第二十一話 to me,to you.
白銀武が突きつけられた現実に打ちひしがれているその頃、兵舎の廊下にて約束された邂逅が果たされようとしていた。
椎野恭平が廊下の角から顔を覗かせると、斯衛の白を三人引き連れた月詠真那がこちらに向かって歩を進めている。
恭平は一度顔を引っ込めると、胸に手を当て心を落ち着ける為に大きく息を吐く。何しろこれからしようとしている行為は、一歩間違えれば自分の命すら危うい諸刃の剣にもなり得るのだ。
(マリア……ティモシー……俺に力を貸してくれ)
この場に居ないかつての師達に助力を願う。しかし、ティモシー・ダルダントンは故人である為、もしかしたら草葉の陰から見守ってくれているかもしれないが、マリアフォキナ・バンローズは健在であるし、もしこの場に居たところで間違っても彼の力にはならないだろう。むしろ「好きに生きろ」と言い放ち、突き放すであろうことは想像に難くない。
それでも恭平は持ち前のポジティブシンキングで彼らから勇気を“貰ったことにして”意を決して自然を装いつつ廊下の角から躍り出る。
「これはこれは月詠中尉。お久しぶりですね」
恭平は友好的に話しかけるがしかし、
「失せろ。貴様と話すことなど何も無い」
真那は以前のことを根に持っているのか、冷たくあしらうだけである。背後の白を纏った三人も真那の敵意を感じ取ったのか、その視線はどこか冷ややかな物だった。
「まあそう仰らずに。俺から帝都土産があるのですが、受け取っては貰えませんかね?」
「要らん。興味も無い」
視線も合わさず恭平の脇を通り過ぎようとする真那に対し、芝居がかった仕草で落胆の溜息を吐く。
「そうですか……それは残念です。白銀の乱れた女性関係を赤裸々に暴く会心の一枚だったのですが、月詠中尉が要らないのであれば、そうですね……これは香月博士にでもお渡ししましょう」
恭平の言葉に真那の歩みがピタリと止まる。
「待て。今何と言った」
(フィッシュ!)
思いの他あっさりと釣れた。無論、香月博士云々はハッタリではある。しかし、恭平自身言っている最中に「あれ? それも面白いんじゃね?」などと思ったりもしたが、真耶との約束もある手前、やはりそれは却下である。本来の目的が果たされるのが一番であるし、なによりそんなことをすれば自分の命が危うい。
「おや、興味がお有りで?」
「白々しい、貴様の事だ。私の反応を見て愉しもうという魂胆なのだろうが、いいだろう……乗ってやる」
「滅相も無い。“俺は”そっちには興味はありませんよ。それではご照覧下さい」
恭平はおもむろにポケットから写真を取り出すと、真那に差し出す。
それを目にした瞬間、今まで興味が無い風を装っていた真那の表情がビシリと固まった。
恭平はその期を逃さず、更にポケットからデジカメを取り出すとすかさずシャッターを切る。
「いい表情、頂きました」
「な! 貴様、興味が無いと言っていたのはやはり嘘か!」
恭平の前言を翻す様な言動に、真那が眦を吊り上げる。
「いえ、嘘ではありませんよ。これを欲しているのは別の人間です。俺としては月詠中尉の今後の行動に期待するだけです」
「それは誰の事だ!?」
「あなたの従姉妹の月詠真耶さんです。それではごきげんよう」
そういい残し、恭平は余裕の足取りで廊下の角に姿を消した。
「あ、あの女ぁ……い、いかん! 神代、巴、戎、追え! 追ってカメラを取り上げろ!」
あの写真が真耶の手に渡った時の未来予想図が容易に想像することができ、真那は慌てて部下に命令を下す。
「は、心得ました! 行くよ、ふたりとも!」
「おう!」
「おまかせ下さい~」
