<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

SS投稿掲示板


[広告]


感想掲示板 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[25247] フェイト・イン・ネオサイタマ・ナイト 【ニンジャスレイヤー】
Name: paul◆f3746a47 ID:f5c2aaed
Date: 2011/01/03 16:53
【御注意警告】

・このテキストはジョークです
・fateとニンジャスレイヤー=サンという魅力的な世界観をクロスさせようと試みました。
・あるいはファンのミナサンはこの試みに不快感を示し、「セプクすべし」と思われるかもしれません。
・注意深く読んでください。お大事に。









~あらあすじ~
謎の槍使い・サーヴァントの猛攻に、逃走を選択したエミヤ=サン。
手近な防空壕に飛び込んだ彼の前に、1人の男が現れた。
赤黒いニンジャ装束、「忍」「殺」のメンポ。
そう、彼こそがニンジャスレイヤー=サンである!ワッショイ!


「ドーモ。ハジメマシテ、ニンジャスレイヤーです」

その男は礼儀正しくオジギした。
エミヤ=サンは茫然としていたが、彼の中に眠る日本人のスピリットは礼儀正しい反射を可能とした。

「ド、ドーモ。ニンジャスレイヤー=サン。エミヤです」
「エミヤ=サン。お前が俺を呼んだのか?」

「ア、アイエエエ……」

エミヤ=サンは咄嗟に答えられない。状況が把握できないのだ。
そして、エミヤ=サンがウンスンを答えるよりはやく、防空壕の天井が粉々に吹き飛んだ。

「どうやら召喚を果たしたようだな、エミヤ=サン」
悲鳴をあげるエミヤ=サンの前に現れたのは、槍を持った男であった。
槍の優れた使い手である彼にとっては、防空壕の天井を破壊することはチャメシ・インシデントである。タツジン!

「ランサー=サン……」
エミヤ=サンは恐怖に身がすくんだ。この槍の男は残忍だ。殺されてしまう!
だが、彼を守るように進み出、オジギをした男がいる。
ニンジャスレイヤー=サンである。

「ドーモ。ハジメマシテ、ニンジャスレイヤーです」
「お前がサーヴァントか? アサシン……?」
ニンジャスレイヤー=サンの自己紹介にオジギを返さない。なんというシツレイ!
しかしランサー=サンは油断なく槍を構え、ニンジャスレイヤー=サンとの間合いを計算していた。

このとき彼は気づいていない。
ニンジャスレイヤー=サンが、目の前の男を滅すべきニンジャだと認識したことに。

「イヤーッ」
ニンジャスレイヤー=サンの腕が眼にもとまらぬ速さで動き、一度に2発のスリケンが飛来する。
なんというスピード!スゴイ!しかしランサー=サンはそれを落ちついて迎撃する。

「ワッショイ!」
エキゾチックな掛け声とともにニンジャスレイヤー=サンが跳躍する。
ジュー・ジツの極みともいえる、ボンオドリの舞うような美しいフォーム。
一瞬みとれたが、ランサー=サンは彼の姿を槍の穂先でぴたりととらえる。

(相手がだれであれ、俺のゲイボルグ・ジツは無敵だ!)
そう、ランサー=サンには己のジツに絶対の自信があった。
そして必殺のゲイボルグ・ジツを繰り出すべく、槍を突き出そうとするが――

「タケヤリ!?」
ランサー=サンは寸前で気づいた。己の手の中の槍が、バンブー製のものとすり替えられていることを。
ニンジャスレイヤー=サンの恐るべきニンジャ器用さは、スリケンで作った一瞬の隙に、ゲイボルグ・ジツをすり替えていたのだ!

「ザッケンナコラー!」
ランサー=サンは竹槍を捨てようとした。
しかし時すでに遅し。ニンジャスレイヤーは無防備の相手にも容赦しない!サツバツ!

「ワッショイ!」
ニンジャスレイヤー=サンはランサー=サンの首を掴むと、一撃のもとに粉砕した。
「アバーッ!」
悲鳴をあげたランサー=サンのムネグラに、さらにカラテパンチを連続でつきこむ!
「イヤーッ!」
「アバーッ!」
「イヤーッ!」
「アバーッ!」
「イヤーッ!」
「アバーッ!」
ナムアミダブツ!ランサー=サンの全身から血が噴き出す!
インガオホー!

