「しかし・・・妙だ」
その呟きに反応したのは、アーリャである。
「何が妙なの?」
あの後、教室の片付けを命じられ、サイトと共に教室にいるルイズ。アーリャの「手伝う」という申し出を、彼女は頑なに拒否した。そのため、授業が終わり、暇になった俺達は俺の「字を教えて」という要請により図書塔に向かっている。ちなみに、急にモノローグが「俺主体」になった事は気にしないでくれ。理由をつけるなら、例の忌まわしき噂による精神的ダメージの後遺症とでもしておこう。途中で変わるかも知れないし、このままかもしれない。それは作者のみが知る事だ。それはともかく―
「あぁ。俺はあの爆発の瞬間、オーラで身を守った。だが、結果はこの様だ。」
そう、俺の一張羅は所々焦げていた。ちなみに、コートの方は今日は着ていない。昨日の忌まわしき事件で、この世界で見慣れない形状の紺色のコートはかなり強烈な印象を与えてしまったようで、それ以来、俺はアレを平時に着用しない事に決めた。今は元々来ていた紺色のGパンに学院のYシャツ。黒のタンクトップといった格好だ。Yシャツのボタンを全部あけ、裾はズボンから出して、首から掛けたドックタグが見えるようにしている。様は町のチンピラAという所だ。
「そういえば、タカシのオーラって魔法を無力化できるんだっけ?」
首をかしげ「?」っという判りやすい行動
「いや、無力化じゃない。ただ単純に、オーラで防御しているだけだ。だから、守っているオーラよりも強い力の功撃を受ければ当然、俺にもダメージはある」
「それなら、ルイズの爆発はアナタの体を守るオーラよりも強い力だったって事でしょ?」
「あぁ・・・そうなんだが、それが妙なんだ」
「どうしてよ?」
さっきから疑問符ばっかだね。まぁ、俺のせいだけど
「俺は、ルイズの魔法に使うオーラ。魔力を凝ていた。そしてその威力も計算て、それでも余裕を持って防御できるであろうオーラで体を守った。なのに、この様だ」
両手を広げ「ほら」っという感じで見せてやる
「魔法の威力とか、発動前に見て判断したり計算したり出来るものなの?」
「あぁ。何度か視て慣れてきた。体内から杖へ回すオーラ。魔力の量と大気中から取り込む魔力の量。両方とも、凝れば解るからな。そして、ある程度予測もでる。事実、ルイズの爆発を受けるまでは俺の予測は全て当たっていた」
「外れたのはルイズのたった一回だけだったって事?」
「いや、そうでもない。教室の被害。そして俺の受けたダメージを見ても、あの量の魔力が爆発した場合の俺の予測どおりの威力だった」
「・・・つまり、あなたの防御を一切障害にしないで、あなたの予測どおりの威力で爆発したって事?」
「そういう事だ。オーラ無効化・・・いや、無視というのか・・・なんだろうな・・・それを調べるためにも、とりあえず図書館!そして文字の勉強だ」
一人テンションを上げていくタカシに少し引きつつも、アーリャが質問を続ける
「でも、調べたからって解るとは限らないわよ?」
「あぁ。それでかまわないよ。とりあえず、仮説を立て、対策だけでもいくつか考えないといけないからな」
「対策なんて立ててどうするのよ?」
「仮に、このまま何の対策もしなかったとして・・・っだ」
「うん。別にルイズを敵に回す気は無いでしょ?それに、一回だけの偶然かもしれない」
「そうだな。だが、それが偶然じゃなかったら?その方法が確立されていたら?そして万が一、この世界で俺に敵意を持つ者、もしくは持った者がその方法を知っていたら?これに対する予防措置だけでもとる必要がある」
「・・・考えすぎじゃないの?」
「いや、念のためだ。いざそうなってからでは対応できない可能性もある。だったら今のうちに対策を立てておいたほうがいい。」
昨日の彼の話を聞き、彼の経験を聞いたアーリャは、今彼が言った事態が起こる可能性が全く無いとは言えない事をよく理解できた。
「っそ・・・まぁ、どちらにせよ文字を教えるつもりだったし、どちらでもいいんじゃない?」
