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[38499] 【ネタ】ヴィータ「この淫獣野郎め」【リリカルなのは】【R-15?】
Name: しん之助◆1a2c0519 ID:30091dbd
Date: 2023/07/17 22:29
「やめろって、なぁユーノ?」

ここは無限書庫司書長室。そんなに広くはない、ボクの自室。

真っ赤にした瞳を潤ませる彼女に、ボクは囁きかける。

ねぇヴィータ……いいよね?

仮眠用の簡素なベットの上、組み伏せて顔を近づける。

「いいでしょ? 先っぽだけだから。ね? お願い」

「だめだめ、だめだって、な?」

ふふふ、動揺するヴィータも可愛いな。

「~~~~っ!?」

すごくドキドキしてるね。心臓の音大きいよ。

「ほ、ほんとに、ちょっとだけだかんな」

もちろん

「や、やさしくしてくれよな」

ぜったいに

「い、痛くすんなよ」

がんばるね

「……い、いいよ」

蚊が鳴く……いや、ウサギが鳴くような。

顔を近づけあわないと聞こえない位、そんなとても小さい懇願。

少し顎を傾け、頷くかわりに頬擦りする。



そうしてから、ヴィータの柔らかそうな所を軽く触る。

そのまま、先っぽまで優しく撫で上げる。

「あっ?!」

それだけで、ヴィータは大げさに反応してくれる。

「なんか、敏感に……あ、やめっ」

先端のちょっと尖ったところに舌をあてる。

「ま、まて、まって、そこだめっ」

フニフニというより、コリコリといった感じだろうか。

甘噛みしながら、口のながで転がすように舌で弄くる。

「や、やぁ、んんっ」

ヴィータは息を荒げる。そんなに? 本当に敏感なんだね?

目がトロンとしてるね。そろそろいいかな?

「あっ」

支配欲か征服欲か。野生の本能がボクを沸き立たせる。

「それじゃ――いくよ」

いただき――ま――






「ちょっとまてぇ――! 何しとるんや――!(バーン)」



「「(はやて!?)」」

「二人とも……ってアレ?」

そこには、フェレットとウサギが、ベットの上でじゃれ合っていましたとさ。








「で、何や申し開きはある?」

「あはははは……すいません」

いや、変身魔法のレクチャーをヴィータにしてたんだけどね。

ほら、アレって変身したい動物のイメージが大切じゃない?

「それでウサギかい」

そうそう、それで、ヴィータが上手くウサギに変身できたのは良かったんだけど……つい。

「つい?」

ヴィータが美味しそうに見えちゃって……すいません。 ※フェレットはウサギを捕食します。

「はぁ……」

ちなみにヴィータさんは始終無言を貫いてます。

俯いて、時々こっちをチラチラ見ては、頬を赤くして、また俯いて。

正直たまりません。

「それなら、先っぽだけっていうのは?」

……はやて、結構初めからいたんだね。聞き耳立ててたの?

「! ……ええから! なんなん!?」

いや、その、ヴィータの耳をね。齧らせてほしいなぁって。

でも、どうもウサギの耳って敏感らしくてね。

「そら外敵察知するセンサー代わりやもんなぁ」

痛くないように、舌で舐たり甘噛みしてたんだけど……なんか変な風にね。

「はぁ……」






以後、ヴィータに変身魔法によるウサギ化禁止令が出たのだった。



そして……

「ユーノくん。魔法の練習がしたくて」

「ユーノ、ちょっと魔法について相談が」

話を聞きつけた、幼馴染たちが変身魔法のレクチャーを願いに来たのは言うまでもないことだった。



オワル





 ウサ耳ハムハムされて、ピクピク悶えるヴィータ。マジカワイイ。
 2013/09/16 投稿
 2023/07/17 ハーメルンにも投稿



[38499] 【ネタ】小ネタ集・付き合い始めてからの2人【リリカルなのは】【R-15】
Name: しん之助◆1a2c0519 ID:30091dbd
Date: 2013/10/21 01:22
某スレに投稿しようとして書いたまま放置していたもの。超短作。
基本ユノヴィタだから、ここに纏めてもいいかなと。時々増やす予定。