真那の言葉にすかさず反応した三人が、弾かれた様に駆け出した。少々不安が残るが、あの三人も斯衛の白を纏う事を許された猛者である。この場は任せてもいいだろう。程なくして追いついたのか、言い争う声が聞こえてきた。
「おい貴様。そのカメラをこちらによこせ!」
「月詠中尉本人ならいざ知らず、斯衛の白ごときが笑わせる。欲しければ力尽くで奪ってみるがいい!」
「言ったなー。いくよ! ふたりとも!」
「おう」
「スーパー無現鬼道流~~~」
「あちょ~~」
「ほわちゃ~~」
「大雪山おろ~~~……」
三人が声を揃えて技を放とうとしたであろうまさにその時、渇いた銃声が続けて三発打ち鳴らされた。
「うっきゃーーー!」
「その程度の技でこの俺からこいつを奪おうなど笑止千万。この椎野恭平、喧嘩は全く自信がないが、射撃はめっぽう得意と噂の男!」
恭平の勝鬨の声が聞こえるのとほぼ同時に、三人がバタバタと尻尾を巻いて逃げ帰ってきた。余程恐かったのか目には涙すら浮かべていた。
「真那さまー、あいついきなりぶっ放しやがりました~」
「あー恐かった~。耳の横、チュイーンって通り過ぎました! チュイーンって!」
「あの人の引鉄は軽すぎます~」
斯衛にあるまじきあまりの醜態に、真那の堪忍袋の緒が切れた。
「つっかえねえなあ、おい! この給料泥棒どもが! テメエらも斯衛の端くれなら刺し違えてでも目的を果たせっていつも言ってんだろうが! 分かってんのか、あ゛あ゛っ! 終いにゃ似合いの靴履かせて帝都の海に沈めるぞコラァ!」
「わーん。真那さま恐い~~」
今から恭平を真那本人が追ったところで間に合うまい。ではこの憤懣やるかたない怒りをどう静めればいいのか? この3バカに当り散らしたところで発散出来ないのは、今までの経験上容易に想像がつく。
そんなことを考えていた丁度その時――
「あれ、月詠中尉。こんなところでどうしたんですか?」
横浜一間の悪い男、白銀武が社霞を伴って姿を現した。
◇ ◇ ◇
何故武がこの場にのこのこと姿を現したのかと言えば、勿論偶然ではない。
夕呼に対して言いたいことは山ほどあったが、何を言ったところで言い負かされることは目に見えていたし、下手に反論すればいいようにからかわれることも理解していたので、早々に快諾して今まさに暫らくの間霞との共同生活を余儀なくされる、あてがわれた部屋へと向かっている最中だったのだ。
その途中で銃声などが聞こえれば、気になって立ち寄ったとしても何の不思議も無い。しかしそこに斯衛の四人が顔を揃えているとは思いもよらなかった。
「一体何があったんですか、中尉?」
「白銀少尉か。いや、なんでもない、気にするな。ちょっとしたレクリエーションだ」
二人とも霞という部外者がいるからか、硬い口調での会話となる。
「銃声とか聞こえたんですけど?」
「気にするなと言ったはずだが? しかし丁度良いところに現れたな。少々話があるのだが、少し時間を貰えまいか?」
「はあ、べつにいいですけど……」
「感謝する。そういうわけだ、お前達は先に部屋に戻っていろ。ああ、私が戻るまで正座して待て。誤魔化せるなどとは思っていまいな?」
「はい~、わかりました~」
「でも助かった~」
「危うく殺されるところでした~」
真那の言葉に素直に従う白の三名。しかしなんだろう? この三人、武もよく知る3バカの臭いがプンプンする。
それは兎も角、真那の言葉が言外に人払いを願っていると感じ取った武は霞にも同様の言葉を告げる。
「悪いな、霞。オレは月詠中尉と少し話があるんだ。先に部屋に戻っててくれ」
「……分かりました」
予想通り霞は素直に応じてくれた。が、しかし――
「白銀さん」
「おう、なんだ?」
「ぐっどらっく」
