてくれないか?」

肩に二つの龍の顔を付け、人型の巨人、頭の方には黒い髪を付けていて
片膝を地面に着けている。

そしてもう一方は、漆黒で禍々しい人型、黒い翼が特徴で手には赤い剣を持っており、
上空を飛んでいる、その姿を一言で言うなれば魔神。

「其処をどけ、アサキム!俺は…止めなければならん!
新天地を求め其処で、また争いを起こすなど…幾ら修羅であろうと、まかり通らん!
ならばいっその事、修羅は此処で、滅んだほうが世界の為だ!」

黒い髪の巨人がそう叫ぶ。


「戦いを止めようとする、修羅が居ようとは…くくくく、やはり君は面白い。
だけどだめだよ、修羅王に君を止めるように言われたからね。
それに、■□■、君の魂魄は、初めて会った時から…
この僕のシュロウガの贄にすると決めていた!転神だ!シュロウガ!」

黒い翼の魔神は、鳥の姿に変わり黒髪の修羅に突っ込む。


「ならば、俺の渾身の覇気そして、我が最大の奥義…受けよ!アサキム!!」
黒髪の修羅から白と黒のエネルギーが放出された瞬間、肩に着いていた
二つの龍の顔が外れ、本物の龍へと姿に変わる。

「吼えろ!ゼーレエクンデス!覇皇拳…秘奥義!!
【太竜牙転生極(タイリュウガテンセイキョク)】!!」
二つの龍は、円を描き太極の陰と陽の図が現れ、黒髪の修羅は、
その太極を通り過ぎた瞬間、三つ首の龍の顔に翼の生えた黒龍に姿を変え、
黒炎を身に纏い、黒龍は黒鳥にぶつかりあい…爆発する辺りを巻き込んで…。





