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[43942] 作品置き場【混合】【黒歴史】【ごみ】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:de1a81ca
Date: 2022/11/08 22:01
このスレでは中の人がその当時ハマっている作品や思いついた一発ネタなどを書き溜めていきます。つまり、黒歴史製造機です。

完全に中の人の自己満なのでコメントなどでの意見やリクエストは基本的に受け付けません。ご了承ください。

それと、話は基本的にグダグダ、ガバガバ、オチなしだと思います。深夜テンションや思い付きなどがほとんどなので。オチが思いつかない時は多分どこかの館とかが爆発するんじゃないかな…

まあ、それでもいいという人は読んでみてください。



[43942] こんなに月も紅いから【東方Project】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:de1a81ca
Date: 2022/11/08 23:25
霊夢「皆既月食?」

紫「そうよ、外の世界で話題になってるの。月が見る内に欠けていって赤銅色に染まり、最後は元に戻る。これが皆既月食よ」

霊夢「そう言ってもねえ…幻想郷じゃ月に変化があるなんてよくある事じゃない。紅く染まったりずっと夜が続いたりなんて事もこれまでにあったし」

霊夢「ていうか、私たちは月に行った事あるし。そして月人に惨敗しておっ始めた紫が土下座までしたんだものね」

紫「あれは別の目的があったし結果的には勝ったんだからいいでしょ、過ぎたことを持ち出さないで」

霊夢「とにかく、そんな物に興味はないわ。さっさと寝るだけよ」

紫「ツレないわねぇ…せっかく神社に集まって皆で見ようとしてたのに」

霊夢「勝手に計画するな!今すぐ断って…」

魔理沙「よー霊夢、紫から聞いたか?今日は」

霊夢「帰って」

魔理沙「なんだよ藪から棒に」

霊夢「興味ないのよ。わちゃわちゃしたいなら紅魔館にでも行けば…」

咲夜「お嬢様はこちらに来ることを望んでいるわ」

霊夢「帰れ、あと急に現れるな」

咲夜「あなたに迷惑をかけるような事はしない、それならいいでしょ?」

霊夢「全く…なんで次から次へと来るのかしら…」

紫「博麗神社は最高の立地で月食を最大限堪能出来るって言いふらしたの♪」

霊夢「言いふらしたの♪じゃないわよ!あんたが元凶かいっ!」

紫「もー、そんなに怒ってたら老けるの早くなるわよ?」

霊夢「誰のせいだと思ってんの…」

ー数時間後ー

魔理沙「紫、そろそろか?」

紫「ええ、もう始まるわ」

霊夢「ったく…結局酒持って来てるんだから…」

魔理沙「まあまあ、紅魔館の奴らと私と紫だけなんだし。酒はお前も呑むだろ?」

霊夢「まあ呑むけど」

魔理沙「ていうか紫、藍と橙はどうした?」

紫「あの2人なら適当なところで見るって言ってたわ、妖怪の山にでも行ってるんじゃない?」

霊夢「だったら最初から守矢神社に行かせなさいよ」

フラン「まあまあ霊夢、そんなにカリカリしてると老けるの早くなるよ」

霊夢「急に会話に入るな。あんたいつ来たのよ」魔(デジャヴ…)

フラン「今!」

レミリア「私もいるわよ」

魔理沙「あれ?レミリア、咲夜と美鈴はどうした?」

レミリア「フランが早く行きたいって言うものだから先に来ちゃったわ」

フラン「そんな事言ってー、本当はお姉さまがすぐに来たかったくせに」

レミリア「そんな事ないわ。ていうか魔理沙、パチェは来てないって察してるのね」

魔理沙「あいつの事だからな」霊「カリスマブレイク」ボソッ

レミリア「さすがよく分かってらっしゃる。あと霊夢うるさい」

ー部分食中ー

魔理沙「お、本当に欠けてる」

フラン「私ならキュッとしてドカンで粉々に出来るよ」

レミリア「やめなさい」

霊夢「」ゴクゴク

紫「霊夢、あんまり飲みすぎないようにね」

霊夢「うるさいわね、母親かっての」

美鈴「あ、咲夜さん!あっち今流れ星流れましたよ!」

咲夜「貴女がそんなにはしゃいでどうするの」

レミリア「えっ、美鈴それ本当!?」

美鈴「はい!あ、また!」

レミリア「美鈴、流れ星には願い事するのよ!」

美鈴「あ、はい!紅魔館がいつまでも平和でありますように…」

レミリア「カリスマブレイクとか言われなくなりますように…」

フラン「声に出てる声に出てる」

魔理沙「もはや流れ星を見る会になってるな。レミリアなんか子供みたいにはしゃいでるぜ」

霊夢「美鈴、給料上げて欲しいとかじゃないのね」

咲夜「紅魔館が低賃金って言いたいわけ?」シャキーン

霊夢「すいませんそういう意図は一切ありませんからそのナイフしまって下さい」

ー皆既食中ー

魔理沙「おー、どんどん欠けてくぜ」

紫「藍ー、お酒追加でちょうだーい」

藍『こっちにはありませんよ!というか紫様呑んでるんですか!?』

紫「別にいいじゃなーい、こういう時くらい硬いこと言わないの!」

橙『紫様酔っ払ってる〜』

霊夢「結局あんたの方が呑んでるじゃないの!一番最初にこいつを締め出すべきだったわ…」

フラン「わー!美鈴走るのはやーい!」

美鈴「まだまだ走れますよ妹様!」

レミリア「フラーン、はしゃぎ過ぎて振り落とされないようにね!」

魔理沙「こうして見ると肩車してもらってはしゃいでるだけの子供だな」

レミリア「フランはまだまだ未熟だからね、ちょっとした事で大はしゃぎするのよ」

魔理沙「さっき流れ星に願い事〜とか言ってはしゃいでたのは誰だっけ?」

レミリア「うるさい」

咲夜「そうは言っても、お嬢様と妹様は5つしか違わないのでは…」

ー皆既食最大ー

霊夢「…たまにはこういうのも良いかもね、紫」

紫「………」

霊夢「…紫?」

紫「…zzz」

霊夢「こいつしばいていいかしら」

レミリア「こんな時間に寝るなんて早いけど寝かせときなさいよ、機嫌損ねて面倒な事になっても嫌だわ」

霊夢「機嫌損ねてるのは私なんだけど」

レミリア「…こうして紅い月を見てるとあの時を思い出すわね」

霊夢「あんな異変思い出さなくていいのよ」

レミリア「あの頃はまだ咲夜は…優秀だったけど今ほど忠誠心は高くなかったし、パチェはそこまでアクティブじゃないし、美鈴は抜けてるところがあったし…フランを外に出さなかった」

霊夢「2人ほど現況と大差ない奴がいるのは気のせい?」

レミリア「…こんなに月も紅いから、本気で殺すわよ」

霊夢「………」

レミリア「そんな事言って弾幕ごっこで戦ったのよね、懐かしくも無いけど。20年前の事のように覚えてるわ」

霊夢「それを言うなら昨日の事のように、でしょ。20年も経ってないわよ」

レミリア「霊夢、ありがとうね」

霊夢「…突然なによ」

レミリア「なんだかんだ言っても神社に押しかける私たちを迎えてくれるし…歓迎はしてないかもしれないけど」

レミリア「それに…あの異変は、良くも悪くも私たちを変えた」

霊夢「悪くちゃダメでしょ」

レミリア「魔理沙もだけど、あなたには感謝しているわ」

霊夢「…こんなに月も紅いのに、永い夜になりそうね」

レミリア「?」

霊夢「そんな感謝なんていらないわ、巫女としてするべき事をしただけ」

霊夢「そういうのはいいから、今夜は騒いでなさいよ、あいつらも一緒に」

霊夢「…紫以外はお咎めなしにしといてあげるから」

レミリア「…そういうところに感謝してるのよ」

レミリア「あの時ほど月は輝いてはいないけど」

レミリア「楽しい夜になりそうね」













ーーーーー
なんか…大分クサい台詞ばかりになりましたね。それはそうと、何気に投稿する東方のSSはこれが始めてです。
まあ、今日は実際皆既月食、しかも442年振りに天王星食と重なるという事で急遽書いてみました。
442年前だとお嬢様はもう58歳…吸血鬼だと赤子なのか、それとも500歳と変わらぬ姿に成長しているのか…別に2022年現在で500歳ではないだろうけど。

最後にクサい事言わせてください。皆既月食で月が赤銅色になる時、亡き王女の為のセプテット聴きながら月を見てたんですよ。そうしたら幻想郷に行った気分になれました。



[43942] 一護「腹減ったな」【BLEACH】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:a5642522
Date: 2023/01/09 00:31
一護「しっかり夕飯も食ったんだけどな…」

ルキア「どうした一護」

一護「って、お前まだ寝てねーのかよ」

ルキア「そう言う一護こそ」

一護「まあまだ10時半だし、俺普段は11時に寝るから」

ルキア「そうか。そういえば何か呟いていたようだが」

一護「いや、腹減っちまってよ」

ルキア「なんだそんな事か、なら何か食えばいいではないか」

一護「そう言っても今日は親父が殆ど夕飯食っちまって残ってないんだ」

ルキア「なら寝ろ、そうすれば空腹など気にならん」

一護「そう言ったって…成長期の男子高校生にとって空腹がどれだけ重いか知らねーだろお前」

ルキア「知らん!」

一護「んなあっさり…そういや、明日は学校休みか」

一護「そうだ、ルキア。ハンバーガーって食った事あるか?」

ルキア「はんばーがー?何だそれは?」

一護「食った事ねーなら食わせてやるよ、ちょっと出かけるぞ」

ルキア「あ、待て!せめて着替えさせろ!」

ーーーーー
ルキア「一護、お前門限は確か7時までの筈だが」

一護「そうだけどまあ良いぜ、ただ親父にバレないようにしないとな」

一心「お、一護。どうしたんだこんな時間に」

二人(速攻でバレたー!!)

一護「あ、いや、ちょっと便所だよ」

一心「そうか、そろそろ寝るんだぞ?」

一護「お、おう」

一心「ていうか今、後ろに誰か居なかったか?」

一護「え?何言ってんだよ親父気のせいだろ俺そろそろ限界だから早く行かせてもらうぜ」タタッ

一心「どうしたんだ?変な奴」

ルキア「………」

ルキア(あ、危なかった…!!)ドキドキドキドキ

ーーーーー
一護「しかしお前、天井に張り付けるんだな」スタスタ

ルキア「そのくらい朝飯前に出来る」スタスタ

一護「もう夕飯も食ったけどな」スタスタ

ルキア「相当つまらんぞ」スタスタ

一護「お、ここだ。やっぱ24時間営業だと便利だな」

店員「いらっしゃいませー」

一護「俺が金出すから好きなもの…って、お前分かんねーか。とりあえず安パイのハンバーガーで良いか?」

ルキア「あ、ああ…」

ルキア(どうやら飲食店のようだが…なんとも妙な感じだな。席は奥の方にあるが店員を席に呼ぶのではなく注文してから席に移動するのか…)

一護「どうしたルキア、行くぞ」

ルキア「え?ここで食べていくのでは無いのか?」

一護「お前本当に知らねーのか…持ち帰りだよ、持ち帰り。ほれ行くぞ」

店員「ありがとうございましたー」

一護「とりあえず近くの公園にでも行くか、また親父に鉢合わせるのも面倒だしな」

ルキア「一護、一体あの店はなんなのだ?席は奥の方にあるのに注文は手前で行うし、それなのに持ち帰りとは…」

一護「アレはファストフード店って奴だよ。一応席で食べてく事も出来るけど持ち帰りが主流だな」

ルキア「???」

一護「………」

一護「…着いたぞ、そこのベンチに座るか」

ルキア「ああ…にしてもよく分からないのだが」

一護「食ってみればいいんじゃないか?お前の分はこれな」

ルキア「あ、済まぬ。ところで食器は無いのか?」

一護「俺が先に食うから見てろよ」カサッ

一護「いただきます。うん、やっぱ美味いな」

ルキア(この紙包みを剥がすのか…?)カサッ

ルキア「…これは…」

ルキア(パン…に野菜や肉が挟まれている、しかし一護のような黄色く伸縮する独特の香りがする物は入っていないが…)

一護「どうしたルキア、食べないのか?」

ルキア「…いただきます」

ルキア「!」

一護「どうだ?」

ルキア「…中々に美味いな!」

一護「へへ、そうか」

ルキア「こんな美味い物があるならもっと早く教えてくれれば良かったではないか!」

一護「いや、お前金持ってねーだろ」

ルキア「ところで、お前のとは違う様だが」

一護「ああ、お前のは一番シンプルなハンバーガーで俺のはチーズバーガー。他にも肉の代わりに魚が入ってるフィレオフィッシュとか味付けが違うのもあるぜ」

ルキア「奥が深いのだな…」

一護「そんな大層なもんじゃねーよ…っておい、携帯鳴ってるぞ」

ルキア「え?…虚だ、一護!」

一護「! 分かった、場所は!?」

ルキア「ここから僅か…300m程!あっちの方角だ!」

一護「よし、ここで待ってろ!すぐに戻る!」

ルキア「………」チラッ

ルキア「………はむっ」

ルキア「うん、このちーずとやらも美味いな!」



ーーーーー
今回は夜マックをして思い付きました。ちょうどBLEACHも読んでる最中だったので。
何気にBLEACHのSSを書くのは初めてですね。死神代行編辺りの初期ノリを意識して書きましたがどうでしたか?BLEACHはキャラも多い分ネタも多く思いつきそうなのでまた書くかもしれません。



[43942] 140文字SS集【東方Project編・其之一】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:d43e2d56
Date: 2023/03/21 00:16
どうも、キャキャロットです。
ここでは診断メーカーさんより「140文字で書くお題ったー」で出されたお題を元にSSを書いていきます。出来れば毎日1つずつここに更新していきたいです。10個程度書き溜めたら次のスレに移ると思うのでそのつもりでお願いします。
一応今のところは東方だけのつもりですが他作品もやるかもしれません。
※2023/03/15追記 後書き等下に移しました。



一.
あの人にはどれほど救われたか。
人を驚かすのが生業の癖に人は驚かせられない、特技の鍛治や育児をやっても所詮私は忘れ傘、人間からは煙たがられるだけだった。
いっそ消えてしまおうか、そう考えるようになっていた日。あの人は、
「大丈夫ですか?小傘ちゃん」
崩壊寸前だった私の日常を戻してくれた。




二.
彼女は追い詰められていた。自分の生業も、それに代わる事も存分に出来ずに。彼女から事情を聞いた時、気付けなかった自分が情けなかった。
これからどうするべきか、お二人に相談すればきっと聡明な答えを出してくれるだろう。けれど、私はこの事を話すつもりはない。
私自身が答えを導く。彼女の為に。




三.
前はコテンパンにやられてしまったけれど、今回は違う。
あの月の民をぎゃふんと言わせてやるのが目的。そのためにはたとえ土下座だろうと何だろうとしてやるわ。
幽々子の協力が必要だけど、彼女なら動いてくれるでしょう。あの吸血鬼たちが月に着いた後、私たちも動かないとね。
さて、どうなるかしら?




四.
彼女は主人の命には忠実に従い、他人とも良好な関係を築いている。私も例外ではないし、むしろ特に仲の良い友人として接してくれている。私はそんな彼女に魅かれてしまった。
抑えきれないこの想い、師匠の薬を持ってしても治せない胸の高鳴り。
友情の先にあるこの気持ち、一体どうすればいいのだろう。




五.
最近、よく笑っていると言われる。そんなつもりは無いけれど、気付かぬうちにはにかんでいる様だ。
前までは絶対にあり得ない事だった。誰もがこの能力を忌み嫌い、それ故にこの地下で暮らすようになったというのに。
やはり、あの子達と長く一緒にいたからだろうか。
心に裏表の無い、純粋なあの子達と。




六.
時々、無性に憎しみが溢れ出す事がある。
私は自分の主人も式も好きだ。決して恋情では無いが。特に式はとても愛らしくて甘やかしてしまう事もしばしばあり、そのたびに主人にたしなめられる。
それや日頃の行いに腹が立つ訳でもないのに、何故か二人が憎らしくなる。
一体、この感情はなんなのだろうか。




七.
いつか慧音が言ってた。友だちや好きな人同士は運命?の糸で結ばれていて自然に一緒になると。
意味はよく分からなかった。別にあたいから糸は生えてないしみんなもそうだ。
でも友だちは自分で選ぶもの。だからもしそんな糸があっても自分で掴むものじゃないか、と言ったら慧音は驚いたみたいに笑った。




八.
尊敬心や忠誠心の源は何から来ているのか、そんな事が気になっていつも通りに彼女に話しかけた。
すると彼女は愛が根源にあるから、少なくとも自分はそうだと答えた。
正直、耳を疑った。人間の貴女が吸血鬼の私を?
愛せるものなら愛してみなさいよ、そう思った。けれど、その目に嘘偽りは見えなかった。




九.
従者がどうしたら一人前になれるか、と尋ねてきた。
もしかしたら自分は半人前なんじゃないかと思い立ち質問してきたのだという。実際そうだけど。
けど、その考えこそが半人前だと言ってやった。別に焦る事も無いし、貴女の足りない分は私が埋められるから。何事も足して割るとちょうどよくなるものよ。




十.
みんなの心配事が増えてきたように思う。
ここは人間も妖怪も関係無く受け入れる寺。しかし、幻想郷では妖怪は良く思われない存在。いつ博麗の巫女などに目をつけられてもおかしくないからだろう。
けど、きっと大丈夫。心配事の九割は起こらないと言うし、何かあったとしても私が何とかしてみせるから。












一.2023/03/12 お題「多々良小傘で『日常崩壊寸前』」

最初は最近好きなキャラから小傘ちゃんを選んで書きました。それにしてもいきなりお題が重い…一応明るい方向に進む様にはしましたけど。
ちなみに「あの人」、誰だと思います?ヒントはイメージカラー…というかモロ緑でよく小傘と一緒にされがちなあの人(人間とは限らない)です。
意外に140文字って少ないですね。それなりに添削とかしましたよ。こんな感じで明日も何か書きたいです。


二.2023/03/13 お題「東風谷早苗で『自分だけ知ってればいい』」

お題ェ…なんかお題が毎回重いというか暗いんだけどなんなの?
ぶっちゃけるとこれ昨日の続きというか早苗視点です。速攻で答え合わせする事になりました。「あの人」は早苗です。モロ緑でしょ?二次創作とかの影響で小傘×早苗が自分の中にあるので意識して書きました。
ちなみに今日は最近好きなキャラをルーレットにして選び、早苗さんになりました。それで続き書くことになるとか運命かな?


三.2023/03/14 お題「八雲紫で『そう、全てが終わる前に』」

まーたお題が暗え!!まあ今回は紫をお題にして知的な感じで書きましたけど。
ちょうど今日儚月抄を読み終わったので儚月抄の内容を絡めてみました。読み終わった感想としては、ゆるい。全体的に緊張感が無い。いかにも東方らしい感じで面白かったです。最初の方こそ綿月姉妹と永琳の関係とかレイセンとか緊迫感がありそうだったけどレミリアの侵略計画とか住吉さんとかなんかゆるくなって来て、月に着いてから戦闘はあったけどほとんど遊び(まあ弾幕ごっこなんだからそりゃそうだけど)だったしまあ紫は何か裏でやってるしな…と思ったらあのオチと。いっつもコテコテのガチ戦闘ばっかやってるバトル漫画を読んでいる身としては新鮮でした。
…毎回後書きの方が本編より長くなってるなぁ。


四.2023/03/14 お題「鈴仙・優曇華院・イナバで『友情の一歩先』」

明るいお題来たあぁ!!という事で本日2つ目です。やっぱり完全オリジナルのも書きたいし、何より140文字だと気軽に書けるから良いんだよね…
これまでとは打って変わって明るく甘い鈴仙の恋物語です。相手は従者かつ鈴仙とよく(二次創作で)一緒に描かれがちなあのキャラです。ちなみに個人的に現時点で最推しのカップリングです。
やっぱりある程度書くと分かってくるけど140文字SSだと全部は書ききれないから読者の方の想像の余地を残す、というのがミソですね。ただお題を見なくても誰の話か分からない様にしないとだからそこらの線引きが難しいかも…


五.2023/03/15 お題「古明地さとりで『長く一緒にいた影響』」

また良い感じのお題来たぁ!!てかさとりにぴったりだなこのお題。
今日はちょっと解釈違いとか単純に知識不足で若干原作と齟齬があるかもしれませんが大目に見てやってください。今回はそれ以外に解説する事なども無いのでここで終わります。


六.2023/03/16 お題「八雲藍で『アンビバレンス』」

お題さぁ…今日は藍様で「アンビバレンス」です。
ていうかアンビバレンスなんて普段から使う事無いでしょ、正直初見の時には意味分からなくて調べましたからね。
あと書いてて思い出したんですけど橙って名字無かったですね。東方知りたてホヤホヤの時期に橙も八雲って付いてると思ってましたよ。でも紫と藍って名字あるけど別に血縁関係あったりとかじゃないですよね。よね?


七.2023/03/17 お題「チルノで『手繰り寄せた糸の先』」

今日はチルノのSSです。恋愛系のお題だけどチルノには合わないのでそれなりに考えて慧音を絡ませてみました。まあ合わないのは曲もそうなんだけど。(おてんば恋娘…)
書き終わった後に思ったけどあんまりお題通りじゃないような…色々入れるには280文字くらい欲しいです。


八.2023/03/18 お題「レミリア・スカーレットで『愛してみろよ』」

結構ぴったりなお題来たけどもうちょっと強気に攻めるお嬢様が書きたかった…
それはともかく、今日は東方Projectの生みの親である神主ことZUNさんのお誕生日らしいですね。おめでとうございます!!正直サイヤの日しか頭に無かったから知らんかった…
ここまで東方という1作品が大きなコンテンツになったのもZUNさんが原作で魅力的な世界観、キャラクター、楽曲を作り出しそれらを二次創作で扱う事を大々的に了承してくれたからですよね。ネット…どころかリアルでも東方関係のコンテンツは二次創作が基本ですし。私も二次創作から入りましたし。
ネットの歴史を語る上では絶対に欠かせない存在にまでなっているし、「インターネット界隈に最も影響を与えた作品」ならNo. 1だと思っています。リアルネット問わないで考えるならまだしも…
今後も東方の創作物を見るのも作るのも楽しんで行こうと思います。


九.2023/03/19 お題「西行寺幽々子で『足して割って、ちょうど』」

今日は幽々子さまがお題です。正直お題がよく分からなくて若干苦戦したかも…
あと今日気付きましたけど従者の方は何気にSS書いてなかったですね。まあそのうち書くという事で。
あと今回が九つ目なので次を最後に新しいスレを立てようかと思います。


十.2023/03/20 お題「聖白蓮で『きっと大丈夫』」

という事で、其之一ラストは聖でした。聖ってやっぱり何か安心感があると思うんですよね、個人的に。そのイメージと今回のお題もピッタリで割と書きやすかったです。全てを受け入れてくれそうというか、優しく語りかけてくれるというか…



さて、十本SSが溜まったのでここで一回区切りとさせていただきます。
次はまた東方かな?とりあえず次の更新はスレを改めて…



[43942] AIに小説を書いてみてもらう・其之一【ドラゴンボール(?)】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:e872c7e8
Date: 2023/03/29 00:41
前回の投稿から少し間が空きましたが、どうも、キャキャロットです。
今回は「AIのべりすと」さんというサイトを使っていたら中々面白い文章が出来上がったのでここに残しておきます。



私は、科学者にブロリーを自在にコントロールできる装置を作らせた。その装置は、ブロリーの腕輪と連動していて、ブロリーが望んだ時だけ、装置からブロリーだけに聞こえる音が鳴るというものだった。
「これでいいだろう」
「はい、ありがとうございます!」
「では、行ってくるぞ……!」
そう言って、カカロットはブロリーの肩に手を置いた。すると、ブロリーはまたもや気を高め始めた。そして、カカロットと共に、地球へと飛び立っていった。
それからしばらくして、フリーザとナメック星人達は宇宙船で到着した。
「さあ、着きましたよ!ここが私の別荘です!」
そこは、超巨大な宮殿だった。フリーザの宮殿よりも遥かに大きく、まるで要塞のようであった。
この星には、ドラゴンボールで生き返らせた者達以外の住民はいなかったため、ここには誰もいない。そのため、この星の全てはこのフリーザのものと言ってもいい状態だったのだ。
そんな宮殿の前に着陸した宇宙船から降りたフリーザ達を待っていたのは、たくさんの兵士達だった。
「おかえりなさいませ!フリーザ様!!」
兵士達は一斉に頭を下げて挨拶をした。それを見たベジータは、少し驚いていた。
「随分と数が多いな……」
「ええ、私の部下達がたくさんいるんですよ!」
そう言うと、フリーザは兵士の一人に声をかけた。
「おーい!ギニューさんはいらっしゃいますか?」


ーーーーー
えー、これ以上はサイトにアカウントを登録しないと続きが書けないとのことなのでとりあえずここまでです、すみません。
それはともかく、凄くないですかコレ?最初の文章を打たないと続きは生成されないんですけど、私が打ったのは「私は(中略)作らせた」の一文だけです。ドラゴンボール関係の単語は「ブロリー」しか入れてないのに「カカロット」「フリーザ」「ナメック星人」「ドラゴンボール」「ベジータ」「ギニュー」と6つも新たに追加されると。有名どころとはいえしっかり作品の知識を持っているし、稚拙な部分も本当に少しだけなんですね。世界観は割とぐちゃぐちゃですけど。
まあ正直、凄いからって今後使うかと言われるとそれは無いと思います。
たまにこんな感じで投稿はすると思いますが、基本は自分で書きます。色々理由はありますが、やっぱり自分で書くのが一番理想形とか構想に近づけられるので。さっきも書いたけどAIだと世界観が若干変になったりしてるので…
それじゃ、今回はこの辺で。



[43942] 鈴仙「ついに来た…」【東方Project第19弾発表おめでとう!!】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:7660b48a
Date: 2023/04/18 23:06
鈴仙「東方新作発表…!」

鈴仙(今回は少数作品ではなく整数作品…という事は新キャラはもちろん話が進むはず)

鈴仙(ここで久々の自機権を何とか手にしなければ…!)

鈴仙(人気キャラのくせに自機になることが少ないのがネタにされかねない!!)

鈴仙「と、とりあえず概要を見てみないことには始まらないわね」

『東方Project第19弾
東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.』

鈴仙「獣にGhostって…また動物霊関係の話?いや、まだ分からない…」

『〜 ストーリー 〜
市場が開かれた影響で、古の土地の所有権が無に帰した。
所有者を失った土地は荒んでいくだろう。
だが、心配することはない。
自然と霊達が土地に取憑いていき、いつも通りの窮屈さを取り戻すのだから。

そこに欲深き獣たちがいなければ話だが……』

鈴仙「うわ…絶っっ対そうじゃん…畜生界の連中も絡んでくるやつじゃん…」

『今回は世にも珍しい対戦弾幕ゲームです。

 東方Project第9弾 「東方花映塚」を踏襲した画面構成ですが、操作感や弾幕感はいつもの東方に近くなる様にシステムを再構築しました。
 常にアドリブ的な避け方を強いられるスピーディな対戦ゲームで、簡単に言うと、東方力が高い人ほど有利なゲームになっています。

 大量のストーリーモードは、対戦モードとはやや別のシステムで一人プレイで楽しめるようにしていますので、お友達がいなくても安心です。(ちなみにストーリーも東方力が試されます)

 ダークで元気いっぱいで、ちょっぴり可愛い妖獣たちの狂宴をお楽しみに。』

鈴仙「対戦システム?花映塚?そ、それならまだ希望は…!」

『以下にスナップショット載せます。』

鈴仙「」ドキドキドキドキ

〜20秒後〜

『発売は夏コミの予定です。
 体験版は来る 5/7(日) にビックサイトで行われる博麗神社例大祭にて頒布する予定ですので宜しくお願いします。
 (スペース:あ01ab 上海アリス幻樂団)

 また、Steamでのダウンロードも行いますよー。

 体験版は「博麗霊夢」「霧雨魔理沙」「高麗野あうん」「ナズーリン」「清蘭」の5キャラが使用可能です。
 *使用キャラに制限がある為、体験版のストーリーは製品版とは異なります。

 それでは、また。』

鈴仙「」

てゐ「」

永琳「」

輝夜「」

妹紅「」

慧音「」

鈴仙「………ハッ!」

鈴仙「………ハァ」

鈴仙「今回もっ…自機権無しっ…!」

〈逆に考えるんだ〉

鈴仙「!?」

〈なに優曇華?神主がいつまで経っても自機にさせてくれない?〉

〈それは駄々をこねるからだよ、逆に考えるんだ「自機じゃなくてもいいさ」と考えるんだ〉

鈴仙「そうかッ…そうなのかッ…」

鈴仙「別に自機になれなくても構わないっての…逆にもういいか、と考えてしまえば楽になるのかッ!」

鈴仙「せやな、自機なれないなんていつものことだしもういいか」

鈴仙「………」

鈴仙「………」

鈴仙「………」

鈴仙「いやダメだろ!!」

鈴仙「何諦めムードになってるんだ私!!そもそも誰だよ今のおじさんは知らんよあんな人!!」

鈴仙「ハァ…ハァ…落ち着け…」

鈴仙「そうだ、よく見たら5人オンリーは体験版だけ…製品版での枠はあと…二…四…14人!!」

鈴仙「この14人の中に入ることが出来れば…!」

〈それはどうかしら?〉

鈴仙「!?」

鈴仙「こ、この声は…」

鈴仙「師匠!!」

永琳〈HOME〜い〉

鈴仙「は?」

永琳「いや、「いえ〜い」の「家」と「HOME」をかけて…変換にもこう出てきたし」

鈴仙「は?」

永琳「え、いや、その」

鈴仙「は?」

永琳「………」

鈴仙「は?」

永琳〈もうやめてよぉ〜!〉

鈴仙「こいつ…直接脳内に…!」

永琳〈ナイスリアクションだけど最初からして欲しかったわ〉

鈴仙「で師匠、なんでモノローグで話してるんですか?しかも見たことないタイプで」

永琳〈ただの気まぐれよ、気にしないで〉

鈴仙(うわあこの人この歳になってまだくだらないことやってるよ…訳分かんない親父ギャグも唐突にぶっ込んでくるしもうヒモ様の弟子になろうかな)

永琳〈うわあモノローグでの会話って考えも読み取れるのねグッサグサと心に痛い雨が突き刺さるわ〉

輝夜「お前さっきヒモっつったか?」

鈴仙「師匠、もしかしてコ○ンハマってます?」

永琳〈まあね、ていうかいい歳なのはお互い様じゃない。だって永夜抄からもう19年よ、あの年に生まれた赤子は19歳で立派な大学生or社会人(個人差あり)、当時東方で遊んでた青年らは下手すると40超えてるわよ〉

鈴仙「時の流れって凄いっすね」

永琳〈ちなみに○ナンは来年で連載開始から30周年よ、高2が30年経ったら47で早けりゃ孫がいるくらい、小1でも37歳と立派なおじさんおばさんになるわよ。そう考えると実質コナ○っておじさんおばさんだらけなのでは〉

鈴仙「そろそろ進まないと怒られそうなんで先行ってもらっていいすか?」

永琳〈え?そ?あ、えと………続きはWebで!〉

鈴仙「は?」

妹紅&慧音「ここがWebだよ!」

てゐ「続く!………かも?」




ーーーーー
お久しぶりです、キャキャロットです。
今回は東方新作「東方獣王園」発表記念ということで鈴仙メインの話を書いてみました。珍しく結構メタい話です。正直書き殴ったので荒いと思いますが勘弁してください、あと単純に眠いんです。すみません。
中の人がコナンにハマってるのは本当です。けど主要人物が基本37以上のコナンとか悲惨すぎて見たくない(本当は少し見たい)ですけどね。

このSSはもしかしたら続くかもしれません。今度はしっかり考察等も交えたいですし。

それではみなさん、さようなら。



[43942] てゐ「続いたよ」【東方獣王園発表おめでとう!!】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:7660b48a
Date: 2023/04/19 23:28
てゐ「これは前回の続きだから一応前回から読むことをおすすめするよ(まあ思い付きで書いたやつだし読まなくていいけど)」