「あぁ。そうだな。っと、ここか?」
「えぇ。この塔全部が図書館よ」
デーンっと聳える塔の前で彼が上を向いて塔を見据えていた。
「ほら、早く行くわよ」
そう言ってさっさと中に入っていくアーリャを追って、タカシも中に入って行った。
そして本を読みながら字を教える事三十分ほど、タカシの文字の翻訳の異常に気が付いたアーリャとタカシであったが、ルーンによる翻訳機能との仮説を立て、実際、それで早く覚えられるならよしという結論に達し、夕食までの時間、二人で図書館の書物を読みふけることにした。
そんな中、青い髪の小柄な少女。アーリャと同じくらいの身長の子が入ってきた。
「あらタバサ、あなたも来たのね」
ほう、あの子は確か、マルトー親父が気に入っていた食いっぷりの良いって子だったな。
「私の友達を変な覚え方するな!」
スパーンっと 以下略
「・・・・」
そんな二人のやり取りを無言で見つめるタバサ。そして―
「・・・貴方は誰?」
「おう、俺は崇。龍宮崇。崇って呼んでくれ。こいつの使い魔だ」
そう言いながらポンっと隣にいたアーリャの頭に手を置くタカシ
「アナタは人の頭を何だと思ってるの!?」
そしてまたいつものコントがはじまった
っと思ったら、タバサがそれを阻止した。
「何故彼がここに?それに、アナタも休日以外にここに来る事は滅多に無い」
余計な事はしゃべらずに、必要な事だけを聞くタバサ嬢
「えぇ、実は、彼にこっちの世界の文字を教えて欲しいといわれてね。今教えているところなのよ」
「・・・こっちの世界?」
「あ!?」
思わず「こっちの世界」っと言ってしまったうっかりアーリャ嬢。口をあんぐりあけて硬直しています。
「なぁ、アーリャ。お前のうっかりとか、いろいろ言いたいことはあるけど、一ついいか?」
「・・・何よ?」
う~っと唸りながら睨んでくる
「このタバサって子はお前の友達なんだよな?」
「えぇ。そうよ」
「なら、別に話してもいいと思うぞ?っつか、そもそも俺は、秘密にする必要は無いと思ってるからな。あるとしたら一々説明が面倒だってのと、説明する意味が無いって事だけだな。この子がお前の友達なら、別に知っててもいいだろうし。俺もそのほうが接しやすい。それに、黙っててくれる様に頼めば黙っててくれるんじゃないか?」
タカシの提案に、しばし俯き、考えながらアーリャは口を開いた。
「えぇ・・・そうね・・・ねぇ、タバサ?今から彼の事を説明するけど、信用する、しないは別として、ここで話した事は他には話さないって約束してくれない?」
「・・・かまわな」
そっけなく、ポツリと呟くタバサの顔をみて、アーリャは安心したように息を吐いた。
「安心しているところ悪いが、今度から注意しろよ?今回はたまたま彼女だったからよかったものの、もし、違う奴なら面倒だからな」
そう釘をさされて「っう」っとなっているアーリャを放置し、タカシはタバサと会話を開始した。
「まぁ、とりあえず立ったままってのも何だし、すわれよ」
そういわれて素直に正面の席に座るタバサ
「んじゃ、話すけど。最初に言っておく。これから俺が話す事はかなり突拍子も無い事だ。信じられないかもしれないが、さっきアーリャが言ったとおり、他には漏らさないでくれ」
「わかった」
そういい小さく頷く。それを確認し、タカシは語り始めた。
「―――っというのが俺の正体だ。まぁ、突拍子も無い話ではあるな」
「・・・・そう」
別の世界、ハンター、念能力。それらの事を聞いてタバサは一言だけそう呟いた
「信じてもらえないかもしれないけど、彼の言ってる事は事実・・・だと私も思うわ。一応部屋にはその携帯ってのもあるし、念能力ってのは昨日広場で見たね」
アーリャもそう言って援護する
「そう、私も昨日ソレを見て、彼に対して興味を持った。今日は丁度よく此処で見かけたから声を掛けた」
「なるほど。そんじゃ、一応信じてもらえたって事でいいのかな?」
「いい。アーリャやアナタがこんなウソを付く必要も無いし、実物を昨日見せられた。疑う理由がない」
