ここはとある別世界。一見すれば我々の住む世界と、何ら変わりのない世界だ。そこに現在、3人の小学生の少女と1人、肩に乗るような小さいサイズの少女が降り立っていた。
?「ここが噂が言われている管理外の世界なんだね。」
茶髪で短いツインテールをしている少女は「高町なのは」。9歳でありながら、時空管理局の魔導士をしている。デバイスは「レイジングハート」
?「うん、母さんの話だと、この世界で間違いないみたい。」
金髪のロングツインテールの少女は「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン」。なのはと同じく管理局所属の魔導士で、デバイスは「バルディッシュ」
?「リィン。何か分かった?」
?「いえ…まだそれと言った痕跡はないですね…」
茶髪でショートの少女は「八神はやて」。2人とはまた別のタイプのデバイスを使う魔導士。そして彼女の肩にいる少女ははやてのユニゾンデバイスである「リィンフォースⅡ」である
フェイト「確か例の噂は町で起きてるって情報だったし、その街を見つけさせすればいいと思うけど…」
なのは「でも本当なのかな?あの噂。」
その噂と言うのは、この世界にあるとある町がある。その町は女性しか住んでいない珍しい町であったが、それ以外は何の変哲もない平和な町だったらしい。しかし、ある日を境に、突然町中の人々が豹変したという噂が流れている。どのように豹変したかは不明だが、彼女たちは、これを時空犯罪者の仕業ではないか?と予測したなのは達は命令を受けて、この世界にやって来たのだ。
はやて「まぁ、勘違いやったら、それはそれでええんやけどな?」
そんな会話を交えながら話していると、目的の街が見えてくる
リィン「どうやらあれがその街みたいです!ただ…今の所は魔力らしき反応はありません。」
はやて「反応がない?やっぱり勘違いか?」
フェイト「魔力を隠している可能性だってあるし、まだないとは断言できないよ。」
なのは「とにかく行ってみよう!」
なのは達は町へと足を急いだ
数十分後…
なのは「町に着いたのは良いけど…」
リィン「誰もいませんね?」
フェイト「町の人達が消えたってこと…?」
はやて「流石に誰も外に出てないなんてことあらへんやろしこれは一体……ん?」
すると、奥からノリノリな音楽が聞こえてくる
はやて「何や?この音楽?」
フェイト「爽快と言うか…やけにノリノリと言うか…?」
リィン「音の遠さからして、恐らく町の中央でしょうか?」
なのは「もしかして町の人達が集まっているのかも!行ってみよう!!」
なのは達は町の中央を向っていった