一体誰に教わったのか、霞は無表情のまま抑揚のない口調でそう言うと、右手の親指を立てて見せた。
「ちょっ……なにそれ! どういう意味!?」
他の誰かの言葉ならいざ知らず、リーディング能力を持つ霞の言葉である。気にするなと言う方が無理な話ではあったが、霞は武の言及に一度だけ悲しげに目を伏せると、無言のまま立ち去ってしまった。
「ああ……行っちまった。なにあれ? めっちゃ気になるんですけど」
霞の態度に武はそこはかとなく不吉な臭いを感じ取る。
「さて、武様……先ずはそこにお座り下さい」
武と真那以外誰も居なくなった廊下に、真那の声が厳かに響く。
「は? ここ廊下なんですけど?」
最もな武の質問に、真那が頬を引き攣らせながら叫ぶ。
「座れ! 白銀ェ!」
「はいぃっ!」
突然沸点に達した真那の癇癪に、武は反射的にリノリウム張りの床にダイブする様に訳も分からないまま正座の姿勢をとってしまう。
「よろしい。いいですか、武様……あなたは一度世界を救った正に英雄。英雄色を好むとも申しますし、この月詠真那、多少の色恋沙汰の乱れには目を瞑る所存にございました。しかし……しかしこれは幾らなんでも度が過ぎるのではありませんか?」
「あ、あのう、一体何の話でしょうか?」
訳が分からず意図せずに上目遣いで真那を見上げる。
「くっ……! そんな顔をされても駄目なものは駄目でございます。これを見ても尚しらばっくれることが出来ますか?」
武の(真那視点での)あまりの愛くるしい表情に一瞬怒気を挫かれそうになった真那ではあったが、武の眼前に先程恭平から譲り受けた確たる証拠を突きつける。
それを目にした武の態度は劇的であった。
「ギョギョーーっ!」
そこには武と政威大将軍たる煌武院悠陽が仲睦まじく寄り添う姿が映し出されていた。その時の武自身にはそのような意図は微塵も無かったのだが、第三者的にこれを見た場合、武本人から見ても恋人同士のそれである。それ故、上手い言い訳の言葉が思いつかない。
「いいですか、武様。これは不敬罪に問われたところでおかしくはないのです。それに……その、相手がこのお方というのは冥夜様に対してあまりにも不実ではないかと」
(誤解だ!)
武は声を大にして叫びたかったが、武本人にもこの写真のどこに誤解の要素があるかが見て取れない。
「そもそも武様が昔から知らず知らずの内に女性を惹きつけてしまうことは、私も重々承知しています。しかしながら言わせていただけるのであれば――」
真那の説教は止まる事を知らず、まだまだ続きそうな様相を呈してきた。もう誰でもいいから助けてくれと武が願ったその時、廊下の角から椎野恭平がひょっこり顔を覗かせた。
普段の武であれば、この一連の事象を引き起こした犯人が誰であるか等、瞬時に判断出来たであろうが、この時の武はすっかりテンパっていたため、よりにもよって恭平(真犯人)に助けを求めてしまった。
視線のみで武のSOSを正しく受信した恭平は「やれやれ、仕方の無い奴め」と声には出さず口元を形作ると、一度顔を引っ込めどこから持ち出したのかスケッチブックを取り出すとそこになにやら書き込んでいた。
そこにこの窮地を脱するキーワードが隠されていると確信した武は、それを食い入るように凝視した。
果たしてそこにはこんな一言が記されていた。
――ここでボケて――
「できるかアホーー!」
「白銀ェ!」
思わず声を上げてしまった武に、当然の様に真那が牙を剥く。
しかし、幸か不幸か、この時武の懐から何やら勇ましい電子音が鳴り響いた。
この音に瞬時に反応したのは以外にも恭平だった。
「マザーレイヴンからのエマージェンシー・コール!? 出ろ、白銀!」