鈴仙「解説ありがとうてゐ、で師匠。それはどうかしらってどういう意味ですか?」

永琳「まあ、落ち着いて考察してみなさんな」

鈴仙「………?」

永琳「まず今回は動物がテーマ、ストーリーとかからもそれは分かるわよね」

永琳「そして判明済みの自機にはいつもの2人に加えて清蘭、ミッ○ーマウス、高麗野あうんと動物キャラが揃ってる。3匹とも初自機ね」

鈴仙「はい。だから兎キャラであるこの私が…」

永琳「甘いわ」

鈴仙「は?」

永琳「まず冷静に考えるのよ、今回の話に関わってきそうなのは誰?」

鈴仙「…畜生界の連中ですか?」

永琳「ご名答。トカゲもどき、馬、よーわからん妖怪の3匹、こいつらが自機になるんじゃないかと私は睨んでる」

鈴仙「吉弔、黒駒、饕餮です。なんですかよーわからん妖怪って、今回のSSは登場人物が唐突に増えるんですからカチコミ喰らっても知りませんからね」

鈴仙「っつか、その3人が?そんな事ありえますかね?まだ出て日も浅い新参者なのに」

永琳「自機の見込みがほぼ無かったミッ○ー達が自機昇格の時点であり得ない話じゃないわよ新参ホイホイ」

鈴仙「あ?」

永琳「すみませんでした」

鈴仙「まあ確かに…あと普通にミッキーって言いません?」

永琳「やめろ!その名を出したらD社に消されるぞ!」

鈴仙「いや、ディズニーは意外に二次創作に関しての著作権云々はあまり口出ししないらしいですよ、金が絡んできたら別みたいですが」

永琳「え?そうなの?」

鈴仙「はい。むしろNin天堂やサザ○さんの方がそういうのに厳しいみたいです」

永琳「…じゃあ万が一D社に目をつけられたら?」

鈴仙「今後SS作品群で一切ナズーリンを出さないそうです。まあこんなカスSSに目をつけるほどディズニーは暇じゃないですよ、ていうか気づくのは読んでくださってる方々か超がつくほどの暇人かの天か地の2択しかありえませんし」

永琳「…それもそうね、あいつの出演権なんて私たちには関係ないしいいか」


ナズーリン「へくしっ」

星「おやナズーリン、風邪引きました?」

ナズーリン「違うよ、多分誰か噂してるんじゃない?」

星「まさか…そういえば東方新作、発表されたみたいですね」

ナズーリン「ようやくね」

星「私はとりあえず後から詳細を見るつもりですが今回の自機は誰が選ばれるんでしょうかね?」

ナズーリン「いつもの2人に加えて清蘭、高麗野あうん、私。あと14人が製品版で使えるよ、人選は秘密だけど。そういえばまだ私自機になったの言ってなかったね」

星「へ〜…え?」


永琳「はっ!」

鈴仙「どうしました?」

永琳「作者が限界だわ!眠気に耐えられそうにない!」

鈴仙「はあ!?じゃあディズニー云々のくだりなんで入れたんすか!?」

永琳「ただ書きたかっただけでしょうよ!もう仕方ないから手短に伝えるわ」

永琳「要するに、残りの14枠には893連中、あと動物関係で干支にまつわる動物キャラが入るんじゃないかってことよ!」

鈴仙「あ、はい、なるほど…」

永琳「とりあえずこれでこの話は終わり!風呂入って寝るわ!」

鈴仙「なるほど…でも黒駒は馬だし清蘭とナズーリンも干支にいるから実質11枠か…まだあり得なくはないのでは?」

トントン「こんばんはー」

永琳「ッチ…誰よこんな時に、優曇華出てちょうだい」

鈴仙「ZZZ…」

永琳「ッチ…ったく、もうとっくに診察は終わったってのに」

鈴仙「ZZZ…」ゲシッ

永琳「痛っ!?」

鈴仙(舌打ちすんなこのバーロー)

トントン「すみませーん」

永琳「はいはいはいはい、今日の診察は終わりました。また明日出直して」ガラッ

八千慧「こんばんは」

永琳「」

八千慧「八意永琳さん、ちょっとツラ貸してもらっていいですか?」

早鬼「ほら早よ」

尤魔「早くしろー」

八千慧「仕方ないですね、強制連行と行きますか」

早鬼「そんじゃあ私が…よいしょっと。こいつ起きてんのか?」

尤魔「いいから早く連れてこーぜ」

八千慧「それではお邪魔しましたー」ガラガラ

ピシャン「こいつどうする?」「とりあえず私から好きにやらせてもらいますよ」「ずりーぞオイ」

鈴仙「………」

鈴仙「まさかこれがオチとは…」



[43942] 140文字SS集【東方Project編・其之二】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:7660b48a
Date: 2023/04/20 21:37
どうも、キャキャロットです。
前回から少し間が空きましたが140文字SSの第2弾です。今回も東方です。
また10日間書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。



一.
彼女は平気で格上に勝負を何度も挑む向こう見ずな子。おまけに頭も弱い。
けど彼女の周りには人が集まる。天真爛漫な性格は誰かを魅きつけるのだろう。
しかし私は知っている。彼女の臆病な一面を。周りのみんなの事をいつも気にしている。
その優しさが本当に愛おしい。
ああ、早く冬にならないだろうか。












一. 2023/04/20 お題「レティ・ホワイトロックで『愛する臆病者』」
季節感&キャラ要素皆無ですが今回はレティです。二次創作でチルノと絡む事が多いイメージだったのでチルノをテーマに書いてみました。ていうかマジでラストしかレティ要素ねぇな…
そういや獣王園ってチルノとかは出てくるんですかね?



[43942] 名探偵コナン 東洋の幻想(プロローグ〜邂逅〜)【名探偵コナン×東方Project】【クロスSS】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:7660b48a
Date: 2023/04/22 22:27
コナン(よし!これで証拠は大体揃った、あとはアレがあれば…)

俺は高校生探偵、工藤新一…なんだが、今は訳あって小学生の江戸川コナンとして父親の毛利小五郎が探偵事務所を構えている幼なじみ、毛利蘭の家に住んでいる。

今日も今日とておっちゃんの依頼人の屋敷に一緒に来たわけなんだけど、殺人事件が起こっちまって今は証拠の収集中。まあ、犯人は分かってるしトリックも解けた。だからあと少し証拠を探すだけで良いんだけどな。
え?おっちゃんは何してるかって?いつも通り見当違いな推理をして悩んでるよ…

コナン「しっかし広れーなこの屋敷。迷っちまいそうだぜ」

コナン「…ん、あれは?」

コナン「地下室…か?こんなとこまであるのか」

ギイイィ…

なんとか扉を開く。この体だとこういう力仕事はからっきしダメになっちまうからそこが不便なんだよな。

コナン「階段か…結構長いな、それに風まで吹いてる」

コナン(もしかして外に通じてるのか?そこに証拠があったりして…)

蘭「コナンくーん、どこー?」

コナン(ヤベッ!蘭が来ちまった)

コナン(とりあえずこのマットで扉を隠して…)

コナン「な、なあに?蘭姉ちゃん」

蘭「また勝手にウロウロしてたのね?ダメじゃない」

コナン「へ、へへ…ごめんなさい」

蘭「まあ良いわ、それよりお父さんが犯人分かったからってみんなを集めて推理ショーするってよ」

コナン「え」

コナン「は、はーい…」

コナン(マジか!まだ最後の証拠が見つかってないのに…おっちゃんの事だから間違ってるか証拠不十分だぞ絶対…)

コナン「仕方ねー、急いでこの下を見るしかねえな」

ツルッ

コナン「へ?」

コナン(水!?なんでこんなところに…いや、それよりも)

コナン「やばっ…!」

ガンッ

ギイイィ…

…頭をぶつけ薄れていく意識の中、衝撃で動いたのか閉まっていく扉を見た。
色々と思うことはあったが、体が言うことを聞かずに俺の意識は途切れた…


ーーーーー
さとり(さて、ひと段落ついたしそろそろ再開しようかしらね)

私は古明地さとり。この地霊殿の主人にして幻想郷で最も嫌われている(だろう)覚妖怪。
その理由は私の「心を読む程度の能力」にある。この能力は表層心理のみとはいえ相手の思考を読み取れる。皆考えていることが丸裸にされるのが耐えられないのだろう。
ちなみに私はこの能力をどんな相手にでも通用する最高の能力だと自負している。

今日はたまの掃除という事で部屋の書庫を整理していたところ。
…けれど、「シャーロック・ホームズ」シリーズが数冊見つかったので軽く読むつもりが夢中になって読んでしまっていた。
いつ頃仕入れていたかよく覚えていないのだが、記憶が正しければ珍しく地上に行った時に香霖堂で購入したものだったはずだ。店主によれば外の世界で有名な作家「コナン・ドイル」が執筆したミステリー小説らしい。
外の世界の本という事もあり知っている者は居らず、店主も未読だったようで幸い内容を知ることは避けられている。
展開が分からない読書の時間は刺激的で楽しいもの。それを誰かの心を読んで内容を知ってしまうのが一番つまらない。ましてやミステリーなら尚更だ。
知っている者はいないだろうが、一応早めに読破しておこう。

さとり「ま、ホームズは後からにして掃除再開ね…って、私としたことがはたきを忘れてたわ」

さとり「仕方ない、取ってくるか」

しかし我ながらこの屋敷は中々広いと思う。ペット達は何度も迷ってしまうため、私が心を読んでそこに向かうという事も日常的だ。こんな時にもこの能力は役に立つ。

さとり「掃除用具は確かこの部屋に…ん?」

さとり(人の気配…?みんなあっちで掃除していてこっち側にはいないはず…こいしでもなさそうだし)

さとり「…誰かいるの?」

さとり(返答はない…勘違いではないし、誰かが迷い込んだ?)

さとり(いや、地底では誰もこの屋敷に寄り付かないし、地上から来たにしても地底、しかも旧都を通ってここの内部まで来る普通?第一、勇儀やパルスィ辺りが帰すはずよ)

さとり「まさかこいし…な訳ないか、あの子いつも急に現れるからね」

さとり「こっちの方なはず…」

さとり「…!」

気配を感じる方へ向かうと、見たことのない子供が一人床に寝そべっていた。

さとり(あれは子供?子供がなんでこんなところに…ていうか、大丈夫なの?倒れているようだけど)

さとり「君、大丈夫?」

「ん…うう…」

さとり(少なくとも生きてはいる…目立つ外傷もないし、ただ気を失っているだけってところかしら)

さとり(けれど、この格好は…?青いジャケットに赤い蝶ネクタイ、半ズボン…人里の人間がこんな奇抜な格好はしないだろうし、もしかして外の人間…?)

さとり「ひとまず、ベッドに移さないとね」

ーーーーー
さとり「さて、これでひとまずいいかしら」

けれど、なんでこんなところに外の人間が…?幻想入りなら博麗神社や無縁塚の近く、それどころか地上ならどこだってあり得ない話じゃないけれど地底、しかも屋敷内に入り込むことなんて…

「さとり様ー?どうされたんですかー?」

さとり「あら、お空」

彼女は霊烏路空。私のペットの地獄鴉with八咫烏。まあそれについて説明するのは色々面倒だから省くけど。灼熱地獄跡の温度管理を担当している少し頭は弱いけどとても良い子よ。

さとり「いえ、ちょっとね。倒れている子供が居たからベッドに寝かせただけよ」

お空「へー、子供…え!?さとり様子供居たんですか!?」

さとり「そんなわきゃないでしょう!!どこかから迷い込んでしまった子供ですよ!」

お空「あ、そういう…失礼しました」

さとり「全く…けど、ただの子供って訳でも無さそうなのよね」

お空「へ?」

さとり「この辺り…というか、地上ですら見たことのない格好をしている。私の見立てではおそらく…」

お空「宇宙人とかですか?」

さとり「……それは永遠亭の方々でしょう。おそらく、外の世界の人間だと私は考えています」

お空「外の人間がこんなところに?そんな話あり得ますかね?」

さとり「まあ、まだ確証がある訳ではないので分かりませんが…とりあえず彼が起きたら聞いてみます」

お空「へえ〜…ていうか男の子だったんですね」

さとり「少なくとも女の子では無さそうですからね。お空、戻るついでにお燐にも伝えておいてください」

お空「了解しました!」

さとり「さて…あとは、彼が目覚めるのを待つだけですか」















ーーーーー
どうも、キャキャロットです。
まず、昨日(2023/04/21)の140文字SSの投稿をしないですみませんでした。これを書いていたので許してください…
さて、今回はコナンと東方のクロスオーバーSSです。え?いつもクロス系書いてないかって?うるさい
なんかどっちが本命か分からなくなってきてますが、とりあえず本命の明治格闘浪漫譚と違ってこちらは数話程度の短編にしようと思います。ある程度の展開ももう決まってますので書けさえすればそこまで時間はかからないかと。
え?AI使うんじゃないかって?一応弄ったりはしてましたがやっぱつまらないんだよ!創作意欲は埋まらないしそこまで面白い文も出てこないし!
まあ、色々ありますがよければ次も読んでみてください。
ちなみにタイトル「東洋の幻想」は「とうようのイリュージョン」と読みます。コナン映画特有の当て字を意識して、「東方」だとまんま過ぎるので「東洋」にしました。だから何だって話ですが。



[43942] 名探偵コナン 東洋の幻想(〜始動〜)【名探偵コナン×東方Project】【クロスSS】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:7660b48a
Date: 2023/05/03 22:40
コナン「…い、おい灰原!聞こえるか!?」

灰原『う…工藤くん…』

コナン「灰原!?おい、大丈夫なのか!?」

『おい、こいつが本当に工藤新一なのか?』

コナン「!? ジン…!」

ジン『おい、聞こえるか?工藤新一』

コナン(なんでだ!?なんでジンが灰原のところに!?)

ジン『どうやら本当に工藤新一のようだな…まあ良い』

ジン『貴様に見せてやれないのは残念だが…たった今、裏切り者への制裁を加えてやるところだ』

コナン「なっ…!!」

コナン(あいつがシェリーだって事がバレちまったのか!?けど…けどなんで!!)

ジン『最期に一言だけ声を聞かせてやる、おい』ガンッ

灰原『キャッ!』

コナン「! 灰原ぁ!!!」

灰原『……くどう、くん…』

灰原『ごめんね…』

コナン「灰原、謝んな!オメーは何も悪くなんかねえ!!」

灰原『それと…』

灰原『ありがとう』

コナン「!」

ジン『別れの挨拶は済んだようだな、それじゃあ今度こそ送ってやるよ』

ジン『先に死なせてやった姉の元へ』

コナン「…めろ………」

コナン「やめろぉぉぉ!!!!!」

ドンッ


コナン「うわぁぁあっ!!」ガバッ

コナン「ハアッ、ハア…」

コナン「夢か…ッ、ここは…?」

最悪な夢から覚めたところだが、どうやら安心している場合じゃ無さそうだな…


ひとまず状況整理だ。
俺は屋敷で事件の証拠を探していて地下室に続いているであろう扉を発見した。
けれど蘭がおっちゃんの推理ショーをやるって呼びにきて、急いで下の様子を確認しようとしたら何故か足元が濡れていて転び、そのまま気を失ったはず…
なのに俺はベッドの上。誰かが俺を見つけて運んだのは違いないだろうが一体誰が…?しかもここは見知らぬ部屋だ。屋敷にも当然寝室はあったが、家具やインテリアが違う。そしてここには窓が無い。考えられるのは地下室…いや、もしかしたら地下一階か?
まあ、幸い麻酔銃もボール射出ベルトもサスペンダーも取られていないようだし、律儀にキック力増強シューズまで置いてやがる…少し様子をうかがってから辺りを探索してみるか。俺をここに運び込んだ誰かは俺に危害を加えるつもりは無さそうだしな。

コンコン

コナン(!? 誰か来たのか!)

ガチャリ

コナン「スー…スー…」

コナン(気付かれたか…?)

「良かった、ぐっすり寝ているみたいで」

コナン(女性の声…?かなり若そうだけど誰だ?屋敷は使用人含めて若い女性はそう多くなかった、声を聞いているなら誰か分かるはずなんだけどな)

「さっき急に大声が聞こえたから何事かと思いましたよ」

コナン(やっべ〜…)

「何も無くて良かったですね、けど一応私はこの子の様子を見ておきます。貴女は戻っててください」

「了解です!」ビシッ

ガチャッ

コナン(気配がある…本当に一人は残ったみたいだな。けど二人とも聞き覚えのない声だ)

「あら、ひどい汗…拭かないと風邪を引いてしまうかもね」

コナン(え?)

「悪い夢でも見たのかしらね」フキフキ

コナン(悪い夢なんてもんじゃねーよ、トラウマになりそうだぜ…こないだもヤバかったってのに)

「………」

コナン(それにしても…この人の素性や目的は分からないけど俺に危害を与えるつもりは本当に無さそうだ…)

「はぁ、もう猿芝居は止めにしましょう。起きているんでしょう?坊や」

コナン「!?」

「誤魔化そうとしても意味ありませんよ、早く起きてください」

コナン(どうする…?このまま起きても良いのか…?)

コナン(一応麻酔銃は構えとくか…)

コナン「え、えへへ〜…ごめんなさいお姉さん」

「いいんですよ、いきなり知らないところに寝かされていたら誰だって警戒しますからね」

コナン(この人…本当に若い、それどころか子供に近いような見た目だな…少なくともキッドやベルモットが変装しているわけではなさそうだ)

コナン(けどこの格好はなんだ…?服自体も見慣れないものとはいえあり得なくはないが、あの管に繋がれた目のような物は…?アクセサリーの一種か?)

「失礼、名乗るのが遅くなりました。私は古明地さとり、ここの主人です。古いに明るい、そして地面の地と書いて古明地、平仮名でさとりです」

コナン「ぼ、僕は江戸川コナン!江戸川乱歩の江戸川に、コナン・ドイルのコナンだよ!」

さとり「コナン君…珍しい名前ですね」

コナン「あははは…お父さんがコナン・ドイルのファンで…」

さとり「……あら、少しいいですか」

コナン「へ?」

さとり「髪のこの辺りにゴミが…」

コナン「あ、すみませ…」

コナン「…!?」

コナン(な、なんだこれは!?)

『こいつを使おう…組織が新開発したこの毒薬をな…』

コナン(急に…俺の記憶が…)

『あばよ、名探偵』

コナン「うわぁぁあっ!!!」

コナン「…ハッ」

さとり「…大丈夫ですか?」

コナン「あ、あははは…さっきこわい夢を見たのを思い出しちゃって…」

さとり「それなら少し落ち着いた方がいいかもしれませんね、ここで話すのもなんですし談話室に移動しましょうか。温かいお茶でも淹れますね」

コナン「あ、ありがとうございます…」

さとり「ふふ、礼儀正しくて良いですね」

コナン(さっきのは…?まさかこの人が何か…)

コナン(…いや、考えすぎか。変な薬を盛られた感じはしなかったし、機械の類も持っていなかった)

コナン(やっぱさっきの夢で変に記憶を思い出しちまったのか…?)

コナン(いや、それにしては妙だな…一番鮮明に浮かんだのはトロピカルランドでジンにAPTX4869を飲まされたあの瞬間だけど、別に奴らに関係する事だけじゃない…蘭、おっちゃん、灰原、服部…)

コナン(それに探偵団のあいつらや警察、公安、FBI…安室さんや赤井さん。今まで会ってきた人たちの記憶が一気に…)

さとり「コナン君、行きますよ」

コナン「あ、は〜い…」

さとり「…まさか子供に戻るなんてね」

コナン「へ?」

さとり「いえ、こっちの事ですよ。気にしないでください」

ーーーーー
彼が眠っている間、そして目覚めてからすぐに"テリブルスーヴニール"でトラウマを想起させてみたけど…まさか子供の姿になるなんて。幻想郷でもそんな話は聞いたことが無いわ。
ましてや彼が住んでいたのはやはり外の世界…それも、ここみたいに妖怪や神などは実際に存在しないおとぎ話として扱われている、そんな世界で幻想郷にすらあり得ないことが起こるなんて。

…どうやら彼に現況を理解してもらうより前に私が彼について理解しないといけないようね。一旦状況を整理しましょう。

彼の本名は工藤新一、幼なじみで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行ってそこで黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。
取引をしていた男…「ウオッカ」の様子を見るのに夢中になっていた彼は背後から近づいてきたもう一人の仲間「ジン」に気付かずに殴られ毒薬を飲まされてしまう。その毒薬は組織で開発中だった新薬「APTX4869」。本来は死体から毒が検出されないという暗殺向きの薬品のはずだった。
しかし彼は何故か死なずに体が縮んでしまった。その後自宅の隣に住む知り合い、阿笠博士の助言を受け周りの人を守るために正体を隠すことにした彼は毛利蘭に名前を聞かれ「江戸川コナン」と名乗り、彼女の父親、毛利小五郎が探偵事務所を構えている彼女の家に転がり込んだ…

高校生探偵「工藤新一」が小学生「江戸川コナン」になった経緯はこんなところかしら。外の世界について知らないのもあるけれど、やっぱり理解が追いつかないわね。
けれど予想通り、彼は元いた世界でも飛び抜けて頭が良かったみたいね。おそらく、私が彼のトラウマを少し思い起こしただけで記憶をほぼ全て読み取れたのは彼の特殊な体、そして常人よりも発達した脳幹が要因…

コナン「あ、あの〜…」

さとり「あら、どうしましたコナン君?」

コナン「いや、さとりさん遅いな〜って思って…」

さとり「ごめんなさい、少し考え事をしていて。もう淹れ終わりますから待っててください」

コナン「は〜い」

コナン(考え事、ね…何か変な薬を盛ったりしてねーだろうな)

さとり「変な薬は入ってないから安心してくださいね」

コナン「え」

さとり「冗談ですよ」

コナン「や、やだなさとりさん。変な冗談はやめてよ、僕そういうの信じちゃうからさ」

さとり「ふふ、ごめんなさい」

さとり「さて、淹れ終わりましたよ。リラックス効果のあるハーブティーです、人里で購入した物なのでお口には合うかと」

コナン(人里…?なんか随分古い言い回しだな。それになんか言うことも違和感があるような)

さとり「大丈夫です、さっきも言った通り変な物は入ってないですしクセの無いお茶なので子供でも飲みやすいはずですよ」

さとり(まあ私は飲んだこと無いんですが)

コナン(はは、子供ね…)

コナン(変な動きをする様子もした様子もない…第一、俺を子供だと認識している時点で本当に何かするつもりは無さそうだな)

コナン「そ、それじゃあ…いただきます」

さとり「はい、どうぞ」

コナン(頼むぞ、変なもんは入ってないでくれ!)ゴクッ

コナン「………」

さとり「どうですか?」

コナン「…うめえ」

コナン「あ、いや、とってもおいしいです!」

さとり「それは良かったです、良ければお茶菓子も一緒にどうぞ」スッ

コナン「あ、ありがとうございます」

あくまで万が一の時の客人用に人里で評判だった物を買っておいただけなんですけどつい素が出るほど美味しかったみたいですね、これで彼の緊張もほぐれるでしょうか?

コナン(やべ〜…つい素のまま喋っちまったよ)ズズ…

コナン(けど本当にうめーなこれ、しっかり味はありながらもさっぱりしていて飲みやすい)

コナン(味がくどくないからゴクゴクいけちまう)

コナン(これならお茶菓子も合う…けど、そっちに何か盛ってる事も考えられるからやめとくか)

コナン(…凄え、頭がさっぱりして本当に落ち着いてきた)

コナン(これはなんかの薬品の効果か?いや、でもそんな味や匂いはしないしそもそもこの人は変な行動はしてない…)

コナン(あわよくば貰って灰原にも飲ませて…いや、調べてもらうか。俺が飲みたいとかあいつに飲ませてやりたいとかじゃなくて調べてもらうだけだからな)

どうやら大丈夫のようですね。
半分も飲んでないのにここまで分析するとは…さすがは探偵、といったところですかね。そんなに効果があるのも驚きですが。
それにしても灰原哀ちゃん…こと、宮野志保さん、彼女は彼にとって本当に大切な人のようですね。蘭さんに対してのように恋情を抱いているわけでは無いようですが。もし彼が帰る時が来たら残っている茶葉は全て差し上げますか。

コナン(さて、そろそろ探ってみるか…?)

お、来ますか。どんな探りを入れてくるのか楽しみですね。
けどこちらは何を話しましょうか…彼は受け入れないとは思いますが、ここが元居た世界とは異なる場所であるという事、ここでは妖怪や神など外の世界で信じられていない、忘れ去られたものが存在しているという事、それらの安全性と危険性は最低限話すべきですかね。
けれど能力については…言うよりやる方が速いでしょうが、変に興奮させるのはあまり好みませんし、能力の事を伏せて彼の素性や周りの人間について話したら例の組織の人間だと思われてしまいかねませんし…難しいところですね。
まあ博麗神社に連れて行けば一発で終わりますが私が子供を連れて出歩いていると変な誤解を生みかねない、まあそれは別にどうでもいいとして最悪私から彼を引き離して守るために彼を攫う輩が出て来るかも…それらを考慮するとまだ止めておくべきですね。それに彼に興味を持ってしまった以上、このまま帰すのは少し惜しいですから。

コナン(そういえばさっきこの人「ここの主人」って言ってたような…屋敷の中にこの人はどこにも居なかったしそもそも主人は男性、今回の被害者だ…)

コナン(地下に勝手に入り込んで暮らしている…?どちらにせよ上との関係性は無さそうだけど、とりあえず聞いてみるか)

人を虫みたいな言い方をして失礼ですね。まあ人では無いんですけど。
彼はどうやらここに来る直前まで居た屋敷の地下だと思い込んでいるようですね…どう話すべきでしょうか?

コナン「ねえお姉さん」

さとり「はい、なんでしょう?」

コナン「お姉さんってここのお屋敷の主人さんなんだよね?」

さとり「ええ、そうですが」

コナン「ここの上にあるお屋敷は男性が主人さんだよね?それなのにお姉さんが主人を名乗っているってどういう事?」

さとり「…う〜ん、少し説明が難しいですね」

コナン(説明が難しい?子供に対してって事か、あるいは違法に住んでいてそれを濁しているのか…)

結構直接的に聞くんですね、少し驚きましたよ。
まあとりあえず幻想郷について話しましょうか…あくまでも彼の素性は知らず、子供に話しかける形で。と言っても彼は信じないでしょうけど。

さとり「長くなりますが、今貴方が置かれている状況についてお話ししますね」

コナン「…?」


ーー少女説明中…ーー


…何を言っているんだ、この人は?
妖怪や神様、それは架空のもの。ただの作り話だ。それが実在するなんてあり得ない。子供だからってからかってるのか?
けど、この人にそんな様子はない…馬鹿にしたり嘘を吐いているような様子はな…

さとり「いきなりの事で信じられないですよね、けどここではそれが事実なのです」

さとり「いつか貴方のように外の世界から来た人が言っていたそうです、「幻想郷では常識に囚われてはいけない」と…」

さとり「貴方の常識では考えられない事がここでは当たり前に起きているのです。口で説明するだけでは足りないでしょう、ついて来てください。地霊殿の外を案内します」

本当に信用していいのか?この人が嘘を吐いている様子は無くとも言う事が事実とは限らない。ついて行ったら何をされるか…

「ねえ、この子は新しいペット?」

へ?

さとり「あ、ちょっと…」

「このメガネ変だね、度が入ってない」スチャッ

コナン「あ、オ…僕のメガネ」

「これは蝶ネクタイ?オシャレして何か催事でもあるの?」

コナン「………」

何だ、この子は…!?
さとりさんにそっくりだけど色は正反対…というよりも補色の関係だな。
いやそれより、どこから現れた…!?扉が開いた気配も無かったし、近づかれたのにも気付かなかった…

「ねえ、ちょっと〜…聞いてるの?」

さとり「こいし、やめなさい。すみません、妹が失礼を」

…妹!?

さとり「こいし、自己紹介しなさい。この子はペットじゃなくてお客さんですよ」

こいし「は〜い。はじめまして、古明地こいしで〜す」

さとり「もっと真剣にやりなさい、失礼ですよ」

こいし「え〜?でもこんな小さい子に堅苦しい挨拶する方が無礼なんじゃないの?」

さとり「彼は確かに子供ですが、精神的にはかなり大人びてますよ。礼儀も当然のようにわきまえてますし」

コナン「………」

コナン(情報量が多くてついていけねえ…!)

さとり「すみませんコナン君、こいしはかなり自由奔放な子でして」

こいし「湖南って言うの?変わった名前だね」

イヤ、そうじゃなくてコナン…
じゃねえ、とりあえず話を合わせるか?

コナン「あ、こっちこそ自己紹介が遅れてすみません。僕の名前は江戸川コナンです!コナンはカタカナで書きます」

こいし「コナン君ってどっちにしろ変わった名前だよね」

ハハ、悪かったな…

さとり「先ほども少し触れましたが、私たち幻想郷の住民は特殊な能力を扱う事が出来ます。この子は「無意識を操る程度の能力」、人の無意識を操ることが出来る能力です」

コナン「無意識…?」

つまり…実際にはその場にいるけれど能力で意識の外に出る、存在を認識させないって事か?
それなら納得…は出来ねーけど確かに辻褄は合う…

さとり「おそらく貴方は考えついているでしょうが、相手の無意識を操り存在を認識させなくする、たとえこいしが目の前に居ようと道端に落ちている石ころのように気にも留めなくなるのです」

さとり「あとは経緯を話すと複雑になってしまうので省きますが…こいしは自分の心を閉ざしてしまっています。そのため感情も薄く、能力も合わせて無意識で行動できるためいつもどこかを放浪しているのです」

ハハ、色々と凄い話だけど、それが本当ならめちゃくちゃぶっ飛んでやがる…

こいし「ねー、話終わった?」

さとり「ちょっとこいし、来なさい」

こいし「え、何?」

コナン「?」

さとり「あの子は外の世界から来た子です。幻想郷のように弾幕などは一切知らず、私たちのような能力もありません。くれぐれも変に手は出さないように」ヒソヒソ

こいし「え〜、ていうか外の世界から来たんだねあの子。でもそれなら神社とかに連れてった方が良くない?」

さとり「声が大きい!もちろんゆくゆくはそうするつもりだけど、今はここについて知ってもらわないと…彼がいつ帰れるかも分かりませんし」

こいし「? それってどういう事?」

さとり「いや、何でもないです。とにかく、あんたは変に彼を刺激させないでように」

こいし「無意識でなんかしたらごめんね」

さとり「頼みますよ本当…」

コナン「ねえ、どうしたの?」

さとり「いえ、何でもないです」

こいし「お姉ちゃんそればっかだね」

さとり「あんたは少し黙ってなさい」

さとり「…まあ、妹を見てもらえれば分かると思いますが、このようにこの幻想郷ではこんな事は日常茶飯事なのです。こいしは頻繁に姿を見せるわけではありませんが」

コナン「…正直信じられないよ」

コナン「こんな事本当にあり得るはずが無いし夢じゃないかと思ってる」

コナン「けどさとりさんは見ず知らずの僕に優しく接してくれた」

さとり「コナン君…」

コナン「だからお願いがあるんだ、さとりさん」

コナン「僕が元の世界に戻る手助けをしてくれない?」

さとり「………」

さとり「…私は外来人を多く見てきたわけではありませんし、その手の事は専門外です」

さとり「しかし、自分の常識を覆すような事象を目の前にしながら取り乱す事はなく、むしろ冷静に初対面の相手を信用し交渉を持ちかける」

さとり「君は凄い人です、コナン君」

さとり「君の手助け、承りました」

コナン「! ありがとう!」

こいし「ねー、今度こそ話終わった?」

さとり「あんたは水を差すような事を言うんじゃありませんよ」

さとり「…さて、それじゃあ地底を案内しがてらその手の専門家に会いに行きますか、コナン君」

コナン「…うん、さとりさん」















ーーーーー
どうも、キャキャロットです。
1週間以上振りの第2話です。今回はそこまで進展はありませんでしたが次回からは色々とキャラを出して行こうと思います。
ちなみに私情ですが1週間程前、二足くらい遅れながら友人と黒鉄の魚影を観てきました。
その結果、1週間が経過した現在でも哀ちゃんの事ばかり考えています。マジで最高すぎん?
円盤が出るか配信入りするまで待つのがキツすぎるくらい良い作品でした。2回目行きたい…
とりあえず、まだ未鑑賞の方も鑑賞済みの方もGW中に哀ちゃんを100億の女にするために皆で観に行きましょう。

※2023/05/03追記
我慢できなくて行って来ました!!2回目!!
何気に同じ映画を映画館で2回観るのは昨年のDB超 スーパーヒーロー以来です。本当はTHE FIRST SLAM DUNKも行きたいんだけどね…
初回と違って展開を知っているから例のシーンである程度心の準備が出来たり細かい描写とかに注目しながら観れました。かなり小ネタ的なのも見つかってまた違った面白さがありますね。

流石にもう行くことは無いと思いますがやっぱり良い作品なので今度は少し間を置いて登場人物やストーリー、原作との関わりについて整理してから観たいです。未だに哀ちゃんと直美さんに対してのクソデカ感情が抑えられないのよね

あと余談ですがやっぱりGW中という事もあって先日友人と行ってきた時より数倍以上人が多かったです。みんながみんなコナンを観る訳では無いですが私が観た上映回は前の座席以外ほとんど埋まっていたのでコナン目当ての人はやはり多そうです。哀ちゃんが100億の女になる日も近そう…

私は円盤or配信までの数ヶ月をパンフレット、小説版、近々買おうと思っているサントラで凌ぎながらこのクソデカ感情を整理していきたいと思います。それではまた。



[43942] 名探偵コナン 東洋の幻想(〜正体〜)【名探偵コナン×東方Project】【クロスSS】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:7660b48a
Date: 2023/05/15 21:50
コナン(さて、これからどうするか…とりあえずさとりさんの指示に従うべきだろうが)

コナン(ただ聞いておかなきゃいけない事もある…まだ彼女が俺に何もしないって決まったわけじゃないからな)

こいし「そういえばコナン君、キミって外の世界では何してたの?」

コナン「え、何って…僕はただの小学生だよ、一応探偵だけど」

コナン「っていないし…」

さとり「すみません何度も。先程も話した通りこいしは無意識に行動するのでおそらくどこかに行ってしまったのでしょう」

さとり「姿も消えていますしね。まあこの部屋でうろうろしているかもしれませんが」

コナン(そうか…これをきっかけにして何気ない感じで聞いてくか)

コナン「ねえさとりさん、いくつか聞いておきたい事があるんだけど」

さとり「はい、なんでしょう?」

コナン「こいしお姉ちゃんは勝手に消えちゃったりするんでしょ?心配にならないの?」

さとり「そりゃなりますよ。私はあの子の姉ですよ?唯一の肉親を大切にするのは当然です。いつだかは地上まで探しに行った事もありました」

さとり「…本当は苦手なんですが」

コナン「え?」

さとり「最近はそこまで心配はしてませんけどね。あの子も友人を作ったり地上の人たちに助けられたりしているみたいですから。あ、でも迷惑をかけてないかとかは気になるか」

さとり「それにあの子結構無茶したりするらしくて…この前だって寺子屋の方から聞いたんですけど」

コナン(この人…本当に妹が大切なんだな。地下に住んでて地上が苦手、両親もいないっていうのは訳ありなんだろうけど)

コナン(それ故に妹の事が心配になっちまうって事か。そういや、あいつも生まれてすぐ両親が事故死して家族はお姉さんだけの2人家族だったな…更に色々訳ありときたもんだ)

コナン(…帰ったら少しだけあいつの事気にかけてやっかな?あいつはそんな事しなくていいだろうけど)

さとり「…って事があったらしいんですよ。コナン君、聞いてます?」

コナン「え?あ、もちろん。こいしお姉ちゃんって結構無茶するんだね」

コナン「もう一つ聞くね。ここの人たちは弾幕っていうので戦うのが習わしらしいけど、僕もやらなきゃいけない?」

さとり「う〜ん…そんな事は無いですね。断言できます。そもそも弾幕ごっこ、スペルカードというのは人間が妖怪と対等に戦えるため、妖怪が異変を起こしても人間が解決しやすくするために作られたルールですから」

さとり「実力のある人間や妖怪などは普通にやっていますが人里の人間など出来ない方々もいます。第一、普通の人間が練習無しで弾幕ごっこなんて無理ですよ。ましてやキミみたいな子供なんて…」

コナン(子供で悪かったな…)

さとり「見た目が子供の実力者もいますがキミは人間の子供、そんなキミにいきなり勝負を仕掛ける馬鹿はまずいないでしょう。といっても、ここの方々は話を聞かない奴ばかりなのでそこは注意しないとですが」

コナン(なるほど…俺が巻き込まれる事は無いのか…ただ「見た目が子供」?俺や灰原みたいに体が小さくなってる奴がいるのか?)