「ニンジャ殺すべし」
振りかえったニンジャスレイヤー=サンの顔を見上げ、エミヤ=サンはかろうじて失禁するのを堪えた。
このネオサイタマに、恐るべきサーヴァントがあらわれたのだ……



(ジェネレーター係のスシが切れたので、ツキジに買い出しに行ってきます)



[25247] フェイト・イン・ネオサイタマ・ナイト 【ニンジャスレイヤー】2
Name: paul◆f3746a47 ID:39c0624d
Date: 2011/01/18 00:26
【御注意警告 その2】

・このテキストはジョークです
・fateとニンジャスレイヤー=サンという魅力的な世界観をクロスさせようと試みました。
・あるいはファンのミナサンはこの試みに不快感を示し、「セプクすべし」と思われるかもしれません。
・注意深く読んでください。お大事に。






~あらあすじ~
謎の槍使いニンジャ・サーヴァントを撃破したニンジャスレイヤー=サンとエミヤ=サン。
だが、束の間の勝利に酔いしれる彼らの前に、真紅のニンジャ・サーヴァントを従えた同級生が現れる。

彼女の名はトーサカ=サン。
問答無用で襲い掛かってくる2人を相手に、ニンジャスレイヤー=サンとエミヤ=サンはどうなってしまうのか!?
ゴウランガ!!




「情にサスマタを突き刺せば、メイルストロームへ流される」…
平安時代の哲学剣士、ミヤモト=マサシのことわざである。
エミヤ=サンは同級生の少女を前に、その言葉を思い返さずにはいられない。

「ドーモ。エミヤ=サン。トーサカです」
なんという礼儀正しいオジギ!エミヤ=サンは緊張せずにはいられない。
目の前の少女は日本人らしい奥ゆかしさと、完璧な礼儀作法を身に付けた、驚異的なオイラン・魔法使いなのである。

「アイエエエ…」
「ドーモ。トーサカ=サン」
あまりの事態に己を失ったエミヤ=サンにかわり、ニンジャスレイヤー=サンがオジギをする。
「ニンジャ=スレイヤーです」
エミヤ=サンには預り知らぬことだが、ニンジャスレイヤー=サンは、かつて失った己の息子――トチノキの姿を、彼に重ねているのだ。

「下がっていろ、エミヤ=サン。こやつは俺たちの敵だ」
「で、でも、ニンジャスレイヤー=サン・・・」
「お察しの通り」
トーサカ=サンは優雅にほほ笑むと、オイラン風学生服のスカートから、ジャラジャラと蛇のような鎖を取り出した。

――バイオクサリガマ!
ニンジャスレイヤー=サンはそのニンジャ知識で、この古風なクサリガマの危険性を知っていた。古に編み出された、必殺の暗殺武器である。

「エミヤ=サン、貴様にはこの聖杯戦争から脱落してもらうわ!ハイーッ!」
バイオクサリガマにとりつけられた巨大な宝石型の鉄球が迫る!
サツバツタイム!
ニンジャスレイヤー=サンは恐るべき判断を迫られた。
自分が避ければエミヤ=サンに当たる――しかし、避けねば――

「イヤーッ」
ニンジャスレイヤー=サンは鋭い気合いの声とともに手刀を繰り出した。
鉄球は真っ二つに裂ける!タツジン!
太古の暗殺術、チャドー。その必殺の一撃は、鉄球をも破壊するのだ。

「やるわね」
トーサカ=サンは、必殺のバイオクサリガマを破壊されても余裕の笑みを崩さない。
そう、彼女の背後にはまだ無言で控える赤いニンジャ・サーヴァントがいるのだ・・・
「私のアーチャー=サンのユミ=ジツとどっちが上かしら?」

この二人の強敵を前に、ニンジャスレイヤー=サンも恐怖を感じずにはいられない。
「エミヤ=サン。何度も言わせるな、下がっておれ」
「ニンジャスレイヤー=サン・・・でも、彼女は・・・」
「イヤーッ!」
「グワーッ!」
ニンジャスレイヤー=サンは有無を言わさずエミヤ=サンを蹴飛ばし、後方へ吹き飛ばした。

赤いニンジャ・サーヴァントが残忍に笑いながら、何かを振りかぶる。
見えない――しかし、何かがマズイ!
2対1の劣勢、危うし、ニンジャスレイヤー=サン!