「そっか。んじゃ、改めてよろしくな。タバサ」
「よろしく。あなたの話には私も興味がある。是非私にもアナタの話を聞かせて欲しい」
そういい笑顔で握手をするタカシと無表情ながらどこかやさしい雰囲気を出しているタバサ。そして横で小さく「ぅ~」っと唸るアーリャと共に、彼らは本を読みながら様々な話をしていた。
そしてしばらく話をした後、彼は先ほどの疑問を改めて二人に効いてみた。
「んで、どう思う?ルイズの爆発」
「そうね・・・一応この本にも書いてある通り、魔法の詳しいシステムってのはさっき貴方の解釈した通りね。かなり感覚的な話だけど、間違っていないわ。そうなるとあなたの守りを突き抜けたっていうルイズの爆発は確かに妙ね」
「・・・そう。確かに、アナタの話に矛盾はない。この書物による裏づけも取れている。でも、ルイズの爆発の説明だけが付かない・・・確かに、これは妙」
二人のトライアングルメイジの同意を受け、改めてタカシは考えてみた。
「・・・一つ・・・可能性がある・・・」
「どんな?」
「それはなに?」
アーリャとタバサも自らの考えを中断し、タカシの話しを聞く。
「まず、前提として、この世界の魔法ってのは、『物質を司る小さき粒』への干渉による事象の変化。だよな?」
「うん」
「そう」
二人とも素直にうなずく
「これはさっき説明したとおり、俺の世界の科学で「分子」(分子,原子、電子、陽子、中性子など、細かくあるという意見をいただきましたが、紛らわしいのでとりあえず、分子とします)等と呼ばれるものへの干渉ってことだ。そして、俺達の念能力者のオーラってのも、これらの「粒」への干渉って事で様々な事象をおこしている。ここまではいいな?」
「ええ」
「問題ない」
「そして、それらの「粒」に干渉する俺のオーラの防御を破る手段だ。まず一つ、単純な力技。俺の防御力以上の攻撃力で押しつぶす。そして二つ目、俺のオーラをなんらかの特殊な手段により無力化する」
二人が頷く
「一つ目は除外だ。って事で二つ目だ。これは、俺の世界ならいろいろあるが、こっちの世界で出来ることは限られる。」
「それは?」
「どのような手段?」
「まず、前提として、ルイズはとくに意図していない。つまり、準備も装備も経験も無い。この条件を加えて推測した結果。ある一つの仮説ができた」
「「・・・それは?」」
二人の声が見事に重なる
「原子(これは素粒子であるとの指摘をしていただきましたが、先程と同じ理由で原子としておきます)へ干渉しての事象変化だ」
「「・・・原子?」」
「あぁ。さっき言った「粒」ってのがあるだろ?その「粒」ってのを作っているさらに小さい粒。それがこの粒だ。つまり、家の土台みたいなものだな。そこからによる干渉。これなら俺がいくら強大なオーラで防御をしようとも無駄だな。網目よりも小さな物は素通しになるだろ?」
「・・・でも、そんな事ができるの?」
そんなアーリャの疑問に―
「・・・はっきり言おう。人間には不可能だ」
彼がそう答えた。
「「え?」」
「いや、すまん。言い直そう。普通の人間には不可能だ。確かに、俺の世界にもオーラに干渉する力を持った存在も居た。だが、これは特殊な念能力か、特異体質によるものだった。だが、人の身一つで何の装備、準備も無しにこの粒に干渉するような人類は俺の世界では確認されていない。そもそも、普通の人間にできる範囲を超えている。この粒ってのはこの世界の源だ。それに対して干渉する・・・言っちまえば、神の力って所だな」
「・・・神の力・・・」
そう呟くアーリャ。そして
「・・・虚無」
そのタバサの呟きにアーリャが驚きの声を上げる
「虚無!?まさか!あれは失われた伝説の系統のハズよ!?・・・でも・・・確かにそんな伝説級の物じゃないとそんな事は出来ないって事かしら・・・」
そんな事を言いながら考え込む二人
「をいをい、何だ?その虚無ってのは?俺をスルーして話すなよ。グレるぞ」