コナン(気になるけど…考えるのは後だ)

コナン「それじゃあとりあえず最後に。さとりさんの能力はどんな能力?」

さとり「………」

コナン「答えられないの?」

さとり「………」

さとり「…It’s a big secret. I’m sorry, I can’t tell you…」

コナン「!?」

さとり「A secret makes a woman woman…」

コナン「…ッ」

さとり「なんて、驚きました?」

コナン「へ?」

さとり「すみません、英語だとキミには意味が分からなかったですかね?」

コナン「あ、あはは…まあね」

コナン(んなわけねーだろ!今のはいつかベルモットが言っていた言葉…)

さとり「『秘密よ秘密、残念だけど教えられないわ…女は秘密を着飾って美しくなるんだから…』」

さとり「…という意味です。以前本で読んだことがあった言葉でして、使ってみたくなってしまったので」

さとり「あ、私読書が趣味なんですよ」

コナン(『秘密は女を女にする』…訳し方は違うが大体のニュアンスは合っている、そもそもこれは俺が勝手に訳しただけだからな)

コナン(まさかこの人はヤツらの仲間…?俺が工藤新一って事がバレて探りを入れてるのか?)

コナン(いや、さっきのこいしちゃんは間違いなくトリックとかその類じゃ説明できない現象だった、幻想郷云々のくだりは本当のようだけど)

コナン(考えられるのは4つ…
①本当に本で読んだ
②彼女はベルモットの変装
③彼女は組織の一員
彼女が考えついた言葉って線もあるがそれなら本で読んだと嘘をつく必要はない、そしてあまりにも一致しすぎている…そしてもう一つの可能性、
④彼女の能力は記憶を読めるもの)

コナン(まず①、俺が知らないだけで本当に本に書いているかもしれない、書いてあった言葉をただ使おうとしただけか?出来ればこれであってほしいが)

コナン(そして②、ベルモットが化けている可能性だ。けどこれはあり得ない気がする。あいつが俺みたいに幻想郷に来ちまったってのはさっきの話にあった結界とかを考慮するとなさそうだ。それに彼女はベルモットより何回りか小さい…変装で誤魔化せるレベルじゃないくらいにはな)

コナン(③、これは外れて欲しいな…流石にヤツらがここまで根回ししてるのは考えたくない)

コナン(そして④…②と③は可能性がかなり低い事を考えると①か④のどちらかになると思うが…もしこっちなら彼女は俺の正体を知っているはずだ)

コナン(それ以外にも組織の事や俺の仲間…俺の体験全てとはいかなくとも相当な分を読み取れるだろうな)

コナン(それにこの仮説が正しければさっきの…俺の記憶が一気に蘇ってきたあの現象とも結びつく)

コナン(別に俺が工藤新一とバレてもこっちの世界じゃ特に問題はないだろうが…最悪、彼女が記憶を読める上に組織の一員とかいう事もあり得なくない)

さとり「お〜い、コナン君〜」

コナン(流石にヤツらにとってそんな都合よく行くなんて事は無いとは思うけどな…)

さとり「コ・ナ・ン・く・ん」

コナン「へっ!?」

さとり「私の能力について考えるのは構いませんが少々考え込みすぎじゃないですか?」

コナン「そ、そうかな?」

さとり「一応念を押しておきますが私の能力は秘密ですからね、ひ・み・つ」

コナン「ハ、ハハ…」

コナン(なんだかバカらしくなってきた…)

さとり「さて、かなり遅くなりましたが外に出てみましょうか」

コナン「あ、は〜い」


ーーーーー
さとり「ここが地底です」

コナン「…広え」

コナン(地底にこんな広い空間が作れるもんか?いや、自然に出来た空間に後から建物を建てていったのも考えられるか)

コナン(それにしても…中にいる時は気付かなかったけど、この地霊殿も結構な大きさだ…それがまるごと入るってのはマジで広いな)

コナン(けど…この屋敷を1人で持っているさとりさんは本当に何者なんだ?)

さとり「ここからは見えませんがあちらにずっと進んで行くと旧都という巨大な都市に出ます」

さとり「そこを抜けると深い深い穴があり…それを上がると地上へ出ることができます」

コナン(旧都…?)

コナン「ねえ、旧都ってことはもともとは何か別の都市だったんだよね?」

コナン「だって今も巨大都市があるんでしょ?だったらわざわざ旧なんて付けて呼ぶ必要ないからね」

さとり「…キミは鋭いですね、年端もいかない子供なのにまるで大人と話しているよう」

コナン(ヤベッ!)

コナン「あ、えと、新一…知り合いのお兄ちゃんに教えてもらったんだ!」

さとり「へえ、その新一という方とキミは親しいんですね」

コナン「うん!色んな事を知っててよく教えてくれるんだ!」

コナン(ヤベー、流石にやり過ぎたかな?ていうかこの人やっぱり俺の正体知ってるんじゃ…)

さとり「それじゃあ私はここが旧都と呼ばれている理由について教えましょう。少し怖い話かもしれませんが最後まで聞いてくださいね」

コナン「は、はーい」

さとり「まずはここがどんな場所だったかを説明しなければいけません」

さとり「この地の名称は旧地獄…つまり元は地獄だったという事です」

コナン(元地獄…!?この世界は地獄も実在しているのか)

コナン(ま、俺の世界でもあるかもしれないけど…死んだことないからこればっかしは分かんねーや)

さとり「かつては閻魔や鬼神が亡者を罰する地としてここが地獄とされていました」

さとり「しかし閻魔による地獄のスリム化…そんな名目でこの地は切り捨てられ地獄は別の地へ移転しました」

さとり「それで施設の無くなったここは旧地獄と呼ばれるようになったというわけです」

さとり「ちなみに…地獄だった頃の施設跡には未だにかつて地獄に落とされた者たちの浮かばれない怨霊が残されていたり…」

コナン「………!」

さとり「まあそんな話です。あと、怨霊が居るのは事実ですが凶暴な霊はそこまで居ないので安心してください」

コナン(スリム化で切り離された都市か…なんか神話とかおとぎ話みたいな世界かと思ってたけど世知辛い世の中みたいだな…)

コナン(けど妙だな…かつての地獄から切り捨てられた場所なら廃墟だらけになってるはずの旧都が今も機能している理由が何かあるはず)

コナン「ねえ、今の話を聞くに地獄から切り捨てられたここは何もない廃墟になるはずだよね?」

コナン「それなのに旧都や地霊殿が機能しているのはどういうわけ?」

さとり「さすが、そこに目を付けるとは」

さとり「こちらも昔の出来事が関係しています。数百年前の地上から話は始まります」

さとり「そこでは鬼…先程妖怪や神などが存在していると話しましたが、鬼もいます」

さとり「その鬼たちを人間は卑劣な手段を使って退治していた…鬼はそんな環境に嫌気が差し自ら地上を去った」

さとり「そして人間から離れられる新天地を目指した…」

コナン「そこでこの旧地獄に目を付けたんだね」

さとり「はい。鬼は元地獄の繁華街跡地に目を付け社会を築き上げました。それだけでは終わらず、鬼たちは地上で嫌われた妖怪にも手を差し伸べこの社会に率先して受け入れて行きました」

コナン「…中々酷い話だね」

さとり「…ですね。まあ、鬼や妖怪たちが人間に全く危害を加えなかったかと言われるとどうか分かりませんがね。けど、それを加味しても種族だけで判断されて退治された者も少なからずいたと思うと…やるせない思いになります」

コナン「…それで、その後は?」

さとり「地底に鬼や妖怪たちが勢力を広めていく事に地上の妖怪は危険を感じ始めました。そこで、地上の妖怪の賢者たちは新しい地底都市を築いていく事を認める代わりにある条件を出しました」

さとり「それは「地底の怨霊を封じる」事です。地上の者からしたら得体の知れない怨霊に襲われるかもしれないという恐怖があるわけですからね」

さとり「その代わり、地上の妖怪も「地底世界への不可侵」を約束しました。これらはあくまで妖怪同士の条約なので地上の人間は出入り自由ですけど」

さとり「こうして鬼たちは地上との交流を断ち、地上の妖怪社会とは完全に違う新しい社会生活を楽園として楽しみながら営み続けることになった…というわけです。いわば裏の幻想郷ですかね」

コナン(なるほど…俺は地上を見たわけじゃないからそっちの事情は知らないが、大体の経緯は把握できた…そしてもう一つ、確信したことがある)

コナン「…ねえ、さとりさん」

さとり「? まだ何か聞きたいことがあるんですか?」

コナン「ああ。さとりさん、あなた…」

コナン「人間じゃないね?」

さとり「………」

コナン「最初に妙だと思ったのはこいしちゃんの話をしている時だ」

コナン「あの時あなたは「地上が本当は苦手」と言った。俺は妹を大切に思う訳ありな人なんだろうな…としか思っていなかった」

コナン「けどやっぱり違うと思ったのは俺が能力について聞いた時だ」

コナン「あなたはこう返した…『It’s a big secret. I’m sorry, I can’t tell you. A secret makes a woman woman…』」

コナン「これは俺が知っている言葉…そう、ベルモットが言っていた言葉だ」

コナン「いくら本で読んだのを使いたくなったと言ってもこんな子供に英語で話しかけるのはさすがに不自然だ、偶然にしてもあまりに一致しすぎている」

コナン「それに今考えると俺の反応を観察しているようにも思えた」

コナン「そしてさっきの話で確信したよ…」

コナン「この人は人間じゃなく、地上から追いやられた鬼か妖怪だってね」

コナン「ま、数百年前ってのを信じるならその子孫とかの可能性もあるけど」

コナン「さらにあなたの能力。それはおそらく記憶を読めるもの。ここの言い方に倣うなら「記憶を読む程度の能力」ってとこかな?」

コナン「あなたの立ち振る舞いはとてもじゃないけど子供にするものじゃないからね」

コナン「だから知ってるんでしょ?俺が工藤新一だってこと」

さとり「…本当にキミは凄いですね」

さとり「ご名答、私は人間ではなく妖怪です。一応断っておきますが隠していたわけではありませんよ。キミが変に混乱しないようにと思ったからです」

さとり「ま、それはいらぬ心配だったみたいですけどね」

コナン「バーロ、俺だって最初は混乱しまくりだったさ。けどあなたが色々してくれたからやっとこっちも落ち着いてきたんだよ」

さとり「ふふ、そうですか。それは嬉しいですね」

さとり「けどコナン君…いや、新一君と呼んだ方がいいかしらね?あなたの推理には間違いがある」

コナン「へ?」

さとり「私の能力についてです。私は覚…人の心を読める覚妖怪です」

コナン「…そうか!」

さとり「ええ。私の能力は「心を読む程度の能力」です」

さとり「スペカについても話したと思いますが、私はその一つを使ってキミの記憶を読みました。つまりは読心の応用です」

コナン「…けどさ、そんなの分かるはずなくね?」

さとり「あら、愚痴ですか?名探偵もまだまだ子供なんですね」

コナン「ム…愚痴ってわけじゃねーんだけど…ていうかさとりさんは何歳なんだよ」

さとり「それこそ秘密です、女性に年齢を尋ねるものではありませんよ」

コナン「そういうもんかな…?」

さとり「女性が皆灰原さんと同じとは考えない方が良いですよ」

コナン「え、なんで…ってそうか、心を読めるんだっけ」

さとり「『こっちの声が筒抜けってのも変な感じだな』」

コナン「…やっぱり俺の反応見て楽しんでるよね」

さとり「さて、どうでしょう?それはともかく、灰原さんはサッカー場ではおふざけ混じりで話していたのでしょう。まあ、実年齢が18歳なら隠す必要が無いくらいには若いですけど」

コナン「と言っても、誰かに歳聞くのってあまりしねーからな俺…灰原だって会ったばかりで知らない事だらけだったから聞いたわけだし」

コナン「大体の年齢は把握してるし…17、18、20代、40手前、7…」

さとり「少し面白いですね、キミが年齢を言うたびに思い浮かべている人の顔が私にも分かります」

コナン「うわー、本当に筒抜けだー…」

さとり「安心してください、あなたの秘密をベラベラ話したりする事はしませんよ」

コナン「これと言った秘密もそんなに無いけど…」

さとり「あら、だったら言ってみましょうか?キミは例の薬の解毒薬が欲しいが為に灰原さんの部屋に無断で入った事がある…とか」

コナン「!?」

さとり「どうやら忘れていたようですね。でも体はしっかりと記憶していますよ、私が読み取ったのが一番の証拠です」

さとり「ま、結局バレて灰原さんと博士にこっぴどく叱られたみたいですが」

コナン「俺が忘れてる事まで知ってんのかよ…」

さとり「『ある意味組織よりもやりにくい相手』、ですか。確かにそうかもしれませんね」

さとり「でも、キミはそんな相手に協力を申し出たんですよ。新一君」

コナン「ああ、分かってる。ここの人がどんな感じかは知らねーし、自分の事が筒抜けってのは色々と面倒になりそうだ。けど俺は別に気にならないし、さとりさんを嫌ったりはしねー」

コナン「俺を助けてくれたわけだからな。改めてよろしく頼むぜ、覚妖怪さん」

さとり「…こちらこそよろしくお願いします、高校生探偵さん」





ーーーーー
黒鉄の魚影、興行収入100億突破おめでとう!!!!!!!!!!
哀ちゃんが100億の女になったぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


※2023/05/15追記
どうやら哀ちゃんが111億の女まで上がっているようだ…
それはともかく美しい鰭の特別PV観ました?あれめっっちゃ神PVだけどネタバレとか大丈夫?



[43942] 名探偵コナン 東洋の幻想(〜邂逅〜)【名探偵コナン×東方Project】【クロスSS】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:36921229
Date: 2023/06/26 22:50
さとり「さて、さっきからずっっと話してばかりな気がしますがどこに向かいますか?」

コナン「ここの下も気になるけど…とりあえず旧都に向かおうかな」

さとり「ここの下?」

コナン「何かあるんでしょ?いくらさとりさんが妖怪、そして妹やペットがいるといってもこの屋敷は広すぎる」

さとり「いろんな種類のペットがいるので外の世界で言う動物園みたいになってますけどね」

コナン「それは別として。恐らくさとりさんは何かの管理をしているんじゃないかと思う。その対価にこの地霊殿を貰ったんじゃない?」

さとり「貰った…というのは違いますね。管理しているのは正解ですが、誰かの依頼とかではありません」

さとり「ここ旧地獄は地獄としての役割を終えていますが、未だにはびこっている怨霊と、使われなくなった灼熱地獄の跡地が残っており、その管理が必要なんです」

コナン「なるほど、ここの下には灼熱地獄跡があるってわけだ」

さとり「ええ。温度調整が必要なので、灼熱地獄の暑さに耐えられるペットに任せています」

さとり「そして怨霊は心が読める私と会話ができるペットで管理しています」

さとり「あくまでも私たちが筆頭というだけで住人全員で分担して行っていますけど」

コナン「へー…」

さとり「決して簡単な仕事じゃないんですよ、結構疲れます。肉体的にも精神的にも」

コナン「結構大変なんだな」

さとり「慣れればそんな事も気にならなくやってきますよ。新一君もどうです?」

コナン「え、いや、俺は遠慮しとくよ…」

さとり「あら、残念。そうだ、ここで他の人と接する際には工藤新一としてですか?それとも江戸川コナンの方が良いですか?」

コナン「一応コナンとしてで頼むよ。さすがに無いとは思うけど奴らの仲間がいたらヤベーし」

さとり「分かりました。それでは行きましょうか、コナン君」

コナン「うん、さとりお姉ちゃん!」

さとり「………」

コナン「どうしたの?さとりお姉ちゃん」

さとり「ふふ、子供のふりが随分上手なんだなと思って。切り替えも凄い速いし面白いですね」

コナン「バカにしてるのか?」

さとり「バカにはしてませんよ」

コナン「あ、そ…」

さとり「ていうか敬称じゃなくてお姉ちゃん呼びなんですね、蘭さんの時の癖ですか?」

コナン「ま、そんなとこかな。逆に変な癖付いてもまずいし」

さとり「それもそうですね」

ーーーーー
コナン「…にしても、怨霊とか地獄とか言う割にはあまり変なものはいねーな」

さとり「みんな私を避けてるんでしょう。私はここでも嫌われ者ですからね」

コナン「へ、へえ…」

さとり「別に申し訳なく思う必要はないですよ。私が嫌われる要因はこの能力にありますが私は能力を誇りに思っていますし、ペットたちさえ居れば十分ですから」

コナン「…なんかすみません」

さとり「だから謝らなくていいですって。それよりほら、旧都が見えてきましたよ」

コナン「静かに思えたけど割と人は居るんだね」

さとり「地上の人々とは違って物静かな人が多いですからね。大半が人ではありませんけど」

さとり「まあ、今回はすぐに抜けますよ。キミがここに長居する理由もないですし目的の人物は滅多に来ませんから」

コナン「そういえば、その目的の人物っていうのは人間なんだよね?」

さとり「ええ。純粋な人間ですよ」

コナン「人間がここに来る理由っていうのは…」

さとり「前に一度、彼女が来たことがあったんですよ。まあ遊びに来たというわけではなく、先程説明した「異変」の調査に訪れたんですけど」

コナン「「異変」………ちょっと待って、彼女?その人も女性なの?」

さとり「はい。そういえば、弾幕ごっこで戦ったことのある方はみんな女性の見た目でしたね。気にもしてませんでしたが」

コナン(おいおい、なんで女性ばっかなんだ?ここは)

さとり「普通に男性もいらっしゃいますよ。ただ、異変に関わったりするのは基本的に女性ばかりですね。まあ、純粋な人間は一割にも満たない極少数なので「女性」と括るのは合っていないかもしれませんが」

コナン「はぁ…」

さとり「…あら、あの方は」

「…ん」ゴクッ

「おう、さとりじゃん。こんなとこまで出てくるなんて珍しいな」

コナン(うわ、すげー美人だな…人かどうか分からねーけど)

コナン(いや、でもなんだあれ…角?角生えてんのか?それに…体操服?あとでっかい盃も持ってるし…つか、なんか酒くせーぞ)

さとり「…コナン君、色々思うことはあると思いますけど少し失礼ですよ」ボソッ

コナン「え、あ、そっか…」

「ん、どうした?って、人間の…子供?おま、人間攫ってきたのか!?」

さとり「そんな事するわけないでしょう。この子はたまたま迷い込んでしまった外来人ですよ」

「外来人?外来人、しかも子供がわざわざこんなとこまでねぇ…」

コナン「あ、あの〜…」

「あ、まだ名乗ってなかったね、悪い悪い」

勇儀「私の名前は星熊勇儀。ここに住んでる鬼だよ」

コナン「お、鬼…?」

勇儀「ハハッ、鬼だからってキミを取って喰ったりはしないから安心しな」

コナン「は、はは…」

勇儀「てかさとり、この子に幻想郷について説明したのか?外来人なら妖怪とか色々と信じられんことだってあるだろうに」

さとり「もちろん説明しましたよ。この子は物分かりが凄く良いので心配しなくても大丈夫です」

勇儀「…お前、能力秘密にしてヤバい事しようとか考えてないだろうな」

さとり「私をなんだと思ってるんですか」

勇儀「冗談だよ、冗談。心読めるんだから分かるだろ?」

さとり「心が読めるとはいえ、直接言ってもらいたい事もありますよ」

勇儀「それ、時と場合によっちゃ大概な事だぞ」

さとり「いい性格してるとはよく言われます」

勇儀「本当だよ」

勇儀「…で、大体の事情は読めた。要するに、その子を元の世界に戻す為に地上に行くんだろ?」

さとり「ご名答。なので今回は酒盛りに付き合う暇はありませんよ」

勇儀「別にいいよ、勝手に付いてく。どうせ暇だったしな」

さとり「付いてくって…貴女と私が人間の子供を連れて地上をウロウロしていたら確実に危ない事してるって思われますよ」

勇儀「分かってるよ。地上に上がる直前までだ」

さとり「それなら良いんですが。それじゃあ行きますからね」

勇儀「ああ」

ーーーーー
勇儀「そういやボウヤ、まだ名前聞いてなかったね」

コナン「あ、僕の名前は江戸川コナンです!」

勇儀「コ、コナン君?随分変わった名前だな」

さとり「外の世界にコナン・ドイルという作家がいるんですよ。彼の親御さんがファンで彼にコナンっていう名前を付けたわけです。ていうか、幻想郷で変わった名前とかありますか?」

勇儀「ふ〜ん…私は本とか全然読まないから知らないなぁ…あと確かに、ここで変わった名前の奴なんていくらでもいるな。コナン君と似た感じの奴だとあの橋姫とか、な」

さとり「彼女ですか?漢字の名字に片仮名の名前は確かにコナン君と同じパターンですね」

さとり「そういえば、貴女って子供の事は君付けで呼ぶんですね。もっと「ボウズ」とかガサツな呼び方かと思いましたが」

勇儀「おいおい、鬼だからってそこまではねーよ」

勇儀「で、コナン君。この姉ちゃんに変な事とかされてないか?」

コナン「へ、変な事って…」

さとり「いきなりなんの話ですか?てか、本当に私をなんだと思ってます?」

勇儀「だから冗談だよ。子供に手出したらお巡りさんに捕まるなんて常識だからな」

さとり「ここまでそのお巡りさんが来るとは思えませんが」

コナン「は、はは…」

さとり「で、コナン君。せっかくですから勇儀さんに色々聞いてみては?経験した事のない話も聞けると思いますけど」

コナン「え」

勇儀「そうだな、なんでも聞いていいぞ!答えられる限りは答えるからさ」

コナン「え〜…どうしよっかな〜…?」

コナン(さとりさん、さっき俺が色々考えてるの分かってるから振ってきたのか…ちょっと勘弁してくれよ…)

さとり「………ふふっ」

コナン(…俺が悩んでるの見て楽しんでやがる…ニャロ…)

コナン「じゃ、じゃあさ。勇儀さんが持ってるその盃、結構大きいけどそんないっぱいお酒呑むの?」

勇儀「お、いいところに目付けてんじゃん」

コナン(目付けるってか、あんなに酒の匂いがすりゃ気になるからな…)

勇儀「これは星熊盃って言って、注いだ酒の格を上げる不思議な盃なんだ」

勇儀「コナン君、純米大吟醸酒って知ってるかい?米、米麹、水だけで吟醸っていう作り方で作る酒で、かなりいい酒だ。こいつはそんじょそこらにあるような普通の酒を注ぐとその瞬間に純米大吟醸に変えるってわけ」

コナン「へ〜、すごい盃なんだね!」

勇儀「そ。特徴はこの星の模様が入ってる事だな。こいつが無かったらただのデカい盃だ」

勇儀「…そういや、子供なのに吟醸とか分かるの?普通に聞いてる感じだったけど」

コナン「あ、えっと…前に本で読んだ事があったから!」

勇儀「吟醸について書かれてる本を読むのか…外の世界の子供って凄いな」

さとり「言ったでしょう?コナン君は物分かりが凄く良いって。いろんな知識も豊富ですから」

勇儀「本当だな。それじゃ、せっかくだしこいつで酒呑んでみるか?」

コナン「え〜、僕子供だから呑めないよ!」

さとり「ていうか、そもそも子供に酒を呑ませないでくださいよ」

勇儀「なんだよ、連れないねぇ…吟醸も知ってるんだからいける口だと思ったんだけど」

さとり「外の世界の法では二十歳未満は酒を禁じられてますからね」

勇儀「え、本当かそれ!?ここだと十過ぎの奴も普通に呑んでるぞ?」

さとり「外の世界でやったら一発で逮捕…まではいかなくとも、厳重注意は受けるでしょうか。経歴によろしくない物を残してしまう事になるのは変わりませんね」

勇儀「おお…幻想郷で生きてて良かった…」

さとり「そもそも、貴女は鬼なんですから人間の法が適用されるかは微妙ですよ?」

勇儀「あ、それもそうか。ハハッ!」

コナン(元気だな、この人…いや鬼か)

コナン「ゆ、勇儀さんはお酒が大好きみたいだけどずっと呑んでるの?」

勇儀「ん?あ〜…まあ、そうだな。鬼はみんな酒呑みだからいつも呑みまくってるな」

コナン(おいおい、マジかよ…)

さとり「少しは控えたらどうです?正直お酒の匂いが結構しますし身体を壊しかねませんよ?」

勇儀「バッカお前、鬼が酒で身体を壊してたまるかよ!それに最後に素面だったのが何百年も前のあいつに比べりゃ全然だろ!?」

さとり「それはそうですが、彼女は流石に異常ですから。彼女を基準にするならどんな酒呑みも下戸とほとんど変わりませんよ」

コナン「す、凄い人…いや鬼さん?がいるんだね…」

勇儀「まあね。鬼はみんな酒好きだが、さとりの言う通りあいつは本当に別格だ。常に酔っ払ってるし、多分身体には血の代わりに酒が流れてる」

コナン「そ、そんなに凄いんだ…」

勇儀「でも、対決するとなったら私も負けないよ!ぶっ潰れるまで呑み続けてやるさ!」

コナン「身体は大事にした方が良いと思うけど…」

勇儀「……心配してくれてありがとう、でも鬼はめっちゃくちゃ頑丈だから安心しなさんな」

さとり「…なんだか、この短時間で随分と仲を深めたようですね」

勇儀「お、そうか?」

コナン「でも、勇儀さんについて知らない事いっぱいだからまだまだだよ」

勇儀「…よし、ならいっぱい質問してきな!今の私は機嫌が良いんだ、答えられる限りとは言わず全部答えてやる!」

コナン「え、ええ!?」

さとり「あら、すっかりやる気ですね。これはちょっとやそっとでは終わりそうにありませんよ、コナン君?」

コナン「お、俺はいつになったら戻れるんだ…?」



[43942] 名探偵コナン 東洋の幻想(〜地上〜)【名探偵コナン×東方Project】【クロスSS】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:084faca9
Date: 2023/07/02 21:50
コナン「…で、その手枷と足枷はなんで付けてるの?」

勇儀「これか?まあ、飾りみたいな物かな」

コナン「飾りって…」

さとり(あまり乗り気じゃなさそうだった割に口数が多いですね、新一君)

コナン「そういえば、さっき話してた橋姫さんには会わないね」

勇儀「ああ、あいつか…まあ、あんまり会わない方がいい気もするが…でも穴に行くなら多分会うよな…」

コナン「え?橋姫って橋を守る女神の事でしょ?妖怪として扱われる事もあるみたいだけど」

勇儀「まあね。ただここの橋姫は少し捻くれ者だから…悪い奴じゃないんだけどね」

コナン「…?」

こいし「捻くれ者?」

コナン「うわっ!?」

さとり「ち、ちょっとこいし。急に現れたらコナン君が驚いちゃいますよ」

勇儀「おお、妹の方も来たのか」

こいし「来たも何も、ずっと一緒について来てたよ!」

コナン「え!?」

さとり「ず、ずっとって…いつからですか?」

こいし「そりゃもちろん、お姉ちゃんとコナン君が地霊殿を出たとこからだよ」

コナン(て、事は…もしかして、俺の正体どうこうの下りも聞かれてた…?)チラッ

さとり「こ、こいし?私とコナン君の会話も聞いてた?」

こいし「ううん、付いてはいってたけど全然聞いてなかったよ」

さとり「そ、そうですか」

勇儀「?」

コナン(よ、良かった…こいしちゃん、無意識に言いふらす可能性もあったわけだから危なかった)

勇儀「二人共、さっきから様子変じゃないか?」

さとり「き、気のせいですよ」

コナン「そうだよ!さ、先に行こ!」

勇儀「…やっぱりなんか変だと思うけどな」

こいし「?」

ーーーーー
さとり「さて、そろそろ見えて来ましたよ」

勇儀「あれが地上に出る穴だな」

コナン「…でっけぇ…」

さとり「広大な地下都市と地上を繋ぐ唯一の道ですからね、能力を除けば。それはもう深い深い縦穴ですよ」

勇儀「おい、あんまり子供をビビらせるような事言うなよ」

コナン(ビビってはねーよ…)

こいし「でも確か橋を通らないとあの穴には行けないんだよね?」

勇儀「なんだ、長い間地上ほっつき歩いてたのに覚えてないのか?」

こいし「忘れちゃった」

勇儀「あ、そう…」

コナン「橋…って事は、橋姫がいるの?」

さとり「ええ。地上とここを結ぶ穴の番人で、行き来する者を見守る守護神的な存在です」

勇儀「ただ、ちっとばかし性格に難ありだ」

こいし「あ、あの人じゃない?」

勇儀「あ、いた。おーい、パルスィー」

「…あら、随分珍しい面々じゃない?貴女に古明地の姉妹に…子供?人間の子供?こ、古明地姉さん。貴女子供攫ってきたんですか?」

さとり「違いますよ、てか何ですか古明地姉さんって?普通にさとりって呼んでください。あとなんで敬語なんですか?」

「いや、だって勇儀がそんな事するわけないし…消去法でさとりかと」

さとり「勇儀さんといいみなさん私をなんだと思ってるんですか?てかこいしがそういう事するとは考えてないのに私が攫ってきたと本気で考えてるのなんでですか?せめて冗談で言ってくださいよ」