「あ、は、はい」
有無を言わさぬ恭平の剣幕に、武は素直に従ってしまう。
『キャット・コー。白銀少尉? 緊急事態(スクランブル)。佐渡ヶ島のBETAに南下の兆しが見えます。至急、マザーレイヴンに帰還願います』
「――な!」
あまりの突然の凶報に、武の身体は強張り、それ以上声も出ない。自分の知る未来情報など今や役に立たない事は百も承知の筈だったが、思惑を外されれば容易く崩れ去ってしまう自分の未熟な精神力に反吐が出る。
身動き一つ取れなくなった武の代わりに反応したのは恭平であった。
「貸せ! こちら恭平、キャット・コー。どうした、なにがあった?」
『椎野中尉? あなた自分の携帯端末はどうしたの? コールをしたら知らない女の人が出たんですけど?』
「ぎゃぽっ! ク、クロックス? い、いや……あれは、その……あげた」
『ハア? あげたって誰にですか? 一応あれも機密の塊だということをあなたは理解していますか?』
「し、しょうがないだろ! これから彼女とは密に連絡を取り合う必要があると判断してのことだ! 見逃せよ」
『密に……ですか? いいでしょう、それは追々問い詰めるとして緊急事態です。佐渡ヶ島のBETAに本土上陸の兆しあり。ギリアム司令はレイヴンズに出動の必要ありと判断しました。椎野、白銀両名は至急マザーレイヴンに帰還して下さい」
「BETAが!? ちっ、聞いてた通りつくづくこっちの思惑の外にいるな! 月詠中尉! 佐渡ヶ島のBETAの間引きが最新で行われたのは何時だ?」
恭平の鬼気迫る様子に、真那は先程までの禍根も忘れて真那は素直に答えてしまう。
「あ、ああ。五月の中頃だと記憶している」
「だよな、くそっ、早過ぎるだろ! クロックス、俺のVF-19Aをファストパック装備で準備を急がせろ!」
『既にやらせています』
「さっすが! 出来る女は違うね! おい、白銀。いつまで呆けている。お前確かVF-171を足代わりに使っていたな?」
「……あ、はい。ギリアム司令が今は一秒でも多く飛んでおけと……非武装ですけどね……」
恭平の怒声にようやく武が我を取り戻す。
「御託はいいんだよ。大至急戻るぞ。クロックス、VF-171をフル装備で一台追加!」
『それも既に終っています。あとはあなた達の到着を待つだけです』
「……お前、出来すぎじゃね?」
『煽てても何も出ませんよ?』
「OK、直に戻る。白銀、行くぞ」
「は、はい!」
「待て」
駆け出す二人を真那が呼び止める。
「何だ? 手短に頼む」
恭平の普段はあまり見せる事の無いぶっきらぼうな態度にも、真那は真摯な姿勢で頭を下げた。
「この国を……どうか宜しくお願いします」
武と恭平はまるで申し合わせたように、真那の言葉に親指を立てることで応えた。
◇ ◇ ◇
横浜基地の滑走路に速やかに到着した二人ではあったが、そこでも一悶着起きていた。
「でもどうするんです? VF-171は完全に単座ですよ?」
「四の五の言ってる場合かよ!? これで文句無いだろ」
恭平はそう言うと、キャノピーを跨る様な形――所謂箱乗りのように――で着座した。
「急げよ。それでいて宝物でも扱うように丁寧にな」
「無茶なことを。精々振り落とされないようにして下さいよ」
「オッケー、行け!」
「アイアイ・サー」
武の駆るVF-171ナイトメア・プラスが戦場を求めて今、横浜基地を飛び立った。
◇ ◇ ◇
武たちがマザーレイヴンに到着するやいなや、待ち受けていたのは部隊長であるエイジス・フォッカーの怒号だった。
「ったく、遅すぎる!」
「すいません」
「面目無い」
これには二人とも素直に頭を下げた。
「で? 武はともかくなんでお前は横浜基地に残ったんだ?」