【スーパーロボット大戦OG~漆黒の人形と異邦の修羅~ハルトルート
「第一話・誓い…拳に掛けて」】



物語開始の3年前―――




緑の長髪の男は草原の上で、ひたすら空を眺めていた…
その空はただただ透き通った青空だった。


「美しい…修羅界には無かった、美しさだ…」


「ハルトさーん!」
後ろから、金髪の女性が自分を呼ぶ。


「此処に居たんですか?」

「ああ、すまないヒーラ…」
ハルトと呼ばれた、男はそう答える。



俺の今の名はハルト・ガウート

昔の名を捨てた、修羅。
俺は…此処、地球の世界の人間ではない。

修羅界と呼ばれる、争いと闘争が日常の世界から来た。

ただ、修羅界は有る理由で滅んだ…。

修羅達は天空魔城と呼ばれる箱舟に乗り、修羅界から脱出した。

俺はそれを阻止しようとしたが…ある男に阻まれ失敗した。

そして、俺の修羅神ゼーレエクンデスと、異邦世界最強の魔神とのぶつかり合いで…
俺はここ地球と呼ばれる世界のアイドネウス島に、一人で流れ着いた。

自分の修羅神は無かったと言われて、少し落胆はしたが…あいつも、
これで戦いから解放されるのならと思い、諦める事にした。

そして、この世界に来て驚いたのが…争いをせず違う思いで…
生きている人を見た事だった。

確かにこの世界でも争いは有るが…修羅界に比べれば、小さい方だ。

この世界に来て2年が過ぎた…まだ成れない事が少しあるが…今ではこの世界の
人間と大差がない。

そして、今はこのおれを助けてくれた、メイドのヒーラ・アベンクス…
そして、ヒーラの主…


「ビアン博士が…お呼びですよ。ハルトさん!」

「解った…」
ビアン・ゾルダークの下でボディガードとテストパイロットと言う職業をやっている。





三年後―――


秋葉原

「やはり、日本の電気街は凄いな…」

腰まである緑髪、白いワイシャツに青いジーパンを履いている。

今俺は、とある事情で日本と言う国の…秋葉原と言う電気街に来ていた。

日本の電気製品は凄いのは、最近に成って解って来た…
何故ならあのビアンも電気製品は日本製が良いと言って、日本制の携帯をくれた。

まぁ、使いこなすのに少々手間取ったが、
一応ヒーラに使い方を教えてもらいながら何とか覚えた。

そして、今回秋葉原の街の近くの幕張と言う場所で、
あるゲーム大会が開催されるとのことだ。

後、1時間半で開催される。


俺は一台の黒いワゴンに乗りこむ。


「お疲れ様です、ハルト少佐」

黒いサングラスと、スーツに身を包んだ男が二人乗っていた。

「ああ、出してくれ」

そう言うと車が動き出す。


「ヒーラは?」


「ヒーラ少尉は、貴方の例の機体の、調整をしている所です。
幕張メッセで、合流するとのです」

「オーガのか?」

「はい、何時でも出れるようにと、仰っていました」

「トーマスは?」

「貴方の指示待ちです…」

「成るほど、大体解った…作戦開始時間は、大会終了直前に行うとトーマスに伝えろ…
その時にビアンの創った、ダブルGのオーガを使う
DC特務部隊KNIGHTの初任務だ…とはいっても、今回は防衛だがな」


「了解しました…少佐…いえ、ハルト隊長本当に彼らは、本当に来るのでしょうか?」
今まで淡々とハルトの質問に答えていた、黒服の男が初めて自分の言葉を出す。


「来る…ヒーラの予知夢は、絶対だ…
それに、ビアンのいう事もまた然りだ…来なくとも、それはそれでいい
南極の会談まで、お披露目が遅れるだけだ」

俺は、五年前あの黒衣の不死者と戦い、
何の気まぐれか、知らんがこの世界で瀕死の重傷で来てしまい…
予知夢で、俺が来るのを知ったヒーラに救われ、
ビアンから、本当の生きる意味を教わり…ヒーラに、心を癒された借りが有る。

今度は俺があの二人の借りを返す番だ、この拾った一生を掛け払って行こうと決意をし…
今あいつの秘密組織デバイン・クルセイダーズでビアンの側近となって、働いている。

俺の拳は、まだ必要ならそれで良い、修羅では無くたった一人の人間として、
戦うと決意をしたのだから…。


「…すいません、隊長如何やら、幕張に入る近くの道路を一斉に、
軍の抜き打ちの検問が有るみたいです」
助手席で乗っていた男が携帯を使い、そう言って来た
検問か…時間を食いそうだな…


「解った、俺は降りて先に行く。
車は楽で便利だが、俺の場合脚の方が早いし、検問をすり抜けられる。
お前達は検問を通って、後から来い」


「了解しました」

俺は、それを聞き車から降り、走って会場に向かう。



十分後、迷った。

しまった、検問をすり抜けたのは良かったが、後の道を完全に間違えた。


こうなれば、地図を貰っておけばよかったか?

もう直ぐ、大会が始まるって言うのに。

仕方ないので、通行人に聞こう。

ビアンに渡された国際通訳機で、日本語もOKだ。


「君達、ちょっとすまない」
茶髪の少年と、青髪の少女のカップルを呼びとめる。


「はいなんでしょう?」
青髪の少女が、返答してくれた。


「幕張メッセと言う場所に、行きたいんだが?
見ての通り、私はこの国の人間じゃない、良ければ道を教えてくれないか?」

「ああ、それなら俺らも行くから、一緒に行こうぜおっさん!」
茶髪の少年がそう言って来る。


「それは有難い、俺の名はハルト・ガウート、一応年齢は今年で「23」だ!」
年齢を強調させ、自己紹介をする。

「ああ、わりぃわりぃ俺の名前は、リュウセイ・ダテっでこっちが…」

「クスハ・ミズハです」
青い髪の少女はそう言い頭を下げる。



「なぁ、ハルトもバー二ングPTをするのか?」
歩きながらそう言って来るリュウセイ。


「いや、やっていない。名前は知ってるし、其処でその大会が行われるのも知っている。
だが俺は幕張で、待ち合わせをしてるんでな」

「俺は、その大会の決勝に出るんだ!」
俺はその言葉に少し表情で反応するが、直ぐに元に戻す。


「…ああ…それはすごいじゃないか。これは応援をしないとな」
バー二ングPT…世界規模で普及されているゲーム。
それは表向きで、裏では連邦軍少佐イングラム・プリスケンが、
念動力の素質を持った物を集め