勇儀「ま、とりあえずそれは置いといて」

さとり「とりあえずで置いとかないでください」

勇儀「紹介するよコナン君、こいつが橋姫、水橋パルスィだ」

さとり「無視ですか」

パルスィ「はじめまして」

コナン「あ、はじめまして…僕の名前は江戸川コナンです!江戸川は漢字で名前はカタカナです」

パルスィ「私と同じ形式の名前だなんて…妬ましいわ」

コナン「え?」

勇儀「あー、気にしなくていいよコナン君。こいつこういう奴ですぐ人の事妬むんだ」

パルスィ「本人の前で堂々とそういう発言が出来るなんて妬ましいわ勇儀」

パルスィ「…で、コナン君だっけ?なんでこんなところにいるの?」

勇儀「こんなところって…」

コナン「かくかくしかじかっていうわけで」

パルスィ「なるほど、これこれうまうまって事ね」

パルスィ「事情は分かった、ここを通る事を許可するわ」

コナン「本当?ありがとう!」

パルスィ「みんなに助けられて明るい態度で振る舞えるの凄く妬ましいわ」

コナン「え、凄く…?」

パルスィ「いつもそう、私は常に不幸なのよ。友達だって多くないし、初対面の相手も私の事を妖怪として見てくるし、そもそも橋姫だからってこんな橋の番人なんかしたくないわよ」

勇儀「おいパルスィ、子供に愚痴っても仕方ないだろ、やめろ」

パルスィ「そう、それよ。自分は幸せだから愚痴る事なんて滅多にない。みんなそうなのよ。だから私が愚痴を零しただけですぐにどうのこうの言い出す、幸せそうで妬ましいわ」

コナン「………」

パルスィ「憎まれ役は私一人で十分。ほら、さっさと行きなさい。もう用はないでしょう?」

勇儀「パルスィ!」ガッ

勇儀「いい加減にしろよお前、急にどうしたんだよ!?確かにお前はいっつもグチグチグチグチうるせーけど親切で優しいところもあるじゃねーか!それがこんな子供に当たるなんてらしくないぞ!」

さとり「勇儀さん」

パルスィ「それを言うなら貴女、いつもはもっと酒ばかり呑んで他人に絡んでるじゃない?どういう風の吹きまわしなのかしら?」

勇儀「てめぇ…っ!」

コナン「2人とも、そこまでだ!」

勇儀「!」

パルスィ「………」

コナン「言葉は刃物なんだ。使い方を間違えれば厄介な凶器になる。一度口から出した言葉はもう元には戻せない。言葉のすれ違いで一生の友達を失う事だってある…」

勇儀「………」

パルスィ「………」

こいし「………」

コナン「…あっ」

コナン「って、前ある人から聞いた事があったんだ!」

コナン「だからさ…2人とも、もうやめなよ?」

勇儀「…ああ。掴みかかったりして悪かったな、パルスィ」

パルスィ「こっちこそ、流石に言い過ぎたわ…ごめんなさい」

こいし「コナン君、凄いね!あの二人の喧嘩を止めちゃった!」

コナン「い、いや…だから前に聞いた事があるだけだから受け売りだよ」

さとり(どうやら彼は私が考えていたよりも大人だったようですね…)

さとり「さて、これにてお二人の喧嘩は終了という事で」

勇儀「ああ…ごめんな、コナン君。急に叫んだりして」

コナン「いや、全然大丈夫だよ!」

勇儀「『言葉は刃物』か…胸に留めとくよ」

コナン「…うん」

勇儀「ま、私なら刃物くらいへし折ってやるけどね!」

コナン「は、はは…」

さとり「…で、パルスィさん。あれ、本気で言ってたわけではないでしょう?言った事を全く思ってないと言い切れないとはいえ、心からの言葉では無いはずです」

さとり「コナン君を驚かせるためにわざと大々的に言ってみたんですよね」

パルスィ「…そうよ。だからさとりが止めようとしたのに勇儀が掴みかかるもんだから」

勇儀「そ、そうだったのか…本当にごめん」

パルスィ「ま、私も少し熱くなりすぎたからね。そこは悪かったわ」

さとり「コナン君、キミは気付いてたんじゃないですか?パルスィさんが本心から話しているわけじゃないと」

コナン「まあ、一応ね」

パルスィ「え?本当に?」

コナン「うん。だってパルスィさん、随分愚痴を言っている割には暗い表情じゃなかったし、それに目もなんだか生き生きとしてたよ」

勇儀「こいつは妬みが生きがいみたいなとこあるからそれは本心だと思うぞ」

パルスィ「言葉は刃物よ」

勇儀「お前だろ」

こいし「こら、二人ともでしょ」

コナン「…ま、まあそういう理由で分かったってわけ」

パルスィ「…コナン君、キミは一体何者なの?」

コナン「江戸川コナン、探偵さ」

さとり「あ、これ彼の決め台詞ですから覚えておいてくださいね」

コナン「ちょ…締まらないから勘弁してよさとりさん!」

パルスィ「…ふふっ」

勇儀「ぷっ、ハハハハハ!」

こいし「コナン君って面白いね〜」

さとり「そうですね」

コナン「オイ…」

ーーーーー
パルスィ「それじゃここでお別れ。元の世界に戻れるといいわね」

コナン「うん!ありがとうパルスィさん!」

勇儀「短い間だけど楽しかったよ!今度来る事があったら私んとこに来てくれよ!」

コナン「またね勇儀さん!来る事があればね!」

さとり「あ、最後に一つ」

コナン「?」

さとり「パルスィさんが周囲の人を妬んでいるのは事実ですが、心の奥底ではみんなへの尊敬や憧れをちゃんと持っている優しい子なんですよ?ただ態度がよろしくないので悪印象を持たれていますが」ヒソヒソ

パルスィ「…聞こえてるわよ。本人がいるのにそんな恥ずかしい発言する貴女が妬ましいわ、てか本当に恥ずかしいからやめて…」

さとり「ほら、結構可愛い一面もありますし」

パルスィ「さとり?」

さとり「あら、すみません」

コナン「ハハハ…あれ?こいしさんは?」

さとり「さっきから居ないのでまた無意識に姿を消したのでしょう。多分また付いてきますよ」

コナン「そっか」

さとり「はい、コナン君」

コナン「? どうしたの?」

さとり「どうしたも何も、おんぶですよおんぶ。キミは飛べないでしょう?」

コナン「え、いやいやいや。流石にそれは悪いよ」

さとり「じゃあこの断崖絶壁を自力で登っていくんですか?例の道具を使えば不可能ではないでしょうが相当な時間がかかると思いますよ?」

コナン「う」

さとり「分かったならほら、早く乗ってください」

コナン「…はい」スッ

勇儀「さとり、落とすんじゃねーぞ!」

さとり「そんなヘマしません。それじゃ、しっかり掴まっててくださいね」

コナン「はい。それじゃ二人とも、さようなら!」

パルスィ「バイバイ、コナン君」

勇儀「元気でな!」

さとり「よっ」フワッ

コナン「うおっ!?」

さとり「少し飛ばしますよ!」ヒュン

コナン「おわあっ!?」

勇儀「…行っちまったな」

パルスィ「そうね」

勇儀「…パルスィ、今夜一緒に呑むか?」

パルスィ「付き合ってあげてもいいわよ?」

勇儀「ったく、素直じゃねー奴…」

ーーーーー
コナン「はぁ…はぁ…いくらなんでも急に飛ばし過ぎだぜ…」

さとり「ごめんなさい、この穴は本当に深いため普通に飛んでいたら時間が相当かかってしまうので」

コナン「そ、それは分かったけどさ…このまま地上まで一直線で行けるもんなの?」

さとり「ええ、妖怪などに出くわさなければ…っ!」

コナン「え?」

ビュンッ

さとり「…危なかったですね」

コナン「な、なんだ今の…上からいきなり落ちて来たけど…」

「まさか避けられるとは思ってもいなかったよ、中々やるじゃない」

さとり「…あ」

コナン「え、桶?桶が喋ってるのか?妖怪か何か?」

「そうそう、一つ聞いておきたい事があるんだ。お前の落とした死体はこれかい?」

コナン「!?」

コナン「ず、頭蓋骨…!?」

さとり「…はぁ、もうやめにしてください。キスメさん」

キスメ「え?ぎゃあ!古明地さとり!?」

コナン「え、女の子!?」

さとり「また女の子かよと思うのは仕方ありませんがそこは気にしないでください。彼女はキスメ、釣瓶落としという妖怪です」

さとり「いつも桶に入っていて弾幕や桶ごと落ちてくる事もあります。ただ気をつけてほしいのは本当に不意打ちなので危険なのとかなり…まあ、妖怪らしいといえばらしいのですが、凶暴で残忍な一面もあるので人間は普通に襲われます」

さとり「勇儀さんやパルスィさんみたいに温厚ではないという事は意識しておいてください」

コナン「う、うん…てか本当にあぶねー奴なんだな」

さとり(まあ、彼女たちも相手が子供でなければあそこまで優しく接する事はないでしょうが…)

キスメ「な、なんでこんなところに古明地さとりがいるんだ!?アレか?ついに地上に侵攻を始めるのか!?」

さとり「ついにってなんですか。みなさん私に対して失礼じゃありません?」

キスメ「みなさんって言われても知らないよ!」

さとり「ま、今回はこの子を送り届けないといけないのでお喋りしている暇はありませんよ、失礼します」

キスメ「こ、こっちこそお前となんて願い下げだ!とっとと行っちまえ!」

さとり「…あれ、そういえばヤマメさんはいないんですか?」

キスメ「ヤマメならどこかに行っちゃってるよ。ていうか本当にもう行ってくれない!?」

さとり「はいはい、分かりましたよ。それじゃあコナン君、行きますよ」

コナン「うん…まさかまたあれじゃ」

さとり「あ、飛ばすのでしっかり掴まってくださいね」ヒュン

コナン「またかよ!」

キスメ「な、なんだったの…」

ーーーーー
コナン「はぁ…はぁ…」

さとり「ごめんなさい、流石にやり過ぎでしたね。少し減速しましょう」

コナン「いや、別にそれはいいんだけどさ…加速する瞬間の衝撃が思ったよりデカいから」

さとり「あ、そういう事ですか。飛び慣れていない方はかなりきつかったですね、すみません」

コナン「謝らなくていいよ…てか、さっきの妖怪、普通に酷い事ばかり言ってたな」

さとり「むしろ私に対しての態度はあれが普通ですよ、みなさん私を嫌ってますから。勇儀さんやキミみたいに接する方は本当に極々一部の方だけです」

さとり「ちなみにさっきキスメさんが持っていた頭蓋骨、誰のものかは分かりませんが本物ですよ。ただ彼女が殺したとは限りませんからあまり思い詰めないでください」

コナン「あ、ああ…」

さとり「…あれ、どうやらもう地上のようですね」

コナン「あれが出口か」

さとり「もうちょっと長かったはずですが…誰かと話しているとここまで体感が変わるものなんですね」

コナン「確かにそうかもな」

さとり「それじゃあ地上に上がります、準備はいいですか?」

コナン「いつでも!」

さとり「分かりました、行きますよ!」

コナン(くっ、眩し…)

さとり「…出ました、ここが地上です」

コナン「…山?」

さとり「その通りです、ここは人里から離れたとある山。ここの穴と地底が繋がっていたんです」

さとり「ほら、あちらに人里が見えるでしょう?それなりに離れているんですよ」

コナン「へー…」

さとり「さて、人里も気になるようですが目的の人物に会いに行かないといけません。ここからそう遠くない場所にいるのでこのまま飛んでいきましょう」

コナン「ああ、よろしく」

ーーーーー
コナン「…にしても、なんか暑くないか?今の幻想郷って夏なの?」

さとり「今は初夏頃ですね。ただ、この辺りは地下にある間欠泉から湧き上がった温泉があるのでそれが原因でしょう」

さとり「温泉といっても、湧き上がった当時は怨霊も一緒に上がってしまい、それらが残っているので人妖共に危険な地として扱われているようですがね」

コナン「そういう事ね…ま、怨霊と一緒に温泉なんて誰だって嫌だわな」

さとり「ちなみにそれも「異変」の一つで、今から会いに行く人物を筆頭に色んな方々が異変解決のために地底に来たんですよ」

コナン「なんでもありのようなこの世界でも異常な事なんてあんのか?」

さとり「普段なら絶対に起こり得ないような事があれば異変と見なされますね。聞いた話によると紅い霧が覆いかかったり春が来なくなったり、永遠の夜が訪れたり…」

コナン「…それ、本当に日常であり得ないの?」

さとり「キミの世界から見たら幻想郷自体が異変に見えるかもしれませんが、この世界にも理はありますからね。第一、どんな世界でも理が無ければ破綻して誰も生きていられませんよ」

コナン「そういうもんか…?理どうこうは分からなくもねーけど」

さとり「決まりが無ければ皆が好き勝手にして荒れ放題になる、それだけの話ですよ。異変を起こすのはここの決まりで認められているので変な話ですが」

コナン「…ダメだ、考えれば考えるほど頭がゴチャつく」

さとり「茶葉要ります?」

コナン「なんであるの?」

さとり「せっかくですしお土産にでもと思って。直で行くのが無理なら温泉のお湯でも…」

コナン「直でもらうよ」パクッ

コナン「…ゲホッ、ゲホッ!な、なんだこれ!?」

さとり「え、どうしました?」

コナン「口に入れた瞬間に恐ろしいくらいに身体が冷える感覚がしやがった…これって直で口にして良いものじゃなくない?」

さとり「どれどれ…」

さとり「本当だ、お召し上がる際には必ずお湯か水に通してからお召し上がりください。そのまま召し上がると強い刺激がある場合がございます。と書いてありますね」

コナン「オイオイ、勘弁してくれよ本当」

さとり「ごめんなさい」

コナン「ま、すぐに直食いした俺も悪いけどさ…」

コナン「…ん?あの辺りだけなんか開けてるな」

さとり「あ、あそこですよ、目的の場所は」

コナン「石造りの階段に…鳥居?こんなところに神社?」

さとり「あれ、言いませんでしたか?神社にその方が居るって」

コナン「そういえば聞いたような…聞いてないような…」

さとり「ま、それはいいとして。彼女が留守じゃなければいいですが」

ーーーーー
さとり「こんにちはー」

コナン(神社…俺の世界ではご利益があるとか神様が祀られてるとか色んな意味合いがあるが妖怪とかが本当に存在するこの世界なら神様が居てもおかしくないか…)

コナン(でも、さとりさんは確か人間って言ってたし…仮に神様が居たとしてもやっぱり女性の見た目なんだろうか…)

さとり「…返事がありませんね」

コナン(人間がそういう力を持っていても不思議はないだろうけど…俺を元の世界に戻す事は出来るのか?)

さとり「大丈夫ですよ、彼女は幻想郷を司ると言っても過言ではない存在。ここと外の世界とを隔てる結界も管理していますし、過去に迷い込んだ外来人も彼女が帰しているらしいですから」

コナン「とは言っても、やっぱイマイチ信じられないな…」

さとり「…コナン君、ちょっとこの神社の悪口を叫んでもらえませんか?」

コナン「え?急に何?」

さとり「いいからお願いします。ボロ神社とか、全く人の来ない廃屋同然だとか」

コナン「流石に酷くない?」

さとり「そんなものでいいんですよ、顔を出さない方が悪いんですし」

コナン「? わ、分かったよ。言えばいいんだね?」

コナン「…うわー、この神社ボッローい!今にも崩れ落ちそうだよー!」

「………」ピク

コナン「人なんか全然来そうにないしもう誰も居ないのかなー?まあ、こんな山奥にポツンと建ってる神社なんて人が居るわけないし誰も来ないか!妖怪に襲われたりしたら嫌だもんね!ハハハハハ!」

「………」ワナワナ

コナン「けどなんでこんな建物がまだ建ってるのかなー?どうせならとっとと取り壊して植樹とかした方が幻想郷のためになると思うけどなー?」

さとり(ひ、ひっどい言い様ですね…本心からではないにしろ、見た目から思った事をとことん悪く言うなんて…実際見た目は古いから仕方ありませんけど)

コナン「あ、妖怪に憑かれてるから誰も近寄れないんだ!やーい、この神社、おっばけやーしき!」

「どこがお化け屋敷ですって!?第一、この神社はこないだ倒壊したから建て直したばっかですけど!?ていうか妖怪に憑かれてるから何!?そんな事言いに来たなら帰れガキンチョ!!」バシン

コナン「ヒッ!?」ビクッ

さとり(そりゃあれだけ言われたら怒りますよね…分かってましたけど。てか、あんなに襖を乱暴に開いたら傷みますよ)

「げっ、さとり!?居留守使おうとしたらあんただったわけ!?出なきゃ良かったわ!」

さとり(あ、これは流石にやり過ぎましたね…ひとまず謝らせないとヤバそうですね)

コナン「…うわぁ」

「何がうわぁよこのガキンチョ!いいわ、あんたん家教えなさい、親共々私が直接みっちりと説教してやるわ!!」

さとり「…コナン君、このままだとヤバそうなので一旦謝ってください」

コナン「そ、そうだね…」

コナン「あ、あの〜…」

「あん!?」

コナン(ヤッベ〜…この態度はただのチンピラだろもう…)

コナン「さ、さっきは失礼な事を言ってすいませんでした…このお姉さんに言えって言われて」

さとり(ちょっと新一君!?)

「………は?え、ちょっと待って。つまりあんたはそこにいるサイコメトリー心読ピンクロリ女の指示で言ったわけ?」

コナン「う、うん」

コナン(サイコメトリー心読ピンクロリ女?サイコメトリーと心読って被ってね?)

さとり(復唱しなくていいです、てか突っ込みどころはそこじゃないでしょう)

「………」

「………ごめんね坊や、お姉さん勘違いしてたみたい。許してくれる?」

コナン「え!?」ゾクッ

コナン「あ、えと、もちろんです!こちらこそごめんなさい」

コナン(許さないって言ったらマジで殺されそうだもんな)

「ううん、もういいの。ちょっとお姉さんはそこにいるサイコピンクロリと話をつけて来るから待っててね。あと、素敵なお賽銭箱はそこだから」

コナン(サイコピンクロリ?)

さとり(さ、流石にここは一時退散…)

ガシッ

「さとり…ちょっと…面貸してもらおうじゃない…?」

さとり(あ、私殺されるかもしれませんね)

ー少女激怒中…ー

ー少女説明中…ー

さとり「という訳です、理解していただけましたか?」

「うん、あんたがあの子にウチの罵詈雑言を言わせた事以外は理解したわ」

さとり「だって居留守を使っていたじゃないですか。私だって気付かれたら絶対立てこもりますしああするか突入しか無かったんですよ」

「あんたの能力、本当にめんどくさいわね…なんでこんなんを便利だと思ってたのかしら私」

「あ、坊や!話は付いたからこっち来なさい」

コナン「は、はい…」

「で、自己紹介がまだだったわね」

「そこの馬鹿から聞いてるかもしれないけど、私の名前は博麗霊夢。ここ博麗神社の主人で博麗の巫女よ」

さとり「馬鹿ってなんですか?」

霊夢「馬鹿は馬鹿でしょ」

さとり「言葉は刃物なんですよ」

霊夢「なに言ってるのあんた」

霊夢「で、キミの名前は?」

コナン「ぼ、僕の名前は江戸川コナンです!」

霊夢「コナン君、ね。で、コナン君は確か目が覚めたらピンクロリの家に居たのね」

コナン「は、はい!元々居た場所で足を滑らせて頭を打ったと思うんですけど…」

霊夢「…ねえ、頭を打った場所ってどんな所?例えば家の中とか、街中とか」

コナン「えっと…お屋敷の地下室みたいな所を見つけて下に行こうとした所なので家の中だと思います」

霊夢「…なんか嫌な予感がするわね」

さとり「やっぱりですか?」

霊夢「あんたの言った通り、少し特殊な事例かも…とりあえずやるだけやってみるわ」

霊夢「コナン君、今から私がキミを元の世界に帰す。ただし、私の言う事に協力してほしいのと、万が一の事態があるかもしれない。それは分かっておいて」

コナン「う、うん」

霊夢「それじゃあ、始めるわよ」

ーーーーー
前回、サブタイがプロローグと被ってるの投稿後に気付きました。すみません。



[43942] 名探偵コナン 東洋の幻想(〜出発〜)【名探偵コナン×東方Project】【クロスSS】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:084faca9
Date: 2023/07/03 20:20
霊夢「まずは、キミがどの世界から来たのかを辿る必要があるわ。それを調べるからこっちに来て」

コナン「ど、どうやって調べるの?」

霊夢「説明はちょっと無理ね…一回やってからは感覚的に出来てるから。一応術とかも関わってるみたいだけどそういうの覚えないから」

コナン(オイオイ、大丈夫か?)

霊夢「ま、心配しなくてもしっかりやるから動かないでね。ちょっと頭に手置くわよ」スッ

コナン(なんだ?霊夢さんの手がぼんやり光って…)

霊夢「はっ!」ピカッ

コナン「!?」

コナン「な、なんだこれ…いきなり手が光って変な感じが」

霊夢「じっとしてて」

コナン「あ、ごめんなさい!」

霊夢(この子…やっぱりただの子供じゃないわね、なにかこう…もっと大人びた感じがする)

霊夢(それはともかく…やっぱり、どこか不安定で探りづらい…見つけられなくはないけどかなり不完全なものになりそう)

霊夢(…これかしら?)

霊夢「一応見つけたわ、少し下がって」

コナン「え?それってどういう…」

霊夢「はぁぁ…」グッ

霊夢「ふっ!」バッ

ブォン

コナン「わっ!」

コナン「…と、鳥居の向こうが」

霊夢「ぼんやりして見える?キミの世界とここを結界を少し弄って鳥居を媒体にして繋げたの。あまり長くこのままにしておくと結界に異常が出ちゃうからなるべく早く通って」

霊夢(上手くいくかは分からないけど…)

さとり(いえ、おそらく…)

さとり「コナン君、とりあえず行ってください」

コナン「え?」

コナン「わ、分かった…それじゃあ色々ありがとうさとりさん、みんなによろしくね!」

さとり「………ええ」

コナン「霊夢さんもありがとう!」

霊夢「………」

コナン(え?無視?)

コナン「何はともあれ、ようやく元の世界に帰れるぜ…!」

ブゥゥ…ン

コナン「うわ、景色が歪んで酔いそうだ…そろそろ抜けるか?」スタスタ

コナン「………!出口だ!」タッ

コナン「やっと帰れる…!」

コナン「よっしゃあ!」

霊夢「………」

さとり「………」

コナン「……………え?」

霊夢「…やっぱりね」

コナン「え?どういうこと?」

さとり「よっしゃあって………ふふっ」

コナン「笑わないでよただでさえ気まずいんだから」

さとり「すみません、でもやはり予想通りでしたね」

コナン「ちょっと、どういうこと?何が予想通りなの?」

霊夢「一旦落ち着きなさい、万が一の事があるかもって言ったでしょ。説明してあげるから」

コナン「う、うん」

霊夢「まず、外の世界から幻想郷に人や物が来る仕組みはさとりから聞いてるわよね?」

コナン「うん、最初に説明された時に」

霊夢「本来…というか大体の場合、博麗大結界の境目にあるここ、博麗神社の近くに入ってしまう事が多いの。ちなみに厳密にはここは幻想郷じゃないわ」

霊夢「仮にここの近くじゃなくても魔法の森、霧の湖、妖怪の山、無縁塚…過去に何か来た事がある場所はみんな地上なの」

コナン「でも僕は地底に居た…」

霊夢「そう、だからキミは特殊な事例なのよ。おそらく、いつも通りの方法だとキミを帰す事は出来ない」

コナン「! そんなの…」

霊夢「最後まで聞きなさい。結界を管理しているのは私だけど、外の世界と自由に行き来できる術を持っている奴がいるの。そいつに協力を仰げばきっと行けるはず」

コナン「よ、良かった…驚かせないでよ」

霊夢「ちゃんと話を聞かないのがいけないの」

コナン「まあ、その人に会えば帰れるんでしょ?だったら安心だね」

霊夢「そういうわけにはいかないのよ」

コナン「え?」

霊夢「そいつは必要ない時にも必要な時にも居ないのがほとんどで、どこにいるか分からないのよ。式神…使いみたいな物ね。ならたまに見るしここに来る事もあるけど」

コナン「ならどうすれば…」

霊夢「そんな落ち込まないの。何とか式神を探してそいつに連絡してもらうから。ま、そんな思い詰めないで観光気分で幻想郷を散歩でもしてきなさい」

コナン「そんな呑気な事言ってられないよ!家の人に心配かけるし…」

霊夢「…はぁ」

霊夢「いい?博麗の巫女の私が大丈夫って言ってるんだから大丈夫なのよ。舐めないでもらえる?その事については私たちが何とかするから」

コナン「…本当に?」

霊夢「そうよ」

コナン「じゃあよろしくね、霊夢さん!」

霊夢「………何、急に元気になっちゃって」

さとり「話は付いたようですね。それで、これからどうします?」

霊夢「正直面倒だけど、他の奴にも藍か橙を探してもらうしかないわね。私とあんただけじゃ流石に時間がかかり過ぎる」

さとり「それはありますね」

霊夢「紫が直接見つかるのはまずあり得ないから地道にやるしかないわね…外来人の世話っていくらやっても報酬貰えないから嫌なのよ、しかも子供だし」

さとり「その割には結構彼に構っているようですが?」

霊夢「ま、若い男か女だったりおじさんおばさんだったら適当にあしらって帰すわよ。ただ今回は子供だからね、子供が知らない所に一人でいるのはあまりにも心細いでしょうし、なるべく早く帰してあげないと」

さとり「優しいんですね、でも本当は?」

霊夢「ま、あの子が気にならないって言ったら嘘になるわね。あんたが優しくしてやったと言っても落ち着きすぎだし、どこか大人びている…どころか、雰囲気が大人そのものなのよ。絶対ただの子供じゃないでしょ?あんたに聞いてもはぐらかされそうだから聞くつもりは無いけど」

さとり「分かってるじゃないですか」

霊夢「一発マジで殴るわよ」

さとり「すみません」

霊夢「で、あんたにあの子を預けとくのは不安しかないから私も一緒にいるわ。それならいくらかマシでしょ」

さとり「酷くないですか?」

霊夢「はい、それで決まりね。とりあえず他の連中に声かけに行くついでにあの子に幻想郷を案内でもしてあげようかしら」

さとり「そこまでします?」

霊夢「彼の正体も気になるからね」

霊夢「コナン君、話はまとまったわ。さっきの式神を探すのを他の連中にも手伝ってもらうから、そのついでに幻想郷を案内する。これでどう?」

コナン「え、僕は良いけど…その人達は大丈夫かな?いきなり行ったりして…」

霊夢「どうせ暇してるか変な事しかしてないから大丈夫よ。はい、じゃあ乗って」

コナン「え、乗るって…おんぶ?」

霊夢「当たり前でしょ?さとりは付いてくるだけだから交代よ」

コナン「ま、またか…安全運転でお願いします」

霊夢「さとり、あんたこの子に何した?」

さとり「別に何も。それより早く行きましょう」

霊夢「本当かしらね…それじゃあ、まずは魔法の森にでも行きましょ」

さとり「了解です」

コナン「魔法の森…?」

霊夢「コナン君、気分悪くなったらすぐ言うのよ!」

コナン「え、気分って?」

霊夢「出発よ!」ヒュッ

コナン「こういうことかよぉ!!」

さとり「だ、大丈夫ですかね…?」









ーーーーー
どうも、キャキャロットです。
今回は短かったですが、次回から藍/橙/紫探し兼幻想郷巡りが始まります。もうしばらくお付き合いください。
もし10話を超えたら新しくスレを立ててそちらで続けようと思います。



[43942] 灰原「相性診断機?」阿笠「その1じゃよ」【名探偵コナン】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:084faca9
Date: 2023/08/06 23:26
阿笠「いかにも。この装置を使えば自分と相手の相性、また他人同士の相性も測れるぞい!」

灰原「…また変なもの作って…てか、それは何を基準に数値を出すのよ」

阿笠「打ち込むのは対象2人の名前、年齢、生年月日、性別。そして顔写真じゃな。まあ一時期占いのゲームが女の子の間で流行ったりしたじゃろ?そんな感じのお遊びグッズじゃ」

灰原「そんな事に時間と労力を割くなら、少しでも運動した方がいいんじゃない?」

阿笠「何を言う!実はこれだけじゃないぞ、もうひとつとっておきのアイテムがあるんじゃ!」

阿笠「それがこの『好感度チェッカー』じゃよ」

灰原「…ただの追跡メガネにしか見えないけど?」

阿笠「このレンズには極薄液晶が搭載されておってな、横に付いてるボタンを押して相手の数値を計測するんじゃ。するとびっくり!レンズに相手から自分への好感度がどのくらいか表示されるんじゃよ!」

灰原「どこかで聞いたことのある設定ね。どうせそっちもお遊びグッズなんでしょ?」

阿笠「甘いな哀君。こっちはちゃんとデータを収集して数値を出すんじゃ。超小型高性能サーモグラフィーや心拍計を搭載しており、相手の体温や心拍数の上昇加減から推察されるんじゃよ。詳細は省くがまだまだ色々な計器を搭載しておるぞ!」

灰原「本当、変なものに労力を使うのね…で、それをわざわざ私に教えたって事は、モニターにでもなって欲しいってことかしら?」

阿笠「その通り!街中に出て、知り合いのデータを集めてくれい!データは計測するたび勝手に保存されるから特別な事はせんでいいぞ!」

灰原「お断りよ。謝礼としてフサエの財布なんかが貰えるならやってあげてもいいけど」

阿笠「何を言う!哀君が最近運動不足気味だと思って提案しておるんじゃぞ!」

灰原「お生憎様。私は自分でしっかり埋め合わせが出来るわよ」

阿笠「しかし哀君、最近地下に籠って研究ばかりしとるじゃろ?全く運動しないわけではないがのう。それに、この前は体重計を見ながら唸っていたじゃないか」

灰原「うっ…」

阿笠「ま、そういうわけじゃから頼んだぞ!」

灰原「…分かったわ。けど博士、しばらくお肉は禁止。あと明日から私と早朝にランニングね。寝てても叩き起こすからね」

阿笠「ええっ!?そ、そりゃないぞ哀君!」

灰原「じゃ、行ってくるわ」

阿笠「哀君、哀くーん!…余計な事を言ってしまったかのう…」

阿笠「仕方がない、とりあえずこの相性診断機でワシと誰かの相性でも測ってみるかの。まずは新一から…」ピピピピ…

阿笠「お、なになに…『相性84.96% 工藤新一 さんにとって 阿笠博士 さんはとても頼れる協力者です。お互い信頼しあえる良いパートナーでしょう』…」

阿笠「こっちはあり合わせの部品で暇つぶしに作ったんじゃが…思ったより精度が高いのかもしれんな…?新一が実際にどう思っているかは分からんが」

阿笠「…とりあえず、哀君が帰ってきたら機嫌を直してもらうしかないのう」

ーーーーー
灰原「全く博士ったら!誰かさんのせいでデリカシー無くなってるんじゃないの!?」プンスコ

沖矢「おや、そんなに怒られてどうされました?」

灰原「げ、あなたは…」

沖矢「ははは、いくら私でも出会い頭に「げ」なんて言われたら傷付きますよ?」

灰原「あ、ごめんなさい…って、なんであなたがここにいるのよ」

沖矢「食材の買い出しに…手が空いているのがちょうど私しか居なかったもので」

灰原「1人でよく運んできたわね」

沖矢「鍛えてますから楽勝ですよ」

灰原「…あなたでもそういう冗談言うのね」

灰原(ていうか、測ってみた方がいいのかしら…?)ピッ

沖矢「ユーモアを育むのも大事ですから」ピピピピピ

『好感度 280』

灰原「……………??」

沖矢「どうしましたか?」

灰原「いや、なんでもないわ。それじゃ、私は用事があるから」

沖矢「そうですか、それでは。あ、そういえばそのメガネは?」

灰原「ただのイメチェンよ。早く料理してあげなさいよ」

ーーーーー
灰原「パーセンテージで表示されるものじゃないのねあれ…なんでこんな面倒な仕様にしたのかしら」

灰原「280って…高いのか低いのか、そもそも基準値が無いものね…博士の数値を測っておくべきだったわ」

灰原「ま、データを集めないとだから、これからね」

園子「あれ?哀ちゃんじゃん!こんなところで何してんの?」

灰原「…別に、ただの散歩よ。そちらこそ、今日は一人でどうしたの?」

園子「それがさ、うっかりシャー芯切らしちゃって。買いに行こうと思ったんだけど、財布忘れちゃって…」

灰原「結構抜けたところあるのね、あなた」ピッ

園子「そ、それを言われると何も言い返せないけど…でも、ついでに蘭も誘う機会が出来たから結果OKよ!」ピピピピピ

『好感度 244』

灰原(244…)

灰原「なるほど、大体掴めてきたかも」

園子「え?何が?」

灰原「こっちの話よ。それじゃ、私はこれで。買い物楽しんでね」

園子「あ、じゃあねー!…にしてもあのメガネ、ガキんちょとお揃い…?」


灰原「ここまでの数値が280と244…知り合いなら200代が基本ってところかしら?」

灰原「とりあえず、全く関係のない通行人でも測ってみようかしら」ピッ

通行人「こないだ出張で八丈島行ったんだけどよ、そこにガイルみてーな見た目の奴居たのよ!てかまんまガイル!」ピピピピピ

『好感度 5』

灰原「5…?なんの関わりもない人が?無関心ではないって事かしら」

通行人「あそこ行ってみない?聚楽大っていう店!え、あそこ潰れてたの?」ピピピピピ

『好感度 5』

通行人「怪盗キッド、次は函館に行くらしいよ!今から張り込めば会えるかな?」ピピピピピ

『好感度 5』

灰原「5、5、5…どうやら関係ない人は好感度5が基本らしいけど」

灰原「でもそうなると、280と244が高すぎる事になるけど…」

歩美「あ、哀ちゃん!」

灰原「あら、吉田さん」

灰原(吉田さんは私の事を友達だと思ってくれてるし、私も吉田さんは大切…どんな数値になるか…)ピッ

歩美「あれ?そのメガネどうしたの?」

灰原「博士の発明よ、江戸川君のやつと同じ。ま、3号機だから試運転を頼まれたんだけどね」ピッ

歩美「3号って多いね…」ピピピピピ

歩美「あ、でもコナン君よく危ない事するしすぐ壊しそうだもんね!多くあった方が良いよね!」ピピピピピ

灰原(まだ計測が終わらない…?)