「んなことでグレるな!・・・虚無ってのはね、今は四つしかない系統魔法の五番目の系統。このハルケギニアで伝説になっている始祖ブリミルが用いたとされる伝説の魔法よ」
そして始祖の事、系統魔法、虚無の事など、彼女達が知っている事を全てタカシに話し、さらにこの書庫でも集められるだけの資料を集め、三人で調べていたが、彼がついに結論を出した。
「ふむ・・・ルイズは虚無系統の使い手である可能性があるな」
「っな!?」
「っ!?」
二人の驚きをよそに、彼は淡々と自分の考えを話す。
「いいか?まずさっき言った粒への干渉。これは系統魔法。念能力双方でも不可能。ならば全く別の技術体系ならば可能かもしれない。そしてルイズの「ゼロ」という不名誉な二つ名。魔法成功率ゼロから来たと言っていたが、俺がさっき凝ていた段階で、別段失敗とは言えないと思った。ただ、最後の最後で何かが違った。俺はあの時「何かが噛み合っていない」っと感覚的に思った。これを「ルイズが虚無の使い手である」という仮説に当てはめれば説明できる。虚無に特化したメイジだから、通常の四系統の魔法とは根本から違い、魔法を発動しても爆発という結果につばがってしまう。っとな」
「・・・確かに・・・その仮説だとアナタが言っている事に全て説明が付くわね」
「他に有力な説が無い以上、その説を否定する要因が無い」
二人は肯きながらそう呟き、再び考え始めた。
「まぁ、全ては仮定の話だ。今の話で実証されているのは「ルイズの爆発が俺の防御を突破した」という事象だけだ。他は全て仮定に仮定を重ねた穴だらけの仮説だよ。それに、大部分は俺の感覚や経験、知識といった部分もあるしな。」
だが、そでも信用するには十分すぎる推測であった。
「まぁ、どちらにせよこの件は三人の秘密にしよう」
「なんで?ルイズや学院長に報告しなくていいの?」
そういってくるアーリャ。そしてタカシは―
「あぁ。言ったろ?いくら俺達の中で説得力があったって、所詮憶測だ。一度限りのマグレって事や、俺の防御の計算ミス。もしくは、虚無とは関係なしに粒に干渉するような体質であるって可能性もある。」
「・・・確かに」
「その可能性もある」
しぶしぶと言った様子で頷く二人。
「それに、仮に本当にルイズが虚無の使い手であるとしても、やはり今は話せないな。」
「何で?学園長に報告は無しにして、ルイズにだけは、「あくまでもそういう可能性がある」って事だけは言ってもいいんじゃない?」
アーリャは純粋に、友人のためを思っての発言であった。しかし
「だめだ」
一言でタカシに一蹴されてしまった。
「なんでよ!?」
なおも食い下がるアーリャに、タカシはため息をつきながら説明した。
「いいか?仮にルイズが虚無だとして、仮説を説明。そして自力でそれに到達。虚無に目覚めたとする」
「うん」
「その場合、考えられるのは
1、自身の力の成長に他が追いつかず、その力の扱いに困る。
2、その事実が国又は虚無を狙う組織、人物に知られ、争いの火種になる
こんな所だ」
「「・・・」」
二人は黙り込んだ
「いきなり大きな力を持った。もしくは、持ってしまった者の運命はこの二つだ。そして、この二つに対抗するには、自らの力のコントロールと、確固たる強い意思が必要だ。通常、強大な力というものは、そう簡単に手に入るものではない。俺の念能力だって、これまでの人生の下積みがあったからこそ使える物だ。」
「・・・私達の魔法と同じじゃない?」
「そうかもな。ちょっと違うけど似ている、でも、魔法を使えるメイジってのは、はっきり言って血統できまってるだろ?それはある種の才能という。っま、それはいい。そしてそこからどれだけ努力したかでスクウェアやトライアングルといった強力なメイジになる。そうじゃないのか?」
「そうね」
「お前達二人はトライアングルだったな?ここまで来るのに、全く努力しなかったのか?」
「いえ・・・そんな事は無いわ」
「私も・・・実力を身につけるため、相応の努力はしてきたつもり」