「いや、残ったっつーか、置いて行かれたっつーか、仮眠室で爆睡してたらいきなり夜でした」
「……まあ、そういうこともある」
『撃震28号事件』があった為、心身共に疲れきっていたエイジス達は、恭平のことなどすっかり忘れてマザーレイヴンに帰還したわけだが、そんなことは億尾にも感じさせずにそんなことをのたまう。
「で? 帝国軍の配置はどんな按配ですか?」
「第12師団と第14師団が展開中。でもいきなりだったからね。間に合うかどうかは……まあ、微妙ね」
恭平の質問に答えたのは実働部隊の紅一点、スージーである。
「俺達なら間に合うと?」
「まあ、間に合うかも知れんが、正直俺達の現在の戦力では物量ってやつが一番厄介だ。一転突破を図ってくれるならまだましだが、恐らくそうはなるまいよ。その辺は帝国軍の奮戦に期待だな。俺達は帝国軍の穴埋めを頑張るとしますか」
いかに優れた兵器を有していようとも、多勢に少数であたるのが困難であることには変りはない。そもそもVFという機動兵器は攻勢に回った時は無類の強さを発揮するが、守勢、それも地上戦に転じるとその力を発揮しきれない。BETAに対しVFの機動力がどこまで有効なのかも未知数なのだ。
「敵の規模は?」
「最終的には旅団規模って話ね」
「旅団……およそ五千ですか? ホント、纏まって来てくれりゃあ楽なんスけどね」
事実そうなれば帝国軍は堪ったものではなかろうが、レイヴンズにとってはそのほうが楽なこともまた確かだ。なにしろBETAは碌な装甲も持ち合わせてはいないし、VFにはそれを纏めて打ち抜ける兵器がある。
「BETAの目的地は当然……」
「ああ、お前の記憶が確かなら、間違いなく横浜基地だ」
武の言葉を引き継ぐように、エイジスが告げる。そこには武の言葉を疑う様子など微塵も感じられなかった。
「とにかくここでぐだぐだ言っていても始まらない。俺達も出るぞ。各員、独立戦隊の意味を履き違える事の無い様、臨機応変な対応に期待する。武は俺と組め。スージーは恭平とだ」
「ラジャー」
スージーと恭平が声を揃えて不敵に笑う。武は笑う気分にはなれなかったが、今はそんな彼らを頼もしく思う。いつか自分もこんな時、笑える日がくるのだろうか?
「隊長、一つ忘れちゃいませんか? ミッションコードは? 司令と隊長のことです。もう決まってるんでしょ?」
恭平の質問を受けて、エイジス・フォッカーも不敵に微笑んだ。
「ミッションコードは『Beauty and the Beast』だ。何が美女で何が野獣かは言わなくても分かるな?」
「美女と野獣……ですか? 相変わらず好きですねえ。OK、じゃあそれで行くとしますか」
未だにこのノリについて行けていない武としては、乗り遅れないようにするだけで精一杯だったという。
あとがき
二十話を超えたというのにBETAが兵士級一匹出ていないことに愕然としたtype.wです。
だからという訳ではありませんが、次回いよいよ初のBETA戦です。
レイヴンズ無双が始まるよーって感じですかね?
さて、前回ぶち上げたレイヴンズ講座ですが、やらないことに決めました。
いえね? やってもいいんですが、試しにノートに書きたいことを箇条書きしてみたところ、書きたい事がありすぎてとてもあとがきなんかにゃ収まりきれねーことに気付きました。
やるとしたら記事一個丸まる使ってということになるかと思いますが、皆さんもそんなの嫌でしょ?
何か別の企画を検討中です。まあ、無理にやることもないんですけどね。
さあ次回は久々の戦闘シーンです。うう……不安じゃのう……。
それでは次回更新時にお会いしましょう。それでは今日はこれにて。