灰原「彼はいつも危なっかしいからね。博士も苦労してるわよ」

歩美「ははははっ、そうだろうけどなんか面白い!」ピピピピピ

灰原(本当に純粋な子ね…)

『好感度 2793』

灰原「…?????」

歩美「どうしたの哀ちゃん?顔が比護さんのストラップ落とした時みたいになってるよ?」

灰原「…はっ」

灰原「よ、吉田さん。ちょっとあなたにも試してみてほしいんだけど、メガネをかけて私を見ながら横のボタンを押してくれない?」

灰原(確か設定で数字だけ表示するように出来たわよね…)

歩美「うん、いいよ!でも変なお願いだね」ピッ

灰原「ピピピ…っていう音が止まったら数字が出ると思うけど、その数字を教えてくれる?」ピピピピピ

『369』

歩美「出たよ!369って出たけど、これなんの数字?」

灰原「369…?」

歩美「ねえ、哀ちゃん?」

灰原「あ、ああ。その数字ね。博士がデータを集めるらしいんだけど、私もなんの数字かは知らないの」

歩美「なーんだ。あ、そろそろ行かなきゃ、じゃあね!」

灰原「え、ええ。また」

灰原「369と…2793…」

灰原「2793…流石におかしくない?」





ーーーーー
最近SSを投稿できてないので書きました。3話くらいで終わるつもりです。



[43942] 灰原「好感度チェッカー」光彦「その2です!」【名探偵コナン】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:084faca9
Date: 2023/08/11 23:26
〜前回までの好感度一覧〜
沖矢→哀ちゃん 280
園子→哀ちゃん 244
通行人→哀ちゃん 5
歩美→哀ちゃん 2793
哀ちゃん→歩美 369

灰原「…まあ、こんな結果になったわけだけど」

灰原「確かに吉田さんの事は大切に思ってる、それでこの数値は納得できるわ」

灰原「でも吉田さんから私への好感度が2793…?この機械壊れてるんじゃないの?」

灰原「いくら何でも9、10倍…関係ない人と比べると500倍以上差があるなんて異常じゃない?まさかそんなに私の事好きなわけでもあるまいし」

灰原「とりあえず帰って見てもらった方が良いかしらね」

ーーーーー
阿笠「…なるほどのう、分かった。ちょっと調べてみるわい」

灰原「しっかりしてよね、頼んできたのはそっちなんだから」

阿笠「全くその通りじゃわい…ところで哀君、さっきの件については…」

灰原「もちろん取り下げないわよ」

阿笠「とほほ…哀君の愛は手厳しいのう…」

灰原「で、どうなの?故障してるんじゃない?」

阿笠「そう急かすな、今調べとるから」

阿笠「う〜ん…どこを見ても故障なんて見つからんぞ?」

灰原「え?って事は…」

阿笠「歩美君の数値は間違いじゃなかったという事じゃな」

灰原「…そんな事ある?」

阿笠「哀君からしたらそうでもないかもしれんが、彼女はキミから直々に名前呼びを許されとるからな。それにキミの服を着ていた事もあったし、助けてもらった事も多いと聞く。思っているより好かれていてもおかしくはないんじゃないか?」

灰原「そういうものかしらね…」

阿笠「ま、そういう訳じゃからな。そうだ、せっかくだしワシの数値も測ってみてくれい!」

灰原「はいはい…」ピッ

阿笠「ワシも歩美君に負けないくらい哀君を大切に思っとるからな、それなりに高い数字が出ると思うんじゃが」ピピピピピ

灰原「どこで張り合ってんのよ」

阿笠「いや、流石に助けて、名前も一緒に考えて、一緒に住んでいるとなると情というのはどうしても湧いてしまうものじゃぞ。特にワシは独身じゃから、孫が居たらこんな感じなのかと思っておるからな!」ピピピピピ

『好感度 2823』

灰原「…!出たわよ、2823だって」

阿笠「やった、歩美君に勝ったぞい!」

灰原「なに喜んでるのよ、変態みたいよ」

阿笠「へ、変態って…」

灰原「じゃ、私はもう少しデータを集めてくるから。それなりに多い方がいいんでしょ?」

阿笠「おお、それじゃあ頼むわい!」

灰原「…博士」

阿笠「?」

灰原「ありがとね」

阿笠「…ああ」

阿笠「哀君はやっぱりツンデレさんじゃな…おっと、相性診断機について話すのを忘れとったわい。まあ、帰ってきてからでもいいか」

ーーーーー
灰原「故障じゃないのね、ふーん…」

灰原(…ちょっと、嬉しい…かも)

灰原「って、どうしたのよ私。そういうキャラじゃないでしょ」

元太「あれ、灰原じゃねーか」

光彦「こんにちは、灰原さん!」

灰原「あら、円谷君に小嶋君。博士に何か用?」

光彦「ええ、ちょっと探偵バッジが壊れてしまったようでして…」

元太「遊んでる最中に急に壊れちまってよ」

光彦「元太君がサッカーボールをぶつけて、水道管を壊してしまったからでしょ?」

元太「あ、あれ?そうだったか?ハハ…」

灰原「なるほど、それでそんなに濡れてるのね…てか小嶋君、何やってんのよ。まさか、水道管をそのままにしてきたんじゃないでしょうね?」

光彦「いえ!たまたま安室さんが通りかかったんですけど」

元太「安室の兄ちゃん、落ちてた野球のボールを水道管にはめて水を止めてくれたんだぜ!」

光彦「水道局の人も呼んでくれたので本当に助かりましたよ!」

灰原「そ、感謝しなさいよ」

灰原(そうだ、この子達のも測った方がいいわよね…)ピッ

光彦「そういえば灰原さん、今日はメガネをかけているんですか?」ピピピピピ

灰原「追跡メガネの3号機を作ったから試運転してほしいって博士に頼まれたのよ」

元太「博士も暇だよな、同じ奴何個も作るなんてよ」ピピピピピ

灰原(あ、2人同時に測れるのね)

灰原「メガネは予備も用意してあった方がいいでしょ。ま、暇なのはそうだろうけど…」

光彦「でも灰原さん、とっても似合ってます!」ピピピピピ

灰原「あら、ありがと…せっかくだし博士に頼んであなた達も作ってもらったら?」

光彦「ですね!ついでに頼みましょう、元太君!」

元太「オレはそんな欲しくねーぞ?」

『好感度 2746 / 367』

灰原(円谷君、たっか…)

灰原「それじゃ、私は行くわね。風邪ひかないようにするのよ」

光彦「あ、はい!それでは」

元太「オメーも変なもん食って腹壊すなよー!」

光彦「元太君じゃないんですから…」

灰原「さて…まあ小嶋君は大方予想通りだったけど」

灰原「円谷君が吉田さんとほぼ同じくらいなのは驚きね…そんなに好かれてるとは思わないのだけれど」

灰原「他の人も測ってみない事にはなんとも言えないわね…」

灰原「もうちょっとその辺りを歩いてみましょうか」

ーーーーー
灰原「街の方まで歩いてきたのは良いけれど、結構知り合いに会わないものね…そんな頻繁に会うのもおかしな話だけど」

灰原「かと言って用もないのに家に押しかけても変だし…どうしようかしら」

高木「佐藤さん…そろそろ休憩にしませんか?」

佐藤「まだよ、最低でもあと30分くらい待ってみないと…」

灰原「…そんな事もないようね」

灰原「どうしたの、おふたりさん?お忍びでデートかしら?」

佐藤「そ、そんなんじゃないわよ!…って、哀ちゃんじゃない」

高木「どうしたんだい、こんな所で?」

灰原「別に、ただの散歩よ。それより、デートじゃないならなんなの?」

高木「は、張り込みだよ…最近この辺りでひったくりが多発していてね、その犯人を捕まえようとここ2時間ずっと張り込んでるんだ」

佐藤「ちょっと高木君、勝手に情報を話すんじゃないの」

高木「あ、すみません…」

灰原「張り込みねぇ…だったら、分かれて張り込んだら?はっきり言って、隠れてるつもりで全然隠れられてないバカップルみたいになってたわよ」

佐藤「え、嘘!?」

灰原「本当よ」

高木「と、とは言っても…千葉と白鳥さんも別の場所で張り込んでるから…」

佐藤「バ、バカップルみたい…」

灰原「てか今更だけど、ひったくりなら捜査3課…だったかしら?そっちの担当じゃないの?」

佐藤「え、ええ…本来なら3課の担当だったんだけど、この前起きた事件で、その犯人が被害者を刃物で刺して1課に回ってきたのよ。被害者は命に別状はないけどそれなりに精神的にも傷を負っちゃってね…今は警察病院で治療を受けてるわ。ていうか、そんなにバカップルみたいだったの…?」

高木(佐藤さんだって話してるじゃないですか…)

灰原「なるほど…そういう風に回されたりするのね。あと、側から見たらなかなかイチャついてたわよ」

佐藤「ウッソー…」

高木「さ、佐藤さん!そろそろ張り込みに戻らないと…」

灰原「ま、勤務中にイチャついてるなんてバカみたいな勘違いされないようにね。デート中っていう設定で囮捜査するなら別だけど」

佐藤「わ、わかったわ…」

灰原(そういえば、測るのすっかり忘れてたわ)ピッ

佐藤「それじゃあね、哀ちゃん。こっちも気をつけるから、哀ちゃんもひったくりには気をつけるのよ!」ピピピピピ

高木「子供を狙うとは思えないけど、一応ね」ピピピピピ

『好感度 242 / 310』

灰原(佐藤だから310…?こっちも大方予想通りだけどなんか洒落臭いわね)

灰原「ええ、肝に命じておくわ」

佐藤「…ちょっと高木君、バカップルなんて言われちゃったじゃないの!そんなにグイグイくっつかないでよ!」

高木「さ、佐藤さんこそ!距離がちょっと近いんじゃないですか!?」

灰原(早速痴話喧嘩してるわね…あの2人、お互いに数千くらいの好感度はありそうね)

ーーーーー
千葉「佐藤さんと高木さん、なんか痴話喧嘩してるみたいですよ」

白鳥「彼ら、本来の目的を忘れてるんじゃないだろうね…」

ーーーーー
灰原「昼間っからあんなにイチャイチャするんじゃないわよ、全く…」

灰原(でもあれくらい自由になれたら…)

安室「あれ?キミは…」

灰原「!?」

安室「確か…灰原哀ちゃん、だったかな?こんにちは」

灰原「あ、こ、こんにちは…」

安室「こんな所でどうしたんだい?いつもは阿笠博士と一緒に居ると思うんだけれど」

灰原「べ、別に、ただの散歩よ…」

灰原(落ち着いて…確かこの人は公安警察から組織に入っているスパイのはず…変に慌てると無駄に探られるかもしれないわ)

安室「そうなのか…あ、今からポアロの新作メニューを考えるんだけれど、よければ協力してくれないかい?」

灰原「…私1人よりも、江戸川君や吉田さん、円谷君に小嶋君もいた方がいいと思うけど?今すぐ考えなければいけないのなら仕方ないけれど」

安室「…いや、急いでいるわけでは無いんだ。確かにキミの言う通り、人数が多い方がアイデアも豊富になりそうだ。では後日頼むよ」

灰原「連絡は博士に入れなさいね」ピッ

安室「分かったよ、それじゃあ」ピピピピピ

灰原(あ、うっかり押しちゃったわ…まあ、データ集めが目的だしいいか)

『好感度 240』

灰原(…え?なんでこんな高いの?)

安室(やはり彼女、シェリーに瓜二つだ…それにどことなく…先生に似ているような…)

安室「ていうか、彼女の事を探るためにああ言ったけどこんなに濡れているのに怪しいと思われたかな…元太君と光彦君、風邪引かなければいいが…」

ーーーーー
灰原「やっぱり、公安って分かっててもミステリートレインの件があるからあの人苦手だわ…」

灰原「黒田管理官も凄い怖い顔してるし…公安って怖い人たちばかり集まってるのかしら」

灰原「てか、対して接点ないのになんであんなに好感度高いわけ?そこが一番怖いわ…」

灰原「そういえば、さっきの円谷君たちの話と彼の濡れ具合からすると水道管を塞いだ後でしょうけど…それであんな事言ってくるとか明らかに何か探りを入れてくるでしょうし…あんな濡れてるのに新メニューを考えるとかよく言えたわよね」

灰原「ま、それは置いておいて…今のところ測ったのは沖矢さん、園子さん、吉田さん、博士、円谷君、小嶋君、佐藤刑事、高木刑事、安室さん…あと通行人ね」

灰原「そこそこ測ったと思うけれど…あと行くところといえば…」

灰原「…いや、用事もないのに行くなんて不自然よね。流石に彼に直接話すと何言われるか分からないから言いたくないし」

灰原「まだ適当に歩こうかしら…」

蘭「あ、哀ちゃん!」

灰原(…さっきから本当に都合の良い展開ね)

蘭「こんにちは!こんなところでどうしたの?」

灰原「こんにちは…ただの散歩よ。みんなそう聞いてくるんだけど、私が1人で散歩するのがそんなに珍しいのかしら?」

蘭「そ、そういうわけじゃないけど…ただ哀ちゃん、外に出る時って何か目的があるじゃない?ただ散歩するだけなんてそんなにないなって思って…」

灰原(それって要は珍しいって事ね…)

灰原(とりあえず測っとこうかしら、データは多ければ多いほどいいでしょ)ピッ

蘭「それに、メガネをかけてる事もないじゃない?気になっちゃって…」ピピピピピ

灰原「これ?江戸川君とのペアルックみたいなものよ」

蘭「えっ!?」ピピピピピ

灰原「冗談よ。博士が新しく発明したメガネで、これの試運転を頼まれたのよ」

蘭「ああ、そういう事だったのね」ピピピピピ

灰原(…長いわね)

蘭「ねえ哀ちゃん、そのメガネってどんな機能があるの?」ピピピピピ

灰原「…人を見ながらこのボタンを押すと数字が出てくるのよ、ただ私も何の数字かは分からないわ」

灰原(とりあえず適当にごまかしておきましょうか…一応、まあなんの一応かは分からないけど)

『好感度 4140』

灰原「!?………!?」

灰原(え?なんでこんな高いの?故障?)

蘭「ねえ、それってもしかして某漫画みたいに強さを測れるとかじゃない!?」

灰原「…そ、そうかもしれないわね」

蘭「ねえ、だったら今から家に来てよ!私にお父さん、コナン君の数字が分かれば何の数字か分かるかもしれないし!」

灰原「え、でも…」

蘭「遠慮しないで!この前お父さんの依頼人から高級なケーキを貰ったのよ、それすっごくおいしいから食べてって欲しいの!」

灰原「は、はあ…」

蘭「ダメ…かなぁ?」

灰原「…ま、まあこの後も特に予定は無いし、行ってあげるわ」

蘭「本当!?ありがとう哀ちゃん!」

灰原(…つくづく、あの顔に弱いわよね、私)

灰原(でも探偵事務所に行くって事は…おじさんはある程度予想できるから別にいいし、蘭さんも気にはなったけどもう測ってる。けど…)

灰原「工藤君のまで測っちゃうの…?」

蘭「なにか言った、哀ちゃん?」

灰原「あ、別に!なんでもないわよ!」

灰原(どうしたのよ、ガラにもなく緊張しちゃって…)

灰原「………」

灰原「工藤君、私の事どれくらい思ってるのかな…」



[43942] 灰原「好感度チェッカーと」コナン「忘れ去られた相性診断機」蘭「その3!」【名探偵コナン】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:f9511ddc
Date: 2023/09/19 23:26
〜前回までの好感度一覧〜
沖矢→哀ちゃん 280
園子→哀ちゃん 244
通行人→哀ちゃん 5
歩美→哀ちゃん 2793
哀ちゃん→歩美 369
博士→哀ちゃん 2823
光彦→哀ちゃん 2746
元太→哀ちゃん 367
高木→哀ちゃん 242
佐藤→哀ちゃん 310
安室→哀ちゃん 240
蘭→哀ちゃん 4140

灰原(…で、全体的にはこんな感じね)

灰原(彼女がなんでここまで高いのかも気になるけど…それ以上に気になるのは…)

灰原(工藤君…)

蘭「それにしても博士、わざわざメガネにつける機能ってなんだろうね?やっぱり戦闘力を測る機械かなぁ?」

灰原「いや、そうじゃないと思うわよ。ここまで何人か測ってきたけれど、佐藤刑事の数値が310。 それに対して博士の数値が2823だから、大方研究とか科学への熱量を測る機械とかじゃない?」

蘭「へー…でも、博士はともかくとして佐藤刑事ってそんなに科学に興味あるかな?」

灰原(…言わなくても良かった事なのに…やっぱり変ね、今日の私)

灰原「松田刑事の事があるからじゃない?彼、爆弾とか機械類には特に詳しかったらしいし」

蘭「松田刑事?」

灰原「あれ?あなた知らなかったかしら?松田刑事は、(中略(詳しく知りたい人はコミックス36・37巻と映画『ハロウィンの花嫁』を見てね❤︎))って事があったのよ」

蘭「そんな事があったんだ…佐藤刑事、大変だったのね…」

灰原「ま、今は高木刑事と勤務中にイチャイチャする仲にまで発展してるけどね…」

蘭「い、イチャイチャって…流石に勤務中はないでしょ?」

灰原「張り込みしてる時に自然にイチャつきだすのよ、あの2人…別々に張らせた方が良いんじゃないかしら?」

蘭「そ、そうなんだ…」

灰原「そういえば、さっきの話に出た爆弾、止めたのは江戸川君と高木刑事よ」

蘭「爆弾って、帝丹高校に仕掛けられてた!?本当に!?あとで2人にお礼言わないと…」

灰原「ま、いいんじゃない?江戸川君はあなたが生きてただけで充分だろうし、高木刑事は佐藤刑事と絶賛イチャついてるんだから…」

蘭「いや、それでも助けてくれたんだからお礼しないと!それが礼儀ってものよ!」

灰原(色々な意味で敵わないわね、この娘…)

蘭「あ、話してるうちに着いたね。先に上がって待ってて」

灰原「分かったわ」

灰原(えっと、洗面台は確か…)

コナン「お」

灰原「あ」

コナン「珍しいな、オメーがここ来るなんて」

灰原「散歩してたら彼女に会ってね、それで(中略)って事で来たのよ」

コナン「あー、あれまだおっちゃんしか食ってなかったもんな」

灰原「相変わらずあの人に手を焼いてるようね」

コナン「いや、なんだかんだで長いこと眠りの小五郎やってるからな、もう慣れっこだぜ」

灰原「あら、じゃあ変装して私のふりするのもずっと続ければ慣れる?」

コナン「それは勘弁…」

灰原「で、とりあえずどいてもらえる?手洗いたいんだけど」

コナン「あ、悪い」

灰原(いつもならなんて事ないのに…何に緊張してるのよ)ジャー

コナン「そういえば、なんで今日はメガネ掛けてんだ?」

灰原「別に、ただのイメチェンよ」ゴシゴシ

コナン「そんなキャラじゃねーだろ」

灰原「冗談よ。博士が新機能付けたっていうからそれのテスト」ゴシゴシ

コナン「新機能ってどんな機能だ?」

灰原「…知らないわ。人を対象に何かの数値を測定するみたいだけど」ジャー

コナン「知らない…か。けどよ、博士が何も言わないで渡してくるなんてあるのか?」

灰原「どうせくだらない機能だって言われると思って言わなかったんでしょ。博士、しょうもない発明多いし」フキフキ

コナン「博士ならありそうだな…」

コナン「でも俺はてっきりお守り代わりにつけてんのかと思ったぜ」

灰原「…メガネのお守りはあなたが掛けてくれたものしか意味ないわよ」

コナン「え?」

灰原「だって死神が使い込んでるいわくつきのメガネなんて、他の不幸が寄ってこないじゃない?」

コナン「オイ…毒を以て毒を制するってか?つか誰が死神だ」

灰原(本当に、あなたが掛けてくれたのしか…)

蘭「哀ちゃーん!準備できたよー!」

灰原「はーい、今行くわー」

コナン「オメーも随分子供のふりするのが板についてきたな」

灰原「誰かさんのおかげで移っちゃったわね」

コナン「にしても数値か…どっかの漫画みたいに戦闘力とかか?」

灰原「蘭さんも同じ事言ってたわ」

コナン「戦闘力だったらあいつの数値はヤバそうだな…」

灰原「あら、でも結構強い人多いじゃない?大阪の彼は剣道やってるし、その彼女は合気道。世良って娘も格闘技やってるみたいだし、ポアロの彼やFBIの彼も中々でしょ?」

コナン「まーな、赤井さんと世良は載拳道っつって、色んな武術を混ぜた格闘技らしいぜ。でもやっぱり最強は」

灰原「京極真…だったかしら?」

コナン「ああ。あの人だけマジでおかしいんだよな…柱は壊すし、ガスマスクして八方から至近距離で撃たれるBB弾受け止めて撃ってる奴ら倒すし、ライフル避けるし、なんか凄いオーラみたいなの出してたし…多分素手なら最強はあの人だろうな」

灰原「戦闘力なら、その彼を測ったら壊れちゃいそうね、このメガネ」

コナン「だな」

蘭「あ、哀ちゃんコナン君も呼んでくれたの?ありがとう!それじゃコナン君も食べよっか?」

コナン「あ、うん!」

灰原「瞬時に子供のふりをするなんて…さすがね、コナン君」

コナン「なんだよそれ」

蘭「はい!それじゃあ2人とも食べちゃって!」

コナン「あ、うん!いただきます!」

灰原「いただきます」

灰原「んっ…これ結構美味しいわね」

コナン「本当だ!蘭姉ちゃんも食べなよ、本当においしいよ!」

灰原「………」

蘭「そう?良かった!でも私は後から食べよっかな?」

蘭(最近地味にウエストヤバ気味なのよね…)

灰原「はい」すっ

蘭「え?」

コナン「?」

灰原「食べて良いわよ、一口くらい大して変わらないもの」

蘭「えー、でも悪いよ」

コナン(おいおい、どういうつもりだ?)

灰原「いいから、ほら口開けて」

蘭「…そこまで言うなら、いただきます」

蘭「あ…んっ…本当、すごく美味しい!」

灰原「良かったわ」

蘭「ありがと、哀ちゃん♪」

灰原「別に例を言う事でもないわよ」

コナン「……ら、蘭姉ちゃん!僕のも食べていいよ!」

蘭「ありがとうコナン君、でも私も一緒に食べちゃうわ♪」

コナン「え」

蘭「私の分切ってくるから食べちゃってね!」

コナン「………」

灰原「残念ね、彼女に食べさせてあげられなくて」

コナン「…オメー、どういう風の吹きまわしだ?」

灰原「別に、彼女が食べたいのを我慢してるように見えたから分けただけよ」

コナン「それにしたって…!あのあげ方は…その…」

灰原「…恋人みたいって言いたいのかしら?」

コナン「バーロ!そんな事…」

灰原「そう見えたのなら、私が彼女を貰っちゃってもいいのかしら?」

コナン「は!?」

灰原「なーんてね。てか、何マジになっちゃってんのよ」

コナン「…オメー、本当キャラ変わったよな…」

灰原「そうかしら?」

コナン「そうだとも」

灰原「ま、どうせあなたは元の体に戻ったら嫌と言うほど彼女に「蘭、俺が食べさせてやるよ。ほら、あーん…」なんて言いながら食べさせるんでしょうけど」

コナン「そんな色ボケじゃねーよ俺は!」

灰原「スケベのくせに…」

コナン「だからあれは不可抗力だっての!」

灰原「…そういえば、このフォーク。彼女が口を付けたのよね?」

コナン「っ…」

灰原「やっぱり彼氏としては、間接的とはいえ彼女の唇に触れられるのは許せない?」

コナン「バッ、バーロー!そんなの…」

灰原「はむっ」パクッ

コナン「!?」

灰原「うん、美味しい♪」

コナン「なっ…ななな…」

灰原「あら、やっぱり許せなかった?」

コナン「そ、そんなんじゃねーよ!!大体キスなんてな、人工呼吸する時と変わんねーんだぜ!?人命救助と同じ事なんだぞ!!」

灰原(分かりやすすぎて逆に面白味が無いわね、いつもの語彙力がどこかに行っちゃってるのは意外だけど)

コナン(つかお前、間接どころか…いやよそう、これ以上は変な気分になっちまう)

灰原「キス…ね。じゃああなたは今のを間接キスって見るわけね?」

コナン「かっ、間接キスなんてどーって事ねーよ!第一、そんなの気にしてなんか…」

灰原「そう、じゃあこのフォーク使える?」

コナン「は!?」

灰原「間接キスなんてどーって事無いんでしょ?なら私が口を付けたフォークを使うくらいわけないんじゃないかしら?」

コナン「お、おう!そりゃあもちろん…」

灰原「そ。はい、使ってみて」スッ

コナン「………」

灰原(マジで何やってんのかしら、私…変に浮かれてるんじゃない?今日は早く寝たほうが良さそうね)

コナン(なんなんだ、今日の灰原…俺なんかしちまったか?いつもと態度が違うぞ…)

灰原「どうしたの?早く使いなさいよ」

コナン(こ、こうなったらもうヤケクソだ…)

蘭「さて、私も食べよっと♪あれ?2人とも固まってどうしたの?」

灰原「別に、なんでもないわ」

コナン「そ、そうだよ!ただ蘭姉ちゃんを待ってただけなんだ!」

蘭「そうなの?ありがとう2人とも!それじゃあ一緒に食べようね!」

コナン(ナイスタイミング!いいぞ蘭!)

灰原(工藤君に誤魔化されるのもそうだけど…彼がフォークを使ってくれないのが悔しいってなんなのよ)

蘭「いただきます!ん〜、やっぱり美味しい!」

コナン「おい、さっきのどういう事なんだよ?」ヒソヒソ

灰原「別に、ただからかってみただけよ」

コナン「はあ…?」

灰原「ほら、私も食べちゃうからフォーク返して」

コナン「オメーがよこしてきたんだろうが…ほらよ」

灰原(そういえば、まだ彼の数値を測ってなかったわね…そろそろ測ってみようかしら)ピッ

コナン(灰原のやつ、いつもならあんなからかい方しねーと思うんだけどな…)ピピピピピ

灰原「はむっ…」ドキドキ

コナン(いくら俺には蘭がいるってもな…あいつも美人なわけだし、ああいうちょっかい出されると困る…よなぁ)ピピピピピ

灰原(何考えてるのかしら彼)

『好感度 2954』

灰原「………」

灰原(吉田さんも、円谷君も、博士よりも上の数値だけど…彼女よりは下ね)

灰原(なんか期待外れって感じ…ま、彼が好きなのは違う人だからそりゃそうなんだけれど)

灰原(逆になんで彼女はあそこまで高い数値なわけ…?そこが一番謎だわ)

灰原「はぁ…」

コナン「どうしたんだ?」

灰原「別に。残りの分頂いたらお暇させてもらうわ」

コナン「おう、そうか」

蘭「そう?でもそのメガネの事もうちょっと話したいんだけどな…コナン君の数値も分からないしさ」

灰原「…彼の数値は測ってみたわ、2954だって」

コナン「え、いつの間に?」

蘭「2954か…私が確か4140でしょ?流石にコナン君よりは強いと思うから戦闘力…なのかな?」

灰原「いえ、それは無いわ。江戸川君があなたの1/2以上の強さだなんてあり得ないもの」

蘭「まあ…確かにそうね」

コナン(こりゃラチがあかねーな…)

コナン「僕ちょっと博士に電話して聞いてみる!」タッ

灰原(え、嘘!?)

蘭「それが一番手っ取り早そうね」

灰原「ダ、ダメよ!」

コナン「え?どして?」

灰原「あ、いや…博士、しばらく何か作るから集中するためにスマホの電源を切るって言ってたから…どうせ大したものじゃないだろうけど」

コナン「なんだ、それなら仕方ねーな…」

蘭「だね…なら、私たちで推理してみよっか!哀ちゃん、いいかな?」

灰原「…べ、別に帰ったって暇だし…迷惑じゃなければ」

蘭「なら決まり!それじゃあ、これまで測った人達の数値をまとめてくれる?」

灰原「分かったわ」

灰原(悟られる事はないだろうけど…なるべく高い数値の人は避けた方が良さそうね)

コナン(あの態度の変わり様…灰原、もしかして数値が何を表すか知ってるんじゃねーか?とするとあいつにとって知られるとマズいもの…)

コナン(睡眠時間…は別にどうでも良いし、年齢…なんて俺ら以外は関係ないし、ガキの頃に寝小便した数…って、これは誰でも言えないし博士がそんな物作るわけねーしな…)

蘭「戦闘力じゃないとすると…なんだと思う、コナン君?」

コナン「まだ他の人の数値を見てないから分からないけど…多分、可視化できない何か…時間とか、そういう感じの物を測ってるんだと思うよ」

蘭「コナン君、可視化なんて難しい言葉知ってるんだね」

コナン「あ、こないだテレビで『最近の増税具合を可視化してみる』ってやってたんだ!」

蘭「へー…そ、そう…」

蘭(増税具合を可視化って、最近の小学生って凄いのね…確かに物価高騰とか酷いけど、1年生から気にするって…流石にコナン君だけかな?あ、でも哀ちゃんも気にしそう)

コナン(適当に嘘ついたけど、実際最近の物価高騰はやべーからな…博士も麻酔銃とかの原料仕入れるのに前よりもコストがかかるってボヤいてたし)

灰原「はい、できたわよ」

蘭「え、もう?早いね哀ちゃん!」

灰原「別に、これぐらい普通よ」

蘭「どれどれ…結構いろんな人の事測ってるんだね」

灰原「散歩してたら、都合よく知り合いにばかり会ったものだから」

コナン(通行人が5に対し蘭が4140、そして俺が2954…いくらなんでも急に上がりすぎじゃねーか?)