<布団の上にあるものは>

「――ん……」

ゆっくりと、まどろみの中から覚めていく。
たしか書庫の部屋で寝てて……。

「ん……?」

胸の辺りが何やら暖かい。心地いい重量感……何だろう?
布団の上に何かのってる? ヴィータ? ヴィヴィオ?
手を、胸にやるとモフモフと柔らかい感触が帰ってくる。
――これは猫だ。布団の上に猫が乗ってるんだ。

猫が胸の上で、もぞもぞと動き出した。
猫が布団の上で寝るのは、その人を信頼した証拠というが、人肌恋しくなったのかな?
そう思いながら、意識を覚醒させていく。

「――ヴィータ?」

猫ではなく、ウサギフォームのヴィータさんでした。

「……悪いかよ」
「いや、変身しなくても。……一緒に寝ればよかったのに」
「恥ずかしいじゃねーか」
「ボクは気にしないよ?」
「あたしが気にすんだよ!」

付き合い始めても、未だにテレが抜けない、初々しいヴィータだった。

なお、寝ているユーノを見て、布団に潜り込むべきか、いやいやそんな、はしたない事は……
と、悩んでいたところを愛機に撮影されていることなど、彼女は知らない。







<お風呂場での攻防>

「――で、なんで一緒に風呂?」
「だめだった?」
「別にいーけどよ……」

何故か一緒に風呂に。
湯船に使っても、別に狭くはねーしいいけど。
あたしはユーノの上に、背中を預けるように、両足の間に入ってる。
ん……?

「ユーノ?」
「ん?」
「お尻に硬いのが……」
「あはは……ヴィータが可愛いから」
「……このロリコン淫獣野郎」

相変わらず。というか、付き合い始めてから色々吹っ切れたのか。
最近、ユーノはところ構わずスキンシップするようになってきた。
こういう二人っきりの場所ならいいけど、人前ではちょっと恥ずかしい。

「ふむ、では淫獣らしく……」
「まてコラ! どこ触ってんだ!」
「ヴィータのペッタンコなむ」
「言うな! じゃなくて、手を這わすな! 弄くるなぁ!」

なんとか主導権を握らねーと! あ、だからヤメ……

……連敗続きだ。チクショウ。あの淫獣野郎め。







<残念! 俺だよ!>

「おはようヴィータ」
「ん~~?」

一緒に寝ていたベットの上、まだ完全に覚醒していないのか?
半目を擦りながら、生返事を返すヴィータ。
恋人が声を掛けてるというに。もう少し反応してほしい。

「ヴィータ?」
「さむい……だっこ」

おやおやヴィータさん。
なんという甘々モード。完全に寝ぼけてるね。
しかし、その甘美な誘い、どうして断れようか……!

「ん~~あったかい……」

小さな体を抱きすくめる。
胸の中で頬を埋め、スリスリとしてくる姿が実に愛らしい。
やがて、違和感に気づいたのだろうか? ぼーっとした顔でコチラを眺めてくる。

「――ん? ……? ……!」

コッチを見てビクリと硬直する様が小動物みたい。
覚醒したようだね。

カアアァとかいう擬音が聞こえるかのように、すごい勢いで 紅潮していくヴィータ。
ふむ、ここは小粋なジョークで場を和ませるとしようか。

「(はやて/ママ)かと思った? 残念! ユーノくんでし グボォ」
「うっせぇバカ!」

アイゼンは酷くない?
あと、テレながら睨んでいても凄みにかけるね。むしろ可愛いです。

「いや、抱きついてきたのヴィー……」
「だまれ! アホ! ばかぁ!」

「オメーなんでココに!? 朝まで仕事って!」
「ヴィータに会いたいために、即効で終わらせて来たよ」

「はやては!? 一緒に寝てたのに!」
「あとは若い二人に任せるわ……って出てったよ?」
「はやて~~!」

紅くなった両頬に手を添えて涙ぐむ姿は、かなりツボだ。
流石ヴィータ。完璧だ。

「……うぅ」
誰にも見られなくてよかった、そんな風に呟くヴィータ。
残念だが、この様子が中継されていることを彼女は知らない。

そして、部屋の外では、はやてが、
 「おはよう ございます。
  ゆうべは おたのしみでしたね。」
と言う為だけに待機しているのだが、ヴィータの反応が全く持って楽しみである。