バー二ングPT自体は、パーソナルトルーパーと同様の操作をする為、
トップランカーは軍のスカウトをするらしい。

確か…DCもやっていた筈だな。
だが、俺はこんな子供を巻き込みたくはない。


「着いたぜ、あれが会場だ」

リュウセイは指を刺した方の建物を、見る。

「ああ、有難う…」

さて、ヒーラにささっと合流しなければ…何せ仕事が増えたのだからな。



偽装された、トラック…赤くDのマークが付いているまちがいないあれだ。

トラックの貨物のドアから、入る。

其処は、まるで指令室だった。


「ハルトさん、お疲れさまです」

黒服のスーツに身を包んだ、金髪の女性ヒーラ・アベンクスがこっちに来る

「オーガは?」

「オーガは別場所で置いてあります、勿論、検問もクリアしています」
と親指を立て、自信満々にそう言う…一体全体どうやって、検問を突破したんだ。
結構、念入りにしてたみたいだぞ?


「トーマスにつないでくれ…作戦変更だ」

「は、はい」

通信装置を使って、極秘通信を使う。

この近くで軍の貨物トレーラが、置いていたのを考えると、
恐らくあちら側も気づいている奴がいると思われるので、
盗聴の危険性がないこれで行う事に…

『うん?ハルトの大将、何の用だい?』
金髪の男が通信画面で現れる。


「トーマス、俺は急遽会場入りをする!
作戦開始は変わらんが、恐らくお前達で、
奴らの足止めをしないと行けなくなる」

『おいおい、それは無いですぜ…例の裏切り者も出張ってくるって、
話じゃないですか?
しかも一般人を守って、やれってそんなの割に合わないですぜ?』


「そう言うな、トーマス俺がお前をKNIGHTに、
ヘッドハンティングしたのは、その計算高さをかっている事だ。
それに、お前はやればできる奴だと、俺はそう思って居る」

『あー!もう、まったく大将と付き合ってると、何でこうも調子が狂うんだ!
了解しました、できるだけやってみますよ!』

そう言い、通信が切れる。
「ハルトさん、少佐の扱い方が本当に上手いですねー」

「まぁな、あー言うタイプの人間の扱いは、前の世界でもそう変わらんからな。
まぁ、そう言う事だ…俺は直ぐに会場入りをする。
オーガはできるだけ近くに置いといてくれ」

そう言いまた外に出ようとする。


「解りましたお気を付けて」
その言葉を背に、外に出る。



「既に始まっているか…」

会場入りをして十分、俺は、周りを見る。
会場中央で太った男と、先ほどの少年、リュウセイの姿が有った。


戦況は…、リュウセイが追い込まれているな…

実力の差がはっきり出てる、この勝負早く終わるな。

『ハルトさん、敵が来ました、バクズタイプです。
二十機ほど、連邦軍の防衛網を突破し、真っ直ぐそっちに向かっております!』

緊急の通信が入る。


「なに…!?早いな…後、何分でこっちに来る?」


『今、トーマス少佐の部隊が、到着して交戦に入りました!』


『試合終了ーー!勝者テンザン・ナガシマ!!』

行き成り、実況の声と場の観客の声が大声に成る。

試合が終わったのか?

なら、話が早い…あの二人を此処から脱出させねば!


よし!運が良いリュウセイと一緒に居てくれたかクスハ!?