(前回のジェネレーター係はあまりにクオリティが低かったので、拘束し、アバシリ研修に向かわせました。)



[25247] フェイト・イン・ネオサイタマ・ナイト 【ニンジャスレイヤー】3
Name: paul◆f3746a47 ID:842cef4f
Date: 2011/01/18 23:48
謎の挙動をみせたアーチャー=サンは、その動作を完遂させる前に深々ととオジギをした。
「ドーモ。ハジメマシテ、ニンジャスレイヤー=サン。アーチャーです」
「ドーモ。ハジメマシテ、アーチャー=サン。ニンジャスレイヤーです」
両者がオジギを交わして戦端が開かれる、その間わずかに0.00002秒!

「イヤーッ!」
アーチャー=サンの腕が目にもとまらぬ速度で動く。
おお・・・なんたる不思議!
次の瞬間、ニンジャスレイヤー=サンの目は、飛来する剣をとらえていた。

「イヤーッ!」
手刀でたたき落とすニンジャスレイヤー=サンの前に、さらなる剣が!
「イヤーッ!」
さらに剣!
「イヤーッ!」
さらに剣! ナムアミダブツ・・・!
アーチャー=サンはゲイシャマジックさながらに、
真空から剣を取り出すように、次から次へと投げつけてくるのだ。

これにはニンジャスレイヤー=サンも防戦一方とならざるを得ない。
彼の背後にはエミヤ=サンがいるのだ。
受け損じるか、避ければ、間違いなくエミヤ=サンは串刺しになってしまう。
アブハチトラズ!

「どうだニンジャスレイヤー=サン。これが俺のアンリミテッド・ユミ・ジツ!」
アーチャー=サンの剣を投げつける手は止まらない。

ニンジャスレイヤー=サンは、この不思議なジツに心当たりがあった。
アンリミテッド・ユミ=ジツは、古事記に記された古のユミ・ジツの一つである。
驚異的な精神統一から生み出される脳波が現実の粒子に干渉し、
あっというまに剣を精製するのである。
このアーチャー=サンが使うジツはそれに違いない!

瞬時のニンジャ状況判断により相手の能力の予測をつけたニンジャスレイヤー=サンだったが、
同時に己の覆しがたい劣勢を悟っていた。
トーサカ=サンがもう一つ別のバイオクサリガマをオイランスカートから取り出し、
油断なくニンジャスレイヤー=サンの隙を狙っているのだ!ナムサン!

ゲイシャのごとく素早く剣を投げつけるアーチャー=サンと、
オイランスカートの裾から鉄球を旋回させるトーサカ=サン。
その光景はまさに地獄のザシキ!

(なにか、打開策は・・・ハイ! アレは!?)
焦るニンジャスレイヤー=サンの視界の端に、たったいま弾き飛ばした剣の一本が映った。
それは間違いなくニンジャスレイヤー=サンの知るカタナであった。

刀身がぼやけて見えるほどの、美しくも妖しいカタナ・・・
(妖刀「ベッピン」!)
かつては彼の宿敵の所有せるカタナである。
なんというインガオホー! 
めぐりめぐって、宿敵の武器はいまニンジャスレイヤー=サンの前に垂らされたブッダのスパイダーであった。

(なんとか、あれを手にできれば・・・!)
しかし、次第に飛来する剣をたたき落とす手に疲労が生まれる。
アーチャー=サンは恐るべきユミ・ジツの力で、無限に剣を生み出せるのだ。
その瞬間であった!

「ニンジャスレイヤー=サン! ワッショイ!」
エミヤ=サンが常人のものとは信じられぬ跳躍を見せた――

(前話を書いた未熟なジェネレーター係はケジメしました。御安心ください。)


感想掲示板 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.011909008026123