コナン「なあ灰原、博士とか歩美たちのとかは測ってねーのか?」

灰原「博士?そういえば測り忘れてたわ。あと吉田さんたちには会わなかっただけ」

蘭(あれ?でも確か博士の数値って…)

コナン「会わなかった?おかしいな、歩美はともかく光彦と元太は博士ん家行ったってメール来たんだけど…」

灰原「大方入れ違いにでもなったんじゃないの」

コナン「ま、そう考えるのが妥当だな」

蘭「でもやっぱり、戦闘力とかじゃなさそうね。警察官の高木刑事や佐藤刑事よりも私の方が強いなんて流石にありえないし、哀ちゃんと関係ない人だけがたったの5だものね」

コナン・灰原(いや、十分ありえるでしょ)

コナン「でも、それなら知り合いっていうのが関係してそうだね」

灰原「そうね」

蘭「なら、親密度とか…?コナン君と哀ちゃんなら2000ぐらいあってもおかしくないけど、他の人が低すぎるものね」

コナン「えっ」

灰原「えっ」

蘭「えっ」

コナン「ら、蘭姉ちゃん。僕と灰原ってそんなに仲よさそう?」

蘭「うん。いつも何か話してるし、探偵団のみんなから聞いた話だと行動が息ぴったりらしいし、それに何より…なんていうか」

灰原「な、なんていうか?」

蘭「夫婦って感じ!雰囲気とか」

コナン「はっ!?」

灰原「!?」ガタンッ

蘭「ちょ、ちょっと哀ちゃん!?大丈夫!?」

灰原「え、ええ…」

コナン「お、お前どうしたんだ…?」

灰原「な、なんでもないわ」

コナン「流石に無理あるだろ」

灰原(ふ、夫婦って…なんて事言っちゃってるのよ…///)

コナン(慌てすぎだろこいつ…かなり怪しいけど、それより夫婦って…蘭のやつ何言ってんだよ!?そんな感じに見えてんのか俺たち!?)

蘭「そ、そんなに驚いた…?」

灰原「ま、まあ…彼と私が夫婦だなんて、どこを見てそう思ったわけ?」

蘭「う〜ん…探偵団のみんなをまとめたり、危険な事があると止めたり…それに2人とも大人びてるから、子供に手を焼く両親って感じに見えるのよ」

灰原「こ、子供に手を焼く…両親」

コナン(おいおい、灰原のやつ、もしかしてブチ切れ寸前なんじゃねーか?あいつ、ああいう感じの冗談好きじゃないだろうし)

灰原(………本当に情緒がおかしくなりそうだわ!!)

コナン「ら、蘭姉ちゃん!それは置いておいて、とりあえずさっきの話に戻ろうよ!」

蘭「そ、そうね」

灰原(何がマズイかって…工藤君と私、夫婦に見られてるのよ!さらにいえば父親と母親!しかも、よりによって彼女に!そしてそれを物凄く嬉しく思っちゃってるのよ私は!ああもうどうしろってのよ!)

コナン(は、灰原…あんなに髪をかき乱して…こりゃ相当来てるな…これ以上刺激しないようにしよう)

灰原「ちょ、ちょっと…水もらえるかしら?」

蘭「う、うん。持ってくるね」

コナン「…おい、オメー本当にどうしたんだ?明らかにいつもと態度が違うぞ」

灰原「こっちが聞きたいわよ…」

コナン「んな事言ったって、オメーが自分の状態分からないんなら誰も分からねーぞ」

灰原(いや、言えるわけないじゃない)

蘭「はい哀ちゃん、水持ってきたよ」

灰原「ありがと…」グイッ

灰原「んっ」ゴクゴク

コナン「お、おお…」

蘭「凄い飲みっぷり…」

灰原「はぁ…ごめんなさい、ちょっと火照ってたみたいだわ」

蘭「そ、そうなんだ。水、まだ欲しい?」

灰原「いや、とりあえずいいわ…」

コナン(もういっそ浴びちまえよ)

灰原「で?何か分かったの?」

コナン「い、いや…俺と蘭の数値が他の人に比べて高いんだけど、その基準が分からなくてよ…」

灰原「なら諦めるしかないんじゃない?手がかりはほとんどないんでしょ」

蘭「じゃあさ…哀ちゃんの数値も測ってみようよ!」

灰原「え?」

蘭「そうすれば平均とかさ、色々求められるじゃない?少なくとも私とコナン君とは比較できるでしょ?」

灰原(これは断れそうにないやつね…好感度の表記は消しておきましょうか)ピッ

灰原「はい、なら測ってみて。つるのボタンを押せば測れるから」

蘭「あ、ありがとう。なんかメガネ掛けるのって新鮮♪」

蘭「えーっと、哀ちゃんを見ながらボタンを押せばいいのね?」

灰原「ええ」

蘭「じゃあ行くよ!」ピッ

灰原(まあ、彼女ならせいぜい数百程度に収まるでしょう…そうしたら2人の数値が高い理由が分からないって事になるけど、適当に話して帰ればいいわ)ピピピピピ

灰原(これ以上、彼の近くにいるとまともでいられそうに無いし…)ピピピピピ

灰原(ま、彼女は彼女でお姉ちゃんの事思い出しちゃうんだけどね…私より年下なのに、どこかお姉ちゃんに似てるのよね…)ピピピピピ

蘭「ね、ねえ…なんだかずっと上がり続けてるよ?」

灰原「え?」ピピピピピ

蘭「今3500を超えて…4000…4500…5000…」

灰原「ちょっと、嘘でしょ?」ピピピピピ

蘭「5500…6000…7500………止まったわ」

灰原「そ、それで…」

コナン「蘭姉ちゃん!灰原の数値はいくらになったの?」

蘭「8000以上よ…!」

コナン「は、8000!?」

灰原「え、どこか壊れてないの?本当に8000なの!?」

蘭「正確には8180って出てるわ…」

コナン(蘭の倍だと…!?おいおい、余計なんの数値か分からなくなっちまったじゃねーか!?)

灰原(嘘でしょ…いくらお姉ちゃんに似てるからって、私そんなに彼女の事好きだったの!?)

蘭「か、過去最高の数値ね…」

灰原(とりあえず落ち着くのよ…私は最初、彼女に苦手意識を持っていた。けど最近は随分それも薄れて普通に接する事ができるようになっている、それは事実よ)

灰原(そして、彼女とお姉ちゃんを重ねるようになったのは確かベルモットが私を殺しに来た時…あの時に彼女が庇ってくれて、そこでお姉ちゃんを思い出したんだったわ)

灰原(最近だと、八丈島で組織に誘拐されて脱出した後に彼女が抱きしめてくれた時かしら?)

灰原(いや、いくらお姉ちゃんに重なるからってそんな数値になるの!?やっぱり故障してるんじゃない!?)

蘭「と、とりあえずもう一回測ってみる?」

コナン「あ、だったら僕が測ってみるよ」

灰原「へ!?」

コナン(蘭の奴、多分どっか変なとこ押しちまったんだろうな…じゃなきゃ、あいつがそんな高い数値を出すなんておかしいからな。ま、何の数値かは分からねーけど)

灰原「あ、でも故障しちゃってるかもしれないし一回博士に見てもらってから…」

コナン「その前に測ってもいいだろ、まだ故障って決まったわけじゃねーし」ピッ

灰原(嘘でしょ押しちゃった!?)ピピピピピ

灰原(とりあえず、とりあえず落ち着くのよ私!変に興奮すると余計に数値が高くなりかねないわ!)ピピピピピ

灰原「!」ピピピピピ

『相手の体温や心拍数の上昇加減から推察されるんじゃよ』

灰原(そういえば博士、そんな事言ってたわね…とすると、やっぱり今は何も考えず無になるのが得策!)スンッ

蘭「哀ちゃん、なんか急に落ち着いた?」

コナン(マジで何を考えてんだこいつ…)

灰原(無…無になるのよ私…!)ピピピピピ

灰原「………」ピピピピピ

『やばくなったら俺がなんとかしてやっからよ!』

『この世に解けない謎なんて…塵一つもねえって事をな!!』

『だからこれ以上心配させるわけにはいかねーんだ…』

『そーいう顔してたら子供にしか見えねーんだからよ!』

『自分の運命から…逃げるんじゃねーぞ…』

『そんな顔してんじゃねーよ!言ったろ?俺がぜってーなんとかしてやるってよ!』

灰原(…なんでこんなに彼の事思い出しちゃうのよ!!)ピピピピピ

コナン(いつまで上がり続けるんだこれ?…って万超え!?)

コナン(19000…21000…23000…)

灰原(てかいつまで測ってるのよ…早く終わらせなさいよ)ピピピピピ

ピー

コナン「うわっ!?」ボンッ

灰原「!?」

蘭「ちょ、ちょっとコナン君!?」

コナン(い、いきなりショートしやがった…)

蘭「大丈夫!?」

灰原「何やってるのよあなた!」

コナン「だ、大丈夫だよ…多分ずっと測ってたからメガネに熱がこもってオーバーヒートしちゃったんだと思うよ、色々な機能加えてるならなおさらね」

蘭「そ、そうなんだ…」

灰原(いや、無理があるでしょ。急に早口になって焦ってるのバレバレだし)

コナン「でも本当に故障してたんじゃない、これ?だって灰原の数値、途中まで出てたけど」

灰原「え?」

コナン「20000を過ぎた辺りから急に計測が早くなって、それまで2000で飛んでたのが万単位で出るようになってたよ」

蘭「なるほど、ある程度の数値を超えたら計測が早くなる機能が付いてたけど、それがきっと不完全だったのね」

コナン「そんなところかな?で、最終的な灰原の数値だけど」

灰原(え、本当に出てたの?言っちゃうの?)

コナン「確か60000くらいでさらに早くなったからそこから先は見れなかったんだ」

灰原(ろ、60000…!?いや、そこからさらに加速したらそれ以上…///)

蘭「こ、故障しちゃったとはいえ凄い数値だね」

コナン(結局故障かよ…最後までなんの数値かは分からなかったか)

コナン「んじゃ灰原、このメガネ博士がデータ収集頼んだんだろ?こんなにしちまって悪かったって言っといてくれ」

コナン「故障するように作った博士にも責任はあるから、データが取れなくても怒るなよってもついでにな」

灰原「…あのねぇ、あなたと博士は良くても私の労力はどうなるの?完全に無駄足になっちゃうんだけど」

コナン「あ、悪りー…でも、最近オメー運動不足らしいしケーキ食えたんだから無駄足では無いだろ?」

灰原「………」ムニッ

コナン「え?お、おい灰原?」

灰原「………」ギリギリギリ

コナン「ちょ、痛てー!痛てーって!!無言でつねってくるのやめてくんねーか!?」

蘭(さすがに今のはコナン君の発言に問題あると思うけど…こういうデリカシー無いところとか新一そっくりね)

灰原「それじゃあ、私は帰るわね。博士にこれ届けないとだし」

コナン「おう、じゃーな」

蘭「またね、哀ちゃん!」

灰原「ええ、ケーキご馳走さまでした」パタン

灰原「………」

灰原(まだ故障の可能性もあるけど…)

灰原(あれが本当の数値なら…当分2人の顔が見れそうにないわ…!)

灰原「…帰って博士に見てもらいましょ」

ーーーーー
蘭「さて、私は洗い物やっちゃうからコナン君は自由にしてて」

コナン「うん!」

蘭(哀ちゃん、なんだか楽しそうだったな。コナン君と哀ちゃんってやっぱり結構仲良いわね)

蘭(でも普段は軽口言ってるイメージあるけど、夫婦とか言われると意外に照れちゃってたわよね?大人びてるけど、やっぱり年相応にかわいいところもあるのよね)

蘭「あ、哀ちゃんが使った食器もだ」

蘭「お皿と、フォーク…」

蘭「………あれはさすがに驚いたしドキドキしちゃったけど」

ブー…ブー…

蘭「あ、電話だ…博士から?なんか珍しいわね」

蘭「もしもし?」ピッ

阿笠『もしもし、蘭君か?』

蘭「うん、急にどうしたの?」

阿笠『いや、哀君に伝えたい事があるんじゃが、彼女の携帯にかけても出なくての。それで蘭君に言伝を頼もうと思ってな』

蘭「それは良いけど…哀ちゃん、ついさっき家出たから今帰ってると思うよ?」

阿笠『おや、哀君は探偵事務所に寄ったのか?』

蘭「たまたま会って私が誘ったのよ。それで、せっかくだからその言伝っていうの聞いちゃうよ?私からかければ出るかもしれないし」

阿笠『まあ、そうかもしれんな。実は哀君にメガネを渡したんじゃが、その話は聞いておるか?』

蘭「うん、数値を計測するメガネだって」

阿笠『その事なんじゃが、あれは一定の数値を超えて計測するとショートしてしまうおそれがあるから気をつけろと伝えようと思ったんじゃよ。まあ、かなり高い数値まで測れるように作ったしよっぽどの事が無ければ好感度はそこまで上がらんし大丈夫だと思うが』

蘭「…待って博士、好感度って言った?」

阿笠『うむ、好感度を測れるメガネを渡したんじゃよ。哀君から聞いておらんか?』

蘭「………」

蘭「………!!」

蘭「いや、そういう話だったわ」

阿笠『そうじゃろ?まあ、さっきも言った通り思い過ごしだと思うがな。はっはっはっ!』

蘭(いや、とんでもない事になっちゃってるし…でも哀ちゃんのためにここは黙っておくべきね)

蘭(でも哀ちゃん、コナン君の事…歩美ちゃんもそうらしいけど、哀ちゃんもなかなかの愛、なのね。コナン君も大変♪)

阿笠『それじゃ蘭君、哀君にそう伝えといてくれ』

蘭「分かったわ、うん、じゃあね」ピッ

蘭「…哀ちゃん、頑張ってね!」

ーーーーー
灰原「くしゅん!」

灰原「ちょっと、さすがに散歩程度で風邪は無いわよね?ていうか変な声出ちゃって恥ずかしいんだけど」

灰原「ったく、あのオヤジ、結局故障してるんじゃないの。やっぱり明日から厳しくジョギングしないとダメね」

灰原「………」

灰原「…工藤君、す…」

灰原「…ススキがそろそろ出る頃ね」

灰原「何言ってんのかしら私」

灰原「でもそろそろ本当に冷えてくるからね…まだ残暑はあるけど注意しないとね」

灰原「あら、もう着いたわ。考え事してると速いわね」

灰原「博士ー、ただいま!」ガチャ








ーーーーー
最近SSを書いてないからと書いた作品なのに1カ月以上空いてしまった…
正直、途切れ途切れで書いてたのでグダって哀ちゃんが常時深夜テンションみたいになってます。お許しください!!

それは置いておいて、黒鉄の魚影。円盤予約開始しましたね!みなさんは購入しましたか?
私は楽天でオリジナル配送BOXとファイングラフ付きのセットを購入しました。11月末が待ち遠しい…
来月は複製原画で再来月は黒鉄の円盤、そして12月はおそらく次回作のタイトル&ティザー&特報解禁…
10月はドラゴンボールもコミコンで何かあるようなので楽しみですが3ヶ月連続でコナンの楽しみがあるの幸せ…多分哀ちゃんの年じゃなかったらここまで沼ってないです。

で、来年のタイトルですが、

○ャ○○ン○○の○○○○べ

だと言うことで、青山先生のあつ森よりタイトルヒントが解禁されました!!ついに来たか…
私も考察していくと、前半カタカナ、後半ひらがななので「ハロウィンの花嫁」のように後半が普通読みになると思います。

あとは○に入る言葉ですが…
「黒鉄の魚影」は潜水艦で作品の重要アイテム、「ハロウィンの花嫁」は犯人、「緋色の弾丸」はキーパーソンの赤井秀一を示唆していてこれらのパターンに当てはめられると予想します。
ハロウィンパターンのように犯人だと予測不可能だし、黒鉄パターンだとまだ函館が舞台でキッドと服部がメイン、黒羽盗一が登場するらしい事しか分かっていないのでこちらも難しい、「紺青の拳」のように作品内に登場するアイテムを持ってきたりもするわけだし…

なのでキーパーソンパターンで考えたいですが、まず前半。
多く予想されているのは「ヒャクマンドル」、入りそうなのは「シャンパン○○」、大穴で「○ャファントム」といった感じでしょうか。
後半は多くは「みちしるべ」、キッドのトランプに掛けて「しちならべ」など色々あり…

青山先生が言っていたのは「キャラベントウのたべくらべ」でこれは絶対にあり得ないので、これらを踏まえた私の予想は…

「チャームンダーのみちしるべ」です!!

まずチャームンダーとは、インド神話に登場する女神で人々の不幸を背負い人を癒す神様です。また、死の女神と言うことで事件に巻き込まれまくるコナンと重なる所もあります。
そしてチャームは英語でお守りという意味。平次と和葉のお守りとのダブルミーニングとかありそうだなと思いました。
みちしるべは黒羽盗一が快斗に遺したメッセージなどを表すと考えました。

正直言うと、「ヒャクマンドルのみちしるべ」が一番ありそうなんですが大方の予想がそれなのでつまらないと思い、ネットで当てはまりそうな言葉を探してこじつけに近い形で考えただけなんですけど…
函館とインド神話って関わりありませんし。

けど来年のタイトルはかなり今までと違う雰囲気になりそうなのでワンチャンあるかも…?なんて思ってたりしてます。

以上、雑談板に新しくスレ立てるのも気が引けるのでここで雑談したキャキャロットでした。
東洋の幻想はもう少しお待ちください…



[43942] 阿笠「好感度チェッカーについて解説していくぞい!」【名探偵コナン】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:f9511ddc
Date: 2023/09/23 23:55
阿笠「やあ諸君、今回はワシが開発した好感度チェッカーについて(読み返してみたら)色々解説できる所があったのでしていくぞい!」

阿笠「まず本編でも話したと思うが、表示される好感度はその状況に応じて変化するんじゃ」

阿笠「例えば、新一が哀君の数値を測ったとする。平常時なら数千程度の数値のようだが、もし何かが原因で哀君を怒らせた場合、数値が数百程度に下がってしまう」

阿笠「逆に機嫌が良い時や極端に哀君の気分が高揚している時はショート寸前まで上がるみたいじゃ」

阿笠「まあ、あくまでも哀君が計測したデータから計算した数値を元にしているから完璧にその通りとは言えんがな…」

阿笠「さて、ここからは状況に応じた好感度の変化を哀君と新一でシュミレーションしていくぞい!」



パターン①〜平常時〜

灰原「おはよう」

コナン「おう、わざわざ迎えに来るなんて珍しいな」

灰原「あの子たちが誘いに来たのよ。ほら、さっさと行きましょ」

コナン「だな」

元太「ようコナン!オメー遅せーぞ!」

光彦「いや、まだ余裕ありますよ…」

歩美「そうだよ、元太君早とちりしすぎ!おはようコナン君!」

コナン「よ、おはよう」

光彦「それじゃあ、コナン君も揃った事ですし行きましょうか!」

【哀ちゃんの好感度】※イメージ
→コナン 1200
→歩美 380
→光彦 250
→元太 230

パターン②〜激怒〜

コナン「なあ、本当に悪かった!ゴメン!」

灰原「べ・つ・に?ぜーんぜん怒ってないけど?」

コナン「いや、今回はマジで色々やりすぎた!ゴメン!」

灰原「だから、まっったく怒ってないわよ♡」

コナン「ヒェ…」ゾクッ

有希子「ね、ねぇ博士…新ちゃん、哀ちゃんに何したの?」

阿笠「それが…今回の事件で哀君を頼ったは良いんじゃが、徹夜で調べ物をしてもらい、下手したら死んでしまうくらいの無茶をして、発明品の検品も頼み、挙げ句の果てには哀君が好きな比護選手が活躍したサッカー中継の録画も消してしまったらしいんじゃよ」

有希子「…我が息子ながらヒドいわね」

阿笠「もっと言えば…その…間違って風呂場に哀君がいる時に入ってしまったらしくてな…」

有希子「あー…それでもはやニコニコになっちゃってるのね哀ちゃん」

コナン「なあ博士、母さん!助けてくれ!」ヒソヒソ

阿笠「流石に今回のはお前が悪いと思うぞ、新一…」

有希子「そうね、しばらくは哀ちゃんに頼らないでありがたみを思い知りなさい」

コナン「そ、そんなぁ…」

灰原「だから気にすることないのよ、バーーーーーーカ♡」

コナン(最悪だ…)

【哀ちゃんの好感度】※イメージ
→コナン 85
→博士 1300
→有希子 ???

パターン③〜上機嫌〜

コナン「ちっきしょう…」

灰原「どうしたの?元気ないけど」

コナン「いや、実はよ…昨日蘭の部活が休みで久々に新一として電話しようと思ったんだよ」

灰原「あっそ」

コナン「聞いてきてそんな露骨に興味ない態度取るなよ…で、時間空いてるから掛けようとした時に事件が起こっちまってよ」

灰原「いつもの如く殺人?」

コナン「いや、事務所前でひったくり。蘭が犯人を取り押さえたんだけど、その犯人が複数犯でよ、そいつが盗った物を仲間に押し付けて逃げたんだ」

コナン「そいつも蘭が追いかけたんだけどひったくった方が逃げ出しちまってよ、その後は町中を警察と蘭とおっちゃんと俺で犯人を捜索しまくったんだ」

コナン「で、終わったのが夜中の10時。安室さんが夕飯用意してくれたから助かったけど3人ともクタクタで余裕無くて、風呂入ってその後すぐ寝ちまったんだよ」

灰原「…なにそのギャグ漫画みたいな状況?」

コナン「酷くて笑い話にもならねーよ。こんなんだったらオメーと喋ってた方が良かったかもしれねーな」

灰原「…バカね、犯人を追いかけるなら喋る暇なんてないじゃない?」

コナン「そりゃそうだけど…あ、ヤベ!もうこんな時間かよ!悪い灰原、またな!」

灰原「帰る時間になって慌てるなんてガキみたいね」

コナン「うるせーよ」

灰原「………♪」

【哀ちゃんの好感度】※イメージ
→コナン 8400

パターン④〜友情〜

歩美「ねえ哀ちゃん、今でもコナン君のこと好きじゃない?」

灰原「…どうしたの?おもむろにそんな」

歩美「だって哀ちゃん、最近コナン君のことよく見つめてるもん…有希子さんが言ってたけど女の子は好きな人を見つめるんだって」

灰原(小1になに言ってるのあの人…)

歩美「それに、コナン君がいると哀ちゃんどこか嬉しそうだもん…」

灰原「え?そうかしら?」

歩美「そうだよ!コナン君がいるといないとじゃ大違いだよ!」

灰原「そ、そんなに?」

灰原(でも、工藤君…彼のことは…もうずっと…)

灰原「…安心して、今も彼のことはそういう対象として見てないから。そういう態度は彼といると退屈しないし面白いなって思ってるだけよ」

灰原「だから…だからあなたは余計な心配しないで頑張りなさい」

灰原(叶わないと分かっててもね…)

歩美「そっか!でも歩美、コナン君以外にも好きな人いるんだよね…」

灰原「好きな人?小嶋君や円谷君?それとも蘭お姉さん?」

歩美「確かに蘭お姉さんは優しいし博士も元太君も光彦君も大事な人だけど…歩美、哀ちゃんのことが好きなの!」

灰原「…え、私なの?」

歩美「うん!だって哀ちゃん、優しいし、頭もいいし、哀ちゃんって呼ばせてくれてるし、時々守ってくれたりしてカッコいいし、それに凄くかわいいもん!」

灰原「よ、吉田さん?私そこまで出来た人じゃ…」

歩美「そういう人だよ哀ちゃんは!誰がなんて言っても哀ちゃんは優しくて頭が良くてかわいいんだよ!歩美はそんな哀ちゃんが好きなんだよ!」

灰原(…なんて天使みたいな子なのっ)

灰原「ありがとう、吉田さん。私も吉田さんのこと好きよ」

歩美「本当?嬉しい!」

灰原「嬉しいのはこっちもよ」

【哀ちゃんの好感度】※イメージ
→歩美 6200

パターン⑤〜悪夢〜

コナン「なんだ、灰原のやつ寝ちまってるのか」

灰原「う…うぅ…」

コナン「ん?」

灰原「俺様の映画だ…俺の映画だ…」

コナン「だ、大丈夫か?こいつうなされてるけど」

灰原「俺だ…俺様だ…」

コナン「起きろ灰原、おい!」

灰原「へっ!?」

コナン「オメー、悪い夢でも見てたのか?俺だ、俺様だって」

灰原「え、嘘!?…サイアク」

【哀ちゃんの好感度】※イメージ
→コナン 1800
→ジン −-----(恐怖と敵意によりマイナス突破、計測不能)
→ピンガ −12000
→ウォッカ -18000

パターン⑥〜食事〜

小五郎「今日も今日とて事件だったな…あー、にしても腹減った」

灰原「全く…どうしてあなたはいつも事件に巻き込まれるわけ?」

コナン「仕方ねーだろ?この街、治安悪いんだから」

灰原「もしかすると、全世界で一番犯罪率が高い街かもね」

コナン「ハハ、んなわけねーだろ」

小五郎「おい坊主、腹減ってねーか」

コナン「え、そういえば今日そんなに朝飯食ってねーから結構減ってるな…」

小五郎「で、オメーはどうなんだ?」

灰原「私は別に…」<ぐうぅぅ…

灰原「………」

コナン「………」

灰原「…バカ」

コナン「なんでだよ」

灰原「仕方ないでしょ?今日は朝から何も食べてないんだから」

小五郎「ったく、ガキが変な気使うなよ…少し遅いが、今から飯行くぞ」

コナン「え?いいの?」

小五郎「後から腹減ったってわめかれても面倒だしな。で、何食いたい?遠慮すんなよ」

コナン「う〜ん、じゃあ…」

灰原「じゃあ、フレンチがいいかしら」

コナン「え?」

小五郎「フレンチ?そんな小洒落たもん食うのか…まあ良い、こないだ依頼人と行った店がちょうど近くにあるからそこ行くぞ」

コナン「オメー、いつもなら適当に合わせるのに…」

灰原「たまにはいいでしょ?そういう気分だし、せっかくご馳走してくれるんだから」

コナン「けど昼からフレンチは…」

灰原「嫌ならあなたはコンビニ弁当でも買って食べたら?」

コナン「いや行くけど」

小五郎「おいオメーら、早くしろ」

コナン「あ、はーい」

灰原「それじゃあ、ご馳走になるわね」

小五郎「…ったく、だからガキが変に気使うなってのに」

【哀ちゃんの好感度】※イメージ
→コナン 1150
→小五郎 2230



阿笠「この通り、状況によって新一に対する数値が変わるんじゃ。歩美君など、他の人も例外ではないぞ。ただ、0以下の数値も測れるようにした為か、組織の人間はマイナスになってしまうみたいじゃがの」

阿笠「以上で解説は終わりじゃ。これで好感度チェッカーについてより詳しくなったかな?」

阿笠「え、相性診断機?ああ、あれはあの後も試してみたんじゃが…」

阿笠「ワシの研究仲間で仲が良く、共同で研究する事も多い2人がたったの3%だったり、研究仲間の1人を面識のない元太君と診断したのに90%超えだったり、新一と蘭君、哀君とコナン君、志保君と新一の3パターンはなぜか診断不能と出てしまってな、改良の余地ばかりで完全にジョークグッズになってしまったわい」

阿笠「だがワシは天才発明家阿笠博士じゃ!これを役立てまた新たな装置を発明してみせるぞい!」

阿笠「おっと、そろそろこの辺りでおいとまさせていただこうかの。それではまた会おう!」







ーーーーー
ということで、博士による解説という形で補完しました。まだ書ける余地あったから書き切ろうと思って。
話は逸れますが、昨日の純黒、松田のシーンを筆頭にカット多かったですね。せめて松田は前回荒れまくったんだから入れろよ…まあその後の新録映像でまさかのピンガが登場して全部持って行きましたけど。最近公式がジンニキで遊びすぎな気がするのは気のせいか?
見てて思ったのはキュラソーがやっぱりめちゃくちゃ良いキャラなのと、黒鉄で脳を焼かれたせいか哀ちゃんの一挙手一投足がいちいちかわいかったです。ていうかマジでかわいい女だよ哀ちゃん…

で、今度はコナンから少し離れますが。最近私は呪術廻戦にハマってまして、ネットでもちょくちょく見てるんですよ。それでジャンプ本誌の早バレが話題になってて、どんな感じなんだろうなと単行本派なのにすっ飛ばしてジャンプ読んでみたんですよ。死にました。
内容に触れるのは避けますが、正直順を追ってしっかり読んでいってもキツいと思います。けれどいきなり見たせいでメンタルがブレイクしました。アニメやった後だと余計に…
はっきり言うと気分悪すぎて少し吐き気までしましたからね。漫画読んで吐き気を催したのは史上初です。よくあんな描写が描けるなって慄然しましたもん。

そんなガチ後悔中の時に今日のコナンの放送を見て、そこでブレイクしたメンタルをある程度回復できました。コナンって精神安定の効果あるんやな…
ついに風の女神・萩原千速が降臨しましたね!そして声優はまさかのメアリーと同じ田中敦子さんが担当されるという事で意外でした。ネットでは沢城みゆきさんが担当するんじゃないかって声も多く私も沢城さんなら合いそうだなと思ってましたから。ましてやゲストキャラじゃなくネームドキャラを血縁関係なしに2人も担当するなんてコナンじゃほとんどない気もするし。
なんにせよ田中さんの演技は素晴らしかったので来週の後編にも期待ですね!この1週間が長いんだよな…
長くなりましたがこの辺でやめときます。それではまた!




















































ーーーーー
パターン⑦〜キミがいれば〜

灰原(ねぇ、工藤君。わかってる?組織に私がシェリーだとバレた以上、このまま帰ったらみんなを巻き込むことになる。そう、私の帰る場所はどこにもないの。だから、あなたといられるのもこれが最後)

灰原(バイバイだね、江戸川コナンくん…)

コナン「………」グイッ

灰原「んっ」

コナン(そんな顔してんじゃねーよ!言ったろ?俺がぜってーなんとかしてやるってよ!)

コナン(まあ、この後スッゲー色々大変そうだけど…)

灰原(………どうして?)

灰原(どうして、あなたはいつも、いつも…そんな顔が出来るのよ…)

灰原(工藤君…あなたは知らないでしょうけど…)

灰原(私たちさっき…キスしちゃったのよ?)