<月の下で>

ジャングルの奥地。月明かりすら入り込めない夜の闇をランタンで照らす。
もう、どれだけ歩いただろうか? 方向感覚が狂いそうなほど先が分からない闇。
なのに、それが何でも無いかのように、黙々と道無き道を行くユーノ。
どれだけ時間がたったのだろうか? そんなことを考えていると、奥に光が見えた。

「わぁ……」
「これは……綺麗だね」

生茂る密林のなか、ポッカリと穴が開いたかのように湖が広がる。
ここだけは木々に邪魔されずに月明かりが出ている。光が反射してキラキラと輝いている。

「今夜はここで野宿しようか」
「そうだな」

最低限の会話を済ませ、準備に取り掛かる。
ユーノは獣除の結界を、あたしは火を。

「……はい」
「……おう」

焚き火が二人を照らす。
ユーノに寄りかかり、見上げれば星で一杯の夜空。
星空を見上げたまま、受取ったココアを啜る。……暖かい。
もう、何度コイツと探検に来ただろう。思えば、随分と無茶をしたものだ。

「なあ」
「うん?」
「……やっぱ何でもない」
「そう?」

「ねえ」
「なんだ?」
「……ヴィータは暖かいね」
「うっせえ」

あたしなんかより、オメーの方がずっと暖かいよ。ユーノ。

明日はどんな冒険になるか。
それでも、どんな大変な目にあっても、コイツとなら何処へでも行ける気がした。







<たぶんヴィータ専用>

「魔法の改良をしようと思うんだ」
「ん? いきなりだな」
「いや、ボクって攻撃魔法の適正低いじゃない? 手数増やそうかと思って」
「防御と支援はスゲェけどな。で、何するんだ?」

まあ見てて。と、ユーノは魔法を起動させてみせた。
ロープ状のバインド? が出現し、ゆっくりと動きだした。

「バインド自身に思考を持たせて、対象を自動捕縛するようにしてみたんだ」
「何か効果あんのか……それ」
「設置タイプと違って、任意の空間を指定しなくていいから、時間差や状況の変化に対応させやすいかな」

なるほどな……。戦術の読合いになれば対応力のあるバインドは有効だ。
たしかに便利かもしれない。

しかし、ウネウネと蠢くバインドは見ていて気持ちわるい。
うん? 他にもバインドが出現してんな。って、アタシの足元にも!?

「おい! どうなってんだユーノ!」
「うん、だってヴィータを対象に指定したからね」
「ざけんなテメェ!」

気づいたときにはもう遅かった。
バインドに足を盗られ、更に上からバインドでガンジガラメに。

「うん、いい感じだね。このバインドは使えそうだ」
「おい……ふざけんな! なんだよこれ!」
「これは又縄と亀甲縛りといって、地球由来の……」
「んなこと聞いてんじゃねぇ! このバカ!」
「いや、これはバインドが自動でやったことで、ボクは何も。 敷いて言うなら、バインドの意思かなぁ?」

カラダを伝いながら拘束するバインドが擦れて変な感じだ。
あっ……ん……? なんだこれ、まずい。

「いいから、さっさと解けよ!」
「う~ん そうしたいのはヤマヤマなんだけど……完全自動なのが欠点でさ」
「まさか……」
「バインドに内蔵した魔力が切れるまで、制御不能なんだ」

いや~残・念だなぁ~。と、白々しいほどにウキウキした様子で語る(ユーノ/淫獣バカ)。

「アイゼン! セットアッ……できない!?」
「ストラグルバインドの効果を擬似付与してみたんだ。 完全拘束できると、魔法展開が出来なくなるみたいだね」
「んなことに、スゲェ技術開発してんじゃねーーー!!!」
「まあまあ、ここじゃナンだから、とりあえず奥の部屋に……」
「や め ろ~~~! た~す~け~」バタン……

その後、顔を上気させたヴィータが、乱れた服を直しながら、逃げるように出てくるのだが、
何があったのかは、2人しか知らない秘密である。







 2013/10/14 一・二投稿
 2013/10/16 三投稿
 2013/10/21 四・五投稿


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