「そうだ。お前達は実力に見合った努力をした。だからその見返りに強力な力を持っている。これが普通なんだ。才能があろうが無かろうが、努力した分だけ見返りが来る。等価交換って奴だな」
「・・・ルイズだって、たくさん努力しているのよ?ゼロだと、無能だとののしられながら、私はそれを知っている・・・だから」
「解っている。彼女は努力家なのだろう。でもな、虚無の力ってのは、彼女の今までの努力に釣り合わないほど強大なんだ」
「・・・見てもないのにどうしてわかるの?」
不満そうに言う彼女に、苦笑しながらタカシは答えた。
「いいか?自分で言うのも何だが、俺ははっきり言ってお前らとは比べ物にならない努力をしてきたと思う。そして、かなりの経験をつみ、その下積みで俺は強大な力を手に入れた。だがな。さっきのルイズの爆発。アレを虚無とすると、もしルイズが俺を殺す気なら、一瞬で出来てしまう。なんせ大本への。根本への介入だ。俺に防ぐ手段は無い。俺の努力と力を数字化して千。ルイズを百とすると、虚無という魔法自体の力は軽く一万はあるだろう。つまり、現時点までのルイズの努力に釣り合わないんだよ。そんな突拍子も無い力をいきなり制御できる人間は居ない。だから危険なんだ」
「・・・そんなにすごいの?虚無って」
訝しげに首をかしげ、質問してくるアーリャ。タバサは先ほどから、終始無言である。
「あぁ。さっきの俺の防御。これは数々の実戦で鍛えてきた俺の技術だ。さっきミスがあったかもしれないと言ったが、実際それは無いだろう。なんせ、俺はミス=死に直結するような事を今まで多く経験してきたんだからな。そんな命のかかっている事でミスはしないさ」
「・・・そう・・・じゃぁ、この件は三人だけの秘密、他言無用でルイズは様子見って事でいいのね?」
納得できていない!っという顔の彼女にさらに苦笑しつつ、
「あぁ。少なくとも、彼女の精神。心がそれを扱えるようになる日まではな。それがいつかはわからない。だが、もしかして虚無ってのは、そうなった時点で自然に覚醒するのかもしれないな。まぁ、全て憶測でしかないがな」
その答えを聞いて、納得したのか、彼女が一度大きなため息をつき、返事をした。
「はぁ・・・解ったは。タバサも、それでいいわね?」
「かまわない」
「よし、んじゃこの話はここまで!とりあえず、俺はさっきからコレが気になってるんだが―――」
そうして、この日三人には共通の秘密が出来た。この後も二つの世界の事を夕方になるまで三人で話していた。
以上です。ここでタバサの登場です。タバサ=本っというイメージなので、やはり図書館での出会いという事にしました。
予告通りにタバサは頂いた!w
ルイズの虚無に関する仮説についてですが、別に現段階で仮説を立てる意味はあまりありません。強いて言うなら「三人の共通点」っというのを少しでも作りたかった。っという作者の私情と、「虚無>>系統魔法、念能力」っという不等式の成り立ちを設定したかったと言うことがあります。
オーラ&系統魔法=分子への干渉 っというのは作者のイメージです。実際、原作(ゼロの使い間)では虚無を「粒の中のさらに小さき粒」っと言っていますし、これは=原子と解釈してもいいかと思っています
タバサはこんな感じでしょうかね。たぶんキャラは崩れていないと思うのですが、断言出来るほどの自信は正直無いです;;
では、これからもご意見、ご指摘、ご感想等どんどん書き込んでいただければ幸いです。それでは、失礼します
さっそくですが一部明らかに不自然な部分を修正しました。ご意見ありがとうございます
さらにご指摘のあった部分を「分子」としていた部分を「分子、原子、陽子、電子、中性子」っと表記し、「原子」の部分を「素粒子」っと変更しました。
これならば特に問題も無いのかと思います。「ごちゃごちゃしてて判りにくい」っという方は、ご自身で理解しやすい単語へと置き換えて読んでいただければ幸いです。
さらに少し修正です