【哀ちゃんの好感度】
→コナン -----(計測不能。相棒というだけじゃなく、もっとそれ以上に大切な太陽のような存在)



[43942] 鈴仙「今日は十五夜か…」【東方Project】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:f9511ddc
Date: 2023/09/29 23:25
鈴仙「一年で最も美しいとされる中秋の名月を眺めながら豊作やその他諸々をお祈りする特有の文化だけれど…」

鈴仙「幻想郷にはそういう神様が普通にいるし、何より月にろくな思い出がない…!」

永琳「そう言わさんな、よっちゃんにとよちゃんが可哀想でしょ」

鈴仙「って師匠、居たんですか。てかよっちゃんとよちゃんって依姫様と豊姫様の事ですか?あの二人にはこき使われた思い出しか無いような…」

鈴仙「それに月はサグメ様も居るし…純孤さんの事もあったし…本当になんか嫌だわー…」

永琳「そう言っても私達に特に害があるわけでもないんだし良いじゃない、別の楽しみ方をすれば良いのよ。クリスマスだって、キリスト教信者でもない人がはっちゃけてたりするじゃない?そんな感じでね」

鈴仙「じゃあ月にロケットランチャーをぶっ放すとかですか?」

永琳「やめなさい馬鹿。ていうか届くわけないでしょ」

鈴仙「じゃあ月に弾幕ぶっ放して破壊するとか」

永琳「どこの老師もとい大魔王の生まれ変わりよ。あれは色々と規格外なんだから当てにしちゃ駄目よ」

鈴仙「えー…」

永琳「そうだ優曇華、こんな言葉を知ってる?『今日は月が綺麗ですね』」

鈴仙「いや、割と穢れてますよ。あそこの人ら、地上を穢れ穢れうるさいですし。どっちの方が穢れだよって話ですよ」

永琳「そんなデリケートな話しないの。そういうんじゃなくて、とある作家が英文をこんな風に訳したのよ。割と有名な話じゃない?」

鈴仙「私、英語は基本使わないので」

永琳「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)とか言ってたのはどこの誰よ」

鈴仙「それはラテン語ですから」

永琳「あっそ。まあとにかく、その作家はこの文を訳したの。『I love you』」

鈴仙「…は?全くかすってすら無いじゃないですか。意訳なんてレベルじゃありませんよ」

永琳「あなたは月のように美しいとかそういう意味合いを含めた言葉遊びでしょ。分かる人が聞いたらときめいちゃうかもよ?」

鈴仙「え、そうなんですか」

永琳「いや、知らないわよ」

鈴仙「………」

〜夜〜

妖夢「こんばんはー」

鈴仙「あら妖夢、いらっしゃい」

妖夢「えへへ、来ちゃった。なんか永遠亭に来るのもこうして活動するのも凄い久々に感じる」

鈴仙「安心して、私もよ。それで、何の用事?薬でも貰いに来た?」

妖夢「いや、この団子をおすそ分けに…って名目で、逃げてきちゃった。幽々子様、胃袋が無限にあるのか食べても食べてもおかわり要求してくるからね…最低限の食事(一般人の5日分程度)は置いてきたから餓死はしないと思うけど」

鈴仙「ツッコミは放棄させていただいて、とりあえず上がって。せっかくだしお茶出すわよ」

妖夢「それじゃ、お邪魔します」

ーーーーー
妖夢「で、最近どう?」

鈴仙「色々大変だわ。最近は勉強やら仕事やらスケジュールがキツキツで余裕ないのよね…ま、そんな中でもサボってダラける事も少なからずあるんだけど」

妖夢「ダメじゃん」

鈴仙「自分のためにしっかりやらないといけないのは分かってるんだけどね…ついつい夜更かしとかしちゃうのよね。で、そういう妖夢は?」

妖夢「ずっと幽々子様の食事と白玉楼の庭の手入れで激務。ま、鈴仙ほど忙しくないけどね」

妖夢「こないだは料理がめんどくさくていつのか分からない食材をありったけお鍋に入れて煮込んだ物を出したわ、一応形にはしたけど」

鈴仙「私以上にヤバいじゃん」

妖夢「でも幽々子様は凄く美味しいって言ってくれてね、その後よく確認したら消費期限切れの食材も混ざってたんだけど、お中元でいただいた高級な良い食材も一緒に入れちゃってたのよ。知った時は絶望のどん底よ…」

鈴仙「それは自業自得でしょ。てか、幽々子さん体調崩したりしてないの?」

妖夢「幽々子様の胃袋は容量だけじゃなく強靭さも兼ね備えてるから…少し前はカビの生えたパンも食べて元気にしてたくらいだし。流石に不味かったらしいけど」

鈴仙「幽々子さんがいれば食品ロスは解決しそうね…」

鈴仙「………」

妖夢「………」

鈴仙「…ねえ妖夢」

妖夢「どうしたの?」

鈴仙「今夜は月が綺麗ですね」

妖夢「十五夜だからね。ていうか、急に改まってどうしたの?」

鈴仙「…いや、何でも」

妖夢「そっか」

鈴仙(全然通じてないじゃん…妖夢が知ってたらイジリ倒したかったのに)

妖夢「…さて、私そろそろ帰るね。幽々子様がいつ暴走し始めるか分からないし」

鈴仙「自分の主人に対して酷くない?」

妖夢「幽々子様、食の事になると人が変わっちゃうから…ま、そういう訳だから。またね」

鈴仙「あ、うん。気をつけて帰るんだよ」

妖夢「近所のおばあちゃん?」

永琳「誰がBBAですって!?」

鈴仙「はいはい、自意識過剰オバハンはほっといてじゃあね」

妖夢「うん、じゃあね」

鈴仙「………」

鈴仙「…つまんないなー」

鈴仙「………」

鈴仙「…寝よ」



[43942] 名探偵コナン 東洋の幻想(〜訪問〜)【名探偵コナン×東方Project】【クロスSS】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:f9511ddc
Date: 2023/10/16 23:09
コナン「はぁ、はぁ、はぁ…」

霊夢「ちょっと、なんで息切れしてるわけ?飛んでるのはこっちなんだけど」

さとり(まあ、あれだけ飛ばしたらそりゃあ…)

コナン「れ、霊夢さん…もうちょっと…安全運転で…」

霊夢「なによ、だらしないわね」

さとり「霊夢さん、だらしないといっても彼は普段飛んだりしないので」

コナン(そもそも飛行機かヘリ以外で飛ぶ事なんてねーよ、キッドはハングライダーだったし)

霊夢「仕方ないわね…けど森はあまり身体に良くないからそこだけは我慢してね」

コナン「はい…って、森が身体に良くないっていうのはどういう?」

霊夢「森だから茸が生えてるのよ。流石にキミの世界でもそれは変わらないと思うけど、それが厄介な代物でね。化け物茸って通称で、その胞子を吸い込むと体調を崩してしまう。それがそこらに生えてるから、普通の人間にとっては息をするだけで体調を崩す最悪な環境ってわけ」

霊夢「かと言って妖怪にとって良いわけでもなくて、居心地が悪いらしいのよ。ただ、その分妖怪が来る事はないから茸の瘴気に耐えられるなら逆に隠れ蓑にうってつけらしいわ。ま、全部聞いた話だから事実かどうかは分からないけどね」

コナン「そ、そんな所に住んでる人が居るの…?」

霊夢「もう少し茸について詳しく話す事になるけど、森には日光がほとんど届かず暗くじめじめしていて、それで茸が際限なく育つの」

霊夢「その茸…まあ、人間の食用にならないわけではないけど見た目はあまり良くない物や幻覚作用を持った物ばかりなんだけど。そもそも「魔法の森」って名前は近づくだけで魔法にかけられたような幻覚が見える茸が生えるから名付けられたの」

霊夢「長くなったわね、その茸の幻覚が魔法使いの魔力を高めるとかで魔法使いは森に住んでるの。イかれてるわよね」

コナン(や、ヤバすぎるぜ…てか、そんな茸があるなら麻薬の原料にでもなってるんじゃねーのか?)

さとり「あれ、でも確かあのお店も森にあるんじゃないですか?」

霊夢「ああ、森の入り口にね。せっかくだし寄ってこうかしら」

コナン「お店…?」

霊夢「キミも見てく?あまり面白みはないかもしれないけど色々揃ってるわよ」

ーーーーー
コナン(で、流れで連れてこられたは良いが)

霊夢「着いたわ、ここがそのお店「香霖堂」よ」

コナン(正直早くその外の世界と繋がれる人を探してーんだけど…!)チラッ

さとり「…さて霊夢さん、行きましょう」

コナン(無視?無視ですかさとりさん?)

霊夢「たのもー、霖之助さーん」

「…今日は何の用事だい、霊夢?」

霊夢「用って程でもないんだけどちょっと色々あってね、かくかくしかじかで」

「なるほど、今のうちに株価を意識しておいた方が良いのだろうか」

さとり「…?」

コナン「お、男ぉ…!?」

「あれ、古明地さんとこのお姉さんと…子供?霊夢、キミ子守りのバイトでも始めたのかい?」

霊夢「違うわよ、さとりが誘拐してきた子」

さとり「………」ゲシッ

霊夢「痛ったあ!!」

霊夢「何すんのよ!」

さとり「それはこっちの台詞です。彼に変な事を言わないでください」

霊夢「さっき説明したから分かってるでしょ」

「かくかくしかじかで分かるわけないだろう」

霊夢「………」

さとり「仕方ありませんね、私から説明します」

ー少女説明中…ー

「なるほど、それで八雲さんを探してるわけか」

霊夢「そういう事。ほら、あいさつしなさい」

コナン「う、うん。はじめまして、僕の名前は江戸川コナンって言います」

「はじめまして、僕の名前は森近霖之助。ここ香霖堂の店主だよ」

霖之助「それにしてもキミ、礼儀正しいね」

コナン「ま、まあ…お父さんとお母さんにしっかり教えられてるから」

コナン(流石に17にもなりゃ自然に身につくよ…)

霖之助「そういえば、僕が男で驚いたのかい?」

コナン「え?ま、まあ」

霖之助「そう思うのも無理ないね。なにせここは妖怪等含めて女性の割合が非常に高いから男性と会うのなんて人里くらいだからね」

コナン「へー、やっぱり男の人が少ないんですね。僕こっちに来てから女の人ばかりに会ってたから」

霖之助「はは、まあそんな物だろう………キミ、ちょっと良いかい?」

コナン「はい?」

霖之助「そのリボンと上着、見せてもらえるかな」

コナン「え」

コナン(どういう意図で…?単純にファッションアイテムとして興味があるのかそれとも変声機とかについて気付かれたのか…?)

コナン「う、うん」スッ

コナン(とりあえずここは渡しておいた方が怪しまれねーか…)

霖之助「ありがとう。お礼といったらなんだが、店にある好きな物を持ち帰るといい」

コナン「あ、ありがとう…」

霊夢「そんな事言っても、どうせ無縁塚で拾ってきたガラクタばかりでしょ?」

霖之助「ガラクタとはなんだ」

コナン「む、無縁塚?」

霊夢「ああ、そういえば言ってなかったわね。無縁塚は結界の綻びがあるから外の世界の物が落ちてたりする事がよくあるのよ。この人、そういうのを勝手に持ち帰って売りさばいてるわけ」

霖之助「そういう言い方はやめてくれないか?外界の道具は誰も使わないから僕が再利用しているだけだ。もちろん売る時には綺麗に磨いたりしてから品出ししている」

霖之助「ていうか、僕が行くのは基本秋の彼岸の時期だけだ。それに無縁仏の弔いも欠かさずしている」

霊夢「そーですか」

霖之助「なんだいその返事は」

霊夢「別に」

さとり「ちなみに幻想郷ではほとんどが知人や身内で完結しているので、無縁仏は外の世界から来た人間が基本なんですよ」

コナン「え?」

霖之助「おいおい、あんまり子供を怖がらせるような事を言うんじゃないよ」

霊夢「でも事実でしょ?もっと言えば、さっきも言ったけど結界の綻びがあるから冥界や三途の川とも繋がる事だってあるわ。だから幻想郷で最も危険な場所とされていて、そこに行く人はほとんど居ないわ、物好きを除いてね」

霖之助「僕の事かい?」

霊夢「分かるでしょ」

コナン「は、はは…そうなんだ…僕は近づかないようにするよ」

霖之助「そうした方が身のためだよ、キミも無縁仏になりたくなかったらね」

霊夢「あんたが一番怖がらせるような発言じゃないの」

さとり「人の心とか無いんですか?」

霖之助「そこまで言う?」

コナン(なんかもーいいや、とりあえず店の中でも見るか)

コナン「…意外と普通の店だな、ティーカップとか服とか統一性はあまり無いけど」

コナン「Tシャツもあるのか、ここの人も洋服着るんだな。けどなんだよ『Welcome Hell』って…こんなダッセーの誰が着るんだ?」

コナン「そーいや本も買った事あるってさとりさん言ってたっけ…?探してみるか」

コナン「本棚、本棚…お、あった」

コナン「って、こっちも統一性全然ねーじゃねーか!まあ、さっきの話を聞くに外の世界の本だから仕方ねーかもしれないけど…」

コナン「児童書、漫画、雑誌…文学とかねーのか?」

コナン「……………」

コナン「…おい、ついに表紙だけの本も出てきちまった」

コナン「めちゃくちゃ古そうだけどなんだよこの本…あれ、これも表紙だけだ…ここから全部表紙だけなのか?」

コナン「やっぱりそうだ、あとは表紙しかねー」

コナン「こっちも30年くらい前の児童書に文庫本…あとは汚れがひどいやけに古そうな本だけど………!?」ゴシゴシ

コナン「…待て、おい嘘だろ?この青い表紙ってまさか…ホームズの初版本か!?」

コナン「『緋色の研究』…マジかよ、こんな所で現物を見れるなんてな」

コナン「でも表紙だけだからな…しかもこの中だと割と状態悪い部類だし…」

さとり「どうですか新一君、何か良い物は見つかりました?」

コナン「あ、さとりさん…いや、あるにはあるけど状態が酷くてさ」

さとり「…ああ、ホームズの初版本ですか。キミはホームズと蘭さんには目が無いんでしたよね」

コナン「そうなんだよ…って、蘭は関係ねーだろ!?」

さとり「あら、でも事実でしょう?」

コナン「ったく…そういえばさ、こういう壊れてたりする物を直せる能力を持ってる人っていないの?」

さとり「壊れた物を直す…機械など工学系の物に詳しい方は知っていますが能力となると…いないんじゃないでしょうか」

コナン「そっか…諦めるしかねーかな、表紙だけ持っててもそんな意味ないし」

さとり「それならこちらはどうですか?面白い物を見つけたんですが」

コナン「ん?パソコンのディスクだけど随分古いタイプだな…フロッピーかこれ?」

さとり「その裏ですよ」

コナン「裏?ってなんだこれ?新一と哀って描いてる相合い傘じゃねーか!?誰だよこんなの描いたやつ」

さとり「そうなんですよ、キミと灰原さんの名前が描いてあるディスクです。中身が見れれば良いんですけどね」

コナン「状態は悪くなさそうだし博士に頼めば見れそうだけど…まさか灰原がこんなの描くなんて絶対ありえねーし…同名の別人か?」

さとり「さあ、私も流石に物に宿った意志までは読めませんので」

コナン「まあ良いや…別のを探してみるよ」

霊夢「いや、あんた早く帰りたいんじゃなかったの?」

コナン「あ、そうだった…霊夢さん、何その荷物」

霊夢「ああ、日用品とか使えそうな物かき集めたのよ。好きに持って行っていいらしいからね」

コナン(霖之助さんそんな事言ってたか?)

さとり「霖之助さんはそんな事言ってませんよ。てか、コナン君が上着と蝶ネクタイ…彼はリボンって言ってましたが。それを貸したお礼としてコナン君が何か持って行っていいって言っていたんです」

霊夢「ケチケチしなくていいじゃない、どうせここから買う人なんていないから売れやしないわよ」

コナン(あのさあさとりさん、霊夢さんって貧乏なの?あとこの店って売れ行き悪いの?)

さとり「儲かってはいませんが生活が困窮するほど貧乏でも無いはずですよ、単純に貧乏性なだけかと。あとこの店は骨董品や珍品目当てで来る方が基本ですので、日用品は人里などの方が圧倒的に売れてるだけでそれなりに売れ行きは良いと思います」ヒソヒソ

コナン(へー…)

霊夢「なに話してんのよ?まあいいから、さっさとなにもらうか選んじゃいなさい」

コナン「わ、分かりました…」

さとり「ちょっと霊夢さん、窃盗まがいのことしてる挙句子供を怖がらせないでくださいよ」

霊夢「人聞きの悪いこと言わないでくれる?店の印象アップに貢献した上に子供の教育もしてる模範的巫女って言ってちょうだい」

コナン(ダメだこりゃ…)

霖之助「こらこら、僕はコナン君に品物を譲るんだ。霊夢には何も言っていないはずだが?」

さとり「あら、霖之助さん」

霊夢「いいでしょ別に。どうせこの店、まともな客来ないんだから」

霖之助「分かってるなら尚更だ。持っているものを全て置いてくれないか」

霊夢「嫌よ。ていうか、日用品なんてこの店から買う物好きいないでしょ?人里で済ませるわよ絶対」

霖之助「…はぁ」

霊夢「何よ」

霖之助「…仕方ない、僕が折れるよ。月一、いや週一で何か日用品を譲る。ただし、店の売り上げに影響がない程度だから少なくても文句を言わない事。それでどうだ?」

霊夢「え、嘘!?やったわ、霖之助さんありがと!」

霖之助「現金な奴…まあ、この話に乗るなら今持っているのは置いていってくれよ。2ヶ月もすればそれより多くの品を渡す事になるんだ」

霊夢「はいはい」

コナン(ハハハ…甘くねーかこの人?)

霖之助「あ、そうだ。コナン君、貸してくれてありがとう」

コナン「あ、どういたしまして…」

コナン「………」

さとり「どうしました?」

コナン「いや、なんか違和感があるような…」

霖之助「それならきっと僕が弄ったからだろう。といっても、ほつれがあったからそれを直して少し強度が上がるように縫っただけだけどね」

コナン「あ、本当だ。こっちこそ直してくれてありがとうございます」

霖之助「いや、礼には及ばないよ。それより持っていくものは決まったかい?」

コナン「あ、えーっと…このバッグにしようかな!」

霖之助「はは、急いで決める必要はないよ。けれども中々お目が高いね、それはどうやら外の世界だと貴重な品物らしく入手困難だそうだ。もしかしたらキミの世界でも貴重品かもしれないね」

コナン「え、そうなんだ。じゃあ本当にこれで…」

コナン(って、このイチョウを模したようなマーク…)

コナン「あー…」

霖之助「どうしたんだい?」

コナン「いや、本当にこれにするよ!ありがとう霖之助さん!」

霖之助「どういたしまして。それじゃ、八雲さんに会えるといいね」

コナン「うん!」

コナン(帰れたら灰原にあげよ…)

霊夢「あ、話終わった?それならとっとと行くわよ」

霖之助「さっきとは打って変わって随分やる気のなさそうな態度だな…」

霊夢「じゃーね霖之助さん、約束忘れないでね」

コナン「お邪魔しましたー」

霖之助「はは、久しぶりに楽しく感じる時間だったよ。コナン君、帰れるといいけど」

さとり「そうですね」

霖之助「で、どうしたんだい?トイレを借りたいというわけでも無さそうだけど」

さとり「いや、あなたが耳につけているその髑髏のイヤリング。先ほどまでは無かったのに何故今はつけているんですか?」

霖之助「店の奥でコナン君の服を直していたら置いてあったのを思い出してつけてみただけさ。似合うだろう?まあ、そのうち品出しするかもしれないけど…」

さとり「………そうですか。でも、正直趣味がいいとはお世辞にも言えないのでつけるのは控えた方がいいかと。それではまた」

霖之助「お気をつけて」

霖之助「…やっぱりそうだよな、こんなデザインじゃつける気にはならなかったけど仕方ないか」

霖之助「さて、それじゃ今日は店じまいにして、僕もそろそろ動こうかな」







ーーーーー
どうも、キャキャロットです。
前回が7月なので3ヶ月振りの更新ですね。申し訳ない…
そういえば、いつか10話を超えたら新しくスレを立てると書いたと思いますが多分超えます。10話目を更新する際にスレを立てて、既存の話も一緒にしようと思います。
まだ続きますが、投稿ペースが終わっているのであまり期待せずにのんびりとお待ちください。それではまた…






























ー時は少し遡り、店の裏側ー
霖之助『あ、あー…』

霖之助「…本当に凄い機能だな、これを発明した人はきっと相当な天才だ」

霖之助「そしてこっちも…おそらくこのボタンに付いている…シール、これは発信機としての役割を果たせる」

霖之助「受信するのはあのメガネだろうけど…ただの子供がこんな物を持ち歩くものか?」

???「いえ、彼はただの子供ではないかと」

霖之助「うわっ!?…って、あなたですか。急に現れないでくださいよ」

???「せっかく面白い商品が無いのか見に来たのに」

霖之助「出入り口から入ってこない方はお客様とはみなしません。で、なんの用件ですか?」

???「あ、そうそう。訳あって私、少しの間人前に顔を出せそうに無いんですよ。用事があって。それで、そのついでといってはなんですがあの少年のことを調べようかと」

霖之助「なるほど、それで?」

???「その少年から借りた物を私に貸してくれませんか?少年にはこのダミーを渡してもらって」

霖之助「…随分と用意がいいんですね」

???「ええ、優秀な式がいるもので」

???「もちろん無料でとは言いませんわ、私の用件が済んだ後、この2つの物品に外の世界の品物を何かお付けして返却する…という条件でどうでしょう?」

霖之助「…その条件は僕にとっては都合がいいし、断る理由はありません。しかし、引き受ける理由もありません。なぜ、あなたはそこまであの少年のことを気にしているのですか?」

???「あのさとり妖怪が気をかけている…それに、大人びているという範疇を超えた大人のような振る舞い…まだ7つの子供がですよ」

???「それに、その装備…あなたも彼の異質さは気になっているんじゃありませんか?」

霖之助「………」

???「理由はこんなところです。まあ、他に用事があるのは事実なので本当に彼のことはついで程度ですが」

霖之助「…分かりました、引き受けます。その代わり、彼にダミーがバレても僕は一切責任を負わないこと、そして彼の素性が明らかになったらその情報を全て提供すること。この2つの条件も追加してください」

???「協力ありがとうございます、それではその条件を飲むということで交渉成立ですわ」

霖之助「それじゃあ、ダミーとこれを取り替えてください」

???「はい、こちらです。機能性の完全再現は流石に不可能でしたが、外観やギミックはなるべく本物に近づけてありますのであまり心配なさらずに」

霖之助「…もしかして、あの少年のこと前々から知っているのでは?」

???「知らないから調べてみるのです。それではさようなら〜」

霖之助「………江戸川コナン君ねぇ…」

霖之助「あの人がそこまで気にかけるなんて、大きな秘密を抱えているのだろうか…」

霖之助「ま、何はともあれこれを渡さないとな…」

霖之助「…僕も少し調べてみるか」

???「忘れてました」

霖之助「…せめて出てくるときは何か合図をください」

???「ごめんなさいね、これを渡し忘れていたもので」

霖之助「…これは?」

???「能力を無効化するイヤリングです。これを身につけていると、軽度なものや精神作用の能力は通じなくなるのです。流石にあらゆる能力や攻撃とまではいきませんが」

霖之助「なるほど、悟り対策…というわけですか」

???「ええ」

霖之助「本当に用意がいいとは思いますが…彼女が心を読んだときに何も感じ取れなかったら違和感を感じると思うのですが。あと、この髑髏が錆びついているというデザインなんとかならないんですか?」

???「ご心配なく。その呪具…いえ、イヤリングは特殊で相手の能力に即座に適応してそれに合わせた力を発揮します。さとり妖怪の場合、話した言葉が心の声のように聞こえる…といった具合に」

霖之助「今呪具って言いました?」

???「気のせいですよ。それでは今度こそさようなら〜」

霖之助「全く…あの人は掴みどころが無くて少し不気味だな」

霖之助「それにしてもあの人がそこまで気にかける外来人の子供…僕も調べてみるとするかな」










ーーーーー
最近こういう風に行空けまくって書くのばかりやってる気がする…



[43942] コナン「中の人の今年を振り返るぞ」灰原「それ必要?」【名探偵コナン?】【今年もありがとうございました!】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:ded73003
Date: 2023/12/31 17:40
コナン「って事で、今回は年納めに中の人の1年を振り返ってくぞ」

灰原「私パス」

コナン「そういうなって、まあ色々と苛ついてんのは分かっけどよ」

灰原「ていうか、わざわざ私達がやる必要ある?ただの雑談なんだから個人で勝手にやっときなさいよ」

コナン「ここ最近全く更新できてないからこういう形式でやりたいんだとよ」

灰原「知らないわよ」

コナン「そこまでやりたくねーか、せっかくこたつも用意したのにな」

灰原「それはありがたく使わせていただくわ」

コナン「早っ」

コナン「…ま、まあとりあえず1月から始めるか」

灰原「やっぱり冬はおこたとみかんに限るわね」もぐもぐ

〜1月〜
・あけましておめでとう
・灰原哀の年開幕
・某ぶっこわしバトルの極限大盛りあがり
・ピッ○ロさーーーーーーーーーーーーん!!!!!!

コナン「一番下うるせえな」

灰原「ていうか下2つは何?」

コナン「ゲームの話っぽいけど、俺達は知らねーからノータッチで良いだろ」

灰原「あなたも結構雑ね」

コナン「ま、年始は大きな盛り上がりというよりは落ち着いて新たな年を迎えるからそこまで大きいイベントは無かったな」

灰原「今年は私の年なのよ」

コナン「そうそう、新年の挨拶でそう宣言してたなオメー、あとはミラクルキュートな化学者…フッ」

灰原「何?」

コナン「いえ何も」

コナン「でも、本当にオメー今年は色々と頑張ってたよな。映画もヤバかったし」

灰原「あのメガネにはお世話になったわ」

コナン「どういたしまして」

〜2月〜
・映画公開楽しみ
・待望の8周年(なおガシャ結果)
・儚月抄購入

コナン「そういや、毎年この時期に映画の予告と主題歌発表されてるんだったな」

灰原「去年の情報解禁から内容が気になりすぎてたけどとうとう公開間近って感じでドキドキが止まらなかったわ」

コナン「珍しいな」

コナン「で、下2つはよく知らねーけど初めて作品関係の本買ったり周年記念で盛り上がったらしいな」

灰原「この時はそこまで熱が入ってたわけでもないみたいね」

コナン「4月以降だからな、まあ次行くか」

〜3月〜
・10周年&神降臨(なおガシャ結果)
・Sparking!!!!!!!!!!Sparking!!!!!!!!!!
・まさかの映画化

灰原「3月もよく分からないわね」

コナン「ゲームと映画は盛り上がってたみたいだけどな、いつもの如く引きは悪いみたいだけど」

灰原「去年が異常に良かった分、今年の引きは絶望したらしいわね、アホらし」

コナン「言ってやんなよ」

コナン「中の人的には激熱な1ヶ月だったみたいだけど、やっぱり本命は次だよな」

〜4月〜
・ひっさびさの遠出
・獣王園発表
・黒ずくめの謀略
・黒鉄の魚影最高!!!!!!!!!!
・哀ちゃんかわいい
(以下略)

灰原「中の人が言ってるのにはあまり喜べないけどまあ、当然のことね」

コナン「急にどうした?」

灰原「ていうか打って変わって長すぎない?50項目くらいあると思うんだけど」

コナン「かわいいから下は全部映画の感想だから割愛するぞ」

灰原「そうなの?どうせ同じことばかり書いてるんでしょうから良いけど」

コナン「この月は色々あったみたいだけどやっぱり一番は映画のことだったらしいな」

灰原「そういえば、シリーズの中でこれが一番最初に観に行った映画らしいのよね?散々作品に詳しい雰囲気だけ出しといてこれまで観に行ってなかったわけ?」

コナン「ま、まあ…去年は某ウイルスの影響で行く予定が潰れたらしいし、オメーが主役の映画を最初に映画館で観れて良かったって割愛したとこに書いてたぜ?」

灰原「でも構想は第30弾までなんでしょ?来年が27作目だから下手したらあと4回で終わっちゃうんだけど」

コナン「その4回は全部観に行くだろうから…」

灰原「はぁ…ま、いいわ。それにしても、この月はあなたや博士にもお世話になったわね」

コナン「世話なんて言うなよ、オレが絶対なんとかしてやるって言ったんだから有言実行しただけだ」

灰原「それはそうだけど、本当に死んでもおかしくなかったからね。ありがと」

コナン「おう」

灰原「来年もしっかり守ってね」

コナン「たりめーだ、てかやけに素直だな」

灰原「あら、私はいつだって素直な正直者よ」

コナン「ハハ…」

〜5月〜
・これといってパッとしなかった
・イレブン・イレブン〜

灰原「あれいつになったら再開するの?流石に11月11日はやると思ってたら何も無かったんだけど?」

コナン「年明けに言ってたらしいけど今年は忙しいみてーだからな…この時期はまだスカスカだったから始められたっぽいけど」

灰原「だったら先に録り溜めでもなんでも良いからしておきなさいよ…やっぱり不定期でやらせちゃだめね」

コナン「それは同感」

コナン「で、6月だけど…」

〜6月〜
・これといってパッとしなかった

コナン「はい」

灰原「はい」

〜7月〜
・お久しぶりの放送開始
・ついにリメイク版放送開始
・どうしたコナン?

コナン「中の人が好きな作品のテレビ放送が軒並み始まったみてーだな、まあオレたちは大して何も無かったんだけど」

灰原「嘘おっしゃい、一番下は何よ」

コナン「嘘おっしゃいって…ま、まあ例のレストランのアレか…?」

灰原「あー、あの狂気に満ちたレストランの話?結局あなたの夢だったらしいけど精神状態が危ぶまれるわよ」

コナン「あん時は夏バテとかで疲れてたからよ…今は全然大丈夫だから心配すんなって」

灰原「そのセリフ、全然信用できなくなってもいいのかしら」

コナン「…しっかり休みます」

灰原「よろしい」

コナン「でもオメーだって」

灰原「誰のせいだと思ってるわけ?遠出して何か連絡してきたかと思えばいきなり調べ物押し付けたり何でもかんでもやらせようとするのはどこの誰?」

コナン「…すみません」

〜8月〜
・ついに映画公開(最高)
・大型キャンペーン楽しみ…でした…
・明美さん…

灰原「お姉ちゃんのタイムカプセルの話かしら?」

コナン「多分な、オメーって家族に愛されてるよな」

灰原「嬉しいけどもう会えないのが寂しいわ、特にお母さんとお父さんは会ったことないし…」

コナン「…なあ灰原、オメーって今でもお姉さんのこと」

灰原「大好きよ」

コナン「即答だな」

灰原「だってこれだけは自身を持って言えるもの。お姉ちゃんは私にとっては親代わりだし私が組織の中で生きていられたのはお姉ちゃんがいたからなのよ」

コナン「妹にそんなに思ってもらえるならお姉さんも嬉しいだろうな」

灰原「ふふっ」

コナン「で、あと2つは…3月に発表されてた映画が面白かったらしいのと、いつものゲームのキャンペーンが期待値に対して全然だったことに絶望してるみたいだな」

灰原「なんだかゲーム関係で絶望しすぎじゃない?」

コナン「今年は例年に比べてもかなり微妙だったらしいからな、端的に言えば新キャラが微妙だったり既存キャラの強化が使い物にならない程度だったり散々だったらしいぜ」

灰原「私はやってないからどうでもいいけどそんなに酷いなら運営チームに不満が出ても仕方ないのかしらね」

コナン「てか、実際運営とかプロデューサーが批判されてたりしたみたいだしな…かなり多くのユーザーがいる大規模なゲームみたいだし、それでやらかしちまうのはちょっと考え物だよな」

灰原「自分達の利益のためだけじゃなくて、しっかりニーズに応えられる運営をしないとってことね」

〜9月〜
・ついに黒鉄の円盤きっつぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・千速さん美人や
・黒の組織やっぱりやりすぎじゃね?