直ぐに走って会場の中央に向かう。


「リュウセイ!クスハ!!」


「おお!?ハルト、お前も見てたのか!?」
俺が全速力できた事に驚いている、リュウセイ。


「そんな事は如何でもいい!直ぐに此処から脱出しろ!」

「へ…?きゃー!?」

そうこう言っている間に、行き成り天井が崩れ何かが、落ちてきた。


それは、角が着いた四本足の虫、但し全長が9~10メートルの大きな虫だが。

コード・バクス、宇宙の外敵存在、コードネーム・エアロゲイターの偵察機動兵器の、
総称である。

そして俺達DC特務部隊KNIGHTの敵…人類…この世界の敵


崩れてくる破片を、軽く叩き潰す。

「うわぁ!?ハルトすげーな!?」

「説明は後だ!逃げるぞ二人共!?」


二人を連れ、脱出を試みる。


『ヒーラ!オーガを何時でも、出せるようにしろ!』

走りながら携帯を使って、ヒーラの連絡を取る。


「うぉい!がれきが道を、ふさいでいる!」

走っている最中、目の前にがれきができており、通れない。


「ふん!」
拳一閃で、ゴミ…もといがれきを吹き飛ばす。


「……ハルト…お前人間か?」
リュウセイが、凄く怪しい目で俺を見る。


いやー…やっぱ、修羅にとって当たり前の事を、地球の人達には異常らしいな?
こんなの、轟級修羅神を使える程度の修羅達なら、これ位造作もないんだが…。


「企業秘密だ…、しいて言うなら世紀末から来たと、言っておこう」

多分、行っている事は有ってる筈。


「…!二人共、止まれ!」
謎の気配を感知し、二人を止める。


「出てこい!居るのは解っている!」
誰もいない筈の通路だが、突如ナイフが飛んでくる。


それを手刀で叩き潰す。


今の殺気と、飛んできた位置から、次に何処に移動するのかを予想し。

跳躍しとび蹴りを何も居ない所に、喰らわせる!


何かが吹き飛び、姿を現す。

それは、黒いヘルメットを被り、黒いスーツを着込み、黒いかぎ爪を付けた人が出てくる。

そして、もう二人同じ奴が現れる。



こいつ等、まさか…既にエアロゲイターの草が、地球に潜入しているのか!?


「だが、そんな物如何でもいい!!」

謎の刺客二人と、俺が一瞬で交差する。


そして、刺客二人は倒れる。


「悪いな、俺はこれでも王の地位を争った事が有る男だ…。
そう簡単には、負けていては我が兄や、アルティスに申し訳が立たんからな」


「す、すっげー」

「殺したんですか?」

恐る恐る聞いてくるクスハ。


「加減はしといた、死んでいないぞ。
また起き上がられたら面倒だ、行くぞ二人共!」




「…なぁー、ハルトあんた、何もんだ?
どっかの戦闘民族宜しくみたく、岩やがれきを粉砕するし…」

そうリュウセイが言って来る…


「俺は…なぁ!」
何かを言おうとした、その瞬間俺の真横の壁が吹き飛び、外に弾きだされる。


「ハルト!?」

「リュウセイ…!クスハと一緒に脱出しろ!」

俺はそう叫びながら、落下していく。


地面に何とかバランスを取って着地に成功する。


「空を見ると、リオン達がバクスと戦っている」

オレンジのリオンと六機のリオンが、バクスと交戦している。

「ちっ!携帯が壊れて連絡が取れん!」

そのまま、走ること三分。

道路に出る。


だが…おかしい、何故今防衛しているのは俺達のKNIGHTしか居ないんだ…?

何を考えているんだ連邦は!?


目の前に黒いトレーラーが止まる。


「ハルトさん!」

運転席から、ヒーラが出てくる。


「準備はできて居ます!オーガに乗ってください!」

その言葉を聞き、トレーラのハッチが開く、
其処には黒い二本の角、何の武装も無い黒と赤の腕
後ろに一本前に二本の爪がついた両足、そして修羅の様な顔した、頭部。
そして黒くスレンダーなフォルムをしている機体


ダブルGシリーズのプロトタイプ機(零号機)にして、
俺がビアンに話した修羅神を元に俺の為だけに作った…それがオーガ。




俺は素早く頭部のコクピットに乗りこむ。



『システム起動…開始…ダイレクト・モーション・リンク正常に機動。
その他のシステムオールグリーン、オーガ機動!』

俺は自分の足を動かすと、同時にオーガの足も動く。

「DMLなかなか、良いじゃないか……テスラドライヴ、機動!
害虫駆除の時間だ!」

背中の装置が起動し浮遊する。



「トーマス及び各機に告げる、俺の射線上に入るな!」

バクスの群れに両手を別方向に向けて突き出す。


「クロムマルチスマッシャー!!」
大声でそう叫ぶと、両手からエネルギー光線が、片手から五つ計十の方向で飛んでいき。

バクスの群れを粉砕する。

今此処に、異邦世界の鬼が降臨した瞬間であった。



後書き
なんか、スーパーの男オリ主登場。

此処からリアル系のレイヴン
スーパー系のハルトの二人組で、お送りします。

まぁ、二人が共闘するのは、かなーり先ですが。
ハルトはDC側でレイヴンは連邦側ですから、やり合うのが多いかも?

あとノリで闇マサキを出しちゃった…まぁいいやまた出てくるのも、
もの凄い先だから

次回も彼の話ですが、基本レイヴン視点でお送りします。
感想待ってます。


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