ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
お先にコメントへの返事をさせていただきますが、それの後に候補として考えていたエピローグを載せました。
>モエカスさん
いろいろと考えてますが、一応一つ作りかけがありますので、そのうち出来上がったら、公開させていただきます。
>まほかにさん
しまった凛の父もうっかり属性があった。というわけで直しました。
はい、速攻で地球滅亡が秒読み段階になり、話が組み立てられない&士郎くんたちの固有結界によるクリームヒルトの滅びができなかったので、こういう形になりました。
>宮毘羅さん
これはあくまで個人的な考えですが、確かアンリマユ自身はただの人間だったと記憶してます。
で、それが人間の身勝手な願いによりその身にあらゆる悪業を背負わされ、人間としての名を呪いによって世界から消され「そういうもの」になってしまったというのなら元になった人物から変質、もしくはその人間を核に悪意などが集まった集合意識のようなものだったんじゃないかと思いました。
そして、そういうのになることを受け入れたとはいえ、やっぱり嫌ではなかったのかと。
で、『元になった人物』をまどかが円環の理に導くことでアンリマユ自身の発生をなかったことにしたそんな感じです。
一人称も『アンリマユ』ではなく『アンリマユの元になった人物』という差を出したかったのです。
聖杯の泥がなくてメディアとメデューサを呼べたかは、まどかのおかげです。
まどかは世界の改変をする時、さやかにある程度なら望む結末を与えられるような発言をしています。
故にメディアはキャスターではなく、普通に人間として葛木と出会ってます。僕は改変後は彼女をキャスターとは呼んでません。
ライダーは聖杯の中、つまりアンリマユの中にあった魂を浄化。反英雄ではなく、魔女と戦った英雄として存在しています。
以上です。完全に強引な独自解釈による屁理屈とご都合主義ですので納得できないかもしれませんがご容赦を。
>るーさん
まさか言い当てられるとは思ってませんでした。むっちゃ焦りました。
そうですねえ。Zeroのラストはというか内容はかなり変わってます。まどかたち魔法少女のかかわりがないので書きませんが。
唯一つ、アイリさんは生き残って士郎とイリヤのお母さんやってます。
>えなどれさん
はい! そうです。まどかによって書き換え完了してます。
メディアの神話事態が消滅。ライダー姉さんも英雄としての召喚です。
>無しの顔無しさん
読んでいただきありがとうございます。
しかし、ランサーがまどかを口説きに行く。
あっはっは、な、ナンノコトカナア?
>シュラウドさん
最後までお付き合いありがとうございます。
後日談はまだ無理ですが、おまけを少し載せましたので、見てみてください。
>アナゴさん
最後までお付き合いありがとうございます
教えていただいたイラスト見ました。ちょっと吹いてしまいましたw
>ファスさん
そう、実はかなりヤヴァかったんです。
>海鮮えびドリアさん
ありがとうございます。
ホロウ的後日談は何度も書き直してます。どうもうまくいかなくて。
素敵なステッキはできたら出したいですねえw
まどかって怒るとすっごく怖いと思うんだあ……
>生麦さん
あ、いえ、とりあえず、本編と変わりはありません。
ただ、時間停止は完全な状態で使える状態で、本編の戦闘を見る限り砂がある限りは何度も使えるようなので、バサカ戦は大盤振る舞いしただけです。で、ひと月分をバサカさん相手に使い切ってしまってますが。
>NATUKUMAさん
ありがとうございます! そう言っていただけたらとてもうれしいです。
はい、ゴッドまどかはすごいのです。
>ハルシオンさん
ありがとうございます!
とてもうれしいです。これからも頑張ります。
>キャンディさん
ここまでのお付き合いありがとうございます!
それでは、ここからはもう一つのラストエピソードです。
召喚は無事に成功した。これ以上ないくらいの手ごたえ。果たして、誰が召喚されたのか……
そこに立っていたのはどこかで見たような赤い外套を纏った褐色の肌の男。
……あの子じゃなかった。
私はため息を吐く。いえ、無理であるとは最初から分かっていたけど、ね。
「ふむ、私では不満のようだなリン。まあ、君にとっては彼女以外は外れなのかもしれないが、少し傷つくな」
と、彼はそんなことをのたまった。
「別に、そういうわけじゃ……え?」
今、私の名前を呼んだ?
私は目の前のサーヴァントを見る。この外套……あ?!
そこでやっと気づいた。目の前のサーヴァントの正体。
彼はくっくっくと笑う。
「ようやく気づいてくれたか、私が誰なのか」
「あ、あんた……」
知っているの? と問いかけそうになる。が、その前に彼が表情を引き締める。
「彼女の生き様は私の心に強く焼き付いている。彼女は魔法少女だけではない、私にとっての希望になってくれた。そう、『俺たち』の希望だ」
そう語る彼の目はどこか遠くを見ていた。尊い何かを見ていた。
息づいてる。そう感じた。あの子は、こいつの中に、エミヤという正義の味方を目指し、その理想に絶望したはずのこの弓兵すらも変えたと。
「さあ、行こうか我が主よ。いつか、遥か先でまた彼女と出会うために」
そう言って一人ですたすたと部屋の出口に向かう彼。
「ちょっと待ちなさい『アーチャー』!!」
私はアーチャーの背を追いかける。
『がんばって』
そんな声が聞こえた気がした。いや、確かに聞こえた。
私は笑う。ええ、私は、私たちは覚えてる。決して忘れない。だから戦い続ける。
いつか、もう一度、あなたに会うまで……
―――Don't forget.Always,somrwhere,someone is fighting for you.
―――As long as you remenber her,you are not alone.
そこがどこか、それがいつかはわからない。
だが、二人の少女が向き合っていた。
「私、凛さんがマスターでよかったです!」
一人の少女が微笑む。
「あったりまえよ! 私も、あなたがパートナーで……よかった」
そう照れ隠しでそっぽを向きながらもう一人の少女が答える。
そして、二人はそっと手をつなぎ歩き出す。
――――そう、これからも、いつまでも、ずっと。例えこの宇宙が滅んでも、二人の絆は永遠に……