灰原「円盤?UFOでも来たの?」

コナン「いや、Blu-rayとかDVD、CDの形がまんま円盤だからそれを比喩して円盤って呼ぶみたいだな。公安の風見さんも円盤って呼んでるらしいし」

灰原「風見って、あの金髪色黒探偵(黒の組織)(公安)にこき使われてるメガネの人?」

コナン「安室さんの属性が盛られ過ぎなのは分かっけどややこしくなるからその呼び方は止めとけ、風見さんの説明は合ってるけど」

灰原「要するに映画のBlu-rayが出たから喜んでるわけね」

コナン「これを機にBlu-rayに移ろうと思ってプレーヤーも買ったってよ、去年も年末に特典付きのBlu-ray買ったんだけど、そん時はプレーヤーは買うつもりなくて観れるDVDも一緒に買ったらしいぜ」

灰原「相変わらずのバカエピソードは置いといて、結局どんな感じで買ったの?」

コナン「バンドルセットのキャラファイングラフが欲しいのとオリジナルの配送BOXで届くから楽◯市場で買ったってさ」

灰原「バンドルセットねぇ…普通のより高いのによく買うわ」

コナン「でもオメーも発表された時ウキウキじゃなかったか?」

灰原「知らないわ」

コナン「でも多分こんな感じで買うのは今回で終わりだってよ、来年は買うとしても豪華盤だけだって」

灰原「豪華盤ではあるのね」

コナン「で、後は千速さんと組織のことか」

灰原「ビル爆破したり観覧車の車軸壊したりやりたい放題よね」

コナン「特に観覧車はキュラソーが止めてくれなかったらみんな巻き込まれてたもんな」

灰原「あの子達は知らないでしょうけど…組織にいた頃より今の自分の方が気分が良いって言ってたし、生きていればまた会えたのかもね…」

コナン「ああ…」

灰原「…で、千速っていうのは誰?」

コナン「神奈川県警警部補の白バイ隊員だな、安室さんの警察学校時代の同期の萩原研二って人のお姉さん」

灰原「その人は知らないけど、そんなに美人なわけ?」

コナン「蘭も風の女神様みたいって言ってたしオレも美人って思うぞ」

灰原「ふーん、そ」

コナン「興味無さそうだな」

灰原「今後会うことになるかもしれないけど今は他人だしね、ていうかあなた警察の顔見知り多くない?」

コナン「事件に関わってると自然とな…そろそろ次行くか」

灰原「関わっているというか、引き寄せてるというか…」

〜10月〜
・新シリーズ楽しみすぎる
・倉木麻衣さんはやはり偉大

コナン「中の人が一番好きな作品の新シリーズが発表されて浮かれてる時だな」

灰原「いつも浮かれてない?」

コナン「来年だからまだ先だけど今から待ち切れないってよ」

灰原「いつも待ち切れないものばかりじゃない?」

コナン「それと新OPだな、また倉木さんの新曲だ」

灰原「倉木さんって本当に付き合い長いわよね、23年とか?」

コナン「いや、半年くらいしか経ってないだろ」

灰原「ん?」

コナン「ん?」

灰原「そういえばあのOP映像、彼女ばかりじゃない。あなたの脳内でも映したの?」

コナン「オレは関わってないから知らねーよ、大体いつもオレが蘭のことばかり考えてると思ってんのか?」

灰原「うん」

コナン「コイツ…」

〜11月〜
・黒鉄の魚影はやはり最高傑作
・来年も中々面白そう

灰原「なんだかまとめが雑になってない?」

コナン「大晦日だし予定あんだろ、それか内容のない毎日を過ごしてるか」

灰原「急に辛辣ね」

コナン「どっちも月末だけど、ついに黒鉄の魚影のBlu-rayとDVD発売と来年の映画、100万ドルの五稜星の情報が解禁されたんだな」

灰原「ティザービジュアルも見たけど今年よりさっぱりしてるわよね」

コナン「今年は歴代最多の人数だったからな、まあ特にキリのいい作品数でも周年とかの記念作でもないのにあのレベルっていうのはよく分かんねーけど」

灰原「中の人も公式も分かんないことばかりね」

コナン「ちなみにBlu-rayは届いた当日に観たらしいぞ」

灰原「確か発売って平日でしょ、暇なの?忙しいんじゃなかったの?」

コナン「無理矢理時間作って観たんじゃねーか?」

灰原「バカなの?」

コナン「この月は月末だけど映画の話題に事欠かなかった感じだったな、そして最後の12月だ」

〜12月〜
・キッドどうしたんや
・また…あのさあ…龍拳どうにかならんかったんか…
・哀ちゃんの年が終わるのが耐えられない

コナン「今度は新予告の公開と某ゲームの話題だな」

灰原「また?そんな酷いゲームなの?」

コナン「酷いってか、色々と物足りないのと今年のやらかしが積み重なってユーザーの不満が溜まりに溜まった感じ…いややっぱり酷いな」

灰原「普段がそこまで酷くないなら来年に期待ね…」

コナン「運営チームには頑張ってもらいたいところだな、コナパズがこんな感じじゃなくて良かったぜ」

灰原「でも市場規模が全然違うんじゃないの?」

コナン「…で、予告だけどキッドの奴、なんで刀狙ってんだろうな」

灰原「無視ね」

コナン「あいつ、いつもはビッグジュエルしか盗らないはずなのに土方歳三の刀を狙ってるんだよな…あと最近の予告状は謎解き要素が皆無なんだよな」

灰原「予告状は考えるのが疲れたんじゃないの」

コナン「安室さんともちょっとやり合ったからな、正直あの挑発に安室さんが乗るとは思わなかったけど」

灰原「あなただってガキっぽいとこばかりじゃない、幾つになっても子供らしさっていうのはあるものよ」

コナン「あー…まあ…そうだな」

灰原「何よ今の間は」

コナン「いや、そういやもうオメーの年も終わっちまうけど何か言うことあるか?」

灰原「来年も頑張ります」

コナン「終わり?小学生かよ」

灰原「小学生よ」


コナン「…で、ざっと今年はこんな感じだったらしいな」

灰原「今年はずいぶん入れ込まれたようね、来年も同じように熱が入るのかしら?」

コナン「まーな。でも中の人の傾向としてはその年のどこかでハマると年明けから数ヶ月まではその作品に夢中なんだけどまた他の作品にハマるとその作品から離れてくんだよな」

灰原「なるほど、つまり来年の映画の完成度に掛かってるのね」

コナン「そうなるな。基本的に映画やる4月が盛り上がりのピークでそこ以外は横ばいだからな、今年は史上最高興行収入だったりでピークも長かったけど」

灰原「100億の女は伊達じゃないわね」

コナン「年明けは伊達さんの話だけどよ…まあオメーが主役ってのは確かに大きいだろうな」

コナン「で、そのピーク期に盛り上がれば継続的に熱も入るだろうけど…来年はキッドと服部だからな…」

灰原「巷では駄作請負人とヒット作請負人って言われてるんだったかしら?」

コナン「大体そんな感じだけどよ、今のところ来年はキッドの方がメインっぽいんだよな…駄作請負人の方」

キッド「何だとこの探偵気取りのガキんちょが」

服部「あまりオレを舐めるんちゃうで?」

コナン「服部とキッドが一緒に出…るのも少ないけどそれで面白いのって世紀末の魔術師くらいしかねーだろ?今年が良かった分来年コケると落差がデカくなるんじゃねーか心配で」

灰原「あら、世紀末の魔術師は私の初登場作っていうのを忘れた?」

コナン「………そうだったな」

灰原「何よその反応」

コナン「原作での盛り上がりに期待するしかねーか…」

キッド「諦めんなよお前」

服部「ここ2年の流れをしっかり継いだるで」

灰原「どうでもいいけどそろそろ切り上げない?」

コナン「だな、大晦日だし色々やんねーとだしな」

コナン「それでは」

灰原「みなさん」

コナン&灰原「良いお年を!」





〜総括〜
コナン関係の出来事をメインにまとめました。
久々の更新なのでグダってますがすみません。(こいついつもグダってんな)
来年も年明けから少しの間は多忙ですが少しずつ落ち着いてくると思うので来年は多めに更新できると思います。というかしないとです。色々とっ散らかっているので。
みなさん、今年もありがとうございました。良いお年を!



[43942] コナン「あけましておめでとうございます」灰原「もう2月中旬なんだけど?」【名探偵コナン】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:8b205b75
Date: 2024/02/10 15:32
コナン「いや、こっちでは今年初投稿だからさ」

灰原「中の人にとっては2月が元旦なのかしらね…」

コナン「ま、それは置いといて、今年もよろしくお願いします」

灰原「よろしくお願いします」

コナン「そういや今更だけど、中の人が今年のやりたい事をまとめて来たってよ」

灰原「あっそ」

コナン「今年は某作品の新作アニメやカードゲーム、新作ゲームが出たり名探偵コナンもカードゲームや劇場版、原作30周年ってことで楽しんで行きたいってさ」

灰原「成長してないわね」

コナン「あと、ちょうど今日からブログ始めたってよ」

灰原「中の人のプライベートとかをダラダラ書いてくらしいわね、暇すぎて畳の目を数えるくらいしかやる事無いような人は見てあげてもいいんじゃない?」

コナン「作ったばかりだから検索には引っかからないらしいけどな」

コナン「もう何個か記事書いてるみたいだけどよ、ちょうどこの掲示板がメンテナンス中に書いたらしくて閉鎖されたとか書いちまったみたいだぜ」

灰原「その同日に復旧するとかある意味豪運ね」

コナン「ま、そんなわけだからこっちで中の人について話すことは無くなるな」

灰原「誰も興味ないだろうし何も変わらないわね」

コナン「それと肝心のSSについてだけど、やっぱり4月までは忙しくて数本投稿出来ればいい方だってよ」

灰原「ならブログ開設するんじゃないわよ」

コナン「まあ気分転換ってことで大目に見てやろうぜ」

コナン「オレらも今年は色々あるからな」

灰原「まさか、試写会のフィルムがあの怪盗さんに盗まれるとはね」

コナン「刀といい今年はビッグジュエル関係ないものばっか盗んでるなアイツ…」

灰原「彼との対決は4月までお預け、私達は函館観光してるから頑張ることね」

コナン「オメーも北海道行くのかよ」

灰原「メインビジュアル見てないの?私も荷造りして現地に行くわよ」

コナン「あ、そ…」

灰原「はい、この話は終わり。それじゃあさようなら」

コナン「今年もよろしく!」



[43942] 名探偵コナン 東洋の幻想(〜思惑〜)【名探偵コナン×東方Project】【クロスSS】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:8b205b75
Date: 2024/03/29 19:25
私は賢者、八雲紫。
幼馴染というわけでも同級生というわけでもない式神の八雲藍と外の世界へ散歩に行き、帰る際に博麗大結界を弄った。
帰ることを最優先にしていた私は、結界に生じた綻びに気づかなかった。
私はその綻びを放置したまま帰宅し、気がついたら…外の世界から子供が迷い込んでいた!
美しく聡明な八雲紫が外の世界の人間が幻想入りするきっかけを作ったと知れたら信用はガタ落ちし、私(と藍)の名誉に傷がつく。
幽々子の助言でこの事実を隠すことにした私は、藍に詰め寄られてとっさに「外の世界に行って直す!」と宣言し、原因となった綻びを探すために藍と共に外の世界へ行くことにした。

そんな私の友人で協力者が西行寺幽々子。
冥界にある白玉楼に住んでいる亡霊で、私は彼女が亡くなる前からの旧知の仲。以前にも何度か異変についての調査をしたり、私の計画をほぼ直接の会話もなく把握して行動したり呼吸はぴったり。今回の件を唯一話した人物で彼女も色々と動いてくれるらしいわ。
魂魄妖夢という従者がいるのだけれどこちらはまだまだ半人前らしく、今回はあまり動かせない方針だそうよ。本人がどうするかは別だけど…

そして博麗霊夢。
博麗の巫女で結界を管理する役目を担っているこの幻想郷にとっても重要な人物。異変解決のエキスパートでもあり、何度も異変の調査をしては解決に導いているわ。
私も信頼されていて連携は抜群。友人の幽々子や式の藍達を除けば基本誰からも胡散臭がられる私の相手をしてくれる数少ない人物でもあるわ。気にしてないけど。
面倒くさがりな一面があるのが欠点だけど、一言で渋々ながら修行や異変の調査に赴く素直さもあるのはいいところ。
なんだかんだで面倒見も良く、今回迷い込んだ少年を保護して元の世界に帰そうと奔走してるみたい。

さらに古明地さとり。
こいつが中々の曲者で、悟り妖怪故に相手の心を読むことができるの。私が考えていることもお見通しってわけ。
その能力を気味悪がった人間や妖怪たちに迫害され、地上から地底に移り地霊殿という屋敷を構えそこで暮らしている陰気な奴。でもペットや地底の妖怪とはなんだかんだ上手く付き合えてるみたいね。
そんな彼女も今回の件に絡んでいるのは少し面倒だけど…

何が起きても態度は同じ!
幻想郷の大賢者!
スペカはいつもひとつ!



紫「ま、こんなもんかしらね」

藍「さっきから何言ってるんですか紫様?森近霖之助の所へ行くんじゃなかったんですか?」

紫「もちろん行くわよ、その前に準備してただけ」

藍「全く…同行していた私にも責任がありますが、紫様が結界の綻びを見逃さなければこんな事態にはなっていないんですからね?」

紫「分かってる、もう聞き飽きたわよ。私が招いた事態だから私が解決すればいいんでしょ」

藍「まだ小さな子供を巻き込んでおいてよくそんな事が言えますね」

紫「あら、見た目だけで判断するのは賢いとは言えないわよ、藍?」

藍「え?どういう意味ですか?」

紫「この幻想郷では常識に囚われてはいけない。そんなこと、あなたはとっくに分かってると思ってたけれど?」

藍「確かに幻想郷では見た目に反して何百年も生きている者もいますが…紫様もその一人ですが」

藍「しかし人間、ましてや外の世界の人間が実年齢と見た目が合致しない事例などあり得るんですか?事情があって身体の成長が止まったならともかく」

藍「そもそも彼は態度が子供そのものなのでは…」

紫「あー、はい。もういいわよ、行きましょ」

藍「なんなんですかその態度」

紫「スキマオープン」

藍「なんなんですかその掛け声」

ーー霖之助「しばらく出番はないよ」ーー

紫「さて、それじゃあ外の世界に行きますか」

藍「そういえば紫様、幽々子様とはどのような話をされていたのですか?」

紫「…別に」

藍「そうやってはぐらかすのやめてください」

紫「もううるさいわね!いいから服着替えなさい!あと耳と尻尾も隠す!」

藍「はあ…分かりましたよ」

藍「でも、江戸川コナンという少年について調べる理由は教えてください」

紫「…べ」

藍「霊夢に報告しに行きますね」

紫「ごめんて」

紫「…彼はただの子供じゃない。所詮はただの人間だけど、この幻想郷のように魑魅魍魎が跋扈する世界でもない、そんな物は作り話でしかない世界の人間がそうなっている理由を知りたくてね」

紫「おそらくあの悟り妖怪は彼の正体を知っているのだけれどね」

藍「紫様がそこまで好奇心を示すなんて珍しいですね」

紫「永く生きているとちょっとした疑問が無性に気になることもあるのよ」

藍「…その好奇心で従者に夜なべでレプリカを作らせる主がいるって知ったらどう思います?」

紫「本当ごめんって」

藍「全く…それにしても、なんであの蝶ネクタイとその部品を用意出来たんですか?素人なりにちゃんと機能するように組み立てましたけど、あの少年に接触せずに回収するなんて…」

紫「彼が目覚める前に借りたのよ、部品は制作者の家から拝借したわ」

藍(…紫様がそこまでする意味がよく分からん)

藍「まあ、何にせよあれを作った人間は天才ですね。私は機械に疎い方だとは自覚していますが、そんな私でもそこまで苦労せずに組み立てられ、それでいてあの機能性を持ち合わせているわけですから」

紫「そうね、私も直接会ってはいないのだけれどこっそり部品を取りに行った時も何か作っていたし相当な実力を持った研究者なんでしょう」

藍「だからって2つ作る理由にはなりませんけどね」

紫「やっぱり?」

藍「紫様や我々が持っていたって意味ないでしょ?その辺の氷精じゃあるまいし悪戯にも使いませんよ」

紫「まあいいじゃない、何かの役に立つかもしれないわよ?外の世界には電話という物があって…」

藍「電話くらい知ってますよ?ていうか、誰を騙すにしても番号を知らない事には通信すらできないじゃないですか」

紫「藍…古いわね、今は番号なんて言わずに連絡先、通信じゃなくて連絡よ?そもそも通信なんてゲームや電子機器くらいでしか使わないんじゃ…」

藍「あー、もう結構です。それより紫様…」

紫「ん?」

藍「この格好はなんですか?」

紫「え?学校の制服に決まってるじゃない」

藍「………」

紫「あ、学校が分からなかった?学校っていうのは…」

藍「紫様と外の世界に何度か出向いているので学校も制服も分かりますし、外の文化もある程度は把握しています。そうじゃなくてなんで制服を選ばれたんですか?」

紫「だって今回は隠れず堂々と外の世界に行くのよ?せっかくだから藍にもJK気分を味わってほしくて♪」

藍「JK…女子高校生、ですか…でもそれならなんで紫様はスーツなんですか!?」

紫「私?私はもう制服は堪能したし別にいいかなと思って。別に私と貴女が並んで歩いても親子にしか見えないわよ?母親がやけに若づくりだけど」

藍「……待って、紫様は制服で外の世界へ行かれたことがあるんですか?」

紫「ええ」

藍「ええじゃないでしょ!?私達、金髪金眼なんですよ?耳や尻尾はまあ術で隠せるとしても日本でそれは目立ちますって!」

紫「あ〜、だから前に制服で行った時はやけに視線が集まったわけだわ」

藍「その時に気付いとけやぁ!!」

紫「ちょっと藍、落ち着いて?キャラ変わってるわよ?」

藍「ただでさえ見慣れない人物が学校の制服を着て町を歩いているっていうのにそれに加えて金髪だったら生徒や教師が話題にしないわけないでしょう!?」

藍「黒髪や茶髪だったら「あ〜、あんな子いたかもな〜」程度の認識で済むかもしれませんが、金髪なんて記憶に残るわ話題の種になるわ最悪、生徒でもなんでもないのに制服を着てる変質者認定されて警察呼ばれかねませんよ!?」

紫「私達、見た目は人間の10代と変わらないじゃないの…それで警察はねぇ?ていうか、そんなに言うなら術を使えば」

藍「術は隠す事に特化した物は楽に使える、既にある物を変化させたりするのは体力を多く使ってスキマの開閉に影響が出るからしないって以前言っていたのは紫様ですよね?」

紫「…なら認識阻害とか周りに影響する術は」

藍「幻想郷以外の住民に影響を及ぼす術はどんな後遺症が残るかも分からないので使わないって言ってましたよね?」

紫「………」

藍「はぁ…子供の遠足じゃないんですから、もう少し外の世界に行く事の重大さを考慮してほしいですね」

藍「とりあえず制服以外の服にしてください、このままでは目立ちますが、スーツなどであれば在日外国人程度の認識で特に何も思われないでしょう」

紫「無いわよ?」

藍「え?」

紫「用意した服はこれとその2着だけ。あとは無いわ」

藍「なんで?」

紫「毎回、服を仕入れる時は適当な古着屋とかで買えばいいんだけど、今回は結界の綻びを探し回る以上、向こうでよく馴染む格好をしないといけないじゃない?だから前に外に行った時に稼いでたお金でしっかりした物を買ったのよ」

藍「…なんでわざわざ新品を…やけに小綺麗とは感じましたけど…」

紫「あ、1着だけ他のがあったわ」

藍「どれですか!?」

紫「これ」

藍「…なんですかこれ」

紫「バニーガール」

藍「……なんでそんな物が…」

紫「せっかくだから適当に古着屋に立ち寄ってみたらあったのよ。安かったし宴会でゲームをした時の罰ゲームとして着たら面白そうだと思って」

藍「……………もうこのままでいいのでいい加減さっさと外の世界に行きましょう」

紫「それもそうね、それじゃあ江戸川コナン君の正体調べと結界の修復にしゅっぱ〜つ!」

藍「しゅっぱーつ…え?正体調べって結界の方が主要では」

紫「レッツゴー☆」

藍「あ、ちょ…待ってくださいよコラぁ!!」

ーーーーー
霊夢「ここね」

コナン「霧雨魔法店…?」

霊夢「魔法店とは言っても、依頼したら大体やってくれるなんでも屋よ。ていうか、商品らしい商品もないし魔法要素は店主が魔法使いって事と蒐集物のマジックアイテムがそこら辺に投げてある事くらいかしらね」

コナン「それにしても、森の中なのに結構明るいんだね」

さとり「周りの木も広めに伐採されてて日当たりもいいですし、西洋風の一軒家という外見も相まって見映えはいいですからね」

霊夢「さて、問題はあいつがいるかどうかだけど…魔理沙ー、いるー?」コンコン

霊夢「…返事なしか」

霊夢「あ、でも鍵空いてるわね。ちょっくらおじゃましま~す」

コナン「勝手に入っていいの…?」

さとり「霊夢さんと魔理沙さん…この家の主の方ですね、おふたりは既知の仲ですから」

さとり「さて、私もちょっと入りましょうかね。お邪魔します」

コナン「えぇ…お、お邪魔します」

霊夢「ったく、相変わらずとっ散らかってるわね…最低限暮らせるスペースはあるからいいってもんじゃないのよ」

コナン(確かに散らかってんな…服くらい畳んで整理しとけよ)

霊夢「結局いないし、仕方ないから少し待ちましょう」

さとり「…いえ、どうやら帰ってきたようですよ」

コナン「え?」

「おいおい、ドアが開いてると思ったらお前達かよ。主の留守中に勝手に入る奴らは客人とは見なさねーぜ?」

霊夢「アンタ達だって玄関から入ってこいって言ってるのにいっつも縁側から入ってくるじゃない、戸締まりもしてない奴に言われる筋合いはないわ」

「そーですか…って、誰だその子供?霊夢、お前子守りのバイトでも始めたのか?」

霊夢「違うわよ、さとりが連れてきた子」

「さとりが?珍しくいると思ったら子供連れてくるなんて…もしかして隠し子か!?」

さとり「…そのパターンは始めてですよ」

ー少女説明中…ー

「なるほど、外の世界から…地霊殿から入るなんて珍しい奴もいたもんだ」

「おっと、自己紹介がまだだったな。どっちかから聞いてるかもしれないけど、私は霧雨魔理沙。この霧雨魔法店の店主で普通の魔法使いだ。よろしくな、コナン君」

コナン「よ、よろしくお願いします」

魔理沙「で、私はこの子の事を全然知らんわけだけど…とりあえず、霊夢が元の世界に戻せないから紫を探せばいいって事だな?」

霊夢「話が早くて助かるわ、ただでさえこっちに出てこないってのに幻想郷中を探し回るのは骨が折れるからね」

魔理沙「で、幻想郷の奴らに協力を呼びかけてるってわけか…いいぜ、私も手伝ってやるよ」

コナン「ありがとうございます、魔理沙さん」

魔理沙「…なんだよこいつ、小さいのにお前より礼儀正しいじゃねえか」

霊夢「うっさい、今更礼儀を重んじる仲でもないでしょ」

魔理沙「親しき仲にも礼儀ありって言葉をご存知でなく?」

霊夢「ま、とりあえず魔理沙が手伝ってくれるならちょっとは楽ね。それじゃあここからは二手に別れましょうか」

魔理沙「二手に?」

霊夢「固まって動いてたら効率悪いでしょ。私と魔理沙で別れるから、コナン君とさとりはどっちかに付いてきて」

さとり「霊夢さんはどちらの方向へ?」

霊夢「別にどこでも構わないわ、人里でも妖怪の山でも迷いの竹林でもどうせ行くのは変わらないんだし」

魔理沙「それなら助っ人を連れてくる、ちょっと待っててくれ」

霊夢「え?助っ人って…まあなんでもいいけど早く戻ってきなさいよ!」

ーー10分後ーー

魔理沙「というわけで紫探しに協力してくれる事になった趣味・人形作り、通称・七色の魔法使い、アリス・マーガトロイドさんでーっす!」

アリス「外来人の子供を帰すためっていうから来たけどそのノリ続けるなら帰るわよ」

魔理沙「ごめん」

アリス「魔理沙から大体の事情は聞いたわ、よらしくねコナン君」

コナン「よろしくお願いします」

コナン(なんか凄い大事みたいになってきたけど…そこまで紫って人?は見つからねーもんなのか…)

コナン(…ていうか本当に女性ばっかりだな)

霊夢「じゃあ私とコナン君、魔理沙とさとり、アリスに別れて行動しましょうか」

さとり「結局霊夢さんが決めるんですね、それで構いませんが」

霊夢「コナン君もそれでいい?」

コナン「うん、いいよ」

魔理沙「なあ霊夢、アリスを1人で行かせるならさとりも1人でいいんじゃないか?お使いもできない子供じゃあるまいし」

霊夢「何言ってんの、さとりは地上の奴らに忌み嫌われて地底に行った奴なのよ?そんな奴が頼み事なんてしたところで門前払いが関の山よ。その点アンタなら良くも悪くも知名度と信頼はあるから2人で行かせるのよ」

さとり「普通にひっどい事言いますね、自覚はしてますし別に良いんですけど」

コナン「別に良くはないよ?」

魔理沙「悪くもってなんだよ」

アリス(何このやりとり…)

霊夢「それじゃ決まり。コナン君を妖怪だらけの所に連れてくのもあれだから私達は人里に行くわね」

魔理沙「了解!んじゃ私達はどうする?」

アリス「なら私は紅魔館の方に行くわ、ちょうどパチュリーに借りてた本も返したいところだったし」

魔理沙「そうか、なら私達は妖怪の山の方に行くか!」

アリス「…あんたもパチュリーから借りてばかりいないでちゃんと返しなさいよ?」

さとり「それではまた後で会いましょう、江戸川コナン君」

コナン「…うん、またねさとりさん」

魔理沙「よーし、それじゃ出発だぜ!」

アリス「ちゃんと戸締まりはしなさいよ」


ーーーーー
どうも、キャキャロットです。
前回の投稿が昨年10月中旬なので5ヶ月半振りの更新になります。ペース遅過ぎですみません…
今年はまあ年始の辺りで忙しかったのと今月は色々なことがありすぎて中々SSに着手出来ませんでした。
しかし今後は落ち着いて昨年ほど低浮上にはならないと思います。期待はせずにお待ちください。

それと余談ですが…以前のSSでブログを始めたと書きましたがSS専用のブログも始めようか検討中です。
SSのアイデアが(放置している作品もあるのに)湧いてくるのと最近はまた東方に凝っていて幻想入りSSのアイデアが特に多くあるのでそれらを投稿したいのですが、こちらの掲示板に何度も同じジャンルで投稿するのも気が引けるので…
仮に始めたとしてもこちらの更新をやめることはありませんしそもそも始めるかすら未定ですが一応報告させていただきます。

そして東洋の幻想も今回でプロローグを除き7話目となりました。
以前お知らせした通り10話目の更新の際には新しくスレを立てて更新させていただきます。



[43942] 乙骨「早バレ勢は僕が殺します」リカ「落ち着け憂太」【呪術廻戦】
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:8b205b75
Date: 2024/05/24 21:40
上層部「編集御苦労、乙骨」

乙骨「労う気なんかないんだからさっさと本題に入りましょう」

乙骨「これで僕が一般読者のために動くことが分かったはずです」

上層部「ヒッヒッ、いくら記事を編集したところでイタチごっこではなんの証明にもならんさ」

乙骨「なら縛りでもなんでも結んだらいい」

乙骨「ただのpixivユーザーとか関係ありませんよ、彼らは平然と早バレ情報を記事化して拡散しました」

乙骨「早バレ勢は僕が殺します」


呪術総監部より通達

一、早バレ情報と思われる記事を確認
同記事に対する白紙化を宣告する

二、編集者を早バレ共同正犯とし
呪術界隈から永久追放かつ
アカウントを擁護する行為も罪と決定する

三、早バレ画像投稿者を
投稿者と編集者を唆し
早バレ記事を立ち上げたとして
死罪を認定する

四、早バレ拡散勢の傍観猶予を取り消し
速やかな死刑の執行を決定する

五、早バレ勢の死刑執行役として
特級術師乙骨憂太を任命する


リカ「憂太〜なにしてるのォ〜」

乙骨「ちょっと待っててリカちゃん、今それどころじゃないんだ」カタカタカタカタ

リカ「憂太〜ずっとネットばかり見てると体に悪いよ〜」

乙骨「しょうがないだろ!!pixiv百科事典に本誌の早バレ情報が書き込まれてるんだから!!」

リカ「ごめんなさい~!!怒らないで〜!!嫌いにな゙らないでぇ!!」

乙骨「怒ってないよ、嫌いになんてならないよ」カタカタカタカタ

乙骨「僕らの敵は早バレ勢だよ」カタカタカタカタ

リカ「憂太、早バレ勢嫌い?」

乙骨「ああ、大嫌いだ。見るだけなら別に勝手だけどそれを平然と拡散する奴はね」

リカ「じゃあリカも嫌いぃいぃ゙」

リカ「それで早バレってどんなの?」

乙骨「ネタバレを承知の上で見るなら良いよ」

【ネタバレ防止の為伏せ字】
【ネタバレ防止】は【ネタバレ防止】の【ネタバレ防止】を【ネタバレ防止】

【ネタバレ防止】とは、261派で明かされた衝撃の展開のことである。 【以下完全にネタバレの為オールカット】

リカ「うわぁ…ないわぁ…」

乙骨「リンクや他記事を繋げてないだけまだマシだけどまともに誤字も直せてないし概要もしっかり書いてない、それでいてネタバレはしっかりしてくる最悪の記事だ」

乙骨「僕も確認してきたけど完全に事実だったよ、嘘ならそれはそれで問題だけど」

リカ「え?憂太早バレ見たの?」

乙骨「ああ」

リカ「それなら憂太も同罪じゃ~ん(笑)」

乙骨「しょうがないだろ事実かどうか確かめないといけないんだから!!画像検索をかけただけだからサイトには入ってないしただただネタバレ食らったこっちの身にもなってよ!!」

リカ「でも見た時点でグレーゾーンじゃ~ん(笑)」

乙骨「うるさいな!!」ドンッ

リカ「ごめんなさい!!ごめんなさい!!怒らないで〜!!嫌いにならないでぇ〜!!」

乙骨「怒ってないよ、嫌いになんてならないよ」

リカ「それで結局憂太は何をしてるの?」

乙骨「早バレ情報だから記事を白紙化してるんだ、タイトルは変えられないからせめて間違って踏んだ人が大丈夫なようにね」

乙骨「でも…まただ!!ぐちゃぐちゃにしてやる」

リカ「落ち着きなよ憂太〜レスバであっさり論破されてブチギレるキッズみたいになってるよ〜」

乙骨「そうは言ってもこれを見てよリカちゃん!!」


【ネタバレ防止】の編集履歴

2024/05/24 10:25 版
【アカウント名】
復元+荒らし行為の為通報

2024/05/24 07:14 版
キャキャロット
早バレ情報と思われるため白紙化。荒らしではなく著作権法等に抵触する可能性があるため公式発表後に追記してください。

2024/05/24 02:26 版
【アカウント名】
荒らされた為復元+追記 

2024/05/23 20:57 版
キャキャロット
早バレと思われる記事のため削除

2024/05/23 17:51 版
【アカウント名】
新規記事投稿


乙骨「こっちはわざわざ朝っぱらから早バレを削除したりしてるだけなのに荒らし扱いしてくる上通報までして来たんだよ!?文字読めないのかこいつら!!」

リカ「(言うほど編集繰り返してないのは置いておいて)うわぁ…ないわァ…」

リカ「でもまた白紙化すれば良いんじゃないの?」

乙骨「もう2回白紙化して説明までしたのに通報してくるくらいなんだからこれ以上は無駄だよ、アカウントはこっちからも通報したし記事も問題を報告したからイタチごっこはやめて運営さんの判断に委ねるよ」

リカ「それでアカウントが消されたら?」

乙骨「幸い作品は未だに何も投稿してなかったしまた作れば良いよ。それはそれとしてぐちゃぐちゃにしてやる」

リカ「だから落ち着きなよ憂太」

乙骨「それとリカちゃん、一応言っておくけど早バレ記事はしっかり違法だからね。この「解禁前につき無断転載禁止」の記事から引用するとこの通りだよ」


ピクシブ百科事典の仕様上、記事内容を白紙化することはできても作成された記事の削除は不可能(特に編集履歴)であり、記事タイトルの編集も不可能な為、記事が存在している時点で重大なネタバレとなる。

最悪の場合、ピクシブ百科事典のトップの「*注目の記事」や「定番の記事」に掲載され、見たくなかったネタバレが嫌でも目に入ることになる。

従って、新規記事の作成は必ず本編での登場後・公式サイトや公式SNSでの正式な情報公開後に行うように。

ネタバレ・フライング記事を見つけてしまった方へ

万が一、ピクシブ百科事典で公式解禁前情報を漏洩・拡散する記事を見つけた際は、

内容を白紙化し情報解禁前の不正な記事である旨を明記する

親記事が設定されている場合は親記事の欄を空白にし、設定を外す等のネタバレ防止の編集を行う(親記事を「フライング記事」「該当作品」などに設定しないよう注意)。

初版作成ユーザーを通報する(特に利用規約第14条禁止行為1.「第三者の著作権、その他の権利を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為」への抵触である旨を明記)
等の対応にご協力をお願いします。


乙骨「詳しくは自分でも調べてほしいんだけどしっかり違法だからね」

乙骨「それと「フライング記事」も合わせて見てほしいんだけど聞く耳を持たないユーザー、まさにこの記事の編集者だね。僕がこの記事を紹介しなかったのも悪いかもしれないけどこういうユーザーは他の記事でも問題を起こしている可能性が高いから確認の上、通報して編集合戦は避けるようにって書かれてあったよ」

乙骨「正直確認は怠ったけど、向こうがルールを理解しないで荒らし扱いと通報をしてきたんだから流石に許してほしいです」

リカ「やけに事情に詳しい憂太ウケる〜」

乙骨「今回に関しては完全に向こうの非だと思うから大丈夫とは思うけど運営さんの対応を待つしかないね」

乙骨「あ、そろそろ出なきゃ」

リカ「どこに?」

乙骨「早バレ勢を殺しにだよ」

リカ「本当に殺す気なの〜?」









ーーーーー
お久しぶりの更新です、キャキャロットです。

今回は半ノンフィクションで乙骨とリカちゃんに当てはめて問題提起をさせていただきました。そのため少々物騒になってしまいましたが、私自身は先方の事については早バレ情報を量産しなければ正直どうなろうと構いません。

以前にもお伝えしました(こちらではしてなかったかもしれませんが…)通り、pixivアカウントを作成し、小説やイラストは投稿せずとも百科事典などの編集や記事作成等は行っていました。
そして今回も260話の解禁済み情報に関して記事を作成しようとした時、件の記事を発見しました。その後の流れは本編の通りです。

先方の言うことが事実ならば私のアカウントも通報されているようなのでアカウントが停止されてしまう可能性がありますが、今回は相手側の非、通報の際にも早バレや著作権に抵触している旨を書いたので大丈夫だとは思います。

しかし、私も確認しました通り、事実かつ非常に重大なネタバレを含んでおり早バレを閲覧しない一般読者にとっては悪質極まりない記事であることは事実です。

あまり文が得意でもなく影響力もない私ですが、pixivアカウントを所持していてネタバレも一向に構わないという方は早バレ防止、通報にご協力よろしくお願いいたします。


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